JP2003207240A - オーガ式製氷機 - Google Patents

オーガ式製氷機

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JP2003207240A
JP2003207240A JP2002006054A JP2002006054A JP2003207240A JP 2003207240 A JP2003207240 A JP 2003207240A JP 2002006054 A JP2002006054 A JP 2002006054A JP 2002006054 A JP2002006054 A JP 2002006054A JP 2003207240 A JP2003207240 A JP 2003207240A
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ice
auger
ice making
making cylinder
peripheral surface
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Hideo Nakajo
英穗 中條
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NAKAJOU KK
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    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C1/00Producing ice
    • F25C1/12Producing ice by freezing water on cooled surfaces, e.g. to form slabs
    • F25C1/14Producing ice by freezing water on cooled surfaces, e.g. to form slabs to form thin sheets which are removed by scraping or wedging, e.g. in the form of flakes
    • F25C1/145Producing ice by freezing water on cooled surfaces, e.g. to form slabs to form thin sheets which are removed by scraping or wedging, e.g. in the form of flakes from the inner walls of cooled bodies
    • F25C1/147Producing ice by freezing water on cooled surfaces, e.g. to form slabs to form thin sheets which are removed by scraping or wedging, e.g. in the form of flakes from the inner walls of cooled bodies by using augers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F25C1/00Producing ice
    • F25C1/22Construction of moulds; Filling devices for moulds
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製氷筒の内周面からオーガにより掻き取られ
た氷のオーガとの同期回転を防ぐことは勿論、押圧頭の
圧縮通路にオーガによる氷の押上力が有効且つ効果的に
伝達されて該圧縮通路に導入された氷から殆どの水分を
除去し得る完全な圧縮による脱水作用のもとで品質の安
定した水分の少ない硬質の氷の製造を可能にした製氷筒
を具備するオーガ式製氷機を提供する。 【解決手段】 オーガ式製氷機において、鉛直な製氷筒
1の内周面に、オーガ3のにより同内周面から掻き取ら
れた氷を該オーガ3による移送に伴い製氷筒1の軸方向
