JP2003200846A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP2003200846A
JP2003200846A JP2002002572A JP2002002572A JP2003200846A JP 2003200846 A JP2003200846 A JP 2003200846A JP 2002002572 A JP2002002572 A JP 2002002572A JP 2002002572 A JP2002002572 A JP 2002002572A JP 2003200846 A JP2003200846 A JP 2003200846A
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Japan
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steering
motor
stop instruction
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JP2002002572A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Hiyamizu
由信 冷水
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電動モータ停止時における操舵負担の急増を防
止して操舵フィーリングを向上し、操舵補助のない状態
に円滑に移行することができる電動パワーステアリング
装置を提供する。 【解決手段】トルクセンサ5および車速センサ7の出力
に基づいて、目標電流値Iobjが定められる。トルクセ
ンサ5の信号系などに異常が生じると、停止指示部28
はモータ停止指示を発行する。これに応答して、その時
点の目標電流値Iobjが目標電流値保持部24に保持さ
れる。この保持された目標電流値Iobjに対して、補正
処理部25による補正が施され、補正後の目標電流値k
(ω)・Iobjによって、電動モータMが駆動制御され
る。目標電流値の補正のための補正係数k(ω)は、舵
角センサ6の出力信号を時間微分して得られる操舵速度
ωに依存して定められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動モータの駆
動力をステアリング機構に伝達して操舵補助する構成の
電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、車両のステアリング機構に電
動モータが発生するトルクを伝達することにより、操舵
の補助を行う電動パワーステアリング装置が用いられて
いる。電動モータは、ステアリングホイールに加えられ
た操舵トルクや車速に応じて定められた目標電流に基づ
いて駆動制御されるようになっている。しかし、たとえ
ば、トルクセンサやその信号伝送路に異常が生じると、
適切な操舵補助を行えなくなる。そこで、操舵補助に支
障を来す異常が検出されたときには、電動モータを直ち
に停止して、不適切な操舵補助を防止することとしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電動モータ
からステアリング機構に操舵補助力が与えられている最
中に異常が検出されて電動モータが直ちに停止される
と、運転者の操舵負担(操舵トルク)が急増し、運転者
に操舵違和感を与えるうえに、操舵に支障を来すおそれ
がある。そこで、この発明の目的は、上述の技術的課題
を解決し、電動モータ停止時における操舵負担の急増を
防止して操舵フィーリングを向上し、操舵補助のない状
態に円滑に移行することができる電動パワーステアリン
グ装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、電動モー
タ(M)の駆動力をステアリング機構(3)に伝達する
ことによって操舵補助する電動パワーステアリング装置
であって、操舵速度を検出する操舵速度検出手段(6,
22)と、電動モータを制御するためのモータ制御信号
を生成するモータ制御信号生成手段(21)と、所定の
条件が成立したときに上記電動モータを停止させるため
のモータ停止指示を生成する停止指示手段(27,2
8)と、この停止指示手段がモータ停止指示を生成した
ときのモータ制御信号を、上記操舵速度検出手段によっ
て検出された操舵速度に応じて補正する操舵速度適応補
正手段(23,24,25)と、上記停止指示手段がモ
ータ停止指示を発行する前には、上記モータ制御信号生
成手段が生成するモータ制御信号に基づいて上記電動モ
ータを制御し、上記停止指示手段がモータ停止指示を発
