JP2003202853A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP2003202853A
JP2003202853A JP2002309114A JP2002309114A JP2003202853A JP 2003202853 A JP2003202853 A JP 2003202853A JP 2002309114 A JP2002309114 A JP 2002309114A JP 2002309114 A JP2002309114 A JP 2002309114A JP 2003202853 A JP2003202853 A JP 2003202853A
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浩二 木藤
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康裕 今井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字や図形などのコンピュータ画像にテレビ
画像を嵌め込んで、夫々に適した輝度で同時に表示でき
るようにする。 【構成】 ROM回路5には、CPU回路4のプログラ
ムとともに、画像データAが格納されており、CPU回
路4はこのプログラムで動作する。CPU回路4はRO
M回路5から画像データAを読み取り、これを画像信号
Aにして画像合成手段3に供給する。また、入力端子7
から外部入力手段6に画像信号Bが取り込まれ、画像合
成手段3に供給されて画像信号AのCPU回路4で指定
される嵌込み位置に嵌め込まれる。画像合成手段3の出
力画像信号Video1は特定領域輝度変換手段2に供給さ
れ、CPU回路4から信号バス8を介して供給されるタ
イミング信号のタイミングで、画像信号Aの部分と画像
信号Bの部分とで独立に所定の輝度レベルが設定され、
画像表示手段1で同時に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字や図形表示を主体
とするコンピュータ画像と自然画表示を主体とするテレ
ビ映像を同一画面上に同時に表示する画像表示システム
及び画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、好きなときに好きな番組が見られ
るVOD(Video On Demmand)サービスやCD−ROM
を使った電子百科事典など、いわゆるマルチメディアサ
ービスが盛んになってきている。このようなマルチメデ
ィアサービスでは、コンピュータ画面に自然画などのテ
レビ映像を嵌め込み表示することが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、コンピュータ
用ディスプレイ、は文字や図形を直近で見るため、コン
ピュータオペレータが見やすいように表示輝度はあまり
高くしていない。一方、テレビ映像は、きれいに見せる
ため、比較的高輝度に設定している。
【0004】このために、テレビ映像と文字や図形のコ
ンピュータ画像とをコンピュータ用ディスプレイ装置に
同時に表示すると、テレビ映像は通常のテレビ受像機で
見るより輝度が低くなって映えがなくなる。そこで、デ
ィスプレイ装置の画面上に表示される文字や図形表示の
輝度レベルと自然画表示の輝度レベルとを別々に制御
し、自然画の表示部分のみを明るくするなどの手立てが
必要になる。
【0005】ところで、嵌め込み表示としては、テレビ
の親画面に子画面を嵌め込み表示するピクチャー・イン
・ピクチャーが広く知られている。ピクチャー・イン・
ピクチャーでは、テレビ受像機の中に親画面用と子画面
用に複数の映像信号入力系統があり、映像信号毎に別々
に振幅レベルや直流レベルを制御して親画面と子画面で
独立に輝度レベルを変えることができるようになってい
る。
【0006】一方、コンピュータの文字や図形表示に自
然画などのテレビ映像を嵌め込む処理(合成処理)は、
コンピュータのソフトウェア処理などで行われ、このよ
うに合成された映像信号をディスプレイ装置に供給して
表示するようになっている。このため、コンピュータの
文字や図形表示に自然画などのテレビ映像を嵌め込んで
表示する場合の多くは、合成した映像信号1系統がその
ままディスプレイに供給されるので、ピクチャー・イン
・ピクチャーのような複数の映像信号入力系統を持つ構
成では、嵌込み画面の振幅レベルや直流レベルを別々に
制御することは不可能である。
【0007】本発明の目的は、かかる問題を解消し、合
成済の映像信号の場合でも、嵌込み画像毎に独立にレベ
ルを制御することができるようにした画像表示システム
及び画像表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、合成した画像信号上にある画像合成タイ
ミングを指定し、該指定した画像信号タイミングで振幅
レベルや直流レベルを制御する。
【0009】
【作用】画像表示手段の画面上に表示される文字や図形
と自然画との輝度レベルを別々に制御することができ、
この結果、自然画などのテレビ映像は明るくきれいに表
示され、文字や図形などのコンピュータ画像は低輝度で
読み易く表示されることになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0011】図1は本発明による画像表示システム及び
画像表示装置の第1の実施例を示すブロック図であっ
て、1は画像表示手段、2は特定領域輝度変換手段、3
は画像合成手段、4はCPU回路、5はROM回路、6
は外部入力手段、7は入力端子、8は信号バスである。
【0012】同図において、特定領域輝度変換手段2,
画像合成手段3,CPU回路4,ROM回路5及び外部
入力手段6は信号バス8で接続されている。また、画像
合成手段3,CPU回路4,ROM回路5及び外部入力
手段6からなる装置は、例えば、コンピュータと同じ構
成としてもよい。画像合成手段3は2つの画像を合成す
るものであって、例えば、フレームメモリ装置で構成す
ることができる。特定領域輝度変換手段2は、画像表示
手段1に表示する特定の領域の輝度レベルを変換するも
のである。
【0013】以下、この実施例の動作を説明するが、こ
こでは、画像Aに画像Bを嵌め込んで画像表示手段1で
表示するものとする。
【0014】CPU回路4は、ROM回路5に格納され
ているプログラム情報に基づいて、例えばROM回路5
に保存している画像データAを画像合成手段3で映像信
号に変換する。この映像信号は特定領域輝度変換手段2
を通って画像表示手段1に供給される。これにより、画
像表示手段1で画像Aが表示される。
【0015】一方、外部入力手段6は、例えば、テレビ
ジョン映像信号の入力装置であり、入力端子7から入力
される画像信号Bを取り込み、信号バス8を介して画像
合成手段3に送る。勿論、外部入力手段6から画像合成
手段3への信号伝送は、信号バス8とは別に設けた回線
を使ってもよい。画像合成手段3でこの画像データBは
先の画像データAに嵌め込まれ、画像表示手段1に供給
表示される。ここでは、図示するように、画像Aの中に
画像Bが嵌め込まれて表示される。
【0016】特定領域輝度変換手段2は、画像表示手段
1で表示される画像A,Bの輝度レベルを別々に変える
ことができる。
【0017】図3はこの特定領域輝度変換手段2の一具
体例を示すブロック図であって、10は振幅制御手段、
11は直流レベル制御手段、12は加算器、13,1
4,16は可変電源、15は切換スイッチ、17a〜1
7cはデータラッチ、18a〜18cはアドレスデコー
ダ、19a〜19dはカウンタ、20a〜20cはアン
ドゲート、21はタイミング発生回路21である。
【0018】同図において、この具体例は、画像信号の
振幅を制御する振幅制御手段10と、画像信号の直流レ
ベルを制御する直流レベル制御手段11と、加算器12
と、可変電源13,14,16と、切換スイッチ15
と、可変電源13,14,16の電圧値をセットするデ
ータラッチ17a〜17cと、データラッチ17a〜1
7cにデータをラッチするアドレスデコーダ18a〜1
