JP2003204219A - 発振器 - Google Patents

発振器

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JP2003204219A
JP2003204219A JP2002002485A JP2002002485A JP2003204219A JP 2003204219 A JP2003204219 A JP 2003204219A JP 2002002485 A JP2002002485 A JP 2002002485A JP 2002002485 A JP2002002485 A JP 2002002485A JP 2003204219 A JP2003204219 A JP 2003204219A
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Mikio Uesugi
美喜夫 上杉
Masahiko Sato
雅彦 佐藤
Kenji Ito
健治 伊東
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 VCO1000内において、所望周波数と、
所望周波数以外の周波数において発振条件を満たしてし
まい性能を発揮する事ができない。 【解決手段】 LC共振回路100と、マルチバイブレ
ータ回路200との間にローパスフィルタ20および2
1を設ける事により、マルチバイブレータ回路200か
ら伝達される信号の高周波成分をカットして、減衰させ
る事により所望周波数のみについて発振条件を満たすよ
うにする事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発振器に関し、特
にマルチバイブレータ方式の回路構成に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話等の通信機器において、
発振周波数を調整できる発振器が一般的に用いられてお
り、主として、電圧に応じて発振周波数を変化させるこ
とができる電圧制御発振器(以下、VCO(voltage-co
ntrolled oscillator)とも称する)を挙げることがで
きる。
【0003】図4は、従来のマルチバイブレータ方式V
CO1000の回路構成を示す図である。
【0004】図4を参照して、従来のVCO1000
は、LC共振回路100と、マルチバイブレータ回路2
00とを含む。
【0005】LC共振回路100は、可変容量素子の一
例として共振用バラクタダイオード1および2と、共振
用コンデンサ3および4と、共振用インダクタ5および
6とを有する。
【0006】マルチバイブレータ回路200は、帰還抵
抗7および8と、帰還コンデンサ9および10と、トラ
ンジスタ11および12と、電流源13とを有する。
【0007】まず、LC共振回路100について説明す
る。共振用バラクタダイオード1および共振用コンデン
サ3は、ノードN1とノードN2との間に直列に接続さ
れている。共振用バラクタダイオード2および共振用コ
ンデンサ4は、ノードN1とノードN3との間に直列に
接続されている。共振用インダクタ5は、ノードN2
と、電源電圧VCCと接続されているノードN4との間
に配置されている。共振用インダクタ6は、ノードN3
と、電源電圧VCCと接続されているノードN4との間
に配置されている。ノードN1は、可変の制御電圧VC
NTと接続されている。
【0008】共振用バラクタダイオード1および2は、
制御電圧VCNTに応じて容量値を変えることのできる
可変容量ダイオードである。したがって、制御電圧VC
NTを調整する事によって、共振用バラクタダイオード
1および2の容量値を変化させることにより共振回路1
00が出力する位相を調整することができる。
【0009】次に、マルチバイブレータ回路200の回
路構成について説明する。帰還抵抗7および帰還コンデ
ンサ9は、ノードN9を介して、ノードN5とノードN
6との間に直列に接続されている。帰還抵抗8および帰
還コンデンサ10は、ノードN10を介して、ノードN
5とノードN7との間に直列に接続されている。
【0010】トランジスタ11のエミッタ側は、ノード
N8と接続されており、コレクタ側はノードN6と接続
されている。また、トランジスタ11のゲートは、ノー
ドN10と接続されている。
【0011】トランジスタ12のエミッタ側は、ノード
N8と接続されており、コレクタ側はノードN7と接続
されている。また、トランジスタ12のゲートは、ノー
ドN9と接続されている。電流源13は、ノードN8と
