JP2003198180A - 電子回路基板シールド構造 - Google Patents

電子回路基板シールド構造

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JP2003198180A
JP2003198180A JP2001397700A JP2001397700A JP2003198180A JP 2003198180 A JP2003198180 A JP 2003198180A JP 2001397700 A JP2001397700 A JP 2001397700A JP 2001397700 A JP2001397700 A JP 2001397700A JP 2003198180 A JP2003198180 A JP 2003198180A
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shield sheet
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Yuhei Kurata
雄平 倉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性を有するシートをシールド体として基
板を覆うように配設して、確実な電磁波シールド性能を
得られると共に、シールド構造部分の小型化、軽量化も
図れる電子回路基板シールド構造を提供する。 【解決手段】 導電性を有するシールドシート20を回
路基板10と略平行に配設すると共に、回路基板10と
シールドシート20とを接続体30で電気的に接続し、
さらに回路基板10の電子回路とシールドシート20と
の間に絶縁シート40を配設して、回路基板10の電子
回路をシールドシート20及び絶縁シート40で覆った
状態とすることから、回路基板10の電子回路から外部
への電磁波の漏洩及び外部から電子回路への電磁波の侵
入をシールドシート20で防いで電磁波シールドを確実
に行えると共に、シールド構造部分の嵩張りを小さく抑
えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の携帯
機器において、回路基板上の電子回路への電磁波による
悪影響を防止する電子回路基板シールド構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器では、取扱う情報量の増
大に対応するために、機器内の各電子部品間でやりとり
される信号がより高周波化される傾向にあるが、これに
伴い、機器自身や他の電子機器等から放射される電磁波
によって機器の信号電流が乱れたりする、いわゆる電磁
波障害が起りやすくなっている。特に、屋外で用いられ
る携帯電話等の携帯機器の場合には、小型化に伴って回
路が高集積度とされた結果、筐体内の回路基板上の各電
子回路相互間でも電磁波障害が発生しやすくなってい
た。
【0003】従来、こうした機器を正常に使用可能とす
るために、金属板等の導電性材料からなるシールド体で
対象となる電子回路等を覆い、電磁波を内外に透過させ
ないいわゆる電磁波シールドを行って各回路間を隔て、
所定の回路から出た電磁波の別回路への到達を防ぐ構造
が採用されていた。このような従来の電子回路基板シー
ルド構造の一例を図3に示す。図3は従来の電子回路基
板シールド構造の分解斜視図及び要部断面図である。前
記図3に示す従来の電子回路基板シールド構造は、携帯
電話の内部におけるものであり、主な回路基板101の
電子回路部分周縁にはんだ付けで一体に取付けられる金
属製の支持枠102と、この支持枠102に被せて配設
されるアルミニウム製略板状体のシールド板103とを
備える構成である。
【0004】前記シールド板103は、その表面を介し
て、回路基板101と対向する位置の別の回路基板とも
接触している。また、回路基板101は、シールド板1
03と反対側の面も別のシールド体(図示を省略)でシ
ールドされている。前記した従来のシールド構造の組立
は、回路基板101における所定の電子回路を取囲むよ
うに支持枠102をはんだ付けして、この支持枠102
を回路基板101の接地部分に電気的に接続しつつ一体
化した後、この支持枠102に被せるようにしてシール
ド板103を装着し、シールド板103で電子回路を覆
った状態とする手順となっている。シールド構造の完成
状態では、回路基板101の各電子回路を支持枠102
及びシールド板103が隔てることから、使用中は支持
枠102内側の電子回路を電磁気的に外部と遮蔽でき、
