JP2003201014A - ワーク蓄積装置 - Google Patents

ワーク蓄積装置

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JP2003201014A
JP2003201014A JP2002002597A JP2002002597A JP2003201014A JP 2003201014 A JP2003201014 A JP 2003201014A JP 2002002597 A JP2002002597 A JP 2002002597A JP 2002002597 A JP2002002597 A JP 2002002597A JP 2003201014 A JP2003201014 A JP 2003201014A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バケットの最前進位置を簡単にかつ精度良く
検出することのできる位置検出手段を備えたワーク蓄積
装置を提供する。 【解決手段】 ワークWを受け入れてワーク放出口35
を通じて放出可能に形成されたバケット30と、ワーク
放出口35を開閉可能なゲート部材41を有するゲート
開閉手段40と、バケット30を進退移動させるバケッ
ト移動手段20と、バケット30の最前進位置を検出可
能な位置検出手段50と、位置検出手段50からの検出
信号に基づいてゲート開閉手段40およびバケット移動
手段20を駆動制御する制御手段とを備える。位置検出
手段50を、バケット30の前進によって蓄積済みのワ
ークWに当接することによって作動する検知部材53
と、検知部材53の作動を検出するセンサー51とによ
り構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、製造工
程、加工工程、成形工程等の前工程から送出されてくる
ワークを蓄積するためのワーク蓄積装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、同一出願人が先に提案し
たワーク蓄積装置がある(例えば、特開2000−27
2758号公報参照)。従来のワーク蓄積装置による
と、前工程からのワークを受け入れたバケットがバケッ
ト移動手段によってワーク載置面上でのワークを放出可
能な最前進位置へ前進される。その後、ゲート部材が開
かれることにより、バケット内のワークがワーク載置面
上の最前位置に放出される。ところで、バケットの最前
進位置を検出する位置検出手段には、従来、バケットを
移動させるためのバケット移動用シリンダーの作動圧力
を検出する圧力センサーが採用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧力センサーを
利用した位置検出手段では、蓄積するワークの形状や重
量等の変化に応じて、圧力設定値を一々適合させなけれ
ばならなかった。このため、バケットの最前進位置を簡
単にかつ精度良く検出することが困難であるという問題
が残っていた。
【0004】本発明の目的は、バケットの最前進位置を
簡単にかつ精度良く検出することのできる位置検出手段
を備えたワーク蓄積装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記本発明が解決しよう
とする課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を
要旨とするワーク蓄積装置により解決することができ
る。すなわち、本発明の特許請求の範囲の請求項1に記
載されたワーク蓄積装置によると、前工程からのワーク
を受け入れたバケットは、バケット移動手段によって前
進される。そして、制御手段は、ワーク載置面上でのワ
ークを放出可能なバケットの最前進位置を検出した位置
検出手段からの検出信号に基づいて、バケット移動手段
を駆動制御することによりバケットを後退させるととも
に、ゲート開閉手段を駆動制御することによりゲート部
材を開かせる。すると、バケット内のワークがワーク放
出口を通じてワーク載置面上の最前位置に放出される。
したがって、前工程からのワークをほとんど損傷させず
に蓄積することができる。また、位置検出手段は、バケ
ットの前進によってワーク載置面上の蓄積済みのワーク
に対し検知部材が当接することによって作動され、その
検知部材の作動をセンサーが検出して制御手段に検出信
号を出力する。したがって、従来の位置検出手段と異な
り、蓄積するワークの形状や重量等の変化にほとんど左
右されることなく、バケットの最前進位置を簡単にかつ
精度良く検出することができる。
【0006】また、本発明の特許請求の範囲の請求項2
に記載されたワーク蓄積装置によると、ワークを整列状
態で蓄積することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面を参
照して説明する。図1に斜視図で示すように、ワーク蓄
積装置は、例えばほぼ軸状のワークWを蓄積するワーク
載置台10と、前工程(例えば、製造工程、加工工程、
成形工程等)から送出されてくるワークWを受け入れる
バケット30と、そのバケット30を進退移動させるバ
