JP2003204369A - 信号送受信装置、回路、およびループバックテスト方法 - Google Patents

信号送受信装置、回路、およびループバックテスト方法

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JP2003204369A JP2002001900A JP2002001900A JP2003204369A JP 2003204369 A JP2003204369 A JP 2003204369A JP 2002001900 A JP2002001900 A JP 2002001900A JP 2002001900 A JP2002001900 A JP 2002001900A JP 2003204369 A JP2003204369 A JP 2003204369A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 信号通信用の信号送受信装置のループバック
テストを行う際に、必要な送信回路群と受信回路群を繋
ぐ高速信号線を削減し、実装コストと消費電力の低減す
る装置を提供することである。 【解決手段】 101はパラレル信号を送受信する通信装
置A、103はシリアル信号を送受信する通信装置B、102は
通信機間でパラレル信号とシリアル信号の変換を行う信
号送受信装置である。信号送受信装置は、送信回路IC10
4と受信回路IC108で構成される。送信回路ICは、シリア
ライザ105、送信ドライバ107から構成され、受信回路IC
は、入力バッファ111とデシリアライザ109で構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光または電気信号
を用いた信号送受信装置で、正常に通信が行われている
ことを確認する手法に関する。特に、通信装置と信号送
受信装置との間で行われるループバックテスト方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、信号通信で使用される交換機、ル
ータ等には、通信装置間の信号伝送のために送信回路と
受信回路とがペアになった光または電気の信号送受信装
置が使用される。このような信号送受信装置では、正常
に通信が行われているかテストするため、通信装置から
送られてきたテスト信号を送信回路から受信回路へその
まま折り返して通信装置へ戻すというテストが行われ
る。通信装置では、通信装置が送信したテスト信号と信
号送受信装置から折り返されたテスト信号との比較を行
い正常に通信が行われているか判断する。このテスト方
式をループバックテスト方式と呼ぶ。この従来技術とし
ては、例えば、米国特許第5,787,114号に記載されてい
る方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図10で、従来のルー
プバックテスト方式の課題を説明する。図10で1001は
パラレル信号を送受信する通信装置A、1003はシリアル
信号を送受信する通信装置Bであり、1002は通信装置間
でシリアル信号とパラレル信号を相互に変換して信号伝
送を行う信号送受信装置である。1004は送信回路IC、10
08は受信回路ICであり、この図ではそれぞれ別ICで構
成されている場合を示してある。1005はパラレル信号を
シリアル信号に変えるシリアライザ、1007はシリアル信
号TXをドライブする送信ドライバ、1011はシリアル信号
RXを受信する入力バッファ、1009はシリアル信号をパラ
レル信号に変えるデシリアライザである。この信号送受
信装置は、通常の通信時では通信装置Aより送られてき
たパラレル信号TXDをパラレル‐シリアル変換したシリ
アル信号TXを通信装置Bへ送信し、逆に通信装置Bから送
られてきたシリアル信号RXをシリアル‐パラレル変換し
たパラレル信号RXDを通信装置Aへ送信する機能を果す。
一方、ループバックテスト時では、通信装置Aより送ら
れてきたテスト信号のシリアライザ出力信号TXを、送
信回路ICから受信回路ICとを繋ぐ配線1006を経由して、
そのまま折り返してデシリアライザに入力し通信装置A
へ送り返す方法を行っている。しかし、この従来の方式
では、送信回路群と受信回路群の間にテスト信号と同量
の信号を流さなければならない。そのため、信号転送の
ための回路構成と転送時間が必要である。特に信号送受
信装置を送信回路群と受信回路群との別モジュール、あ
るいはICで構成する必要が生じた場合、信号折り返しの
ために送信回路群と受信回路群を繋ぐデータ信号と同じ
伝送速度の回路が必要となる。最近のデータ信号の伝送
速度は1Gbpsを超える高速なものが一般的であり、送信
回路群と受信回路群を繋ぐ信号線およびICピンは、高速
なものが要求される。しかし、一般に高速な信号線およ
びICピンは、低速のものよりも高価であるため実装コス
トの増加を招く。また、信号線の増加により余分な入出
力回路が必要となり消費電力の増加を招く。また、これ
らの構成に安価なものを用いれば、信号伝送の高速化が
できず、装置性能が落ちることになる。
【0004】本発明は、従来のループバックテストにお
