JP2003202231A - 情報取得提供装置 - Google Patents
情報取得提供装置Info
- Publication number
- JP2003202231A JP2003202231A JP2002001969A JP2002001969A JP2003202231A JP 2003202231 A JP2003202231 A JP 2003202231A JP 2002001969 A JP2002001969 A JP 2002001969A JP 2002001969 A JP2002001969 A JP 2002001969A JP 2003202231 A JP2003202231 A JP 2003202231A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- route
- vehicle
- information
- unit
- influence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 他車との少ない通信頻度、時間で同経路ツー
リングをサポートする情報取得提供装置を提供する。 【解決手段】 他車と通信が可能な自車内の通信部10
により取得した元経路の情報を経路情報記憶部20に記
憶する。元経路とGPS信号受信部30で検出した自車
位置とを比較し、自車が元経路から離脱したときは、経
路算出部50が元経路と自車位置と地図データベース部
40の地図データを参照しながら再合流点と再合流経路
を算出する。再合流経路が道路種別判定部60で自動車
専用道路であると判定された場合、あるいは経路距離算
出部70で所定距離以上と判定された場合だけ、他車へ
再合流情報を送信する。
リングをサポートする情報取得提供装置を提供する。 【解決手段】 他車と通信が可能な自車内の通信部10
により取得した元経路の情報を経路情報記憶部20に記
憶する。元経路とGPS信号受信部30で検出した自車
位置とを比較し、自車が元経路から離脱したときは、経
路算出部50が元経路と自車位置と地図データベース部
40の地図データを参照しながら再合流点と再合流経路
を算出する。再合流経路が道路種別判定部60で自動車
専用道路であると判定された場合、あるいは経路距離算
出部70で所定距離以上と判定された場合だけ、他車へ
再合流情報を送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の経路案内を
行うナビゲーション装置を備えた複数の車両が前後して
同じ経路をツーリングする際、それらのナビゲーション
をサポートする情報取得提供装置に関する。
行うナビゲーション装置を備えた複数の車両が前後して
同じ経路をツーリングする際、それらのナビゲーション
をサポートする情報取得提供装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ナビゲーション装置を利用して複数の車
両による同経路ツーリング(単に目的地に集合するので
なく、同経路を走行することにより途中で一緒に食事す
ることなどが可能となるツーリング)をサポートする装
置としては、特開2001−108460号公報に記載
のものがある。このツーリング・サポート装置は、先行
車両のナビゲーション装置が、他の後続車両の位置情報
を受信しながら任意の隣接二車両間の距離を監視しつづ
け、この距離が設定以上になれば警報を発するように構
成されている。また、待合せのポイントが設定されたと
きは、この待合せポイントを他の車両のナビゲーション
装置に通知することで、各車両のナビゲーション装置が
待合せポイントにそれぞれ自車を誘導するようになって
いる。
両による同経路ツーリング(単に目的地に集合するので
なく、同経路を走行することにより途中で一緒に食事す
ることなどが可能となるツーリング)をサポートする装
置としては、特開2001−108460号公報に記載
のものがある。このツーリング・サポート装置は、先行
車両のナビゲーション装置が、他の後続車両の位置情報
を受信しながら任意の隣接二車両間の距離を監視しつづ
け、この距離が設定以上になれば警報を発するように構
成されている。また、待合せのポイントが設定されたと
きは、この待合せポイントを他の車両のナビゲーション
装置に通知することで、各車両のナビゲーション装置が
待合せポイントにそれぞれ自車を誘導するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のツーリング
・サポート装置では、任意の隣接二車両間の距離を常時
監視するために他車両の車両位置を継続的に知る必要が
あり、このため他の車両との通信を継続し続けなければ
ならないといった問題があった。したがって本発明は、
複数の車両で同じ経路をツーリングする際、他の車両と
の通信をできるだけ少なくしながら、ツーリングのナビ
ゲーションをサポートできるようにした情報取得提供装
置を提供することを目的とする。
・サポート装置では、任意の隣接二車両間の距離を常時
監視するために他車両の車両位置を継続的に知る必要が
あり、このため他の車両との通信を継続し続けなければ
ならないといった問題があった。したがって本発明は、
複数の車両で同じ経路をツーリングする際、他の車両と
の通信をできるだけ少なくしながら、ツーリングのナビ
ゲーションをサポートできるようにした情報取得提供装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の情
報取得提供装置は、他車と通信が可能な通信部と、該通
信部を介して取得した元経路の情報を記憶可能な経路情
報記憶部と、自車の現在位置を検出する自車位置検出部
と、地図データを備える地図データベース部と、自車の
現在位置が元経路から離脱したとき自車の現在位置と元
経路の情報と地図データとから元経路における再合流点
を算出する経路算出部と、地図データに基づいて再合流
点への経路案内を提示可能の情報提示部とを備え、通信
部を介して再合流点に関する情報を他車へ送信可能とし
たものとした。
報取得提供装置は、他車と通信が可能な通信部と、該通
信部を介して取得した元経路の情報を記憶可能な経路情
報記憶部と、自車の現在位置を検出する自車位置検出部
と、地図データを備える地図データベース部と、自車の