行した後には、上記操舵速度適応補正手段によって補正
されたモータ制御信号に基づいて上記電動モータを制御
するモータ制御手段(26)とを含むことを特徴とする
電動パワーステアリング装置である。なお、括弧内の英
数字は後述の実施形態における対応構成要素等を表す。
以下、この項において同じ。
【0005】この構成によれば、モータ停止指示が生成
されると、このモータ停止指示が生成されたときのモー
タ制御信号を操舵速度に応じて補正した信号に基づい
て、電動モータが制御される。これにより、電動モータ
を急停止させるのではなく、操舵速度に応じた操舵補助
力をステアリング機構に与えつつ、電動モータを徐々に
停止させることができる。これによって、運転者の操舵
負担が急増することがないから、操舵違和感が生じるこ
とがなく、操舵補助がない状態へとスムーズに移行する
ことができる。
【0006】請求項2記載の発明は、電動モータ(M)
の駆動力をステアリング機構(3)に伝達することによ
って操舵補助する電動パワーステアリング装置であっ
て、操舵速度を検出する操舵速度検出手段(6,22)
と、操舵トルクを検出するためのトルク検出手段(5)
と、電動モータを制御するためのモータ制御信号を生成
するモータ制御信号生成手段(21)と、所定の条件が
成立したときに上記電動モータを停止させるためのモー
タ停止指示を生成する停止指示手段(27,28)と、
この停止指示手段がモータ停止指示を生成したときのモ
ータ制御信号を、上記操舵速度検出手段によって検出さ
れた操舵速度に応じて補正する操舵速度適応補正手段
(23,24,25)と、上記停止指示手段がモータ停
止指示を発行したときのモータ制御信号を、上記トルク
検出手段によって検出された操舵トルクに基づいて補正
する操舵トルク適応補正手段(231,24,251)
と、上記停止指示手段がモータ停止指示を発行する前に
は、上記モータ制御信号生成手段が生成するモータ制御
信号に基づいて上記電動モータを制御し、上記停止指示
手段がモータ停止指示を発行した後には、上記操舵速度
適応補正手段または上記操舵トルク適応補正手段によっ
て補正されたモータ制御信号に基づいて上記電動モータ
を制御するモータ制御手段(26,29)とを含むこと
を特徴とする電動パワーステアリング装置である。
【0007】この構成によれば、モータ停止指示が発行
されると、操舵速度または操舵トルクに応じて補正され
たモータ制御信号に基づき、電動モータが制御される。
これによって、請求項1の発明の場合と同様に、電動モ
ータを急停止させるのではなく、ステアリング機構に伝
達される操舵補助力が漸減していって電動モータが停止
状態に至るようにすることができる。これにより、操舵
違和感が生じることがなく、操舵補助がない状態へとス
ムーズに移行することができる。
【0008】しかも、トルク検出手段に故障が生じてい
るときには操舵速度に応じてモータ制御信号を補正する
ことができ、操舵速度検出手段に故障が生じていれば、
操舵トルクに応じてモータ制御信号を補正することがで
きる。これによって、いずれかの箇所(たとえば、トル
ク検出手段もしくはその信号伝送路、または操舵速度検
出手段もしくはその信号伝送路)に異常が生じたために
電動モータを停止すべき条件が成立した場合であって
も、操舵違和感を生じさせることなく電動モータを緩や
かに停止状態に導くことができる。
【0009】なお、上記操舵速度検出手段は、操作部材
(ステアリングホイールなど)の操舵角を検出する舵角
センサ(6)と、この舵角センサの出力を時間微分する
微分手段(22)とを含むものであってもよい。また、
上記モータ制御信号生成手段は、操作部材に加えられる
操舵トルクに応じてモータ制御信号を定めるものであっ
てもよい。上記停止指示手段は、当該電動パワーステア
リング装置のいずれかの箇所に異常が生じたことを検出
する異常検出手段(27)と、この異常検出手段が異常
を検出したことに応答してモータ停止指示を生成する手
段(28)とを含んでいてもよい。
【0010】上記操舵速度適応補正手段は、たとえば、
操舵速度の絶対値が小さいほど操舵補助力が小さくなる
ようにモータ制御信号を補正するものであってもよい
(図3の曲線L1)。この場合、モータ停止指示発行後
は、周期的に検出される操舵速度の絶対値が前回値より
も小さくなった場合にのみ、当該操舵速度に応じたモー
タ制御信号の補正を行うこととして、操舵速度の絶対値
が前回値以上であるときには、補正後のモータ制御信号
の値をその前回値に保持することとして、ステアリング
機構に伝達される操舵補助力が減少方向にのみ変化する
ようにすることが好ましい(S115〜S117)。
【0011】また、操舵速度適応補正手段は、操舵速度
