JP2003198988A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
規制するとともに、装置全体の小型化、薄型化を図る。 【解決手段】 電子放出素子と、この電子放出素子が放
出する電子を加速するための加速電位が与えられる電極
と、電子放出素子が放出する電子が当たることにより発
光する蛍光体とを内蔵する表示ユニット113を備え
る。また、表示ユニット113の背面に結合されて電極
に加速電位を供給する電源導入端子104と、表示ユニ
ット113の外側に位置して設けられて電源導入端子1
04を覆う絶縁キャップ203と、表示ユニット113
を支持する支持板107とを備える。そして、支持板1
07には、絶縁キャップ203を保持する保持ガイド部
材204が設けられる。
Description
報を表示する表示ユニットを備える表示装置に関する。
る表示装置には、表示ユニットとしてCRT(Cathode-
Ray Tube)を用いる構成が従来から広く用いられてき
た。この種のCRTでは、電子線を発生させるために、
数十kVの高電圧を供給する構造で、放電等の発生が生
じないようにアノードキャップを使用し、ブラウン管に
電圧を供給している。例えば、特開平08−28785
1号公報に開示されているように、円形をなす絶縁性の
キャップが使用されている。
ことが望まれており、また前面だけでなく背面も略平面
であり、これら前面および背面が互いに略平行であるこ
とが望まれていた。近年になって液晶を用いた薄型の平
板型の表示装置が、CRTに替わって普及してきた。し
かしながら、液晶を用いた表示装置は、液晶がいわゆる
自発光型でないため、バックライトを備える必要がある
等の不都合があり、自発光型の表示装置の開発が望まれ
てきた。
ラズマディスプレイが製品化されている。いずれも、薄
型大画面であり、市場での期待が大きい。また、プラズ
マディスプレイと並行して、電子放出素子を複数配列
し、これを平板型の表示装置に適用することによって、
CRTと同じ品位の発光を得られることが期待され、多
くの提案がなされている。例えば特開平4−16383
3号公報には、線状熱陰極と、複雑な電極構体を真空パ
ネルに内包した平板型の電子線表示装置が開示されてい
る。また、電子放出素子としては、エミッタコーンを用
いた電界放出素子や表面伝導型放出素子が知られてお
り、これら各種電子素子を用いた表示装置も研究が進ん
でいる。
は、複数の電子放出素子をマトリック状に配置して形成
された電子源と、この電子源を駆動する駆動配線がマト
リックス状に形成されたガラス製のリアプレートと、加
速電極および蛍光体が形成されたガラス製のフェースプ
レートとがそれぞれ枠を介して封着材により気密封着さ
れた構成や、フェースプレートとリアプレートとの間隔
が狭い場合に、封着材のみで気密封着された構成が知ら
れている。このような表示装置においては、表示ユニッ
トに種々の信号電位を供給して表示を行う。
銃)から電子を放出させるための電圧を生じさせる電位
や、アノード電位等が供給される。また、プラズマディ
スプレイパネルにおいては、プラズマを発生させるため
の電圧を生じさせる電位が供給される。また、電子放出
素子をマトリックス状に配置して電子を放出させて画像
等を表示させるフラットパネルディスプレイにおいて
は、マトリックス駆動のための電位や、電子を加速する
電位等が供給される。
おいては、表示ユニットに電位を供給する端子を、絶縁
体で覆うことにより、端子の電位が、表示装置内の他の
部分に対して及ぼす悪影響を抑制することが可能とされ
る。
ド電位を用いる構成が知られている。また、例えば複数
の電子放出素子を面内に分散して配置し、各電子放出素
子を独立に駆動させる構成の表示ユニットにおいては、
いわゆる低圧駆動型の表示ユニットであっても700ボ
ルト以上、高圧駆動型の表示ユニットにおいては1kV
以上、好ましくは5kV以上の加速電位を用いることが
好適であると本願発明者は考える。
