JP2003201339A - ジチエノチオフェンのビニレンまたはアセチレンとの共役コポリマー - Google Patents
ジチエノチオフェンのビニレンまたはアセチレンとの共役コポリマーInfo
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Abstract
し、容易に加工可能であって、半導体装置において用い
るための薄膜および大面積フィルムを形成する、半導体
または電荷移動材料として用いるための新規な材料を提
供する。 【解決手段】本発明は、ジチエノチオフェンのビニレン
またはアセチレンとの新規な共役コポリマーに関する。
本発明は、さらに、これらの製造方法、電界効果トラン
ジスタ、エレクトロルミネセント、光起電およびセンサ
ー素子を含む光学的、電気光学的または電子的素子にお
ける半導体または電荷移動材料としてのこれらの使用に
関する。本発明はさらに、新規なポリマーを含む電界効
果トランジスタおよび半導電性部品に関する。
Description
ンとビニレンまたはアセチレン(エチニレン)との新規
な共役コポリマーに関する。本発明はさらに、これらの
製造方法、電界効果トランジスタ、エレクトロルミネセ
ント、光起電およびセンサー素子を含む、光学的、電気
光学的または電子的素子における半導体または電荷移動
材料としてのこれらの使用に関する。本発明はさらに、
新規なポリマーを含む、電界効果トランジスタおよび半
導電性部品に関する。
ンジスタおよび有機電界効果トランジスタにおける活性
膜として有望であると示されている[参考文献1参
照]。このような装置は、スマートカード、セキュリテ
ィー札および平坦パネルディスプレイにおける切り換え
素子における潜在的用途を有する。有機材料は、これら
を溶液から堆積させることができる場合には、これが、
迅速な広面積の組織化(fabrication)経路を可能にする
ため、これらのシリコン類似物よりも実質的な費用上の
利点を有すると考えられる。
料の電荷担体移動性および電流オン/オフ比に基づいて
おり、従って理想的な半導体は、オフ状態における低い
導電性およびこれと組み合わせて、高い電荷担体移動性
(>1×10−3cm2V− 1s−1)を有しなければ
ならない。さらに、酸化が還元装置(素子)性能を導き
出すため、半導電性材料が、酸化に対して比較的安定で
ある、即ち、これが、高いイオン化ポテンシャルを有す
ることが重要である。
ると示されている、従来技術において知られている化合
物は、以下に示す構造を有するジチエノチオフェン(D
TT)(1)およびこの融合した二量体α,α’−ビス
(ジチエノ[3,2−b:2’,3’−d]チオフェ
ン)(BDT)(2)である[参考文献2〜4参照]。
1×10−3〜5×10−2cm2V−1s−1の極め
て高い電荷担体移動性および極めて高い電流オン/オフ
比(108まで)を有する、有機FETのための有効な
p型半導体であることが示されている。BDTはまた、
固体状態において、完全に同平面の形態を有し、チオフ
ェンのオリゴマーよりも平坦であることが見出されてい
る。
て不溶性であり、従って、有機薄膜トランジスタにおけ
る活性膜として用いる場合には、これは、容易に溶液加
工することができない。この結果、FETのような用途
のために、従来技術の材料、例えばBDTは、通常、真
空蒸着により薄膜として蒸着されており、これは、大面
積フィルムの製作には適しない高価な加工手法である。
BDTの可溶性を改善するために、いくつかの置換誘導
体が、現在まで合成された(3)[参考文献4参照]
が、これらは、尚、薄膜トランジスタにおいて用いられ
る際には、真空プロセスを必要とする。
するのが容易であり、高い電荷移動性を有し、容易に加
工可能であって、半導体素子において用いるための薄膜
および大面積フィルムを形成する、半導体または電荷移
動材料として用いるための新規な材料を提供することに
ある。本発明の他の目的は、以下の記載から、当業者に
直ちに明らかである。
目的は、ジチエノチオフェン(DTT)の新規なビニレ
ンまたはアセチレンコポリマーを提供することにより達
成することができることを見出した。
ている。DTTは、電気化学的に重合することができる
が、多くの構造的欠陥を含む不溶性物質が生成する[参
考文献5、6参照]。同様に、ジチエノピロールとのコ
ポリマーが製造された(4)[参考文献7参照]。DT