いて、装置内でテスト信号をそのまま転送することによ
るオーバーヘッドを削減することを目的とする。より具
体的には、ループバックテストの際に必要な送信回路群
と受信回路群を繋ぐ高速信号線を削減し、実装コストと
消費電力の低減する装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本願発明のテスト方法では、送信回路と受信回路と
を有する信号送受信装置が、他の通信装置との間の通信
の状態をテストするループバックテスト方法であって、
通信装置から送られてきたテスト信号を、受信回路から
送信回路へそのまま折り返して、上記通信装置へ戻すの
ではなく、上記受信回路において上記テスト信号の送信
状態を評価する第1のステップ、上記受信回路から送信
回路へ上記評価に基づいた評価結果信号を伝達する第2
のステップ、上記受信回路は該評価結果に基づいて、テ
スト信号またはテスト信号と異なる信号を上記通信装置
に戻す第3のステップを含むことを特徴とする。
【0006】第1のステップにおいては、例えば受信回
路において通信装置から送られてきたテスト信号を、あ
らかじめ決められた正しいテスト信号と比較することに
よって、テスト信号の送信状態(例えば誤り率)を評価
する。第2のステップにおいて、評価結果信号の情報量
は上記テスト信号の情報量よりも小さいこととする。第
3のステップにおいて、送信回路は例えば評価結果に基
づいて、あらかじめ決められた正しいテスト信号の少な
くとも1ビットを反転することによって、テスト信号と
異なる信号を作成し、通信装置に戻す。通信装置側で
は、戻されてきたテスト信号が正しいテスト信号か否か
を検出することにより、通信状態を判定することができ
る。
【0007】信号送受信装置は、例えば、通信装置から
送られてくるパラレル信号をシリアル信号に変換して他
の通信装置に転送する機能を備えていてもよい。この場
合、テスト信号はパラレル信号であり得る。評価結果信
号はテスト信号より情報量が少ないことが好ましく、例
えば、テスト信号の正誤を示す1ビットの信号でもよ
い。受信回路と送信回路が、別々のチップで構成されて
いる場合、上記の1ビットの評価結果信号は、1つのピ
ンの間での転送が可能となる。また、評価結果信号にテ
スト信号より転送速度が遅いものを用いれば、用いる回
路が低価格ですむ。このためには、例えば、評価結果信
号のパルス幅を、テスト信号のパルス幅よりも広くすれ
ばよい。
【0008】本願発明の他の側面である信号送受信装置
の構成は、信号を受信する第1の回路と信号を発信する
第2の回路を有する信号送受信装置であって、上記第1
の回路は、入力されたテスト信号パターンのエラーの有
無を検出し、エラーが検出された場合、上記第2の回路
にエラーを示すエラー信号を送信し、上記第2の回路
は、上記エラー信号に基づいて、正しいテスト信号パタ
ーンか、誤ったテスト信号パターンのいずれかを発信す
ることを特徴とする。
【0009】具体例としては、第1の回路は並列度a(a
≧1)のパラレル信号を受信信号とし、第2の回路は並
列度b(b≧1)のパラレル信号を発信信号とし、エラー
信号はシリアル信号、または、並列度c(a>c,b>
c)のパラレル信号である。通常はa=bでよい。本願
発明のさらに具体的な構成は、(1)光または電気信号
を用いた並列度n(n≧1)の信号と並列度m(m≧1)の
信号を通信装置間で相互に変換して送受信を行う信号送
受信装置であり、並列度nの信号を受信し並列度mの信
号に変換して送信する送信回路群、および並列度mの信
号を受信し並列度nの信号に変換して送信する受信回路
群で構成される信号送受信装置において、送信回路群に
通信装置から送られるテスト信号のエラー検出回路を有
し、受信回路群に通信装置と同等なテスト信号発生回路
を有するとともに、前記送信回路群のエラー検出回路で
検出したエラーの情報を信号の伝送速度よりも低速で受
信回路群に伝える回路を有し、そのエラー情報を元に前
記テスト信号発生回路でエラーを含むテスト信号を生成
し、通信装置に送り返し戻すループバック機能を持つこ
とを特徴とする。
【0010】また、(2)上記(1)に記載の信号送受
信装置において、送信回路群で受信したテスト信号をエ
ラー検出回路でエラーの有無を検出し、エラー有無の1
ビットの情報を送信回路群から受信回路群へ伝える回路
を有し、そのエラーの有無の情報から受信回路群のテス
ト信号発生回路でエラーの有無を含むテスト信号を生成
し、通信装置に送り返し戻すループバック機能を特徴と
する。
【0011】また、(3)上記(1)に記載の信号送受
信装置において、送信回路群で受信したテスト信号をエ
ラー検出回路でエラーのビット数を検出し、エラーのビ
ット数の情報を送信回路群から受信回路群へ伝える回路
を有し、そのエラーのビット数の情報から受信回路群の
テスト信号発生回路で受信した信号と同じエラービット
数を含むテスト信号を生成し、通信装置に送り返し戻す
ループバック機能を特徴とする。
【0012】また、(4)上記(1)に記載の信号送受
信装置において、送信回路群で受信したテスト信号をエ
