JP2003195930A - Nc工作機のdnc運転方法及びそのシステム - Google Patents

Nc工作機のdnc運転方法及びそのシステム

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JP2003195930A
JP2003195930A JP2001400567A JP2001400567A JP2003195930A JP 2003195930 A JP2003195930 A JP 2003195930A JP 2001400567 A JP2001400567 A JP 2001400567A JP 2001400567 A JP2001400567 A JP 2001400567A JP 2003195930 A JP2003195930 A JP 2003195930A
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JP2001400567A
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Takashi Mamiya
隆 間宮
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AMADA DENSHI KK
Amada Co Ltd
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AMADA DENSHI KK
Amada Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホストコンピュータ側でNC工作機に備えら
れた制御コンピュータを制御してNC工作機の無人運転
を行う。 【解決手段】 ホストコンピュータ53で作成された複
数のNCデータ65と、スケジュールデータとをNC工
作機に一体的に備えられた制御コンピュータ55へ送信
する。複数のNCデータと、各NCデータの実行順位等
を決めたスケジュールデータとをデータコントロール部
85が読み込みCNC部77へ各NCデータをスケジュ
ールされた順番に送信する。これにより、NC工作機は
CNC部77に制御されながら順序良く製品の加工を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はNC工作機のDN
C運転方法及びそのシステムに関し、さらに詳細には、
ホストコンピュータから送信されてくるDNC運転に係
る指示に基づき、NC工作機が自動運転を行うNC工作
機のDNC運転方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、従来のNC工作機の専
用制御装置は、NCデータを記憶するメモリ量が非常に
少なかった。これに伴い、NCデータを作成して送信す
るホストコンピュータ側ではNCデータを少量の容量に
分割して、NC工作機の専用制御装置側へ送信してい
た。また、このホストコンピュータは、生産管理等も行
う汎用大型コンピュータである場合もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のNC
工作機のDNC運転方法では、以下のような問題があっ
た。すなわち、NC工作機の専用制御装置のメモリの容
量が少ないため、複数のNCデータを一括して送信する
ことができない。このため、スケジュール運転等の長時
間に渡る無人運転ができないという問題があった。
【0004】また、NC工作機の制御コンピュータのメ
モリ容量を増大させても、NCデータを作成して送信す
るホストコンピュータ側ではNCデータを少量の容量に
分割してNC工作機の制御コンピュータへ送信する。こ
のため、この様な送信に対応した制御コンピュータでな
いと従来のホストコンピュータのシステムを再構築しな
ければならないという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述のごとき
問題に鑑みてなされたもので、ネットワークを介して、
ホストコンピュータからのDNC運転に係る指示に基づ
きNC工作機に一体的に備えられた制御コンピュータが
自動運転を行うNC工作機のDNC運転方法において、
前記制御コンピュータが、前記ホストコンピュータから
