JP2003204667A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

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JP2003204667A
JP2003204667A JP2003014192A JP2003014192A JP2003204667A JP 2003204667 A JP2003204667 A JP 2003204667A JP 2003014192 A JP2003014192 A JP 2003014192A JP 2003014192 A JP2003014192 A JP 2003014192A JP 2003204667 A JP2003204667 A JP 2003204667A
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Hiroyuki Akita
裕之 秋田
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真人 海野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルの巻線密度を下げることなく直巻きが
できるようにして、小形化ならびにコストの低減が可能
なリニアモータを提供することを目的とする。 【解決手段】 固定子または可動子の一方を、外方に磁
極ティース8がそれぞれ突出して形成される複数のコア
片7を帯状に配列してなるコア部材9、10を積層して
形成される積層ヨーク部材11と、積層ヨーク部材11
のコア片7の凸状端面7cと凹状端面7dとの間で屈曲
可能に積層方向のコア片7を連結する連結手段としての
凹、凸部7a、7bと、積層ヨーク部材11の各磁極テ
ィース8に巻回されるコイル部材12とで構成すること
によって、積層方向のコア片7の凸状端面7c側の面が
重なるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リニアモータに
係り、特にコイルが巻回される側の固定子または可動子
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種従来のリニアモータは、図16に
示すように所定のピッチでスロット1aが形成された櫛
歯状の鉄板を、多数枚積層してなる鉄心1にコイル2を
装着して形成される固定子3と、この固定子3に対向し
空隙を介して移動可能に設けられた可動子4とで構成さ
れているが、図から明らかなようにスロット1aの上側
開口部が広いので、コイル2によって進行磁界が発生さ
れると、この進行磁界がピッチと等しい周期で振幅変調
され、リニアモータの推力を打ち消す方向の力が発生し
て出力が低下するという問題が生じる。このため、図1
7に示すようにスロット1aの上側開口部に突出部1b
を設けた複数の鉄板を積層して固定子3を形成し、この
突出部1bによりスロット1aの上側開口部を狭くして
効果的に対処することも知られている。
【0003】しかしながら、このようにスロット1aの
上側開口部に突出部1bを設けると、スロット1aの上
側開口部が狭くなるので、コイル2を巻回したり嵌め込
む作業が著しく困難になるという問題を生じる。そこ
で、例えば特開平6−165469号公報等では、図1
8に示すように鉄心5の各歯5aの先端両側に、切り欠
き部5bを介して枝部5cをそれぞれ形成し、スロット
5dにコイル6を巻回または嵌め込んだ後、図19に示
すように切り欠き部5bを折り曲げて各歯5aの先端間
を狭くすることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のリニアモータは
以上のように構成され、スロット5dにコイル6を巻回
または嵌め込んだ後、切り欠き部を折り曲げて各歯5a
の先端間を狭くすることにより、コイル6を巻回または
嵌め込む作業を比較的容易にするとともに、出力が低下
するという問題を解決している。しかしながら、コイル
6の巻回または嵌め込み時には、スロット5dの上側開
口部が広くなっているとはいうものの、スロット5dの
幅より広くなることはないので、コイル6を直巻きする
場合にスロット5d内に巻線ノズル(図示せず)の通り
道を確保する必要があるため、その分コイル6の巻線密
度が低くなり、所定の容量を得るためには大形化し、
又、予めボビン等にコイル6を巻回したものをスロット
5d内に嵌め込むようにすれば、スロット5d内に巻線
ノズルの通り道を確保する必要もなくなるため巻線密度
を上げることは出来るが、各コイル6間を接続するため
の部品点数やその作業が増加してコストが増大する等の