8cと、切換スイッチ15の切換制御のためのタイミン
グ信号Keyを生成するタイミング発生回路21とからな
っている。
【0019】タイミング発生回路21は、画像A中の画
像Bの嵌込み位置を特定するタイミング信号Keyを発生
するものであって、画像Bの垂直,水平方向の開始アド
レスと終了アドレスを特定するカウンタ回路19a〜1
9dと、アンドゲート20a〜20cと、カウンタ回路
19a〜19dに夫々のアドレス値をセットするデータ
ラッチ17d〜17gと、アドレスデコーダ18d〜1
8gからなっている。
【0020】CPU回路4から信号バス8(図1)を介
して供給される合成画像の画面全体の直流レベルを定め
るデータがデータラッチ17aに、この画面全体の振幅
を定めるデータがデータラッチ17bに、嵌込み部分
(この場合、画像Bの部分)の振幅を決めるデータがデ
ータラッチ17cに、この嵌込み部分の垂直開始アドレ
スがデータラッチ17dに、この嵌込み部分の垂直終了
アドレスがデータラッチ17eに、この嵌込み部分の水
平開始アドレスがデータラッチ17fに、この嵌込み部
分の水平終了アドレスがデータラッチ17gに夫々格納
される。
【0021】垂直開始カウンタ19aと垂直終了カウン
タ19bには、データラッチ17dのデータ、データラ
ッチ17eのデータが夫々垂直同期信号Vsyncでプリセ
ットされ、水平開始カウンタ19cと水平終了カウンタ
19dには、データラッチ17fのデータ、データラッ
チ17gのデータが夫々水平同期信号Hsyncでプリセッ
トされる。そして、垂直開始カウンタ19aと垂直終了
カウンタ19bは夫々水平同期信号Hsyncをカウントク
ロック信号とし、水平開始カウンタ19cと水平終了カ
ウンタ19dは夫々ドットクロック信号DOTCKをカウン
タクロック信号とする。垂直開始カウンタ19aと垂直
終了カウンタ19bの出力はアンドゲート20aで論理
積がとられ、水平開始カウンタ19cと水平終了カウン
タ19dの出力はアンドゲート20bで論理積がとら
れ、更に、これらアンドゲート20a,20bの出力が
アンドゲート20cで論理積がとられて、画像Bの嵌込
み位置を示すタイミング信号Keyが得られる。
【0022】図2はこのタイミング信号Key と映像信号
のレベルとの関係を、水平走査周期と垂直走査周期とに
分けて示す図である。
【0023】同図において、入力画像信号Video1のハッ
チ(斜線)部分が嵌込み部分(画像B)である。タイミ
ング信号Keyはこの画像信号Video1のハッチ(斜線)部
分で“L”(ローレベル)から“H”(ハイレベル)に
変化し、切換スイッチ15を可変電源16側に閉じる。
【0024】これにより、画像表示手段1(図1)での
画像Bの表示期間だけ、振幅制御手段10に印加される
制御電圧は、加算器12により、可変電源13,16の
電圧を加算した電圧になり、これによって振幅が増加
し、画像表示手段1の入力画像信号Video2の画像Bの部
分だけ輝度レベルを変えることができる。
【0025】例えば、画像Aがテキスト画面で画像Bが
テレビ画面である場合、明るくきれいなテレビ画面と輝
度を抑えた読み易いテキスト画面とを同時に表示が可能
になる。
【0026】なお、外部入力手段6は、VODシステム
などで使われるCATVやLAN,ISDNに対応する
ディジタル方式でも、勿論良いことは言うまでもない。
【0027】また、図4に示すように、外部入力手段6
の代わりに、データ蓄積装置31を用いてもよい。この
データ蓄積装置31は、固体磁気ディスクや磁気ディス
クあるいは光磁気ディスクやCD−ROMなどでよく、
画像A,Bに相当する画像データが蓄積されている。
【0028】また、図5に示すように、外部入力手段6
の代わりに、画像A,Bに相当する画像データを蓄積し
たROM205でもよいし、図6に示すように、これに
さらに外部入力手段6やデータ蓄積装置131を設ける
ようにしてもよい図6に示す実施例の場合には、勿論、
画像表示手段1に画像A,B,Cの3個の画像が同時に
表示されることもできる。この場合の特定領域輝度変換
手段102の一具体例を図7に示す。但し、17i,1
7jはデータラッチ、18i,18jはアドレスデコー
ダ、21a,21bはタイミング発生回路、32は切換
スイッチ、33,34は可変電源、35はデコーダであ
り、図3に対応する部分には同一符号を付けて重複する
説明を省略する。
【0029】図7において、タイミング発生回路21a
は図6での画像表示手段1の画像Bの表示期間を示すタ
イミング信号を発生するものであり、タイミング発生回
路21bは画像Cの表示期間を示すタイミング信号を発
生するものである。これらタイミング発生回路21a,
21bの出力信号はデコーダ35を介して切換スイッチ
32に供給されるが、タイミング発生回路21aがタイ
ミング信号を発生すると、切換スイッチ32は可変電源
33側に閉じ、タイミング発生回路21bがタイミング
信号を発生すると、切換スイッチ32は可変電源34側
に閉じる。それ以外では、切換スイッチ32は電圧値0
の電圧を選択する。
【0030】切換スイッチ32からの電圧は加算回路1
2で可変電源13の電圧と加算され、振幅制御手段10
に供給される。可変電源33の電圧はデータラッチ17
iのデータに応じて設定され、可変電源34の電圧もデ
ータラッチ17jのデータに応じて設定される。
【0031】そこで、データラッチ17i,17jのデ
ータを適宜設定することにより、画像B,Cの振幅を適
宜設定することができる。
【0032】タイミング発生回路を増やしていけば、任
意個数の嵌込み画面の輝度レベル変換でも対応できるこ
とは明らかである。
【0033】以上のようにして、嵌込み画像の輝度だけ
を単独に制御することができる、例えば、画像Aがテキ
スト画面、画像Bがテレビ画面の場合、明るくきれいな
テレビ画面と輝度を抑えた読み易いテキスト画面との同
時表示が可能になる。
【0034】図8は本発明による画像表示システム及び
画像表示装置の第2の実施例における特定領域輝度変換
手段2の一具体例を示すブロック図であって、18hは
アドレスデコーダ、22a,22bは切換スイッチ、2
3はA/D変換器、24はLUT(ルックアップテーブ
ル)、25はD/A変換器であり、図3に対応する部分
には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0035】この第2の実施例も全体構成が図1に示す
構成をなしているが、特定領域輝度変換手段2が上記の
第1の実施例での図3に示した特定領域輝度変換手段2
と異なる。この具体例が図3に示した具体例と大きく異
なるのは、嵌込み部分の輝度レベル変換をディジタル信
号処理で行なう点であって、このための処理手段を、ア
ナログ映像信号をディジタル映像信号に変換するA/D
変換器23と、ディジタルデータ変換器としてのLUT
24と、ディジタル映像信号をアナログ映像信号に変換
するD/A変換器52と、切換スイッチ22a,22b
とで構成している。
【0036】次に、この具体例の動作を説明する。
【0037】タイミング発生器21からのタイミング信
号Keyにより、嵌込み部分の時間帯だけで切換スイッチ
22a,22bはB側に閉じる。このとき、映像信号Vi
deo1の画像Bの部分の信号はA/D変換器23でディジ
タル化されてLUT24に供給される。LUT24に
は、CPU回路4から信号バス8(図1)を介して変換
データが入力されており、この変換データによって映像
信号Video1の振幅や直流レベルなどが所望の値にセット
されている。このLUT24は、例えば、EEPROM
などのメモリで構成することができ、CPU回路4から
のデータ書替えも自由自在にできる。
【0038】このLUT24の出力データは、D/A変
換器25でアナログ映像信号に変換された後、振幅制御
手段10と直流レベル制御手段11とでレベル制御され
て映像信号Video2として出力される。これにより、画像
Bの期間だけは、LUT24によって輝度レベルを制御
できるようになる。
【0039】画像Aの期間では、切換スイッチ22a,
22bはA側に閉じており、LUT24による輝度制御
はなされない。また、全体の振幅や直流レベルの制御
