JP2003205452A - 研磨治具、研磨装置および研磨システム - Google Patents

研磨治具、研磨装置および研磨システム

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JP2003205452A
JP2003205452A JP2002003711A JP2002003711A JP2003205452A JP 2003205452 A JP2003205452 A JP 2003205452A JP 2002003711 A JP2002003711 A JP 2002003711A JP 2002003711 A JP2002003711 A JP 2002003711A JP 2003205452 A JP2003205452 A JP 2003205452A
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polishing
plate
jig
polishing jig
pressing
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JP2002003711A
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Hiroichi Sakaguchi
博一 阪口
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨治具を研磨板に接触させることなく、試
料を研磨する。 【解決手段】 押板3の肩に引っ掛けることにより、研
磨治具11の後端を研磨板4上で吊り上げるための突出
部11bを、研磨治具11の押面11aの上端に設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研磨治具、研磨装
置および研磨システムに関し、特に、半導体チップなど
の研磨に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体チップの研磨では、研磨治
具の一部を研磨板上に接触させることにより、研磨治具
を研磨板上で支えるようにしたものがあった。図13
は、従来の研磨治具の使用状態を示す斜視図、図14
は、従来の研磨治具の使用状態を示す上面図、図15
は、従来の研磨治具の構成を示す斜視図、図16は、従
来の研磨治具の使用状態を示す断面図である。
【0003】図13〜16において、研磨装置101に
は、研磨板104が設けられるとともに、研磨装置10
1上には、研磨板104の周囲を覆う蓋102が設けら
れ、さらに、この蓋102上には押板103が載置され
ている。ここで、押板103には、十字形状の開口部1
05が設けられるとともに、開口部105の側壁には、
研磨治具111に形成された縦溝111cに挿入可能な
突出部106が設けられている。
【0004】一方、研磨治具111の底面には、研磨治
具111の後端を研磨板104上で支えるための突出部
111bが設けられるとともに、突出部111bの底面
には、研磨板104との摩擦を減らすためのテフロン
(登録商標)層115が形成されている。また、研磨治
具111の押面111aには、押板103に設けられた
突出部106を挿入するための縦溝111cが設けられ
るとともに、研磨治具111の前面には、試料台112
を挿入するための凹部111dが設けられている。
【0005】ここで、凹部111d内には、試料台11
2を支えるための支え板111eが設けられるととも
に、試料台112には、この支え板111eを挿入可能
な切り込みが形成されている。そして、この凹部111
dに形成された支え板111eに試料台112を嵌め込
むことにより、試料台112を研磨治具111で支える
ことができる。また、試料台112には凹部112aが
形成され、この凹部112a内にネジ114を挿入し
て、試料台112を支え板111eにネジ止めすること
により、試料台112を研磨治具111に固定すること
ができる。
【0006】そして、研磨を行なう場合、ICチップ1
13の端面が試料台112の底面からはみ出すようにし
て、ICチップ113を試料台112に取り付け、この
試料台112を研磨治具111に装着する。そして、こ
の試料台112が装着された研磨治具111を、開口部
105を介して研磨板104上に載置する。ここで、研
磨治具111を研磨板104上に載置した場合、研磨治
具111は、研磨治具111の前面に取り付けられたI
Cチップ113と、研磨治具111の底面に設けられた
突出部111bとで支えることができる。
【0007】また、研磨治具111を研磨板104上に
載置する場合、押板103に設けられた突出部106
が、研磨治具111の押面111aに設けられた縦溝1
11cに挿入されようにして、研磨治具111の押面1
11aを開口部105の側壁に押し当てる。これによ
り、研磨治具111の横方向の動きを規制することがで
き、研磨板104の回転中に、研磨治具111の配置位
置がずれることを防止して、研磨を安定して行なうこと
ができる。
【0008】次に、研磨治具111が研磨板104上に
載置されると、研磨板104を回転させる。ここで、研