ケット移動手段20と、バケット移動手段20等を制御
する制御手段60を内蔵した制御ボックス62等を備え
ている。以下、説明の都合上、ワーク載置台10、バケ
ット移動手段20、バケット30、制御ボックス62の
順に説明する。なお、ワーク蓄積装置の前後上下左右の
各方向については、各図に矢印で示すとおりに定める。
【0008】まず、ワーク載置台10を説明する。図1
に示すように、ワーク載置台10には、前後方向を長く
するほぼ長方形状のワーク載置部材11が水平状態に支
持されている。なお、ワーク載置部材11は、図1の
他、図4、図5、図6に示されている。図4はバケット
とワーク載置部材との関係を示す正断面図、図5はワー
ク載置部材を示す部分平面図、図6はバケットの周辺部
を一部破断して示す右側面図である。
【0009】図1および図4に示すように、前記ワーク
載置部材11は、底の浅い長細槽状に形成されている。
ワーク載置部材11は、その底板に相当するワーク載置
板12と、そのワーク載置板12の前後両端縁にそれぞ
れ接合された前端板13(図1参照)および後端板(図
示省略)と、ワーク載置板12の左右両側縁にそれぞれ
接合された左側帯板15および右側帯板16(図1参
照)とを備えている。左側帯板15および右側帯板16
は、前端板13(図1および図5参照)および後端板
(図示省略)の左右両側縁にそれぞれ接合されている。
【0010】図4および図5に示すように、前記ワーク
載置板12の上面には、断面円弧溝状をなしかつ前後方
向に直線状に延びる適数列(図4は4列を示す)のワー
ク整列溝17aを有するワーク載置面17が形成されて
いる。ワーク整列溝17aは、ワークWの外形に倣う形
状となっている。また、ワーク整列溝17aは、右端か
ら順に第1列目、第2列目、第3列目、第4列目と称
し、その列番を印すときには符号の末尾に列番に対応す
る符号(1)、(2)、(3)、(4)を追記する。な
お、ワーク整列溝17aは、断面円弧溝状の他、V字溝
状、チャンネル状、平面状等に変更することができる。
【0011】図1に示すように、前記ワーク載置台10
の周囲は、ほぼ箱状をなすカバー体18によって覆われ
ている。カバー体18は、例えばアクリル板等の透視可
能な透視板18aを備え、その透視板18aと透して内
部を目視可能に形成されている。さらに、カバー体18
には、前記ワーク載置部材11の上方を回動によって開
閉可能な蓋部材19が設けられている。なお、図1にお
けるカバー体18は一部破断して表わされている。
【0012】次に、バケット移動手段20について詳述
する。バケット移動手段20は、図2に斜視図で示され
ている。図2に示すように、バケット移動手段20は、
レール部材21と移動体22と横動用シリンダー28と
を備えている。
【0013】図1に示すように、前記レール部材21
は、前記ワーク載置部材11の下方近くの右側部におい
て前後方向に延びる状態で、前記ワーク載置台10に固
定されている。
【0014】図2に示すように、前記移動体22は、支
柱部22aと、その支柱部22aの上端部に片持ち状に
結合された支持板部22bとによりほぼ逆L字状に形成
されている。支柱部22aの下端部の左側面には、ほぼ
チャンネル型状のスライド部材23が取り付けられてい
る。スライド部材23は、図1に示すように、前記レー
ル部材21に対し、その右側面側からスライド可能に係
合されることによって、移動体22が前後方向に進退移
動可能になっている。支持板部22bの下面には、取付
け板部22cの前縁部が固定されている。
【0015】図6に示すように、前記移動体22の支柱
部22aと、前記ワーク載置台10のほぼ中央部との間
には、ほぼチェーン状をなす前後動用ケーブル保護部材
24(図2参照)が架設されている。前後動用ケーブル
保護部材24は、電線、エアーホース等の可撓部材を収
納して保護するものであって、移動体22の進退移動に
連動してほぼキャタピラ状に展開および折り曲げ可能と
なっている。
【0016】図6に示すように、前記移動体22は、駆
動装置25によって進退移動させられる。駆動装置25
は、チェーン伝動機構26と駆動モーター27とを備え
ている。チェーン伝動機構26は、前記ワーク載置台1
0のワーク載置部材11の下方に配置された前後のスプ
ロケット(図示省略)および両スプロケット(図示省
略)に回転可能に掛装されたチェーン26aとを有して
いる。チェーン26aの上側または下側の直線部分に
は、前記移動体22が連結されている。駆動モーター2
7は、正逆回転可能な電動式のモーターであって、前記
ワーク載置台10の後端部に設置されかつチェーン伝動
機構26の後側のスプロケット(図示省略)を正逆方向
に回動駆動する。したがって、駆動装置25は、駆動モ
ーター27の正転駆動によって移動体22を前進させる
ことができ、また、駆動モーター27の逆転駆動によっ
て移動体22を後退させることができるようになってい
る。
【0017】図2に示される前記横動用シリンダー28
は、エアー式のロッドレスシリンダーからなる。横動用
シリンダー28は、前記移動体22の支持板部22b上
に固定されたシリンダー本体28aと、そのシリンダー
本体28aの一側(例えば、前側)で左右方向にスライ