現在位置が元経路から離脱したとき自車の現在位置と元
経路の情報と地図データとから元経路における再合流点
を算出する経路算出部と、地図データに基づいて再合流
点への経路案内を提示可能の情報提示部とを備え、通信
部を介して再合流点に関する情報を他車へ送信可能とし
たものとした。
【0005】請求項2の発明は、とくに再合流点への経
路の再合流に対する影響度を算出する合流点情報送信判
定部を有し、影響度が大のときのみ再合流点に関する情
報を他車へ送信するようにしたものである。請求項3の
発明は、上記合流点情報送信判定部が、再合流点への経
路の道路種別を判定する道路種別判定部を備えて、道路
種別に基づいて影響度を算出するものとした。
路の再合流に対する影響度を算出する合流点情報送信判
定部を有し、影響度が大のときのみ再合流点に関する情
報を他車へ送信するようにしたものである。請求項3の
発明は、上記合流点情報送信判定部が、再合流点への経
路の道路種別を判定する道路種別判定部を備えて、道路
種別に基づいて影響度を算出するものとした。
【0006】請求項4の発明は、合流点情報送信判定部
が、再合流点までの経路距離を算出する経路距離算出部
を備え、該経路距離に基づいて影響度を算出するものと
した。また、請求項5の発明は、合流点情報送信判定部
が、再合流点までの予想所要時間を算出する時間算出部
を備え、該予想所要時間に基づいて影響度を算出するも
のとした。さらに、請求項6の発明は、交通情報を車外
から取得する交通情報取得部を有して、上記時間算出部
が、交通情報を加味して予想所要時間を算出するように
したものである。
が、再合流点までの経路距離を算出する経路距離算出部
を備え、該経路距離に基づいて影響度を算出するものと
した。また、請求項5の発明は、合流点情報送信判定部
が、再合流点までの予想所要時間を算出する時間算出部
を備え、該予想所要時間に基づいて影響度を算出するも
のとした。さらに、請求項6の発明は、交通情報を車外
から取得する交通情報取得部を有して、上記時間算出部
が、交通情報を加味して予想所要時間を算出するように
したものである。
【0007】
【発明の効果】請求項1の発明では、各車両それぞれが
通信部を介して取得した元経路の情報を経路情報記憶部
に記憶して共有するので、車両が元経路を外れた場合だ
け必要に応じて他の車両と通信すればよく、継続的な通
信が不要であるから、通信頻度、通信時間が大幅に低減
される。
通信部を介して取得した元経路の情報を経路情報記憶部
に記憶して共有するので、車両が元経路を外れた場合だ
け必要に応じて他の車両と通信すればよく、継続的な通
信が不要であるから、通信頻度、通信時間が大幅に低減
される。
【0008】請求項2の発明では、車両が元経路を外れ
ても短時間に再合流可能な場合には他車と通信する必要
がなく、とくに再合流点への経路の影響度が大きいとき
だけ通信するから、通信頻度、通信時間がさらに低減さ
れる。
ても短時間に再合流可能な場合には他車と通信する必要
がなく、とくに再合流点への経路の影響度が大きいとき
だけ通信するから、通信頻度、通信時間がさらに低減さ
れる。
【0009】請求項3の発明では、再合流点への経路の
道路種別に基づいて影響度を算出するものとしたので、
道路種別による再合流の可能性の違いを適切に反映して
通信の要否が決定される。
道路種別に基づいて影響度を算出するものとしたので、
道路種別による再合流の可能性の違いを適切に反映して
通信の要否が決定される。
【0010】請求項4の発明は、再合流点までの経路距
離に基づいて、また請求項5の発明は、再合流点までの
予想所要時間に基づいてそれぞれ影響度を算出するもの
としたので、いずれも実態により即した影響度が算出さ
れる。請求項6の発明は、予想所要時間の算出に際して
さらに交通情報を加味するものとしたので、その時点の
交通事情が反映され、再合流までの影響度の判定精度が
さらに向上する。
離に基づいて、また請求項5の発明は、再合流点までの
予想所要時間に基づいてそれぞれ影響度を算出するもの
としたので、いずれも実態により即した影響度が算出さ
れる。請求項6の発明は、予想所要時間の算出に際して
さらに交通情報を加味するものとしたので、その時点の
交通事情が反映され、再合流までの影響度の判定精度が
さらに向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例により説明する。図1は、第1の実施例の構成を示す
ブロック図である。情報取得提供装置は、他の車両との
通信が可能な通信部を備えたナビゲーション装置として
構成される。通信部10としては、ここでは無線を利用
した電話通信器を用いる。通信部10に接続された経路
情報記憶部20は、同経路ツーリングする車両群のうち
の1台(自車でも他車でも可)が設定した同経路ツーリ
ングのための元経路に関する情報を各車ごとに記憶可能
である。
例により説明する。図1は、第1の実施例の構成を示す
ブロック図である。情報取得提供装置は、他の車両との
通信が可能な通信部を備えたナビゲーション装置として
構成される。通信部10としては、ここでは無線を利用
した電話通信器を用いる。通信部10に接続された経路
情報記憶部20は、同経路ツーリングする車両群のうち
の1台(自車でも他車でも可)が設定した同経路ツーリ
ングのための元経路に関する情報を各車ごとに記憶可能
である。
【0012】すなわち、元経路の情報の記憶にあたって
は、設定車は自身で設定した元経路情報をその設定車の
経路情報記憶部20に記憶し、それ以外の車両は設定車
から通信部10を介して取得した元経路の経路情報を各
車両の経路情報記憶部20に各々記憶する。したがっ
て、全車両の経路情報記憶部20には、同じ元経路情報
が記憶されることになる。
は、設定車は自身で設定した元経路情報をその設定車の
経路情報記憶部20に記憶し、それ以外の車両は設定車
から通信部10を介して取得した元経路の経路情報を各
車両の経路情報記憶部20に各々記憶する。したがっ
て、全車両の経路情報記憶部20には、同じ元経路情報
が記憶されることになる。
【0013】グローバル・ポジショニング・システムを
構成するGPS信号受信部(自車位置検出部)30は、
複数のGPS衛星からの電波を受け、これらの電波情報
から演算して自車の位置を測位、検出する。地図データ
ベース部40は、道路の種別などの付加情報を含めた各