の絶対値が大きいほどステアリング機構に与えられる操
舵補助力が小さくなるように補正後のモータ制御信号を
定めるものであってもよい(図3の曲線L2)。この場
合、周期的に検出される操舵速度の絶対値が前回値以上
であることを条件に、今回の操舵速度に応じた補正をモ
ータ制御信号に施すこととし、ステアリング機構に伝達
される操舵補助力が減少する方向にのみ変化するように
することが好ましい。また、操舵速度の絶対値が前回の
操舵速度の絶対値未満であるときには、運転者が操作部
材の保持を停止したものとみなして、電動モータを停止
することとしてもよい。
【0012】さらに、上記操舵トルク適応補正手段は、
操舵トルクの絶対値が大きいほどステアリング機構に与
えられる操舵補助力が小さくなるようにモータ制御信号
を補正するものであってもよい(図7の曲線L11)。
この場合、周期的に検出される操舵トルクの絶対値が前
回の操舵トルクの絶対値以上であることを条件に、今回
の操舵トルクに基づくモータ制御信号の補正を行うこと
とし、ステアリング機構に伝達される操舵補助力が減少
する方向にのみ変化するようにすることが好ましい(S
211〜S213)。また、今回の操舵トルクの絶対値
が前回の操舵トルクの絶対値未満であるときには、運転
者が操作部材の保持を停止したものとみなして、電動モ
ータを停止することとしてもよい(S211,S21
4)。
【0013】また、上記操舵トルク適応補正手段は、操
舵トルクの絶対値が小さいほど小さな操舵補助力がステ
アリング機構に伝達されるようにモータ制御信号を補正
するものであってもよい(図7の曲線L12)。この場
合、操舵トルクの絶対値が前回の操舵トルクの絶対値未
満であることを条件に、今回の操舵トルクに基づいてモ
ータ制御信号を補正することとし、今回の操舵トルクの
絶対値が前回の操舵トルクの絶対値以上であるときに
は、モータ制御信号を不変に保つようにして、ステアリ
ング機構に伝達される操舵補助力が減少する方向にのみ
変化するようにすることが好ましい。
【0014】さらに、電動モータを停止するときには、
操舵トルクまたは操舵速度に基づいてモータ制御信号を
下限値まで補正した後に、一定時間だけ待機し、その後
に電動モータを停止することが好ましい(S111〜S
114,S118,S119)。
【0015】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の第1の実施形態に係る電動パワーステアリング装
置の電気的構成を示すブロック図である。操作部材とし
てのステアリングホイール1に加えられた操舵トルク
は、ステアリングシャフト2を介して、ステアリング機
構3に機械的に伝達される。ステアリング機構3には、
電動モータMから操舵補助力が伝達されるようになって
いる。
【0016】ステアリングシャフト2は、ステアリング
ホイール1側に結合された入力軸2Aと、ステアリング
機構3側に結合された出力軸2Bとに分割されていて、
これらの入力軸2Aおよび出力軸2Bは、トーションバ
ー4によって互いに連結されている。トーションバー4
は、操舵トルクに応じてねじれを生じるものであり、こ
のねじれの方向および量は、トルクセンサ5によって検
出されるようになっている。
【0017】トルクセンサ5は、たとえば、入力軸2A
と出力軸2Bとの回転方向の位置関係の変化に応じて変
化する磁気抵抗を検出する磁気式のもので構成されてい
る。このトルクセンサ5の出力信号は、コントローラ1
0(ECU)に入力されている。コントローラ10に
は、さらに、ステアリングホイール1の操舵角を検出す
る舵角センサ6、および当該電動パワーステアリング装
置が搭載される車両の車速を検出する車速センサ7の各
出力信号が入力されており、イグニッション(IG)キ
ースイッチ8からの信号も入力されるようになってい
る。
【0018】コントローラ10は、トルクセンサ5によ
って検出される操舵トルクおよび車速センサ7によって
検出される車速に応じて電動モータMの目標電流値を定
め、操舵トルク等に応じた操舵補助力がステアリング機
構3に与えられるように、電動モータMを駆動制御す
る。コントローラ10は、マイクロコンピュータ20
と、このマイクロコンピュータ20からの制御信号に基
づいて電動モータMを駆動するモータドライバ30とを
有している。
【0019】マイクロコンピュータ20は、プログラム
処理を実行することによって実現される複数の機能処理
部を実質的に有している。具体的には、マイクロコンピ
ュータ20は、トルクセンサ5および車速センサ7の出
力に基づいて、電動モータMの目標電流値Iobjを設定
する目標電流値設定部21と、舵角センサ6の出力信号
を時間微分することによって操舵速度ωを出力する微分