ド動作するスライダー28b(図6参照)とを有してい
る。
【0018】次に、バケット30を説明する。図3にバ
ケットの斜視図が示されている。図2および図3に示す
ように、バケット30は、上面を開口するほぼ逆三角形
ボックス状に形成されたもので、左右対称状をなすほぼ
直角三角形状の左側板31および右側板32と、その両
側板31,32の下側斜辺部の相互間に結合された前下
がり後上がり状をなすシュート部材33と、両側板3
1,32の前辺部の上端部の相互間に架設された前側枠
板34とを備えている。両側板31,32とシュート部
材33と前側枠板34とにより、バケット30の前面に
開口するワーク放出口35(図6中、点線35参照)が
形成されている。図7はバケットの周辺部を一部破断し
て示す左側面図、図14は図7のXIV−XIV線断面
図である。
【0019】図14に示すように、前記シュート部材3
3の内側面には、断面円弧溝状のシュート面33aが形
成されている。シュート面33aは、ワークWの外形に
倣う形状で形成されている。また、シュート部材33
は、ワークWを自重を利用してシュート面33a上を滑
り降ろすことのできる勾配をもっている(図6参照)。
なお、シュート面33aは、円弧溝状の他、V字溝状、
チャンネル状、平面状等に変更することができる。
【0020】図6および図7に示すように、前記バケッ
ト30の両側板31,32の後側部には、それぞれ上下
のブラケット36,37が設けられている。下側のブラ
ケット37は、前記横動用シリンダー28のスライダー
28bに連結されている。したがって、前記バケット3
0は、横動用シリンダー28の駆動によってスライダー
28bとともに左右方向(図6および図7において紙面
表裏方向)に横移動すなわち横動可能になっている。こ
れと同時に、バケット30は、前記移動体22とともに
前記ワーク載置面17上に所定の隙間S(図6参照)を
もって近接する状態で進退移動可能になっている。な
お、隙間Sは、例えば、蓄積済みのワークWの高さWh
(図6参照)の半分以下に設定されている。
【0021】前記上側のブラケット36と前記移動体2
2に固定の取付け板部22cとの間には、ほぼチェーン
状をなす横動用ケーブル保護部材38が架設されている
(図2参照)。横動用ケーブル保護部材38は、前記前
後動用ケーブル保護部材24と同様に、電線、エアーホ
ース等の可撓部材を収納して保護するものであって、ブ
ラケットの横動に連動してほぼキャタピラ状に展開およ
び折り曲げ可能となっている。
【0022】しかして、前記横動用シリンダー28(図
6参照)は、前記ワーク載置部材11のワーク載置面1
7の各ワーク整列溝17a(図4参照)の1ピッチに対
応する移動間隔をもってバケット30を多点に移動可能
になっている。これにより、前記バケット30は、各ワ
ーク整列溝17aに順次対応するポジションが得られ
る。
【0023】図2および図3に示すように、前記バケッ
ト30に設けられたゲート開閉手段40を説明する。ゲ
ート開閉手段40は、前記ワーク放出口35(図6およ
び図7参照)を開閉可能なゲート部材41と、そのゲー
ト部材41を開閉作動させる左右のゲート開閉用シリン
ダー42(後述する)を有している。
【0024】前記ゲート部材41は、バケット30の前
記ワーク放出口35を閉止可能なほぼ縦長四角形板状に
形成されている。ゲート部材41は、閉じた状態では、
バケット30内に受け入れられたワークWを受け止める
(図6中、点線W参照)。図6および図7に示すよう
に、前記ゲート部材41の上端部には、後方に延びる左
右の支持アーム44が左右対称状に固定されている。両
支持アーム44の後端部は、前記バケット30の両側板
31,32の後端部に対し支軸45により回動可能に支
持されている。したがって、ゲート部材41は、バケッ
ト30の前記ワーク放出口35を閉止した状態(図6お
よび図7参照)から支軸45の回りに回動することによ
って上方へ移動し、ワーク放出口35を開放する(図1
2及び図13参照)。なお、図12はゲート部材が開い
た状態のバケットの周辺部を一部破断して示す右側面
図、図13は同じく左側面図である。
【0025】図6,図7および図12,図13に示すよ
うに、前記ゲート部材41は、左右対称状に配置された
左右のゲート開閉用シリンダー42によって開閉させら
れる。図3に示すように、両ゲート開閉用シリンダー4
2は、エアーシリンダーからなるもので、シリンダー本
体42aと、そのシリンダー本体42aに対し軸方向に
伸縮動作する伸縮ロッド42bとを有している。シリン
ダー本体42aは、前記バケット30の各側板21,2
2にそれぞれピン46により回動可能に連結されている
(図7および図13参照)。伸縮ロッド42bは、上方
に指向されており、前記ゲート部材41の支持アーム4
4にそれぞれピン47により回動可能に連結されている
(図7および図13参照)。また、両ゲート開閉用シリ
ンダー42は、同期的に伸縮作動される。
【0026】したがって、図6および図7に示すよう
に、両ゲート開閉用シリンダー42が短縮状態にあると
きは、ゲート部材41がワーク放出口35を閉止する閉
止状態となる。閉止状態から、両ゲート開閉用シリンダ
ー42が伸長作動されることによって、両支持アーム4
