JP2003202536A - 投射型表示装置 - Google Patents

投射型表示装置

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JP2003202536A JP2002000682A JP2002000682A JP2003202536A JP 2003202536 A JP2003202536 A JP 2003202536A JP 2002000682 A JP2002000682 A JP 2002000682A JP 2002000682 A JP2002000682 A JP 2002000682A JP 2003202536 A JP2003202536 A JP 2003202536A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いコントラスト比が得られるオフアクシス
光学系からなる投射型表示装置を提供する。 【解決手段】 本発明の投射型表示装置1は、一対の基
板間に垂直配向モードの液晶層が挟持された反射型の液
晶ライトバルブ3を備え、偏光照明装置2から液晶ライ
トバルブ3への入射光の光軸L1と液晶ライトバルブ3
から投射光学系4への反射光の光軸L2とが所定の角度
をなすオフアクシス光学系の配置とされている。そし
て、入射光の入射角θが5°以上15°未満の範囲にあ
る場合には液晶分子のプレチルト角が1°以上10°未
満の範囲にあり、もしくは入射光の入射角θが15°以
上の範囲にある場合には液晶分子のプレチルト角が10
°以上の範囲にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投射型表示装置に
関し、特に反射型液晶ライトバルブを用いた投射型表示
装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】反射型の液晶ライトバルブを用いた投射
型表示装置(液晶プロジェクタ)は、高精細の表示が可
能であることから注目されている。この種の従来の投射
型液晶表示装置としては、各色毎、具体的にはR
(赤)、G(緑)、B(青)用の液晶ライトバルブの各
々に対して光を垂直に入射させ、反射光を再び垂直に出
射させるもの、すなわち、入射光と反射光の光路が同軸
上にある「オンアクシス光学系」を採用したものが一般
的であった。
【0003】しかしながら、「オンアクシス光学系」を
採用した場合、入射光と反射光を分離するのに偏光ビー
ムスプリッタ(Polarized Beam Spritter,以下、PBS
と略記する)を用いる必要があり、高価なPBSが装置
全体で3個必要となるため、装置のコストが高くなると
いう問題があった。そこで、液晶ライトバルブの垂直方
向からずれた角度から光を入射させ、その入射方向とは
異なる方向に反射光を出射させる方式の「オフアクシス
光学系」を採用した投射型表示装置が提案されている。
オフアクシス光学系ではPBSが不要となるため、装置
のコストを低減することができる。
【0004】ところで、一般的に液晶ライトバルブに用
いられる配向モードには、電圧無印加状態で液晶分子の
長軸方向が基板面に略平行で基板面に垂直な方向に沿っ
てねじれた配向を持つツイステッド・ネマティック(Tw
isted Nematic,以下、TNと略記する)モードと、液晶
分子が垂直に配向した垂直配向モードとがある。表示の
明るさ等の面から従来はTNモードが主流であったが、
垂直配向モードがいくつかの優れた特性を持っているこ
とから、垂直配向型の液晶装置が注目されてきた。
【0005】例えば垂直配向モードでは、液晶分子が基
板面に対して垂直に配列した状態(法線方向から見た光
学的リターデーションが無い状態)を黒表示として用い
るため、黒表示の質が良く、高いコントラスト比が得ら
れる。また、正面コントラスト比に優れる垂直配向型L
CDでは、一定のコントラスト比が得られる視角範囲は
TNモードに比較して広くなる。この観点から、垂直配
向モードの液晶ライトバルブは、近年、例えばリア型プ
ロジェクションTVなどの映像向けの用途に注目されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、オフ
アクシス光学系を持つ投射型表示装置においては、オン
アクシス光学系のものに比べて装置の低コスト化が図れ
る、という利点を有している。しかしながら、オフアク
シス光学系を持つ投射型表示装置に垂直配向モードの液
晶ライトバルブを組み合わせた場合、この種の液晶ライ
トバルブが元来持っている視角特性に起因してコントラ
