JP2003204935A - 内視鏡システム - Google Patents

内視鏡システム

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JP2003204935A JP2002007777A JP2002007777A JP2003204935A JP 2003204935 A JP2003204935 A JP 2003204935A JP 2002007777 A JP2002007777 A JP 2002007777A JP 2002007777 A JP2002007777 A JP 2002007777A JP 2003204935 A JP2003204935 A JP 2003204935A
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Masaru Sudo
賢 須藤
Kazunori Segawa
和則 瀬川
Kuniaki Kami
邦彰 上
Shinji Yamashita
真司 山下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、従来からある汎用の光源装置と組
み合わせて使用することができると共に、コンパクトな
構成でセットアップも簡単にできる、一体型コントロー
ラを有する内視鏡システムを提供する。 【解決手段】 被写体を撮像する撮像装置4を内蔵、又
は外付けで設けた内視鏡2と、この内視鏡に接続され、
内視鏡に照明光を供給する光源機能15,17と内視鏡
の前記撮像装置からの撮像信号を信号処理する映像信号
処理機能10,11,12,13とを併設してなる制御
装置と、からなる内視鏡システムにおいて、前記内視鏡
に外部光源装置20からの照明光を供給可能とするため
の外部光源接続手段9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡システ
ム、詳しくは、被写体を撮像する撮像装置を内蔵、また
は外付けで設けた内視鏡と、この内視鏡に照明光を供給
する光源機能と前記撮像装置からの撮像信号を信号処理
する映像信号処理機能とを併設してなる制御装置とから
なる内視鏡システムに関する。 【0002】 【従来の技術】近年においては、体腔内臓器の観察およ
び必要に応じて処置を行うことのできる医療用内視鏡や
エンジン、ボイラー内に挿入されて内部の亀裂やひび割
れの観察等ができる工業用内視鏡が広く普及しており、
これらの内視鏡として、特に最近は、挿入部の先端部に
固体撮像素子を備え、ライトガイドによって照明された
患部を撮像して、その画像をモニタに表示する、所謂、
電子内視鏡装置が数多く使用されている。 【0003】また、体腔内に挿入され画像を体外に伝達
する光学系を有する硬性鏡と、固体撮像素子を備えた医
用テレビカメラ(以下、TVカメラと記す)とを組み合わ
せ、TVカメラで捉えた体腔内画像をモニタに表示し、
その画像を観察しながら体腔内に挿入した処置具によっ
て処理を行う内視鏡外科手術も広く行われるようになっ
てきている。 【0004】そこで、このような状況下において、セッ
トアップの容易化と省スペース化を狙って、従来はそれ
ぞれ別体になっている電子内視鏡や医用TVカメラのコ
ントロールユニットと、体腔内に照明光を伝達する光源
装置を一体化するようにしたものが、特開平6−154
162号公報に開示されている。 【0005】この特開平6−154162号公報に開示
されている発明は、映像信号処理機能と光源機能とを併
せ持った一体型コントロールユニットと、内視鏡から延
出し、映像信号の伝送および照明光の伝送を行う伝送ケ
ーブルの端部に設けられた1個のコネクタを有する内視
鏡とで構成され、内視鏡を前記1個のコネクタで一体型
コントローラに接続するようにしたものである。 【0006】このように構成すると、内視鏡とコントロ
ールユニットとの接続は、コネクタ一箇所のみであり、
従来のようにそれぞれ別体に構成されているカメラのコ
ントロールユニットと光源装置に対して内視鏡を別々の
ケーブルで接続する必要がなく、スムーズなセッティン
グが行えるというメリットがある。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
構成した前記特開平6−154162号公報に開示され
ている発明では、セッティングが容易な反面、内視鏡は
一体型コントロールユニットからのみ照明光の供給を受
けるようになっているので、従来からある光源装置と組