4とともにゲート部材41が支軸45の回りに上方へ回
動されて、ワーク放出口35を開放する開放状態となる
(図12および図13参照)。また逆に、開放状態か
ら、両ゲート開閉用シリンダー42が短縮作動されるこ
とによって、両支持アーム44とともにゲート部材41
が支軸45の回りに下方へ回動されて、前記した閉止状
態となる(図6および図7参照)。
【0027】図6に示すように、前記移動体22の取付
け板部22c(図2参照)上には、前記横動用シリンダ
ー28および前記両ゲート開閉用シリンダー42のエア
ー回路に組込まれるレギュレータ39a、コンプレッサ
(符号省略)等のエアー機器39が設置されている。な
お、両ゲート開閉用シリンダー42とエアー機器39と
を連通するエアーホース(図示省略)は、前記横動用ケ
ーブル保護部材38内に収納されて保護されている。
【0028】図3に示すように、前記バケット30に
は、前記ワーク載置面17(図6参照)上でのワークW
を放出可能なバケット30の最前進位置を検出可能な位
置検出手段50が設けられている。なお、図8は検知部
材の作動前状態を示す右側面図、図9は同じく左側面
図、図10は検知部材の作動後状態を示す右側面図、図
11は同じく左側面図である。
【0029】図8に示すように、前記位置検出手段50
は、センサー51と検知部材53とにより構成されてい
る。図3に示すように、検知部材53は、前記ゲート部
材41とほぼ同様のほぼ縦長四角形板状に形成されてい
る。検知部材53の上端部には、左右の突出部53a,
53bが左右対称状に突出されている。
【0030】図8および図9に示すように、前記検知部
材53の両突出部53a,53bの下方に隣接する部分
は、その部分に対応する前記ゲート部材41の部分に対
して丁番54を介して回動可能に取り付けられている。
これにより、検知部材53は、丁番54の連結軸54a
の回りに回動可能であり、その自由端部すなわち下端部
53cが前後動すなわち前後方向に移動可能になってい
る。これとともに、検知部材53の下端部53cは、ワ
ーク載置部材11上の蓄積済みのワークW(図6参照)
の後端部に対し当接可能でかつその当接によって後方へ
作動すなわち回動可能になっている。
【0031】図8に示すように、前記検知部材53の右
側の突出部53bを含む上端部の後面には、金属製の検
出板56が取り付けられている。
【0032】図8に示される前記センサー51は、例え
ば近接センサーからなり、前記右側の支持アーム44に
おける前端部の右側面に対し、検出部(符号省略)を前
方に指向させた状態で設置されている。センサー51
は、その検出部(符号省略)に前記検出板56が近接し
たか否かを検出するもので、検出板56が離れたことの
検出信号を制御手段60(図1参照、後述する)に出力
する。
【0033】図8に示すように、前記検出板56には、
ゲート部材41と当接可能なボルトからなるストッパ部
材57がねじ付けられている。ストッパ部材57は、ゲ
ート部材41と当接することにより、検知部材53の下
端部53cの前方への移動量すなわち回動量を所定量に
規制する。これにより、センサー51の検出部(符号省
略)に対し検出板56が近接する位置において、検知部
材53の回動が規制される。なお、説明の都合上、検知
部材53の回動が規制された位置(図8参照)は、その
検知部材53の下端部53cが前方位置にあるため前方
位置という。また、前方位置にある検知部材53の下端
部53cが後方に移動した位置(図10参照)は、その
検知部材53の下端部53cが後方位置にあるため後方
位置という。
【0034】図9に示すように、検知部材53の左側の
突出部53aと、前記左側の支持アーム44における前
端部の左側面には、コイルスプリングからなる弾性部材
58の両端部が止着部58a,58bによって止着され
ている。弾性部材58は、常には、前記検知部材53を
図9において左回り方向、すなわち前方位置に位置され
る方向へ付勢している。
【0035】前記左側の支持アーム44における前端部
の左側面には、前記弾性部材58の後端部を止着する複
数個(図9では5個を示す)の止着部58bが、前後方
向に所定間隔で配置されている。したがって、いずれか
の止着部58bを選択して、弾性部材58の後端部を止
着することができる。すなわち、弾性部材58の後端部
を、前端位置に位置する止着部58bに止着すれば、前
記検知部材53に対し最も小さい弾性力を付与すること
ができ、それより後方に向かって止着部58bを選択し
ていけば、前記検知部材53に対する弾性力を次第に増
大させていくことができる。これにより、検知部材53
を付勢する弾性部材58の弾性力を調整することができ
る。なお、複数個の止着部58bによって、本明細書で
いう「調整機構」が構成されている。
【0036】次に、前記制御ボックス62を説明する。
図1に示すように、制御ボックス62は、前記ワーク載
置台10の後側部に設置されている。制御ボックス62
内には、電子制御回路を備えた制御手段60が内蔵され
ている。前記センサー51(図3参照)につながる電線
は、前記横動用ケーブル保護部材38および前記前後動
用ケーブル保護部材24(図2参照)を経由して、制御