接地電圧GNDとの間に配置されている。また、電源電
圧VCCと接続されているノードN4とノードN5とは
電気的に結合されている。
【0012】マルチバイブレータ回路200の動作につ
いて説明する。マルチバイブレータ回路200は、電流
源13が電流を供給している時に活性化され、供給して
いないときは、非活性化状態にある。以下においては、
常に活性化されているものとして説明する。
【0013】電源投入時において、製造上のばらつきの
ため、ノードN9およびノードN10の立ち上がり時間
が異なる。このためどちらもオン状態となるのではな
く、いずれか一方がオン状態となり、他方がオフ状態と
なっている。
【0014】たとえば、トランジスタ11がオン状態
で、トランジスタ12がオフ状態であるとする。このと
き、帰還コンデンサ9は、ノードN5と電気的に結合さ
れている電源電圧VCCから帰還抵抗7を通して充電さ
れる。これに応じて、ノードN9の電位は、上昇する。
この電位がある程度の電位にまで上昇すると、ノードN
7の電位が低くなる。そして、トランジスタ11のゲー
トと接続されているノードN10の電位も低くなる。こ
れに応じて、トランジスタ11の導通電流も減少するよ
うになり、トランジスタのコレクタ側のノードN6の電
位が高くなる。この変化は、帰還コンデンサ9を介して
ノードN9の電位をさらに上昇させるため、トランジス
タ11および12のオンオフが入れ替わり、トランジス
タ12は、オン状態となり、トランジスタ11は、オフ
状態となる。
【0015】このような動作が周期的に実行され、左右
のトランジスタ11および12が交互にオンオフを繰り
返す事により、マルチバイブレータ回路200は、一定
周期の信号を出力するとともに、LC共振回路100に
よって調整された周波数特性にしたがって、かかる信号
を、自己共振しながら増幅する。
【0016】VCO1000の出力信号は、マルチバイ
ブレータ回路200に含まれるトランジスタ11および
12のコレクタ側すなわちノードN6およびノードN7
から取ることができる。かかる側から出力信号を取るこ
とによりVCO1000における所望周波数特性を持つ
発振信号に対して最大の電圧利得を取ることができる。
なお、ノードN6から出力される出力信号OUT1とノ
ードN7から出力される出力信号OUT2とは、互いに
逆相の関係にある。
【0017】ここで、VCO1000の周波数特性は、
LC共振回路100の周波数特性と、マルチバイブレー
タ回路200の周波数特性とのベクトル積によって決定
される。したがって、VCO1000の発振条件は、L
C共振回路100の位相と、マルチバイブレータ回路2
00の位相のベクトル積が0度の時の周波数において、
LC共振回路100の利得と、マルチバイブレータ回路
200の利得のベクトル積が1以上である事である。す
なわちVCO1000全体の周波数特性において位相が
0度となる周波数において、電圧利得が1以上である事
である。
【0018】この従来のVCO1000においては、増
幅したい所望の周波数において、上記の発振条件が満た
されるように各素子の定数を設定する必要がある。
【0019】しかし、携帯電話器で使用されるような高
密度の集積回路で用いる場合、その製造段階において各
素子の定数にばらつきが発生する。また、各素子の温度
特性にもばらつきが生じるという問題がある。
【0020】そこで、VCO1000を量産し、どのよ
うな条件下においても所望の周波数において発振するた
めには、電圧利得にある程度のマージンを持たせること
が可能なように各素子の素子定数を設定する必要があ
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように電圧利得にマージンを持たせるべく各素子の定
数を設定した場合、このマージンのために所望周波数以
外の周波数において発振条件が満たされてしまう場合が
ある。
【0022】図5は、電圧利得にマージンを持たせたV
CO1000の発振条件を示す図である。
【0023】図5(a)および(b)は、マルチバイブ
レータ回路200の周波数特性を示す図である。図5
(c)および(d)は、LC共振回路100の周波数特
性を示す図である。図5(e)および(f)は、VCO
1000の周波数特性を示す図である。
【0024】上述した発振条件を満たす周波数を考える
と、図5(f)を参照して、所望周波数f0(Hz)で
発振するように、周波数f0における位相のベクトル積
(すなわち、VCO1000全体の位相特性)が360
×n度(n:整数)、すなわち0度となるように設計す
ると、それ以外にも位相が0度となる周波数f1が存在
