JP2003207362A - バリアフリー移動支援装置 - Google Patents
バリアフリー移動支援装置Info
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Abstract
を積極的に支援すること。 【解決手段】 障碍者が移動するルート上のバリアフリ
ー化を積極的に支援することができるバリアフリー移動
支援装置500が、出発地から目的地までのルートに関
して、障碍者用の障碍者ルートと健常者用の健常者ルー
トとを探索する最適ルート探索部503と、障碍者ルー
トと健常者ルートとの比較結果をバリアフリー化を支援
する各種機関へ提供するバリアフリー化改善支援部50
6とを備えている。
Description
ルート上のバリアフリー化を積極的に支援することがで
きるバリアフリー移動支援装置に関するものである。
つとして、出発地、目的地、時刻を指定してルート(交
通経路)を検索するシステムが存在している。このシス
テムは、特開平10−78981号公報に開示されてお
り、列車、電車、バス、航空機などの複数種の交通機関
が混在する区域における最適運行ルートを決定するため
の情報を蓄積した運行案内データベース管理部と、主制
御部とを備えている。
装置に表示するとともに当該路線図上で操作者が指定し
た駅の文字を識別して駅間の運行に関する情報を取得
し、取得情報に基づいて複数の運行ルート候補を決定す
るとともに、表示装置に表示されている路線図のうち運
行ルート候補に該当する部分の表示形態を運行方向にそ
って変化(点滅)させる。
には、障碍者が利用可能な通路を検索するシステムが開
示されている。このシステムでは、行動の際に障碍とな
るバリア情報を少なくとも通路または施設に対応して格
納するバリア情報データベースが所定の条件に基づいて
検索され、障碍者が利用可能な通路または施設が抽出さ
れる。
うに、従来では、ルートの検索に関するサービスを提供
するために、各施設に関する情報を備える必要がある。
しかしながら、従来では、検索されたルート上の施設
(駅、歩道橋)を障碍者がさらに利用しやすい施設に改
善するための情報を自治体、各機関等にフィードバック
できるものではなく、バリアフリー化の要請に十分に応
えることができないという問題があった。
障碍者が移動するルート上のバリアフリー化を積極的に
支援することができるバリアフリー移動支援装置を提供
することを目的とする。
に、本発明は、出発地から目的地までのルートに関し
て、障碍者用の障碍者ルートと健常者用の健常者ルート
とを探索するルート探索手段と、前記障碍者ルートと前
記健常者ルートとの比較結果を提供する比較手段とを備
えたことを特徴とする。
のルートに関して、障碍者用の障碍者ルートと健常者用
の健常者ルートとを探索した後、障碍者ルートと健常者
ルートとの比較結果をバリアフリー化を検討する各種機
関へ提供するようにしたので、障碍者が移動するルート
上のバリアフリー化を積極的に支援することができる。
かるバリアフリー移動支援装置の一実施の形態について
詳細に説明する。
成を示すブロック図である。この図において、障碍者端
末1001 〜100n のそれぞれは、バリアフリー移動
支援サービスを利用する障碍者側に設けられたコンピュ
ータ端末であり、インターネット200を介して、バリ
アフリー移動支援装置500にアクセスする。これらの
障碍者端末1001 〜100n は、障碍者の情報や、出
発地、目的地等の移動情報等の入力、出発地から目的地
までのルートの表示等に用いられる。
ト上に存在する駅等の交通機関に設けられており、当該
交通機関を障碍者が利用する際の支援(車椅子のアシス
ト等)の依頼をインターネット200を介してバリアフ
リー移動支援装置500から受け付けるためのコンピュ
ータ端末である。
ート上の各施設(歩道橋、道路等)を管轄する自治体等
の情報利用者側に設けられており、バリアフリー移動支
援装置500からのバリアフリー化改善支援情報をイン
ターネット200を介して利用するためのコンピュータ
端末である。ここで、バリアフリー化改善支援情報は、
ルート上の施設を障碍者でも利用しやすい施設(バリア
フリー化等)にするための改善ポイントに関する情報で
ある。
ターネット200に接続されており、障碍者向けのルー
ト探索機能や、交通機関への支援依頼機能や、バリアフ
リー化のための改善支援機能等を備えている。