ボックス62内の制御手段60に接続されている。前記
エアー機器39(図6参照)につながる電線は、前記前
後動用ケーブル保護部材24を経由して、制御ボックス
62内の制御手段60に接続されている。さらに、制御
手段60には、前記センサー51(図3参照)からの検
出信号の他、前工程における装置(図示省略)からのワ
ークWの送出状態を検出するセンサー(図示省略)、移
動体22の後退位置および原点位置(図1参照)を検出
するセンサー(図示省略)等からの各種信号が入力され
る。
【0037】前記制御手段60は、前記センサー51
(図3参照)やその他の各種センサーから入力される検
出信号に基づいて、前記駆動モーター27(図6参
照)、前記横動用シリンダー28および前記両ゲート開
閉用シリンダー42(図3参照)のエアー回路に組込ま
れたコンプレッサ(符号省略)および各種電磁弁(図示
省略)等を駆動制御する。そのため、制御手段60は、
前記駆動モーター27、前記横動用シリンダー28、前
記ゲート開閉用シリンダー42等の駆動制御にかかるプ
ログラムが入力されたマイクロコンピューター(図示省
略)を備えている。また、横動用シリンダー28(図2
参照)は、バケット30を第1列目のワーク整列溝17
a(1)(図4参照)に対応する位置での後退位置を原
点位置として作動され、その原点位置でのバケット30
には前工程の装置(図示省略)からのワークWが送出さ
れて投入される。
【0038】次に、上記したワーク蓄積装置の作動につ
いて述べる。なお、作動前においては、図1に示すよう
に、バケット30が後退位置(図6及び図7参照)での
原点位置すなわち第1列目のワーク整列溝17a(1)
に対応する位置(図4参照)にある。また、ゲート部材
41(図2参照)は閉じているとともに、検知部材53
は前方位置にある(図8及び図9参照)。また、ワーク
載置面17(図5参照)上には、ワークWが蓄積されて
いないものとする。この状態から、ワーク蓄積装置は、
前工程の装置(図示省略)の運転に連動して作動され
る。
【0039】まず、前工程の装置から第1個目のワーク
Wが、原点位置にあるバケット30(図1参照)内に投
入される。そのワークWは、バケット30のシュート部
材33のシュート面33a上に沿った状態(図14中、
二点鎖線W参照)で、そのシュート面上を滑り降り、ゲ
ート部材41によって受け止められる(図6中、点線W
参照)。また、制御手段60(図1参照)は、前工程の
装置(図示省略)によるワークWの投入時点からタイマ
ー手段の作動により所定時間経過後において、駆動モー
ター27(図6参照)を正転駆動させる。これにより、
バケット30が前進される。
【0040】前記バケット30が、ワーク載置面17
(図5参照)上でのワークWを放出可能な最前進位置す
なわちワーク載置部材11の前端部(図5において左端
部)に前進してくる。そして、バケット30に設けられ
た検知部材53(図8参照)が、ワーク載置部材11の
前端板13(図1および図5参照)に当接し、さらには
弾性部材58の弾性を利用して後方位置へと回動される
(図10参照)。すると、センサー51が、検知部材5
3の回動を検出し、その検出信号を制御手段60(図1
参照)に入力する。
【0041】前記センサー51からの検出信号が入力さ
れた制御手段60は、前記駆動モーター27(図6参
照)の正転駆動を停止させる。これにより、バケット3
0がワークWを放出可能な最前進位置にて停止される。
なお、バケット30は、検知部材53(図8参照)の下
端部53cがゲート部材41に当接する以前に停止され
る(図10参照)。
【0042】続いて、前記制御手段60(図1参照)
は、前記駆動モーター27(図6参照)を逆転駆動させ
るとともに、両ゲート開閉用シリンダー42(図6参
照)を伸長作動させる。これにより、バケット30が後
退されるとともに、ゲート部材41が開かれる(図12
および図13参照)。このとき、前記ワーク載置部材1
1の前端板13(図1および図5参照)によって、ゲー
ト部材41の開き動作が一時的に妨げられるが、バケッ
ト30が後退していくにともない、最終的にはゲート部
材41が開かれる。
【0043】前記ゲート部材41が開かれると、前記バ
ケット30内のワークWが、シュート部材33のシュー
ト面33a上を滑り降り(図12中、矢印Y参照)、ワ
ーク放出口35を通じてワーク載置面17の第1列目の
ワーク整列溝17a(1)(図5参照)上に放出されて
蓄積される。また、前記ワーク載置部材11の前端板1
3(図1および図5参照)に対する前記検知部材53
(図3参照)の当接が解放される。これにより、検知部
材53は、弾性部材58の付勢によって、前方位置へと
復帰回動される(図12及び図13参照)。
【0044】前記バケット30が後退位置すなわち原点
位置に後退してくると、その後退位置を検出したセンサ
ー(図示省略)が、その検出信号を制御手段60(図1
参照)に入力する。制御手段60は、前記駆動モーター
27(図6参照)の逆転駆動を停止させるとともに、両
ゲート開閉用シリンダー42(図6参照)を短縮作動さ
せる。これにより、バケット30が後退位置(原点位
置)にて停止されるとともに、ゲート部材41が閉じら
れる(図6参照)。なお、バケット30の後退位置から