Tはまた、ノエベナゲル(Knoevenagel)(5)[参考文
献8参照]またはウィティッヒ(Wittig)反応(6)[参
考文献9参照]のいずれかにより、ビニリデンポリマー
中に導入された。後者は、不溶性ポリマーを生成し、一
方前者は、可溶であるが中程度の光起電または光導電挙
動のみを有するポリマーを生成した。
およびDTTとチオフェンとのコポリマーは、国際特許
出願WO 99/12989[参考文献10]中に報告されてい
る。しかし、ポリマーの特徴づけまたは合成経路の詳細
は、開示されていない。
し単位および少なくとも1つのビニレンまたはアセチレ
ン(エチニレン)繰り返し単位を含み、ここで、ジチエ
ノチオフェンおよびビニレン単位が、置換されているか
または非置換であることができる、新規な共役コポリマ
ーに関する。
特に光学的、電気光学的または電子装置における、例え
ば集積回路の部品としての電界効果トランジスタ(FE
T)において、平坦パネルディスプレイ用途における薄
膜トランジスタとして、または電波方式認識(RFI
D)札、あるいは有機発光ダイオード(OLED)用
途、例えばエレクトロルミネセントディスプレイまたは
例えば液晶ディスプレイのバックライト、光起電または
センサー装置、電池における電極材料として、光導電体
としておよび電子写真式用途、例えば電子写真式記録用
の半導電性部品における半導体または電荷移動材料とし
ての使用に関する。
種以上のポリ(ジチエノチオフェンビニレン)を含む、
例えば集積回路の成分として、平坦パネルディスプレイ
用途における薄膜トランジスタとして、または電波方式
認識(RFID)札における電界効果トランジスタに関
する。
種以上のポリ(ジチエノチオフェンビニレン)を含む、
例えばOLED用途、例えばエレクトロルミネセントデ
ィスプレイまたは例えば液晶ディスプレイのバックライ
トにおいて、光起電またはセンサー装置において、電池
における電極材料として、光導電体として、および電子
写真用途用の、半導電性部品に関する。本発明は、さら
に、本発明のRFIDまたはID札あるいはFETを含
むセキュリティーマーキングまたは装置に関する。
ンあるいは、非置換であるか、F、Cl、Br、Iまた
はCNにより一置換または多置換されていることができ
る、1〜20個のC原子を有する直鎖状、分枝状または
環状アルキルであり、また、1つまたは2つ以上の隣接
していないCH2基が、各々の場合において、互いに独
立して、Oおよび/またはS原子が互いに直接結合しな
いように、−O−、−S−、−NH−、−NR0−、−
SiR0R00−、−CO−、−COO−、−OCO
−、−OCO−O−、−S−CO−、−CO−S−、−
CH=CH−または−C≡C−により置換されているこ
とができ、あるいは随意に置換されたアリールまたはヘ
テロアリールであり、R0およびR00は、互いに独立
して、Hまたは1〜12個のC原子を有するアルキルで
あり、Aは、−CX1=CX2−または−C≡C−であ
り、およびX1およびX2は、互いに独立して、H、
F、ClまたはCNである、 で表される同一のまたは異なる繰り返し単位を有するポ
リマーである。
互いに独立して、式Iの意味の1つを有し、R3および
R4は、互いに独立して、H、ハロゲン、Sn(R0)
3あるいは、非置換であるか、F、Cl、Br、I、−
CNおよび/または−OHにより一置換または多置換さ
れていることができる、1〜20個のC原子を有する直
鎖状、分枝状または環状アルキルであり、また、1つま
たは2つ以上の隣接していないCH2基が、各々の場合
において、互いに独立して、Oおよび/またはS原子が
互いに直接結合しないように、−O−、−S−、−NH
−、−NR0−、−SiR0R00−、−CO−、−C
OO−、−OCO−、−OCO−O−、−S−CO−、
−CO−S−、−CH=CH−または−C≡C−により
置換されていることができ、あるいは随意に置換された
アリールまたはヘテロアリールであり、nは、1〜10
000の整数である、 で表され、ここで繰り返し単位は、同一であるかまたは
異なることができる、ポリマーである。
有する、式I、I1およびI2で表されるポリマーであ
る。さらに好ましいのは、R1およびR2が同一の基で
ある、式I、I1およびI2で表されるポリマーであ
る。
0〜5000、極めて好ましくは100〜1000の重