磨板104を回転させた場合、研磨治具111は押面1
11aを介して押板103の側壁に押し当てられ、この
押板103により、研磨板104の回転に伴う研磨治具
111の動きを妨げることができる。このため、研磨板
104を回転させた場合においても、研磨治具111を
研磨板104上で静止させたままにすることができ、I
Cチップ113を研磨することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
研磨方法では、研磨治具111の底面に設けられた突出
部111bが、テフロン(登録商標)層115を介して
研磨板104と接触し、ICチップ113の研磨時に、
テフロン(登録商標)層115も同時に研磨されること
から、テフロン(登録商標)層115の研磨屑が発生す
る。このため、このテフロン(登録商標)層115の研
磨屑がICチップ113の研磨面に付着して、ICチッ
プ113の研磨面が不均一になったり、研磨面を汚した
りするという問題があった。
【0010】そこで、本発明の目的は、研磨治具を研磨
板に接触させることなく、試料を研磨することが可能な
研磨治具、研磨装置および研磨システムを提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の研磨治具によれば、試料を装着
する試料台と、前記試料台を固定する固定治具と、前記
固定治具の壁面に設けられ、前記固定治具の一端を支え
る支持部材とを備えることを特徴とする。これにより、
研磨治具の一端を持ち上げながら試料を研磨することが
可能となり、試料のみを研磨板に接触させることが可能
となることから、研磨治具が研磨板部で擦られて、研磨
治具から屑が発生することを防止することができる。
【0012】また、請求項2記載の研磨治具によれば、
前記支持部材は、前記固定治具の押面上端に設けられた
突出部であることを備えることを特徴とする。これによ
り、研磨治具を押える押板上に突出部を乗せるだけで、
研磨治具を後方から押えつつ、研磨治具の後端を持ち上
げることが可能となる。このため、研磨装置の改造を行
なうことなく、研磨治具に簡単な加工を施すだけで、研
磨時に研磨治具が研磨板に接触することを防止すること
が可能となり、新たな研磨装置を導入することなく、研
磨治具から研磨屑が発生することを防止することができ
る。
【0013】また、請求項3記載の研磨治具によれば、
前記押面に形成された縦溝をさらに備えることを特徴と
する。これにより、縦溝に押板を挿入するすることで、
研磨治具の横方向の動きを規制することができ、研磨時
に研磨治具を一定位置に固定して、研磨を安定して行な
うことが可能となる。また、請求項4記載の研磨治具に
よれば、前記突出部の下面は楔形であることを特徴とす
る。
【0014】これにより、押板のV溝上に突出部を乗せ
るだけで、研磨治具の一端を持ち上げながら、研磨治具
の前後の動きを規制することができ、研磨時に研磨治具
を一定位置に固定して、研磨をさらに安定して行なうこ
とが可能となる。また、請求項5記載の研磨治具によれ
ば前記固定治具の底面には段差が形成されていることを
特徴とする。これにより、固定治具を研磨板に接触させ
ることなく、固定治具と研磨板との間隔を広げることが
可能となり、研磨治具下の水はけを向上させて、研磨の
均一性を向上させることが可能となる。
【0015】また、請求項6記載の研磨装置によれば、
研磨板と、前記研磨板を回転させる回転手段と、前記研
磨板の回転中に、前記研磨板上に置かれた研磨治具を押
える押板と、前記研磨治具の端部を下から支える支持手
段とを備えることを特徴とする。これにより、押板の改
造を行なうだけで、研磨時に研磨治具が研磨板に接触す
ることを防止することが可能となり、研磨治具が研磨板
に接触することを防止するために、研磨治具を改造する
必要がなくなることから、研磨治具が多数ある場合にお
いても、研磨治具の接触防止に容易に対応することが可
能となる。
【0016】また、請求項7記載の研磨装置によれば、
研磨板と、前記研磨板を回転させる回転手段と、前記研
磨板の回転中に、前記研磨板上に置かれた研磨治具を押
える押板と、前記研磨治具の端部を吊り上げる吊上手段
とを備えることを特徴とする。これにより、研磨装置の
改造を行なうだけで、研磨時に研磨治具が研磨板に接触
することを防止することが可能となり、研磨治具が研磨
板に接触することを防止するために、研磨治具を改造す
る必要がなくなることから、研磨治具が多数ある場合に
おいても、研磨治具の接触防止に容易に対応することが
可能となる。
【0017】また、請求項8記載の研磨装置によれば、
研磨板と、前記研磨板を回転させる回転手段と、研磨治
具に装着された試料が、前記研磨板の回転中心を通る直
線上にくるように、前記研磨治具を押える押板とを備え
ることを特徴とする。これにより、試料の研磨方向をほ
ぼ一定に揃えることが可能となり、研磨のばらつきを減
らして、研磨の均一性を向上させることが可能となる。
また、請求項9記載の研磨装置によれば、前記押板は、
研磨治具を側壁に当接させた際に、前記研磨治具に装着
された試料が、前記研磨板の回転中心を通る直線上にく
るように形成された開口部を備えることを特徴とする。
【0018】これにより、押板に形成される開口部の位