いて、通信部501は、所定の通信プロトコルに従っ
て、外部端末との間の通信を制御する。制御部502
は、各部を制御するものであり、この制御部502の動
作の詳細については、後述する。
探索法により、障碍者用のルートの探索、健常者用のル
ートの探索を行う。ここで、障碍者用のルートは、障碍
者の障碍状況に応じたルートであり、例えば、脚が不自
由な障碍者用には時間がかかったとしてもできるだけ段
差等が少ない施設等を安全に通過するルートである。一
方、健常者用のルートは、できるだけ短時間で、出発地
から目的地に到着できるルートである。
力利用が困難な交通機関の交通機関端末3001 に対し
て、インターネット200を介して、当該障碍者への支
援を依頼する機能を備えている。最適乗換案内部505
は、障碍者に対して、ルート上の乗車駅から降車駅まで
の最適な乗換え案内を行う機能を備えている。バリアフ
リー化改善支援部506は、上述したバリアフリー化の
ための改善支援機能を備えている。
フリー移動支援装置500の利用者(障碍者、情報利用
者(自治体等))に関する利用者情報を格納するデータ
ベースである。具体的には、利用者情報データベース6
00は、図2に示したように、「利用者ID」、「自治
体フラグ」、「利用者名」、「年齢」、「障碍箇所」、
「障碍レベル」、「使用機器」、「連絡先」、「要介護
度」等のフィールドを備えている。
の識別子である。「自治体フラグ」は、利用者が自治体
である場合に1とされ、利用者が障碍者である場合に0
とされる。「利用者名」は、利用者の氏名または名称で
ある。「年齢」は、利用者(障碍者)の年齢である。
「障碍箇所」は、障碍の箇所に関する情報である。
情報である。「使用機器」は、障碍者が使用している機
器に関する情報である。「連絡先」は、利用者の連絡先
(住所/電話番号/電子メールアドレス)に関する情報
である。「要介護度」は、障碍者の介護の必要性を表す
情報である。
0は、障碍者により障碍者端末1001 から指定される
出発地から目的地までのルートにおける、障碍者用のル
ートおよび健常者用のルートに関するルート情報を格納
するデータベースである。
0は、図3に示したように、「シーケンスID」、「利
用者ID」、「出発地」、「目的地」、「障碍者ルー
ト」、「障碍者所要時間」、「障碍者距離」、「健常者
ルート」、「健常者所要時間」、「健常者距離」等のフ
ィールドを備えている。
ケンスを識別するための識別子である。「利用者ID」
は、図2に示した「利用者ID」に対応している。「出
発地」は、ルートの起点である。「目的地」は、当該ル
ートの終点である。「障碍者ルート」は、障碍者が利用
可能なルートである。
碍者が利用した場合の所要時間である。「障碍者距離」
は、障碍者ルートの距離である。「健常者ルート」は、
健常者が利用可能なルートである。「健常者所要時間」
は、健常者ルートを健常者が利用した場合の所要時間で
ある。「健常者距離」は、健常者ルートの距離である。
は、ルート上に存在する各駅に関する駅情報を格納する
データベースである。具体的には、駅情報データベース
620は、図4に示したように、「駅ID」、「駅
名」、「住所」、「路線」、「連絡先」、「設備」、
「支援内容」、「駅構造」、「利用不可障碍」等のフィ
ールドを備えている。
である。「駅名」は、駅の名称である。「住所」は、駅
の所在地である。「路線」は、当該駅が存在する路線で
ある。「連絡先」は、駅の電話番号等である。
備に関する情報である。「支援内容」は、当該駅を利用
する障碍者に対する支援の具体的内容(車椅子補助等)
である。「駅構造」は、当該駅の建築構造に関する情報
である。「利用不可障碍」は、当該駅を通行(利用)で
きない障碍者の障碍情報である。
は、ルート探索の対象地域に関する地図情報を格納する
データベースである。具体的には、地図情報データベー
ス630は、図5に示したように、「地図ID」、「住
所」、「地図詳細」等のフィールドを備えている。
別子である。「住所」は、地図上の住所に関する情報で
ある。「地図詳細」は、当該地図の詳細情報(道路、建
造物、縮尺、距離等)である。
は、地図上、言い換えれば、ルート上に存在する設備
(歩道橋、建物)に関する設備情報を格納するデータベ
ースである。具体的には、設備情報データベース640
は、図6に示したように、「設備ID」、「住所」、
「表示名」、「種類」、「通行」、「利用不可障碍」等