前記DNC運転に係る指示をまつ工程と、前記制御コン
ピュータが、前記ホストコンピュータから順次送信され
てくるNC工作機の制御プログラムであるNCデータを
所定のデータ容量に分割した分割NCデータを受信して
メモリに記憶する工程と、前記分割NCデータを表示部
に表示する工程と、前記制御コンピュータが前記分割N
Cデータに基づき前記NC工作機を制御する工程とを含
むことが好ましい。
【0006】また、加工終了後、前記NCデータを消去
する工程を含むことが望ましい。
【0007】ネットワークを介して、ホストコンピュー
タからのDNC運転に係る指示に基づきNC工作機に一
体的に備えられた制御コンピュータが自動運転を行うN
C工作機のDNC運転システムにおいて、前記制御コン
ピュータが、前記ホストコンピュータから前記DNC運
転に係る指示をまつ手段と、前記制御コンピュータが、
前記ホストコンピュータから順次送信されてくるNC工
作機の制御プログラムであるNCデータを所定のデータ
容量に分割した分割NCデータを受信してメモリに記憶
する手段と、前記分割NCデータを表示部に表示する手
段と、前記制御コンピュータが前記分割NCデータに基
づき前記NC工作機を制御する手段とを備えたことが好
ましい。
【0008】そして、ネットワークを介して、ホストコ
ンピュータからのDNC運転に係る指示に基づきNC工
作機に一体的に備えられた制御コンピュータが自動運転
を行うNC工作機のDNC運転方法において、前記制御
コンピュータが前記ホストコンピュータから前記DNC
運転に係る指示をまつ工程と、前記制御コンピュータが
前記ホストコンピュータから送信されてくるNC工作機
の制御プログラムであるNCデータと、スケジュールデ
ータとをメモリに記憶する工程と、前記制御コンピュー
タが前記NCデータと、前記スケジュールデータとに基
づきNC工作機の制御を行う工程とを含むことが望まし
い。
【0009】さらに、制御プログラム内容の異なる複数
個の前記NCデータが制御コンピュータのそれぞれのフ
ァイルに記憶された後、前記ホストコンピュータから送
信されたスケジュールデータに基づき前記制御コンピュ
ータがNC工作機を制御することが好ましい。
【0010】前記NCデータを表示部に表示してNC加
工機の制御を行う工程を含むことを特徴とするが好まし
い。
【0011】ネットワークを介して、ホストコンピュー
タからのDNC運転に係る指示に基づきNC工作機に一
体的に備えられた制御コンピュータが自動運転を行うN
C工作機のDNC運転システムにおいて、前記制御コン
ピュータが前記ホストコンピュータから前記DNC運転
に係る指示をまつ手段と、前記制御コンピュータが前記
ホストコンピュータから送信されてくるNC工作機の制
御プログラムであるNCデータと、スケジュールデータ
とをメモリに記憶する手段と、前記制御コンピュータが
前記NCデータと、前記スケジュールデータとに基づき
NC工作機の制御を行う手段とを備えたことが好まし
い。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して説明する。
【0013】なお、本例でDNC(Direct:nu
merical:control)運転とはNC工作機
に一体的に備えられた制御コンピュータの運転をネット
ワークで通信可能なホストコンピュータ(例えば、生産
管理を同時に行っている大型コンピュータ、サーバコン
ピュータ、設計用のコンピュータ等を含む)によりダイ
レクトに行うことをいう。また、本例では1台のNC工
作機がネットワークにつながっている場合を想定してい
るが、複数台つながっていてもよい。
【0014】図1及び図2にNC工作機のDNC運転シ
ステム1の概略の構成を示す。
【0015】図1を参照する。このNC工作機のDNC
運転システム1は、事務所、本社等に備えられているホ
ストコンピュータ3(生産管理を同時に行っている大型
コンピュータ、サーバコンピュータ、設計用のコンピュ
ータ等を含む)と、NC工作機に一体的に備えられた制
御コンピュータ5とが、ネットワーク7(例えば、RS
232C、イーサネット(登録商標)等)により通信で
きるようになっている。
【0016】前記ホストコンピュータ3は、旧来から会
社の生産管理等を行っている汎用のホストコンピュータ
を想定して説明する。旧来のNC工作機の制御を行う専