み合わせて使用することができず、汎用性に欠けるとい
う問題があった。 【0008】そこで、本発明の目的は、従来からある汎
用の光源装置と組み合わせて使用することができると共
に、コンパクトな構成でセットアップも簡単にできる、
一体型コントロールユニットを有する内視鏡システムを
提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段および作用】前述した目的
を達成するために、本発明による内視鏡システムは、被
写体を撮像する撮像装置を内蔵、または外付けで設けた
内視鏡と、この内視鏡に接続され、内視鏡に照明光を供
給する光源機能と内視鏡の前記撮像装置からの撮像信号
を信号処理する映像信号処理機能とを併設してなる制御
装置と、からなる内視鏡システムにおいて、前記内視鎖
に外部光源装置からの照明光を供給可能とするための外
部光源接続手段を設けたことを特徴としたものである。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示の例によって説明する。図1〜図4は、本発明の第1
実施の形態を示した内視鏡システムの構成図である。 【0011】図1に示す内視鏡システム1は、電子内視
鏡2と一体型コントロールユニット3で構成されてい
る。前記電子内視鏡2は、挿入部の先端部に配設され
た、被写体を撮像するための固体撮像装置である、例え
ばCCD4と、挿入部内に挿通され被写体に照明光を伝
送する光ファイバー束からなるライトガイド5とを備え
ており、前記一体型コントロールユニット3は、電子内
視鏡2に接続され、前記CCD4の出力信号を処理して
NTSCやPAL等の標準的な映像信号を生成する映像
信号処理機能と、内視鏡に照明光を供給する光源機能と
を併設してなる制御装置で構成されている。 【0012】前記電子内視鏡2からは、内部に、前記ラ
イトガイドおよび前記固体撮像装置からの撮像信号の伝
送線を有する伝送ケーブルが延出しており、この伝送ケ
ーブルのケーブル端には、前記一体型コントロールユニ
ット3に電子内視鏡2を接続するコネクタ6が設けられ
ている。 【0013】このコネクタ6には、前記CCD4を駆動
する駆動信号とCCD4の出力信号の伝達を行う伝送線
の接続端子である接点ピン(図示されず)と、前記ライ
トガイド5に照明光を入射するためのライトガイド光入
射端8とが配設されており、更に、このコネクタ6内に
は、前記ライトガイドの光入射端8の近傍から分岐した
外部光源接続手段である外部光源接続用ライトガイド光
入射端9が配設されている。 【0014】前記ライトガイド光入射端8は、コネクタ
6内から若干突出していて、電子内視鏡2の前記コネク
タ6を一体型コントロールユニット3のコネクタ受け7
に接続した状態では、一体型コントロールユニット3内
の光源ランプ17の照明光が絞りユニット16を介して
入射されるようになっており、この状態では、外部光源
接続用ライトガイド光入射端9には、何も接続されな
い。そして、内視鏡の撮像装置からの撮像信号を信号処
理する映像信号処理機能のみを有する制御装置が接続さ
れた場合には、前記コネクタ6のライトガイド光入射端
9には、後述する外部光源装置からの照明光が入射され
るようになっている。なお、この外部光源接続用ライト
ガイド光入射端9は、平生は外界からの光が入らないよ
うに、図示しない遮光蓋で覆われている。 【0015】一方、前記一体型コントロールユニット3
内には、上記のように映像信号処理機能と光源機能とが
併設されている。映像信号処理機能は、CDS(相関2
重サンプリング)回路10と、映像信号処理回路11
と、CCD4を駆動するパルスを生成するCCD駆動回
路12と、これらの回路の動作のベースとなる同期信号
を供給する同期信号生成回路13と、前記映像信号処理
回路11で生成される映像信号に基づいて光量を制御す
る調光信号を生成する調光信号生成回路14とから構成
されている。 【0016】そして、光源機能は、キセノンランプやハ
ロゲンランプ等からなる光源ランプ17と、この光源ラ
ンプ17から発せられ前記ライトガイドの光入射端8に
入射する照明光の光量を調節する絞りユニット16と、
調光信号を受けて絞りユニット16を駆動する信号を生
成する絞り駆動回路15とで構成されている。前記絞り
ユニット16は、絞り羽根とモータ(いずれも図示せ
ず)から構成され、また、前記映像信号処理回路11で
生成された画像信号は、図示しない表示モニタに出力さ
れるようになっている。 【0017】このように構成された内視鏡システム1の