は、図3に示した具体例と同様、可変電源13,14を
介して行なわれる。
【0040】以上のようにして、嵌込み部分(画像B)
だけの輝度レベルを変えることができる。特に、図8に
示したディジタル方式の場合、振幅だけでなく、直流レ
ベルやガンマレベルや色相など種々の制御が可能にな
る。
【0041】なお、図8では、切換スイッチ22a,2
2bを夫々A/D変換器23の前とD/A変換器25の
後に配置し、アナログ映像信号を切り換えるようにして
いるが、切換スイッチ22a,22bを夫々A/D変換
器23の後とD/A変換器25の前に配置し、ディジタ
ル映像信号を切り換えるようにしてもよい。
【0042】図9は本発明による画像表示システム及び
画像表示装置の第3の実施例を示すブロック図であっ
て、36は画像合成手段であり、図1に対応する部分に
は同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0043】この実施例の特徴は、図9に示すように、
画像合成手段36に特定領域輝度変換機能を付加したこ
とであって、図1に示した実施例に比べて回路構成が簡
単になる。
【0044】図10はこの画像合成手段36の一具体例
を示すブロック図であって、37はフレームメモリ、3
8は制御装置、122a,122bは切換スイッチ、1
24はLUT、125はD/A変換器である。
【0045】図10において、この具体例は、画像デー
タの書込み/読出しを行なうフレームメモリ37と、デ
ィジタルデータを変換するLUT124と、ディジタル
映像信号をアナログ映像信号に変換するD/A変換器1
25と、切換スイッチ122a,122bと、フレーム
メモリ37の書込み/読出し制御や切換スイッチ122
a,122bの切換え制御、LUT124のデータ書替
えを行なう制御装置38とから構成されている。
【0046】制御装置38は、また、フレームメモリで
の画像データA,Bの記憶領域を定め、画像データA,
Bはその指定される領域で書込み,読出しが行なわれ
る。これにより、フレームメモリ37で画像Aへの画像
Bの嵌込みが行なわれる。従って、制御装置38は、フ
レームメモリ37での読出し位置が画像テータAの記憶
領域であるか、画像データBの記憶領域であるかを判断
することができ、この判断に基づいて切換スイッチ12
2a,122bを切換え制御する。
【0047】フレームメモリ37には、CPU回路4
(図9)から画像データA,Bが転送されて展開されて
いる。フレームメモリ37が画像データAの部分を出力
するときには、切換スイッチ122a,122bはA側
に閉じており、この画像データAは切換スイッチ122
a,122bを介してD/A変換器125に供給され、
そこでアナログ映像信号に変換されて出力される。
【0048】画像データBの時間帯では、切換スイッチ
122a,122bはB側に閉じ、LUT124でデー
タ変換される。図8でも説明したように、LUT124
で映像信号の振幅や直流レベルなどを自由自在に変える
ことができるので、画像Bの輝度レベルだけを自由に制
御することができる。
【0049】以上のようにして、比較的簡単な構成で嵌
込み部分の輝度レベルだけを独立に調整することがで
き、例えば、画像Aがテキスト画面、画像Bがテレビ画
面の場合、明るくきれいなテレビ画面と輝度を抑えた読
みやすいテキスト画面との同時表示が可能になる。
【0050】図11は本発明による画像表示システム及
び画像表示装置の第4の実施例を示すブロック図であっ
て、305はROMであり、図1に対応する部分には同
一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0051】同図において、ROM305には、CPU
回路4のプログラムとともに、画像データAも格納され
ており、CPU回路4は、このプログラムに基づいて、
嵌込み領域の設定や各種演算処理などの処理を行なう。
ここで、CPU回路4は、嵌込み部分の輝度レベルをソ
フトウエア演算によって行ない、これにより、図1に示
した実施例に比べてハードウエア構成がさらに簡単にな
る。
【0052】次に、図12により、この実施例のソフト
ウエア処理について説明する。
【0053】CPU回路4は、まず、特定領域、即ち、
嵌込み部分がどうかを判定し(ステップ1200)、嵌
込み部分でないときには、ROM305から画像データ
Aを読み出して画像合成手段3に転送し、嵌込み部分で
あると判定したときには、外部入力手段6から取り込ま
れる画像データBに所望の係数を乗算して振幅を調整
し、画像合成手段3に転送する(ステップ1201)。
これにより、画像合成手段3で、画像Aに振幅が調整さ
れた画像Bが嵌め込まれる。かかる動作が上記特定領域
が終わるまで行なわれ、この特定領域が終わると(ステ
ップ1202)、再びステップ1200に戻って画像デ
ータAを画像合成手段3に転送する。
【0054】この実施例では、勿論、直流レベルの調整
も可能であり、その場合には、画像データBに所定の値
を加算すればよい。
【0055】以上のようにして、嵌込み部分の輝度レベ
ルを独立に調整することができる。
【0056】図13は本発明による画像表示システム及
び画像表示装置の第5の実施例を示すブロック図であっ
て、106は外部入力手段、107は入力端子、202
は特定領域輝度変換手段、405はROMであり、図1
に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を省
略する。
【0057】この実施例の特徴は、外部入力手段106
に入力される画像信号が既に嵌め込み処理が施されたも
のであっても、その嵌込み部分を検出し、その嵌込み部
分の輝度レベルを独立に制御できる点である。この処理
が、図13において、特定領域輝度変換手段202によ
って行なわれる。それ以外の構成は図1に示した実施例
と同様である。
【0058】図14はこの特定領域輝度変換手段202
の一具体例を示すブロック図であって、39は遅延回
路、40は画像処理装置、123はA/D変換器であ
り、図3に対応する部分には同一符号を付けて重複する
説明を省略する。
【0059】同図において、この具体例は、図3でのタ
イミング発生回路21の代わりに画像処理装置40を設
け、画像B(図13)の嵌込み部分の判定を行なって切
換スイッチ15を制御するようにしたものである。
【0060】この画像処理装置40で行なわれる判定処
理としては、図15に示すような嵌込み部分(画像B)
の枠の検出、あるいは、図16に示すような動きのある
画面の検出、あるいは、図17に示すようにヒストグラ
ムによる嵌込み部分の検出などがあり、さらに、これら
を組合わせることにより、検出精度をさらに高めること
ができる。
【0061】このようにして検出して得た情報をもとに
して、図3に示した具体例のようにタイミング信号Key
を生成し、これでもって切換スイッチ15を制御する。
【0062】なお、遅延回路39は、画像処理装置40
での遅延を相殺するためのものである。
【0063】以上のようにして、予め画像が嵌め込まれ
た画像信号であっても、その嵌込み位置を検出してその
部分の輝度レベルだけを独立に変化させることができ
る。
【0064】図18は本発明による画像表示システム及
び画像表示装置の第6の実施例を示すブロック図であっ
て、50は画像表示手段、51は画像信号出力手段、5
2はインターフェース、103は画像合成手段、104
はCPU回路であり、図13に対応する部分には同一符
号を付けて重複する説明を省略する。
【0065】同図において、この実施例は、画像表示手
段50と画像信号出力手段51とから構成されており、
画像表示手段50に特定領域輝度変換手段が一体化され
ている。画像信号出力手段51は、図1や図13での画
像表示手段1と特定領域輝度変換手段2を除く部分を一
体にしたものとほぼ同じ構成になっている。画像信号出
力手段51からは、画像合成手段103から出力される
画像信号とインターフェース52を通った制御信号とが
画像表示手段50に供給される。
【0066】この実施例の具体的構成としては、例え
ば、画像信号出力手段51はパソコンやワークステーシ
ョンなどのコンピュータ本体であり、画像表示手段50