内部の高周波信号の外部への漏洩並びに外部からの電磁
波の電子回路への悪影響を防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の回路基板シール
ド構造は以上のように構成されており、金属製の支持枠
102を直接回路基板101の接地部分にはんだ付け
し、さらにこの支持枠102に金属板状のシールド板1
03を被せて配設して電磁波シールドを行っていたこと
から、このシールド構造部分が回路基板101の厚さ方
向に嵩張り、機器の一層の小型化を妨げることに加え、
機器全体の重量を重くしてしまうという課題を有してい
た。
【0006】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、導電性を有するシートをシールド体として基
板を覆うように配設して、確実な電磁波シールド性能を
得られると共に、シールド構造部分の小型化、軽量化も
図れる電子回路基板シールド構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子回路基
板シールド構造は、少なくともシールド対象となる回路
基板上の所定の電子回路を覆う大きさとされ且つ導電性
を有する略シート状体で形成され、前記回路基板と略平
行に配置されるシールドシートと、前記回路基板に少な
くとも前記電子回路の周囲を取囲む配置で連続させて配
設される接地用の導体パターンと当該導体パターンに対
向するシールドシートの所定箇所とにそれぞれ密着して
電気的に接続され、前記シールドシートと前記回路基板
間に少なくとも前記電子回路の周囲を取囲む状態で連続
させて配設される導電性素材製の接続体と、絶縁素材製
の略シート状体で形成され、前記シールドシートの前記
接続体と接触せず且つ前記電子回路と対向する箇所に貼
付けられてシールドシートと前記回路基板間に配設され
る絶縁シートとを備えるものである。
【0008】このように本発明においては、導電性を有
するシールドシートを回路基板と略平行に配設すると共
に、回路基板とシールドシートとを接続体で電気的に接
続し、さらに回路基板の電子回路とシールドシートとの
間に絶縁シートを配設して、回路基板の電子回路をシー
ルドシート及び絶縁シートで覆った状態とすることによ
り、回路基板の電子回路から外部への電磁波の漏洩及び
外部から電子回路への電磁波の侵入をシールドシートで
防いで電磁波シールドを確実に行えると共に、シールド
構造部分の嵩張りを小さく抑えられ、且つ機器全体を軽
量化できる。また、シールドシートの電子回路に面する
側に絶縁シートを配設することで、外力によるシールド
シートの変形に際しても電子回路各部とシールドシート
との接触を防止でき、導電性のシールドシートと電子回
路との直接接触による悪影響を防げる。
【0009】また、本発明に係る電子回路基板シールド
構造は必要に応じて、前記接続体が、前記回路基板にお
ける接地用の導体パターン上に所定高さまで突出する状
態で一体に着設される導電性物質の集合体であるもので
ある。このように本発明においては、接続体を回路基板
の導体パターン上に一体に配設された導電性物質の集合
体とし、シールドシートを回路基板と一体の接続体と接
触させて回路基板との電気的接続状態とすることによ
り、回路基板と一体化して確実な電気的接続状態にある
接続体を介してシールドシートの回路基板との電気的な
接続もより確実化し、適切な電磁波シールド性能を長期
にわたって維持できると共に、接続体が回路基板に対し
固定される分、回路基板に対するシールドシートの配設
が容易となり、組合せの手間を削減できると共にコスト
ダウンが図れる。
【0010】また、本発明に係る電子回路基板シールド
構造は必要に応じて、前記接続体が、導電性物質と粘着
剤とを少なくとも含んで前記シールドシートと前記回路
基板とを互いに接着する略テープ状の導電性接着体であ
るものである。このように本発明においては、接続体を
導電性物質と粘着剤からなる導電性接着体とし、接続体
の一側をシールドシートに密着させ、且つ接続体の他側
を回路基板に密着させると直ちに一体化した状態が得ら
れることにより、シールドシートと回路基板とを一体化
して電気的接続状態とする作業を容易且つ速やかに進め
ることができ、手間とコストの削減が図れると共に、接
続体で回路基板とシールドシートとの一体化状態を確実
に維持することができ、回路基板とシールドシートとの
電気的な接続を確保して長期にわたり適切に電磁波シー
ルド性能を発揮させられる。
【0011】また、本発明に係る電子回路基板シールド