ラー検出回路でエラーのビット位置を検出し、エラーの
ビット位置の情報を送信回路群から受信回路群へ伝える
回路を有し、そのエラーのビット位置の情報から受信回
路群のテスト信号発生回路で受信した信号と同じエラー
のビット位置を含むテスト信号を生成し、通信装置に送
り返し戻すループバック機能を特徴とする。
【0013】また、(5)上記(1)に記載の信号送受
信装置において、送信回路群で受信したテスト信号をエ
ラー検出回路でエラーを検出し、エラーの情報を信号の
伝送速度よりも低速なビットシリアル信号で送信回路群
から受信回路群へ伝える回路を有し、そのエラーの情報
から受信回路群のテスト信号発生回路で受信した信号と
同じエラー含むテスト信号を再現し、通信装置に送り返
し戻すループバック機能を特徴とする。また、(6)上
記(1)〜(5)に記載の信号送受信装置において、送
信回路群で受信したテスト信号のタイミング信号を送信
回路群から受信回路群へ伝える回路を有し、そのタイミ
ング信号を元に前記テスト信号発生回路で受信したテス
ト信号と同期したエラー情報を含むテスト信号を生成
し、通信装置に送り返し戻すループバック機能を特徴と
する。また、(7)上記(1)〜(6)に記載の信号送
受信装置において、エラー情報を送信回路群から受信回
路群へ伝える回路でエラー情報の伝達の有無を制御する
ことで、エラーの発生場所が送信回路側か受信回路側か
を特定することが可能なループバック機能を特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、例を
用いて図面により詳細に説明する。図1は、本発明によ
る通信装置と信号送受信装置の基本構成例である。この
図で、101はパラレル信号を送受信する通信装置A、103
はシリアル信号を送受信する通信装置Bであり、この2
つの通信装置間でパラレル信号とシリアル信号の変換を
行い信号の送受信を行うのが信号送受信装置102であ
る。この例のような構成でのループバックテスト方法
は、通信装置Aと信号送受信装置間でのループバックと
通信装置Bと信号送受信装置間でのループバックとが考
えられるが、図1では、簡単のため通信装置Aと信号送
受信装置間でのループバックテストについてのみ示す。
【0015】この例では、信号送受信装置は、送信回路
IC104と受信回路IC108の送信回路群と受信回路群が別の
ICで構成される。送信回路ICは、パラレル信号をシリア
ル信号に変えるシリアライザ105、シリアル信号TXをド
ライブする送信ドライバ107から構成され、受信回路IC
は、シリアル信号RXを受信する入力バッファ111とシリ
アル信号をパラレル信号に変えるデシリアライザ109で
構成される。通常通信時、すなわち非ループバックテス
ト時は、通信装置Aから送信されたパラレル信号TXDが送
信回路ICでシリアル信号TXに変換して通信装置Bに送信
され、逆に通信装置Bから送信されたシリアル信号RXが
受信回路ICでパラレル信号RXDに変換して通信装置Aに送
信される。
【0016】この例では、本発明の特徴であるループバ
ックテスト回路は、送信回路IC内のエラー検出回路10
6、受信回路IC内のテスト信号発生回路110、およびエラ
ー情報を送信回路ICから受信回路ICに伝達する配線112
で構成される。エラー検出回路106は、あらかじめ通信
装置Aとの間で定められたテスト信号パターンと受信信
号パターンを例えば逐次比較しエラーを検出する。一
方、テスト信号発生回路は、あらかじめ通信装置Aとの
間で定められたテスト信号パターンを発生すると共に、
エラー情報を元にテスト信号パターンの任意のビットを
反転することができる。
【0017】図2で、本発明のループバックテストの動
作を、送信回路ICから受信回路ICへのエラー情報として
エラーの有無を伝達する場合について、具体例を説明す
る。TP1、TP2はあらかじめ通信装置Aとの間で定められ
たテスト信号パターンである。送信回路ICで受信した信
号TRは、エラー検出回路106でTP1と比較されてE1のよう
に両者に食い違いがあればエラーとして検出される。エ
ラー検出回路106でエラーが検出されるとエラー信号DE
にHレベルが出力される。エラー信号DEは、配線112を通
して受信回路ICのテスト信号発生回路へ伝えられる。テ
スト信号発生回路は、送信回路からのエラー信号DEがL
レベルの場合は、通信装置Aとの間で定められたテスト
信号パターンTP2を発生するが、エラー信号DEのHレベル
を受信するとテスト信号パターンTP2の例えば1ビット
(E2)が反転された信号TTを発生する。この信号TTが通
信装置Aに送信されるので、このループバックテストで
通信装置と信号送受信回路間のループバック経路内での
エラーの有無を試験することが出来る。ここでエラー信
号DEの伝送速度は、テスト信号パターンの1サイクル時
間TPCと同じ程度に低速にすることが出来る。従っ
て、送信回路ICと受信回路ICを繋ぐ配線とICピンは低速
なものが使用でき、実装コストの削減ができる。図3
で、図1と同じ装置構成で、送信回路ICから受信回路IC
へのエラー情報としてエラーの数を伝達する場合のルー
