JP2003197171A - バッテリパック - Google Patents

バッテリパック

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JP2003197171A JP2001393060A JP2001393060A JP2003197171A JP 2003197171 A JP2003197171 A JP 2003197171A JP 2001393060 A JP2001393060 A JP 2001393060A JP 2001393060 A JP2001393060 A JP 2001393060A JP 2003197171 A JP2003197171 A JP 2003197171A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、バッテリパックに関し、例えば携
帯型のパーソナルコンピュータの電源に適用して、従来
に比して一段と薄型化することができるようにする。 【解決手段】 本発明は、薄板形状による二次電池セル
6A〜6Fについて、同一面が向き合うように積層して
保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリパックに
関し、例えば携帯型のパーソナルコンピュータの電源に
適用することができる。本発明は、薄板形状による二次
電池セルについて、同一面が向き合うように積層して保
持することにより、パーソナルコンピュータ等のバッテ
リパックにおいて、従来に比して一段と薄型化すること
ができるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型のパーソナルコンピュータ
においては、携帯して種々の場所で使用されるようにな
され、このため携帯に不便とならないように小型形状に
より作成され、さらには薄型形状により形成されるよう
になされている。
【0003】またこのためパーソナルコンピュータにお
いては、駆動用のバッテリパックを交換可能に保持し、
必要に応じてバッテリパックを交換して、電池切れによ
り使用困難とならないようになされている。またバッテ
リパックにおいても、薄型により形成して、携帯性を損
なわないようになされている。
【0004】このためこの種のバッテリパックにおいて
は、パーソナルコンピュータで必要とする電源電圧、電
源容量に応じて、バッテリパックの構成単位である二次
電池セルを、直並列に接続して構成される。さらにバッ
テリパックにおいては、これら二次電池セルが薄板形状
により形成され、これら直並列の接続に対応するよう
に、積層され、さらには並列に配置されて構成されるよ
うになされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの種のバッ
テリパックにおいては、一段と薄型化することが求めら
れるようになされている。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、パーソナルコンピュータ等のバッテリパックにおい
て、従来に比して一段と薄型化することができるバッテ
リパックを提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、同一の側に位置する各二
次電池セルの正極端子及び負極端子を、端子板により接
続するようにし、各組の二次電池セルは、同一の面が向
き合うように積層されてなるようにする。
【0008】薄板形状による二次電池セルにおいては、
厚みに偏りが発生する。これにより同一の向きにより重
ね合わせた場合には、この偏りが累積されて、全体の厚
みが厚くなるのに対し、同一の面が向き合うように積層
すれば、この偏りを打ち消し合うようにして、厚みを薄
くすることができる。これにより請求項1の構成によれ
ば、各組の二次電池セルが、同一の面が向き合うように
積層されてなることにより、従来に比して薄型のバッテ
リパックを構成することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0010】(1)実施の形態の構成 図2は、本発明の実施の形態に係るバッテリパックを示
す分解斜視図である。このバッテリパック1は、パーソ
ナルコンピュータに装着して、このパーソナルコンピュ
ータに電源を供給し、またこのパーソナルコンピュータ
により充電される。
【0011】すなわちバッテリパック1は、全体が薄板
形状により形成され、パーソナルコンピュータの裏面に
スライドさせて装着できるように構成される。バッテリ
パック1は、このようにスライドさせて奥側となる側の
厚みが、これとは逆側より厚くなるように形成される。
バッテリパック1は、下ケース2の内側に、二次電池ユ
ニット3を配置した後、上ケース4及び5を順次配置し
て構成される。
【0012】ここで下ケース2は、樹脂材料を射出成形