置を単に変更するだけで、研磨治具に装着された試料
が、研磨板の回転中心を通る直線上にくるように配置す
ることが可能となり、研磨装置の構成を複雑化すること
なく、研磨の均一性を容易に向上させることが可能とな
る。また、請求項10記載の研磨システムによれば、研
磨治具と研磨装置とが設けられた研磨システムにおい
て、前記研磨治具は、試料を装着する試料台と、前記試
料台を固定する固定治具と、前記固定治具の押面上端に
設けられた第1突出部と、前記固定治具の押面に設けら
れた縦溝を備え、前記研磨装置は、研磨板と、前記研磨
板を回転させる回転手段と、前記研磨板の回転中に、前
記研磨板上に置かれた前記研磨治具を押える押板と、前
記押板に設けられ、前記押面の縦溝に挿入可能な第2突
出部とを備えることを特徴とする。
【0019】これにより、固定治具の第1突出部を押板
上に乗せた状態で、押板の第2突出部を固定治具の縦溝
に挿入するするだけで、研磨治具の一端を持ち上げなが
ら、研磨治具の横方向の動きを規制することができ、研
磨時に研磨治具を一定位置に固定して、研磨を安定して
行なうことが可能となるとともに、研磨治具が研磨板に
接触することを防止して、研磨治具から研磨屑が発生す
ることを防止することができる。
【0020】また、請求項11記載の研磨システムによ
れば、研磨治具と研磨装置とが設けられた研磨システム
において、前記研磨治具は、試料を装着する試料台と、
前記試料台を固定する固定治具と、前記固定治具の押面
上端に設けられ、下面が楔形の突出部とを備え、前記研
磨装置は、研磨板と、前記研磨板を回転させる回転手段
と、前記研磨板の回転中に、前記研磨板上に置かれた前
記研磨治具を押える押板と、前記押板の上面に形成さ
れ、前記楔形と嵌め合わせ可能なV溝とを備えることを
特徴とする。
【0021】これにより、押板のV溝上に突出部を乗せ
るだけで、研磨治具の一端を持ち上げながら、研磨治具
の前後の動きを規制することができ、研磨時に研磨治具
を一定位置に固定して、研磨を効率よく行なうことが可
能となるとともに、研磨治具が研磨板に接触することを
防止して、研磨治具から研磨屑が発生することを防止す
ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る研
磨治具および研磨装置について、図面を参照しながら説
明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る研磨治具
の使用状態を示す斜視図、図2は、図1の研磨治具の使
用状態を示す上面図、図3は、本発明の第1実施形態に
係る研磨治具の構成を示す斜視図、図4は、本発明の第
1実施形態に係る研磨治具の使用状態を示す断面図、図
5は、本発明の第1実施形態に係る研磨装置の概略構成
を示す断面図である。
【0023】図1〜5において、研磨装置1には、回転
軸7を中心として回転可能なターンテーブル6が設けら
れ、このターンテーブル6上には研磨板4が載置されて
いる。また、研磨装置1上には、研磨板4の周囲を覆う
蓋2が設けられ、この蓋2上には押板3が載置されてい
る。ここで、押板3には、研磨治具11を研磨板4上に
載置するための十字形状の開口部5が形成されている。
【0024】一方、研磨治具11の押面11aの上端に
は、開口部5の肩に引っ掛けることにより、研磨治具1
1の後端を研磨板4上で吊り上げるための突出部11b
が設けられている。また、研磨治具11の前面には、試
料台12を挿入するための凹部11cが設けられ、この
凹部11c内には、試料台12を支えるための支え板1
1dが設けられている。
【0025】一方、試料台12には、この支え板11d
を挿入可能な切り込みが形成されている。そして、試料
台12を凹部11cに形成された支え板11dに嵌め込
むことにより、試料台12を研磨治具11で支えること
ができる。また、試料台12には凹部12aが形成さ
れ、この凹部12a内にネジ14を挿入して、試料台1
2を支え板11dにネジ止めすることにより、試料台1
2を研磨治具11に固定することができる。
【0026】そして、研磨を行なう場合、ICチップ1
3の端面が試料台12の底面からはみ出すようにして、
ICチップ13を試料台12に取り付け、この試料台1
2を研磨治具11に装着する。ここで、ICチップ13
を試料台12に取り付ける方法としては、ロウ付けや接
着剤などを用いて接着することができる。そして、研磨
治具11の突出部11bを開口部5の肩に引っ掛かける
ようにして、研磨治具11を研磨板4上に載置する。
【0027】これにより、研磨治具11の前面に取り付
けられたICチップ13と、研磨治具11の押面11a
に設けられた突出部11bとで、研磨治具11を支える
ことができ、研磨治具11自体を研磨板4に接触させる
ことなく、研磨治具11を研磨板4上で支持することが
できる。次に、研磨治具11が研磨板4上に載置される
と、ターンテーブル6を駆動して、研磨板4を回転させ
る。
【0028】ここで、研磨板4を回転させた場合、突出
部11bが押板3上に乗ったままの状態で、研磨治具1
1は押面11aを介して押板3の側壁に押し当てられ、
この押板3により、研磨板4の回転につられて研磨治具
11が移動することを妨げることができる。この結果、