最前進位置に移動してワークWを放出し、再び後退位置
に戻るまでの一連の動作を「バケットのワーク搬入動
作」という。
【0045】また、前記制御手段60(図1参照)は、
バケット30の後退位置(原点位置)の検出時点からタ
イマー手段の作動により所定時間経過後において、前工
程の装置に次のワークWを排出させる制御信号を出力す
る。
【0046】次に、前工程の装置から第2個目のワーク
Wが、前記と同様に、バケット30内に投入されて収容
される。また、制御手段60(図1参照)は、前工程の
装置によるワークWの投入時点からタイマー手段の作動
により所定時間経過後において、横動用シリンダー28
(図2参照)を駆動させる。これにより、バケット30
が、第2列目のワーク整列溝17a(2)(図4参照)
に対応する位置へ横動される。
【0047】そして、前記制御手段60(図1参照)に
よって、前記と同様に、バケット30のワーク搬入動作
が実行されることにより、バケット30内のワークWが
ワーク載置面17の第2列目のワーク整列溝17a
(2)(図5参照)上に放出されて蓄積される。
【0048】その後、バケット30が後退位置に戻り、
一連のワーク搬入動作を終えると、制御手段60(図1
参照)が横動用シリンダー28(図2参照)を復帰駆動
させる。これにより、バケット30が、原点位置に戻さ
れる。そして、制御手段60は、バケット30の原点位
置の検出時点からタイマー手段の作動により所定時間経
過後において、前工程の装置に次のワークWを排出させ
る制御信号を出力する。
【0049】次に、前工程の装置から第3個目のワーク
Wが、前記と同様に、バケット30内に投入されて収容
される。前記制御手段60(図1参照)は、前記第2個
目の場合に準じて、横動用シリンダー28(図2参照)
を駆動し、バケット30を第3列目のワーク整列溝17
a(3)(図4参照)に対応する位置へ横動させる。
【0050】そして、前記制御手段60(図1参照)に
よって、前記と同様に、バケット30のワーク搬入動作
が実行されることにより、バケット30内のワークWが
ワーク載置面17の第3列目のワーク整列溝17a
(3)(図5参照)上に放出されて蓄積される。
【0051】その後、バケット30が後退位置に戻り、
一連のワーク搬入動作を終えると、制御手段60(図1
参照)が横動用シリンダー28(図2参照)を復帰駆動
させる。これにより、バケット30が、原点位置に戻さ
れる。そして、制御手段60は、バケット30の原点位
置の検出時点からタイマー手段の作動により所定時間経
過後において、前工程の装置に次のワークWを排出させ
る制御信号を出力する。
【0052】次に、前工程の装置から第4個目のワーク
Wが、前記と同様に、バケット30内に投入されて収容
される。前記制御手段60(図1参照)は、前記第2個
目、第3個目の場合に準じて、横動用シリンダー28
(図2参照)を駆動し、バケット30を第4列目のワー
ク整列溝17a(3)(図4参照)に対応する位置へ横
動させる。
【0053】そして、前記制御手段60(図1参照)に
よって、前記と同様に、バケット30のワーク搬入動作
が実行されることにより、バケット30内のワークWが
ワーク載置面17の第4列目のワーク整列溝17a
(4)(図5参照)上に放出されて蓄積される。
【0054】その後、バケット30が後退位置に戻り、
一連のワーク搬入動作を終えると、制御手段60(図1
参照)が横動用シリンダー28(図2参照)を復帰駆動
させる。これにより、バケット30が、原点位置に戻さ
れる。そして、制御手段60は、バケット30の原点位
置の検出時点からタイマー手段の作動により所定時間経
過後において、前工程の装置に次のワークWを排出させ
る制御信号を出力する。
【0055】次に、前工程の装置から第5個目のワーク
Wが、前記と同様に、バケット30内に投入されて収容
される。前記制御手段60(図1参照)は、前記第4個
目の場合と同様に、横動用シリンダー28(図2参照)
を駆動し、バケット30を第4列目のワーク整列溝17
a(3)(図4参照)に対応する位置へ横動させる。
【0056】そして、前記制御手段60(図1参照)に
よって、前記と同様に、バケット30のワーク搬入動作
が実行されることにより、バケット30内のワークWが
ワーク載置面17の第4列目のワーク整列溝17a
(4)(図5参照)上に放出されて蓄積される。このと
き、既にワーク載置面17の第4列目のワーク整列溝1
7a(4)に蓄積されたワーク(蓄積済みのワークとい
う)Wがある。このため、弾性部材58で付勢されてい
る検知部材53(図8参照)が、蓄積済みのワークWの
後端部に当接し、さらにはそのワークWを前方へ押動さ
せるようになっている。これにより、蓄積済みのワーク
Wを前方へ詰めることができる。その後で、検知部材5
3(図8参照)が、前記と同様に後方位置へと回動され
る。
【0057】その後、バケット30が後退位置に戻り、
一連のワーク搬入動作を終えると、制御手段60(図1
参照)が横動用シリンダー28(図2参照)を復帰駆動
させる。これにより、バケット30が、原点位置に戻さ
れる。そして、制御手段60は、バケット30の原点位
置の検出時点からタイマー手段の作動により所定時間経