のフィールドを備えている。
別子である。「住所」は、当該設備の所在地である。
「表示名」は、地図(ルート)での表示名称である。
「種類」は、当該設備の種類である。「通行」は、当該
設備を通行する際の付帯事項である。「利用不可障碍」
は、当該設備を利用(通行)できない障碍者の障碍情報
である。
7〜図9に示した各フローチャート、図10〜図17に
示した各画面を参照しつつ説明する。図7は、図1に示
したバリアフリー移動支援装置500の動作の全体の流
れを説明するフローチャートである。この図において、
ステップSA1では、制御部502は、障碍者端末10
01 〜100n 、情報利用者端末4001 〜400s の
うちいずれかの端末より、会員登録要求があるか否かを
判断し、この場合、判断結果を「No」とする。
碍者端末1001 〜100n のうちいずれかの端末から
のアクセスがあるか否かを判断し、この場合、判断結果
を「No」とする。ステップSA3では、制御部502
は、情報利用者端末4001〜400s のうちいずれか
の端末からのアクセスがあるか否かを判断し、この場
合、判断結果を「No」とする。以後、制御部502
は、ステップSA1〜ステップSA3の判断を繰り返
す。
ら、バリアフリー移動支援サービスに関する会員登録要
求があると、制御部502は、ステップSA1の判断結
果を「Yes」とする。ステップSA4では、制御部5
02は、会員登録処理を実行する。
1001 のディスプレイ(図示略)に利用者情報登録画
面(図示略)を表示させる。この利用者情報登録画面
は、バリアフリー移動支援サービスの利用者(障碍者、
情報利用者)に関する利用者情報を利用者情報データベ
ース600(図2参照)に登録するための画面である。
が入力されると、制御部502は、新規に生成した利用
者IDに対応付けて、利用者情報を利用者情報データベ
ース600(図2参照)に登録する。ここで、利用者が
障碍者である場合、図2に示した「自治体フラグ」は、
0である。一方、利用者が情報利用者(自治体)である
場合、「自治体フラグ」は、1である。以後、上述した
会員登録が繰り返されることにより、利用者情報データ
ベース600には、利用者情報が順次登録される。
碍者が、バリアフリー移動支援サービスを受ける場合に
ついて説明する。この場合、障碍者端末1001 は、当
該障碍者の操作に基づいて、インターネット200を介
して、バリアフリー移動支援装置500にアクセスす
る。これにより、バリアフリー移動支援装置500の制
御部502は、図7に示したステップSA2の判断結果
を「Yes」とする。
行される。具体的には、図8に示したステップSB1で
は、最適ルート探索部503は、図10に示した最適ル
ート探索依頼画面700を障碍者端末1001 のディス
プレイに表示させる。この最適ルート探索依頼画面70
0には、利用者情報データベース600(図2参照)か
ら取得された、当該障碍者に関する利用者ID、利用者
名、連絡先、障碍状況(障碍箇所、障碍レベル、使用機
器)が表示されている。
03は、障碍者端末1001 より移動情報を受信したか
否かを判断し、この場合、判断結果を「No」とする。
ここで、移動情報は、図10に示した最適ルート探索依
頼画面700における出発地、目的地、出発時刻(また
は到着時刻)の情報である。これらの出発地および目的
地は、移動ルート上の移動開始場所および移動終了場所
である。
力され、実行ボタン(図示略)が押下されると、障碍者
端末1001 からは、インターネット200を介して、
移動情報がバリアフリー移動支援装置500へ送信され
る。この移動情報がバリアフリー移動支援装置500に
受信されると、最適ルート探索部503は、ステップS
B2の判断結果を「Yes」とする。
03は、受信した移動情報に含まれる出発地、目的地の
情報、および地図情報データベース630(図5参照)
や、必要に応じて駅情報データベース620や設備情報
データベース640等に基づいて、周知のルート探索法
により、出発地から目的地までの最適ルートの候補を探
索し、探索結果をルート情報としてルート情報データベ
ース610(図3参照)に格納する。この場合には、図
3に示したシーケンスID=5001および5002に
対応する2つのルート情報がルート情報データベース6
10に格納されたとする。
03は、ルート情報データベース610から上記2つの