用コンピュータはメモリ等が十分に備えられていないた
め、例えば、ホストコンピュータからNCデータ等を前
記専用コンピュータへ送信する場合、一括して全てのN
Cデータを送信することはできない。従って、少量(例
えば数バイト、数十バイト、数百バイト等)にNCデー
タを分割した分割NCデータを送信する。このような旧
来のホストコンピュータ3に対応したものが前記NC工
作機のDNC運転システム1である。
【0017】前記ホストコンピュータ3は、製品の設計
を行い展開された部品の図面データを仮想のワークシー
トに複数配置するCAD部9と、この部品の展開図面デ
ータを仮想のワークシートに複数配置したデータを記憶
するCADデータメモリ11と、CADデータメモリ1
1から前記データを読み込み、NC工作機の制御プログ
ラムであるNCデータ(例えば、Gコード等)を作成し
てNCデータメモリ15に記憶するNCデータ作成部1
3とを備えている。
【0018】前記ホストコンピュータ3は、さらに前記
NCデータメモリ15からNCデータを読み込み所定
(例えば、数バイト、数十バイト、数百バイト等)のN
Cデータに分割した分割NCデータを作成して分割NC
データメモリ19に記憶する分割部17と、分割NCデ
ータメモリ19から分割NCデータを読み込み制御コン
ピュータ5に送信する送信管理部21を備えている。
【0019】前記制御コンピュータ5は、タスク処理部
23と、例えばオペレータとNC工作機の情報交換を表
示部27で行うための管理等を行うマンマシンインター
フェイス部25(MMI)と、NCデータをコンパイル
してNC工作機の数値制御を行うCNC部29と、表示
部27とを備えている。
【0020】前記マンマシンインターフェイス部25
は、前記送信管理部21から送信されてくる分割NCデ
ータを受信して分割NCデータメモリ33に記憶する受
信部31と、分割NCデータメモリ33から分割NCデ
ータを読み込み表示部27に表示させる(なお、表示部
27に表示させる為にNCデータの送信を行う処理はC
NC部29であってもよい)と共に実際の加工を実行さ
せるためCNC部29に分割NCデータを送信するデー
タコントロール部35とを備えている。なお、前記タス
ク処理部23は後で詳しく説明する。
【0021】図2を参照する。NC工作機のDNC運転
システム51は上述で説明した旧来のホストコンピュー
タと違い制御プログラム内容の異なる複数個のNCデー
タを作成して、さらに、これらのNCデータの実行順番
等を決めたスケジュールデータを作成して制御コンピュ
ータ55に送信し制御する場合を想定している。
【0022】前記NC工作機のDNC運転システム51
は、ホストコンピュータ53(生産管理を同時に行って
いる大型コンピュータ、サーバコンピュータ、設計用の
コンピュータ等を含む)と、NC工作機に一体的に備え
られた制御コンピュータ55とがネットワーク57(例
えば、イーサネット(登録商標)等)により通信可能に
なっている。前記ホストコンピュータ53は、DNC運
転に係る指示(例えば、NCデータの送信、スケジュー
ルデータの送信等)を制御コンピュータ55に送信して
実際のNC加工の実行を司る。一方、前記制御コンピュ
ータ55はDNC運転に係る指示に基づきNC工作機の
制御を行う。
【0023】前記ホストコンピュータ53は、製品の設
計を行い展開された部品の図面データを仮想のワークシ
ートに複数配置するCAD部59と、この部品の展開図
面データを仮想のワークシートに複数配置したデータを
記憶するCADデータメモリ61と、CADデータメモ
リ61から前記データを読み込み、NC工作機の制御プ
ログラムであるNCデータ(例えば、Gコード等)を作
成してNCデータメモリ65に記憶するNCデータ作成
部63とを備えている。本例では、NCデータメモリ6
5には制御プログラム内容の異なるNCデータを格納す
るファイル65a、65b、65cの3個を含んでいる
場合を想定する。
【0024】このホストコンピュータ53は、NCデー
タメモリ65から制御プログラム内容の異なる複数のN
Cデータを読み込み制御コンピュータ55側に送信する
加工指示部67を備えている。さらに、この加工指示部
67は、前述の複数のNCデータの実行順序等を決めた
スケジュールデータを作成しスケジュールデータメモリ
69に記憶する。そして、加工を行うとき制御コンピュ