作用を説明すると、電子内視鏡2のコネクタ6を一体型
コントロールユニット3のコネクタ受け7に接続すれ
ば、一体型コントロールユニット3のCCD駆動回路1
2は、同期信号生成回路13より出力される同期信号に
基づいて、電子内視鏡2のCCD4を駆動するための駆
動パルス(水平駆動パルス/垂直駆動パルス/リセット
パルス)をCCD4に出力する。この駆動パルスによっ
て駆動されたCCD4より出力される撮像信号は、CD
S回路10により相関2重サンプリング処理を施され、
サンプリングされた信号は、映像信号処理回路11に人
力され、A/D変換、γ変換、ホワイトバランス、AG
C、エンハンス(輪郭強調)、ペインティング(色調
節)、スケーリング(画素数変換)等の処理がなされた
後、エンコード処理を施されて、NTSCやPAL等の
標準的な映像信号として一体型コントロールユニット3
からモニタに出力される。 【0018】また、調光信号生成回路14は、映像信号
処理回路11により生成される映像信号から輝度成分を
抽出し、モニタに表示される映像の明るさが所望の値と
なるように絞りユニット16を駆動制御するための調光
信号を生成し、この調光信号によって絞り駆動回路15
が絞りユニット16を駆動することにより、電子内視鏡
2から被写体に向けて光源ランプ17から出射される照
明光の光量を制御し、モニタに表示される映像が設定さ
れている明るさとなるように調光する。 【0019】以上の信号処理動作は、従来から行われて
いる公知の内視鏡の映像信号処理動作と変わらないもの
であり、詳細な説明は省略する。 【0020】このように内視鏡システム1を使用する場
合は、内視鏡2のコネクタ6を一体型コントロールユニ
ット3のコネクタ受け7にワンタッチで接続するのみ
で、体腔内に向けて照射される照明光の光量制御も含め
た内視鏡システムを構築できるため、ケーブル接続等の
準備作業が極めて簡単なコンパクトなシステムが実現で
きる。 【0021】図2は、本発明による内視鏡システムの使
用態様の一例を示したものであって、この内視鏡システ
ム18は、前記電子内視鏡2と、映像信号処理を行うC
CU(カメラコントロールユニット)19および照明光
を供給する光源装置20とで構成されている。なお、前
記CCU19は、内視鏡2との組み合わせを可能とする
ために、後述するように内視鏡2に設けられた前記コネ
クタ6が接続可能な構造を採っているが、光源装置20
は特定の内視鏡との接続を達成するための構造を採って
いない汎用の装置である。 【0022】前記CCU19には、CDS回路21と、
映像信号処理回路22と、CCD4を駆動するパルスを
生成するCCD駆動回路23と、これらの回路の動作の
ベースとなる同期信号を供給する同期信号生成回路24
と、前記映像信号処理回路22で生成される映像信号に
基づいて光量を制御する調光信号を生成する調光信号生
成回路25とが設けられているほか、コネクタ受け26
が配設されている。 【0023】このコネクタ受け26の形状は、前記一体
型コントロールユニット3に備えられているコネクタ受
け7と同一であり、電子内視鏡2のコネクタ6はコネク
タ受け26に接続可能であるが、CCU19には、光源
機能は備わっておらず、従って、コネクタ6のライトガ
イド光入射端8には、照明光は入射されない。 【0024】前記光源装置20には、光源ランプ29
と、照明光の光量を調節する絞りユニット28と、調光
信号を受けて絞りユニット28を駆動する信号を生成す
る絞り駆動回路27とが配設されている。そして、この
光源装置20と前記電子内視鏡2のコネクタ6とがライ
トガイドケーブル30によって接続されるようになって
いる。 【0025】即ち、前記光源装置20には、前記絞りユ
ニット28に対向してライトガイドコネクタ31が配設
されていて、このライトガイドコネクタ31に一端を接
続されたライトガイドケーブル30の他端は、コネクタ
6の前記外部光源接続用ライトガイド光入射端9に接続
される。従って、光源装置20内の光源ランプ29の照
明光は、ライトガイドケーブル30を通じて電子内視鏡
2のコネクタ6内のライトガイド光入射端9に入射さ
れ、ライトガイド5を伝送されて体腔内の患部に向けて
出射される。 【0026】また、前記CCU19と光源装置20と
は、それぞれに設けられた図示しないコネクタを介して
調光ケーブル32によって接続されており、前記調光信
号生成回路25で生成された調光信号は、光源装置20
内の絞り駆動回路27に入力するようになっている。 【0027】このように構成された内視鏡システム18