過後において、前工程の装置に次のワークWを排出させ
る制御信号を出力する。
【0058】次に、前工程の装置から第6個目のワーク
Wが、前記と同様に、バケット30内に投入されて収容
される。前記制御手段60(図1参照)は、前記第3個
目の場合と同様に、横動用シリンダー28(図2参照)
を駆動し、バケット30を第3列目のワーク整列溝17
a(3)(図4参照)に対応する位置へ横動させる。
【0059】そして、前記制御手段60(図1参照)に
よって、前記と同様に、バケット30のワーク搬入動作
が実行されることにより、前記第5個目の場合に準じ
て、バケット30内のワークWがワーク載置面17の第
3列目のワーク整列溝17a(4)(図5参照)上に放
出されて蓄積される。
【0060】その後、バケット30が後退位置に戻り、
一連のワーク搬入動作を終えると、制御手段60(図1
参照)が横動用シリンダー28(図2参照)を復帰駆動
させる。これにより、バケット30が、原点位置に戻さ
れる。そして、制御手段60は、バケット30の原点位
置の検出時点からタイマー手段の作動により所定時間経
過後において、前工程の装置に次のワークWを排出させ
る制御信号を出力する。
【0061】次に、前工程の装置から第7個目のワーク
Wが、前記と同様に、バケット30内に投入されて収容
される。前記制御手段60(図1参照)は、前記第2個
目の場合と同様に、横動用シリンダー28(図2参照)
を駆動し、バケット30を第2列目のワーク整列溝17
a(2)(図4参照)に対応する位置へ横動させる。
【0062】そして、前記制御手段60(図1参照)に
よって、前記と同様に、バケット30のワーク搬入動作
が実行されることにより、前記第5個目、第6個目の場
合に準じて、バケット30内のワークWがワーク載置面
17の第2列目のワーク整列溝17a(2)(図5参
照)上に放出されて蓄積される。
【0063】その後、バケット30が後退位置に戻り、
一連のワーク搬入動作を終えると、制御手段60(図1
参照)が横動用シリンダー28(図2参照)を復帰駆動
させる。これにより、バケット30が、原点位置に戻さ
れる。そして、制御手段60は、バケット30の原点位
置の検出時点からタイマー手段の作動により所定時間経
過後において、前工程の装置に次のワークWを排出させ
る制御信号を出力する。
【0064】次に、前工程の装置から第8個目のワーク
Wが、前記と同様に、バケット30内に投入されて収容
される。前記制御手段60(図1参照)は、前記第1個
目の場合と同様に、バケット30のワーク搬入動作が実
行されることにより、前記第5個目、第6個目、第7個
目の場合に準じて、バケット30内のワークWがワーク
載置面17の第1列目のワーク整列溝17a(2)(図
5参照)上に放出されて蓄積される。
【0065】その後、バケット30が後退位置(原点位
置)に戻り、一連のワーク搬入動作を終える。そして、
制御手段60は、バケット30の原点位置の検出時点か
らタイマー手段の作動により所定時間経過後において、
前工程の装置に次のワークWを排出させる制御信号を出
力する。
【0066】上記した第1個目〜第8個目までの一連の
作動を1サイクルとして、n回繰り返されることによっ
て、ワーク載置面17上に、所定数(8×n)のワーク
Wが整列した状態で蓄積される。そして、ワーク載置面
17上に所定数のワークWの蓄積を終えたならば、本装
置の運転が停止される。なお、ワーク載置面17上に蓄
積されたワークWは、適宜取出されて次工程へ送られ
る。なお、本明細書でいう「ワークを放出可能なバケッ
トの最前進位置」とは、例えば、ワーク載置面17上に
蓄積済みのワークWがない場合はワーク載置部材11の
前端板13(図1および図5参照)に検知部材53(図
8参照)が当接する位置が相当し、また、ワーク載置面
17上に蓄積済みのワークWがある場合は、その最後部
のワークWの後端部に検知部材53(図8参照)が当接
する位置が相当する。
【0067】上記したワーク蓄積装置によると、前工程
の装置からのワークWをほとんど損傷させずに蓄積する
ことができる。また、位置検出手段50は、バケット3
0の前進によってワーク載置面17上の蓄積済みのワー
クWに対し検知部材53(図8参照)が当接することに
よって作動され、その検知部材53の作動をセンサー5
1が検出(図10参照)して制御手段60(図1参照)
に検出信号を出力する。したがって、従来の位置検出手
段50と異なり、蓄積するワークWの形状や重量等の変
化にほとんど左右されることなく、バケット30の最前
進位置を簡単にかつ精度良く検出することができる。
【0068】また、ワーク載置面17がワークWを整列
状態で載置可能に形成されているので、ワークWを整列
状態で蓄積することができる(図1参照)。
【0069】また、バケット30を横動用シリンダー2
8(図2参照)により左右方向に横動させるようにした
ので、複数列(本形態の場合、4列)のワーク載置面1
7上にワークWを整然と蓄積することができる(図5参
照)。
【0070】本発明は上記した一実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、ワ
ークWを整列させて蓄積するワーク蓄積装置を例示した