プバックテストの動作例を説明する。TP1、TP2はあらか
じめ通信装置Aとの間で定められたテスト信号パターン
である。送信回路ICで受信した信号TRは、エラー検出回
路でTP1と比較されてE1のように両者に食い違いがあれ
ばエラーとして検出され、エラー検出回路内のカウンタ
でテスト信号パターンの1サイクル内のエラー数がカウ
ントされる。テスト信号パターンの次のサイクルに、例
えばエラー数だけLレベルとHレベルを繰り返すような
エラー信号DEが出力され、配線112を通して受信回路IC
のテスト信号発生回路へ伝えられる。図3の例では、エ
ラーE1が3つあり、エラー信号DEはLレベルとHレ
ベルを3回繰り返す信号となる。テスト信号発生回路
は、エラー信号DEで伝えられたエラー数だけTP2のビッ
ト(E2)を反転させた信号TTを発生する。この信号TTが
通信装置Aに送信されるので、このループバックテスト
でループバック経路内でのエラーの数を試験することが
できる。ここで送信回路ICと受信回路ICへ送信する信号
量は、エラー数2倍のビット数まで圧縮することがで
き、エラー信号DEの伝送速度は、送受信信号に比べて低
速にすることができる。従って上記の例と同様、送信回
路ICと受信回路ICを繋ぐ配線とICピンは低速なものが使
用でき、実装コストの削減ができる。図3では紙面の都
合上,信号(TR、TP1)と信号DEと信号(TT、TP2)の時
刻Tが示すように、時間関係がずれている。また、信号
DEの時間スケールは、他の信号より縮小されている。
なお、この例では、エラーの数伝達方法としてエラーの
数だけLレベルとHレベルを繰り返す方式を用いたが、エ
ラーの数を2進数信号とクロック信号の2ビット信号で
伝達する方式などエラーの数が伝達できる方式であれば
良い。図4で、図1と同じ装置構成で、送信回路ICから
受信回路ICへのエラー情報としてエラーのテスト信号パ
ターン上の位置を伝達する場合のループバックテストの
動作例を説明する。TP1、TP2はあらかじめ通信装置Aと
の間で定められたテスト信号パターンである。送信回路
ICで受信した信号TRは、エラー検出回路でTP1と比較さ
れてE1のように両者に食い違いがあればエラーとして検
出され、エラー検出回路内のメモリにエラーのテスト信
号パターン上の位置が記録される。テスト信号パターン
の次のサイクルに、エラーの位置情報を含んだエラー信
号DEが出力され、配線112を通して受信回路ICのテスト
信号発生回路へ伝えられる。図4の例では、エラーE1
が3つあり、エラー信号DEはそれぞれのエラーの位置
情報のデータセット、ER1, ER2, ER3からなる信号とな
る。テスト信号発生回路は、エラー信号DEからエラーの
位置情報を再現したTP2のビット(E2)を反転させた信
号TTを発生する。この信号TTが通信装置Aに送信される
ので、エラーの位置を再現したループバックテストがで
きる。ここで送信回路ICと受信回路ICへ送信する信号量
は、(エラー数)×(テスト信号パターンのビット数を
2進数で表したビット数)程度に圧縮することができ、
エラー信号DEの伝送速度は、送受信信号に比べて低速に
することができる。従って上記の例と同様、送信回路IC
と受信回路ICを繋ぐ配線とICピンは低速なものが使用で
き、実装コストの削減ができる。図4では紙面の都合
上,信号(TR、TP1)と信号DEと信号(TT、TP2)の時間
Tで示すように、時間関係がずれている。また、信号D
Eの時間スケールは、他の信号より縮小されている。図
5で、図1と同じ装置構成で、送信回路ICから受信回路
ICへのエラー情報を信号の伝送速度よりも低速なビット
シリアル信号で伝達する場合のループバックテストの動
作例を説明する。TP1、TP2はあらかじめ通信装置Aとの
間で定められたテスト信号パターンである。送信回路IC
で受信した信号TRは、エラー検出回路でTP1と比較され
てE1のように両者に食い違いがあればエラーとして検出
され、エラー検出回路内のメモリにエラー情報が記録さ
れる。テスト信号パターンの次のサイクルに、送受信信
号の伝送速度よりも低速なビットシリアル信号としてエ
ラー信号DEが出力され、配線112を通して受信回路ICの
テスト信号発生回路へ伝えられる。テスト信号発生回路
は、エラー信号DEから送信回路ICで受信したテスト信
号を再現したTP2のビット(E2)を反転させた信号TTを
発生する。図5の例では、エラー信号DEとしてテスト
信号パターン1サイクルをそのまま1/100低速にして送
信回路ICから受信回路ICへ送っている。この場合、
ループバックテストを行うのに送信回路ICから受信回
路ICへの信号伝送時間、すなわちテスト信号パターン
のサイクル時間TPCの100倍の時間がかかってしまうが、
送信回路ICで受信したテスト信号をそのまま送り返す、
従来のループバックテストと同等の試験ができる。エラ
ー信号DEの伝送速度は、送受信信号に比べて低速なの
で、送信回路ICと受信回路ICを繋ぐ配線とICピンは低速
なものが使用でき、実装コストの削減ができる。図5で
は紙面の都合上,信号(TR、TP1)と信号DEと信号(TT、
TP2)の時間Tで示すように、時間関係がずれている。