構造は必要に応じて、前記シールドシートが、少なくと
も表面部分で導電性を有する繊維製の網体からなるもの
である。このように本発明においては、シールドシート
が導電性繊維製の網体とされ、シートとして必要最小限
の構造となることにより、電磁波シールド性能を確保し
つつシールドシートのより一層の軽量化、薄型化が図
れ、シールド構造全体の省スペース化が実現する。
【0012】
【発明の実施の形態】(本発明の第1の実施形態)以
下、本発明の第1の実施形態に係る電子回路基板シール
ド構造を図1に基づいて説明する。図1は本実施の形態
に係る電子回路基板シールド構造の分解斜視図及び要部
断面図である。前記図1に示すように、本実施の形態に
係る電子回路基板シールド構造は、シールド対象となる
回路基板10を覆う大きさとされて回路基板10と略平
行に配置されるシールドシート20と、前記回路基板1
0に配設される接地用の導体パターン11とこれに対向
するシールドシート20の所定箇所とにそれぞれ密着し
てシールドシート20と回路基板10間に配設される導
電性素材製の接続体30と、シールドシート20と回路
基板10間に配設される絶縁シート40とを備える構成
である。
【0013】前記シールドシート20は、表面に導電材
料をコーティングして導電性を与えた合成樹脂繊維製の
薄い網体で形成され、回路基板10と略平行に配置され
て回路基板10上の電子回路を覆う構成である。前記繊
維表面にコーティングされる導電材料はアルミニウム、
ニッケル、銅などの金属材料であり、この繊維からなる
シールドシート20は電磁波を遮蔽可能となっている。
【0014】前記接続体30は、回路基板10に前記電
子回路の周囲を取囲む配置で連続させて配設される接地
用の導体パターン11に対し、約1mm〜1.2mmの
高さまで突出する状態で一体に溶着されるはんだであ
り、電子回路の周囲を連続して取囲み、突出端部分でシ
ールドシート20周縁部に密着してこのシールドシート
20を回路基板10と所定間隔をなす状態に保持すると
共に、シールドシート20と回路基板10とを電気的に
接続する仕組みである。
【0015】前記絶縁シート40は、絶縁性を有するポ
リウレタン等の合成樹脂素材製の薄いシート状体で形成
され、シールドシート20の周縁部に囲まれる内側部分
など、前記接続体30と接触せず且つ前記電子回路と対
向する所定領域に貼付けられ、シールドシート20と一
体に配設される構成である。
【0016】次に、前記構成に基づく電子回路基板シー
ルド構造の組立及び使用状態について説明する。あらか
じめ、回路基板10上の導体パターン11にはんだを約
1mm〜1.2mmの高さまで溶着配置して接続体30
とし、回路基板10の電子回路周囲を接続体30で隙間
無く取囲んだ状態としておく。一方、シールドシート2
0の接続体30と接触させない部分には、絶縁シート4
0を貼付けて一体化させた状態としておく。接続体30
が配設された回路基板10に対し、シールドシート20
周縁部を回路基板10上の接続体30に密着させるよう
にしてシールドシート20を回路基板10に載置し、シ
ールドシート20と回路基板10を重ね合せた状態で所
定の携帯機器筐体内に収納して一体に固定する。この固
定状態で、シールドシート20は接続体30に隙間なく
密着して回路基板10と電気的接続状態となり、回路基
板10上の電子回路に対しこれを覆うシールドシート2
0が電磁波の出入りを遮ることとなる。
【0017】このように、本実施の形態に係る電子回路
基板シールド構造においては、導電性を有するシールド
シート20を回路基板10と略平行に配設すると共に、
回路基板10とシールドシート20とを接続体30で電
気的に接続し、さらに回路基板10の電子回路とシール
ドシート20との間に絶縁シート40を配設して、回路
基板10の電子回路をシールドシート20及び絶縁シー
ト40で覆った状態とすることから、回路基板10の電
子回路から外部への電磁波の漏洩並びに外部からの電磁
波の侵入をそれぞれシールドシート20で防いで電磁波
シールドを確実に行えると共に、シールド構造部分の嵩
張りを小さく抑えられ、且つ機器全体を軽量化できる。
また、シールドシート20に沿って絶縁シート40を配
設することで、外力によるシールドシート20の変形に
際しても電子回路各部とシールドシート20との接触を
防止でき、電子回路とシールドシート20との直接接触
による悪影響を防げる。
【0018】なお、前記実施形態に係る電子回路基板シ
ールド構造においては、回路基板10上に接続体30と