合度(繰り返し単位の数)を有する、式I、I1および
I2で表されるポリマーである。さらに好ましいのは、
5000〜30000、特に20000〜100000
の分子量を有する、式I、I1およびI2で表されるポ
リマーである。
随意に1個または2個以上のフッ素原子で置換されたC
1〜C20アルキル、C1〜C20アルケニル、C1〜
C2 0アルキニル、C1〜C20アルコキシ、C1〜C
20チオエーテル、C1〜C 20シリル、C1〜C20
エステル、C1〜C20アミノ、C1〜C20フルオロ
アルキル、(CH2CH2O)m(mは、1〜20であ
る)および随意に置換されたアリールまたはヘテロアリ
ールから選択されている、式I、I1およびI2で表さ
れるポリマーである。さらに好ましいのは、R3および
R4が、H、ハロゲン、Sn(R0)3、CH2Cl、
COH、CH=CH2、SiR0R00および随意に置
換されたアリールまたはヘテロアリールから選択されて
いる、式I1およびI2で表されるポリマーである。
ル基は、フェニルであり、ここで、さらに、1つまたは
2つ以上のCH基は、N、ナフタレン、チオフェン、チ
エノチオフェン、ジチエノチオフェン、アルキルフルオ
レンおよびオキサゾールにより置換されていることがで
き、これらのすべては、非置換であるか、Lで一置換ま
たは多置換されていることができ、ここで、Lは、ハロ
ゲンあるいは1〜12個のC原子を有するアルキル、ア
ルコキシ、アルキルカルボニルまたはアルコキシカルボ
ニル基であり、ここで、1個または2個以上のH原子
は、FまたはClにより置換されていることができる。
アルコキシ基である、即ち、末端CH2基が−O−によ
り置換されている場合には、これは、直鎖状または分枝
状であることができる。これは、好ましくは直鎖状であ
り、2〜8個の炭素原子を有し、従って好ましくは、例
えば、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、エトキシ、プロポキシ、ブト
キシ、ペントキシ、ヘキシルオキシ、ヘプトキシまたは
オクトキシ、さらにメチル、ノニル、デシル、ウンデシ
ル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシ
ル、ノノキシ、デコキシ、ウンデコキシ、ドデコキシ、
トリデコキシまたはテトラデコキシである。
2基が−O−により置換されている)は、好ましくは、
例えば、直鎖状2−オキサプロピル(=メトキシメチ
ル)、2−(=エトキシメチル)または3−オキサブチ
ル(=2−メトキシエチル)、2−、3−または4−オ
キサペンチル、2−、3−、4−または5−オキサヘキ
シル、2−、3−、4−、5−または6−オキサヘプチ
ル、2−、3−、4−、5−、6−または7−オキサオ
クチル、2−、3−、4−、5−、6−、7−または8
−オキサノニルあるいは2−、3−、4−、5−、6
−、7−、8−または9−オキサデシルである。
2i+1(式中、iは、1〜15の整数である)、特に
CF3、C2F5、C3F7、C4F9、C5F11、
C6F 13、C7F15またはC8F17、極めて好ま
しくはC6F13である。ハロゲンは、好ましくは、F
またはClである。
移動性を有するため、電荷移動半導体として特に有用で
ある。特に好ましいのは、DTT基が、1つまたは2つ
以上のアルキルまたはフルオロアルキル基により置換さ
れているポリマーである。フルオロアルキルおよびアル
キル側鎖をDTT基中に導入すると、これらの可溶性お
よび従ってこれらの溶液加工性が改善される。さらに、
フルオロアルキル側鎖の存在により、またこれらが、n
型半導体として有効になる。また、フルオロアルキル置
換基の電子求引性により、HOMOがさらに低下し、比
較的酸化されにくい一層安定な材料が得られる。
加工性を有する。これらは、好ましくは、以下の図式1
に示すように、ポリチオフェンビニレン(PTV)につ
いて文献において報告された経路と同様に[参考文献1
1、12参照]、可溶性スルホニウム前駆体ポリマー
(9)により製造される。この経路は、後熱処理の後
に、ポリマーが、顕著に低い可溶性を有し、従ってその
後の溶液加工経路に不活性であるため、すべての溶液製
作経路に特に適用可能である。図式1:
えば、薄膜素子の形成中に、高い可溶性および良好な加
工性を有し、インサイチュ(in situ)で、フィルム形成