はモニタディスプレイ装置である。
【0067】図19はこの画像表示手段50の一具体例
を示すブロック図であって、53,54は入力端子、1
01は画像表示素子、110は振幅制御手段、111は
直流レベル制御手段、112は加算器、113,114
は可変電源である。
【0068】同図において、この画像表示手段50は画
像表示素子101と、画像信号の直流レベル制御手段1
11と、画像信号の振幅制御手段110と、加算器11
2と、可変電源113,114とからなっている。
【0069】図18の画像信号出力手段51から入力端
子54に供給される画像信号Video1は、その振幅が振幅
制御手段110で制御される。画像表示素子101の画
面の画像Bの嵌込み部分で画像信号出力手段51から入
力端子54に制御電圧cont.が供給され、この制御電圧c
ont.が加算器112で可変電源113の電圧と加算され
て振幅制御手段110に供給される。画像表示素子10
1の画面の画像Bの嵌込み部分以外の部分では、可変電
源113の電圧が振幅制御手段110に供給される。振
幅制御手段110では、かかる供給電圧により、画像信
号Video1の振幅が制御される。
【0070】振幅制御手段110の出力画像信号は直流
レベル制御手段111に供給され、可変電源114の電
圧でその直流レベルを設定される。直流レベル制御手段
111の出力画像信号Video2が画像表示素子101に供
給され、画像が表示される。
【0071】以上のようにして、入力端子54に供給さ
れる制御電圧cont.の電圧レベルとその供給タイミング
で、画像Bの嵌込み部分の輝度レベルを可変とすること
ができる。
【0072】図20は制御電圧cont.の供給タイミング
と電圧レベルの関係を水平走査周期と垂直走査周期に分
けて示したものである。
【0073】同図において、画像信号Video1のハッチ
(斜線)部分が画像Bの嵌込み部分である。このとき、
入力端子54に供給される制御電圧cont.は画像信号Vid
eo1のハッチ(斜線)部分で0(V)からp(V)に変
化する。これにより、画像表示素子101の入力画像信
号Video2のレベルは、画像Bの嵌込み部分だけ振幅が大
きくなる。
【0074】この結果、画像表示素子101上のテキス
ト画像Aにテレビ映像Bを嵌込み表示すると、テレビ映
像を明るくきれいに見せながら、他の領域では、輝度の
変化はなくて文字や図形表示は見やすい輝度レベルのま
まである。
【0075】以上のようにして、嵌込み部分の輝度レベ
ルだけを制御する画像表示装置が実現できる。
【0076】図21は本発明による画像表示システム及
び画像表示装置の第7の実施例での画像表示手段の一具
体例を示すブロック図であって、115は切換スイッ
チ、116は可変電源、154は入力端子であり、図1
9に対応する部分には同一符号を付けて重複する説明を
省略する。
【0077】この実施例の全体構成は図18に示すもの
と同様であるが、インターフェース52から画像表示手
段50に供給されるのは、画像Bの嵌込み位置を示すタ
イミング信号Key である。
【0078】図21において、入力端子154からは画
像Bの嵌込み位置を示すタイミング信号Keyが入力さ
れ、切換スイッチ115を可変電源116側に閉じる。
これにより、可変電源116の電圧が加算器112で可
変電源113の電圧と加算され、その加算電圧で振幅制
御手段110が制御される。従って、嵌込み部分の輝度
レベルだけが所望に制御されることになる。
【0079】ここで、タイミング信号Key は2値のディ
ジタル信号でよく、このため、画像信号出力手段51の
インタフェース回路52(図18)の構成が簡単にな
る。
【0080】図22は本発明による画像表示システム及
び画像表示装置の第8の実施例の画像表示手段の一具体
例を示すブロック図であって、55はタイミング発生回
路、254は入力端子であり、第21図に対応する部分
には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0081】この実施例も、その全体構成は図18に示
したものと同様であるが、インターフェース52から画
像表示手段50に供給されるのは、画像Bの嵌込み位置
をコード化したデータ(嵌込み位置データ)である。こ
の嵌込み位置データは、図23に示すように、嵌込み位
置の開始アドレスと終了アドレスを示すもの、または嵌
込み位置の開始アドレスと嵌込み位置の水平,垂直幅を
示すもの、あるいは嵌込み位置の終了アドレスと嵌込み
位置の水平,垂直幅を示すものなどがある。
【0082】図22において、入力端子254から嵌込
み位置データが入力されると、画像信号Video1の同期信
号やドットクロック信号とともにタイミング発生回路5
5に供給され、図21でのタイミング信号Keyと同様の
画像Bの嵌込み位置のタイミング信号Key が生成され
る。このタイミング信号Keyにより、切換スイッチ11
5が制御される。これ以外の部分については、図21に
示した具体例と同様である。
【0083】タイミング発生回路55は、基本的には、
例えば、図7に示した構成をなしているが、その一具体
例を図24に示す。但し、56はPLL(フェーズ・ロ
ックド・ループ)回路、57はマイコン、117d〜1
17gはデータラッチ、118d〜118gはアドレス
ラッチ、119a〜119dはカウンタ、120a〜1
2cはアンドゲートである。
【0084】図24において、入力端子254から入力
された嵌込み位置データはマイコン57でデコードさ
れ、データラッチ117d〜117gに転送されてラッ
チされる。垂直タイミング開始カウンタ119aと垂直
タイミング終了カウンタ119bは、垂直同期信号Vsy
ncで初期化された後、データラッチ117d,117e
のデータがプリセットされる。水平タイミング開始カウ
ンタ119cと水平タイミング終了カウンタ119d
は、水平同期信号Hsyncで初期化された後、データラッ
チ117f,117gのデータがプリセットされる。そ
して、垂直タイミング開始カウンタ119aと垂直タイ
ミング終了カウンタ119bは水平同期信号Hsyncを、
水平タイミング開始カウンタ119cと水平タイミング
終了カウンタ119dは、水平同期信号HsyncをPLL
回路56で逓倍して得られるドットクロック信号を夫々
カウンタクロック信号とする。垂直タイミング開始カウ
ンタ119aと垂直タイミング終了カウンタ119bの
カウンタ出力はアンドゲート120aで論理積がとら
れ、水平タイミング開始カウンタ119cと水平タイミ
ング終了カウンタ119dのカウント出力はアンドゲー
ト120bで論理積がとられ、さらに、アンドゲート1
20a,120bの出力がアンドゲート120cで論理
積がとられて嵌込み位置を示すタイミング信号Key が得
られる。
【0085】この実施例では、入力端子254から入力
される嵌込み位置データとして、例えば、RS−232
Cなどのパソコンやワークステーションなどのコンピュ
ータでよく用いられている仕様のものを利用することが
でき、このため、画像信号出力手段51のインターフェ
ース回路52(図18)は標準品を利用できて、コスト
を低くすることができる。
【0086】以上のようにして、嵌込み部分の輝度レベ
ルだけを制御することができる。
【0087】図25は本発明による画像表示システム及
び画像表示装置の第9の実施例での画像表示手段の一具
体例を示すブロック図であって、155はタイミング発
生回路、216は可変電源、354は入力端子であり、
図22に対応する部分には同一符号を付けて重複する説
明を省略する。
【0088】この実施例も、その全体構成は図18に示
したものと同様であるが、インターフェース52から画
像表示手段50に供給されるのは、画像Bの嵌込み位置
とその輝度レベルを指示するコード化されたデータ(嵌
込み位置/輝度レベルデータ)である。この嵌込み位置
/輝度レベルデータは、図26に示すように、図23に
示した嵌込み位置データに輝度レベルのデータを付加し
たものである。
【0089】タイミング発生回路155は、切換スイッ
チ115の制御用のタイミング信号Keyを発生するため
の図24に示した回路と、輝度レベルのデータ(図2