ータ55側に送信する。これにより、複数のNCデータ
をネットワーク上の任意のコンピュータに保存すること
ができる。そして、任意のコンピュータからスケジュー
ルを作成して、実行を行うことができる。
【0025】また、NCデータの送信は1個でもよく、
ホストコンピュータへ、このNCデータを送信すると同
時に加工を実行してもよい。
【0026】前記制御コンピュータ55はタスク処理部
71と、例えばオペレータとNC工作機の情報交換を表
示部75で行うための管理等を行うマンマシンインター
フェイス部73(MMI)と、NCデータをコンパイル
してNC工作機の数値制御を行うCNC部77と、表示
部75とを備えている。
【0027】前記マンマシンインターフェイス部73
は、ホストコンピュータ53の加工指示部67が送信し
たNCデータ、及びスケジュールデータを受信して、そ
れぞれNCデータメモリ(NCデータ81a、NCデー
タ81b、NCデータ81cを含む)81、スケジュー
ルデータメモリ83に記憶する受信部79と、前記NC
データメモリから複数のNCデータを読み込み、スケジ
ュールデータメモリ83からスケジュールデータを読み
込み実行順にNCデータを並べてCNC部77へ送信す
るデータコントロール部85とを備えている。これによ
り、スケジュールに従い複数のNCデータに基づき板金
製品の加工を行うことができる。また、前記データコン
トロール部85は画面に加工中のNCデータを表示させ
るため表示部75にNCデータを送信する(なお、表示
部75に表示させる為にNCデータの送信を行う処理は
CNC部77であってもよい)。
【0028】図3を参照して、タスク処理部23,71
(図1のタスク処理部と図2のタスク処理部)を説明す
る。
【0029】このタスク処理部23、71は通信の入出
力のポートのオープン、クローズ処理、データの送受信
のタイミング管理等を行うシリアル通信モジュール91
と、メイン画面の表示処理の管理(例えば、通信モジュ
ールからのデータの取得、CNC部へのデータ転送、キ
ャプション色の変更)を行うメイン画面管理モジュール
93と、操作画面の管理(例えば、実行プログラム表
示、NCデータの実行行表示、DNCボタン操作)を行
う操作画面モジュール95と、DNC運転の管理(例え
ば、Gコード行単位転送、DNC運転モード監視等)を
行うDNC管理モジュール97と、NCデータのブロッ
ク転送処理等を行うDNC転送モジュール99と、アラ
ームの管理(例えば、NC工作機のアラーム監視等)を
行うアラームモジュール101と、コントロール処理
(例えば、PCコマンド発行、オペレーション監視、プ
ログラムの動作ステータス監視等)を行うコントロール
モジュール103と、プログラム(NCデータをいう。
以下同じ)転送の管理(プログラム依存関係解析、NC
データ等のファイル有無検証、加工条件有無検証、プロ
グラム非同期転送、プログラム動機転送等)を行うプロ
グラム転送モジュール105と、プログラムのブロック
転送を行うプログラム転送サブモジュール107とを備
えている。
【0030】これらの各モジュールが同時並行してソフ
ト処理を行うことにより、DNC運転のデータ転送、時
間的な整合性等が図られDNC運転が実現できる。
【0031】図4を参照して前記制御コンピュータ5、
53のハード構成を説明する。この制御コンピュータ
5、53はパソコン用CPU121とハードディスク1
23とが内蔵され、LCDのような液晶表示画面(表示
部)125が備えられている。そして、バス(例えばI
SA/PCI)127によりデータが流れるようになっ
ている。前記ハードディスク123には、例えばOSソ
フト129(例えばWindows(登録商標))と、
NC工作機械の加工状況やアラーム情報を取得したり、
人とコンピュータの情報のやりとりを行うMMI(マン
マシンインターフェイス)アプリケーションソフト13
1等が格納されている。
【0032】図5〜図9を参照してNC工作機のDNC
運転システム1、及びNC工作機のDNC運転システム
51の動作を説明する。
【0033】図5、及び図6はNC工作機のDNC運転
システム1の動作を示している。
【0034】ステップS501では、制御コンピュータ
5(例えば、AM−NC)の操作画面のDNCボタンを
オペレータがONにする。
【0035】ステップS503では、操作画面が黄色の