ルート情報を取得した後、図11に示した最適ルート候
補画面710を障碍者端末1001 のディスプレイ(図
示略)に表示させる。最適ルート候補画面710には、
検索されたシーケンスIDが5001と5002の出発
地から目的地までの2つのルート(障碍者ルートA−
1、A−2)が表示されている。
利用者ID(=120001)の山田さんからルート検
索の依頼を受け付けたので、最適ルート探索部503
は、駅情報データベース620も参照し、利用不可障碍
にL−5が含まれているA駅を利用しないルートを表示
している。
→O交差点→B駅→C駅→Y地点(目的地)というルー
トである。この障碍者ルートA−1において、障碍者所
要時間(図3参照)は、40分である。また、障碍者距
離(図3参照)は、3.5Kmである。ここで、X地点
は、図10に示した出発地としての「江戸川区1−1−
1 江戸川ビル」である。また、Y地点は、同図に示し
た目的地としての「神谷町1−1−1 東京タワー」で
ある。
は、X地点(出発地)→P高校前→Q銀行前→B駅→C
駅→Y地点(目的地)というルートである。この障碍者
ルートA−2において、障碍者所要時間(図3参照)
は、45分である。また、障碍者距離(図3参照)は、
3.6Kmである。
ート探索部503は、図11に示した最適ルート候補画
面710に表示された障碍者ルートA−1、A−2の中
から最適ルートが障碍者により選択されたか否かを判断
し、選択されるまで、判断結果を「No」として、同判
断を繰り返す。
示した障碍者ルートA−1が最適ルートとして選択され
ると、最適ルート探索部503は、図8に示したステッ
プSB5の判断結果を「Yes」とする。
03は、障碍者ルートA−1に対応する駅情報、地図情
報および設備情報を駅情報データベース620(図4参
照)、地図情報データベース630(図5参照)および
設備情報データベース640(図6参照)から取得す
る。
した駅情報、地図情報および設備情報に基づいて、図1
2に示した最適ルート詳細画面720を障碍者端末10
01のディスプレイ(図示略)に表示させる。この最適
ルート詳細画面720には、障碍者ルートA−1(図1
1参照)が地図表示されている。
504は、当該障碍者端末1001より交通機関におけ
る支援の依頼があるか否かを判断する。支援は不要とい
う情報を受け付けた場合には、交通機関支援依頼部50
4は、判断結果を「No」として、障碍者支援処理を終
了する。一方、障碍者端末1001 より支援依頼がある
と、交通機関支援依頼部504は、ステップSB7の判
断結果を「Yes」とする。
504は、図13に示した支援依頼画面730を障碍者
端末1001 のディスプレイ(図示略)に表示させる。
この支援依頼画面730は、障碍者ルートA−1上の交
通機関(この場合、駅)に対して、当該障碍者の支援を
依頼するための情報を受け付ける画面である。
504は、支援依頼画面730における出発時刻、支援
依頼駅等の情報の入力が完了したか否かを判断し、実行
ボタン(図示略)の押下を受け付けるまで、判断結果を
「No」として、同判断を繰り返す。そして、障碍者に
より、上記情報の入力が完了すると、交通機関支援依頼
部504は、ステップSB9の判断結果を「Yes」と
する。図13の例では、C駅において支援の依頼がされ
たことを表している。
部504は、当該駅への到着予定時刻を算出する。な
お、ステップSB3のルート検索処理において、既に到
着予定時刻等が算出されている場合には、支援依頼画面
730に予め時刻を表示しておき、ステップSB10の
処理を省いても構わない。
部504は、当該障碍者(依頼者)に対応する利用者情
報(図2参照)、到着予定時刻を支援依頼情報として、
当該交通機関に対応する例えば交通機関端末3001 へ
送信する。
部504は、上記交通機関端末3001 から支援依頼受
領情報に対する応答を受信したか否かを判断し、受信す
るまで、判断結果を「No」として、同判断を繰り返
す。
01 に受信されると、交通機関端末3001 は、応答と
して支援依頼受領情報をバリアフリー移動支援装置50
0へ送信する。この支援依頼受領情報がバリアフリー移
動支援装置500に受信されると、交通機関支援依頼部
504は、ステップSB12の判断結果を「Yes」と
する。
部504は、受信した支援依頼受領情報に対応する、図
14に示した支援依頼受領画面740を障碍者端末10
01に表示させる。