6)に応じて可変電源216を制御する回路とからなっ
ている。この可変電源216を制御する回路は、例え
ば、図3で可変電源13,14,16を制御する回路と
同様の構成をとることができる。
【0090】図27は本発明による画像表示システム及
び画像表示装置の第10の実施例の画像表示手段の一具
体例を示すブロック図であって、132は切換スイッ
チ、133,134は可変電源であり、図21に対応す
る部分には同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0091】この実施例も、その全体構成は図18に示
したものと同様であるが、嵌め込む画像がB,Cという
ように複数あるようにしたものである。
【0092】図27において、可変電源133,134
は画像表示素子101の画面での画像B,Cの嵌め込み
位置での振幅を決めるためのものであって、入力端子1
54から入力されるタイミング信号Keyによって切換制
御される切換スイッチ132で選択される。タイミング
信号Key は、例えば、3値の信号である。これ以外は、
図21に示した画像表示手段と同様である。
【0093】図28は本発明による画像表示システム及
び画像表示装置の第11の実施例での画像表示手段の一
具体例を示すブロック図であって、212は加算器、3
54は入力端子であり、図19に対応する部分には同一
符号を付けて重複する説明を省略する。
【0094】この実施例も、その全体構成は図18に示
したものと同様であるが、嵌め込む画像Bの直流レベル
も制御できるようにしたものである。
【0095】図27において、画像Bの嵌込み位置で
は、入力端子54から制御電圧cont.1が供給され、加算
器112で可変電圧源113の電圧と加算されて振幅制
御手段110に供給され、これとともに、入力端子35
4から制御電圧cont.2が供給され、加算器212で可変
電圧源114の電圧と加算されて直流レベル制御手段1
11に供給される。これにより、嵌め込まれる画像Bの
振幅と直流レベルとが独立に制御できる。
【0096】図29は本発明による画像表示システム及
び画像表示装置の第12の実施例での画像表示手段の一
具体例を示すブロック図であって、70は制御回路、2
22a,222bは切換スイッチ、223はA/D変換
器、224はLUT、225はD/A変換器、454は
入力端子であり、図19に対応する部分には同一符号を
付けて重複する説明を省略する。
【0097】この実施例も、その全体構成は図18に示
したものと同様であるが、図8で示した具体例のよう
に、嵌め込む画像Bの輝度レベルの制御をLUTでのデ
ータ変換によって行なうようにしたものである。
【0098】図29において、入力端子454からデー
タが供給される制御回路70の制御のもとに、切換スイ
ッチ222a,222bは、画像Bの嵌込み位置でB側
に閉じ、それ以外では、A側に閉じる。切換スイッチ2
22a,222bがA側に閉じているときには、入力端
子53から入力された画像信号Video.1は直接振幅制御
手段110に供給されるが、切換スイッチ222a,2
22bがB側に閉じているときには、A/D変換器22
3でディジタルデータに変換された後、LUT224で
データ変換されて所望の振幅や直流レベルに変換され、
D/A変換器225でアナログ画像信号に変換されて振
幅制御手段110に供給される。
【0099】なお、LUT224のデータ書換えは、制
御回路70を介して入力端子454から入力される情報
に基づき行なう。
【0100】図30は図29における制御回路70の一
具体例を示すブロック図であって、18kはアドレスカ
ウンタ、157はマイコンであり、図24に対応する部
分には同一符号を付けている。
【0101】同図において、図29の切換スイッチ22
2a,222bの切換制御信号を生成する部分は、図2
4に示す構成と同様である。この具体例は、かかる構成
にLUT224のデータ書換え手段が付加されたもので
ある。
【0102】即ち、マイコン157は、入力端子454
からのデータに基づいて、嵌込み位置をデコードすると
ともに、LUT224で書き換えるデータとその書換え
位置を示すアドレスデータを出力する。このデータはL
UT224(図29)に供給されるとともに、アドレス
データがアドレスデコーダ18kでデコードされてLU
T224に供給される。
【0103】この実施例によると、LUT224を用い
ることにより、画像信号の振幅や直流レベルばかりでな
く、ガンマ特性の変更や色相変更などもできることはい
うまでもない。
【0104】図31は本発明による画像表示システム及
び画像表示装置の第13の実施例での画像表示手段の一
具体例を示すブロック図であって、153は入力端子、
201は画像表示素子、254は入力端子、322a,
322bは切換スイッチ、323はA/D変換器であ
り、図29に対応する部分には同一符号を付けて重複す
る説明を省略する。
【0105】この実施例も、その全体構成は図18に示
したものと同様であり、図29で示した具体例のよう
に、嵌め込む画像Bの輝度レベルの制御をLUTでのデ
ータ変換によって行なうようにしたものであるが、画像
表示素子として、液晶ディスプレイやプラズマディスプ
レイをはじめとするマトリクス型のディスプレイのよう
に、ディジタル画像信号を入力とするものである。
【0106】図31において、画像表示素子201はこ
のようなディジタル画像信号を入力とするものである。
入力端子153から入力される画像信号Video.1はA/
D変換器323でディジタル変換される。制御回路70
の制御により、画像Bの嵌め込み位置では、切換スイッ
チ322a,322bがB側に切り換えられ、A/D変
換器323からのディジタル画像信号が、LUT224
でデータ変換されて輝度レベルが制御された後、画像表
示素子201に供給され、また、画像B以外の時間帯で
は、切換スイッチ322a,322bがA側に切り換え
られ、A/D変換器323からのディジタル画像信号が
直接画像表示素子201に供給される。
【0107】この実施例によると、部品点数も少なく、
安価にできるメリットがある。
【0108】図32は本発明による画像表示システム及
び画像表示装置の第13の実施例での画像表示手段の一
具体例を示すブロック図であって、71は開閉スイッ
チ、72は積分器、73は比較器、74はLPF(ロー
パスフィルタ)、75は開閉スイッチ、80は基準電
源、212は加算器であり、図21に対応するには同一
符号を付けて重複する説明を省略する。
【0109】この実施例も、その全体構成は図18に示
したものと同様であるが、嵌込み部分の画像Bの平均輝
度レベルを一定に抑えるようにしたものである。例え
ば、ブラウン管などでは、平均輝度が上がり過ぎてビー
ム電流が流れ過ぎると、ブラウン管の寿命に影響するた
めに、このような手段が必要な機能である。また、プラ
ズマディスプレイ装置でも、異常発熱防止に必要であ
る。
【0110】図32において、入力端子154からのタ
イミング信号Keyにより、画像Bの時間帯だけ開閉スイ
ッチ71,75が閉じられ、この時間帯に画像表示素子
101の入力画像信号Video2を積分器72に供給し、画
像信号Video2の画像Bの期間の平均レベルを検出する。
この平均レベルは比較器73で基準電源80の基準電圧
Esと比較される。この基準電圧Esは、画像信号Vide
o2の平均レベルの最大許容値に等しく設定されている。
比較器73の出力、即ち、比較結果はLPF74で脈動
成分が除かれ、さらに、開閉スイッチ75を介して加算
器212に供給されて、画像Bの期間だけ供給される可
変電源116の電圧からこのLPF74からの電圧が引
き算される。この加算器212の出力電圧が加算器11
2で可変電源113の電圧と加算され、振幅制御手段1
10に供給される。
【0111】以上の構成により、嵌め込まれる画像Bに
対し、その輝度レベルに負帰還制御が掛けられる。
【0112】そこで、例えば、可変電源116の電圧を
高く設定しすぎて、嵌込み画像Bの平均輝度レベルが基
準電源80に設定した基準電圧Esよりも高くなったと
すると、上記の負帰還制御により、嵌込み画像Bだけ輝
度制御がかかることになる。