後、完全に共役した導電性ポリマー(10)に、例えば
熱処理により転化することができる。新規なポリマーの
スルホニウム前駆体ポリマーは、本発明の他の観点であ
る。
または前に示した好ましい意味の1つを有する、 で表される同一であるかまたは異なる繰り返し単位を有
する前駆体ポリマーである。
いて定義した通りであり、ここで、繰り返し単位は、同
一であるかまたは異なることができる、 で表される前駆体ポリマーである。
ホニウム前駆体ポリマーを基板に、好ましくは溶液か
ら、既知の方法、例えば回転塗布(スピンコート)また
は一般的なロールからロールへの(roll to roll)加工手
法、例えば逆グラビア印刷、続いて前駆体ポリマーの、
共役ポリマーへの、例えば熱処理による転化により、本
発明の共役ポリマーの、好ましくは<1ミクロンの厚さ
を有する薄膜を形成する方法に関する。
またはこれと同様にして合成することができる。いくつ
かの好ましい方法を、以下に記載する。
ン)(PDTTV)の合成(図式2) ビスクロロメチル−DTT(13)を、ブタンチオール
および水酸化ナトリウムと、相間移動触媒の存在下で、
水中で反応させて、スルフィド(24)を形成する。ス
ルフィドを、スルホキシド(25)に、メタノール中の
過酸化水素およびTeO2で酸化する。モノマー(2
5)の1当量のカリウムtert−ブトキシドでの処
理、続いて迅速な反応停止により、スルホニウム前駆体
ポリマー(26)が得られる。この前駆体ポリマーは、
可溶性であり、例えば素子形成の間に、回転塗布(スピ
ンコート)により、素子上に蒸着することができる。次
に、熱処理および除去により、所要のポリマー(16)
が得られる。この経路はまた、その後の層の塗布により
影響されない不溶性ポリマーを生成するという利点を有
する。図式2:
および水酸化ナトリウムと、相間移動触媒の存在下で、
水中で反応させて、スルフィド(24)を形成する。ス
ルフィドを、スルホキシド(24)に、メタノール中の
過酸化水素およびTeO2で酸化する。モノマー(2
4)の1当量のカリウムtert−ブトキシドでの処
理、続いて迅速な反応停止により、スルホニウム前駆体
ポリマー(25)が得られる。この前駆体ポリマーは、
可溶性であり、例えば素子形成の間に、回転塗布(スピ
ンコート)により、素子上に蒸着することができる。次
に、熱処理および除去により、所要のポリマー(16)
が得られる。この経路はまた、その後の層の塗布により
影響されない不溶性ポリマーを生成するという利点を有
する。図式3:
ルDTTを含む材料は、非置換DTTを含むものよりも
大きい可溶性を有する。従って、これにより、ビニリデ
ンポリマーへの可能な経路が増大する[参考文献12参
照]。
ジホルミルDTT誘導体(17)を、四塩化チタンおよ
び亜鉛と直接反応させて、所要のポリマー(19)を直
接得ることができる。
ng)の経路(図式4):ジホルミルDTT誘導体(1
7)を、ジオールに還元し、次にビスクロロメチル−D
TT(18)に容易に転化することができる。次に、ビ
スクロロメチル誘導体を、ギルチの条件下で、カリウム
tert−ブトキシドの存在下で、直接重合させて、加
工可能なポリマー(19)を得ることができる。あるい
はまた、テトラヒドロチオフェンとの反応により、スル
ホニウムモノマー(20)が得られる。モノマー(2
0)の1当量のカリウムtert−ブトキシドでの処
理、続いて迅速な反応停止の結果、スルホニウム前駆体
(21)が得られる。これは、水溶性であり、例えば素
子形成の間に、回転塗布(スピンコート)により、素子
上に蒸着することができる。次に、熱処理および除去に
より、所要のポリマー(19)が得られる。この経路は
また、その後の層の塗布により影響されない、不溶性ポ
リマーを得るという利点を有する。
することができる。ジブロモDTT(22)を、ビス
(トリブチルスタンニル)エテン(23)と、スティレ
条件下でカップリングさせて、所要のポリマー(19)
を得ることができる。図式5(R’、R”=アルキル):
および水酸化ナトリウムと、相間移動触媒の存在下で、
水中で反応させて、スルフィド(27)を形成する。ス
ルフィドを、スルホキシド(28)に、メタノール中の
過酸化水素およびTeO2で酸化する。モノマー(2
8)の1当量のカリウムtert−ブトキシドでの処
理、続いて迅速な反応停止により、スルホニウム前駆体