面720(図12参照)に基づいて、X地点からY地点
まで移動する。この移動中において、支援を依頼済みの
交通機関(例えば、C駅)に到着すると、当該交通機関
では、ステップSB11で交通機関支援依頼部504に
より送信された支援依頼情報に基づいて、障碍者に対す
る支援を行う。
末4001 からバリアフリー移動支援装置500にアク
セスがあると、バリアフリー化改善支援部506は、図
7に示したステップSA3の判断結果を「Yes」とす
る。ステップSA6では、バリアフリー化改善支援部5
06は、バリアフリー化改善支援処理を実行する。
では、バリアフリー化改善支援部506は、ルート比較
要求があるか否かを判断し、ルート比較要求を受け付け
るまで、判断結果を「No」とする。ここでいうルート
比較とは、同一の出発地、目的地に対する障碍者ルート
と健常者ルートとを時間、距離という観点から比較する
ことをいう。
支援部506は、利用回数別ルート要求があるか否かを
判断し、利用回数別ルート要求を受け付けるまで、判断
結果を「No」とする。ここでいう利用回数別ルート要
求とは、障碍者ルート毎の利用回数、障碍者ルートと健
常者ルートとの距離差、時間差等に関する利用回数別ル
ート画面770(図17参照)の表示を要求することで
ある。
ト比較要求があると、バリアフリー化改善支援部506
は、図9に示したステップSC1の判断結果を「Ye
s」とする。ステップSC3では、バリアフリー化改善
支援部506は、予め指定された出発地から目的地まで
の障碍者ルートA−1および健常者ルートB−1に関す
る図15に示したルート比較画面750を情報利用者端
末4001 のディスプレイ(図示略)に表示させる。
−1の情報は、ルート情報データベース610(図3参
照)に格納されている。
→O交差点→B駅→C駅→Y地点(目的地)というルー
トである。この障碍者ルートA−1において、障碍者所
要時間(図3参照)は、40分である。また、障碍者距
離(図3参照)は、3.5Kmである。
発地)→A駅→C駅→Y地点(目的地)というルートで
あり、障碍者ルートA−1と比べて、所要時間および距
離がが短い。
所要時間(図3参照)は、30分であり、障碍者ルート
A−1の障碍者所要時間(=40分)よりも10分短
い。また、健常者距離(図3参照)は、3.0Kmであ
り、障碍者ルートA−1の障碍者距離(=3.5Km)
よりも0.5Kmも短い。
支援部506は、ルート比較画面750(図15参照)
に対応する、図16に示したルート比較詳細画面760
を情報利用者端末4001 のディスプレイ(図示略)に
表示させる。このルート比較詳細画面760には、障碍
者ルートA−1および健常者ルートB−1(図15参
照)が地図表示されている。
照)やルート比較詳細画面760(図16参照)は、障
碍者ルートのバリアフリー化等の検討に関するバリアフ
リー化改善支援情報として、情報利用者(自治体の担当
者等)にアピールされる。
数別ルート要求があると、バリアフリー化改善支援部5
06は、図9に示したステップSC2の判断結果を「Y
es」とする。ステップSC5では、バリアフリー化改
善支援部506は、図17に示した利用回数別ルート画
面770を情報利用者端末4001 のディスプレイ(図
示略)に表示させる。
碍者ルート(出発地〜目的地)に関して、健常者ルート
との距離差、(所要)時間差や、実際の利用回数が統計
情報として一覧表示されている。従って、利用回数別ル
ート画面770も、障碍者ルートのバリアフリー化等の
検討に関するバリアフリー化改善支援情報として、情報
利用者(自治体の担当者等)にアピールされる。なお、
利用回数別ルート画面770においては、距離差、(所
要)時間差、利用回数等が多い順に表示してもよい。
ば、最適ルート探索部503により、出発地から目的地
までのルートに関して、障碍者用の障碍者ルートと健常
者用の健常者ルートとを探索した後、図15〜図17に
示したように、障碍者ルートと健常者ルートとの比較結
果(距離差、時間差、利用回数等)をバリアフリー化を
検討する情報利用者(自治体等)へ提供するようにした
ので、障碍者が移動するルート上のバリアフリー化を積
極的に支援することができる。
る統計情報を併せて提供することで、バリアフリー化を
検討する情報利用者(自治体等)は、限られた予算の中
で優先的に対応を行うべき施設や設備を的確に判断する
ことができる。