Tで用いられるアノードキャップのように絶縁体を電位
供給端子に被せる構成が好適である。
した場合の好適な絶縁体の保持構成を実現することを課
題とする。
接絶縁体を付着させ、該付着のみで絶縁体を保持する構
成を検討した。
実に保持するために、表示ユニットに強固に固定させる
必要があり、また絶縁体の強度を十分に確保する必要が
あった。絶縁体の強度を大きくすることに伴って、絶縁
体の大きさも大きくなってしまうため、表示装置全体を
小型化することが困難であった。
実に規制することが可能とされるとともに、表示装置全
体の小型化、薄型化を図ることができる表示装置を提供
することを目的とする。
ため、本発明に係る表示装置の1つは、以下のように構
成される。すなわち、本発明に係る表示装置は、電子放
出素子と、この電子放出素子が放出する電子を加速する
ための加速電位が与えられる電極と、電子放出素子が放
出する電子が当たることにより発光する蛍光体とを内蔵
する表示ユニットを備える表示装置であって、表示ユニ
ットの所定位置に結合されて電極に加速電位を供給する
端子と、表示ユニットの外側に位置して設けられて端子
を覆う絶縁体と、表示ユニットを支持する支持構造体と
を備える。そして、支持構造体には、絶縁体を保持する
保持部が設けられる。
ば、絶縁体が支持構造体の保持部に保持されることによ
って、絶縁体が表示ユニットの面内方向および面法線方
向に対して位置ずれすることが抑制できる。
トを支持する支持構造体に、絶縁体を保持する保持部が
設けられることによって、表示ユニットと絶縁体との固
定を強固にする必要が無くなる。さらに、絶縁体は、支
持構造体に支持されることにより、絶縁体自体に要求さ
れる強度の条件が緩和される。
支持構造体と別体に形成されて、支持構造体に取り付け
られている構成を好適に採用できる。なお、支持構造体
の一部が保持部を兼ねるように支持構造体に一体に形成
されても良い。例えば、支持構造体の一部を、絶縁体を
保持可能な形状に形成することにより、支持構造体によ
る絶縁体の保持が実現される。
示ユニットに結合される所定位置が、表示ユニットの背
面である構成が好ましい。また特に表示ユニットの背面
側に位置する支持構造体に保持部を設ける構成が好まし
い。さらに、加速電位は、700ボルト以上であっても
よい。
が、絶縁体を表示ユニット側に付勢するように設けられ
ることが好ましく、表示ユニットに対する絶縁体の位置
を規制することができる。
面をなし、互いに略平行である構成の表示ユニットにお
いては、表示ユニットの背面側に位置する構成部材をな
るべく小さくすることが望まれるため、本発明を特に好
適に採用することができる。
示する表示ユニットを備える表示装置であって、表示ユ
ニットの所定位置に結合されて表示ユニット内に電位を
供給する端子と、表示ユニットの外側に位置して設けら
れて端子を覆う絶縁体と、表示ユニットを支持する支持
構造体とを備える。そして、支持構造体には、絶縁体を
保持する保持部が設けられる。
ば、絶縁体が支持構造体の保持部に保持されることによ
って、絶縁体が表示ユニットの面内方向および面法線方
向に対して位置ずれすることを抑制できる。
を用いたものに限られるものではない。例えばプラズマ
ディスプレイパネルやエレクトロルミネッセンスを用い
て画像表示を行うELパネルにも適用できる。
下のように構成される。すなわち、本発明に係る表示装
置は、電子放出素子と、該電子放出素子が放出する電子
を加速するための加速電位が与えられる電極と、前記電
子放出素子が放出する電子が当たることにより発光する
蛍光体とを内蔵する表示ユニットを有する表示装置であ
って、表示ユニットの所定位置に結合されて電極に加速
電位を供給する端子と、端子に導体ケーブルを介して加
速電位を供給する電源とを備える。さらに、この表示装
置は、端子と電源との間で、導体ケーブルに沿って導体
ケーブルを案内するガイドを有する。
は、端子と電源とを接続する導体ケーブルを、導体ケー
ブルに沿って案内するガイドを有する。これにより、導
体ケーブルに外部から力がかかったとしても導体ケーブ