に圧縮しつつ尚且つその円周方向への回り止めを図る螺
旋条痕11を前記軸方向に交差させて施してなり、この螺
旋条痕11の前記軸方向において交差する交差角度θを90
〜110°に設定したことであり、望ましくは100°に設定
したことである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーガ式製氷機に
係り、特に氷層が結氷して成長する製氷筒の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、製氷筒の内周面に結氷して成
長する氷層がオーガにより掻き取られて上方の押圧頭へ
押し上げ移送される際にオーガと同期回転するのを防ぐ
ためにオーガの軸方向と平行とする縦条痕を製氷筒の内
周面に設けたオーガ式製氷機は知られている。即ち、オ
ーガとの同期回転を防ぐことで、オーガにより製氷筒の
内周面から掻き取られながら上方の押圧頭へと押し上げ
移送される氷が該押圧頭の圧縮通路にスムーズに導入さ
れるように、又、該圧縮通路で圧縮されることで殆どの
水分が除去されて棒状に整えられる氷(氷柱)と更に継
続的して押し上げ移送されるくる氷との途切れ(分断)
を防ぐようにしたものである。又、氷がオーガと同期回
転することで生じる氷の押圧頭への移送(上昇)が止ま
り、製氷不能になったり、或いは不快な異音の発生を防
ぐようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のオ
ーガ式製氷機においては図3に例示したように製氷筒内
の所定レベルLまで製氷水を満たしておき、この状態で
外周の冷媒パイプにより製氷筒が氷点下まで冷却される
ことで、製氷筒の内周面に結氷により氷層が徐々に成長
するものである。そして、この様に製氷水が所定レベル
Lまで満たされた中で製氷筒の内周面に成長する水分を
含んだ氷層はオーガの螺旋刃により掻き取れながら尚且
つ該螺旋刃間の螺旋空間に徐々に堆積しながら上方に押
し上げ移送されて押圧頭の圧縮通路に導入される。この
圧縮通路に導入された氷はオーガにより継続して押し上
げ移送されてくる氷の押上力(上昇力)により圧縮通路
で徐々に圧縮され、この圧縮による脱水作用により殆ど
の水分が脱水除去された硬質の棒状に整えられる。棒状
に整えられた氷柱は圧縮通路の上部に連設する氷折部に
突き当たることで適宜大きさのチップ状に折られた氷塊
となる。即ち、オーガにより押圧頭へ継続して押し上げ
移送されてくる氷の押上力が、上方に向かって断面積が
徐々に減少する圧縮通路に有効且つ効果的に伝達される
ことが、圧縮通路で氷から殆どの水分を除去するために
必要な大きいな圧縮力となり、この圧縮力により氷から
殆どの水分を除去せしめる有効な脱水作用が得られるも
のである。
【0004】しかし乍ら、従来のオーガ式製氷機におい
ては製氷筒の内周面から掻き取られた水分を含んだ氷
は、縦条痕のみが施され、その移動方向(製氷筒の軸方
向)に対しては摩擦抵抗が殆どない状態でオーガの上下
螺旋刃間の螺旋空間に堆積しながら押圧頭に押し上げ移
送されてくることから、押圧頭の圧縮通路の入口附近ま
で移送されてきた螺旋空間に堆積する氷は多くの水分を
含んだふわふわの柔らかい状態のままである。従って、
従来のオーガ式製氷機ではオーガにより継続して押し上
げ移送されてくる氷の押上力(上昇力)が押圧頭の圧縮
通路に有効且つ効果的に伝達されないことから、圧縮通
路に導入された氷は殆どの水分が脱水除去される完全な
圧縮が行なわれない。換言すれば、水分の少ない硬質の
氷塊ができ難い。そのために、従来のオーガ式製氷機で
作られる軟質の氷塊はアイスコーヒー、その他の飲料水
に投入されると僅かな間で解けて飲料水の味を薄めてし
まうと言った品質の面で大きな問題を抱えていた。
【0005】本発明はこの様な従来事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とする処は、製氷筒の内周面からオ
ーガにより掻き取られた氷のオーガとの同期回転を防ぐ
ことは勿論、押圧頭の圧縮通路にオーガによる氷の押上
力が有効且つ効果的に伝達されて該圧縮通路に導入され
た氷から殆どの水分を除去し得る完全な圧縮による脱水