地区の地図データを種々の縮尺で有しており、GPS信
号受信部30で検出した自車位置や目的地までの経路等
に対応した地図データを取り出すことが可能である。
構成するGPS信号受信部(自車位置検出部)30は、
複数のGPS衛星からの電波を受け、これらの電波情報
から演算して自車の位置を測位、検出する。地図データ
ベース部40は、道路の種別などの付加情報を含めた各
地区の地図データを種々の縮尺で有しており、GPS信
号受信部30で検出した自車位置や目的地までの経路等
に対応した地図データを取り出すことが可能である。
【0014】経路算出部50は、GPS信号受信部30
からの自車位置情報と、経路情報記憶部20に記憶した
元経路の情報とから、自車が元経路から外れたと判定し
た場合に、地図データベース部40の地図データを参照
しながら、複数の経路から自車と他車との適切な再合流
点、および再合流点までの経路を算出可能に構成してあ
る。経路算出部50には情報提示部80が接続されてい
る。情報提示部80は、情報を車内に提示する液晶ディ
スプレイ等を備え、上記のようにして得た自車の位置情
報、経路案内情報等を地図とともに可視化可能である。
からの自車位置情報と、経路情報記憶部20に記憶した
元経路の情報とから、自車が元経路から外れたと判定し
た場合に、地図データベース部40の地図データを参照
しながら、複数の経路から自車と他車との適切な再合流
点、および再合流点までの経路を算出可能に構成してあ
る。経路算出部50には情報提示部80が接続されてい
る。情報提示部80は、情報を車内に提示する液晶ディ
スプレイ等を備え、上記のようにして得た自車の位置情
報、経路案内情報等を地図とともに可視化可能である。
【0015】経路算出部50には、さらに道路種別判定
部60と経路距離算出部70を含む合流点情報送信判定
部100が接続されている。道路種別判定部60は、経
路算出部50で算出した再合流点までの経路が自動車専
用道路か否かの道路種別を判定する。経路距離算出部7
0は、道路種別判定部60が自動車専用道路ではないと
判断した場合に、経路算出部50で算出した再合流点ま
での経路距離を算出するとともに、この経路距離が所定
距離以上であるか否かを判定する。合流点情報送信判定
部100で得られた道路種別や経路距離等の再合流に関
する情報も情報提示部80で可視提示可能となってい
る。
部60と経路距離算出部70を含む合流点情報送信判定
部100が接続されている。道路種別判定部60は、経
路算出部50で算出した再合流点までの経路が自動車専
用道路か否かの道路種別を判定する。経路距離算出部7
0は、道路種別判定部60が自動車専用道路ではないと
判断した場合に、経路算出部50で算出した再合流点ま
での経路距離を算出するとともに、この経路距離が所定
距離以上であるか否かを判定する。合流点情報送信判定
部100で得られた道路種別や経路距離等の再合流に関
する情報も情報提示部80で可視提示可能となってい
る。
【0016】なお、通信部10は、上記合流点に関する
情報についても他車と通信可能としてある。また、とく
に図示しないが、ナビゲーション装置は目的地や目的地
への経路等を設定するための入力部を備え、設定車では
この入力部から上記の元経路を設定する。
情報についても他車と通信可能としてある。また、とく
に図示しないが、ナビゲーション装置は目的地や目的地
への経路等を設定するための入力部を備え、設定車では
この入力部から上記の元経路を設定する。
【0017】次に、上記構成における動作について説明
する。本実施例では、他車との通信頻度、通信時間を少
なくするため、以下の考え方に沿ってツーリングのサポ
ートを実行する。すなわち、ナビゲーション装置を有す
る複数車両が前後して同経路ツーリングをする場合、経
路誘導は各車両ごとにナビゲーション装置により独立し
て実施される。
する。本実施例では、他車との通信頻度、通信時間を少
なくするため、以下の考え方に沿ってツーリングのサポ
ートを実行する。すなわち、ナビゲーション装置を有す
る複数車両が前後して同経路ツーリングをする場合、経
路誘導は各車両ごとにナビゲーション装置により独立し
て実施される。
【0018】したがって、このツーリング中、いずれか
の車両が元経路から多少離脱したとしてもその車両は自
車に搭載のナビゲーション装置で誘導可能であるので、
再合流が短時間で済むと予想される場合であれば、再合
流に与える影響が小さいと考えられることから、この場
合には自車〜他車間での通信は不要である。しかしなが
ら、元経路から離脱し再合流までに長時間かかると予測
されるような場合であれば、この場合再合流に対する影
響が大きいので、その警報や対策のため自車〜他車間で
通信することが必要となる。したがって、このような場
合にのみ自車〜他車間での通信を実行すればよいことに
なる。
の車両が元経路から多少離脱したとしてもその車両は自
車に搭載のナビゲーション装置で誘導可能であるので、
再合流が短時間で済むと予想される場合であれば、再合
流に与える影響が小さいと考えられることから、この場
合には自車〜他車間での通信は不要である。しかしなが
ら、元経路から離脱し再合流までに長時間かかると予測
されるような場合であれば、この場合再合流に対する影
響が大きいので、その警報や対策のため自車〜他車間で
通信することが必要となる。したがって、このような場
合にのみ自車〜他車間での通信を実行すればよいことに
なる。
【0019】この再合流に対する影響度の因子として
は、車両が元経路から離脱して走行している道路の種
別、合流点までの距離、走行予想時間の大きさ等が挙げ
られ、影響度の判定は以下のように行われる。すなわ
ち、図2に示すように、影響度の判定は、再合流経路が
自動車専用道路か否かといった道路種別を基本とし、次
いで再合流までの距離により判定する。
は、車両が元経路から離脱して走行している道路の種
別、合流点までの距離、走行予想時間の大きさ等が挙げ
られ、影響度の判定は以下のように行われる。すなわ
ち、図2に示すように、影響度の判定は、再合流経路が
自動車専用道路か否かといった道路種別を基本とし、次
いで再合流までの距離により判定する。
【0020】まず自動車専用道路が関係する分岐・入出
路等の場合は、自動車専用道路は一般に本数や交差が少
なく短距離で元経路に合流する可能性が低いことから、
「再合流に対する影響度が大きい」と考えられる。この