演算部22と、この微分演算部22が出力する操舵速度
ωに応じた補正係数k(ω)を出力する補正係数設定部
23と、目標電流値設定部21によって設定された目標
電流値Iobjを保持する目標電流値保持部24と、この
目標電流値保持部24に保持された目標電流値Iobjを
補正係数k(ω)に基づいて補正する補正処理部25
と、目標電流値設定部21が出力する目標電流値Iobj
と補正処理部25によって補正された後の目標電流値I
obj×k(ω)とのいずれかを選択してモータドライバ
30に制御信号として与える切換え部26とを有してい
る。
【0020】さらに、マイクロコンピュータ20は、ト
ルクセンサ5および車速センサ7の出力を取り込んで、
これらのセンサ5,7やその信号伝送路等に異常が生じ
ているかどうかを検出する異常検出部27と、イグニッ
ションキースイッチ8および異常検出部27からの出力
に基づいて、電動モータMを停止するためのモータ停止
指示を発生する停止指示部28とを有している。停止指
示部28からのモータ停止指示に基づいて、切換え部2
6は、目標電流値設定部21からの目標電流値Iobjま
たは補正処理部25からの補正後の目標電流値Iobj×
k(ω)を選択して出力することになる。また、目標電
流値保持部24は、停止指示部28からのモータ停止指
示に応答して、目標電流値設定部21からの目標電流値
Iobjを保持する。
【0021】停止指示部28は、イグニッションキース
イッチ8が遮断されたことに応答して、モータ停止指示
を発行する。また、停止指示部28は、異常検出部27
が、異常状態を検出したときに、これに応答してモータ
停止指示を発行する。図2は、目標電流値設定部21の
働きを説明するための図であり、操舵トルクに対する目
標電流値Iobjの関係が示されている。操舵トルクは、
たとえば右方向への操舵のためのトルクが正の値にとら
れ、左方向への操舵のためのトルクが負の値にとられて
いる。また、目標電流値Iobjは、電動モータMから右
方向操舵のための操舵補助力を発生させるべきときには
正の値とされ、電動モータMから左方向操舵のための操
舵補助力を発生させるべきときには負の値とされる。
【0022】目標電流値Iobjは、操舵トルクの正の値
に対しては正の値をとり、操舵トルクの負の値に対して
は負の値をとる。操舵トルクが−T1〜T1の範囲(不
感帯)の微小な値のときには、目標電流値Iobjは零と
される。また、目標電流値Iobjは、車速センサ7によ
って検出される車速が大きいほど、その絶対値が小さく
設定されるようになっている。これにより、低速走行時
には大きな操舵補助力を発生させることができ、高速走
行時には操舵補助力を小さくすることができる。
【0023】図3は、補正係数設定部23の働きを説明
するための図であり、操舵速度ωの絶対値|ω|に対す
る補正係数kの関係が表わされている。補正係数設定部
23は、たとえば、曲線(折れ線)L1で示すように、
操舵速度絶対値|ω|が小さいほど補正係数kが小さく
なるように、下限値k1(>0)と上限値k2(≦1)と
の間で補正係数kを設定する。図4は、マイクロコンピ
ュータ20の働きを説明するためのフローチャートであ
る。イグニッションキースイッチ8が導通されてコント
ローラ10への電源供給が開始されると、マイクロコン
ピュータ20は、初期化処理(ステップS1)を行った
後、繰り返し実行される無限ループ処理(ステップS2
〜S13)に入る。無限ループ処理内では、マイクロコ
ンピュータ20は、トルクセンサ5からの出力を取り込
み(ステップS2)、さらに舵角センサ6からの出力を
取り込んで、これを時間微分することによって操舵速度
を検出する(ステップS3)。
【0024】次に、モータ停止処理をすべきか否かを表
すモータ停止フラグFがリセット(=0)されているか
どうかを判断する(ステップS4)。このモータ停止フ
ラグFは、初期化処理(ステップS1)において予めリ
セットされている。モータ停止フラグFがリセットされ
ていて、モータ停止処理が要求されていないときには、
マイクロコンピュータ20内の目標電流値設定部21に
より、図2に示す特性に従って目標電流値Iobjが設定
される(ステップS5)。
【0025】さらに、無限ループ処理内では、異常検出
部27による異常検出処理が行われ(ステップS6)、
さらに、停止指示部28による停止指示処理が行われる
(ステップS7)。停止指示部28は、イグニッション
キースイッチ8が遮断されるか、または、異常検出部2
7が、異常状態を検出したときに、モータ停止指示を発
行する。モータ停止指示が発行されていなければ(ステ
ップS8のNO)、切換え部26は、目標電流値設定部
21が設定した目標電流値Iobjを選択して出力する。