研磨板4を回転させた場合においても、研磨板4と接触
させることなく、研磨治具11を研磨板4上で静止させ
ることができ、研磨治具11が研磨されることを防止し
つつ、ICチップ13を研磨することができる。
【0029】このため、研磨治具11からの研磨屑がI
Cチップ13の研磨面に付着することを防止して、研磨
面を汚すことなく、ICチップ13を均一性よく研磨す
ることが可能となる。図6は、本発明の第2実施形態に
係る研磨治具を斜め下から見た場合の斜視図、図7
(a)は、本発明の第2実施形態に係る研磨治具の構成
を示す上面図、図7(b)は、本発明の第2実施形態に
係る研磨治具の構成を示す下面図、図7(c)は、本発
明の第2実施形態に係る研磨治具の構成を示す側面図で
ある。
【0030】図6、7において、研磨治具21の押面2
1aの上端には、押板25の肩に引っ掛けることによ
り、研磨治具21の後端を研磨板26上で吊り上げるた
めの突出部21bが設けられている。また、研磨治具2
1の押面21aには、押板25に設けられた突出部25
aを挿入するための縦溝21cが設けられるとともに、
研磨治具21の前面には、試料台22を挿入するための
凹部21dが設けられ、この凹部21cには、試料台2
2を支えるための支え板21eが設けられている。
【0031】一方、試料台22には、凹部21dに設け
られた支え板21eを挿入可能な切り込みが形成されて
いる。そして、試料台22を凹部21dに形成された支
え板21eに嵌め込むことにより、試料台22を研磨治
具21で支えることができる。また、試料台22には凹
部22aが形成され、この凹部22a内にネジ24を挿
入して、試料台22を支え板21eにネジ止めすること
により、試料台22を研磨治具21に固定することがで
きる。
【0032】さらに、押板25の側壁には、研磨治具2
1に形成された縦溝21cに挿入可能な突出部25aが
設けられている。そして、研磨を行なう場合、ICチッ
プ23の端面が試料台22の底面からはみ出すようにし
て、ICチップ23を試料台22に取り付け、この試料
台22を研磨治具21に装着する。ここで、ICチップ
23を試料台22に取り付ける方法としては、ロウ付け
や接着剤などを用いて接着することができる。
【0033】そして、試料台22を研磨治具21に装着
すると、研磨治具21の突出部21bを押板25の肩に
引っ掛かけるようにして、研磨治具21を研磨板26上
に載置する。これにより、研磨治具21の前面に取り付
けられたICチップ23と、研磨治具21の押面21a
に設けられた突出部21bとで、研磨治具21を支える
ことができ、研磨治具21自体を研磨板26に接触させ
ることなく、研磨治具21を研磨板26上で支持するこ
とができる。
【0034】また、研磨治具21を研磨板26上に載置
する場合、押板25に設けられた突出部25aが、研磨
治具21の押面21aに設けられた縦溝21cに挿入さ
れようにして、研磨治具21の押面21aを押板25の
側壁に押し当てる。これにより、研磨治具21の後端を
押板25で支えつつ、研磨治具21の横方向の動きを規
制することができ、研磨治具21を研磨板26に接触さ
せることなく、ICチップ23の研磨を安定して行なう
ことができる。
【0035】次に、研磨治具21が研磨板26上に載置
されると、研磨板26を回転させる。ここで、研磨板2
6を回転させた場合、突出部21bが押板25上に乗っ
たままの状態で、研磨治具21は押面21aを介して押
板25の側壁に押し当てられ、研磨治具21の回転方向
の動きおよび横方向の動きを妨げることができる。この
ため、研磨板26を回転させた場合においても、研磨板
26と接触させることなく、研磨治具21を研磨板26
上で静止させることができ、研磨治具21が研磨される
ことを防止しつつ、ICチップ23を安定して研磨する
ことができる。
【0036】図8(a)は、本発明の第3実施形態に係
る研磨治具の構成を示す上面図、図8(b)は、本発明
の第3実施形態に係る研磨治具の構成を示す下面図、図
8(c)は、本発明の第3実施形態に係る研磨治具の構
成を示す側面図である。図8において、研磨治具31の
押面31aの上端には、押板35の肩に引っ掛けること
により、研磨治具31の後端を研磨板36上で吊り上げ
るための突出部31bが設けられている。
【0037】また、研磨治具31の押面31aには、押
板35に形成された凹部35aを挿入するための突出部
31cが設けられるとともに、研磨治具31の前面に
は、試料台32を挿入するための凹部31dが設けら
れ、この凹部31dには、試料台32を支えるための支
え板31eが設けられている。一方、試料台32には、
凹部31dに設けられた支え板31eを挿入可能な切り
込みが形成されている。
【0038】そして、試料台32を凹部31dに形成さ
れた支え板31eに嵌め込むことにより、試料台32を
研磨治具31で支えることができる。また、試料台32
には凹部32aが形成され、この凹部32a内にネジ3
4を挿入して、試料台32を支え板31eにネジ止めす
ることにより、試料台32を研磨治具31に固定するこ
とができる。さらに、押板35の側壁には、研磨治具3
1に形成された突出部31cを挿入可能な凹部35aが
形成されている。
【0039】そして、研磨を行なう場合、ICチップ3