結果、再合流までの距離を演算することなく、再合流に
対する影響が大きいと判定する。一方、自動車専用道路
が関係しない場合は、道路の本数や交差が多く、短距
離、短時間で再合流が可能な場合も比較的多くあること
から、算出した再合流までの経路が所定距離(例えば、
5Km)以上あるか否かで影響度の大小を判定する。す
なわち、所定距離以上あれば影響度大、所定距離未満で
あれば影響度小と判定する。
路等の場合は、自動車専用道路は一般に本数や交差が少
なく短距離で元経路に合流する可能性が低いことから、
「再合流に対する影響度が大きい」と考えられる。この
結果、再合流までの距離を演算することなく、再合流に
対する影響が大きいと判定する。一方、自動車専用道路
が関係しない場合は、道路の本数や交差が多く、短距
離、短時間で再合流が可能な場合も比較的多くあること
から、算出した再合流までの経路が所定距離(例えば、
5Km)以上あるか否かで影響度の大小を判定する。す
なわち、所定距離以上あれば影響度大、所定距離未満で
あれば影響度小と判定する。
【0021】たとえば、図3に示すように、3台の車両
A、B、Cが元経路R1を同図中左方に向かって走行す
るケースにおいて、最先頭車Aと次後続車Bは元経路R
1上を進行しているものの、最後尾車Cが何らかの理由
で元経路R1の分岐地点d1から分かれて別の道路R2
上を進むようになったときは、車両Cが元経路R1から
離脱した時点で、車両Cの経路算出部50が現在走行中
の経路R2、元経路R 1、自車の位置等を基に適切な合
流点を算出する。本ケースでは、経路算出部50が、経
路R2の車両Cの前方にある分岐地点d 2から分かれた
道路R3を算出、選択して、元道路R1との合流地点d
3の先に位置するサービス・エリアSAに待合せポイン
トとしての再合流点WPを設定する。
A、B、Cが元経路R1を同図中左方に向かって走行す
るケースにおいて、最先頭車Aと次後続車Bは元経路R
1上を進行しているものの、最後尾車Cが何らかの理由
で元経路R1の分岐地点d1から分かれて別の道路R2
上を進むようになったときは、車両Cが元経路R1から
離脱した時点で、車両Cの経路算出部50が現在走行中
の経路R2、元経路R 1、自車の位置等を基に適切な合
流点を算出する。本ケースでは、経路算出部50が、経
路R2の車両Cの前方にある分岐地点d 2から分かれた
道路R3を算出、選択して、元道路R1との合流地点d
3の先に位置するサービス・エリアSAに待合せポイン
トとしての再合流点WPを設定する。
【0022】次いで、車両Cでは、合流点情報送信判定
部100における道路種別判定部60が、実質的な再合
流経路としての道路R3が自動車専用道路であるか否か
を判定する。ここでは、道路R3が自動車専用道路でな
いと判定されたとすると、この判定に続いて経路距離算
出部70で再合流までの経路距離を地図データに基づき
演算し、この経路距離が所定距離(たとえば5Km)以
上であるか否かを判定する。所定距離以上であると判定
されれば、合流点情報送信判定部100は合流に対する
影響度が大きいと判断し、上記再合流に関する情報を車
両Cから車両A、Bへ通信部10を利用して送信する。
部100における道路種別判定部60が、実質的な再合
流経路としての道路R3が自動車専用道路であるか否か
を判定する。ここでは、道路R3が自動車専用道路でな
いと判定されたとすると、この判定に続いて経路距離算
出部70で再合流までの経路距離を地図データに基づき
演算し、この経路距離が所定距離(たとえば5Km)以
上であるか否かを判定する。所定距離以上であると判定
されれば、合流点情報送信判定部100は合流に対する
影響度が大きいと判断し、上記再合流に関する情報を車
両Cから車両A、Bへ通信部10を利用して送信する。
【0023】一方、所定距離以下であれば、合流に対す
る影響度が小さいと判断し、車両Cのみ自車の情報提示
部80に表示された上記再合流経路情報に従って元経路
R1との合流地点d3へ向かって道路R3を進む。この
場合、車両Cから他車A、Bへは再合流の情報を送信す
ることはない。なお、上記とは異なり、道路種別判定部
60が再合流経路としての道路R3を自動車専用道路で
あると判断したときは、車両Cの情報取得提供装置は、
上記再合流経路の経路距離を演算することなく、再合流
に関する情報を直ちに車両A、Bへ送信する。
る影響度が小さいと判断し、車両Cのみ自車の情報提示
部80に表示された上記再合流経路情報に従って元経路
R1との合流地点d3へ向かって道路R3を進む。この
場合、車両Cから他車A、Bへは再合流の情報を送信す
ることはない。なお、上記とは異なり、道路種別判定部
60が再合流経路としての道路R3を自動車専用道路で
あると判断したときは、車両Cの情報取得提供装置は、
上記再合流経路の経路距離を演算することなく、再合流
に関する情報を直ちに車両A、Bへ送信する。
【0024】上記制御の流れを、図4のフローチャート
に基づいて説明する。まずステップ101で、運転者の
操作によりナビゲーション装置がオンされると、ステッ
プ102では、GPS信号受信部30で受信したGPS
信号を用いて自車の位置を演算し、この自車位置に対応
する地図データを地図データベース部40から選択し
て、情報提示部80が自車の現在位置を地図とともに表
示する。
に基づいて説明する。まずステップ101で、運転者の
操作によりナビゲーション装置がオンされると、ステッ
プ102では、GPS信号受信部30で受信したGPS
信号を用いて自車の位置を演算し、この自車位置に対応
する地図データを地図データベース部40から選択し
て、情報提示部80が自車の現在位置を地図とともに表
示する。
【0025】次いでステップ103では、ナビゲーショ
ン装置に目的地の設定がなされているかを判定する。目
的地が未設定の場合はステップ104へ進み、ナビゲー
ション装置が運転者の操作でオフになっているかを判定
する。オフの場合は制御を終了し、まだオン状態である
場合はステップ102へ戻る。
ン装置に目的地の設定がなされているかを判定する。目
的地が未設定の場合はステップ104へ進み、ナビゲー
ション装置が運転者の操作でオフになっているかを判定
する。オフの場合は制御を終了し、まだオン状態である
場合はステップ102へ戻る。
【0026】ステップ103のチェックで目的地が設定