する。
【0025】図5(e)を参照して、上述したように電
圧利得にマージンを持たせるために回路定数を設計する
ことにより、所望以外の周波数f1においても利得が1
以上となってしまう問題が発生する。この結果、VCO
1000全体においては、所望の周波数f0の他に、周
波数f1においても発振条件が満たされてしまう。
【0026】このような現象が生じると、VCO100
0内において所望周波数f0と所望周波数以外の周波数
f1との間で干渉し、さらなる別の周波数においても発
振するためVCO1000の性能を満たす事ができなく
なる。
【0027】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであって、この発明の目的は、電圧
利得にマージンを持たせるために回路定数を設計した場
合でも、所望周波数以外での発振を防止する事ができる
発振器を提供する事である。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の発振器は、所定
の周波数特性の信号を発振し、増幅するための発振回路
と、発振回路の位相に対してベクトル積が0度となる位
相を設定するための共振回路と、発振回路と共振回路と
の間に配置され、共振回路によりベクトル積が0度とな
る複数の周波数の信号のうち所望周波数を除く周波数の
信号を所定レベル以下に減衰させるためのフィルタとを
備える。
【0029】好ましくは、フィルタは、所望周波数より
も高い周波数範囲の成分を減衰させるためのローパスフ
ィルタである。
【0030】好ましくは、共振回路は、制御電圧に応じ
て容量値が変化する可変容量素子とを含み、共振回路
は、制御電圧に応じてベクトル積が0度となる位相を設
定する。
【0031】好ましくは、発振回路は、第1および第2
のトランジスタと、第1のトランジスタの出力を第2の
トランジスタの制御電極に伝達するための第1の帰還容
量素子と、第2のトランジスタの出力を第1のトランジ
スタの制御電極に伝達するための第2の帰還容量素子と
を含み、所望周波数は、第1および第2のトランジスタ
の出力側から出力される。
【0032】特に、発振回路は、共振回路と第1および
第2のトランジスタとの間にそれぞれ接続される第1お
よび第2の抵抗素子をさらに備え、フィルタは、第1の
抵抗素子および第1の帰還容量素子を含んで形成され
る、第1のトランジスタの出力に所望周波数よりも高い
周波数範囲の成分を減衰させるための第1のローパスフ
ィルタと、第2の抵抗素子および第2の帰還容量を含ん
で形成される、第2のトランジスタの出力の所望周波数
よりも高い周波数範囲の成分を減衰させるための第2の
ローパスフィルタとを含む。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または
相当部分には同一符号を付し、その説明を繰返さない。
【0034】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に従うVCO1010の回路構成を示す図であ
る。
【0035】図1を参照して、VCO1010は、LC
共振回路100と、マルチバイブレータ回路200と、
フィルタ20および21とを含む。
【0036】マルチバイブレータ回路200の周波数特
性は、帰還抵抗7および8と、帰還コンデンサ9および
10と、トランジスタ11および12とによって設定さ
れる。
【0037】フィルタ20および21は、所望の周波数
以外での発振を防ぐために、所望の周波数以外の信号を
減衰させるために設けられる。
【0038】特に、VCO1010の携帯電話器等への
適用を考えると、所望周波数よりも高い周波数範囲の信
号を減衰させる必要があるため、フィルタとしてはロー
パスフィルタを用いるのが適当である。したがって、以
下の実施の形態では、ローパスフィルタを例示して説明
する。
【0039】マルチバイブレータ回路200は、左右の
トランジスタ11および12を交互にオンオフさせるこ
とにより一定周期の信号を出力する。ローパスフィルタ
20および21は、マルチバイブレータ回路200から
出力された信号のうちの高周波成分の信号をカットして
LC共振回路100に伝達する。
【0040】図2は、本発明の実施の形態に従うVCO
1010の発振条件を示す図である。
【0041】図2(a)および図2(b)は、ローパス
フィルタ20および21を付加したマルチバイブレータ
回路200の周波数特性を示す図である。マルチバイブ
レータ回路200は、図2(a)および(b)に示され
る周波数特性に応じた信号増幅を行なう。