ルが動いてしまったり、変形するといったことがないの
で端子に悪影響を及ぼす力がかかることはない。また、
導体ケーブルに沿ったガイドであるため、導体ケーブル
と他の構成部品との干渉も防ぐことができる。
導体ケーブルを曲げる曲げ部を有する構成が好ましい。
この場合、導体ケーブルを曲げることに伴って導体ケー
ブルと導体ケーブルの接続先(端子や電源など)との間
に生じる力を緩和することができる。さらに、加速電位
は、700ボルト以上であってもよい。
示ユニットに結合される所定位置が、表示ユニットの背
面である構成が好ましい。
ぞれなし、互いに略平行である構成の表示ユニットにお
いては、表示ユニットの背面側に位置する構成部材をな
るべく小さくすることが望まれるため、本発明を特に好
適に採用することができる。
る構成とすると、表示装置をコンパクトにすることがで
きるが、その場合、導体ケーブルの取り回し空間の制限
が大きくなるため本願発明を特に好適に適用できる。ま
た、表示ユニットが前面および背面ともに略平面であ
り、該前面および背面は互いに略平行である場合には、
背面側は特にコンパクトに配置することが望まれ、導体
ケーブルの取り回しの制限は特に大きいので本願発明を
特に好適に適用できる。
以下のように構成される。すなわち、本発明に係る表示
装置は、電子放出素子と、この電子放出素子が放出する
電子を加速するための加速電位が与えられる電極と、電
子放出素子が放出する電子が当たることにより発光する
蛍光体とを内蔵する表示ユニットを有する表示装置であ
って、表示ユニットの所定面に結合されて電極に加速電
位を供給する端子と、表示ユニットの外側に位置して設
けられて端子を覆う絶縁体と、絶縁体を覆い、加速電位
よりも低い電位が与えられる導体と、表示ユニットを駆
動するための信号が入出力される回路とを備える。そし
て、この表示装置は、回路の少なくとも一部分が、この
一部分の前記所定面への正射影が端子の少なくとも一部
と重なるように配置される。
は、端子と回路とを重なるように配置することが可能と
なる。これは、端子を絶縁体で覆うとともに、絶縁体と
回路との間に端子に供給される電位よりも低い電位が与
えられる導体を設けることにより、端子電位が回路に与
える影響が緩和されることによるものである。
に電気的に接続されているものであってもよい。
示ユニットの背面であるものであってもよく、この場
合、端子と回路とを重ねて設けることができるので、特
に表示装置全体の構成をコンパクト化することができ
る。また、加速電位は、700ボルト以上であってもよ
い。
放出素子と、この電子放出素子が放出する電子を加速す
るための加速電位が与えられる電極と、電子放出素子が
放出する電子が当たることにより発光する蛍光体とを内
蔵する表示ユニットを有する表示装置であって、表示ユ
ニットの所定面に結合されて表示ユニット内に電位を供
給する端子と、表示ユニットの外側に位置して設けられ
て端子を覆う絶縁体と、表示ユニットを駆動するための
信号が入出力される回路とを備える。そして、この表示
装置は、回路の少なくとも一部である第1の部分が、こ
の第1の部分の前記所定面への正射影が端子の少なくと
も一部と重なるように配置さており、絶縁体と第1の部
分との間に、加速電位よりも低い電位が与えられる導体
を有する。
は、情報を表示する表示ユニットを有する表示装置であ
って、表示ユニットの所定面に結合されて表示ユニット
内に電位を供給する端子と、表示ユニットの外側に位置
して設けられて端子を覆う絶縁体と、表示ユニットを駆
動するための信号が入出力される回路とを備える。そし
て、この表示装置は、回路の少なくとも一部である第1
の部分が、この第1の部分の所定面への正射影が端子の
少なくとも一部と重なるように配置されており、絶縁体
と第1の部分との間に、加速電位よりも低い電位が与え
られる導体を有する。
を用いたものに限られるものではない。例えばプラズマ
ディスプレイパネルやエレクトロルミネッセンスを用い
て画像表示を行うELパネルにも適用できる。