ポリマー(29)が得られる。この前駆体ポリマーは、
可溶性であり、例えば素子形成の間に、回転塗布(スピ
ンコート)により、素子上に蒸着することができる。次
に、熱処理および除去により、所要のポリマー(19)
が得られる。この経路はまた、その後の層の塗布により
影響されない不溶性ポリマーを生成するという利点を有
する。図式6(R’、R”=アルキル):
合成(図式7) エチン部分を含むDTTポリマーを、以下に、図式7に
示すように製造することができる。スティレの方法論を
用いて、ジブロモDTT(22)を、ビス(トリブチル
スタンニル)エチン(25)とカップリングさせて、所
要のポリマー(41)を得ることができる。
酸化形態および還元形態の両方に関する。電子の損失ま
たは獲得の結果、高い導電性を有する高度に非局在化さ
れたイオン性形態が形成する。このことは、一般的なド
ーパントに暴露する際に生じ得る。好適なドーパントお
よびドーピング方法は、例えば、EP 0 528 662、US 5,1
98,153またはWO96/21659から、当業者に知られている。
材料を酸化剤または還元剤でレドックス反応において処
理して、適用されるドーパントから由来する対応する対
イオンと共に、材料中に非脱局在化したイオン性中心を
形成することを意味する。好適なドーピング方法は、例
えば、大気圧または減圧においてドーピング蒸気に暴露
し、ドーパントを含む溶液中で電気化学的にドーピング
し、ドーパントを、熱的に拡散するべき半導体材料と接
触させ、ドーパントを半導体材料中にイオン注入するこ
とを含む。
なドーパントは、例えば、ハロゲン(例えば、I2、C
l2、Br2、ICl、ICl3、IBrおよびI
F)、ルイス酸(例えば、PF5、AsF5、Sb
F5、BF3、BCl3、SbCl5、BBr3および
SO3)、プロトン酸、有機酸またはアミノ酸(例え
ば、HF、HCl、HNO3、H2SO4、HCl
O4、FSO3HおよびClSO3H)、遷移金属化合
物(例えば、FeCl3、FeOCl、Fe(Cl
O4)3、Fe(4−CH3C6H4SO3)3、Ti
Cl4、ZrCl4、HfCl4、NbF5、NbCl
5、TaCl5、MoF5、MoCl5、WF5、WC
l6、UF6およびLnCl3(ここで、Lnは、ラン
タノイドである))、陰イオン(例えば、Cl−、Br
−、I−、I3 −、HSO4 −、SO4 2−、N
O3 −、ClO4 −、BF4 −、PF6 −、As
F6 −、SbF6 −、FeCl4 −、Fe(CN)6
3−および種々のスルホン酸の陰イオン、例えばアリー
ル−SO3 −)である。
パントの例は、陽イオン(例えば、H+、Li+、Na
+、K+、Rb+およびCs+)、アルカリ金属(例え
ば、Li、Na、K、RbおよびCs)、アルカリ土類
金属(例えば、Ca、SrおよびBr)、O2、XeO
F4、(NO2 +)(SbF6 −)、(NO2 +)(S
bCl6 −)、(NO2 +)(BF4 −)、AgClO
4、H2IrCl6、La(NO3)3・6H2O、F
SO2OOSO2F、Eu、アセチルコリン、R
4N+、(Rは、アルキル基である)、R4P+(R
は、アルキル基である)、R6As+(Rは、アルキル
基である)およびR3S+(Rは、アルキル基である)
である。
を、用途、例えば有機発光ダイオード用途における電荷
注入層およびITO平坦化層、平坦パネルディスプレイ
およびタッチスクリーン用のフィルム、帯電防止フィル
ム、印刷された導電性基板、電子的用途におけるパター
ンまたは区域、例えば印刷回路板およびコンデンサ(し
かしこれらには限定されない)における有機「金属」と
して用いることができる。
び半導体材料として、特に、例えば、集積回路の部品、
ID札またはTFT用途としての電界効果トランジスタ
(FET)における電荷移動材料として有用である。あ
るいはまた、これらを、エレクトロルミネセントディス
プレイ用途における有機発光ダイオード(OLED)に
おいて、または例えば液晶ディスプレイのバックライト
として、光起電またはセンサー材料として、電子写真式
記録のため、および他の半導体用途のために用いること
ができる。
液を用いた製造方法を可能にする、有利な可溶特性を示
す。従って、層および被膜を含むフィルムを、低費用製
作手法、例えばロールからロールへの溶液塗布により生
じさせることができる。好適な溶媒または溶媒混合物