作用のもとで品質の安定した水分の少ない硬質の氷の製
造を可能にした製氷筒を具備するオーガ式製氷機を提供
することにある。
【0006】
【課題を達成するための手段】課題を達成するために本
発明では鉛直な製氷筒と、該製氷筒内に同軸に配設され
て同内周面に結氷による成長で形成される氷層を掻き取
りつつ上方へ移送するオーガと、前記製氷筒の外周に密
着螺旋状に巻装固着される冷媒パイプと、前記オーガの
回転軸芯上における製氷筒の上部に固定的に配設される
押圧頭を具備するオーガ式製氷機に於いて、製氷筒の内
周面に、オーガにより同内周面から掻き取られた氷を該
オーガによる上方の押圧頭へ押し上げ移送する際にその
移送方向に圧縮しつつ尚且つオーガとの同時回転を防ぐ
螺旋条痕を製氷筒の軸方向に交差させて施してなり、こ
の螺旋条痕の前記軸方向において交差する交差角度を90
〜110°に設定してなることであり、望ましくは100°に
設定してなることである。又、本発明では上記螺旋条痕
が、パラメータ定義において、 Ra:平均線からのプロファイル変位量の算術的平均値
で1.75±0.3μmであり、 Ry:評価長さ内でのRtiの最大値で16.0±3.0μm
であり、 Rz:評価長さ内での5番目まで深い谷の平均と5番目
までに高い山の平均の差で7.5±1.5μmであることであ
る。 ここでRtiは基準長さ内での最深谷から最深山までの
高さである。斯かる技術的手段によれば、製氷筒の内周
面からオーガにより掻き取れた氷は、製氷筒の軸方向に
おいて90〜110°の交差角度θにて交差させて内周面に
設けた螺旋条痕によりオーガとの同期回転が防止された
状態で上方の押圧頭に向けて圧縮されつつ押し上げ移送
されて行く。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の具体例を図面に基
づいて説明する。図1は本発明オーガ式製氷機における
製氷筒1の実施形態の一例を示した縦断斜視図、図2は
同製氷筒に組み込んで製作したオーガ式製氷機の全体構
成の一例を示した縦断面図で、製氷筒1の外周に密着螺
旋状に固着巻回されている冷媒パイプ2内に減圧冷媒を
送り込み循環させることで製氷筒1を氷点下まで冷却
し、該製氷筒1内の所定レベルLまで満たされている製
氷水が同内周面で結氷して成長する氷層X-1をオーガ3
により掻き取りながら上方の押圧頭4へ押し上げ移送
し、該押圧頭4の圧縮通路5に導入することによって、
殆どの水分が圧縮による脱水作用により除去された硬質
の棒状に整えられ、この氷柱X-2が圧縮通路5の上部に
連設する氷折部6に突き当たることで適宜大きさのチッ
プ状に折られた氷塊Xとなる。この様にして水分の少な
い硬質の氷塊Xが連続的に製造されるように構成されて
いる。氷塊Xは不図示の貯氷部にストックされるように
なっている。
【0008】製氷筒1は、下部側に固定的に嵌め込み装
着されている支持体7を介して駆動ハウジング8上に、
ボルト止め等により鉛直に立設されるステンレス製の円
筒管からなり、下部側に製氷水の入口9と、出口10とが
取り付けられており、入口9は製氷筒1内の所定レベル
Lまで製氷水により満たされ尚且つその所定レベルLが
一定に保たれるように製氷水が給水されるものである一
方、出口10は製氷水が澱んで汚水となるのを防ぐために
製氷水の入替え又は循環を行う際に、製氷水が外部に排
水されるものである。又、製氷筒1の上部側には押圧頭
4がボルト止め等により固定的に嵌め込み装着されてお
り、この押圧頭4は、周面に上方に向けって次第に断面
積が減少する圧縮通路5を有すると共に、上部には外方
上向きテーパー状の氷折部6を有し、オーガ2により上
方へ押し上げ移送されてくる氷が圧縮通路5に導入され
て徐々に圧縮されることで殆どの水分が除去される脱水
が行なわれ、この圧縮脱水により硬質の棒状に整えられ
た氷柱X-2が連続的に作られるようになっている。そし
て、圧縮通路5において棒状に作られる氷柱X-2は、上
部の氷折部6に突き当たることでチップ状に折られて氷
塊Xとなる(図3参照)。
【0009】又、本発明では製氷筒1の内周面にオーガ
3により掻き取られた氷が上方の押圧頭4へ押し上げ移
送される過程で、該氷をその移送方向に圧縮しながら尚
且つオーガ3との同期回転を防ぐ螺旋条痕11を製氷筒1