キャプション色になる。図9に操作画面GMを示す。す
なわち、DNCボタン901を押下すると、バー部分9
02が黄色になる。これにより、DNC運転モードにな
ったことを、誰でもが容易に認識することができる。
【0036】ステップS505では、制御コンピュータ
5の通信ポートがONになり受信部31がDNC運転に
係る指示をまつ状態になる。
【0037】ステップS507では、受信部31は常に
ホストコンピュータ3から分割NCデータが送信されて
いるかどうかをチェックしている。
【0038】ステップS509では分割NCデータが送
信されていると判断したとき処理をステップS511に
移す。一方、分割NCデータが送信されていないと判断
したとき処理をステップS507に戻す。
【0039】ステップS511では、受信部31が分割
NCデータを受信して分割NCデータメモリ33に記憶
する。
【0040】ステップS513では、データコントロー
ル部35が分割NCデータメモリ33より分割NCデー
タを読み込み表示部27にNCデータを表示する(な
お、表示部27に表示させる為にNCデータの送信を行
う処理はCNC部29であってもよい)。
【0041】図9を参照する。すなわち、表示範囲90
5に加工中のNCデータが表示される。また、現在加工
中のNCデータがこの画面で色(例えば、赤色、黄色
等)により識別されている。これにより、NCデータの
どこを加工しているかを正確に知ることができる。
【0042】また、この操作画面GMは以下の内容を含
む。すなわち、実行中のプログラム名を表示するプログ
ラム名表示欄903、加工中の現在座標Xを表示する欄
907,現在座標Yを表示する欄909、使用金型を表
示する欄911、角度を表示する欄913、ラム位置を
表示する欄913、板厚を表示する欄915、圧力を表
示する欄917、材質を表示する欄919、及びラム速
度を表示する欄921を含む。これらにより、オペレー
タは加工の詳細を容易に認識でき、例えば、異常加工を
未然に防ぐことができる。
【0043】ステップS515では、データコントロー
ル部35が表示部27に表示した分割NCデータをCN
C部29に送信する。なお、一旦、CNC部29に送信
した分割NCデータは、データコントロール部35が分
割NCデータメモリ33から削除する。これにより、連
続的に送信されてくる分割NCデータを順次重複する事
無く読み込むことができる。
【0044】ステップS517では、CNC部29が分
割NCデータに基づきNC工作機の制御を行い実際の加
工が行われる。
【0045】ステップS519では、加工が完了(例え
ば、NCデータを全て処理したとき等により判断する)
したかどうかを判断する。加工が終了したと判断したと
き処理はステップS521に進む。加工が終了していな
いと判断したとき処理はステップS507に戻り、再び
ステップS507〜ステップS517までの処理を行
う。
【0046】ステップS521ではホストコンピュータ
3側に加工終了の信号を送信する。また、加工が終了し
たら不要になったNCデータを削除する。これにより、
大量のNCデータを処理してもNCデータ管理が適正に
できる。
【0047】図7及び図8はNC工作機のDNC運転シ
ステム51の動作を示している。
【0048】ステップS701では制御コンピュータ5
5(例えば、AM−NC)の操作画面のDNCボタンを
オペレータがONにする。
【0049】ステップS703では、画面のキャプショ
ン色が黄色になる。図9を参照する。すなわち、オペレ
ータがDNCボタン901を押下するとバー部分902
が黄色になる。これにより、DNC運転が行われている
ことを作業者等は容易に認識できるようになる。
【0050】ステップS705では、通信ポートがON
になる。これにより、制御コンピュータ55に備えられ
た受信部79はホストコンピュータ53からのDNC運
転に係る指示をまつことができる。
【0051】ステップS707では、受信部79はNC
データが送信されているかどうかをチェックする。
【0052】ステップS709で、NCデータが送信さ
れていると判断したとき処理はステップS711に進
む。NCデータが送信されていないと判断したとき処理
はステップS707に戻り再び送信されているかどうか
のチェックを行う。
【0053】ステップS711では受信部79がNCデ