問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、コイルの巻線密度を下げること
なく直巻きができるようにして、小形化ならびにコスト
の低減が可能なリニアモータを提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るリニアモ
ータは、固定子または可動子の一方に適用されるもので
あって、磁極テイースを有する複数のコア片を帯状に配
列してなるコア部材を積層してなる積層ヨーク部材と、
上記積層ヨーク部材の上記磁極テイースに巻回されるコ
イル部材とを備え、上記コア部材は第1のコア部材及び
第2のコア部材を重ね合わせてなり、上記コア片は、配
列方向の一端に凸状端面を有し他端に凹状端面を有し、
上記第1のコア部材及び第2のコア部材それぞれの隣り
合うコア片の上記凸状端面と上記凹状端面とが嵌合し、
上記第1のコア部材及び第2のコア部材は、上記第1の
コア部材の凸状端面の向きと上記第2のコア部材の凸状
端面の向きが逆方向になるように、かつ、上記第1のコ
ア部材のコア片の凸状端面側の面と上記第2のコア部材
の凸状端面側の面とが重なるようにし、上記コア片の凸
状端面側の面に、上記隣り合うコア片が上記凸状端面と
上記凹状端面との嵌合部で屈曲可能とするとともに、積
層方向の上記コア片を連結する連結手段を設けているも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態1におけるリニアモータの構成を示す断面
図、図2は図1における積層ヨーク部材のコア片間を連
結する連結手段の構成を示し、(A)は平面図、(B)
は(A)における線A−Aに沿った断面を示す断面図、
図3は図1における固定子の構成を示す平面図、図4は
図3における固定子のコイルの巻線方法を説明するため
の図、図5および図6はこの発明の実施の形態1におけ
るリニアモータの要部の構成が図1におけるとはそれぞ
れ異なる構成を示す断面図である。
【0008】図において、7は磁性材料でなる板状のコ
ア片で、一端側裏面に連結手段としての凹部7aおよび
凸部7bが形成されるとともに、その凸状端面7cはこ
れら凹部7aおよび凸部7bの中心を中心とした円弧状
に形成され、他端側には相隣なるコア片7の凸状端面7
cと嵌合可能な凹状端面7dが形成されており、中央部
から外方に磁極テイース8がそれぞれ突設されている。
9は複数のコア片7が各凸状端面7c、凹状端面7dを
介して配列された第1のコア部材である。
【0009】10は各コア片7が第1のコア部材9とは
長手方向に互い違いに配列され、第1のコア部材9と共
に積層ヨーク部材11を構成する第2のコア部材で、第
1のコア部材9と交互に積層され積層方向に相隣なるコ
ア片7同士の凹部7aおよび凸部7bが嵌合されること
により回転自在に連結されているとともに、図2から明
らかなように、第1のコア部材9の凸状端面7c側面と
破線で示す第2のコア部材10の凸状端面7dとが重な
っており、この重なりによって磁気抵抗が低減される。
なお、最上層となるコア片7には凸部7bが嵌合可能な
穴部7eが形成されている。12は各磁極テイース8に
絶縁ボビン13を介して巻回されたコイル、14は積層
ヨーク部材11を固定側に保持する保持部材で、これら
7ないし14で固定子15を構成している。16は固定
子15の各磁極テイース8の先端と所定の間隙、すなわ
ちエアギャップを介して配設され、固定子15と対向す
る側に所定のピッチで複数の永久磁石17が取り付けら
れた可動子、18はノズル19を介してコイル12を巻
回する巻線機、20は駆動軸21により回転駆動される
巻線治具である。
【0010】次に、上記のように構成された実施の形態
1におけるリニアモータの製造方法について説明する。
まず、第1および第2のコア部材9、10をプレス打ち
抜きにより交互に打ち抜いて金型内で順次積層し、各コ
ア片7の積層方向で相対向する凹部7aおよび凸部7b
同士が嵌合されるとともに、抜きかしめがなされて一体
化され図2(A)に示すように積層ヨーク部材11が構
成される。そして、この積層ヨーク部材11の各磁極テ
イース8に絶縁ボビン13をそれぞれ装着する。
【0011】次に、図4に示すようにこの積層ヨーク部
材11を、駆動軸21により回転駆動される巻線治具2
0に装着する。すると、巻線治具20に装着された各コ
ア片7同士は連結手段としての凹部7aおよび凸部7b
の回転により屈曲し、各磁極テイース8はその先端が放
射状に拡開される。次いで、このように各磁極テイース
8の先端が拡開された状態で、巻線機18によりノズル
19を介して各磁極テイース8に巻線が行われコイル1
2が形成される。