3の端面が試料台32の底面からはみ出すようにして、
ICチップ33を試料台32に取り付け、この試料台3
2を研磨治具31に装着する。ここで、ICチップ33
を試料台32に取り付ける方法としては、ロウ付けや接
着剤などを用いて接着することができる。そして、試料
台32を研磨治具31に装着すると、研磨治具31の突
出部31bを押板35の肩に引っ掛かけるようにして、
研磨治具31を研磨板36上に載置する。
【0040】これにより、研磨治具31の前面に取り付
けられたICチップ33と、研磨治具31の押面31a
に設けられた突出部31bとで、研磨治具31を支える
ことができ、研磨治具31自体を研磨板36に接触させ
ることなく、研磨治具31を研磨板36上で支持するこ
とができる。また、研磨治具31を研磨板36上に載置
する場合、研磨治具31の押面31aに設けられた突出
部31cが、押板35に設けられた凹部35aに挿入さ
れようにして、研磨治具31の押面31aを押板35の
側壁に押し当てる。
【0041】これにより、研磨治具31の後端を押板3
5で支えつつ、研磨治具31の横方向の動きを規制する
ことができ、研磨治具31を研磨板36に接触させるこ
となく、ICチップ33の研磨を安定して行なうことが
できる。次に、研磨治具31が研磨板36上に載置され
ると、研磨板36を回転させる。ここで、研磨板36を
回転させた場合、突出部31bが押板35上に乗ったま
まの状態で、研磨治具31は押面31aを介して押板3
5の側壁に押し当てられ、研磨治具31の回転方向の動
きおよび横方向の動きを妨げることができる。
【0042】このため、研磨板36を回転させた場合に
おいても、研磨板36と接触させることなく、研磨治具
31を研磨板36上で静止させることができ、研磨治具
31が研磨されることを防止しつつ、ICチップ33を
安定して研磨することができる。図9(a)は、本発明
の第4実施形態に係る研磨治具の構成を示す上面図、図
9(b)は、本発明の第4実施形態に係る研磨治具の構
成を示す側面図である。
【0043】図9において、研磨治具41の押面41a
の上端には、押板45の肩に引っ掛けることにより、研
磨治具41の後端を研磨板46上で吊り上げるための突
出部41bが設けられ、突出部41bの下面は楔形に加
工されている。また、研磨治具41の押面41aには、
押板45に形成された突出部45aを挿入するための縦
溝41cが設けられるとともに、研磨治具41の前面に
は、試料台42を挿入するための凹部41dが設けら
れ、この凹部41dには、試料台42を支えるための支
え板41eが設けられている。
【0044】一方、試料台42には、凹部41dに設け
られた支え板41eを挿入可能な切り込みが形成されて
いる。そして、試料台42を凹部41dに形成された支
え板41eに嵌め込むことにより、試料台42を研磨治
具41で支えることができる。また、試料台42には凹
部42aが形成され、この凹部42a内にネジ44を挿
入して、試料台42を支え板41eにネジ止めすること
により、試料台42を研磨治具41に固定することがで
きる。
【0045】さらに、押板45の上面には、突出部41
bの楔形に対応したV溝45aが形成されるとともに、
押板45の側壁には、研磨治具41に形成された縦溝4
1cに挿入可能な突出部45bが設けられている。そし
て、研磨を行なう場合、ICチップ43の端面が試料台
42の底面からはみ出すようにして、ICチップ43を
試料台42に取り付け、この試料台42を研磨治具41
に装着する。
【0046】ここで、ICチップ43を試料台42に取
り付ける方法としては、ロウ付けや接着剤などを用いて
接着することができる。そして、試料台42を研磨治具
41に装着すると、研磨治具41の突出部41bの楔を
押板45のV溝に嵌め込むようにして、研磨治具41を
研磨板46上に載置する。これにより、研磨治具41の
前面に取り付けられたICチップ43と、研磨治具41
の押面41aに設けられた突出部41bとで、研磨治具
41を支えることができ、研磨治具41自体を研磨板4
6に接触させることなく、研磨治具41を研磨板46上
で支持することが可能となるとともに、突出部41bの
楔と押板45のV溝との噛み合わせにより、試料台42
の前後の動きを規制することができ、研磨治具41を安
定して支えることが可能となる。
【0047】また、研磨治具41を研磨板46上に載置
する場合、押板45に設けられた突出部45aが、研磨
治具41の押面41aに設けられた縦溝41cに挿入さ
れようにして、研磨治具41の押面41aを押板45の
側壁に押し当てる。これにより、研磨治具41の後端を
押板45で支えつつ、研磨治具41の横方向の動きを規
制することができ、研磨治具41を研磨板46に接触さ
せることなく、ICチップ43の研磨を安定して行なう
ことができる。
【0048】次に、研磨治具41が研磨板46上に載置
されると、研磨板46を回転させる。ここで、研磨板4
6を回転させた場合、突出部41bが押板45上に乗っ
たままの状態で、研磨治具41は押面41aを介して押
板45の側壁に押し当てられ、研磨治具41の回転方向
の動きに加え、横方向の動きおよび前後の動きを妨げる
ことができる。
【0049】このため、研磨板46を回転させた場合に