して、周囲に壁面が形成されてなる略長方形形状により
形成される。下ケース2は、パーソナルコンピュータに
突き当たる側である長辺の壁面の一部に、切り欠き2A
が形成される。バッテリパック1では、この切り欠き2
Aにより二次電池ユニット3のコネクタ3Aが露出する
ように形成され、これによりこのコネクタ3Aを介して
パーソナルコンピュータと電気的に接続されるようにな
されている。
【0013】二次電池ユニット3は、このバッテリパッ
ク1に適用される薄板形状による二次電池セル6A〜6
Fを後述する端子板により接続して形成されたアッセン
ブリ品である。上ケース4は、樹脂材料を射出成形して
形成され、二次電池ユニット3の厚みの厚い側につい
て、下ケース2を覆って二次電池ユニット3を保持す
る。また上ケース5は、金属板材をプレス加工して作成
され、二次電池ユニット3の厚みの薄い側について、下
ケース2を覆って二次電池ユニット3を保持する。かく
するにつき、バッテリパック1においては、このように
厚みの厚い側については樹脂性の上ケース4により下ケ
ース2を覆い、厚みの薄い側については金属板材による
上ケース5により下ケース2を覆うことにより、全体の
厚みを極力薄くするようになされている。
【0014】これらによりこの実施の形態において、下
ケース2、上ケース4及び5は、薄板形状による複数の
二次電池セル6A〜6Fを1つの端子板により接続して
形成された二次電池ユニット3について、切り欠き2A
により、この二次電池ユニット3の電力を外部機器に供
給可能に、この二次電池ユニット3を保持する外装ケー
スを構成するようになされている。
【0015】図1は、二次電池ユニット3を示す分解斜
視図である。二次電池ユニット3は、端子板7に二次電
池セル6A〜6Fを接続した後、配線基板8に、端子板
7、温度制御部品9を順次接続し、その後、矢印A及び
Bに示すように、端子板7に対して二次電池セル6A〜
6Fを端子部分より折り曲げて作成される。なおこのよ
うにして組み立てる際に、二次電池ユニット3は、端子
板7と配線基板8との間に絶縁テープ10が配置され、
また温度制御部品9と端子板7との間にも絶縁テープ1
1が配置され、これらにより安全性を確保するようにな
されている。
【0016】ここで二次電池セル6A〜6Fは、同一構
成の非水系二次電池セルであり、薄板形状による長方形
形状により形成される。二次電池セル6A〜6Fは、短
辺側の端面に正極端子(根元部分に符号+が付されてな
る端子である)及び負極端子(根元部分に符号−が付さ
れてなる端子である)が配置される。二次電池セル6A
〜6Fは、これら正極端子及び負極端子のうち、この短
辺側、側面の隅部に負極端子が形成され、この短辺側、
側面のほぼ中央部分に正極端子が形成されるようになさ
れる。これによりこの側面を正面側より見て、長手方向
の一方側に正極端子及び負極端子が偏って配置されるよ
うになされている。
【0017】二次電池セル6A〜6Fは、正極端子及び
負極端子を配置してなる側面が端子板7側となるよう
に、細長く延長する端子板7の長手方向の両側に、それ
ぞれ3個ずつ密接して並ぶように配置され、端子板7に
正極端子及び負極端子が半田付けされる。二次電池セル
6A〜6Fは、このように端子板7の両側に配置した際
に、符号+及び−が付されてなる面が上方に見て取られ
るように、全ての二次電池セル6A〜6Fが同一の向き
に配置され、これにより端子板7の両側で、正極端子及
び負極端子の偏った方向が逆向きとなるようになされて
いる。これらにより二次電池セル6A〜6Fは、このよ
うにして端子板7に配置して、矢印A及びBに示すよう
に、正極端子及び負極端子をほぼ90度の角度により折
り曲げると、端子板7の長手方向、両側に配置された二
次電池セル6A〜6Fにおいて、同一の面が向き合うよ
うに密着するようになされ、これによりバッテリパック
1全体としての厚みを薄くすることができるようになさ
れている。
【0018】すなわちこの種の二次電池セル6A〜6F
においては、セパレータ、電極等によるシート状部材の
積層体を巻き固めで作成されることにより、厚みに偏り
を避け得ない。むろん、この厚みの偏りにおいては、交
差以下の僅かなものではあるが、実際上、二次電池セル
6A〜6Fを同一方向に積層した場合には、この僅かな
厚みの偏りが累積され、その結果、この偏りの分だけ、
全体の厚みが厚くなる。これに対してこの実施の形態の
ように、同一の面が向き合うように積層して保持する
と、このような僅かな厚みの偏りを打ち消し合うように
することができ、その分、同一方向により重ね合わせる
場合に比して、全体の厚みを薄くすることができる。
【0019】二次電池セル6A〜6Fにおいては、端子
板7により、このように同一面が向き合うように積層さ
せる二次電池セル6A及び6D、6B及び6E、6C及
び6Fがそれぞれ並列に接続され、これにより並列接続
による二次電池セル6A及び6D、6B及び6E、6C