属板であると好適である。また、該導体は絶縁体を被覆
するように設ける構成も採用できる。
ぞれなし、互いに略平行である構成の表示ユニットにお
いては、表示ユニットの背面側に位置する構成部材をな
るべく小さくすることが望まれるため、本発明を特に好
適に採用することができる。
て図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)本実施形態の表示装置の模式的な外
観斜視図を図1に示す。また、図1に示した表示装置
を、図1中に示すX方向にみた側断面図を図2に示す。
スプレート101を、エンジニアリングプラスチックで
形成されているカバー108の開口部となる前面に配し
た構成となっている。
出された電子によって発光する蛍光体よりなる表示部材
を有しており、高歪点ガラス材料で構成されている。リ
アプレート102は、電子源を形成するための基板を兼
ねており、特開平7−235255号公報に記載される
表面伝導型の電子放出素子がマトリクス状に配列されて
いる。また、リアプレート101には、電子放出素子が
放出する電子を加速するための加速電位が供給される電
極が設けられている。この電極には、700V以上の加
速電位が供給される。リアプレート102の基材として
はフェースプレート101と同様のガラス材料が好適で
ある。
プレート101とリアプレート102の間隔を規制する
ために枠状に加工形成されている。フェースプレート1
01、リアプレート102、外枠103で囲まれる空間
を真空に維持するために、封着材料であるガラスフリッ
トを、外枠103がフェースプレート101とリアプレ
ート102と接触する面の間にあらかじめ配置してお
き、加熱工程を通して接着固定する。
レート102と、外枠103とにより、前面および背面
が略平行な表示ユニット(表示パネル)113が構成さ
れている。この表示ユニット113は、アルミニウムを
プレス加工により形成した支持構造体である支持板10
7に両面粘着テープにて接着固定されている。この支持
板107は電気的に接地された状態にある。
に複数形成された電子放出素子を目的に応じて駆動でき
るように、不図示の走査配線および変調駆動用配線が設
けられており、これら走査配線および変調駆動用配線
は、それぞれの端部が外部からの信号の供給を受ける引
き出し部分(引き出し配線)となっている。
ル)105は、変調駆動用引き出し配線と既知のヒート
シール方法で接続されるものであり、ポリイミド材料を
主成分とし、可撓性を有する。
して変調駆動用の引き出し配線へと信号を送信する変調
ドライバ回路106、走査配線に信号を送信する走査ド
ライバ回路110等の電気回路の他、走査配線用のFP
C1001のコネクタ111が搭載されている。
07との間に空間を保持しながら、回路基板109と支
持板107とを固定するためのものである。
保持ガイド部材の側断面図である図3、保持ガイド部材
近傍の拡大側断面図である図4を用いて、絶縁キャップ
203および保持ガイド部材204の各部構成、支持板
107への取り付け等に関して説明する。
ーン樹脂材料で一体形成されており、市販の15kV耐
圧を有するケーブル202が取り付けられている。この
ケーブル202の一端に接続された電源201から、他
端に接続された電源導入端子104を介してフェースプ
レート101の表示部材に電圧が供給される。電源導入
端子104は426合金(Ni42%,Cr6%,残り
Fe)からなり、リアプレート102のコーナ部に設け
た孔に気密に封着結合している。
03をXY面内方向およびZ方向の位置規制をする保持
部材と、ケーブル202の引き出し方向を規制するため
のガイドとを兼ねている。保持ガイド部材204のキャ
ップガイド206の形状は、絶縁キャップ203をXY
面内方向およびZ方向に対する位置規制をしながら保持
するため、絶縁キャップ203の保持面208に対応す
る形状に加工されている。これにより、絶縁キャップ2
03の保持面208が保持ガイド部材204のキャップ