においては、電子内視鏡2のコネクタ6をCCU19の
コネクタ受け26に接続すると同時に、ライトガイドケ
ーブル30の一端を光源装置20のライトガイドコネク
タ31に接続し、ライトガイドケーブル30の他端をコ
ネクタ6の前記外部光源接続用ライトガイド光入射端9
に接続することによって、電子内視鏡2とCCU19と
光源装置20とが接続される。また、これと共に、調光
ケーブル32の一端をCCU19に接続すると共に、他
端を光源装置20に接続する。 【0028】このように接続すると、CCU19内に
は、光源機能が備えられていないため、内視鏡2のコネ
クタ6をCCU19と接続しても、ライトガイドの光入
射端8には照明光は入射されず、コネクタ6内のライト
ガイド光入射端9には、外部光源装置20から照明光が
入射され、内視鏡2に体腔内を照明する照明光が供給さ
れる。 【0029】また、CCU19内で映像信号に基づいて
調光信号生成回路25にて生成される調光信号は、調光
ケーブル32を介して光源装置20に備えられた絞り駆
動回路27に供給され、絞り駆動回路27は絞りユニッ
ト28を駆動して内視鏡2から出射される照明光の光量
を制御する。 【0030】即ち、この内視鏡システム18の照明光の
光量制御に関しては、前記内視鏡システム1とは調光ケ
ーブル32にて調光信号を伝達するという点のみが異な
るだけで、動作は全く同一である。また、内視鏡システ
ム18における、モニタに出力する映像信号を生成する
処理に関しては、CCU19の構成と内視鏡システム1
の一体型コントロールユニット3に備わっている映像信
号処理手段の構成は同一であり、その動作も同じであ
る。 【0031】よって、内視鏡システム18においては、
映像信号処理機能と光源機能を併せ持った一体型コント
ロールユニット3に接続されることを意図した電子内視
鏡2と、この内視鏡2が接続されるようにコネクタ受け
26が形成されているCCU19に、汎用の光源装置2
0を組み合わせることが可能であり、拡張性の高い内視
鏡システムを構成することができる。 【0032】図3は、本発明による内視鏡システムの使
用態様の別の例を示したものであって、前記電子内視鏡
2に代えて、硬性内視鏡を用いたものである。 【0033】硬性内視鏡は、硬性鏡33と、この硬性鏡
33内に挿通された図示しないライトガイドに照明光を
供給するライトガイドケーブル34と、医用TVカメラ
35を組み合わせたものであり、硬性鏡33には、先端
部に入射した光学像を接服部まで伝送するリレーレン
ズ、および照明光を先端部まで伝送するライトガイド
(いずれも図示されず)が内部に配設されている。 【0034】前記医用TVカメラ35は、硬性鏡33の
接眼部にアダプタ36を介して結合されており、このT
Vカメラ35は、CCD37が内蔵されているヘッド3
8と、CCD37の出力信号および駆動信号を伝送する
信号線39、および硬性鏡33に照明光を供給するライ
トガイドケーブル34とを内蔵する統合ケーブル40と
からなり、この統合ケーブル40の端部には、前記一体
型コントロールユニット3またはCCU19に接続する
コネクタ41が設けられている。 【0035】そして、このコネクタ41には、前記ライ
トガイドの光入射端8と同様の構成を有するライトガイ
ド光入射端43と、このライトガイド光入射端43から
分岐して設けられた、前記外部光源接続用ライトガイド
光入射端9と同様の構成を有する外部光源接続用ライト
ガイド光入射端44とが配設されている。 【0036】また、前記ライトガイドケーブル34は、
統合ケーブル40の途中から分岐しており、硬性鏡33
の挿入部に設けられたライトガイドロ金42に接続され
ている。 【0037】また、図4は、前記図3の硬性内視鏡の変
形例であって、この硬性内視鏡では、ライトガイドケー
ブル48が統合ケーブル50に内蔵されているものであ
る。この硬性内視鏡では、硬性鏡45の接服部に、硬性
鏡45の先端部に入射した光学像を医用TVカメラ46
に設けられたCCD47に伝送する接眼レンズ(図示さ
れず)と、医用TVカメラ46のライトガイド48から
伝送される照明光が入射されるライトガイド端が設けら
れている。従って、この硬性内視鏡では、ライトガイド
48およびCCD47の出力信号、駆動信号を伝送する
ケーブル49は、完全に統合ケーブル50に内蔵されて
いる。その他の構成は、前記図3の硬性内視鏡と同様で
ある。 【0038】このように構成された前記図3,4の硬性