図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成例はこの
一実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれ
る。
フリー移動支援装置500にて提供されるサービスを有
償で行う場合には、利用内容や利用者の種別(障碍者か
自治体か等)に応じて課金を行う機能を持たせても構わ
ない。
バリアフリー移動支援装置500の機能を実現するため
のプログラムを図18に示したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体900に記録して、この記録媒体900に
記録されたプログラムを同図に示したコンピュータ80
0に読み込ませ、実行することによりバリアフリー移動
支援装置500の機能を実現してもよい。
プログラムを実行するCPU(Central Processing Uni
t)810と、キーボード、マウス等の入力装置820
と、各種データを記憶するROM(Read Only Memory)
830と、演算パラメータ等を記憶するRAM(Random
Access Memory)840と、記録媒体900からプログ
ラムを読み取る読取装置850と、ディスプレイ、プリ
ンタ等の出力装置860と、装置各部を接続するバス8
70とから構成されている。
て記録媒体900に記録されているプログラムを読み込
んだ後、プログラムを実行することにより、前述したバ
リアフリー移動支援装置500の機能を実現する。な
お、記録媒体900には、光ディスク、フレキシブルデ
ィスク、ハードディスク等の固定型や可搬型の記録媒体
が含まれる。
に関して、障碍者用の障碍者ルートと健常者用の健常者
ルートとを探索するルート探索手段と、前記障碍者ルー
トと前記健常者ルートとの比較結果を提供する比較手段
と、を備えたことを特徴とするバリアフリー移動支援装
置。 (付記2)前記障碍者ルート上に存在する交通機関・施
設に対して、当該障碍者に対する通行支援を依頼する依
頼手段を備えたことを特徴とする付記1に記載のバリア
フリー移動支援装置。 (付記3)前記比較手段は、前記障碍者ルートと前記健
常者ルートとの間での少なくとも所要時間差、距離差を
差分とする前記比較結果を提供することを特徴とする付
記1または2に記載のバリアフリー移動支援装置。 (付記4)前記比較手段は、前記差分が大きい順に前記
比較結果を提供することを特徴とする付記3に記載のバ
リアフリー移動支援装置。 (付記5)前記比較手段は、実際の障碍者ルートの利用
回数が多い順に、前記比較結果を提供することを特徴と
する付記3に記載のバリアフリー移動支援装置。 (付記6)出発地から目的地までのルートに関して、障
碍者用の障碍者ルートと健常者用の健常者ルートとを探
索するルート探索工程と、前記障碍者ルートと前記健常
者ルートとの比較結果を提供する比較工程と、を含むこ
とを特徴とするバリアフリー移動支援方法。 (付記7)コンピュータを、出発地から目的地までのル
ートに関して、障碍者用の障碍者ルートと健常者用の健
常者ルートとを探索するルート探索手段、前記障碍者ル
ートと前記健常者ルートとの比較結果を提供する比較手
段、として機能させるためのバリアフリー移動支援プロ
グラム。
出発地から目的地までのルートに関して、障碍者用の障
碍者ルートと健常者用の健常者ルートとを探索した後、
障碍者ルートと健常者ルートとの比較結果をバリアフリ
ー化を検討する各種機関へ提供ようにしたので、障碍者
が移動するルート上のバリアフリー化を積極的に支援す
ることができるという効果を奏する。
存在する交通機関・施設に対して、当該障碍者に対する
通行支援を依頼するようにしたので、障碍者に対する福
祉サービスの質を高めることができるという効果を奏す
る。
常者ルートとの間での少なくとも所要時間差、距離差を
差分とする比較結果を提供するようにしたので、差分に
応じてバリアフリー化の対象に優先順位を付けることが
できるという効果を奏する。
比較結果を提供するようにしたので、バリアフリー化を
検討する各種機関に対して便宜を図ることができるとい
う効果を奏する。
トの利用回数が多い順に、比較結果を提供するようにし
たので、バリアフリー化の緊急度を各種機関に対してア
ピールすることができるという効果を奏する。
ック図である。
テーブル構造を示す図である。
テーブル構造を示す図である。
ブル構造を示す図である。