スト比が低下するという問題が生じていた。液晶ライト
バルブの基板面の法線と入射光の光軸とのなす角(本明
細書では、以下、これを入射角と定義する)は一般的に
10°〜20°程度に設定されているが、このような入
射角ではコントラスト比が低下してしまい、垂直配向モ
ードの持つコントラスト比の良さを生かすことができな
かった。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、高いコントラスト比が得られるオ
フアクシス光学系からなる投射型表示装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の投射型表示装置は、照明手段と、該照明
手段から出射される光を変調する光変調手段と、該光変
調手段により変調された光を投射する投射手段とを有す
る投射型表示装置であり、前記光変調手段が、一対の基
板間に垂直配向モードの液晶層が挟持され、前記照明手
段からの光を前記一対の基板のうちの一方の基板側から
入射させ、他方の基板側で反射させた後、前記一方の基
板から出射させる反射型の液晶ライトバルブを備え、前
記照明手段から前記液晶ライトバルブへの入射光の光軸
と前記液晶ライトバルブから前記投射手段への反射光の
光軸とが所定の角度をなすオフアクシス光学系の配置と
されるとともに、前記入射光の入射角が5°以上15°
未満の範囲にあり、前記液晶層における液晶分子のプレ
チルト角が1°以上10°未満の範囲にあることを特徴
とする。
【0009】また、本発明の他の投射型表示装置は、前
記光変調手段が、一対の基板間に垂直配向モードの液晶
層が挟持され、前記照明手段からの光を前記一対の基板
のうちの一方の基板側から入射させ、他方の基板側で反
射させた後、前記一方の基板から出射させる反射型の液
晶ライトバルブを備え、前記照明手段から前記液晶ライ
トバルブへの入射光の光軸と前記液晶ライトバルブから
前記投射手段への反射光の光軸とが所定の角度をなすオ
フアクシス光学系の配置とされるとともに、前記入射光
の入射角が15°以上の範囲にあり、前記液晶層におけ
る液晶分子のプレチルト角が10°以上の範囲にあるこ
とを特徴とする。
【0010】本発明者は、オフアクシス光学系を備えた
投射型表示装置に対して垂直配向モードの反射型液晶ラ
イトバルブを適用した場合、液晶分子のプレチルト角と
コントラスト比との間に相関関係があり、プレチルト角
を最適化することによりコントラスト比を向上できるこ
とを見出した。また、上記のコントラスト比を向上する
のに最適なプレチルト角が、液晶ライトバルブに入射さ
れる光の入射角に依存することを見出した。よって、本
発明の最大の特徴点は、ある範囲の入射角に対して良好
なコントラスト比が得られるようなプレチルト角の条件
を限定したことにある。なお、本明細書では、基板面の
法線と液晶分子の平均的な長軸方向とのなす角度のこと
を「プレチルト角」と定義する。
【0011】具体的な数値条件の設定の根拠については
[実施例]の項で詳述するが、大まかな傾向として、コ
ントラスト比の入射角依存性を示す特性曲線に着目する
と、プレチルト角の値を大きく設定すればする程、コン
トラスト比がピークを示す入射角の値が大きくなるとと
もに、コントラスト比の値自体が低下する傾向を示す。
したがって、少なくともこの程度は欲しいというコント
ラスト比の値を満足した上で、入射角が小さい領域では
プレチルト角を小さく、入射角が大きい領域ではプレチ
ルト角を大きく設定すればよいことになる。
【0012】また、上記のようにプレチルト角を最適化
した上で、さらに液晶ライトバルブを構成する前記一方
の基板の外面側に位相差板を配置してもよい。位相差板
をこのように配置することによって、入射光が液晶層内
を往復する間に生じる位相差を補償することができ、入
射角とコントラスト比との関係を適宜調整することがで
きる。
【0013】特に位相差板として1/4波長板を用いた
とすると、入射光の入射角が5°ないし15°の範囲に
ある場合には、1/4波長板の光学軸が、前記一方の基
板の外面側から左回りに見て入射偏光軸に対して−1°
ないし+1°の角度をなすように1/4波長板を配置す
ることが望ましい。また、入射光の入射角が15°以上
の範囲にある場合には、1/4波長板の光学軸が、前記
一方の基板の外面側から左回りに見て入射偏光軸に対し
て−2°ないし−5°の角度、もしくは+2°ないし+
5°の角度をなすように1/4波長板を配置することが
望ましい。この数値条件の設定の根拠についても[実施
例]の項で詳述する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図5を参照して説明する。本実施の形態の投射型表