内視鏡においては、映像信号処理機能と光源機能とが一
体化されたコントロールユニットとの接続を簡略化する
ために、コントロールユニットヘの映像信号の伝送機能
とコントロールユニットから供給される照明光の伝送機
能とを備えた内視鏡のコネクタに、汎用の外部光源装置
からの照明光も伝送可能とするための外部光源接続用ラ
イトガイド光入射端を設けたことにより、一体型コント
ロールユニットとの組み合わせで得られるコンパクトさ
に加え、汎用光源装置との組み合わせ可能によりシステ
ムに拡張性を持たせることができる。 【0039】図5と図6は、本発明の第2実施の形態を
示した内視鏡システムの構成図である。従来、内視鏡が
映像信号処理を行うコントロールユニットに出力する映
像信号は、搭載されているCCDの出力信号であり、C
CDの画素数の違いにより異なる映像信号がコントロー
ルユニットに人力されていたため、CCDの種類に応じ
て信号処理の手法を変える必要があった。 【0040】そこで、この第2実施の形態を示す内視鏡
システムでは、内視鏡とコントロールユニットとの映像
信号のやり取りを規定の映像信号に設定することで、異
なるCCDが搭載されている内視鏡に対して、単一の映
像信号処理回路構成や処理方式を有するコントロールユ
ニットを組み合わせることができるようにしたものであ
る。 【0041】この内視鏡システムでは、一体型コントロ
ールユニット51との接続を行うために、電子内視鏡5
2に備えられているコネクタ53に、前記第1実施の形
態で示したコネクタ6の構成に加え、1次映像信号生成
回路54が設けられている。 【0042】また、一体型コントロールユニット51に
は、前記1次映像信号生成回路54から出力される映像
信号を受け、モニタに出力される映像信号の生成を行う
2次映像信号生成回路55および前記第1実施の形態で
示した一体型コントロールユニット3に備えられている
調光信号生成回路14、光源ランプ17、絞りユニット
16、絞り駆動回路15が設けられている。 【0043】図6は、前記1次映像信号生成回路54の
内部の構成をブロック回路で示したものである。この1
次映像信号生成回路54は、前記第1実施の形態で示し
た一体型コントロールユニット3およびCCU19に備
えられている映像信号処理機能のうち、CCD駆動信号
生成部62、CDS部56、A/D変換部57、γ変換
部58、ホワイトバランス処理部59、エンコード処理
部60、および基準クロック信号を受けて、これら各部
の動作のベースとなる同期信号を生成、供給する同期信
号生成部61を、高集積化したLSI技術を用いて1チ
ップに収めたものであり、従来同様の機能を実現するた
めに個別部品にて構成されていた回路のサイズに比べて
大幅に小型であるため、コネクタ53に内蔵可能となっ
ているものである。 【0044】一方、一体型コントロールユニット51に
備えられている2次映像信号生成回路55は、1次映像
信号生成回路54に基準クロック信号の供給を行うと共
に、基本的な映像信号処理のなされた映像信号を受け
て、AGC、エンハンス、ペインティング、スケーリン
グ等の画像処理的な信号処理を行い、モニタに映像信号
を出力するようになっている。その他の構成は、前記第
1実施の形態と同様である。 【0045】このように構成された第2実施の形態の内
視鏡システムの作用を説明すると、電子内視鏡52は、
内蔵されている1次映像信号生成回路54にて、CCD
4の映像信号に対してCDS、A/D変換、γ変換、ホ
ワイトバランス処理を行った後、NTSCやPAL等の
規定の映像信号を形成するエンコード処理を施して、一
体型コントロールユニット51に備えられている2次映
像信号生成回路55に信号を出力する。2次映像信号生
成回路55は、入力された信号に対し、AGC、エンハ
ンス、ペインティング、スケーリング等の処理を行っ
て、モニタに映像信号を出力する。それ以外の作用は、
前記第1の実施態様と同じである。 【0046】このように構成した第2実施の形態の内視
鏡システムでは、電子内視鏡52にて基本的な映像信号
処理を施し、規定の映像信号フオーマツトの出力を得ら
れるようにしたことで、異なる種類のCCDが搭載され
ている内視鏡に対して、組み合わされる一体型コントロ
ールユニットまたはCCUの映像信号処理側の構成を簡
素化でき、コンパクトな構成で、より拡張性を向上させ
た内視鏡システムを実現することができる。 【0047】『付記』以上、詳述した本発明の実施態様
によれば、以下の如き構成を得ることができる。 【0048】1.被写体の照明光を伝送する光ファイバ