の軸方向に交差させて設ける。本発明において螺旋条痕
11の製氷筒1の軸方向において交差する交差角度θを90
〜110°の範囲に設定することが、本発明を成立させる
上で重要である。その理由は、交差角度θが90°以下で
は製氷筒1の内周面からオーガ3により掻き取られた氷
のオーガとの同期回転を確実に防ぐことができる反面、
該氷を有効に圧縮しながら上方の押圧頭4へ押し上げ移
送することができなくなる。つまり、押圧頭4の圧縮通
路5で氷から殆どの水分を脱水除去するために必要な圧
縮力を効果的に上げる押圧力を該圧縮通路5に有効且つ
効果的に伝達するために、オーガ3の螺旋刃12間の螺旋
空間に堆積する氷から水分を除くように該氷を徐々に圧
縮する圧縮作用が得られなくなるからである。一方、交
差角度θが110°を越えると、前述の90°の場合とは逆
に氷を圧縮しながら上方の押圧頭4へと押し上げ移送し
て圧縮通路5での圧縮力を効果的に上げる押圧力を該圧
縮通路5に有効且つ効果的に伝達することができる反
面、氷のオーガ3との同期回転を確実に防ぐことができ
なる恐れがあるからである。
【0010】従って、本発明では螺旋条痕11の製氷筒1
の軸方向における交差角度θを90〜110°の範囲に設定
するが、オーガ3により掻き取られた氷が上方の押圧頭
4へ押し上げ移送される際、該氷をその移送方向に圧縮
しながら尚且つ氷のオーガ3との同期回転を防ぐもので
あり、望ましい交差角度θは100°である。
【0011】又、本発明では螺旋条痕11を、パラメータ
定義において次の通り設定することが重要である。 Ra:平均線からのプロファイル変位量の算術的平均値
で1.75±0.3μmであり、 Ry:評価長さ内でのRtiの最大値で16.0±3.0μm
であり、 Rz:評価長さ内での5番目まで深い谷の平均と5番目
までに高い山の平均の差で7.5±1.5μmである。 ここで、Rtiは基準長さ内での最深谷から最深山まで
の高さである。
【0012】尚、螺旋条痕11の断面形状としては特に限
定されるものではないが、図示例においては略V字形に
形成してなる。
【0013】オーガ3は、大径な本体部13の外周面に所
定の螺旋ピッチにて螺旋刃12を設けてなり、本体部13上
端の小径軸部13-1が押圧頭4の軸芯孔に嵌め込まれた軸
受け14に軸支されると共に、下端の小径軸部13-2が支持
体7に嵌め込まれた軸受け15により回軸支されることに
より、製氷筒1内に同軸に回転可能に組み込み内設され
る。そして、スプライン16を有する下端の小径軸部13-2
は、スプライン継手17によって駆動モータの出力軸18に
接続され、該出力軸15からの動力により所要の回転数
(rpm)にて駆動回転せしめて螺旋刃12により製氷筒1
の内面から氷層X-1を掻き取りながら尚且つ押圧頭4に
向けて押し上げ移送するようになっている。
【0014】因みに、本発明においては螺旋刃12の刃先
厚さを1〜3mm程度にすることで、氷層X-1を掻き取り
易く、しかも、成長する氷層X-1により過大な負荷を受
けてオーガ3に回転軸芯振れが起ると言ったことを防ぐ
ようにしてある。そして、その刃先から本体部13との連
設基部に向けて厚さを漸次厚く形成してなるものであ
る。
【0015】次に、以上の如く構成した製氷筒1を組み
込んで製作したオーガ式製氷機について簡単に説明すれ
ば、製氷筒1の内周面下側から結氷して成長する水分を
含んだ氷層X-1がオーガ3の螺旋刃12により剥離される
ように掻き取られる際、螺旋条痕11内から内周面に成長
する氷層X-1は該条痕11により螺旋刃12による上方への
掻き上げに対して下向きの力、即ち圧縮力が働く。この
圧縮力により螺旋空間の下側螺旋刃12上に掻き取れた氷
が圧縮されつつ堆積しながら押圧頭4へと押し上げ移送
される。この移送過程で螺旋空間に徐々に堆積する氷か
ら圧縮により水分が除かれる。この様に、下側螺旋刃12
上に徐々に堆積していく水分を含んだ氷から圧縮により
水分が徐々に除かれることから、該氷の螺旋空間での堆
積状態は上方の押圧頭4に近づくに連れて徐々に密にな
って行く(図3の状態)。
【0016】従って、本発明によれば、オーガ3による
氷の押上力(上昇力)が押圧頭4の圧縮通路5に有効且