保持面204aに密着した状態となる。
より支持板107の支持板背面側107aに固定されて
いるため、絶縁キャップ203は支持板107に対して
動かない構成となっている。保持ガイド部材204を支
持板107に固定することで、絶縁キャップ203は、
その当接面209がリアプレート102のリアプレート
背面側102aに対して押圧される。なお、キャップガ
イド206の掘り込み深さdを変更することにより、リ
アプレート102に対する絶縁キャップ203の押圧力
を制御できる。すなわち、押圧力を小さくしたい場合は
堀り込み深さdを深く、一方、押圧力を大きくしたい場
合は堀り込み深さdを浅くすればよい。また、保持ガイ
ド部材204と支持板107との間に、スペーサを介在
させることでも、押圧力は制御できる。
04側から図中Z方向に取り出したケーブル202を、
Z方向から−Y方向に方向変換させる曲げ部210を有
する。また、このケーブルガイド207は、ケーブル2
02を長さlにわたりガイドするため、電源導入端子1
04に無理な力がかかりにくい構成となっている。例え
ば、ケーブル202が一点で支持される構成であった場
合、ケーブル202の電源201が接続された側を力点
として力が負荷されて大きく変位すると、作用点となる
電源導入端子104は、ケーブル202を支持する点を
支点として力点側が変位した方向と反対側に大きく変位
してしまい、電源導入端子104に無理な力がかかって
しまう。しかしながら、本実施形態の場合、ケーブル2
02がケーブルガイド207の長さlの部分で固定され
ているため、たとえ、ケーブル202の電源201が接
続された側が大きく変位しても、電源導入端子104が
接続された側は動かず、よって、電源導入端子104に
無理な力がかかることはない。
に接続された支持板107に固定された保持ガイド部材
204は、導電性を有し、表示装置1のGNDに接続さ
れた導体カバー205により周囲を覆われている。すな
わち、加速電位よりも低い電位が与えられている導体カ
バー205により電源導入端子104が覆われた状態と
なっている。
ャップおよび導体カバー近傍の一部透視図を図5に示
す。
の正射影が電源導入端子104と重なるように配置して
いるが、電源導入端子104と走査ドライバ回路110
との間には電源導入端子104を覆う絶縁キャップ20
3とGNDに電気的に接続された導体カバー205が存
在するため、絶縁キャップ203、保持ガイド部材20
4等から電位が漏洩することを抑制できるので、電源導
入端子104の電位は走査ドライバ回路110等の電気
回路に電気的な悪影響を及ぼさない。
り、以下のような長所が得られる。
ド部材204といった電源導入端子104の周辺の構造
部を導体カバー205で覆うことで、走査ドライバ回路
110や変調ドライバ回路106を搭載した回路基板1
09を保持ガイド部材204の直上ぎりぎり(数mm)
まで近づけて配置することができる。放電耐圧が低いI
C回路を搭載しているドライバ回路において、高電圧が
供給される電圧導入端子104の周辺の絶縁キャップ2
03、保持ガイド部材204といった部材は高電位をも
つこととなるが、導体カバー205で覆うことにより電
位を規定することができる。この電位を表示装置1のG
ND(=電気回路のGND)と接続することで、絶縁キ
ャップ203、保持ガイド部材204等からの電位のし
み出しを抑制することができ、回路基板109の配置に
関する自由度が高められる。これにより、表示装置1の
薄型化が可能となる。
7に固定することで、絶縁キャップ203を支持板10
7に対して動かない構造とすることが可能となり、運搬
時の振動や衝撃などによる外力に対して有効な構造とな
る。すなわち、保持ガイド部材204を表示ユニット1
13に固定する場合には、外力に対して有効な構造とす
るためには、表示ユニット113の厚さを厚くすること
となり、表示装置1が厚くならざるを得ないが、本実施
形態の構成の場合、表示ユニット113の厚みを増す必
要がないため、表示装置1の薄型化が可能となる。