【0042】図2(a)を参照して、マルチバイブレー
タ回路200によって生成される信号の電圧利得は、ロ
ーパスフィルタ20および21を付加したために高周波
成分の信号の電圧利得が減少している。すなわち、上述
した所望周波数以外の周波数f1の信号の電圧利得につ
いて考慮すると、図5(a)においては、電圧利得ga
であり、図2(a)においては、電圧利得gb(<g
a)であるため電圧利得が減少している。
【0043】図2(c)および図2(d)は、LC共振
回路100の周波数特性を示す図である。これらの周波
数特性は、図5で示したLC共振回路100の周波数特
性と同様である。
【0044】図2(e)および図2(f)は、VCO1
010全体の周波数特性を示す図である。
【0045】ここで、上述したVCO1010の発振条
件について考える。上述した発振条件を満たす周波数を
考えると、図2(f)を参照して、所望周波数f0(H
z)で発振するように、周波数f0における位相のベク
トル積が0度となるように設計すると、上述したように
位相が0度となるその他の周波数f1が存在する。
【0046】図2(e)を参照して、VCO1010の
電圧利得について考える。周波数f0(Hz)およびf
1(Hz)の周波数における電圧利得を見ると、周波数
f0(Hz)の電圧利得は1以上であるが周波数f1
(Hz)の電圧利得は1以下となる。
【0047】この結果について考察すると、ローパスフ
ィルタ20および21は、位相が0度となる他の周波数
f1の電圧利得を1未満にするために、マルチバイブレ
ータ回路200が出力する、周波数f1を含む高周波成
分の信号を減衰させる。そのため、VCO1010全体
の高周波成分の信号の電圧利得は、マルチバイブレータ
回路200が出力した高周波成分の信号の電圧利得の低
下により、全体として低下することになる。
【0048】したがって、かかる構成とすることにより
所望周波数f0(Hz)においてのみ発振条件を満たす
ことができ、所望周波数以外の周波数f1(Hz)につ
いては、発振条件は満たされない。
【0049】本発明の実施の形態のVCO1010によ
り、電圧利得にマージンを持たせた回路素子の設計をし
た場合においても所望の周波数でのみ発振させることが
できる。
【0050】(実施の形態2)本発明の実施の形態2
は、実施の形態1の図1のVCO1010と同様の効果
をより簡易な回路構成で提供することを目的としてい
る。
【0051】図3は、本発明の実施の形態2に従うVC
O1020の回路構成を示す図である。
【0052】図3を参照して、VCO1020は、LC
共振回路100と、マルチバイブレータ回路201とを
含む。
【0053】マルチバイブレータ回路201は、マルチ
バイブレータ回路200と比較して負荷用抵抗22およ
び23をさらに備える点で異なる。
【0054】マルチバイブレータ回路201は、負荷用
抵抗22および23を付加することにより、マルチバイ
ブレータ回路201をLC共振回路100側から見た場
合、負荷用抵抗22および23と帰還コンデンサ9およ
び10とによって、抵抗およびコンデンサを含むローパ
スフィルタ24および25を形成する。このローパスフ
ィルタ24および25は、実施の形態1で説明したロー
パスフィルタ20および21と等価なものである。
【0055】このため、所望周波数のみを発振させるよ
うに負荷用抵抗22および23の素子を設計することに
より、所望周波数の電圧利得を減衰させずに、所望周波
数以外の高周波成分の信号の電圧利得を減衰させるロー
パスフィルタを実現することが可能となる。
【0056】本発明の実施の形態2の構成により、実施
の形態1と同様の効果を得ることができる。また、発振
回路の一例としてマルチバイブレータ回路を用いる事に
より、LC共振回路100との間に設けられるローパス
フィルタを特に簡易に形成することが可能である。
【0057】なお、上記においては、主に電圧制御発振
器であるVCOについて説明してきたが、VCOに限ら
ず他の発振器においても適用可能である。
【0058】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0059】
【発明の効果】請求項1記載の発振器は、発振回路およ
び共振回路に加えて、位相が0度である複数の周波数の
うちの所望周波数以外の周波数を減衰させるフィルタを
備えることにより、所望周波数のみにおいて発振させる
事ができる。
【0060】請求項2記載の発振器は、フィルタをロー
パスフィルタとすることにより高周波成分の信号をカッ
トするため、所望周波数以外の高周波数成分の信号を減