おいても、研磨治具41の突出部41bを押板45上に
乗せるだけで、研磨板46と接触させることなく、研磨
治具41を研磨板46上で安定して静止させることがで
き、研磨治具41が研磨されることを防止しつつ、IC
チップ43を精度良く研磨することができる。図10
(a)は、本発明の第5実施形態に係る研磨治具の構成
を示す上面図、図10(b)は、本発明の第5実施形態
に係る研磨治具の構成を示す下面図、図10(c)は、
本発明の第5実施形態に係る研磨治具の構成を示す側面
図である。
【0050】図10において、研磨治具51の押面51
aの上端には、押板55の肩に引っ掛けることにより、
研磨治具51の後端を研磨板56上で吊り上げるための
突出部51bが設けられている。また、研磨治具51の
押面51aには、押板55に設けられた突出部55aを
挿入するための縦溝51cが設けられるとともに、研磨
治具51の前面には、試料台52を挿入するための凹部
51dが設けられ、この凹部51c内には、試料台52
を支えるための支え板51fが設けられている。
【0051】さらに、研磨治具51の底面には段差51
eが形成され、研磨治具51の後方の厚みが薄くなるよ
うに加工されている。一方、試料台52には、凹部51
d内に設けられた支え板51fを挿入可能な切り込みが
形成されている。そして、試料台52を凹部51dに形
成された支え板51fに嵌め込むことにより、試料台5
2を研磨治具51で支えることができる。
【0052】また、試料台52には凹部52aが形成さ
れ、この凹部52a内にネジ54を挿入して、試料台5
2を支え板51fにネジ止めすることにより、試料台5
2を研磨治具51に固定することができる。さらに、押
板55の側壁には、研磨治具51に形成された縦溝51
cに挿入可能な突出部55aが設けられている。そし
て、研磨を行なう場合、ICチップ53の端面が試料台
52の底面からはみ出すようにして、ICチップ53を
試料台52に取り付け、この試料台52を研磨治具51
に装着する。
【0053】ここで、ICチップ53を試料台52に取
り付ける方法としては、ロウ付けや接着剤などを用いて
接着することができる。そして、試料台52を研磨治具
51に装着すると、研磨治具51の突出部51bを押板
55の肩に引っ掛かけるようにして、研磨治具51を研
磨板56上に載置する。これにより、研磨治具51の前
面に取り付けられたICチップ53と、研磨治具51の
押面51aに設けられた突出部51bとで、研磨治具5
1を支えることができ、研磨治具51自体を研磨板56
に接触させることなく、研磨治具51を研磨板56上で
支持することができる。
【0054】また、研磨治具51を研磨板56上に載置
する場合、押板55に設けられた突出部55aが、研磨
治具51の押面51aに設けられた縦溝51cに挿入さ
れようにして、研磨治具51の押面51aを押板55の
側壁に押し当てる。これにより、研磨治具51の後端を
押板55で支えつつ、研磨治具51の横方向の動きを規
制することができ、研磨治具51を研磨板56に接触さ
せることなく、ICチップ53の研磨を安定して行なう
ことができる。
【0055】次に、研磨治具51が研磨板56上に載置
されると、研磨板56を回転させる。ここで、研磨板5
6を回転させた場合、突出部51bが押板55上に乗っ
たままの状態で、研磨治具51は押面51aを介して押
板55の側壁に押し当てられ、研磨治具51の回転方向
の動きおよび横方向の動きを妨げることができる。この
ため、研磨板56を回転させた場合においても、研磨板
56と接触させることなく、研磨治具51を研磨板56
上で静止させることができ、研磨治具51が研磨される
ことを防止しつつ、ICチップ53を安定して研磨する
ことができる。
【0056】また、研磨治具51の底面に段差51eを
形成することにより、研磨治具51の後方の厚みを薄く
することが可能となり、研磨治具51の下方の水はけを
向上させて、研磨を安定して行なうことができる。図1
1は、本発明の第6実施形態に係る研磨装置の概略構成
を示す上面図である。図11において、研磨装置には、
研磨板62が設けられるとともに、研磨板62の周囲を
覆う蓋上には押板61が設けられている。
【0057】ここで、押板61には、研磨治具71を研
磨板62上に載置するための開口部63が形成され、こ
の開口部63の形状は、研磨治具71の押面71aを開
口部63の側壁に当接させた際に、ICチップ73が、
研磨板62の回転中心Cを通る直線上にくるように形成
されている。一方、研磨治具71の押面71aの上端に
は、開口部63の肩に引っ掛けることにより、研磨治具
71の後端を研磨板62上で吊り上げるための突出部7
1bが設けられている。
【0058】そして、研磨を行なう場合、ICチップ7
3の端面が試料台72の底面からはみ出すようにして、
ICチップ73を試料台72に取り付け、この試料台7
2を研磨治具71に装着する。そして、研磨治具71の
突出部71bを開口部63の肩に引っ掛かけるようにし
て、研磨治具71を研磨板62上に載置する。これによ
り、研磨治具71の前面に取り付けられたICチップ7
3と、研磨治具71の押面71aに設けられた突出部7
1bとで、研磨治具71を支えることができ、研磨治具