すなわち、目標電流値設定部21によって設定された目
標電流値Iobjをそのまま用いて、モータドライバ30
を介して、電動モータMを制御する(ステップS9)。
【0026】一方、モータ停止指示が発行されていると
判断されると(ステップS8のYES)、その時点にお
ける目標電流値Iobjが目標電流値保持部24に保持さ
れるとともに、モータ停止フラグFがセット(=1)さ
れる(ステップS10)。そして、補正係数設定部23
および補正処理部25の働きによって、目標電流値保持
部24に保持された目標電流値Iobjに対して操舵速度
ωに対応した補正係数k(ω)に基づく補正(操舵速度
適応補正)が施され、補正後の目標電流値k(ω)・I
objが算出される。モータ停止処理(ステップS13)
をすべき場合を除き(ステップS12のNO)、当該補
正後の目標電流値k(ω)・Iobjに基づいて、電動モ
ータMの駆動制御が行われることになる(ステップS
9)。
【0027】以後、モータ停止フラグFがセットされて
いる限りにおいて、ステップS4からステップS11に
分岐することになり、目標電流値設定部21によって設
定される目標電流値Iobjではなく、補正処理部25に
よって補正された目標電流値k(ω)・Iobjに基づい
て、電動モータMの駆動が行われる。そして、電動モー
タMを停止しても操舵違和感を生じない条件が整うと、
モータ停止処理を行うべきことと判断され(ステップS
12のYES)、電動モータMへの通電が停止される
(ステップS13)。
【0028】図5は、操舵速度適応補正処理(図4のス
テップS11)を説明するためのフローチャートであ
る。まず、操舵速度ω=0に対応した補正係数k(0)
でのモータ制御処理の処理時間を計測するためのカウン
ト値Cが0かどうかが判断される(ステップS11
1)。このカウント値Cは、初期化処理(図4のステッ
プS1)で0に初期化されるようになっている。カウン
ト値C=0であれば(ステップS111のYES)。操
舵速度ωがほぼ0かどうかが判断される(ステップS1
12)。操舵速度ω≒0であれば(ステップS112の
YES)、操舵速度ω=0に対応した補正係数k(0)
(=k1)によって、目標電流値保持部24に保持され
た目標電流値Iobj(モータ停止指示が発行される直前
に目標電流値設定部21が設定した目標電流値)が補正
され、補正後の目標電流値Iobj×k(0)が、電動モータ
Mを制御するための目標電流値Iobjとして設定される
(ステップS113)。その後、カウント値Cを+1だ
けインクリメントして(ステップS114)、電動モー
タMの駆動制御が実行される(図4のステップS9)。
【0029】一方、操舵速度ω≒0でない場合(ステッ
プS112のNO)には、今制御周期(今回の無限ルー
プ処理)において求められた(図4のステップS3)操
舵速度ωの絶対値|ω|が、前制御周期において求めら
れた操舵速度ωの絶対値である前回値ωold未満かどう
かが判断される(ステップS115)。前回値ωold
は、初期化処理(図4のステップS1)において、予め
十分に大きな値(たとえば、ωold=10000)に初
期化されている。
【0030】操舵速度絶対値|ω|が前回値ωold未満
であれば(ステップS115のYES)、今制御周期の
操舵速度ωの値に対応した補正係数k(ω)によって、
目標電流値保持部24に保持された目標電流値Iobjが
補正され、補正後の目標電流値Iobj×k(ω)が、電
動モータMを制御するための目標電流値Iobjとして新
たに設定される(ステップS116)。そして、今制御
周期の操舵速度絶対値|ω|が、前回値ωoldに代入さ
れ(ステップS117)、補正後の目標電流値Iobj×
k(ω)に基づいて、電動モータMの駆動制御が実行さ
れる(図4のステップS9)。
【0031】ステップS111において、カウント値C
が0でないと判断されると、さらに、カウント値Cが所
定値(この実施形態では「20」)を超えているか否か
が判断される(ステップS118)。カウント値Cが2
0を超えている場合には、処理終了(ステップS11
9)となり、モータ停止処理(図4のステップS13)
が行われる。一方、カウント値Cが20以下であれば、
ステップS114の処理へと進む。
【0032】ステップS115〜S117の処理によっ
て、モータ停止指示が発行された後には、操舵速度ωに
応じて、モータ停止指示発行直前の目標電流値Iobjに
補正を施すことによって、電動モータMを駆動制御する
ための目標電流値Iobjが定められる。しかも、目標電
流値Iobjの変動は、補正係数k(ω)が減少する方向
(操舵補助力が減少する方向)についてのみ許容される
から、操舵補助力が増加することがない。これにより、