持ガイド部材204を配置構成することで、電源201
の配置に合わせて自由にかつ安全にケーブルを引き回す
方向を変えることが可能となり、ケーブル引き回しを自
在に扱うことができる。 (第2の実施形態)図6に、本実施形態の表示装置の導
体保持ガイド部材近傍の拡大側断面図を示す。
ド部材301以外の、上述した第1の実施形態と同様の
構成に関しての説明は省略するとともに、第1の実施形
態と同じ構成要素の符号は第1の実施形態で用いた符号
を用いるものとする。
子104を覆う絶縁キャップ203と走査ドライバ回路
110を含む電気回路との間に位置する電位規定導体
と、絶縁キャップ203の保持部と、ケーブル202を
ガイドするケーブルガイドとを兼ねる部材であり、アル
ミニウム材料を加工して形成したものである。
で説明したキャップガイド206と同様に、絶縁キャッ
プ203をXY面内方向およびZ方向の位置規制をする
保持部材とケーブル202の引き出し方向を規制するた
めのガイドを兼ねている。導体保持ガイド部材301の
キャップガイド306の形状は、絶縁キャップ203を
XY面内方向およびZ方向に対する位置規制をしながら
保持するため、絶縁キャップ203の保持面208の形
状に加工されている。
イド部材301を加工形成する際に生じた加工のばり
で、ケーブル202に損傷を与えることがないように、
ケーブル202は絶縁被覆部材302で覆われている。
るケーブルガイド307も第1の実施形態で説明したケ
ーブルガイド307と同様に、図中Z方向に取り出した
ケーブル202をZ方向から−Y方向に方向変換させる
曲げ部310を有する形状とともに、電源導入端子10
4に無理な力がかかりにくい構成となっている。
にねじで固定することで、絶縁キャップ203を固定す
ることが可能となる。同時に、導体保持ガイド部材30
1は、アルミニウム製の支持板107と結合することで
電気的につながる。そして、これら支持板107と導体
保持ガイド部材301は、表示装置1のGNDに電気的
に接続されているため、第1の実施形態と同様に、絶縁
キャップ203から電位が漏洩すること抑制できる。
107に固定することで、絶縁キャップ203を支持板
107に対して動かない構造とすることが可能となり、
第1の実施形態と同様に、表示ユニットの厚さを増すこ
となく、運搬時の振動や衝撃などによる外力に対して有
効な構造となる。
同様に、ケーブルガイド307を形成した導電保持ガイ
ド部材301を配置構成することで、電源201の配置
に合わせて自由にかつ安全にケーブルを引き回す方向を
変えることが可能となり、ケーブル引き回しを自在に扱
うことができる。
1を配置することで、走査ドライバ回路110や変調ド
ライバ回路106を搭載した回路基板109を導体保持
ガイド部材301の直上ぎりぎり(数mm)まで近づけ
て配置することができる。また、絶縁キャップ203の
保持およびケーブルガイドとしての機能に加えて電位規
定導体としての機能も導体保持ガイド部材301にもた
せたことで、より表示装置1の薄型化を図ることができ
るとともに、部品点数も削減され、よりローコストな構
造とすることができた。
像信号を入力し、画像を形成したところ、安定に長時間
駆動できることが確認された。 (第3の実施形態)図7に、本実施形態の表示装置の導
体保持ガイド部材近傍の拡大側断面図を示す。
の実施形態と同様の構成に関しての説明は省略するとと
もに、第1の実施形態と同じ構成要素の符号は第1の実
施形態で用いた符号を用いるものとする。
ャップ203の外形形状に合わせて形づくった導電性を
有するゴム部材であり、絶縁キャップ203と走査ドラ
イバ回路110を含む電気回路との間の導体となる。
被覆する導体チューブである。
縁キャップ203および絶縁キャップ導体カバー401
が入るように加工形成した部材であり、絶縁キャップ2
03および導体カバー401をXY面内方向およびZ方
向に動かないように保持して位置規制する。保持部材4
03は、支持板107にねじで機械的に固定した。この