示装置は、反射型液晶ライトバルブを含むオフアクシス
光学系を備えた投射型表示装置の例である。図1は本実
施の形態の投射型表示装置を示す概略構成図、図2、図
3は反射型液晶ライトバルブの反射側基板の一例であっ
て、マトリクス状に配置されている画素のうち一画素部
分の断面図と平面レイアウト、図2は図3におけるI−
I線に沿った断面、を示す。また、図4は液晶パネル基
板(反射側基板)の平面レイアウト、図5は反射型液晶
ライトバルブの断面構成を示す。なお、各図において
は、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさと
するため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせてある。
【0015】本実施の形態の投射型表示装置1は、図1
に示すように、偏光照明装置2(照明手段)と、偏光照
明装置2から出射された光を変調する反射型の液晶ライ
トバルブ3(光変調手段)と、液晶ライトバルブ3によ
り変調された光をスクリーン5に投射する投射レンズか
らなる投射光学系4(投射手段)とを有している。偏光
照明装置2は、光源7とインテグレータレンズ8と偏光
変換素子9とを有している。投射型表示装置1の光学系
全体は、偏光照明装置2から液晶ライトバルブ3に入射
される入射光の光軸L1と液晶ライトバルブ3から投射
光学系4に出射される反射光の光軸L2とが所定の角度
をなすオフアクシス光学系の配置とされている。
【0016】また、偏光照明装置2から液晶ライトバル
ブ3に入射される入射光の光軸L1上に入射側偏光板1
1が配置されるとともに、液晶ライトバルブ3から投射
光学系4に出射される反射光の光軸L2上には出射側偏
光板12が配置されている。これら偏光板11,12の
作用により、液晶ライトバルブ3によって変調された光
の透過、遮断が選択され、明表示、暗表示が切り替わる
ようになっている。
【0017】液晶ライトバルブ3への入射光の入射角
(液晶ライトバルブ3の基板面の法線Mと入射光軸L1
とのなす角θ)が5°以上、15°未満の範囲にある場
合、液晶層87における液晶分子のプレチルト角が1°
以上、10°未満の範囲となるように配向処理条件を設
定することが望ましく、入射角θが15°以上の範囲に
ある場合、液晶層87における液晶分子のプレチルト角
が10°以上の範囲となるように配向処理条件を設定す
ることが望ましい。
【0018】さらに場合によっては、液晶ライトバルブ
3の光入射側の基板の外面に、1/4波長板15などの
位相差板を配置してもよい。その際、入射角θが5°以
上、15°未満の範囲にある場合、1/4波長板15の
光学軸が、光入射側の基板の外面側から左回りに見て入
射側偏光板11の偏光軸に対して−1°ないし+1°の
角度をなすように1/4波長板15を配置することが望
ましい。また、入射角θが15°以上の範囲にある場合
には、1/4波長板15の光学軸が、光入射側の基板の
外面側から左回りに見て入射側偏光板11の偏光軸に対
して−2°ないし−5°の角度、もしくは+2°ないし
+5°の角度をなすように1/4波長板15を配置する
ことが望ましい。
【0019】本実施の形態の液晶ライトバルブ3は、例
えば以下のように構成されている。図2および図3は、
本実施の形態の反射型液晶ライトバルブの反射側基板の
一例を示す。
【0020】図2において、51は単結晶シリコンのよ
うなP型半導体基板、52はこの半導体基板51の表面
に形成されたP型ウェル領域、53は半導体基板51の
表面に形成された素子分離用のフィールド酸化膜(いわ
ゆるLOCOS)である。上記フィールド酸化膜53に
開口部が形成され、開口部の内側中央にゲート酸化膜を
介してポリシリコン等からなるゲート電極54aが形成
され、このゲート電極54aの両側の基板表面には高不
純物濃度のN型拡散層からなるソース、ドレイン領域5
5a,55bが形成され、MOSFETが構成されてい
る。そして、上記ソース、ドレイン領域55a,55b
のうち一方(図では55a)の上方には、PSG膜のよ
うな絶縁膜56を介して一層目のアルミニウム層からな
るデータ線57が形成され、このデータ線57の一部が
上記絶縁膜56に形成されたコンタクトホールにてソー
ス、ドレイン領域55aに電気的に接続されている。
【0021】また、上記MOSFETの周囲には上記フ
ィールド酸化膜53に環状の開口部が形成され、開口部
内側の基板表面には低不純物濃度のN型拡散層58が形
成されているとともに、この拡散層58の表面にはゲー