してはんだを溶着される構成としているが、これに限ら
ず、接続体30として回路基板10上に他の金属や導電
性ペーストを配設する構成とすることもでき、前記実施
形態同様にシールドシート20と回路基板10とを電気
的に接続してシールドシート20による電磁波シールド
を確実に実行させられる。
【0019】(本発明の第2の実施形態)本発明の第2
の実施形態に係る電子回路基板シールド構造を図2に基
づいて説明する。図2は本実施の形態に係る電子回路基
板シールド構造の分解斜視図及び要部断面図である。前
記図2に示すように、本実施の形態に係る電子回路基板
シールド構造1は、前記第1の実施形態同様に、回路基
板10と、シールドシート20と、絶縁シート40とを
備える一方、接続体30として前記第1の実施形態にお
けるはんだに代って略テープ状の導電性接着体を用いる
構成を有するものである。前記接続体30は、カーボン
や金属粉などの導電性物質と粘着剤とを少なくとも含ん
でシールドシート20と回路基板10とを互いに接着す
る略テープ状の導電性接着体であり、シールドシート2
0及び回路基板10に対し所定圧力以上の押圧で着設可
能な状態となっている。
【0020】次に、前記構成に基づく電子回路基板シー
ルド構造の組立及び使用状態について説明する。あらか
じめ、シールドシート20の各周縁部等に略テープ状の
接続体30の一側を接着して、シールドシート20周囲
に接続体30が一体に配設された状態としておく。一
方、シールドシート20の接続体30と接触させない部
分には、絶縁シート40を貼付けて一体化させた状態と
しておく。
【0021】さらに、シールドシート20における接続
体30の他側を接着可能状態とした後、シールドシート
20を回路基板10に載置し、シールドシート20と一
体の接続体30を回路基板10上の導体パターン11に
密着させ、接着状態とする。こうして一体化したシール
ドシート20と回路基板10とを重ね合せた状態で所定
の携帯機器筐体内に収納して一体に固定する。この固定
状態で、接続体30は粘着力で回路基板10とシールド
シート20のそれぞれに隙間なく密着して回路基板10
とシールドシート20とを電気的接続状態とし、回路基
板10上の電子回路に対しこれを覆うシールドシート2
0が電磁波の出入りを遮ることとなる。
【0022】このように、本実施の形態に係る電子回路
基板シールド構造においては、接続体30を導電性物質
と粘着剤からなる導電性接着体とし、接続体30の一側
をシールドシート20に密着させ、且つ接続体30の他
側を回路基板10に密着させると直ちに一体化した状態
が得られることから、シールドシート20と回路基板1
0とを一体化して電気的接続状態とする作業を容易且つ
速やかに進めることができ、手間とコストの削減が図れ
ると共に、接続体30で回路基板10とシールドシート
20との一体化状態を確実に維持することができ、回路
基板10とシールドシート20との電気的な接続を確保
して長期にわたり適切に電磁波シールド性能を発揮させ
られる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、導電性を
有するシールドシートを回路基板と略平行に配設すると
共に、回路基板とシールドシートとを接続体で電気的に
接続し、さらに回路基板の電子回路とシールドシートと
の間に絶縁シートを配設して、回路基板の電子回路をシ
ールドシート及び絶縁シートで覆った状態とすることに
より、回路基板の電子回路から外部への電磁波の漏洩及
び外部から電子回路への電磁波の侵入をシールドシート
で防いで電磁波シールドを確実に行えると共に、シール
ド構造部分の嵩張りを小さく抑えられ、且つ機器全体を
軽量化できるという効果を奏する。また、シールドシー
トの電子回路に面する側に絶縁シートを配設すること
で、外力によるシールドシートの変形に際しても電子回
路各部とシールドシートとの接触を防止でき、導電性の
シールドシートと電子回路との直接接触による悪影響を
防げるという効果を有する。
【0024】また、本発明によれば、接続体を回路基板
の導体パターン上に一体に配設された導電性物質の集合
体とし、シールドシートを回路基板と一体の接続体と接
触させて回路基板との電気的接続状態とすることによ
り、回路基板と一体化して確実な電気的接続状態にある
接続体を介してシールドシートの回路基板との電気的な
接続もより確実化し、適切な電磁波シールド性能を長期
にわたって維持できると共に、接続体が回路基板に対し
固定される分、回路基板に対するシールドシートの配設