また、信号DEの時間スケールは、他の信号より縮小さ
れている。
【0018】図6は、本発明による通信装置と信号送受
信装置の第2の構成例である。通信装置と信号送受信装
置の構成、信号送受信装置内の送信回路ICと受信回路IC
の構成は上記基本構成例と同じである。この図で、601
はパラレル信号を送受信する通信装置A、603はシリアル
信号を送受信する通信装置Bであり、この2つの通信機
間でパラレル信号とシリアル信号の変換を行い信号の送
受信を行うのが信号送受信装置602である。図6でも図
1と同様に、簡単のため通信装置Aと信号送受信装置間
でのループバックテストについてのみを示す。
【0019】この例では、信号送受信装置は、送信回路
IC604と受信回路IC608の送信回路群と受信回路群が別の
ICで構成される。送信回路ICは、パラレル信号をシリア
ル信号に変えるシリアライザ605、シリアル信号TXをド
ライブする送信ドライバ607から構成され、受信回路IC
は、シリアル信号RXを受信する入力バッファ611とシリ
アル信号をパラレル信号に変えるデシリアライザ609で
構成される。通常通信時、すなわち非ループバックテス
ト時は、通信装置Aから送信されたパラレル信号TXDが送
信回路ICでシリアル信号TXに変換して通信装置Bに送信
され、逆に通信装置Bから送信されたシリアル信号RXが
受信回路ICでパラレル信号RXDに変換して通信装置Aに送
信される。
【0020】この例では、ループバックテスト回路は、
送信回路IC内のエラー検出回路606、受信回路IC内のテ
スト信号発生回路610、エラー情報を送信回路ICから受
信回路ICに伝達する配線612、テスト信号のタイミング
情報を送信回路ICから受信回路ICに伝達する配線613で
構成される。エラー検出回路は、あらかじめ通信装置A
との間で定められたテスト信号パターンと受信信号パタ
ーンを例えば逐次比較しエラーを検出する。またエラー
検出回路は、別の機能としてテスト信号パターンのタイ
ミング情報を抽出する。一方、テスト信号発生回路は、
あらかじめ通信装置Aとの間で定められたテスト信号パ
ターンを発生すると共に、エラー情報を元にテスト信号
パターンの任意のビットを反転することができる。ま
た、テスト信号発生回路は、タイミング情報を元にテス
ト信号パターンの発生タイミングを制御することができ
る。
【0021】図7で上記第2の具体例でのループバック
テストの動作例を、送信回路ICから受信回路ICへのエラ
ー情報としてエラーの有無を伝達する場合について説明
する。TP1はあらかじめ通信装置Aとの間で定められたテ
スト信号パターンである。送信回路ICで受信した信号TR
は、エラー検出回路でTP1と比較されて、E1のように両
者に食い違いがあればエラーとして検出される。エラー
検出回路でエラーが検出されるとエラー信号DEにHレベ
ルが出力される。エラー信号は、配線612を通して受信
回路ICのテスト信号発生回路へ伝えられる。また、エラ
ー検出回路は、テスト信号パターンの開始タイミングを
抽出してタイミング信号DTにHレベルが出力される。タ
イミング信号DTは、配線613を通して受信回路ICのテス
ト信号発生回路へ伝えられる。テスト信号発生回路は、
送信回路からのタイミング信号DTを元にテスト信号パタ
ーンの発生を開始する。送信回路からのエラー信号がL
レベルの場合は、通信装置Aとの間で定められたテスト
信号パターンTP1を発生するが、エラー信号DEのHレベル
を受信するとテスト信号パターンTP1の例えば1ビット
(E2)が反転された信号TTを発生する。この信号TTが通
信装置Aに送信されるので、このループバックテストで
ループバック経路内でのエラーの有無を試験することが
できる。この第2の例では通信機Aから受信するテスト信
号パターンと通信機Aに送信するテスト信号パターン間
の同期をとることが出来るので、通信機Aからは従来の
受信信号をそのまま折り返すループバック信号と等価に
みえる。
【0022】図8は、本発明による通信装置と信号送受
信装置の第3の構成例である。通信装置と信号送受信装
置の構成、信号送受信装置内の送信回路ICと受信回路IC
の構成は上記基本構成例と同じである。この図で、801
はパラレル信号を送受信する通信装置A、803はシリアル
信号を送受信する通信装置Bであり、この2つの通信機
間でパラレル信号とシリアル信号の変換を行い信号の送
受信を行うのが信号送受信装置802である。図8でも図
1と同様に、簡単のため通信装置Aと信号送受信装置間
でのループバックテストについてのみを示す。
【0023】この例では、信号送受信装置は、送信回路
IC804と受信回路IC808の送信回路群と受信回路群が別の
ICで構成される。送信回路ICは、パラレル信号をシリア
ル信号に変えるシリアライザ805、シリアル信号TXをド
ライブする送信ドライバ807から構成され、受信回路IC
は、シリアル信号RXを受信する入力バッファ811とシリ
アル信号をパラレル信号に変えるデシリアライザ809で
構成される。通常通信時(非ループバックテスト時)
は、通信装置Aから送信されたパラレル信号TXDが送信回