及び6Fの組が形成される。またこれら並列接続による
二次電池セル6A及び6D、6B及び6E、6C及び6
Fの組が直列に接続される。
【0020】ここで端子板7は、図3に示すように、金
属板材による配線パターン12の両面をポリイミドフィ
ルムによる絶縁シート13で覆って形成される。端子板
7は、細長く延長するように形成され、この長手方向に
延長する略中央の部分より2つ折りできるように、この
中央部分に細長く延長するスリットSが断続的に形成さ
れるようになされている。端子板7は、このスリットS
の両側に分離されて、金属板材による配線パターン12
が形成され、またこの長手方向の所定個所にて、配線パ
ターン12が部分的に途切れるように形成される。
【0021】またこの図3における裏面側においては、
配線パターン12のほぼ全面を覆うように、絶縁シート
13が形成されるのに対し、この図3における表面側に
おいては、所定個所に、二次電池セル6A〜6Fの端子
と配線パターン12との接続用のランド14を形成する
開口が絶縁シート13に形成されるようになされてい
る。これにより端子板7は、この開口が形成されてなる
側が表側となるように、中央のスリットSの部分で2つ
折りに折り曲げて、いわゆる両面配線基板と同様に、表
面側と裏面側とにそれぞれ配線パターン12が配置さ
れ、またこの配線パターン12に二次電池セル6A〜6
Fの端子を接続するランド14が形成されるようになさ
れている。
【0022】これにより端子板7は、同一面が向き合う
ように積層される二次電池セル6A及び6D、6B及び
6E、6C及び6Fをそれぞれ並列に接続するようにな
されている。かくするにつき、このように端子板7を両
面基板と同様に使用して、二次電池セル6A及び6D、
6B及び6E、6C及び6Fをそれぞれ並列接続する場
合、図1においては、端子板7の裏側及び表側に、それ
ぞれ二次電池セル6A〜6Fの正極端子及び負極端子を
配置してランド14に半田付けすることにより、これら
の並列接続を形成することができ、これにより簡易な組
み立て作業により、さらには間違いなく、二次電池セル
6A〜6Fを端子板7に接続することができるようにな
されている。
【0023】さらに端子板7は、中央のスリットSによ
り分離される一方の配線パターン12において、絶縁シ
ート13より側方に飛び出す突起15が形成され、他方
の配線パターンにおいては、この突起15に対応する部
位に、ランド16が配置される。端子板7は、スリット
Sの部分で折り曲げ、また突起15をランド16側に折
り曲げて半田付けすることにより、それぞれ並列接続し
てなる二次電池セル6A及び6D、6B及び6E、6C
及び6Fを直列に接続できるようになされている。これ
らにより端子板7は、背中合わせに二次電池セル6A〜
6Fを配置して、簡易な作業によりこれら二次電池セル
6A〜6Fを直並列に接続できるようになされている。
【0024】さらに端子板7は、突起15が作成されて
なる側に、同様の突起17が作成され、また長手方向の
端部に突起18が形成される。突起18は、このように
直並列に二次電池セル6A〜6Fを接続して最も高電位
側である二次電池セル6C、6Fの正極端子に接続する
ように配線パターン12に形成され、突起17は、それ
ぞれ二次電池セル6A〜6Fの直列回路の各接続点の配
線パターン12に形成されるようになされている。これ
ら突起17及び18は、それぞれほぼ直角に折れ曲がっ
て、配線基板8側に突出するように形成される。
【0025】配線基板8においては、これらの突起17
及び18をそれぞれ差し込むスリットが形成され、この
スリットに突起17及び18を差し込んで半田付けする
ことにより、それぞれ並列接続されてなる二次電池セル
6A及び6D、6B及び6E、6C及び6Fの両端を接
続できるようになされている。なお図3においては、こ
のような端子板7による二次電池セル6A〜6Fと配線
基板8との接続を、破線による電池のシンボルで示す。
【0026】配線基板8においては、コネクタ3Aと、
これら二次電池セル6A及び6D、6B及び6E、6C
及び6Fの充放電を制御する充放電制御回路20が配置
される。すなわち充放電制御回路20は、各二次電池セ
ル6A及び6D、6B及び6E、6C及び6Fの端子間
電圧を監視により、二次電池セル6A及び6D、6B及
び6E、6C及び6Fの過充電、過放電を防止し、さら
には充放電電流の監視により充放電を停止制御する。ま
た図示しないサーミスタにより二次電池セル6A〜6F
の温度を監視し、異常な放電を防止する。
【0027】温度制御部品9は、サーモスタット9A、
9B、温度ヒューズ9Cの直列回路により構成され(図
1)、充放電制御回路20とコネクタ3Aとの間に配置
され、これによりバッテリパック1の事故を防止する。
かくするにつき温度制御部品9は、これらサーモスタッ
ト9A、9B、温度ヒューズ9Cの直列回路が端子板7
と二次電池セル6A〜6Fの正極端子及び負極端子の間