が容易となり、組合せの手間を削減できると共にコスト
ダウンが図れるという効果を有する。
【0025】また、本発明によれば、接続体を導電性物
質と粘着剤からなる導電性接着体とし、接続体の一側を
シールドシートに密着させ、且つ接続体の他側を回路基
板に密着させると直ちに一体化した状態が得られること
により、シールドシートと回路基板とを一体化して電気
的接続状態とする作業を容易且つ速やかに進めることが
でき、手間とコストの削減が図れると共に、接続体で回
路基板とシールドシートとの一体化状態を確実に維持す
ることができ、回路基板とシールドシートとの電気的な
接続を確保して長期にわたり適切に電磁波シールド性能
を発揮させられるという効果を有する。
【0026】また、本発明によれば、シールドシートが
導電性繊維製の網体とされ、シートとして必要最小限の
構造となることにより、電磁波シールド性能を確保しつ
つシールドシートのより一層の軽量化、薄型化が図れ、
シールド構造全体の省スペース化が実現するという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電子回路基板シ
ールド構造の分解斜視図及び要部断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る電子回路基板シ
ールド構造の分解斜視図及び要部断面図である。
【図3】従来の電子回路基板シールド構造の分解斜視図
及び要部断面図である。
【符号の説明】
10 回路基板 11 導体パターン 20 シールドシート 30 接続体 40 絶縁シート 101 回路基板 102 支持枠 103 シールド板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともシールド対象となる回路基板
    上の所定の電子回路を覆う大きさとされ且つ導電性を有
    する略シート状体で形成され、前記回路基板と略平行に
    配置されるシールドシートと、 前記回路基板に少なくとも前記電子回路の周囲を取囲む
    配置で連続させて配設される接地用の導体パターンと当
    該導体パターンに対向するシールドシートの所定箇所と
    にそれぞれ密着して電気的に接続され、前記シールドシ
    ートと前記回路基板間に少なくとも前記電子回路の周囲
    を取囲む状態で連続させて配設される導電性素材製の接
    続体と、 絶縁素材製の略シート状体で形成され、前記シールドシ
    ートの前記接続体と接触せず且つ前記電子回路と対向す
    る箇所に貼付けられてシールドシートと前記回路基板間
    に配設される絶縁シートとを備えることを特徴とする電
    子回路基板シールド構造。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の電子回路基板シー
    ルド構造において、 前記接続体が、前記回路基板における接地用の導体パタ
    ーン上に所定高さまで突出する状態で一体に着設される
    導電性物質の集合体であることを特徴とする電子回路基
    板シールド構造。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の電子回路基板シー
    ルド構造において、 前記接続体が、導電性物質と粘着剤とを少なくとも含ん
    で前記シールドシートと前記回路基板とを互いに接着す
    る略テープ状の導電性接着体であることを特徴とする電
    子回路基板シールド構造。
  4. 【請求項4】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
    の電子回路基板シールド構造において、 前記シールドシートが、少なくとも表面部分で導電性を
    有する繊維製の網体からなることを特徴とする電子回路
    基板シールド構造。
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JP7463335B2 (ja) 2021-11-25 2024-04-08 Necパーソナルコンピュータ株式会社 電子機器

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KR100811522B1 (ko) 2006-07-11 2008-03-07 엘지전자 주식회사 개스킷을 이용한 그라운드 강화 단말기
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