固定により、保持部材403は、アルミニウム製の支持
板107と電気的につながる。さらに、導電被覆部材4
02と支持板107が表示装置1のGNDに電気的に接
続されているため、第1および第2の実施形態と同様
に、絶縁キャップ203から電位が漏洩することを抑制
できる。
と同様に、絶縁キャップ導体カバー401と導電被覆部
材導体402の構成により、走査ドライバ回路110や
変調ドライバ回路106を搭載した回路基板109を絶
縁キャップ導体カバー401の直上ぎりぎり(数mm)
まで近づけて配置することができる。
体カバー401を保護部材403を介して支持板107
に固定することで、絶縁キャップ203を支持板107
に対して動かない構造とすることが可能となり、第1お
よび第2の実施形態と同様に、表示ユニットの厚さを増
すことなく、運搬時の振動や衝撃などによる外力に対し
て有効な構造となるが、絶縁キャップ導体カバー401
がゴム部材であるため厚さtを薄くすることができ、さ
らに表示装置1の薄型化を図ることができる。
は、テレビやコンピュータの端末機器のモニタに用いら
れる以外に、広告表示器、標識や、例えばビデオカメラ
等の各種電子機器に用いられて好適である。
よれば、絶縁体を保持する保持部が設けられた支持構造
体を備えることによって、表示ユニットに対する絶縁体
の位置を確実に規制することが可能とされるとともに、
装置全体の小型化、薄型化を図ることができる。
式的な外観斜視図である。
イドを取り外した状態の保持ガイド部材の側断面図であ
る。
部材近傍の拡大側断面図である。
び導体カバー近傍の一部透視図である。
イド部材近傍の拡大側断面図である。
イド部材近傍の拡大側断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 電子放出素子と、該電子放出素子が放出
する電子を加速するための加速電位が与えられる電極
と、前記電子放出素子が放出する電子が当たることによ
り発光する蛍光体とを内蔵する表示ユニットを備える表
示装置において、 前記表示ユニットの所定位置に結合され、前記電極に前
記加速電位を供給する端子と、 前記表示ユニットの外側に位置して設けられて、前記端
子を覆う絶縁体と、 前記表示ユニットを支持する支持構造体と、を備え、 前記支持構造体には、前記絶縁体を保持する保持部が設
けられていることを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 前記保持部は、前記支持構造体と別体に
形成され、前記支持構造体に取り付けられている請求項
1に記載の表示装置。 - 【請求項3】 前記所定位置は、前記表示ユニットの背
面である請求項1または2に記載の表示装置。 - 【請求項4】 前記加速電位は、700ボルト以上であ
る請求項1ないし3のいずれか1項に記載の表示装置。 - 【請求項5】 前記表示ユニットは、前面および背面
が、それぞれ略平面をなし互いに略平行である請求項1
ないし4のいずれか1項に記載の表示装置。 - 【請求項6】 前記保持部は、前記絶縁体を前記表示ユ
ニット側に付勢するように設けられている請求項1ない
し5のいずれか1項に記載の表示装置。 - 【請求項7】 情報を表示する表示ユニットを備える表
示装置において、 前記表示ユニットの所定位置に結合され、前記表示ユニ
ット内に電位を供給する端子と、 前記表示ユニットの外側に位置して設けられて、前記端
子を覆う絶縁体と、 前記表示ユニットを支持する支持構造体と、を備え、 前記支持構造体には、前記絶縁体を保持する保持部が設
けられていることを特徴とする表示装置。
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- 2001-12-27 JP JP2001396659A patent/JP3768877B2/ja not_active Expired - Fee Related
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