ト絶縁膜と同一工程で形成された絶縁膜を介してポリシ
リコン層等からなる電極59が形成され、この電極59
と上記拡散層58との間に絶縁膜容量が構成されてい
る。
【0022】そして、上記電極59の内縁部の一部には
上記MOSFETのソース、ドレイン領域55a,55
bのうち他方(図では55b)に一端が接触されたアル
ミ配線60の他端が電気的に接続されている。また、上
記拡散層58の内側にはその一部に接するように高不純
物濃度のN型拡散層からなるコンタクト部61が形成さ
れ、このコンタクト部61には、上記絶縁膜56を介し
てその上方に形成された一層目にアルミニウム層からな
るLCコモン電位を伝える配線(以下、LCコモンライ
ンと称する)62の一部が上記絶縁膜56に形成された
コンタクトホールにて電気的に接続されている。なお、
ここで、LCコモン電位とは、上記画素電極64と液晶
を挟んで対向される電極に印加される電圧で、液晶駆動
で問題となるいわゆるプッシュダウン(容量カップリン
グにより実質的な書込み電圧がマイナス側シフトする現
象)を考慮してその分だけ予めシフトした電圧である。
【0023】上記アルミ配線60の一部には、上記MO
SFETおよび保持容量の電極59の上方を覆うように
形成された二酸化シリコンのような絶縁物からなるLT
O(Low Tenperature Oxide)膜63を介してその表面
に形成された二層目のアルミニウム層からなる反射電極
としての画素電極64が、タングステン等の高融点金属
からなる接続プラグ65によって電気的に接続されてい
る。
【0024】上記画素電極64は、特に限定されない
が、接続プラグ65を構成するタングステン等をCVD
法により被着した後、タングステンとLTO膜62とを
CMP(化学的機械研磨)法で削って平坦化してから、
例えば低温スパッタ法により形成され、一辺が約20μ
mの正方形のような形状とされる。上記画素電極64の
上方には、ITOからなる対向電極を有する入射側のガ
ラス基板が適当な間隔をおいて配置され、周囲をシール
材で封止された間隙内にTNモード液晶または垂直配向
モード液晶などが充填されて反射型液晶ライトバルブが
構成される。
【0025】図3は図2に示されている反射側の液晶パ
ネル基板の平面レイアウトである。同図に示されている
ように、この実施例では、データ線57とゲート線54
とが互いに直交するように形成され、ゲート電極54a
は図の横方向に沿って延設されたゲート線54から突出
するように形成されているとともに、MOSFETの一
方のソース、ドレイン領域55aもデータ線57から突
出するように形成された部分に接続されている。
【0026】また、各画素の保持容量にLCコモン電位
を与える上記コモンライン62および上記ウェル領域5
2にVss(例えば0V)のような電位を与えるVss
ライン66が上記データ線57と平行に配設されてい
る。また、半導体基板(P--)51にもVssが印加さ
れる。このVssライン66は、ウェル領域52に設け
られたコンタクト領域52a(図2参照)にて、ウェル
領域に接続される。このコンタクト領域52aは各画素
毎に設ける必要はなく、適当な間隔をおいて形成すれば
良い。これにより、ウェル電位はVss、容量部はLC
−COMに電位が固定されるため、キャリアの発生によ
る電位変動を受けにくくなり、安定した動作が実現でき
る。
【0027】さらに、この実施例では、データ線57は
互いに隣接する画素電極と画素電極との間の縦方向のス
リット67aに沿って配置され、スリットからの漏れ光
を遮断する機能をも有するように形成されている。一
方、画素電極と画素電極の横方向のスリット67bにも
アルミニウム層からなる遮光層68が配設されている。
この遮光層68は、本実施例の液晶パネルがノーマリブ
ラックモードであるため、上記LCコモンライン62と
接続されることにより、LCコモン電位が印加されて遮
光層68の電位が固定されるように構成されている。
【0028】図4は上記構成例を適用した液晶パネル基
板(反射側基板)の平面レイアウトを示す。図4に示さ
れているように、この例においては、基板の周縁部に設
けられている周辺回路に光が入射するのを防止する遮光
層75が設けられている。ここで、周辺回路とは、上記
画素電極がマトリックス状に配置された画素領域70の
周辺に設けられ、上記データ線57を画像データに応じ
て駆動するデータ線駆動回路71やゲート線54を順番
に走査駆動するゲート線駆動回路72、パッド領域76
を介して外部から入力される画像データを取り込む入力
回路73、これらの回路を制御するタイミング制御回路