【0012】すると、駆動軸21の回転により巻線治具
20が駆動され、次の新しいコア片7が順次巻線治具2
0に装着され、再び巻線が行われてコイル12が形成さ
れる。以下同様の動作が繰り返されて図3に示すような
状態に組み立てられた後、積層ヨーク部材11の各コア
片7側を保持部材14で保持固定して固定子15が構成
され、各磁極テイース8の先端側にエアギャップを介し
て可動子16を配置することによりリニアモータが完成
する。そして、各コイル12を励磁することにより発生
する進行磁界によって可動子16に推力が発生し、この
推力によって可動子16に搭載された被搬送物が搬送さ
れる。
【0013】このように上記実施の形態1によれば、連
結手段としての凹部7aおよび凸部7bを回転させて各
コア片7間を屈曲させ、各磁極テイース8を放射状に拡
開した状態で巻線を行いコイル12を形成するようにし
ているので、直巻きとしてもノズル19の通り道を確保
する必要など無くなり、巻線密度を十分に上げることが
できるため、小形化ならびにコストの低減が可能とな
る。又、巻線後に屈曲された各コア片7間を元に戻し正
常な状態にしているので、図5に示すように各磁極テイ
ース8の先端間の開口幅を狭くすることができ、場合に
よっては図6に示すように各磁極テイース8の先端同士
を当接させて開口幅を無くすこともできるため、可動子
16の動きを滑らかにすることが可能となる。
【0014】実施の形態2.図7はこの発明の実施の形
態2におけるリニアモータの固定子の構成を示す断面
図、図8はこの発明の実施の形態2におけるリニアモー
タの固定子の図7に示すとは異なる構成を示す断面図で
ある。図において、上記実施の形態1におけると同様な
部分は同一符号を付して説明を省略する。
【0015】22は磁性材料でなり後述の保持部材と対
応する側にそれぞれアリ溝22aが形成された複数のコ
ア片で、連結手段としての薄肉部23を介して屈曲可能
に連結されている。24は各コア片22から外方に突出
して形成される磁極テイース、25はこれら22ないし
24で形成されるコア部材で、所定の枚数が積層され例
えば抜きかしめ等によって一体化されることにより積層
ヨーク部材26を構成している。そして、積層ヨーク部
材26の各磁極テイース24には絶縁ボビン13を介し
てコイル12がそれぞれ巻回されている。27は各コア
片22のアリ溝22aと対応する位置に、アリ溝22a
と嵌合可能な複数の突起27aが形成された保持部材
で、各突起27aをアリ溝22aと嵌合させることによ
り、積層ヨーク部材26を保持固定し固定子28を構成
している。
【0016】このように上記実施の形態2によれば、連
結手段としての薄肉部23を折曲させて各コア片22間
を屈曲できるようにしているので、上記実施の形態1に
おけると同様に、各磁極テイース24を放射状に拡開し
た状態で巻線を行いコイル12を形成することができる
ため、巻線密度を十分に上げ小形化ならびにコストの低
減が可能であることは勿論のこと、保持部材27の突起
27aをコア片22のアリ溝22aに嵌合させて積層ヨ
ーク部材26を固定保持しているので、機械的強度を向
上させることが可能となる。
【0017】なお、図7における構成では、コア片22
側にアリ溝22aを、保持部材27側に突起27aをそ
れぞれ形成した場合について説明したが、図8に示すよ
うにコア片22側に突起22bを、保持部材27側にア
リ溝27bをそれぞれ形成するようにしても良く上記と
同様の効果を発揮し得ることは言うまでもない。
【0018】実施の形態3.図9はこの発明の実施の形
態3におけるリニアモータの固定子の構成を示す断面図
である。図において、上記実施の形態2におけると同様
な部分は同一符号を付して説明を省略する。29は例え
ばポリブチレンテレフタレートのような熱可塑性樹脂
や、エポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂等の樹脂により
形成された保持部材で、この樹脂は保持部材29の形成
時に各磁極テイース24に巻回されたコイル12近傍に
存在する隙間にも埋め込まれ、コイル12および積層ヨ
ーク部材26と共に一体にモールド成形されている。
【0019】このように上記実施の形態3によれば、保
持部材29を形成する樹脂でコイル12および積層ヨー
ク部材26を一体にモールド成形しているので、組立作
業性および機械的強度の向上を図ることが可能になる。
【0020】実施の形態4.図10はこの発明の実施の
形態4におけるリニアモータの固定子の要部の構成を示
す断面図、図11は図10におけるリニアモータの固定
子の要部の構成を示す背面図、図12はこの発明の実施
の形態4におけるリニアモータの固定子と可動子の配置