ー束からなるライトガイドおよび被写体を撮像する撮像
装置を内蔵、または外付けで設けた内視鏡と、この内視
鏡に照明光を供給する光源機能と内視鏡の前記撮像装置
からの撮像信号を信号処理する映像信号処理機能とを併
設してなる制御装置と、前記内視鏡から延出し内部に、
前記ライトガイドおよび前記撮像信号の伝送線を有する
伝送ケーブルと、この伝送ケーブル端に設けられ、前記
ライトガイドの光入射端および前記撮像信号の伝送線接
続端子が配設され、前記制御装置に接続されるコネクタ
と、からなる内視鏡システムにおいて、前記コネクタ
に、前記ライトガイドの光入射端の近傍から分岐した外
部光源接続用ライトガイド光入射端を設けたことを特徴
とする。 【0049】2.付記1において 前記コネクタは、内視鏡の撮像装置からの撮像信号を信
号処理する映像信号処理機能のみを有する制御装置に接
続された場合には、前記コネクタの外部光源接続用ライ
トガイド光入射端は、外部光源装置からの照明光が入射
される。 【0050】3.付記1において 前記内視鏡を、体腔内画像を体外に伝達する光学系を有
する硬性鏡と医用テレビカメラとを組み合わせた硬性内
視鏡で構成したことを特徴とする内視鏡システム。 【0051】4.付記1において 前記コネクタに、前記ライトガイドの光入射端の近傍か
ら分岐した外部光源接続用ライトガイド光入射端を設け
ると共に、制御装置内に配設される映像信号生成回路の
一部を、高集積化した1チップで形成して配設したこと
を特徴とする内視鏡システム。 【0052】5.付記4において 映像信号生成回路の一部は、CCD駆動信号生成部、C
DS部、A/D変換部、γ変換部、ホワイトバランス処
理部、エンコード処理部、および同期信号生成部であ
る。 【0053】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンパクトな構成でセットアップも簡単である、一体型
コントロールユニットを有する内視鏡システムに、従来
からある汎用の光源装置を組み合わせ可能としたので、
拡張性を増強した内視鏡システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施形態を示す内視鏡システム
の構成図、 【図2】上記図1の内視鏡システムの使用態様の一例を
示す構成図、 【図3】上記図1の内視鏡システムにおける内視鏡を硬
性内視鏡とした場合の硬性内視鏡の構成図、 【図4】上記図3の硬性内視鏡の変形例を示す硬性内視
鏡の構成図、 【図5】本発明の第2の実施形態を示す内視鏡システム
の構成図、 【図6】上記第2の実施形態の内視鏡システムにおける
1次映像信号生成回路の構成を示すブロック図。 【符号の説明】 2,33,45,52・・・内視鏡 3,51・・・・・ 一体型コントロールユニット(制御装
置) 4,37,47・・・・ CCD(撮像装置) 6,41,53・・・・ コネクタ 7,26・・・・・・コネクタ受け 9,44・・・・・・外部光源接続用ライトガイド光入射端
(外部光源接続手段) 19・・・・・・・CCU 20・・・・・・・外部光源装置 54・・・・・・・1次映像信号生成回路 55・・・・・・・2次映像信号生成回路
フロントページの続き (72)発明者 瀬川 和則 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上 邦彰 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 山下 真司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H040 CA04 CA07 CA11 GA02 4C061 BB01 CC06 DD01 DD03 FF07 GG01

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 被写体を撮像する撮像装置を内蔵、また
    は外付けで設けた内視鏡と、この内視鏡に接続され、内
    視鏡に照明光を供給する光源機能と内視鏡の前記撮像装
    置からの撮像信号を信号処理する映像信号処理機能とを
    併設してなる制御装置と、からなる内視鏡システムにお
    いて、 前記内視鏡に外部光源装置からの照明光を供給可能とす
    るための外部光源接続手段を設けたことを特徴とする内
    視鏡システム。
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