路ICでシリアル信号TXに変換して通信装置Bに送信さ
れ、逆に通信装置Bから送信されたシリアル信号RXが受
信回路ICでパラレル信号RXDに変換して通信装置Aに送信
される。
【0024】この例では、ループバックテスト回路は、
送信回路IC内のエラー検出回路806、受信回路IC内のテ
スト信号発生回路810、エラー情報を送信回路ICから受
信回路ICに伝達する配線812、テスト信号のタイミング
情報を送信回路ICから受信回路ICに伝達する配線813で
構成される。また、エラー信号の送信回路ICから受信回
路ICへの伝達可否をスイッチ814で制御する。エラー検
出回路は、あらかじめ通信装置Aとの間で定められたテ
スト信号パターンと受信信号パターンを例えば逐次比較
しエラーを検出する。またエラー検出回路は別の機能と
してテスト信号パターンのタイミング情報を抽出する。
一方、テスト信号発生回路は、あらかじめ通信装置Aと
の間で定められたテスト信号パターンを発生すると共
に、エラー情報を元にテスト信号パターンの任意のビッ
トを反転することができる。また、テスト信号発生回路
は、タイミング情報を元にテスト信号パターンの発生タ
イミングを制御することができる。図9で上記第3の具
体例でのループバックテストの動作例を、送信回路ICか
ら受信回路ICへのエラー情報としてエラー数を伝達する
場合について説明する。TP1、TP2はあらかじめ通信装置
Aとの間で定められたテスト信号パターンである。送信
回路ICで受信した信号TRは、エラー検出回路でTP1と比
較されて両者に食い違いがあればエラー(E1)として検
出され、エラー検出回路内のカウンタでテスト信号パタ
ーン1サイクル内のエラー数がカウントされる。テスト
信号パターンの次のサイクルに、例えばエラー数だけL
レベルとHレベルを繰り返すようなエラー信号DEが出力
され、配線812を通して受信回路ICのテスト信号発生回
路へ伝えられる。図9の例では、エラーE1が3つあ
り、エラー信号DEはLレベルとHレベルを3回繰り返
す信号となる。また、エラー検出回路は、テスト信号パ
ターンの開始タイミングを抽出してタイミング信号DTに
Hレベルが出力される。タイミング信号DTは、配線を通
して受信回路ICのテスト信号発生回路へ伝えられる。テ
スト信号発生回路は、送信回路からのタイミング信号DT
を元にテスト信号パターンの発生を開始し、エラー信号
DEで伝えられたエラー数だけTP2のビット(E2)を反転
させた信号TTを発生する。この信号TTが通信装置Aに送
信されるので、このループバックテストでループバック
経路内でのエラーの数を得ることが出来る。ここで、エ
ラー信号の送信回路ICから受信回路ICへの伝達を制御す
ることにより、エラーが受信側で起きたのか送信側で起
きたのかを特定することが出来き、ループバックテスト
時の障害対策に有効である。図9では紙面の都合上,信
号(TR、TP1)と信号DEと信号(TT、TP2)の時刻Tが示
すように、時間関係がずれている。また、信号DEの時
間スケールは、他の信号より縮小されている。
【0025】また上記具体例にしめすように本発明は、
従来の受信信号をそのまま折り返すループバック方式に
比べ送信回路ICから受信回路ICに伝達する信号の伝送速
度を低速にするので、送信回路ICと受信回路IC内の高速
入出力回路の数を削減でき、消費電力を低減することが
できる。
【0026】上記で示した例は,2つの通信装置間でシ
リアル‐パラレル変換を行う送受信装置であるが、一般
に並列度n(n≧1)の信号と並列度m(m≧1)の信号とを
変換する送受信装置にも簡単に適用できる。
【0027】
【発明の効果】ループバックテスト時に送信回路ICから
受信回路ICに伝達する信号を、送受信信号をそのまま折
り返すのではなく必要なエラー情報に限るので、送信回
路ICと受信回路ICを繋ぐ高速信号線やICピンを削減で
き、実装コストを削減することができる。また、送信回
路ICと受信回路IC内の高速入出力回路の数を削減でき、
消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した信号送受信回路の基本構成例の
ブロック図である。
【図2】図1の信号送受信回路のループバックテスト時
の信号タイミング関係の波形図1である。
【図3】図1の信号送受信回路のループバックテスト時
の信号タイミング関係の波形図2である。
【図4】図1の信号送受信回路のループバックテスト時
の信号タイミング関係の波形図3である。
【図5】図1の信号送受信回路のループバックテスト時
の信号タイミング関係の波形図4である。
【図6】本発明の信号送受信回路の第2の構成例のブロ
ック図である。
【図7】図6の信号送受信回路のループバックテスト時
の信号タイミング関係の波形図である。
【図8】本発明の信号送受信回路の第3の構成例のブロ
ック図である。
【図9】図8の信号送受信回路のループバックテスト時
の信号タイミング関係の波形図である。
【図10】従来の信号送受信回路の基本構成例のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