関係を示す平面図である。図において、上記各実施の形
態1ないし3におけると同様な部分は同一符号を付して
説明を省略する。
【0021】30は磁性材料でなる板状のコア片で、一
端に突出部30aおよび他端に隣接するコア片30の突
出部30aと回転可能に嵌合することにより関節形状を
形成する窪み部30bが設けられている。31は各コア
片30から外方に突出して形成される磁極テイースで、
絶縁ボビン13を介してコイル12がそれぞれ巻回され
ている。32は各コア片30を各突出部30aおよび窪
み部30bを嵌合させることにより所定の枚数連結して
形成されるコア部材、33はこのコア部材32を所定の
数だけ積層し、例えば抜きかしめ等により一体化して形
成される積層ヨーク部材であり、図11に示すように各
突出部30a、窪み部30bの各嵌合部を所定量ずつ摺
動させることにより、各コア片30をコア部材32の積
層方向に順次ずらして配置し、保持部材(図示せず)に
より固定保持して固定子34が構成される。
【0022】このように上記実施の形態4によれば、各
突出部30aおよび窪み部30bの各嵌合部を所定量ず
つ摺動させることにより、各コア片30をコア部材32
の積層方向に順次ずらして配置するようにしているの
で、例えば図12に示すように、可動子35に対して固
定子34を所定の角度αだけ傾けて配置することによ
り、容易にスキューを与えることができ、コギングの発
生を効果的に抑制することが可能になる。
【0023】実施の形態5.図13はこの発明の実施の
形態5におけるリニアモータの固定子の要部の構成を示
す断面図、図14は図13におけるリニアモータの固定
子の要部の構成を示す背面図、図15はこの発明の実施
の形態5におけるリニアモータの固定子と可動子の配置
関係を示す平面図である。図において、上記各実施の形
態1ないし4におけると同様な部分は同一符号を付して
説明を省略する。
【0024】36は磁性材料でなり所定の枚数積層され
た板状のコア片で、最上、下層の両コア片36は連結手
段としての薄肉部36aを介して屈曲可能に連結されて
おり、図14に示すように最上、下層の両コア片36の
各薄肉部36aを積層方向に折曲させることにより、各
コア片36を積層方向に順次ずらして配置し、保持部材
(図示せず)により固定保持して固定子37が構成され
る。
【0025】このように上記実施の形態5によれば、最
上、下層の両コア片36の各薄肉部36aを積層方向に
折曲させることにより、各コア片36を積層方向に順次
ずらして配置するようにしているので、例えば図15に
示すように、上記実施の形態4におけると同様に可動子
35に対して固定子37を所定の角度αだけ傾けて配置
することにより、容易にスキューを与えることができ、
コギングの発生を効果的に抑制することが可能になる。
【0026】なお、上記各実施の形態1ないし5におい
ては、固定子側に巻線が施された構成について説明した
が、これに限定されるものではなく可動子側に巻線が施
された構成のものに適用しても、上記とそれぞれ同様の
効果を発揮し得ることは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るリニアモ
ータによれば、固定子または可動子の一方に適用される
ものであって、磁極テイースを有する複数のコア片を帯
状に配列してなるコア部材を積層してなる積層ヨーク部
材と、上記積層ヨーク部材の上記磁極テイースに巻回さ
れるコイル部材とを備え、上記コア部材は第1のコア部
材及び第2のコア部材を重ね合わせてなり、上記コア片
は、配列方向の一端に凸状端面を有し他端に凹状端面を
有し、上記第1のコア部材及び第2のコア部材それぞれ
の隣り合うコア片の上記凸状端面と上記凹状端面とが嵌
合し、上記第1のコア部材及び第2のコア部材は、上記
第1のコア部材の凸状端面の向きと上記第2のコア部材
の凸状端面の向きが逆方向になるように、かつ、上記第
1のコア部材のコア片の凸状端面側の面と上記第2のコ
ア部材の凸状端面側の面とが重なるようにし、上記コア
片の凸状端面側の面に、上記隣り合うコア片が上記凸状
端面と上記凹状端面との嵌合部で屈曲可能とするととも
に、積層方向の上記コア片を連結する連結手段を設けて
いるものであるので、コイルの巻線密度を下げることな
く直巻きができるようにして、小形化ならびにコストの
低減が可能なリニアモータを提供することができるとと
もに、配列したコア片間の磁気抵抗を低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるリニアモー
タの構成を示す断面図である。
【図2】 図1における積層ヨーク部材のコア片間を連
結する連結手段の構成を示し、(A)は平面図、(B)