74等の回路であり、これらの回路は画素電極駆動用M
OSFETと同一工程で形成されるMOSFETを能動
素子もしくはスイッチング素子とし、これに抵抗や容量
などの負荷素子を組み合わせることで構成されている。
【0029】この例においては、上記遮光層75は、図
2に示されている画素電極64と同一工程で形成される
二層目のアルミニウム層で構成され、LCコモン電位が
印加されるように構成されている。76は電源電圧を供
給するために使用されるパッドまたは端子が形成された
パッド領域である。LCコモン電位を印加することでフ
ローティングや他の電位である場合に比べて反射を少な
くすることができる。
【0030】図5は上記液晶パネル基板81を適用した
反射型液晶ライトバルブの断面構成を示す。図5に示す
ように、上記液晶パネル基板81は、その裏面にガラス
もしくはセラミック等からなる支持基板82が接着剤に
より接着されている。これとともに、その表面側には、
LCコモン電位が印加される透明導電膜(ITO)から
なる対向電極83を有する入射側のガラス基板85が適
当な間隔をおいて配置され、周囲をシール材86で封止
された間隙内にTNモード液晶または垂直配向モード液
晶などが充填されて液晶層87が形成され、液晶パネル
80として構成されている。
【0031】本実施の形態によれば、オフアクシス光学
系からなる投射型表示装置において垂直配向モードにお
ける液晶分子のプレチルト角が最適化されているので、
コントラスト比が高く、オンアクシス光学系に比べて安
価な投射型表示装置を実現することができる。
【0032】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば上記実施の形態では、液晶ライトバルブに付帯する
位相差板として1/4波長板の例を挙げたが、1/4波
長以外の位相差を有する位相差板を用いたとしても、液
晶分子のプレチルト角と位相差板の光学軸配置の最適化
を図ることによって、上記と同様にコントラスト比の向
上の効果を得ることができる。
【0033】
【実施例】本発明者は、液晶分子のプレチルト角の値、
および1/4波長板の光学軸配置を種々に変えたときの
コントラスト比の入射角依存性をシミュレーションによ
り求め、プレチルト角および1/4波長板の光学軸配置
の好ましい値を決定した。以下、そのシミュレーション
結果について説明する。
【0034】[実施例1]まず最初に、液晶分子のプレ
チルト角の値を種々に変えたときのコントラスト比の入
射角依存性をシミュレーションにより求め、プレチルト
角の好ましい値を決定した。すなわち、この実施例1で
は1/4波長板は使用しなかった。なお、シミュレーシ
ョンに必要なパラメータとして、セル厚:2μm、液晶
弾性定数:K11=10,K33/K11=1.5,K
33/K22=3、液晶比誘電率:ε(垂直)=7.
8,ε(平行)=3.7、液晶屈折率:ne=1.5
8,no=1.48、と設定した。プレチルト角は1
°、5°、10°、15°、20°、25°の6種類の
値で変化させた。
【0035】図6は、シミュレーション結果を示す「コ
ントラスト比の入射角依存性」の特性曲線であり、横軸
は液晶ライトバルブへの光の入射角(°)、縦軸はコン
トラスト比、である。なお、コントラスト比が100未
満になる場合は図中にプロットしていない。
【0036】図6に示すように、プレチルト角の値を大
きく設定すればする程、コントラスト比がピークを示す
入射角の値が大きくなるとともに、コントラスト比の値
自体が低下する傾向を示すことがわかる。プレチルト角
が1°の場合、入射角±5°未満の領域でピークを示
し、プレチルト角が5°の場合、入射角±10°のとこ
ろでピークを示しており、入射角が±15°以上ではコ
ントラスト比が急激に低下している。これに対して、プ
レチルト角を10°とすると、コントラスト比のピーク
は数1000レベルに低下するものの、入射角±15°
のところでピークを示すようになり、入射角±15°以
上の範囲ではプレチルト角が1°または5°のときのコ
ントラスト比と大小関係が逆転している。
【0037】以上の結果から、入射角を5°以上、15
°未満とした場合、プレチルト角が1°以上、10°未
満の範囲となるように配向状態を制御し、入射角を15
°以上とした場合、プレチルト角が10°以上の範囲と
なるように配向状態を制御することが望ましいことがわ
かった。入射角を5°未満とすると、入射光の光軸と反
射光の光軸とが接近しすぎ、入射側偏光板と出射側偏光
板の配置が困難になるか、装置が大型化するという問題
が生じ、実用的でない。この点を考慮すると、入射角は
通常、10°〜20°程度の範囲となるが、この範囲に