【0113】従って、画像Aの部分の輝度レベルを一定
に保ちながら、嵌込み画像Bだけの輝度制御ができるの
で、例えば、画像Aがテキスト画面、画像Bがテレビ画
面の場合、明るくきれいなテレビ画面と輝度を抑えた読
みやすいテキスト画面の安定した同時表示が可能にな
り、さらには、この嵌込み画像Bの輝度調整でこの輝度
が高くなりすぎるような調整をしても、所定以下の平均
輝度に保たれることになる。
【0114】なお、ブラウン管の場合、上記のように、
画像信号を検出対象とするのではなく、アノードからの
ビーム電流を検出して負帰還制御してもよいことは、現
在一般に行われていることなので、いうまでもないこと
である。
【0115】図33は本発明による画像表示システム及
び画像表示装置の第15の実施例の画像表示手段の一具
体例を示すブロック図であって、76,77は増幅器電
源、78は切換スイッチ、210は振幅制御手段、21
1は直流レベル制御手段であり、図21に対応するには
同一符号を付けて重複する説明を省略する。
【0116】この実施例も、その全体構成は図18に示
したものと同様であるが、図33に示すように、嵌込み
部分の画像Bの表示期間だけ振幅制御手段210と直流
レベル制御手段211の電源電圧を高め、画像信号Vide
o1の振幅幅を確保するものである。これにより、無駄な
直流バイスをなくして損失を低減することができて、熱
容量増大によるディスプレイセットの大型化を防止でき
る。
【0117】ここで、増幅器電源76による電源電圧>
増幅器電源77による電源電圧とする。
【0118】次に、この具体例の動作を説明する。
【0119】入力端子154からのタイミング信号Key
により、画像Bの時間帯では、切換スイッチ78がA側
に閉じ、増幅器電源76から振幅制御手段210と直流
レベル制御手段211とに電源電圧が供給される。画像
Bの時間帯以外では、切換スイッチ78をB側に閉じ、
増幅器電源77から振幅制御手段210と直流レベル制
御手段211とに電源電圧が供給される。
【0120】このようにして、画像Bの時間帯では、高
い直流バイアスで画像表示素子101の入力画像信号Vi
deo2の振幅を確保し、画像Bの時間帯以外では、低めの
直流バイアスで損失を抑えることができる。
【0121】以上のようにして、嵌込み画像Bだけの輝
度制御ができる実用的なディスプレイセットが実現でき
る。
【0122】なお、以上述べた画像表示素子101とし
ては、直視タイプのブラウン管や投写タイプのブラウン
管をはじめ、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ
など、どのような表示デバイスであってもよいことはい
うまでもない。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
嵌込み画像だけの輝度制御ができるので、文字や図形な
どのコンピュータ画像に自然画などのテレビ映像を嵌込
み表示した場合、明るくきれいなテレビ画面と輝度を抑
えた読みやすいテキスト画面との同時表示が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像表示システム及び画像表示装
置の第1の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した実施例の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図3】図1における特定領域輝度変換手段の一具体例
を示すブロック図である。
【図4】図1に示した第1の実施例の一変形例を示すブ
ロック図である。
【図5】図1に示した第1の実施例の他の変形例を示す
ブロック図である。
【図6】図1に示した第1の実施例のさらに他の変形例
を示すブロック図である。
【図7】図6における特定領域輝度変換手段の一具体例
を示すブロック図である。
【図8】本発明による画像表示システム及び画像表示装
置の第2の実施例における特定領域輝度変換手段の一具
体例を示すブロック図である。
【図9】本発明による画像表示システム及び画像表示装
置の第3の実施例を示すブロック図である。
【図10】図9における画像合成回路の一具体例を示す
ブロック図である。
【図11】本発明による画像表示システム及び画像表示
装置の第4の実施例を示すブロック図である。
【図12】図11に示した実施例の動作を示すフローチ
ャートである。
【図13】本発明による画像表示システム及び画像表示
装置の第5の実施例を示すブロック図である。
【図14】図13における特定領域輝度変換手段の一具
体例を示すブロック図である。
【図15】図14における画像処理装置40の嵌込み画
像の検出方法の一例を示す説明図である。
【図16】図14における画像処理装置40の嵌込み画
像の検出方法の他の例を示す説明図である。
【図17】図14における画像処理装置40の嵌込み画
像の検出方法のさらに他の例を示す説明図である。
【図18】本発明による画像表示システム及び画像表示
装置の第6の実施例での画像表示手段の一具体例を示す
ブロック図である。
【図19】図18における画像表示手段の一具体例を示
すブロック図である。
【図20】図19に示す具体例の動作を示すタイミング
チャートである。
【図21】本発明による画像表示システム及び画像表示
装置の第7の実施例での画像表示手段の一具体例を示す
ブロック図である。
【図22】本発明による画像表示システム及び画像表示
装置の第8の実施例での画像表示手段の一具体例を示す
ブロック図である。
【図23】図22に示した具体例で用いる嵌込み位置デ
ータの具体例を示す図である。
【図24】図22におけるタイミング発生回路の一具体
例を示すブロック図である。
【図25】本発明による画像表示システム及び画像表示
装置の第9の実施例での画像表示手段の一具体例を示す
ブロック図である。
【図26】図25に示した具体例で用いる嵌込み位置/
輝度レベルデータの具体例を示す図である。
【図27】本発明による画像表示システム及び画像表示
装置の第10の実施例での画像表示手段の一具体例を示
すブロック図である。
【図28】本発明による画像表示システム及び画像表示
装置の第11の実施例での画像表示手段の一具体例を示
すブロック図である。
【図29】本発明による画像表示システム及び画像表示
装置の第12の実施例での画像表示手段の一具体例を示
すブロック図である。
【図30】図29における制御回路の一具体例を示すブ
ロック図である。
【図31】本発明による画像表示システム及び画像表示
装置の第13の実施例での画像表示手段の一具体例を示
すブロック図である。
【図32】本発明による画像表示システム及び画像表示
装置の第14の実施例での画像表示手段の一具体例を示
すブロック図である。
【図33】本発明による画像表示システム及び画像表示
装置の第15の実施例での画像表示手段の一具体例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 画像表示手段 2 特定領域輝度変換手段 3 画像合成手段 4 CPU回路 5 ROM回路 6 外部入力手段 7 画像信号の入力端子 8 信号バス 10 振幅制御手段 11 直流レベル制御手段 12 加算器 13,14,16 可変電源 15 切換スイッチ 17a〜17g,17i,17j データラッチ 18a〜18j アドレスデコーダ 19a〜19d カウンタ 20a〜20c アンドゲート 21,21a,21b タイミング発生回路 22a,22b 切換スイッチ 23 A/D変換器 24 ルックアップテーブル 25 D/A変換器 31 データ蓄積装置 32 切換スイッチ 33,34 可変電源 36 画像合成手段 37 フレームメモリ 38 制御回路 40 画像処理装置 50 画像表示手段 51 画像信号出力手段 55 タイミング発生手段 56 PLL回路 57 マイコン 70 制御回路 71 開閉スイッチ 72 積分器 73 比較器 74 LPF 75 開閉スイッチ 76,77 増幅器電源
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月20日(2002.11.