されている場合は、ステップ106に進んで、元経路の
設定を行う。この元経路の設定は、同経路ツーリングす
る複数の車両のいずれかで実行され、この結果得られた
元経路の情報を各車両の通信部10を利用して他車の経
路情報記憶部20に記憶させる。この結果、すべてのツ
ーリング車両の情報取得提供装置には、その経路情報記
憶部20に同じ元経路の情報が記憶されることになる。
つぎのステップ107では、情報提示部80に上記で設
定した元経路に基づく経路情報が表示され、経路案内を
行う。
されている場合は、ステップ106に進んで、元経路の
設定を行う。この元経路の設定は、同経路ツーリングす
る複数の車両のいずれかで実行され、この結果得られた
元経路の情報を各車両の通信部10を利用して他車の経
路情報記憶部20に記憶させる。この結果、すべてのツ
ーリング車両の情報取得提供装置には、その経路情報記
憶部20に同じ元経路の情報が記憶されることになる。
つぎのステップ107では、情報提示部80に上記で設
定した元経路に基づく経路情報が表示され、経路案内を
行う。
【0027】ステップ108では、経路算出部50がG
PS信号受信部30で得た現在の自車位置が元経路上に
あるか否かを判定する。元経路上にある場合はステップ
109へ、元経路を離脱している場合はステップ111
へそれぞれ進む。ステップ109では、ナビゲーション
装置がオフになっているかを判定し、オフの場合は制御
を終了し、オンの場合はステップ102へ戻る。
PS信号受信部30で得た現在の自車位置が元経路上に
あるか否かを判定する。元経路上にある場合はステップ
109へ、元経路を離脱している場合はステップ111
へそれぞれ進む。ステップ109では、ナビゲーション
装置がオフになっているかを判定し、オフの場合は制御
を終了し、オンの場合はステップ102へ戻る。
【0028】一方、ステップ111では、経路算出部5
0が自車の位置情報や地図データ等から再合流点と元経
路への再合流経路を算出する。続いてステップ112で
は、経路距離算出部70が上記で得た再合流経路の経路
距離(再合流距離)を算出する。そしてステップ113
において、道路種別判定部60が、再合流経路が自動車
専用道路に関係するか否かの判定をする。自動車専用道
路が関係する場合はステップ114へ、自動車専用道路
が関係しない場合はステップ115へ進む。
0が自車の位置情報や地図データ等から再合流点と元経
路への再合流経路を算出する。続いてステップ112で
は、経路距離算出部70が上記で得た再合流経路の経路
距離(再合流距離)を算出する。そしてステップ113
において、道路種別判定部60が、再合流経路が自動車
専用道路に関係するか否かの判定をする。自動車専用道
路が関係する場合はステップ114へ、自動車専用道路
が関係しない場合はステップ115へ進む。
【0029】ステップ114では、上記で得た再合流ま
での経路等の情報を通信部10を介して直ちに他車へ再
送信し、その後ステップ107へ戻る。一方、ステップ
115では、経路距離算出部70が再合流までの経路距
離(再合流距離)が所定距離以上であるか否かを判定す
る。再合流までの経路距離が所定距離以上の場合は、ス
テップ116に進んで、再合流までの経路等の情報を通
信部10を介して直ちに他車へ再送信し、その後ステッ
プ107へ戻る。一方、再合流までの経路距離が所定距
離未満の場合は、再合流経路につき再送信することな
く、そのままステップ107へ戻る。これにより、自車
においてのみ現在位置に基づく経路案内が実行される。
での経路等の情報を通信部10を介して直ちに他車へ再
送信し、その後ステップ107へ戻る。一方、ステップ
115では、経路距離算出部70が再合流までの経路距
離(再合流距離)が所定距離以上であるか否かを判定す
る。再合流までの経路距離が所定距離以上の場合は、ス
テップ116に進んで、再合流までの経路等の情報を通
信部10を介して直ちに他車へ再送信し、その後ステッ
プ107へ戻る。一方、再合流までの経路距離が所定距
離未満の場合は、再合流経路につき再送信することな
く、そのままステップ107へ戻る。これにより、自車
においてのみ現在位置に基づく経路案内が実行される。
【0030】本実施例は以上のように構成され、元経路
を設定した車両から通信部10を利用して元経路に関す
る情報を他車の経路情報記憶部20に記憶させること
で、すべての車両が元経路情報にしたがって同経路ツー
リングを円滑に行うことができる。この結果、各車両
は、それぞれのナビゲーション装置を利用しながら走行
し、GPS信号受信部30で得た自車位置が元経路を離
脱したと経路算出部50が判断するまでは、通信部10
による他車との通信は不要となる。
を設定した車両から通信部10を利用して元経路に関す
る情報を他車の経路情報記憶部20に記憶させること
で、すべての車両が元経路情報にしたがって同経路ツー
リングを円滑に行うことができる。この結果、各車両
は、それぞれのナビゲーション装置を利用しながら走行
し、GPS信号受信部30で得た自車位置が元経路を離
脱したと経路算出部50が判断するまでは、通信部10
による他車との通信は不要となる。
【0031】一方、経路算出部50が元経路離脱と判断
したときは、さらに再合流点、再合流経路を算出すると
ともに、道路種別判定部60において再合流経路が自動
車専用道路であるか否かを判断し、自動車専用道路であ
る場合は再合流への影響度大とし、そうでない場合はさ
らに経路距離算出部70で再合流経路の距離が所定距離
以上であると判断したときに影響度大とする。そして、
影響度大のときのみ通信部10により再合流に関する情
報を他車へ送信し、その他の影響度小のときは自車で算
出した再合流情報に基づいてナビゲーション走行するだ
けで他車への通信は行わない。したがって、通信頻度、
通信時間を従来技術に比べて大幅に低減することが可能
となる。
したときは、さらに再合流点、再合流経路を算出すると
ともに、道路種別判定部60において再合流経路が自動
車専用道路であるか否かを判断し、自動車専用道路であ
る場合は再合流への影響度大とし、そうでない場合はさ
らに経路距離算出部70で再合流経路の距離が所定距離
以上であると判断したときに影響度大とする。そして、
影響度大のときのみ通信部10により再合流に関する情
報を他車へ送信し、その他の影響度小のときは自車で算