おいて上記の条件であれば、コントラスト比が数100
〜数1000レベルを確保することができる。
【0038】[実施例2]次に、液晶ライトバルブの前
面に1/4波長板を装入するとともに、1/4波長板の
光学軸を入射側偏光板の偏光軸に対して種々の角度でず
らして配置し、そのそれぞれにおいて液晶分子のプレチ
ルト角を種々に変えたときのコントラスト比の入射角依
存性をシミュレーションにより求めた。その結果から、
1/4波長板のずらし角の好ましい値を決定した。な
お、シミュレーションに必要なパラメータとして、セル
厚:2μm、液晶弾性定数:K11=10,K33/K
11=1.5,K33/K22=3、液晶比誘電率:ε
(垂直)=7.8,ε(平行)=3.7、液晶屈折率:
e=1.58,no=1.48、1/4波長板:Δn×
d=0.137μm、と設定した。プレチルト角は1
°、5°、10°、15°、20°、25°の6種類の
値で変化させた。
【0039】図7〜図16は、シミュレーション結果を
示す「コントラスト比の入射角依存性」の特性曲線であ
り、横軸は液晶ライトバルブへの光の入射角(°)、縦
軸はコントラスト比、である。コントラスト比が100
未満になる場合は図中にプロットしていない。なお、各
光学軸の角度については、図17に示すように、光入射
側基板(上基板)の液晶配向方向(ラビング方向)を基
準にして上基板側から見た状態で左回りの角度で表して
いる。上基板のラビング方向に対して入射側偏光板の偏
光軸を45°に設定しているので、実施例2における1
/4波長板の光学軸の角度をα[°]とすると、入射側
偏光板の偏光軸に対する1/4波長板のずらし角β
[°]は、β=α−45°と定義する。
【0040】図7はα=30°(β=−15°)、図8
はα=35°(β=−10°)、図9はα=40°(β
=−5°)、図10はα=43°(β=−2°)、図1
1はα=44°(β=−1°)、図12はα=46°
(β=+1°)、図13はα=47°(β=+2°)、
図14はα=48°(β=+3°)、図15はα=50
°(β=+5°)、図16はα=55°(β=+10
°)、とした場合をそれぞれ示している。
【0041】一般的に、オフアクシス光学系を用いると
きの入射角は大きくても±40°程度であるが、図7、
図8、図16に示すように、1/4波長板のずらし角β
を−15°、−10°、+10°と大きくすると、この
入射角(±40°以下)の範囲内で満足なコントラスト
比がほとんど得られないため、このように大きいずらし
角を用いることはできない。そこで、入射角が±5°〜
±15°の領域に着目すると、図11,図12に示すよ
うに、1/4波長板のずらし角βを−1°、+1°とし
た場合、10000レベルの高いコントラスト比が得ら
れる。また、入射角が±15°以上、±40°以下の領
域に着目すると、図9,図10に示すように、1/4波
長板のずらし角βを−5°、−2°とした場合、少なく
とも100レベルを超えるコントラスト比が得られる。
同様に、図13〜図15に示すように、1/4波長板の
ずらし角βを+2°、+3°、+5°とした場合にも、
少なくとも100レベルを超えるコントラスト比が得ら
れる。
【0042】以上の結果から、入射角が5°以上、15
°未満の範囲にある場合、入射側偏光板の偏光軸に対す
る1/4波長板のずらし角を−1°ないし+1°の範囲
とすれば、本発明の目的とする高いコントラスト比を得
ることができる。また、入射角が15°以上の範囲にあ
る場合には、1/4波長板のずらし角を−2°ないし−
5°の範囲、もしくは+2°ないし+5°の範囲とすれ
ば、本発明の目的とする高いコントラスト比を得ること
ができる。
【0043】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、オフアクシス光学系からなる投射型表示装置に
おいて垂直配向モードにおける液晶分子のプレチルト角
や位相差板の軸配置が最適化されているので、コントラ
スト比が高く、オンアクシス光学系に比べて安価な投射
型表示装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の投射型表示装置を示す
概略構成図である。
【図2】 同、投射型表示装置を構成する反射型液晶ラ
イトバルブの反射側基板の断面図である。
【図3】 同、平面レイアウト図である。
【図4】 液晶パネル基板(反射側基板)の平面レイア
ウト図である。
【図5】 同、反射型液晶ライトバルブの断面図であ
る。
【図6】 実施例1のシミュレーション結果であるコン
トラスト比の入射角依存性の特性曲線を示す図である。