が、ワークWの形状や重量によっては、ワークWを整列
させずに蓄積することも可能である。また、上記したワ
ークWの蓄積順序は、適宜変更することができる。例え
ば、第1列目、第2列目、第3列目、第4列目までの一
連の作動を1サイクルとして、n回繰り返す。あるい
は、第1列目においてワークWをn個連続的に蓄積し、
次に、第2列目においてワークWをn個連続的に蓄積
し、次に、第2列目においてワークWをn個連続的に蓄
積し、次に、第4列目においてワークWをn個連続的に
蓄積する。
【0071】また、バケット30は、駆動モーター27
(図6参照)およびチェーン伝動機構26の組み合わせ
による以外のアクチュエーター、例えば、エアーシリン
ダー、駆動モーターとラックアンドピニオン機構の組み
合わせ等によるアクチュエーターに代えることができ
る。また、ゲート部材41は、ゲート開閉シリンダー以
外のアクチュエーター、例えば、電動モーター、電磁ソ
レノイド等を利用したアクチュエーターに代えることが
できる。また、ゲート部材41は、回動によって開閉す
るものに代え、スライドによって開閉するものであって
もよい。
【0072】また、バケット30を横動用シリンダー2
8(図2参照)により左右方向に横動させたが、その横
動にかかる構成は省略しても差し支えない。また、横動
用シリンダー28(図2参照)は、ロッドレスシリンダ
ー以外のアクチュエーター、例えば、一般的なエアーシ
リンダー、電動モーターとラックアンドピニオン機構
の、電磁ソレノイド等を利用したアクチュエーターに代
えることができる。また、検知部材53(図8参照)
は、ゲート部材41に代えて、バケット30自体に設け
ることもできる。また、検知部材53(図8参照)は、
回動可能に設けたが、ゲート部材41に対し平行状態を
保ったままで前後方向に進退移動可能に設けることもで
きる。また、センサー51は、近接センサーに限定され
るものではなく、例えばリミットスイッチ、リードスイ
ッチ、圧力センサー等のセンサーに代えてもよい。
【0073】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、蓄積
するワークの形状や重量等の変化にほとんど左右される
ことなく、バケットの最前進位置を簡単にかつ精度良く
検出することのできる位置検出手段を備えたワーク蓄積
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のワーク蓄積装置を一部
破断して示す斜視図である。
【図2】バケット移動手段を示す斜視図である。
【図3】バケットを示す斜視図である。
【図4】バケットとワーク載置部材との関係を示す正断
面図である。
【図5】ワーク載置部材を示す部分平面図である。
【図6】バケットの周辺部を一部破断して示す右側面図
である。
【図7】バケットの周辺部を一部破断して示す左側面図
である。
【図8】検知部材の作動前状態を示す右側面図である。
【図9】検知部材の作動前状態を示す左側面図である。
【図10】検知部材の作動後状態を示す右側面図であ
る。
【図11】検知部材の作動後状態を示す左側面図であ
る。
【図12】ゲート部材が開いた状態のバケットの周辺部
を一部破断して示す右側面図である。
【図13】ゲート部材が開いた状態のバケットの周辺部
を一部破断して示す左側面図である。
【図14】図7のXIV−XIV線断面図である。
【符号の説明】
10 ワーク載置台 17 ワーク載置面 20 バケット移動手段 30 バケット 35 ワーク放出口 40 ゲート開閉手段 41 ゲート部材 50 位置検出手段 51 センサー 53 検知部材 60 制御手段 W ワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前工程からのワークを所定のワーク載置
    面上に蓄積するワーク蓄積装置であって、 前記前工程からのワークを受け入れ可能でかつ受け入れ
    たワークをワーク放出口を通じて前方へ放出可能に形成
    されたバケットと、 前記ワーク放出口を開閉可能なゲート部材を有するゲー
    ト開閉手段と、 前記バケットを前記ワーク載置面上に沿って進退移動さ
    せるバケット移動手段と、 前記ワーク載置面上でのワークを放出可能な前記バケッ
    トの最前進位置を検出可能な位置検出手段と、 前記位置検出手段からの検出信号に基づいて前記ゲート
    開閉手段および前記バケット移動手段を駆動制御する制
    御手段とを備え、 前記位置検出手段を、前記バケットの前進によって前記
    ワーク載置面上の蓄積済みのワークに当接することによ
    って作動可能に設けられた検知部材と、前記検知部材の
    作動を検出してその検出信号を前記制御手段に出力する
    センサーとにより構成したことを特徴とするワーク蓄積
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ワーク載置面は、ワークを整列状態
    で載置可能に形成されていることを特徴とする請求項1
    に記載のワーク蓄積装置。
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