出した再合流情報に基づいてナビゲーション走行するだ
けで他車への通信は行わない。したがって、通信頻度、
通信時間を従来技術に比べて大幅に低減することが可能
となる。
【0032】次に、第2の実施例の構成を図5に示す。
通信部10〜道路種別判定部60、および情報提示部8
0は、図1に示した第1の実施例のものと同一である。
本実施例では、再合流に対する影響度を判定する部分が
第1の実施例と異なっており、以下、その異なる部分に
ついて説明する。
通信部10〜道路種別判定部60、および情報提示部8
0は、図1に示した第1の実施例のものと同一である。
本実施例では、再合流に対する影響度を判定する部分が
第1の実施例と異なっており、以下、その異なる部分に
ついて説明する。
【0033】合流点情報送信判定部100Aは、道路種
別判定部60と時間算出部75とを含み、時間算出部7
5には、交通情報取得部90が接続されている。交通情
報取得部90は、VICS(自動車情報通信システム)
などを利用して、経路算出部50で算出した再合流経路
における混み具合などの交通情報を車外から取得するも
のである。時間算出部75は、交通情報取得部90で得
た交通情報を加味しながら、経路算出部50で算出した
再合流経路を再合流点まで走行するのに要すると予想さ
れる予想所要時間を算出し、この予想所要時間が所定時
間以上となるか否かを判定する。
別判定部60と時間算出部75とを含み、時間算出部7
5には、交通情報取得部90が接続されている。交通情
報取得部90は、VICS(自動車情報通信システム)
などを利用して、経路算出部50で算出した再合流経路
における混み具合などの交通情報を車外から取得するも
のである。時間算出部75は、交通情報取得部90で得
た交通情報を加味しながら、経路算出部50で算出した
再合流経路を再合流点まで走行するのに要すると予想さ
れる予想所要時間を算出し、この予想所要時間が所定時
間以上となるか否かを判定する。
【0034】ここで、再合流に対する影響度の判定につ
いて、図6に基づき説明する。影響度の判定は、自動車
専用道路か否かといった道路種別を基本とし、次いで再
合流までの時間により判定する。自動車専用道路が関係
する分岐・入出路等の場合は、再合流までの時間を演算
することなく、再合流に対する影響が大きいと判定す
る。一方、自動車専用道路が関係しない場合は、算出し
た再合流までの予想所要時間が所定時間(例えば、30
分)以上であるか否かで影響度を判定する。すなわち、
所定時間以上では影響度大、所定時間未満では影響度小
と判定する。
いて、図6に基づき説明する。影響度の判定は、自動車
専用道路か否かといった道路種別を基本とし、次いで再
合流までの時間により判定する。自動車専用道路が関係
する分岐・入出路等の場合は、再合流までの時間を演算
することなく、再合流に対する影響が大きいと判定す
る。一方、自動車専用道路が関係しない場合は、算出し
た再合流までの予想所要時間が所定時間(例えば、30
分)以上であるか否かで影響度を判定する。すなわち、
所定時間以上では影響度大、所定時間未満では影響度小
と判定する。
【0035】図7は本実施例での制御の流れを示す。ス
テップ101からステップ111までは、図4に示した
第1の実施例の場合と同一である。これら同一部分につ
いては説明を省略する。ステップ111で再合流点と再
合流経路を算出したあと、ステップ117では、交通情
報取得部90が再合流経路に間する交通情報を、外部の
情報源から通信部10を利用して取得する。つぎのステ
ップ118では、合流点情報送信判定部100Aの時間
算出部75において、ステップ117で得た交通情報を
加味して、再合流までの予想所要時間を算出する。
テップ101からステップ111までは、図4に示した
第1の実施例の場合と同一である。これら同一部分につ
いては説明を省略する。ステップ111で再合流点と再
合流経路を算出したあと、ステップ117では、交通情
報取得部90が再合流経路に間する交通情報を、外部の
情報源から通信部10を利用して取得する。つぎのステ
ップ118では、合流点情報送信判定部100Aの時間
算出部75において、ステップ117で得た交通情報を
加味して、再合流までの予想所要時間を算出する。
【0036】ステップ119では、道路種別判定部60
で、再合流経路が自動車専用道路であるか否かの道路種
別を判定し、自動車専用道路が関係する場合はステップ
120へ、自動車専用道路が関係しない場合はステップ
121へ進む。ステップ120では再合流までの経路等
の情報を送信部10から直ちに他車へ再送信し、それか
らステップ107の自車での経路案内に戻る。
で、再合流経路が自動車専用道路であるか否かの道路種
別を判定し、自動車専用道路が関係する場合はステップ
120へ、自動車専用道路が関係しない場合はステップ
121へ進む。ステップ120では再合流までの経路等
の情報を送信部10から直ちに他車へ再送信し、それか
らステップ107の自車での経路案内に戻る。
【0037】一方、ステップ121では、時間算出部7
5が再合流までの予想所要時間(再合流時間)が所定時
間以上であるか否かを判定する。所定時間以上の場合
は、ステップ122へ進み、再合流までの経路等に関す
る情報を通信部10から直ちに他車へ再送信してステッ
プ107へ戻り、所定距離未満の場合は他車と通信する
ことなく、そのままステップ107へ戻る。
5が再合流までの予想所要時間(再合流時間)が所定時
間以上であるか否かを判定する。所定時間以上の場合
は、ステップ122へ進み、再合流までの経路等に関す
る情報を通信部10から直ちに他車へ再送信してステッ
プ107へ戻り、所定距離未満の場合は他車と通信する
ことなく、そのままステップ107へ戻る。
【0038】以上のように、本第2の実施例でも、第1
の実施例と同様に、車両が元経路を離脱していないとき
は他車との通信が不要である。また、元経路を離脱した
ときは、再合流までの予想所要時間が所定時間以上とな
る場合のみ再合流に対する影響度大であると判定して他
車へ再合流に関する情報を送信すればよく、所定時間未
満の場合は影響度小と判定するので他車との通信は不要
となる。また、この影響度の判定にあたっては予想所要
時間の算出に交通情報を加味しているので、影響度の判
定をより精度よく行うことが可能となる。これにより、
他車との通信頻度、通信時間を従来技術に比べて大幅に