ータを受信してNCデータメモリ81に記憶する。この
とき、制御プログラム内容の異なる複数個のNCデータ
があるときは複数個のNCデータをNCデータメモリに
格納する。
【0054】ステップS713では全てのNCデータを
受信したかどうかを判断する。全てのNCデータを受信
したと判断したとき処理はステップS715に進む。N
Cデータを全て受信していないと判断したとき処理はス
テップS711に戻る。
【0055】ステップS715では、1又は複数個のN
Cデータメモリ(ファイル)が作成される。
【0056】ステップS717では、ホストコンピュー
タ55で加工スケジュールを組み実行命令を行う。例え
ば、加工スケジュールの記載されたスケジュールデータ
を加工指示部67により送信する。
【0057】ステップS719ではデータコントロール
部85がNCデータと、スケジュールデータとを読み込
みスケジュール順に従いNCデータをCNC部77に送
信する。
【0058】ステップS721ではCNC部77により
NC工作機が制御され実際の加工処理が行われる。加工
中はNCデータが操作画面GMに表示される。詳細につ
いては上述のステップ513で説明した内容と同じであ
る(なお、表示部75に表示させる為にNCデータの送
信を行う処理はデータコントロール部85と、CNC部
77とのどちらでも良い)。
【0059】ステップS723では、全てのスケジュー
ル加工が行われたかどうかを判断する。全てのスケジュ
ール加工が行われたと判断したとき処理はステップS7
25に進む。スケジュール加工がまだ全て終了していな
いと判断してときステップS719に戻る。
【0060】ステップS725では、制御コンピュータ
55側からホストコンピュータ53側に終了信号を送信
する。
【0061】なお、本発明は、上述した実施の態様の例
に限定されることなく、適宜の変更を加えることによ
り、その他の態様で実施できるものである。例えば、特
定のホストコンピュータからNCデータを送信して、他
のコンピュータから加工の指示を出すということもでき
る。
【0062】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、例えば、最
新のホストコンピュータ側から、一括して複数のNCデ
ータを送信することができる。このため、スケジュール
運転等の長時間に渡る無人運転ができ作業効率が向上す
るという効果がある。また、NCデータをネットワーク
で結んだどのコンピュータにも保管することができると
いう効果がある。
【0063】また、旧来のホストコンピュータではNC
データを少量の容量に分割してNC工作機の制御コンピ
ュータへ送信するが、この様な送信に対応した制御コン
ピュータであるので旧来のホストコンピュータはシステ
ムを再構築しなくても稼働できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】NC工作機のDNC運転システムの概略を示す
概略図である。
【図2】NC工作機のDNC運転システムの概略を示す
概略図である。
【図3】タスク処理部の概略の構成を示す概略図であ
る。
【図4】NC工作機のDNC運転システムのハードウェ
ア構成の概略を示す概略図である。
【図5】NC工作機のDNC運転システムの流れを説明
するフローチャート図である。
【図6】図5の続きのフローチャート図である。
【図7】NC工作機のDNC運転システムの流れを説明
するフローチャート図である。
【図8】図7の続きのフローチャート図である。
【図9】操作画面を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 NC工作機のDNC運転システム 3 ホストコンピュータ 5 制御コンピュータ 7 ネットワーク 23 タスク処理部 25 マンマシンインターフェイス部 27 表示部 51 NC工作機のDNC運転システム 53 ホストコンピュータ 55 制御コンピュータ 71 タスク処理部 73 マンマシンインターフェイス部 75 表示部 77 CNC部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C100 AA43 BB12 BB13 CC11 5H215 AA07 BB09 CC09 CX01 CX05 GG02 GG16 KK04 KK06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して、ホストコンピュ