操舵補助力を漸減しながら、確実に操舵補助力のない状
態へと導くことができる。これにより、電動モータMの
停止時における操舵違和感を解消することができ、操舵
補助のない状態へとスムーズに移行することができる。
【0033】また、ステップS112〜S114,S1
18,S119の処理によって、補正係数kが下限値k
1(=k(0))に至った後にも、ただちに電動モータMを
停止するのではなく、一定時間(Cが21までインクリ
メントされる時間)だけ最低の操舵補助力をステアリン
グ機構3に与えた後に、電動モータMが停止される。こ
れにより、操舵違和感をさらに効果的に解消することが
できる。図6は、この発明の第2の実施形態に係る電動
パワーステアリング装置の電気的構成を示すブロック図
である。この図6において、上述の図1に示された各部
に対応する部分には、図1の場合と同一の参照符号を付
して示す。
【0034】この実施形態では、図1に示された構成に
加えて、トルクセンサ5が検出する操舵トルクに基づい
て補正係数k(T)を設定する補正係数設定部231
と、目標電流値保持部24が保持している目標電流値I
objに対して、補正係数k(T)に基づく補正を施し、
補正後の目標電流値k(T)・Iobjを出力する補正処
理部251と、補正処理部25および補正処理部251
のいずれかの出力を選択して切換え部26に与える切換
え部29とを備えている。
【0035】切換え部29は、異常検出部27がどのよ
うな異常を検出したかに応じて、補正処理部25または
補正処理部251の出力を選択する。具体的には、トル
クセンサ5またはその信号系統における異常が検出され
ている状況では、補正処理部25の出力が選択される。
また、舵角センサ6またはその信号系統における異常が
検出されている状況では、補正処理部251の出力が選
択される。トルクセンサ5および舵角センサ6のいずれ
に関連する異常も生じていなければ、補正処理部25ま
たは補正処理部251のいずれの出力が選択されてもよ
い。すなわち、たとえば、補正処理部25の出力を選択
すればよい。
【0036】図7は、補正係数設定部231の働きを説
明するための図であり、操舵トルクTの絶対値|T|に
対する補正係数k(T)の関係が表わされている。補正
係数設定部231は、たとえば、曲線(折れ線)L11
で示すように、操舵トルク絶対値|T|が大きいほど補
正係数k(T)が小さくなるように、下限値(>0)と
上限値(=1.0)との間で補正係数k(T)を設定す
る。図8は、マイクロコンピュータ20の働きを説明す
るためのフローチャートである。この図8において、上
述の図4に示された各ステップに対応するステップに
は、同一の参照符号を付すこととし、説明の重複を可能
な限り省略する。
【0037】異常検出処理(ステップS6)に続く、停
止指示処理(ステップS7A)では、停止指示部28
は、異常検出処理の結果に基づき、必要に応じてモータ
停止指示を発行するとともに、故障モード情報を発行す
る。故障モード情報とは、いずれの箇所の故障が生じた
か(故障モード)を表す情報であり、故障モードには、
トルクセンサ信号系故障、舵角センサ信号系故障および
車速センサ信号系故障などがある。トルクセンサ信号系
故障は、トルクセンサ5の故障のほか、トルクセンサ5
の出力信号経路等における故障を含む。舵角センサ信号
系故障および車速センサ信号系故障についても同様であ
る。
【0038】モータ停止指示が発行されると(ステップ
S8のYES)、その時点における目標電流値Iobjが
目標電流値保持部24に保持されるとともに、モータ停
止フラグFがセット(=1)される(ステップS1
0)。さらに故障モードに関する判定(ステップS2
0)が行われて、目標電流値保持部24に保持された目
標電流値Iobjに対して、操舵速度ωに対応した補正
(操舵速度適応補正)を行うべきか、操舵トルクTに対
応した補正(トルク適応補正)を行うべきかが判断され
る。そして、操舵速度適応補正処理(ステップS11)
またはトルク適応補正処理(ステップS21)のいずれ
かによって、補正後の目標電流値k(ω)・Iobjまた
はk(T)・Iobjが算出され、モータ停止処理(ステ
ップS13)をすべき場合を除き(ステップS12のN
O)、当該補正後の目標電流値k(ω)・Iobjまたは
k(T)・Iobjに基づいて、電動モータMの駆動制御
が行われることになる(ステップS9)。
【0039】この実施形態では、舵角センサ信号系故障
が生じている場合には、トルク適応補正処理(ステップ
S21)が行われ、その他の故障のために電動モータM
を停止すべきときには、操舵速度適応補正処理(ステッ
プS11)が行われる。図9は、トルク適応補正処理
(図8のステップS21)を説明するためのフローチャ
ートである。まず、今制御周期において検出された(図
8のステップS2)操舵トルクTの絶対値|T|が、前
制御周期において求められた操舵トルクの絶対値である
前回値To以上かどうかが判断される(ステップS21
1)。前回値Toは、初期化処理(図8のステップS
1)において、予め十分に小さな値(たとえば、To=
0)に初期化されている。
【0040】今周期の操舵トルク絶対値|T|が前回値
To以上であれば(ステップS211のYES)、今制
御周期の操舵トルクTの値に対応した補正係数k(T)
によって、目標電流値保持部24に保持された目標電流
値Iobjが補正され、補正後の目標電流値Iobj×k
(T)が、電動モータMを制御するための目標電流値I
objとして新たに設定される(ステップS212)。そ
して、今制御周期の操舵トルク絶対値|T|が、前回値
Toに代入され(ステップS213)、補正後の目標電
流値Iobj×k(T)に基づいて、電動モータMの駆動
制御が実行される(図8のステップS9)。
【0041】ステップS211において、今周期の操舵
トルク絶対値|T|が前回値To未満であると判断され
ると(ステップS211のNO)、処理終了(ステップ
S214)となり、モータ停止処理(図8のステップS
13)が行われる。このように、舵角センサ信号系の故
障のために電動モータMを停止すべきときには、ステッ
プS211〜S213の処理によって、操舵トルクTに
応じて、モータ停止指示発行直前の目標電流値Iobjに
補正を施すことによって、電動モータMを駆動制御する
ための目標電流値Iobjが定められる。そして、操舵ト
ルクTの絶対値が変動しないか、または増加傾向のとき
に、補正係数k(T)が減少(したがって、操舵補助力
が減少)していくので、運転者の操舵負担を漸増させつ
つ、操舵補助力のない状態へと徐々に導くことができ
る。さらに、操舵トルクTの絶対値が減少したときに、
電動モータMを停止させるようにしているので、操舵に
支障を来すことも、操舵違和感を生じさせることもな
く、電動モータMを停止させることができる。
【0042】このように、この実施形態によれば、舵角
センサ信号系に故障が生じた場合であっても、操舵トル
クTに基づく補正処理によって、操舵違和感などを生じ
させることなく、電動モータMを停止状態へと導くこと
ができる。以上、この発明の2つの実施形態について説
明したが、この発明は、他の形態で実施することもでき
る。たとえば、上述の第1の実施形態における操舵速度
絶対値|ω|と補正係数kとの関係は一例であり、図3
において曲線(折れ線)L2で示すように、操舵速度絶
対値|ω|が大きいほど、補正係数kが小さくなるよう
に、それらの関係を定めることとしてもよい。この場合
には、図9に示されたトルク適応補正処理のように、操
舵速度絶対値|ω|がその前回値以上であることを条件
に目標電流値Iobjの補正を行うとともに、操舵速度絶
対値|ω|が前回値未満となったときには、処理を終了
して電動モータMを停止すればよい。
【0043】また、上述の第2の実施形態における操舵
トルク絶対値|T|と補正係数kとの関係も一例であ
り、図7において曲線(折れ線)L12で示すように、
操舵トルク絶対値|T|が小さいほど補正係数kが小さ
くなるように、それらの関係を定めることとしてもよ
い。この場合には、図5に示された操舵速度適応補正処
理のように、操舵トルク絶対値|T|が前回値未満であ
ることを条件に目標電流値Iobjを補正することによっ
て操舵補助力を漸減させることが好ましい。また、補正
係数kがT=0に対応する値になった後には、一定時間
の経過後に、電動モータMを停止させることが好まし
い。
【0044】また、上述の第2の実施形態では、舵角セ
ンサ信号系の故障時にはトルク適応補正処理を行い、そ
れ以外の故障時には操舵速度適応補正処理を行うことと
しているが、トルクセンサ信号系の故障時にのみ操舵速
度適応補正処理を行うこととし、その他の故障時にはト
ルク適応補正処理を行うようにしてもよい。また、故障
の種類に応じて、適宜、操舵速度適応補正処理とトルク
適応補正処理とを切り換えてもよい。
【0045】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る電動パワース
テアリング装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】操舵トルクに対する目標電流値の関係を示す図
である。
【図3】操舵速度の絶対値に対する補正係数の関係を示
す図である。
【図4】電動モータの制御処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】操舵速度適応補正処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図6】この発明の第2の実施形態に係る電動パワース
テアリング装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図7】操舵トルクの絶対値に対する補正係数の関係を
示す図である。
【図8】電動モータの制御処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図9】トルク適応補正処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】 1 ステアリングホイール 2 ステアリングシャフト 2A 入力軸 2B 出力軸 3 ステアリング機構 4 トーションバー 5 トルクセンサ 6 舵角センサ 7 車速センサ 8 イグニッションキースイッチ 10 コントローラ 20 マイクロコンピュータ 21 目標電流値設定部 22 微分演算部 23 補正係数設定部 24 目標電流値保持部 25 補正処理部 26 切換え部 27 異常検出部 28 停止指示部 29 切換え部 30 モータドライバ 231 補正係数設定部 251 補正処理部 M 電動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B62D 119:00 B62D 119:00

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動モータの駆動力をステアリング機構に
    伝達することによって操舵補助する電動パワーステアリ
    ング装置であって、 操舵速度を検出する操舵速度検出手段と、 電動モータを制御するためのモータ制御信号を生成する
    モータ制御信号生成手段と、 所定の条件が成立したときに上記電動モータを停止させ
    るためのモータ停止指示を生成する停止指示手段と、 この停止指示手段がモータ停止指示を生成したときのモ
    ータ制御信号を、上記操舵速度検出手段によって検出さ
    れた操舵速度に応じて補正する操舵速度適応補正手段
    と、 上記停止指示手段がモータ停止指示を発行する前には、
    上記モータ制御信号生成手段が生成するモータ制御信号
    に基づいて上記電動モータを制御し、上記停止指示手段
    がモータ停止指示を発行した後には、上記操舵速度適応
    補正手段によって補正されたモータ制御信号に基づいて
    上記電動モータを制御するモータ制御手段とを含むこと
    を特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】電動モータの駆動力をステアリング機構に
    伝達することによって操舵補助する電動パワーステアリ
    ング装置であって、 操舵速度を検出する操舵速度検出手段と、 操舵トルクを検出するためのトルク検出手段と、 電動モータを制御するためのモータ制御信号を生成する
    モータ制御信号生成手段と、 所定の条件が成立したときに上記電動モータを停止させ
    るためのモータ停止指示を生成する停止指示手段と、 この停止指示手段がモータ停止指示を生成したときのモ
    ータ制御信号を、上記操舵速度検出手段によって検出さ
    れた操舵速度に応じて補正する操舵速度適応補正手段
    と、 上記停止指示手段がモータ停止指示を発行したときのモ
    ータ制御信号を、上記トルク検出手段によって検出され
    た操舵トルクに基づいて補正する操舵トルク適応補正手
    段と、 上記停止指示手段がモータ停止指示を発行する前には、
    上記モータ制御信号生成手段が生成するモータ制御信号
    に基づいて上記電動モータを制御し、上記停止指示手段
    がモータ停止指示を発行した後には、上記操舵速度適応
    補正手段または上記操舵トルク適応補正手段によって補
    正されたモータ制御信号に基づいて上記電動モータを制
    御するモータ制御手段とを含むことを特徴とする電動パ
    ワーステアリング装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101780810A (zh) * 2009-01-21 2010-07-21 株式会社捷太格特 电子式动力转向装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101780810A (zh) * 2009-01-21 2010-07-21 株式会社捷太格特 电子式动力转向装置

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