101, 601, 801, 1001 通信装置A 103, 603, 803, 1003 通信装置B 102, 602, 802, 1002 信号送受信装置 104, 604, 804, 1004 送信回路IC 105, 605, 805, 1005 シリアライザ 106, 606, 806 エラー検出回路 107, 607, 807, 1007 ドライバ回路 108, 608, 808, 1008 受信回路IC 109, 609, 809, 1009 デシリアライザ 110, 610, 810 テスト信号発生回路 111, 611, 811, 1011 入力バッファ回路 112, 612, 812 エラー信号伝送用配
線 613, 813 タイミング信号伝送用
配線 814 エラー信号伝送制御ス
イッチ 1020 ループバック信号伝送
用配線 TXD 送信パラレル信号 RXD 受信パラレル信号 TX 送信シリアル信号 RX 受信シリアル信号 TR エラー検出回路入力信
号 DE エラー情報信号 TT テスト信号発生回路出
力 DT タイミング信号 DL 従来例でのループバッ
ク信号 E1, E2 エラービット TPC テスト信号パターン
サイクル時間 TP1, TP2 通信装置Aとの間で定
められたテスト信号パターン T 時刻。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 寛樹 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 武内 勇介 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 磯村 悟 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 2G132 AA00 AB01 AC03 AD06 AG01 AH03 AK07 AL09 5K035 AA01 BB01 DD02 GG01 GG08 JJ05 MM03 MM06

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光または電気信号を用いた並列度n(n≧
    1)の信号と並列度m(m≧1)の信号を通信装置間で相互
    に変換して送受信を行う信号送受信装置であり、並列度
    nの信号を受信し並列度mの信号に変換して送信する送
    信回路群、および並列度mの信号を受信し並列度nの信
    号に変換して送信する受信回路群で構成される信号送受
    信装置において、送信回路群に通信装置から送られるテ
    スト信号のエラー検出回路を有し、受信回路群に通信装
    置と同等なテスト信号発生回路を有するとともに、前記
    送信回路群のエラー検出回路で検出したエラーの情報を
    信号の伝送速度よりも低速で受信回路群に伝える回路を
    有し、そのエラー情報を元に前記テスト信号発生回路で
    エラーを含むテスト信号を生成し、通信装置に送り返す
    ループバック機能を持つことを特徴とする信号送受信装
    置。
  2. 【請求項2】送信回路群で受信したテスト信号をエラー
    検出回路でエラーの有無を検出し、エラー有無の1ビッ
    トの情報を送信回路群から受信回路群へ伝える回路を有
    し、そのエラーの有無の情報から受信回路群のテスト信
    号発生回路でエラーの有無を含むテスト信号を生成し、
    通信装置に送り返し戻すループバック機能を特徴とする
    請求項1に記載の信号送受信装置。
  3. 【請求項3】送信回路群で受信したテスト信号をエラー
    検出回路でエラーのビット数を検出し、エラーのビット
    数の情報を送信回路群から受信回路群へ伝える回路を有
    し、そのエラーのビット数の情報から受信回路群のテス
    ト信号発生回路で受信した信号と同じエラービット数を
    含むテスト信号を生成し、通信装置に送り返し戻すルー
    プバック機能を特徴とする請求項1に記載の信号送受信
    装置。
  4. 【請求項4】送信回路群で受信したテスト信号をエラー
    検出回路でエラーのビット位置を検出し、エラーのビッ
    ト位置の情報を送信回路群から受信回路群へ伝える回路
    を有し、そのエラーのビット位置の情報から受信回路群
    のテスト信号発生回路で受信した信号と同じエラーのビ
    ット位置を含むテスト信号を生成し、通信装置に送り返
    し戻すループバック機能を特徴とする請求項1に記載の
    信号送受信装置。
  5. 【請求項5】送信回路群で受信したテスト信号をエラー
    検出回路でエラーを検出し、エラーの情報を信号の伝送
    速度よりも低速なビットシリアル信号で送信回路群から
    受信回路群へ伝える回路を有し、そのエラーの情報から
    受信回路群のテスト信号発生回路で受信した信号と同じ
    エラー含むテスト信号を再現し、通信装置に送り返し戻
    すループバック機能を特徴とする請求項1に記載の信号
    送受信装置。
  6. 【請求項6】送信回路群で受信したテスト信号のタイミ