は、アルカンおよび/または芳香族化合物、特にこれら
のフッ素化誘導体を含む。
び半導体材料として、特に電界効果トランジスタ(FE
T)における電荷移動材料として、光起電またはセンサ
ー材料として、電子写真式記録用に、および他の半導体
用途用に有用である。有機半導電性材料を、ゲート誘電
体とドレインおよびソース電極との間にフィルムとして
配置した、このようなFETは、一般的に、例えばUS5,
892,244、WO00/79617、US5,998,804並びに背景および従
来技術の章において引用されている、および以下に列挙
する参考文献から知られている。この材料に関連する利
点、例えば本発明の材料の可溶特性を用いた低費用組織
化(fabrication)および従って大面積の加工可能性のた
めに、これらのFETの好ましい用途は、例えば集積回
路、TFTディスプレイおよびセキュリティー用途であ
る。
ランジスタおよび半導電性材料を有する他の装置、例え
ばトランジスタまたはダイオードを、有価証券、例えば
銀行手形、クレジットカードまたはIDカード、国のI
Dドキュメント、ライセンスまたは金銭的価値を有する
すべての製品、例えば切手、チケット、株券、小切手等
を証明し、偽造を防止するためのID札またはセキュリ
ティーマーキングに用いることができる。
発光例えば素子形成の間に、回転塗布(スピンコート)
により、素子上に蒸着することができる。またはダイオ
ード(OLED)、例えばディスプレイ用途において、
または例えば液晶ディスプレイのバックライトとして用
いることができる。一般的なOLEDは、多層構造を用
いて実現される。発光層は、一般的に、1つまたは2つ
以上の電子移動および/または正孔移動層の間にはさま
れる。電圧を印加することにより、電荷担体としての電
子および正孔は、発光層の方向に移動し、ここで、これ
らの組み替えにより、励起および従って発光層中に含ま
れるルモフォア(lumophor)単位のルミネセンスが得られ
る。
び/または光学的特性に対応して、1つまたは2つ以上
の電荷移動層および/または発光層において用いること
ができる。さらに、発光層内でのこれらの使用は、本発
明のポリマーが、これら自体エレクトロルミネセント特
性を示すか、あるいはエレクトロルミネセント基または
化合物を含む場合に、特に有利である。OLEDにおい
て用いるための好適なモノマー、オリゴマーおよびポリ
マー化合物または材料の選択、特徴づけおよび加工は、
一般的に、当業者により知られている。例えばMeerhol
z, Synthetic Materials, 111-112, 2000, 31-34, Alca
la, J. Appl. Phys., 88, 2000, 7124-7128およびここ
に引用されている文献参照。
にフォトルミネセント特性を示すものは、例えばEP 0 8
89 350 A1に、またはC. Weder et al., Science, 279,
1998, 835-837により記載されているディスプレイ素子
の光源の材料として用いることができる。
Claims (14)
- 【請求項1】 少なくとも1つのジチエノチオフェン繰
り返し単位および少なくとも1つのビニレンまたはアセ
チレン(エチニレン)繰り返し単位を含む共役ポリマー
であって、ジチエノチオフェンおよびビニレン基が、置
換されているかまたは非置換であることができる、前記
共役コポリマー。 - 【請求項2】 式I 【化1】 式中、R1およびR2は、互いに独立して、H、ハロゲ
ンあるいは、非置換であるか、F、Cl、Br、Iまた
はCNにより一置換または多置換されていることができ
る、1〜20個のC原子を有する直鎖状、分枝状または
環状アルキルであり、また、1つまたは2つ以上の隣接
していないCH2基が、各々の場合において、互いに独
立して、Oおよび/またはS原子が互いに直接結合しな
いように、−O−、−S−、−NH−、−NR0−、−
SiR0R00−、−CO−、−COO−、−OCO
−、−OCO−O−、−S−CO−、−CO−S−、−
CH=CH−または−C≡C−により置換されているこ
とができ、あるいは随意に置換されたアリールまたはヘ
テロアリールであり、R0およびR00は、互いに独立
して、Hまたは1〜12個のC原子を有するアルキルで
あり、Aは、−CX1=CX2−または−C≡C−であ
り、およびX1およびX2は、互いに独立して、H、