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】情報処理装置
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】本発明の目的は、文字や図形などのコンピ
ュータ画像とともに自然画などのテレビ映像とを表示し
た場合に、明るくきれいなテレビ映像を実現することに
ある
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、例えば、請求項1記載の如く、テレビ映像に関する
第一の画像情報を受信する受信手段と、該受信手段によ
り受信された該第一の画像情報とともにコンピュータ画
像に関する第二の画像情報を表示する表示手段と、該受
信手段により該第一の画像情報を受信した後に、該第一
の画像情報もしくは該第二の画像情報の少なくともいず
れか一方の画像情報の輝度を制御することによって、該
第一の画像情報と該第二の画像情報との輝度の差を大き
くするように制御する制御手段とを備えるようにすれば
よい。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0123
【補正方法】変更
【補正内容】
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば、文字や図形などのコンピュータ画像とともに自
然画などのテレビ映像とを表示した場合に、明るくきれ
いなテレビ映像を実現することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/36 H04N 1/387 5C082 H04N 1/387 5/265 5/265 5/45 5/45 5/57 5/57 G09G 5/36 520P (72)発明者 木藤 浩二 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 今井 康裕 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 広瀬 雅利 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所システム事業部内 Fターム(参考) 5B057 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC01 CE08 CH08 5C023 AA15 AA18 BA02 BA04 CA03 DA02 DA08 EA01 EA02 5C025 BA28 BA30 CA06 CA09 CA20 5C026 CA01 CA02 5C076 AA13 AA19 AA27 BA07 5C082 AA01 AA02 BA12 BB51 CA11 CA54 CA56 DA51 DA71 DA76 DA86 MM10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n個(但し、nは2以上の整数)の画像
    を嵌め込み合成する合成手段と、該合成手段で嵌め込み
    合成された画像を表示する表示手段とからなる画像表示
    システムにおいて該合成手段で嵌め込み合成した画像信
    号のうちの最大(n−1)個分の画像信号の嵌込み位置
    のタイミングを指定し、該指定した嵌込み位置タイミン
    グで振幅レベルや直流レベルを制御する制御手段を具備
    したことを特徴とする画像表示システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記制御手段による前記振幅レベルや直流レベルの制御
    を、ディジタル変換した画像信号データのデータ変換で
    行なうことを特徴とする画像表示システム。
  3. 【請求項3】 n個(但し、nは2以上の整数)の画像
    を嵌め込み合成した画像信号を入力して表示する画像表
    示システムにおいて、 該嵌め込み合成した画像信号のうちの最大(n−1)個
    分の嵌込み位置のタイミングを検出し、該検出した嵌込
    み位置タイミングで振幅レベルや直流レベルを制御する
    検出制御手段を具備したことを特徴とする画像表示シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記検出制御手段は少なくとも枠検出機能を有すること
    を特徴とする画像表示システム。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記検出制御手段は少なくとも動き検出機能を有するこ
    とを特徴とする画像表示システム。
  6. 【請求項6】 画像表示手段と、該画像表示手段に入力
    する画像信号の振幅レベルを制御する振幅調整手段と、
    該画像表示手段に入力する画像信号の直流レベルを制御
    する直流制御手段とからなる画像表示装置において、 該画像表示手段での任意の画像表示領域の振幅レベルを
    制御する手段を設けたことを特徴とする画像表示装置。
  7. 【請求項7】 画像表示手段と、該画像表示手段に入力
    する画像信号の振幅レベルを制御する振幅調整手段と、
    該画像表示手段に入力する画像信号の直流レベルを制御
    する直流制御手段と、該振幅制御手段に制御電圧を供給
    する振幅制御用電源と、該直流制御手段に制御電圧を供
    給する直流制御電源と、該振幅制御用電源の出力と別系
    統電源の出力とを加算しその加算出力で該振幅制御手段
    を制御する第1の加算手段とからなる画像表示装置にお
    いて、 該第1の加算手段に入力する該別系統電源の出力に応じ
    て該画像表示手段での任意の画像の表示領域の振幅レベ
    ルを制御することを特徴とする画像表示装置。
  8. 【請求項8】 画像表示手段と、該画像表示手段に入力
    する画像信号の振幅レベルを制御する振幅調整手段と、
    該画像表示手段に入力する画像信号の直流レベルを制御
    する直流制御手段と、該振幅制御手段に制御電圧を供給
    する振幅制御用電源と、該直流制御手段に制御電圧を供
    給する直流制御電源と、該振幅制御用電源とは別系統の
    複数の電源のうちの少なくとも1つを選択する選択手段
    と、該振幅制御用電源の出力と該選択手段で選択された
    該別系統電源の出力とを加算しその加算出力で該振幅制
    御手段を制御する第1の加算手段とからなる画像表示装
    置において、 該選択手段を制御する制御信号で該画像表示手段に表示
    する任意の画像表示領域を指定し、複数個の該別系統電
    源の出力のうちの少なくとも1つに応じて該指定された
    画像表示領域の振幅レベルを制御することを特徴とする
    画像表示装置。
  9. 【請求項9】 画像表示手段と、該画像表示手段に入力
    する画像信号の振幅レベルを制御する振幅調整手段と、
    該画像表示素子に入力する画像信号の直流レベルを制御
    する直流制御手段と、該振幅制御手段に制御電圧を供給
    する振幅制御用電源と、該直流制御手段に制御電圧を供
    給する直流制御電源と、該振幅制御用電源とは別系統の
    複数の電源のうちの少なくとも1つを選択する選択手段
    と、該振幅制御用電源の出力と該選択手段で選択された
    該別系統電源の出力とを加算しその加算出力で該振幅制
    御手段を制御する第1の加算手段と、該選択手段を切換
    え制御する第1のタイミング発生手段とからなる画像表