つ効果的に伝達されることから、該圧縮通路5で氷から
殆どの水分を完全に脱水除去する必要な圧縮力が得られ
る。これにより、圧縮通路に導入された氷は殆どの水分
が脱水除去された硬質の棒状に整えられ、棒状に生成さ
れた氷柱X-2は圧縮通路5の上部に連設する氷折部6に
突き当たることで適宜大きさのチップ状に折られた氷塊
Xとなる。
【0017】
【発明の効果】本発明のオーガ式製氷機は叙上の如く構
成してなることから下記の作用効果を奏する。製氷筒の
内周面からオーガにより掻き取れた氷は、製氷筒の軸方
向において90〜110°の交差角度θにて交差させて内周
面に設けた螺旋条痕によりオーガとの同期回転が防止さ
れた状態で上方の押圧頭に向けて圧縮されつつ押し上げ
移送される。それにより、オーガにより製氷筒の内周面
から掻き取れた氷は螺旋空間の下側螺旋刃上に水分が除
かれるように圧縮されつつ堆積し、該氷の螺旋空間での
堆積状態は上方の押圧頭に近づくに連れて徐々に密にな
って行くことから、オーガによる氷の押上力は押圧頭の
圧縮通路に有効且つ効果的に伝達される。
【0018】又、交差させた螺旋条痕を製氷筒の内周面
に施してなることから、螺旋条痕の交差部が内周面に結
氷して成長する氷層の成長核となり、製氷筒が冷媒パイ
プにより氷点下まで冷却された時点で内周面に均一且つ
硬質の氷層が迅速に成長する促進作用が期待できるもの
である。それにより、製氷機が製氷動作を開始するその
開始初期の段階から製氷筒の内周面には硬い氷層が速や
かに成長することとなることから、硬質で品質の安定し
た良質の氷を迅速に製造することができる。
【0019】従って、本発明によれば、製氷筒の内周面
からオーガにより掻き取られた氷のオーガとの同期回転
を防ぐことは勿論、オーガによる氷の押上力を押圧頭の
圧縮通路に有効且つ効果的に伝達させて該圧縮通路に導
入された氷から殆どの水分を除去し得る大きいな圧縮力
による脱水作用のもとで氷を硬質の棒状に整えることが
できる。よって、アイスコーヒー、その他の飲料水に投
入しても僅かな間で解けてしまうと言ったことがない品
質の安定した良質の氷を製造し提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明オーガ式製氷機を構成する製氷筒の実施
形態の一例を示した縦断斜視図
【図2】オーガ式製氷機の全体構成の一例を示した縦断
面図
【図3】要部を拡大して示した同縦断面図で、製氷筒の
内周面から掻き取られた氷がオーガの螺旋刃間の螺旋空
間に徐々に堆積されながら押圧頭へ押し上げ移送されて
該押圧頭の圧縮通路に導入される状態を示す
【符号の説明】
1:製氷筒 2:冷媒パイプ 3:オーガ 4:押圧頭 5:圧縮通路 6:氷折部 11:螺旋条痕 12:螺旋刃

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直な製氷筒と、該製氷筒内に同軸に配
    設されて同内周面に結氷して成長する氷層を掻き取りつ
    つ上方へ移送するオーガと、前記製氷筒の外周に密着螺
    旋状に巻装固着される冷媒パイプと、前記製氷筒の上部
    側に固定的に配設される押圧頭を具備するオーガ式製氷
    機に於いて、 製氷筒の内周面に、オーガにより掻き取られた氷が押圧
    頭へ押し上げ移送される際、該氷をその移送方向に圧縮
    しつつ尚且つオーガとの同期回転を防ぐ螺旋条痕を前記
    軸方向に交差させて設けてなり、この螺旋条痕の前記軸
    方向において交差する交差角度を90〜110°に設定して
    なることを特徴とするオーガ式製氷機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の螺旋条痕が、パラメータ
    定義において、 Ra:平均線からのプロファイル変位量の算術的平均値
    で1.75±0.3μmであり、 Ry:評価長さ内でのRtiの最大値で16.0±3.0μm
    であり、 Rz:評価長さ内での5番目まで深い谷の平均と5番目
    までに高い山の平均の差で7.5±1.5μmであることを特
    徴とするオーガ式製氷機。
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