71自体を研磨板62に接触させることなく、研磨治具
71を研磨板62上で支持することができる。
【0059】次に、研磨治具71が研磨板62上に載置
されると、研磨板62を回転させる。ここで、研磨板6
2を回転させた場合、突出部71bが押板61上に乗っ
たままの状態で、研磨治具71は押面71aを介して押
板61の側壁に押し当てられ、研磨治具71の動きを妨
げることができる。この結果、研磨板62を回転させた
場合においても、研磨板62と接触させることなく、研
磨治具71を研磨板62上で静止させることができ、研
磨治具71が研磨されることを防止しつつ、ICチップ
73を研磨することができる。
【0060】また、研磨板62の回転中においても、研
磨板62の回転中心Cを通る直線上にICチップ73を
静止させることが可能となり、ICチップ73にかかる
摩擦力の方向を均一化することができる。このため、研
磨のばらつきを減らして、ICチップ73の研磨の均一
性を向上させることが可能となる。図12は、本発明の
第7実施形態に係る研磨治具の使用状態を示す断面図で
ある。
【0061】図12において、研磨装置には、研磨板8
2が設けられるとともに、この研磨板82上には、押板
81が設けられている。ここで、押板81には、研磨治
具91の後端を下から支持するための支持部83が設け
られている。一方、研磨治具91の前面には、試料台9
2を挿入するための凹部91aが設けられ、この凹部9
1aには、試料台92を支えるための支え板91bが設
けられるとともに、試料台92には、この支え板91b
を挿入可能な切り込みが形成されている。
【0062】そして、この凹部91aに形成された支え
板91bに試料台92を嵌め込むことにより、試料台9
2を研磨治具91で支えることができる。また、試料台
92にネジ94を挿入して、試料台92を支え板91b
にネジ止めすることにより、試料台92を研磨治具91
に固定することができる。そして、研磨を行なう場合、
ICチップ93の端面が試料台92の底面からはみ出す
ようにして、ICチップ93を試料台92に取り付け、
この試料台92を研磨治具91に装着する。
【0063】そして、研磨治具91の後端の底面を支持
部83に引っ掛けるようにして、研磨治具91を研磨板
82上に載置する。ここで、研磨治具91を研磨板82
上に載置した場合、研磨治具91は、研磨治具91の前
面に取り付けられたICチップ93と、押板81に設け
られた支持部83とで支えることができ、研磨治具91
を研磨板82に接触させることなく、研磨治具91を研
磨板82上で支持することができる。
【0064】次に、研磨治具91が研磨板82上に載置
されると、研磨板82を回転させる。ここで、研磨板8
2を回転させた場合、研磨治具91はその後面を介して
押板81の側壁に押し当てられ、この押板81により、
研磨板82の回転に伴う研磨治具91の動きを妨げるこ
とができる。このため、研磨板82を回転させた場合に
おいても、研磨治具91を改造することなく、研磨治具
91を研磨板82上で静止させることができ、研磨治具
91が研磨されることを防止しつつ、ICチップ93を
研磨することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
研磨治具の一端を持ち上げながら試料を研磨することが
可能となり、試料のみを研磨板に接触させることが可能
となることから、研磨治具が研磨板部で擦られて、研磨
治具から屑が発生することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る研磨治具の使用状
態を示す斜視図である。
【図2】図1の研磨治具の使用状態を示す上面図であ
る。
【図3】本発明の第1実施形態に係る研磨治具の構成を
示す斜視図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る研磨治具の使用状
態を示す断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る研磨装置の概略構
成を示す断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る研磨治具の構成を
示す斜視図である。
【図7】図7(a)は、本発明の第2実施形態に係る研
磨治具の構成を示す上面図、図7(b)は、本発明の第
2実施形態に係る研磨治具の構成を示す下面図、図7
(c)は、本発明の第2実施形態に係る研磨治具の構成
を示す側面図である。
【図8】図8(a)は、本発明の第3実施形態に係る研
磨治具の構成を示す上面図、図8(b)は、本発明の第
3実施形態に係る研磨治具の構成を示す下面図、図8
(c)は、本発明の第3実施形態に係る研磨治具の構成
を示す側面図である。
【図9】図9(a)は、本発明の第4実施形態に係る研
磨治具の構成を示す上面図、図9(b)は、本発明の第
4実施形態に係る研磨治具の構成を示す側面図である。
【図10】図10(a)は、本発明の第5実施形態に係
る研磨治具の構成を示す上面図、図10(b)は、本発
明の第5実施形態に係る研磨治具の構成を示す下面図、
図10(c)は、本発明の第5実施形態に係る研磨治具
の構成を示す側面図である。
【図11】本発明の第6実施形態に係る研磨装置の概略