低減しながら、同経路ツーリングを行うことができる。
の実施例と同様に、車両が元経路を離脱していないとき
は他車との通信が不要である。また、元経路を離脱した
ときは、再合流までの予想所要時間が所定時間以上とな
る場合のみ再合流に対する影響度大であると判定して他
車へ再合流に関する情報を送信すればよく、所定時間未
満の場合は影響度小と判定するので他車との通信は不要
となる。また、この影響度の判定にあたっては予想所要
時間の算出に交通情報を加味しているので、影響度の判
定をより精度よく行うことが可能となる。これにより、
他車との通信頻度、通信時間を従来技術に比べて大幅に
低減しながら、同経路ツーリングを行うことができる。
【0039】なお、上記各実施例では、通信部10とし
て電話通信器を用いているが、その他の無線機等を用い
ることもできる。また、自車位置検出のために、GPS
信号受信部30を用いているが、これに限定されず、例
えば自律航法によるもの、あるいは自律航法とGPSと
のハイブリッドによるものなど、任意の手段で自車位置
を検出するようにしてよい。
て電話通信器を用いているが、その他の無線機等を用い
ることもできる。また、自車位置検出のために、GPS
信号受信部30を用いているが、これに限定されず、例
えば自律航法によるもの、あるいは自律航法とGPSと
のハイブリッドによるものなど、任意の手段で自車位置
を検出するようにしてよい。
【0040】さらに、各実施例では元経路を離脱したと
き他車の位置情報なしに合流点を算出するようにしてい
るが、元経路からの離脱時に通信部10により他車の位
置情報を入手して、経路算出部50は再合流点が必ず他
車より先方になるように算出するようにしてもよい。こ
れによる通信増加は大きな影響を与えない。
き他車の位置情報なしに合流点を算出するようにしてい
るが、元経路からの離脱時に通信部10により他車の位
置情報を入手して、経路算出部50は再合流点が必ず他
車より先方になるように算出するようにしてもよい。こ
れによる通信増加は大きな影響を与えない。
【0041】また、再合流点は、1ポイントだけでな
く、経路算出部50で複数箇所算定し、そのうちの一つ
をドライバに選定させて設定するようにしてもよい。ま
た、上記経路離脱時における通信に加え、設定時間(た
とえば30分)あるいは設定走行距離(たとえば30K
m)ごとに自車・他車間で現在位置情報を通信し合うよ
うにすれば、通信頻度が若干増えるものの、どの車両に
も元経路離脱がない場合でも、前後方向に大きく離れた
ときに再合流しやすくすることもできる。
く、経路算出部50で複数箇所算定し、そのうちの一つ
をドライバに選定させて設定するようにしてもよい。ま
た、上記経路離脱時における通信に加え、設定時間(た
とえば30分)あるいは設定走行距離(たとえば30K
m)ごとに自車・他車間で現在位置情報を通信し合うよ
うにすれば、通信頻度が若干増えるものの、どの車両に
も元経路離脱がない場合でも、前後方向に大きく離れた
ときに再合流しやすくすることもできる。
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図2】第1の実施例における再合流に対する影響度の
判定要領を示す図である。
判定要領を示す図である。
【図3】最後尾車が元経路を離脱した場合を示す説明図
である。
である。
【図4】制御の流れを示すフローチャートである。
【図5】第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施例における再合流に対する影響度の
判定要領を示す図である。
判定要領を示す図である。
【図7】第2の実施例における制御の流れを示すフロー
チャートである。
チャートである。
10 通信部
20 経路情報記憶部
30 GPS信号受信部
40 地図データベース部
50 経路算出部
60 道路種別判定部
70 経路距離算出部
75 時間算出部
80 情報提示部
90 交通情報取得部
100、100A 合流点情報送信判定部
フロントページの続き
Fターム(参考) 2F029 AA01 AB05 AB07 AC02 AC06
AC08 AC09 AC16
5H180 AA01 BB05 BB15 FF05 FF13
FF22 FF27 FF33
5K067 AA21 BB04 BB36 EE02 EE10
FF23 HH21 HH22 HH23 JJ52
JJ56
Claims (6)
- 【請求項1】 他車と通信が可能な通信部と、該通信部
を介して取得した元経路の情報を記憶可能な経路情報記
憶部と、自車の現在位置を検出する自車位置検出部と、
地図データを備える地図データベース部と、自車の現在
位置が前記元経路から離脱したとき自車の現在位置と元
経路の情報と地図データとから前記元経路における再合
流点を算出する経路算出部と、前記地図データに基づい
て前記再合流点への経路案内を提示可能の情報提示部と
を備え、前記通信部を介して前記再合流点に関する情報
を他車へ送信可能としたことを特徴とする情報取得提供
装置。 - 【請求項2】 前記再合流点への経路の再合流に対する
影響度を算出する合流点情報送信判定部を有し、前記影
響度が大のときのみ前記再合流点に関する情報を他車へ
送信するようにしたことを特徴とする請求項1記載の情
報取得提供装置。 - 【請求項3】 前記合流点情報送信判定部は、前記再合
流点への経路の道路種別を判定する道路種別判定部を備
え、道路種別に基づいて前記影響度を算出することを特
徴とする請求項2記載の情報取得提供装置。 - 【請求項4】 前記合流点情報送信判定部は、前記再合
流点までの経路距離を算出する経路距離算出部を備え、
該経路距離に基づいて前記影響度を算出することを特徴
とする請求項2または3記載の情報取得提供装置。 - 【請求項5】 前記合流点情報送信判定部は、前記再合
流点までの予想所要時間を算出する時間算出部を備え、
該予想所要時間に基づいて前記影響度を算出することを
特徴とする請求項2または3記載の情報取得提供装置。 - 【請求項6】 交通情報を車外から取得する交通情報取
得部を有し、前記時間算出部は、交通情報を加味して前
記予想所要時間を算出することを特徴とする請求項5記