【図7】 実施例2のシミュレーション結果であるコン
トラスト比の入射角依存性の特性曲線を示す図である。
【図8】 同図である。
【図9】 同図である。
【図10】 同図である。
【図11】 同図である。
【図12】 同図である。
【図13】 同図である。
【図14】 同図である。
【図15】 同図である。
【図16】 同図である。
【図17】 実施例における各光学軸の角度を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 投射型表示装置 2 偏光照明装置(照明手段) 3 液晶ライトバルブ(光変調手段) 4 投射光学系(投射手段) 11 入射側偏光板 12 出射側偏光板 15 1/4波長板(位相差板) 87 液晶層 L1 入射光の光軸 L2 反射光の光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H049 BA07 BB03 BC22 2H088 EA14 EA16 HA08 HA17 JA05 JA10 KA02 KA05 KA08 KA14 KA30 MA02 2H091 FA08Z FA11Z FA12Z FA14Z FA29Z FA41Z FD07 GA13 HA06 HA07 KA01 KA05 KA10 LA17 MA07 5C058 BA08 EA01 EA02 EA11 EA12 EA26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明手段と、該照明手段から出射される
    光を変調する光変調手段と、該光変調手段により変調さ
    れた光を投射する投射手段とを有する投射型表示装置で
    あって、 前記光変調手段が、一対の基板間に垂直配向モードの液
    晶層が挟持され、前記照明手段からの光を前記一対の基
    板のうちの一方の基板側から入射させ、他方の基板側で
    反射させた後、前記一方の基板から出射させる反射型の
    液晶ライトバルブを備え、 前記照明手段から前記液晶ライトバルブへの入射光の光
    軸と前記液晶ライトバルブから前記投射手段への反射光
    の光軸とが所定の角度をなすオフアクシス光学系の配置
    とされるとともに、前記入射光の入射角が5°以上15
    °未満の範囲にあり、 前記液晶層における液晶分子のプレチルト角が1°以上
    10°未満の範囲にあることを特徴とする投射型表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記液晶ライトバルブを構成する前記一
    方の基板の外面側に位相差板を配置したことを特徴とす
    る請求項1に記載の投射型表示装置。
  3. 【請求項3】 前記位相差板が1/4波長板であり、該
    1/4波長板の光学軸が、前記一方の基板の外面側から
    左回りに見て入射偏光軸に対して−1°ないし+1°の
    角度をなすことを特徴とする請求項2に記載の投射型表
    示装置。
  4. 【請求項4】 照明手段と、該照明手段から出射される
    光を変調する光変調手段と、該光変調手段により変調さ
    れた光を投射する投射手段とを有する投射型表示装置で
    あって、 前記光変調手段が、一対の基板間に垂直配向モードの液
    晶層が挟持され、前記照明手段からの光を前記一対の基
    板のうちの一方の基板側から入射させ、他方の基板側で
    反射させた後、前記一方の基板から出射させる反射型の
    液晶ライトバルブを備え、 前記照明手段から前記液晶ライトバルブへの入射光の光
    軸と前記液晶ライトバルブから前記投射手段への反射光
    の光軸とが所定の角度をなすオフアクシス光学系の配置
    とされるとともに、前記入射光の入射角が15°以上の
    範囲にあり、 前記液晶層における液晶分子のプレチルト角が10°以
    上の範囲にあることを特徴とする投射型表示装置。
  5. 【請求項5】 前記液晶ライトバルブを構成する前記一
    方の基板の外面側に位相差板を配置したことを特徴とす
    る請求項4に記載の投射型表示装置。
  6. 【請求項6】 前記位相差板が1/4波長板であり、該
    1/4波長板の光学軸が、前記一方の基板の外面側から
    左回りに見て入射偏光軸に対して−2°ないし−5°の
    角度、もしくは+2°ないし+5°の角度をなすことを
    特徴とする請求項5に記載の投射型表示装置。
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