F、ClまたはCNである、 で表される同一のまたは異なる繰り返し単位を有する、
請求項1に記載のポリマー。 - 【請求項3】 式I1およびI2 【化2】 式中、R1およびR2は、互いに独立して、式Iにおい
て示した意味の1つを有し、R3およびR4は、互いに
独立して、H、ハロゲン、Sn(R0)3あるいは、非
置換であるか、F、Cl、Br、I、−CNおよび/ま
たは−OHにより一置換または多置換されていることが
できる、1〜20個のC原子を有する直鎖状、分枝状ま
たは環状アルキルであり、また、1つまたは2つ以上の
隣接していないCH2基が、各々の場合において、互い
に独立して、Oおよび/またはS原子が互いに直接結合
しないように、−O−、−S−、−NH−、−NR
0−、−SiR0R00−、−CO−、−COO−、−
OCO−、−OCO−O−、−S−CO−、−CO−S
−、−CH=CH−または−C≡C−により置換されて
いることができ、あるいは随意に置換されたアリールま
たはヘテロアリールであり、nは、1〜10000の整
数である、 から選択され、ここで繰り返し単位は、同一であるかま
たは異なることができる、請求項2に記載のポリマー。 - 【請求項4】 R1およびR2が、随意に1個または2
個以上のフッ素原子で置換されたC1〜C20アルキ
ル、C1〜C20アルケニル、C1〜C20アルキニ
ル、C1〜C20アルコキシ、C1〜C20チオエーテ
ル、C1〜C20シリル、C1〜C20エステル、C1
〜C20アミノ、C1〜C20フルオロアルキル、(C
H2CH2O)m(mは、1〜20である)および随意
に置換されたアリールまたはヘテロアリールから選択さ
れている、請求項2または3に記載のポリマー。 - 【請求項5】 R3およびR4が、H、ハロゲン、Sn
(R0)3、CH2Cl、COH、CH=CH2、Si
R0R00および随意に置換されたアリールまたはヘテ
ロアリールから選択されている、請求項3または4に記
載のポリマー。 - 【請求項6】 重合度が10〜5000である、請求項
1〜5のいずれかに記載のポリマー。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の共役ポ
リマーの薄膜を形成する方法において、共役ポリマーの
スルホニウム前駆体ポリマーを、基板に、溶液から塗布
し、続いて前駆体ポリマーを、共役ポリマーに、熱処理
により転化することによる、前記方法。 - 【請求項8】 式Ia 【化3】 式中、R1およびR2は、互いに独立して、請求項2〜
4に示す意味の1つを有する、 から選択された同一のまたは異なる繰り返し単位を有す
るポリマー。 - 【請求項9】 式I1a 【化4】 式中、R1、R2、R3、R4およびnは、請求項3に
おける式I1の意味を有し、およびここで繰り返し単位
は、同一であるかまたは異なることができる、から選択
された、請求項8に記載のポリマー。 - 【請求項10】 請求項1〜6のいずれかに記載のポリ
マーの、光学的、電気光学的または電子装置における、
集積回路の部品における、電界効果トランジスタ、例え
ば平坦パネルディスプレイ用途における薄膜トランジス
タとして、またはRFID札、および有機発光ダイオー
ド(OLED)用途、エレクトロルミネセントディスプ
レイ素子、バックライト、光起電またはセンサー素子お
よび電子写真式用途用の半導電性部品における半導体ま
たは電荷移動材料としての使用。 - 【請求項11】 請求項1〜6のいずれかに記載の1種
または2種以上のポリマーを含む、電界効果トランジス
タ(FET)、OLED、エレクトロルミネセント素
子、RFID札、バックライト、光起電またはセンサー
素子あるいは電子写真式記録素子。 - 【請求項12】 請求項1〜6のいずれかに記載の1種
または2種以上のポリマーあるいは請求項11に記載の
FETまたはRFID札を含む、セキュリティーマーキ
ングまたは素子。 - 【請求項13】 酸化的にまたは還元的にドーピングさ
れた、請求項1〜6のいずれかに記載のポリマー。 - 【請求項14】 請求項13に記載の1種または2種以
上のポリマーを含む、電子的用途または平坦パネルディ
スプレイ用の電荷注入層、平坦化層、帯電防止フィルム
または導電性基板またはパターン。
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