は(A)における線A−Aに沿った断面を示す断面図で
ある。
【図3】 図1における固定子の構成を示す平面図であ
る。
【図4】 図3における固定子のコイルの巻線方法を説
明するための図である。
【図5】 この発明の実施の形態1におけるリニアモー
タの要部の図1に示すとは異なる構成を示す断面図であ
る。
【図6】 この発明の実施の形態1におけるリニアモー
タの要部の図1に示すとはさらに異なる構成を示す断面
図である。
【図7】 この発明の実施の形態2におけるリニアモー
タの固定子の構成を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態2におけるリニアモー
タの固定子の図7に示すとは異なる構成を示す断面図で
ある。
【図9】 この発明の実施の形態3におけるリニアモー
タの固定子の構成を示す断面図である。
【図10】 この発明の実施の形態4におけるリニアモ
ータの固定子の要部の構成を示す断面図である。
【図11】 図10におけるリニアモータの固定子の要
部の構成を示す背面図である。
【図12】 この発明の実施の形態4におけるリニアモ
ータの固定子と可動子の配置関係を示す平面図である。
【図13】 この発明の実施の形態5におけるリニアモ
ータの固定子の要部の構成を示す断面図である。
【図14】 図13におけるリニアモータの固定子の要
部の構成を示す背面図である。
【図15】 この発明の実施の形態5におけるリニアモ
ータの固定子と可動子の配置関係を示す平面図である。
【図16】 従来のリニアモータの構成を示す断面図で
ある。
【図17】 従来のリニアモータの固定子の鉄心の図1
6に示すとは異なる構成を示す平面図である。
【図18】 従来のリニアモータの固定子の鉄心の図1
6に示すとはさらに異なる構成を示す平面図である。
【図19】 図18に示す固定子の鉄心が用いられたリ
ニアモータの構成を示す断面図である。
【符号の説明】
7,22,30,36 コア片、7a 凹部、7b 凸
部、7c 凸状端面、7d 凹状端面、22a,27b
アリ溝、22b,27a 突起、30a 突出部、3
0b 窪み部、36a 薄肉部、8,24,31 磁極
テイース、9 第1のコア部材、10 第2のコア部
材、11,26,33 積層ヨーク部材、12 コイ
ル、13 絶縁ボビン、14,27,29 保持部材、
15,28,34,37 固定子、16,35 可動
子、18 巻線機、19 ノズル、20 巻線治具、2
3,36a 薄肉部、25,32 コア部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 海野 真人 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 井上 正哉 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA07 AB04 AB06 AC01 AC08 AE08 5H641 BB06 GG02 GG03 GG04 GG08 GG19 GG20 HH02 HH03 HH09 HH16 JB09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子または可動子の一方に適用される
    ものであって、磁極テイースを有する複数のコア片を帯
    状に配列してなるコア部材を積層してなる積層ヨーク部
    材と、上記積層ヨーク部材の上記磁極テイースに巻回さ
    れるコイル部材とを備え、 上記コア部材は第1のコア部材及び第2のコア部材を重
    ね合わせてなり、 上記コア片は、配列方向の一端に凸状端面を有し他端に
    凹状端面を有し、上記第1のコア部材及び第2のコア部
    材それぞれの隣り合うコア片の上記凸状端面と上記凹状
    端面とが嵌合し、 上記第1のコア部材及び第2のコア部材は、上記第1の
    コア部材の凸状端面の向きと上記第2のコア部材の凸状
    端面の向きが逆方向になるように、かつ、上記第1のコ
    ア部材のコア片の凸状端面側の面と上記第2のコア部材
    の凸状端面側の面とが重なるようにし、 上記コア片の凸状端面側の面に、上記隣り合うコア片が
    上記凸状端面と上記凹状端面との嵌合部で屈曲可能とす
    るとともに、積層方向の上記コア片を連結する連結手段
    を設けていることを特徴とするリニアモータ。
  2. 【請求項2】 上記コア部材の上記磁極テイースとは異
    なる側に、アリ溝またはアリ溝に嵌合可能な突起を形成
    したことを特徴とする請求項1記載のリニアモータ。
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