載の情報取得提供装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002001969A JP2003202231A (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 情報取得提供装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002001969A JP2003202231A (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 情報取得提供装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003202231A true JP2003202231A (ja) | 2003-07-18 |
Family
ID=27641957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002001969A Withdrawn JP2003202231A (ja) | 2002-01-09 | 2002-01-09 | 情報取得提供装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003202231A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7904238B2 (en) * | 2002-12-30 | 2011-03-08 | Mapquest, Inc. | Presenting a travel route using more than one presentation style |
US8335646B2 (en) | 2002-12-30 | 2012-12-18 | Aol Inc. | Presenting a travel route |
-
2002
- 2002-01-09 JP JP2002001969A patent/JP2003202231A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7904238B2 (en) * | 2002-12-30 | 2011-03-08 | Mapquest, Inc. | Presenting a travel route using more than one presentation style |
US8335646B2 (en) | 2002-12-30 | 2012-12-18 | Aol Inc. | Presenting a travel route |
US8977497B2 (en) | 2002-12-30 | 2015-03-10 | Aol Inc. | Presenting a travel route |
US9599487B2 (en) | 2002-12-30 | 2017-03-21 | Mapquest, Inc. | Presenting a travel route |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5892463A (en) | Mobile navigation system | |
US7406381B2 (en) | Navigation system, vehicle navigation apparatus, and method for obtaining navigation information | |
US6807482B2 (en) | Navigation apparatus and navigation method | |
US7634356B2 (en) | Navigation device | |
US8983770B2 (en) | Navigation apparatus | |
US6240363B1 (en) | Navigation method, in particular for vehicles | |
JP2006300771A (ja) | 渋滞案内方法及び車載装置 | |
JP2008281523A (ja) | ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび端末装置ならびに経路探索方法 | |
JP2007255927A (ja) | ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム | |
EP1413855A2 (en) | Route provision apparatus, route provision method, navigation system, and computer program for route provision apparatus or navigation system | |
JP2007163274A (ja) | ナビゲーション装置 | |
JP3663936B2 (ja) | 車両用ナビゲーション装置 | |
JP2007071665A (ja) | ナビゲーションシステム | |
JP2002277268A (ja) | 渋滞回避システム | |
JP2007322183A (ja) | 車載用ナビゲーション装置 | |
JP2011021914A (ja) | ナビゲーションシステム、経路探索サーバ、経路探索方法および端末装置ならびにナビゲーション装置 | |
JP4654968B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
CN102568239B (zh) | 引导信息提供系统 | |
JP2006195907A (ja) | 車載ナビゲーション装置、及び予想走行時間取得システム | |
JP2000346664A (ja) | 車両用ナビゲーション装置 | |
KR101288323B1 (ko) | 복수 경로 제공 내비게이션 장치 및 방법 | |
JP5090937B2 (ja) | 経路案内装置 | |
JP3887532B2 (ja) | ナビゲーションシステム、経路再探索方法及び記録媒体 | |
JP2003202231A (ja) | 情報取得提供装置 | |
JP2001235341A (ja) | ナビゲーション装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |