JP2003200367A - パラレルメカニズムのキャリブレーション法 - Google Patents
パラレルメカニズムのキャリブレーション法Info
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Abstract
えることが可能な多自由度パラレルメカニズムのキャリ
ブレーション法を提供する。 【解決手段】 6自由度の直動固定型パラレルメカニズ
ムの運動学をモデル化した非線形連立方程式を微分し
て、微小変位線形連立方程式を得るステップと、この連
立方程式を、エンドプレートの姿勢と機構パラメータと
の関係を示す姿勢方程式、及び位置と機構パラメータと
の関係を示す位置方程式とに分離するステップと、1個
の姿勢方程式と11個あるいは11個以上の位置方程式
とを適宜組み合わせた組合せ連立方程式を得るステップ
と、エンドプレートの位置姿勢を変化させ、1組の姿勢
情報と、11組以上の位置情報とを計測するステップ
と、計測した情報と組合せ連立方程式とから機構パラメ
ータを推定してキャリブレーションを行うステップとを
備えたキャリブレーション法。
Description
ムにおいてエンドエフェクタ部の位置・姿勢を制御する
機構パラメータのキャリブレーション法に関するもので
ある。
等、種々の分野で高精度の位置決め技術が必要とされて
おり、その一つとしてパラレルメカニズムを用いた位置
決め技術が提案されている。パラレルメカニズムは、支
持基盤であるベース部と作動部分であるエンドエフェク
タ部とが複数のリンクにより並列に結合された機構であ
り、従来のシリアルメカニズム等の関節機構と比較して
高剛性で制御性がよく、しかも多自由度の運動を小型の
機構で実現できるため、高精度の位置決め機構として注
目を集めている。
ためには、リンクの長さ、リンクの位置等の機構パラメ
ータを正確に求める必要がある。これらの機構パラメー
タは、設計時に予め決定されているものであるが、部品
の加工や取付誤差により、実際のものは、初期設計値に
対して誤差を有していることがある。したがって正確な
制御を行うためには実際の機構パラメータの値を求める
必要があり、このためにキャリブレーションが行われ
る。
めには、機構パラメータと同じ数の多元連立方程式を解
く必要があるが、そのためには、当該連立方程式の数と
同じ複数の位置・姿勢でのエンドエフェクタ部の並進変
位と姿勢角度とを計測する必要がある。例えば、推定す
べき機構パラメータが36個である場合には、1つの位
置・姿勢で、並進変位の3つの情報(X,Y,Z)と、
姿勢角度の3つの情報(θ,φ,ψ)との計6つの情報
が得られるため、最低6つの異なる位置・姿勢での並進
変位と姿勢角度とが必要となる。
た位置・姿勢情報を計測する際に、並進変位はレーザ測
距やレーザ干渉計等により高精度の計測が容易に可能で
ある一方、姿勢角度の計測は非常に困難であった。その
ため、計測値に誤差が含まれることがあり、正確なキャ
リブレーションができないという問題があった。
れたものであり、多自由度のパラレルメカニズムのキャ
リブレーション法において、計測が困難な姿勢情報等の
計測を最低限に抑えることが可能なキャリブレーション
法を提供することを目的とする。
成するため、複数のリンクを介してベース部とエンドエ
フェクタ部とが連結され、該エンドエフェクタ部がn自
由度(n≧2)で変位しm個の機構パラメータに基づき
制御可能に構成されたパラレルメカニズムのキャリブレ
ーション法であって、前記パラレルメカニズムの運動学
をモデル化した非線形連立方程式を、n1個の前記エン
ドエフェクタ部の第1運動要素群と前記機構パラメータ
との関係を示す第1方程式、及びn2個(n1+n2=
n)の前記エンドエフェクタ部の運動要素群と前記機構
パラメータとの関係を示す第2方程式に分離するステッ
プと、s個(s<m’,m’≧m)の前記第1方程式
と、(m’−s)個の第2方程式とを適宜組み合わせた
組合せ連立方程式を得るステップと、前記エンドエフェ
クタ部の位置姿勢を変化させ、s個の前記第1運動要素
群に該当する情報と、(m’−s)個の前記第2運動要
素群に該当する情報とを計測するステップと、計測した
前記各情報と、前記組合せ連立方程式とから前記機構パ
ラメータを推定してキャリブレーションを行うステップ
とを備えたことを特徴とするパラレルメカニズムのキャ
リブレーション法を提供するものである。
め、複数のリンクを介してベース部とエンドエフェクタ
部とが連結され、該エンドエフェクタ部がn自由度(n
≧2)で変位しm個の機構パラメータに基づき制御可能
に構成されたパラレルメカニズムのキャリブレーション
法であって、前記パラレルメカニズムの運動学をモデル
化した非線形連立方程式を微分して、微小変位線形連立
方程式を得るステップと、前記微小変位線形連立方程式
を、n1個の前記エンドエフェクタ部の第1運動要素群
と前記機構パラメータとの関係を示す第1方程式、及び
n2個(n1+n2=n)の前記エンドエフェクタ部の第
2運動要素群と前記機構パラメータとの関係を示す第2
方程式とに分離するステップと、s個(s<m’,m’
≧m)の前記第1方程式と、(m’−s)個の前記第2
方程式とを適宜組み合わせた組合せ連立方程式を得るス
テップと、 前記エンドエフェクタ部の位置姿勢を変化
させ、s個の第1運動要素群に該当する情報と、(m’
−s)個の第2運動要素群に該当する情報とを計測する
ステップと、計測した前記情報と、前記組合せ連立方程
式とから前記機構パラメータを推定してキャリブレーシ
ョンを行うステップとを備えたことを特徴とするパラレ
ルメカニズムのキャリブレーション法を提供するもので
ある。
め、複数のリンクを介してベース部とエンドエフェクタ
部とが連結され、該エンドエフェクタ部が6自由度で変
位しm個の機構パラメータに基づき制御可能に構成され
たパラレルメカニズムのキャリブレーション法であっ
て、前記パラレルメカニズムの運動学をモデル化した非
線形連立方程式を微分して、微小変位線形連立方程式を
得るステップと、前記微小変位線形連立方程式を、前記
エンドエフェクタ部の姿勢と前記機構パラメータとの関
係を示す姿勢方程式、及び前記エンドエフェクタ部の位
置と前記機構パラメータとの関係を示す位置方程式とに
分離するステップと、s個(s<m’,m’≧m)の前
記姿勢方程式と(m’−s)個の前記位置方程式とを適
宜組み合わせた組合せ連立方程式を得るステップと、前
記エンドエフェクタ部の位置姿勢を変化させ、s個の姿
勢情報と、(m’−s)個の位置情報とを計測するステ
ップと、計測した前記情報と、前記組合せ連立方程式と
から前記機構パラメータを推定してキャリブレーション
を行うステップとを備えたことを特徴とするパラレルメ
カニズムのキャリブレーション法を提供するものであ
る。
し、1つの位置姿勢における姿勢情報と、(m’−3)
個の位置情報とを計測するものとすることができる。
により、前記エンドエフェクタ部を既知の姿勢に保持し
た状態で、前記エンドエフェクタ部の姿勢を計測するも
のとすることができる。
ション法を直動固定型パラレルメカニズムに適用した場
合の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図
1は、直動固定型パラレルメカニズムの一例の概略図、
図2はこのパラレルメカニズムの機構パラメータを説明
する図である。
動固定型パラレルメカニズムについて説明する。図1に
示すように、このパラレルメカニズム1では、三角形の
ベースプレート(ベース部)3上に3組のリンク体(リ
ンク)5を介して三角形のエンドプレート(エンドエフ
ェクタ部)7が取り付けられている。各リンク体5は、
第1リンク5aと、その中間部に回転ジョイント9を介
して取り付けられた第2リンク5bとから構成されてい
る。
ント11を介してエンドプレート7の各頂部に回転自在
に取り付けられるとともに、他端部がユニバーサルジョ
イント13を介して直動スライダ15に取り付けられて
いる。この直動スライダ15はベースプレート3の各辺
に配設されたレール17上を移動可能となっている。ま
た、第2リンク5bは、回転ジョイント9と反対側の端
部が第1リンク5aと同様に直動スライダ19にユニバ
ーサルジョイント21を介して取り付けられている。こ
の直動スライダ19は、第1リンク5aの直動スライダ
15と同一のレール17上を移動する。3組のリンク体
5は各々この構成を備え、各直動スライダ15,19が
レール17上を移動することで、エンドプレート7の位
置及び姿勢が変化する。以下、これをデルタ型パラレル
メカニズムと称する。
について説明する。このパラレルメカニズムでは、図2
に示すようなベースプレート3を基準とするベース座標
系(原点O)及びエンドプレート7を基準とするエンド
プレート座標系(原点Oh)が定義され、以下の表1に
示すパラメータが設定されている。この表1に示すよう
に、本実施形態のデルタ型パラレルメカニズム1では、
1つのリンク体5につき12個、3つのリンク体で計3
6個の機構パラメータが定義されている。
ムの幾何学的関係がモデル化される。まず、ベース座標
系におけるリンク体とエンドプレートとの接点の位置ベ
クトルは、
これらから以下の関係が成り立つ。
向から表し、等号で結ぶと、以下の関係が成り立つ。
ルメカニズムの機構の非線形連立方程式となる。
(2)を全微分し、エンドプレートの位置・姿勢X、リ
ンク変位θ、機構パラメータPそれぞれの微小変位δ
X,δθ,δPの関係を求める。つまり、式(1),
(2)の二式を両辺とも全微分することで、次のような
線形連立方程式を得ることができる。
めることで、微小変位δX,δθ,δPの関係を一度に
解析することが可能となる。
運動学について説明する。この運動学とは、逆運動学、
微小運動学、順運動学をいう。まず、逆運動学について
説明する。ここでいう逆運動学とは、ベース座標系にお
けるエンドプレート7の位置ベクトルと姿勢行列とを与
えたときのリンク変位を求める計算をいう。以下、デル
タ型パラレルメカニズムにおける逆運動学を導出する。
式(1)において、
る。
運動学とは、リンク体5とエンドプレート7との微小変
位の関係を求める計算のことである。以下、微小運動学
を導出する。式(3)より、機構パラメータを定数とし
て扱うと、
動学とは、リンク変位からベース座標系におけるエンド
プレート7の位置ベクトル及び姿勢行列を求める計算を
いう。しかし、デルタ型パラレルメカニズムにおける順
運動学は、複雑な非線形方程式となるため、極めて特殊
な機構を除いては一般的には求められない。そこで、上
記のように導出した逆運動学を用いて、ニュートンラプ
ソン法の繰り返し計算により数値計算的に順運動学を求
める。
繰り返し計算により求める。具体的には、以下のように
計算を行う。 適当な初期値p0,R0を決める。 p0,R0から逆運動学により、リンク変位の初期値
θ0を求める。 δθ=θ−θ0として、微小運動学の式(7)によ
り、δθからδp0,δR0を求める。
微小なεに対して、
がリンク変位θのときの位置・姿勢情報となり、順運動
学が得られる。
ニズムのキャリブレーション法について説明する。一般
的なキャリブレーション法では、まず、入力値として適
当なリンク変位を与え、この変位に対するエンドプレー
トの位置・姿勢をレーザ干渉計等の計測手段により計測
し、計測値を得る。このとき得られる計測値は、機構パ
ラメータの数が36個であることから、エンドプレート
を6つの姿勢・位置にして計36個以上の位置、姿勢を
計測する必要がある。
初期値を用い、順運動学により位置・姿勢の計算値を得
る。このとき使用される機構パラメータの初期値は、パ
ラレルメカニズム製作用の設計値であるが、加工誤差或
いは組立誤差を含んでいる。そして、計測値と計算値と
の差が最小になるように機構パラメータの各値を変更
し、新たに変更された機構パラメータの各値を用いて、
さらに順運動学により位置・姿勢を計算する。そして、
計測値と計算値との差が十分に小さくなるまで、この計
算を繰り返す。
レートの姿勢を測定することは、非常に困難である。そ
こで、本実施形態では、順運動学に基づく次のアルゴリ
ズムによりキャリブレーションを行う。
定数と考え、
に相当する部分と、姿勢情報に相当する部分に分離す
る。つまり、
に分離すればよい。このとき、
を使用し、
な測定点では、以下の式(位置方程式)を使用する。
み合わせ、機構パラメータの数、つまり36個以上の計
測値を得るようにする。但し、少なくとも1つの姿勢情
報を計測することが必要である。これは、エンドプレー
トの位置が決まっても、その位置での姿勢がただ一つに
は決めることができないからである。例えば、エンドプ
レート7を適当な位置・姿勢状態にして、1箇所の姿勢
情報(オイラー角θ,φ,ψ)、つまり3個の情報と、
最小11箇所の位置情報(並進変位X,Y,Z)、つま
り33個の情報とを計測する場合には、式(10)、
(11)を組み合わせ、次のように関係式(組合せ連立
方程式)を作ればよい。
ンラプソン法により、機構パラメータを更新していく。
すなわち、
説明すると、まず、エンドプレートの位置姿勢を変更し
て1箇所の姿勢情報と、11箇所以上の位置情報を計測
する(S1)。次に、上記計測時のリンク変位θから順
運動学によりエンドプレート7の位置姿勢を計算する
(S2)。この順運動学で使用する機構パラメータPn
(n=1)は、予め求められている設計値を用いる。続
いて、ニュートンラプソン法により機構パラメータPn
を更新し(S3)、この更新された機構パラメータP
n+1を用いて順運動学によりエンドプレート7の位置姿
勢情報を計算する(S4)。そして、位置姿勢の計算値
と、計測値とを比較し(S5)、その差が所定値εより
小さい場合には(S5のYES)、計算を終了する。一
方、計算値と計測値の差が最終精度を保証する所定値ε
より大きい場合には(S5のNO)、所定値εより小さ
くなるまで、上記ステップ3から5を繰り返す。
レルメカニズムの運動学をモデル化した非線形連立方程
式を微分し、得られた線形連立方程式を、エンドプレー
トの位置姿勢情報と機構パラメータとの関係を示す姿勢
方程式、および位置情報と機構パラメータのとの関係を
示す位置方程式とに分離している。そして、1個の姿勢
方程式と11個以上の位置方程式とを組み合わせてキャ
リブレーションを行っている。すなわち、1個の姿勢情
報のみを計測してキャリブレーションを行っているた
め、従来困難であった姿勢情報の計測を最小限に抑える
ことができ、その結果、機構パラメータのキャリブレー
ションを容易に、かつ正確に行うことができる。
計測してキャリブレーションを行っているが、姿勢方程
式及び位置方程式を任意に組み合わせて機構パラメータ
の数と同じ数の連立方程式を作ればよいため、複数個の
姿勢情報を計測してキャリブレーションを行うこともで
きる。この場合、計測が困難な箇所を避けて計測が容易
な箇所でのみ姿勢情報を計測すると、キャリブレーショ
ンが容易になる。
にすると計測がより簡単になる。すなわち、エンドプレ
ート7に任意の姿勢状態をとらせるときに、既知の姿勢
状態にエンドプレート7を保持可能な治具を使用する。
これにより、エンドプレート7の姿勢状態が既知とな
り、このときのリンク変位のみを計測すればよいため、
キャリブレーションがさらに容易になる。ここで使用さ
れる治具は、エンドプレートを既知の姿勢に保持できる
ものであれば、どのようなものでもよく、例えばプレー
トでエンドプレートを保持するもの、複数の棒状部材で
保持するもの等種々のものを挙げることができる。
によりキャリブレーションを行っているが、これ以外の
方法でも可能である。
ルメカニズムに適用した例を示したが、これに限定され
るものではなく種々のパラレルメカニズムに適用するこ
とができる。例えば図4に示すスチュワートプラットフ
ォーム型、図5に示す回転型、図6に示す直動固定型パ
ラレルメカニズムに適用することができる。この場合、
機構パラメータ、パラレルメカニズムのモデル化は、上
記したものと異なるものとなるが、上記アルゴリズムを
用い任意の数の姿勢情報を計測することで、上記と同様
にキャリブレーションを容易に行うことができる。
変位の3自由度(並進変位X,Y,Z)、姿勢角度の3
自由度(オイラー角θ,φ,ψ)の合計6自由度のパラ
レルメカニズムのキャリブレーションを行っているが、
このほか、2から5自由度のパラレルメカニズムに適用
することもできる。このとき、連立方程式を分離するス
テップでは、上記のように位置姿勢と位置の部分で分離
を行う以外に、任意の運動要素に分離することができ
る。以下、図7に示す2自由度のパラレルメカニズムを
用いてこれを説明する。
ンク33がボールジョイント(対偶)35を介して接続
されたリンク体37を備えており、リンク体37の両端
部がベース部39にボールジョイント41を介して取り
付けられている。この構成により、エンドエフェクタ部
Eは2次元平面上を2自由度で移動するようになってい
る。機構パラメータは、各リンク33の長さと、リンク
体37の端部におけるボールジョイント41の位置との
計6個であるため、従来は、エンドエフェクタ部Eを移
動させ、3箇所(各箇所でX,Y座標)で計6個の位置
情報を計測する必要があった。しかしながら、本発明に
よれば、すべての箇所でX,Y座標を計測する必要はな
く、例えば一箇所でのみX,Y座標を計測するととも
に、他の箇所ではX座標のみを計測し、計6個の位置情
報を得るようにすればよい。すなわち、この例では、X
座標(第1運動要素群)とY座標(第2運動要素群)と
に方程式(第1及び第2方程式)を分離してキャリブレ
ーションを行う。こうすることによりキャリブレーショ
ンが容易になる。
式を全微分し、線形連立方程式を得た後に姿勢方程式と
位置方程式とに分離しているが、非線形連立方程式の状
態で上記のように方程式を分離すれば、キャリブレーシ
ョンを行うことも可能である。
こでは、上記図1及び図2に示すデルタ型パラレルメカ
ニズムを用いてキャリブレーションを行う。機構パラメ
ータとしては、以下の表2に示す真の値を準備し、これ
に対して表3に示す初期誤差を与えた機構パラメータの
キャリブレーションを行うこととする。この初期誤差
は、真の値に対して1.7%の誤差を含ませている。
勢情報と、20組の位置データを用いた。
10-6として、図3のキャリブレーションを行うと、表
5の結果を得た。
ブレーション後の機構パラメータとの差を示している。
この結果、絶対精度が理論値で0.01μmのキャリブ
レーションを行うことができた。
る発明によれば、パラレルメカニズムをモデル化した非
線形方程式を、任意の第1運動要素群と機構パラメータ
との関係を示す第1方程式、及び第2運動要素群と機構
パラメータとの関係を示す第2方程式に分離し、これら
を適宜組み合わせてキャリブレーションを行っている。
このとき、測定点を、機構パラメータと同数だけ計測し
なければならないが、上記のように分離することによ
り、例えば計測しにくい第1運動要素群を少数の箇所で
計測し、残りの計測点を計測しやすい第2運動要素群に
ついて行うことでキャリブレーションを行うことができ
る。したがって、キャリブレーションを容易に、かつ正
確に行うことができる。
と同じ効果が得られる上、さらに、非線形連立方程式を
微分して線形連立方程式を得て分離を行っているため、
方程式の分離を容易に行うことができる。
由度のパラレルメカニズムについて、上記と同様の効果
を得ることができる。このとき、計測しにくい姿勢情報
を一箇所だけ計測し、残りの計測点を計測しやすい位置
情報について計測することで、従来困難とされてきた姿
勢情報の計測を最低限に抑えることができるため、キャ
リブレーションを容易に、かつ正確に行うことができ
る。
勢情報を計測する際に、エンドプレートを既知の姿勢に
保持可能な治具を用いることで、姿勢情報の計測が容易
になり、その結果、キャリブレーションがさらに容易に
なる。
ラレルメカニズムの一実施形態を示す説明図である。
ータの定義を示す説明図である。
ン法を示すフローチャートである。
ニズムを示す斜視図である。
る。
ある。
ラレルメカニズムの他の例を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のリンクを介してベース部とエンド
エフェクタ部とが連結され、該エンドエフェクタ部がn
自由度(n≧2)で変位しm個の機構パラメータに基づ
き制御可能に構成されたパラレルメカニズムのキャリブ
レーション法であって、 前記パラレルメカニズムの運動学をモデル化した非線形
連立方程式を、n1個の前記エンドエフェクタ部の第1
運動要素群と前記機構パラメータとの関係を示す第1方
程式、及びn2個(n1+n2=n)の前記エンドエフェ
クタ部の第2運動要素群と前記機構パラメータとの関係
を示す第2方程式に分離するステップと、 s個(s<m’、m’≧m)の前記第1方程式と、
(m’−s)個の第2方程式とを適宜組み合わせた組合
せ連立方程式を得るステップと、 前記エンドエフェクタ部の位置姿勢を変化させ、s個の
前記第1運動要素群に該当する情報と、(m’−s)個
の前記第2運動要素群に該当する情報とを計測するステ
ップと、 計測した前記各情報と、前記組合せ連立方程式とから前
記機構パラメータを推定してキャリブレーションを行う
ステップとを備えたことを特徴とするパラレルメカニズ
ムのキャリブレーション法。 - 【請求項2】 複数のリンクを介してベース部とエンド
エフェクタ部とが連結され、該エンドエフェクタ部がn
自由度(n≧2)で変位しm個の機構パラメータに基づ
き制御可能に構成されたパラレルメカニズムのキャリブ
レーション法であって、 前記パラレルメカニズムの運動学をモデル化した非線形
連立方程式を微分して、微小変位線形連立方程式を得る
ステップと、 前記微小変位線形連立方程式を、n1個の前記エンドエ
フェクタ部の第1運動要素群と前記機構パラメータとの
関係を示す第1方程式、及びn2個(n1+n2=n)の
前記エンドエフェクタ部の第2運動要素群と前記機構パ
ラメータとの関係を示す第2方程式に分離するステップ
と、 s個(s<m’、m’≧m)の前記第1方程式と、
(m’−s)個の前記第2方程式とを適宜組み合わせた
組合せ連立方程式を得るステップと、 前記エンドエフェクタ部の位置姿勢を変化させ、s個の
第1運動要素群に該当する情報と、(m’−s)個の第
2運動要素群に該当する情報とを計測するステップと、 計測した前記情報と、前記組合せ連立方程式とから前記
機構パラメータを推定してキャリブレーションを行うス
テップとを備えたことを特徴とするパラレルメカニズム
のキャリブレーション法。 - 【請求項3】 複数のリンクを介してベース部とエンド
エフェクタ部とが連結され、該エンドエフェクタ部が6
自由度で変位しm個の機構パラメータに基づき制御可能
に構成されたパラレルメカニズムのキャリブレーション
法であって、 前記パラレルメカニズムの運動学をモデル化した非線形
連立方程式を微分して、微小変位線形連立方程式を得る
ステップと、 前記微小変位線形連立方程式を、前記エンドエフェクタ
部の姿勢と前記機構パラメータとの関係を示す姿勢方程
式、及び前記エンドエフェクタ部の位置と前記機構パラ
メータとの関係を示す位置方程式に分離するステップ
と、 s個(s<m’、m’≧m)の前記姿勢方程式と(m’
−s)個の前記位置方程式とを適宜組み合わせた組合せ
連立方程式を得るステップと、 前記エンドエフェクタ部の位置姿勢を変化させ、s個の
姿勢情報と、(m’−s)個の位置情報とを計測するス
テップと、 計測した前記情報と、前記組合せ連立方程式とから前記
機構パラメータを推定してキャリブレーションを行うス
テップとを備えたことを特徴とするパラレルメカニズム
のキャリブレーション法。 - 【請求項4】 s=3とし、1つの位置姿勢における姿
勢情報と、(m’−3)個の位置情報とを計測すること
を特徴とする請求項3に記載のパラレルメカニズムのキ
ャリブレーション法。 - 【請求項5】 治具により、前記エンドエフェクタ部を
既知の姿勢に保持した状態で、前記エンドエフェクタ部
の姿勢を計測することを特徴とする請求項3または4に
記載のパラレルメカニズムのキャリブレーション法。
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Publications (2)
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|---|---|
| JP2003200367A true JP2003200367A (ja) | 2003-07-15 |
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