    ータからのDNC運転に係る指示に基づきNC工作機に
    一体的に備えられた制御コンピュータが自動運転を行う
    NC工作機のDNC運転方法において、 前記制御コンピュータが、前記ホストコンピュータから
    前記DNC運転に係る指示をまつ工程と、 前記制御コンピュータが、前記ホストコンピュータから
    順次送信されてくるNC工作機の制御プログラムである
    NCデータを所定のデータ容量に分割した分割NCデー
    タを受信してメモリに記憶する工程と、 前記分割NCデータを表示部に表示する工程と、 前記制御コンピュータが前記分割NCデータに基づき前
    記NC工作機を制御する工程と、 を含むことを特徴とするNC工作機のDNC運転方法。
  2. 【請求項2】 加工終了後、前記NCデータを消去する
    工程を含むことを特徴とする請求項1記載のNC工作機
    のDNC運転方法。
  3. 【請求項3】 ネットワークを介して、ホストコンピュ
    ータからのDNC運転に係る指示に基づきNC工作機に
    一体的に備えられた制御コンピュータが自動運転を行う
    NC工作機のDNC運転システムにおいて、 前記制御コンピュータが、前記ホストコンピュータから
    前記DNC運転に係る指示をまつ手段と、 前記制御コンピュータが、前記ホストコンピュータから
    順次送信されてくるNC工作機の制御プログラムである
    NCデータを所定のデータ容量に分割した分割NCデー
    タを受信してメモリに記憶する手段と、 前記分割NCデータを表示部に表示する手段と、 前記制御コンピュータが前記分割NCデータに基づき前
    記NC工作機を制御する手段と、 を備えたことを特徴とするNC工作機のDNC運転シス
    テム。
  4. 【請求項4】 ネットワークを介して、ホストコンピュ
    ータからのDNC運転に係る指示に基づきNC工作機に
    一体的に備えられた制御コンピュータが自動運転を行う
    NC工作機のDNC運転方法において、 前記制御コンピュータが前記ホストコンピュータから前
    記DNC運転に係る指示をまつ工程と、 前記制御コンピュータが前記ホストコンピュータから送
    信されてくるNC工作機の制御プログラムであるNCデ
    ータと、スケジュールデータとをメモリに記憶する工程
    と、 前記制御コンピュータが前記NCデータと、前記スケジ
    ュールデータとに基づきNC工作機の制御を行う工程
    と、 を含むことを特徴とするNC工作機のDNC運転方法。
  5. 【請求項5】 制御プログラム内容の異なる複数個の前
    記NCデータが制御コンピュータのそれぞれのファイル
    に記憶された後、前記ホストコンピュータから送信され
    たスケジュールデータに基づき前記制御コンピュータが
    NC工作機を制御することを特徴とする請求項4記載の
    NC工作機のDNC運転方法。
  6. 【請求項6】 前記NCデータを表示部に表示してNC
    加工機の制御を行う工程を含むことを特徴とする請求項
    4又は5記載のNC工作機のDNC運転方法。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して、ホストコンピュ
    ータからのDNC運転に係る指示に基づきNC工作機に
    一体的に備えられた制御コンピュータが自動運転を行う
    NC工作機のDNC運転システムにおいて、 前記制御コンピュータが前記ホストコンピュータから前
    記DNC運転に係る指示をまつ手段と、 前記制御コンピュータが前記ホストコンピュータから送
    信されてくるNC工作機の制御プログラムであるNCデ
    ータと、スケジュールデータとをメモリに記憶する手段
    と、 前記制御コンピュータが前記NCデータと、前記スケジ
    ュールデータとに基づきNC工作機の制御を行う手段
    と、 を備えたことを特徴とするNC工作機のDNC運転シス
    テム。
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