の隙間に配置されるようになされ、これによりこのバッ
テリパック1では、微小な内部空間を有効に利用して温
度制御部品9を配置し、これによっても一段と小型かつ
薄型に形成できるようになされている。
【0028】(2)実施の形態の動作 以上の構成において、このバッテリパック1は(図
3)、端子板7が2つ折りされた後、直列接続に供する
突起15がランド16側に折り曲げられて半田付けさ
れ、これにより端子板7の加工が完了する。バッテリパ
ック1は、この端子板7の折り曲げにより、表面及び裏
面にそれぞれ二次電池セル6A〜6Fの正極端子及び負
極端子を接続するランド14を有し、かつ金属板材によ
るこのランド14間の配線パターン12により二次電池
セル6A及び6D、6B及び6E、6C及び6Fをそれ
ぞれ並列に接続する配線が形成される。また突起15と
ランド16との接続により、このように並列接続されて
なる二次電池セル6A及び6D、6B及び6E、6C及
び6Fを直列接続する配線パターン12の接続が形成さ
れる。
【0029】このバッテリパック1は、この端子板7の
両側に、端子板7側が正極端子及び負極端子となるよう
に、二次電池セル6A〜6Fがそれぞれ3個づつ並んで
配置され(図2)、各正極端子及び負極端子が、それぞ
れ端子板7の表側及び裏側のランド14に半田付けによ
り接続される。これによりバッテリパック1は、二次電
池セル6A〜6Fが2個づつ並列に接続され、これらの
並列回路が直列に接続される。
【0030】バッテリパック1は、別途、コネクタ3
A、充放電制御回路20が配線基板8に実装され、この
配線基板8に形成されたスリットに対して、二次電池セ
ル6A〜6Fを接続してなる端子板7の突起17が差し
込まれて半田付けされ、これにより二次電池セル6A〜
6Fが充放電制御回路20に接続される。また同様にし
て、別工程によりアッセンブリされてなるサーモスタッ
ト9A、9B、温度ヒューズ9Cの直列回路が、端子板
7側より配線基板8に接続され、これにより充放電制御
回路20とコネクタ3Aとの間の充放電経路が形成され
る。
【0031】バッテリパック1は、このようにして配線
基板8に対して二次電池セル6A〜6F等が接続される
と、二次電池セル6A〜6Fの端子が折り曲げられ、並
列接続されてなる二次電池セル6A及び6D、6B及び
6E、6C及び6Fが、それぞれ同一の面が対向するよ
うに積層されて保持され(図1)、これら二次電池セル
6A及び6D、6B及び6E、6C及び6Fの端子側に
配線基板8、端子板7を配置してなる二次電池ユニット
3が形成される。
【0032】バッテリパック1は、このようにして作成
された二次電池ユニット3が下ケース2に収納された
後、上ケース4、5が順次配置されて形成される。
【0033】このようにして作成されるバッテリパック
1においては、並列接続されてなる二次電池セル6A及
び6D、6B及び6E、6C及び6Fが、それぞれ同一
の面が対向するように積層されて保持されることによ
り、各二次電池セル6A〜6Fにおける厚みの偏りが累
積しないように、すなわち積層される二次電池セル6A
〜6F間で厚みの偏りを打ち消し合うことができ、これ
により従来に比して全体の厚みを薄くすることができ
る。
【0034】しかしながらこのようにして同一の面が向
き合うように二次電池セル6A及び6D、6B及び6
E、6C及び6Fを積層すると、これら二次電池セル6
A及び6D、6B及び6E、6C及び6Fをそれぞれ組
にして並列接続する場合に、同一の向きにより積層する
場合に比して、接続が煩雑になる。特に、正極端子と負
極端子とを二次電池セルの中心線に対して対称に配置し
てなる場合には、この積層した二次電池セル間で正極端
子及び負極端子との間で、短絡事故が発生する恐れもあ
る。
【0035】しかしながらこのバッテリパック1では、
これら二次電池セル6A〜6Fの正極端子及び負極端子
が、これら正極端子及び負極端子の配置してなる側面に
おいて、長手方向に偏って配置されることにより、この
ような短絡事故の発生を防止することができる。またこ
のように偏って配置して、端子板7の表面と裏面とにそ
れぞれ正極端子及び負極端子の接続に供する配線パター
ン12を形成することにより、単に正極端子及び負極端
子を端子板7の裏表に振り分けて、対応するランド14
に半田付けするだけの簡易な作業により、誤接続を有効
に回避して、確実に二次電池セル6A〜6Fを接続する
ことができる。
【0036】またこの端子板7が、金属板材による配線
パターンの両面が絶縁シートにより覆って形成されてい
ることにより、このような配線パターンによる電力の損
失を極力、低減することができる。
【0037】またこのような端子板7に配線基板8が積
層されて接続されることにより、バッテリパック1内の
スペースを有効に利用して、各組の二次電池セル6A及
び6D、6B及び6E、6C及び6Fの充放電をそれぞ
れ制御する充放電制御回路を配置することができ、これ