ーブル構造を示す図である。
ーブル構造を示す図である。
の動作の全体の流れを説明するフローチャートである。
チャートである。
するフローチャートである。
画面700を示す図である。
710を示す図である。
720を示す図である。
を示す図である。
40を示す図である。
0を示す図である。
760を示す図である。
面770を示す図である。
ク図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 出発地から目的地までのルートに関し
て、障碍者用の障碍者ルートと健常者用の健常者ルート
とを探索するルート探索手段と、 前記障碍者ルートと前記健常者ルートとの比較結果を提
供する比較手段と、 を備えたことを特徴とするバリアフリー移動支援装置。 - 【請求項2】 前記障碍者ルート上に存在する交通機関
・施設に対して、当該障碍者に対する通行支援を依頼す
る依頼手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
バリアフリー移動支援装置。 - 【請求項3】 前記比較手段は、前記障碍者ルートと前
記健常者ルートとの間での少なくとも所要時間差、距離
差を差分とする前記比較結果を提供することを特徴とす
る請求項1または2に記載のバリアフリー移動支援装
置。 - 【請求項4】 前記比較手段は、前記差分が大きい順に
前記比較結果を提供することを特徴とする請求項3に記
載のバリアフリー移動支援装置。 - 【請求項5】 前記比較手段は、実際の障碍者ルートの
利用回数が多い順に、前記比較結果を提供することを特
徴とする請求項3に記載のバリアフリー移動支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002002525A JP3961294B2 (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | バリアフリー移動支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002002525A JP3961294B2 (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | バリアフリー移動支援装置 |
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JP2003207362A true JP2003207362A (ja) | 2003-07-25 |
JP3961294B2 JP3961294B2 (ja) | 2007-08-22 |
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JP (1) | JP3961294B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006194795A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Incom Japan Kk | 個人の身体特性に応じた経路案内システム |
JP2011122954A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Navitime Japan Co Ltd | ナビゲーションシステム、端末装置、ナビゲーションサーバ、ナビゲーション装置、および、ナビゲーション方法 |
-
2002
- 2002-01-09 JP JP2002002525A patent/JP3961294B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006194795A (ja) * | 2005-01-14 | 2006-07-27 | Incom Japan Kk | 個人の身体特性に応じた経路案内システム |
JP2011122954A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Navitime Japan Co Ltd | ナビゲーションシステム、端末装置、ナビゲーションサーバ、ナビゲーション装置、および、ナビゲーション方法 |
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