衰させて所望周波数のみにおいて発振させる事ができ
る。
【0061】請求項3記載の発振器は、共振回路に可変
容量素子を含み、制御電圧に応じて位相のベクトル積を
0度に設定することができるため発振器の制御性が向上
する。
【0062】請求項4および5記載の発振器は、発振回
路にさらに第1の抵抗素子および第2の抵抗素子をさら
に備える事により、第1の抵抗素子および第1の帰還容
量素子を含む、第1のローパスフィルタと、第2の抵抗
素子および第2の帰還容量素子を含む、第2のローパス
フィルタとを簡易に形成することができるため回路全体
を簡易に設計する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に従うVCO1010
の回路構成を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に従うVCO1010
の発振条件を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態2に従うVCO1020
の回路構成を示す図である。
【図4】 従来のマルチバイブレータ方式VCO100
0の回路構成を示す図である。
【図5】 電圧利得にマージンを持たせたVCO100
0の発振条件を示す図である。
【符号の説明】
20,21,24,25 ローパスフィルタ、100
LC共振回路、200,201 マルチバイブレータ回
路、1000,1010,1020 VCO。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊東 健治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J081 AA02 BB01 CC03 CC29 DD03 DD11 EE02 EE18 FF02 FF09 GG01 KK02 KK09 KK22 LL05 MM01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の周波数特性の信号を発振し、増幅
    するための発振回路と、 前記発振回路の位相に対してベクトル積が0度となる位
    相を設定するための共振回路と、 前記発振回路と前記共振回路との間に配置され、前記共
    振回路により前記ベクトル積が0度となる複数の周波数
    の信号のうち所望周波数を除く周波数の信号を所定レベ
    ル以下に減衰させるためのフィルタとを備える、発振
    器。
  2. 【請求項2】 前記フィルタは、前記所望周波数よりも
    高い周波数範囲の成分を減衰させるためのローパスフィ
    ルタである、請求項1記載の発振器。
  3. 【請求項3】 前記共振回路は、制御電圧に応じて容量
    値が変化する可変容量素子とを含み、 前記共振回路は、前記制御電圧に応じて前記ベクトル積
    が0度となる位相を設定する、請求項1記載の発振器。
  4. 【請求項4】 前記発振回路は、 第1および第2のトランジスタと、 前記第1のトランジスタの出力を前記第2のトランジス
    タの制御電極に伝達するための第1の帰還容量素子と、 前記第2のトランジスタの出力を前記第1のトランジス
    タの制御電極に伝達するための第2の帰還容量素子とを
    含み、 前記所望周波数は、前記第1および第2のトランジスタ
    の出力側から出力される、請求項1記載の発振器。
  5. 【請求項5】 前記発振回路は、前記共振回路と前記第
    1および第2のトランジスタとの間にそれぞれ接続され
    る第1および第2の抵抗素子をさらに備え、 前記フィルタは、 前記第1の抵抗素子および前記第1の帰還容量素子を含
    んで形成される、前記第1のトランジスタの出力に前記
    所望周波数よりも高い周波数範囲の成分を減衰させるた
    めの第1のローパスフィルタと、 前記第2の抵抗素子および前記第2の帰還容量を含んで
    形成される、前記第2のトランジスタの出力の前記所望
    周波数よりも高い周波数範囲の成分を減衰させるための
    第2のローパスフィルタとを含む、請求項4記載の発振
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006025670A1 (en) * 2004-08-30 2006-03-09 Fci Inc. Voltage-controlled oscillator using lc resonator

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