構成を示す上面図である。
【図12】本発明の第7実施形態に係る研磨治具の使用
状態を示す断面図である。
【図13】従来の研磨治具の使用状態を示す斜視図であ
る。
【図14】従来の研磨治具の使用状態を示す上面図であ
る。
【図15】従来の研磨治具の構成を示す斜視図である。
【図16】従来の研磨治具の使用状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1 研磨装置 2 蓋 3、25、35、45、55、61、81 押板 4、26、36、46、56、62、82 研磨板 5、63 開口部 6 ターンテーブル 7 回転軸 11、21、31、41、51、71、91 研磨治具 11a、21a、31a、41a、51a、71a 押
面 11b、21b、25a、31b、31c、41b、4
5b、51b、55a、71b 突出部 11c、12a、21d、31d、35a、41c、4
1d、51c、51d、91a 凹部 11d、21e、31e、41e、51f、91b 支
え板 12、22、32、42、52、72、92 試料台 13、23、33、43、53、73、93 ICチッ
プ 14、24、34、44、54、94 ネジ 21c 縦溝 45a V溝 51e 段差 83 支持部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料を装着する試料台と、 前記試料台を固定する固定治具と、 前記固定治具の壁面に設けられ、前記固定治具の一端を
    支える支持部材とを備えることを特徴とする研磨治具。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、前記固定治具の押面上
    端に設けられた突出部であることを備えることを特徴と
    する請求項1記載の研磨治具。
  3. 【請求項3】 前記押面に形成された縦溝をさらに備え
    ることを特徴とする請求項2記載の研磨治具。
  4. 【請求項4】 前記突出部の下面は楔形であることを特
    徴とする請求項2または3記載の研磨治具。
  5. 【請求項5】 前記固定治具の底面には段差が形成され
    ていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項記
    載の研磨治具。
  6. 【請求項6】 研磨板と、 前記研磨板を回転させる回転手段と、 前記研磨板の回転中に、前記研磨板上に置かれた研磨治
    具を押える押板と、 前記研磨治具の端部を下から支える支持手段とを備える
    ことを特徴とする研磨装置。
  7. 【請求項7】 研磨板と、 前記研磨板を回転させる回転手段と、 前記研磨板の回転中に、前記研磨板上に置かれた研磨治
    具を押える押板と、 前記研磨治具の端部を吊り上げる吊上手段とを備えるこ
    とを特徴とする研磨装置。
  8. 【請求項8】 研磨板と、 前記研磨板を回転させる回転手段と、 研磨治具に装着された試料が、前記研磨板の回転中心を
    通る直線上にくるように、前記研磨治具を押える押板と
    を備えることを特徴とする研磨装置。
  9. 【請求項9】 前記押板は、研磨治具を側壁に当接させ
    た際に、前記研磨治具に装着された試料が、前記研磨板
    の回転中心を通る直線上にくるように形成された開口部
    を備えることを特徴とする請求項8記載の研磨装置。
  10. 【請求項10】 研磨治具と研磨装置とが設けられた研
    磨システムにおいて、 前記研磨治具は、 試料を装着する試料台と、 前記試料台を固定する固定治具と、 前記固定治具の押面上端に設けられた第1突出部と、 前記固定治具の押面に設けられた縦溝を備え、 前記研磨装置は、 研磨板と、 前記研磨板を回転させる回転手段と、 前記研磨板の回転中に、前記研磨板上に置かれた前記研
    磨治具を押える押板と、 前記押板に設けられ、前記押面の縦溝に挿入可能な第2
    突出部とを備えることを特徴とする研磨システム。
  11. 【請求項11】 研磨治具と研磨装置とが設けられた研
    磨システムにおいて、 前記研磨治具は、 試料を装着する試料台と、 前記試料台を固定する固定治具と、 前記固定治具の押面上端に設けられ、下面が楔形の突出
    部とを備え、 前記研磨装置は、 研磨板と、 前記研磨板を回転させる回転手段と、 前記研磨板の回転中に、前記研磨板上に置かれた前記研
    磨治具を押える押板と、 前記押板の上面に形成され、前記楔形と嵌め合わせ可能
    なV溝とを備えることを特徴とする研磨システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014111306A (ja) * 2008-05-05 2014-06-19 Qualcomm Incorporated 半導体ダイを研磨するための装置および方法
JP2014155981A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Takada Corp 研磨治具及び研磨治具に試料をセットする試料取付け治具

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