によっても全体形状を薄型化し、また小型化することが
できる。
【0038】(3)実施の形態の効果 以上の構成によれば、薄板形状による二次電池セルにつ
いて、同一面が向き合うように積層して保持することに
より、パーソナルコンピュータ等のバッテリパックにお
いて、従来に比して一段と薄型化することができる。
【0039】また二次電池において、長手方向に、正極
端子及び負極端子が偏って設けられることにより、積層
した二次電池セル間における短絡事故等を有効に防止す
ることができる。
【0040】また金属板材による配線パターンの両面を
絶縁シートにより覆って端子板を作成したことにより、
電力損失を低減することができる。
【0041】また端子板に対して、二次電池セルの充放
電を制御する充放電制御回路を搭載してなる配線基板を
積層して接続し、この配線基板を介して、二次電池セル
の電力を外部機器に出力することにより、全体形状を薄
型化し、また小型化することができる。
【0042】(4)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、長手方向に延長する
スリットにより端子板を2つ折りして使用する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、折り曲げる方向
については、必要に応じて種々に設定することができ
る。
【0043】また上述の実施の形態においては、2個の
二次電池セルを並列接続し、さらにこの並列接続を3
個、直列接続する場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、種々の個数により並列接続を形成する場合、
さらには種々の段数により直列接続する場合に広く適用
することができる。
【0044】また上述の実施の形態においては、本発明
をパーソナルコンピュータのバッテリパックに適用する
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、種々の
機器のバッテリパックに広く適用することができる。
【0045】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、薄板形状
による二次電池セルについて、同一面が向き合うように
積層して保持することにより、パーソナルコンピュータ
等のバッテリパックにおいて、従来に比して一段と薄型
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るバッテリパックの二
次電池ユニットを示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るバッテリパックの分
解斜視図である。
【図3】図1の二次電池ユニットに適用される端子板の
説明に供する平面図である。
【符号の説明】
1……バッテリパック、2……下ケース、2A……コネ
クタ、3……二次電池ユニット、4、5……上ケース、
6A〜6F……二次電池セル、7……端子板、8……配
線基板、20……充放電制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄板形状による複数の二次電池セルを端子
    板により接続して形成された二次電池ユニットと、 前記二次電池ユニットの電力を外部機器に供給可能に、
    前記二次電池ユニットを保持する外装ケースとを有し、 前記二次電池は、 1つの端面に、長手方向に順次並んで正極端子及び負極
    端子が設けられ、 前記二次電池ユニットは、 前記正極端子及び負極端子が同一の側に位置するよう
    に、複数の前記二次電池をそれぞれ積層して複数組の二
    次電池セルが形成され、 前記正極端子及び負極端子が同一の側に位置するよう
    に、前記長手方向に、前記複数組の二次電池セルが順次
    並んで配置され、 前記同一の側に位置する各二次電池セルの前記正極端子
    及び負極端子を、前記端子板により接続して形成され、 前記各組の二次電池セルは、 同一の面が向き合うように積層されたことを特徴とする
    バッテリパック。
  2. 【請求項2】前記二次電池は、 前記長手方向に、正極端子及び負極端子が偏って設けら
    れたことを特徴とする請求項1に記載のバッテリパッ
    ク。
  3. 【請求項3】前記端子板は、 金属板材による配線パターンの両面を絶縁シートにより
    覆って形成されたことを特徴とする請求項1に記載のバ
    ッテリパック。
  4. 【請求項4】前記端子板は、 前記二次電池セルの充放電を制御する充放電制御回路を
    搭載した配線基板が積層されて接続され、 前記配線基板を介して、前記二次電池セルの電力を前記
    外部機器に出力することを特徴とする請求項1に記載の
    バッテリパック。
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