    示装置において、 該第1のタイミング発生手段に入力する制御情報で該画
    像表示手段での任意の画像表示領域を指定し、複数個の
    該別系統電源の出力のうちの少なくとも1個に応じて該
    指定された画像表示領域の振幅レベルを制御することを
    特徴とする画像表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記第1のタイミング発生手段に入力する制御情報は、
    前記画像表示手段に表示する任意の画像の表示領域の開
    始位置と終了位置、または開始位置と該表示領域の水平
    区間及び該表示領域の垂直区間、または終了位置と該表
    示領域の水平区間及び該表示領域の垂直区間であること
    を特徴とする画像表示装置。
  11. 【請求項11】 画像表示手段と、該画像表示手段に入
    力する画像信号の振幅レベルを制御する振幅調整手段
    と、該画像表示手段に入力する画像信号の直流レベルを
    制御する直流制御手段と、該振幅制御手段に制御電圧を
    供給する振幅制御用電源と、該直流制御手段に制御電圧
    を供給する直流制御電源と、該振幅制御用電源とは別系
    統の複数の電源のうちの少なくとも1つを選択する選択
    手段と、該振幅制御用電源の出力と該選択手段で選択さ
    れた該別系統電源の出力を加算しその加算出力で該振幅
    制御回路を制御する第1の加算手段と、該選択手段の切
    換え制御と該別系統電源の電圧制御を行なう第2のタイ
    ミング発生手段とからなる画像表示装置において、 該第2のタイミング発生手段に入力する制御情報で該画
    像表示手段での任意の画像表示領域を指定し、該制御情
    報に応じて指定された該画像表示領域の振幅レベルを制
    御することを特徴とする画像表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記第2のタイミング発生手段に入力する制御情報は、
    前記画像表示手段に表示する任意の画像の表示領域の開
    始位置と終了位置と輝度レベル、または開始位置と該表
    示領域の水平区間及び該表示領域の垂直区間と輝度レベ
    ル、または終了位置と該表示領域の水平区間及び該表示
    領域の垂直区間と輝度レベルであることを特徴とする画
    像表示装置。
  13. 【請求項13】 画像表示手段と、該画像表示手段に入
    力する画像信号の振幅レベルを制御する振幅調整手段
    と、該画像表示手段に入力する画像信号の直流レベルを
    制御する直流制御手段と、該振幅制御手段に制御電圧を
    供給する振幅制御用電源と、該直流制御手段に制御電圧
    を供給する直流制御電源と、該振幅制御用電源とは別系
    統の複数の電源の出力を選択する選択手段と、該振幅制
    御用電源の出力と該選択手段で選択された該別系統電源
    の出力とを加算しその加算出力で該振幅制御手段を制御
    する第1の加算手段とからなる画像表示装置において、 該選択手段を制御する制御信号に応じて、該画像表示手
    段での複数の任意の画像表示領域の振幅レベルを制御す
    ることを特徴とする画像表示装置。
  14. 【請求項14】 画像表示手段と、該画像表示手段に入
    力する画像信号の振幅レベルを制御する振幅調整手段
    と、該画像表示手段に入力する画像信号の直流レベルを
    制御する直流制御手段と、該振幅制御手段に制御電圧を
    供給する振幅制御用電源と、該直流制御手段に制御電圧
    を供給する直流制御電源と、該振幅制御用電源の出力と
    これとは別系統の電源の出力を加算しその加算出力で該
    振幅制御手段を制御する第1の加算手段と、該直流制御
    用電源の出力とこれとは別系統電源の出力とを加算しそ
    の加算出力で該直流制御手段を制御する第2の加算手段
    とからなる画像表示装置において、 該第1の加算手段に入力する該別系統電源の出力に応じ
    て該画像表示手段での任意の画像表示領域の振幅レベル
    を制御し、該第2の加算手段に入力する該別系統電源の
    出力に応じて該任意の画像表示領域の直流レベルを制御
    することを特徴とする画像表示装置。
  15. 【請求項15】 画像表示手段と、アナログ画像信号を
    ディジタル画像信号に変換するAD変換手段と、該AD
    変換手段の出力をデータ変換するルックアップテーブル
    と、ディジタル画像信号をアナログ画像信号に変換する
    DA変換手段と、画像信号の振幅レベルを制御する振幅
    調整手段と、画像信号の直流レベルを制御する直流制御
    手段と、該AD変換手段の出力を該ルックアップテーブ
    ルに入力し該ルックアップテーブルの出力を該DA変換
    手段に供給するか、該AD変換手段の出力をそのまま該
    DA変換手段に供給するかを切り換える切換手段と、該
    切換手段の切換え制御と該ルックアップテーブルのデー
    タ書替えを行なう制御手段とからなる画像表示装置にお
    いて、 該制御手段に入力する制御情報で該画像表示手段での任
    意の画像表示領域を指定し、指定された該画像表示領域
    の振幅レベルまたは直流レベルもしくはこれら両方を制
    御することを特徴とする画像表示装置。
  16. 【請求項16】 アナログ画像信号をディジタル画像信
    号に変換するAD変換手段と、該AD変換手段の出力を
    データ変換するルックアップテーブルと、ディジタル画
    像信号で駆動する画像表示手段と、該AD変換手段の出
    力を該ルックアップテーブルに入力し該ルックアップテ
    ーブルの出力を該画像表示手段に供給するか、該AD変
    換手段の出力をそのまま該画像表示手段に供給するかを
    切り換える切換手段と、該切換手段の切換え制御と該ル
    ックアップテーブルのデータ書替えを行なう制御手段と
    からなる画像表示装置において、 該制御手段に入力する制御情報で該画像表示手段での任
    意の画像表示領域を指定し、指定された該画像表示領域
    の振幅レベルまたは直流レベルもしくはこれら両方を制
    御することを特徴とする画像表示装置。
  17. 【請求項17】 画像表示手段と、該画像表示手段に入
    力する画像信号の振幅レベルを制御する振幅調整手段
    と、該画像表示手段に入力する画像信号の直流レベルを
    制御する直流制御手段とからなる画像表示装置におい
    て、 該画像表示手段での任意の画像表示領域の平均振幅レベ
    ルまたは平均直流レベルもしくはこれら両方を任意の一
    定値以上にならないように負帰還制御することを特徴と
    する画像表示装置。
  18. 【請求項18】 画像表示手段と、該画像表示手段に入
    力する画像信号の振幅レベルを制御する振幅調整手段
    と、該画像表示手段に入力する画像信号の直流レベルを
    制御する直流制御手段とからなる画像表示装置におい
    て、 該画像表示手段での任意の画像表示領域の振幅レベルま
    たは直流レベルもしくはこれら両方を制御するときに
    は、該振幅調整手段または該直流制御手段もしくはこれ
    ら両方に印加する電源電圧を可変することを特徴とする
    画像表示装置。
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