    ング信号を送信回路群から受信回路群へ伝える回路を有
    し、そのタイミング信号を元に前記テスト信号発生回路
    で受信したテスト信号と同期したエラー情報を含むテス
    ト信号を生成し、通信装置に送り返し戻すループバック
    機能を特徴とする請求項1〜4のうちいずれかに記載の
    信号送受信装置。
  7. 【請求項7】エラー情報を送信回路群から受信回路群へ
    伝える回路でエラー情報の伝達の有無を制御すること
    で、エラーの発生場所が送信回路側か受信回路側かを特
    定することが可能なループバック機能を特徴とする請求
    項1〜5のうちいずれかに記載の信号送受信装置。
  8. 【請求項8】信号を受信する第1の回路と信号を発信す
    る第2の回路を有する信号送受信装置であって、 上記第1の回路は、入力されたテスト信号パターンのエ
    ラーの有無を検出し、エラーが検出された場合、上記第
    2の回路にエラーを示すエラー信号を送信し、 上記第2の回路は、上記エラー信号に基づいて、正しい
    テスト信号パターンか、誤ったテスト信号パターンのい
    ずれかを発信することを特徴とする信号送受信回路。
  9. 【請求項9】上記第1の回路は並列度a(a≧1)のパラ
    レル信号を受信信号とし、上記第2の回路は並列度b(b
    ≧1)のパラレル信号を発信信号とし、上記エラー信号
    はシリアル信号、または、並列度c(a>c,b>c)
    のパラレル信号であることを特徴とする請求項8記載の
    信号送受信回路。
  10. 【請求項10】上記第1の回路は、受信されたパラレル
    信号をシリアル信号に変換するシリアライザと、該シリ
    アル信号を送信する送信ドライバを有する送信回路ICで
    あることを特徴とする請求項8記載の信号送受信回路。
  11. 【請求項11】上記第2の回路は、シリアル信号を受信
    する入力バッファと、該シリアル信号をパラレル信号に
    変換するデシリアライザを有する受信回路ICであること
    を特徴とする請求項8記載の信号送受信回路。
  12. 【請求項12】上記第1の回路は、あらかじめ定められ
    たテスト信号パターンと入力されたテスト信号パターン
    を比較しエラーのエラーの有無を検出することを特徴と
    する請求項8記載の信号送受信回路。
  13. 【請求項13】上記第2の回路は、あらかじめ定められ
    たテスト信号パターンを発生すると共に、エラー情報を
    元に該テスト信号パターンの任意のビットを反転して発
    信するテスト信号発生回路を有することを特徴とする請
    求項8記載の信号送受信回路。
  14. 【請求項14】上記エラー信号はLとHの2レベルを有
    し、上記テスト信号発生回路は、エラー信号がLレベル
    の場合はテスト信号パターンを発生するが、Hレベルを
    受信するとテスト信号パターンの少なくとも1ビットを
    反転して発信することを特徴とする請求項13記載の信
    号送受信回路。
  15. 【請求項15】送信回路と受信回路とを有する信号送受
    信装置が、他の通信装置との間の通信の状態をテストす
    るテスト方法であって、上記通信装置から送られてきた
    テスト信号を、受信回路から送信回路へそのまま折り返
    して、上記通信装置へ戻すのではなく、上記受信回路に
    おいて上記テスト信号の送信状態を評価する第1のステ
    ップ、上記受信回路から送信回路へ上記評価に基づいた
    評価結果信号を伝達する第2のステップ、上記送信回路
    は該評価結果に基づいて、テスト信号またはテスト信号
    と異なる信号を上記通信装置に戻す第3のステップを含
    むことを特徴とするループバックテスト方法。
  16. 【請求項16】上記第1のステップにおいて、受信回路
    において上記通信装置から送られてきたテスト信号を、
    あらかじめ決められた正しいテスト信号と比較すること
    によって、上記テスト信号の送信状態を評価することを
    特徴とする請求項15記載のループバックテスト方法。
  17. 【請求項17】上記第2のステップにおいて、上記評価
    結果信号の情報量は上記テスト信号の情報量よりも小さ
    いことを特徴とする請求項15記載のループバック方
    法。
  18. 【請求項18】上記第2のステップにおいて、上記評価
    結果信号の転送速度は上記テスト信号の転送速度よりも
    小さいことを特徴とする請求項15記載のループバック
    方法。
  19. 【請求項19】上記第3のステップにおいて、送信回路
    は該評価結果に基づいて、あらかじめ決められた正しい
    テスト信号の少なくとも1ビットを反転することによっ
    て、正しいテスト信号と異なる信号を作成し、上記通信
    装置に戻すことを特徴とする請求項15記載のループバ
    ックテスト方法。
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