JP2003194508A - 歪み計測方法、歪み計測装置および歪み計測システム - Google Patents

歪み計測方法、歪み計測装置および歪み計測システム

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JP2003194508A
JP2003194508A JP2001393269A JP2001393269A JP2003194508A JP 2003194508 A JP2003194508 A JP 2003194508A JP 2001393269 A JP2001393269 A JP 2001393269A JP 2001393269 A JP2001393269 A JP 2001393269A JP 2003194508 A JP2003194508 A JP 2003194508A
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gauge
thickness
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measurement
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JP2001393269A
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Takeo Inatomi
丈夫 稲富
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表側のみにゲージを設けるだけで、曲げ歪み
εbを計測することのできる歪み計測方法を提供する。 【解決手段】 (a) 厚みHを有するベース部11に
第1の歪みゲージ12を有し前記ベース部の前記第1の
歪みゲージから前記厚み方向に離間した位置に第2の歪
みゲージ13を有する歪み計測装置10を提供するステ
ップと、(b)前記歪み計測装置が測定対象物30の表
面に接触するように前記歪み計測装置を設置するステッ
プと、(c) 前記第1の歪みゲージの検出値εAと、
前記第2の歪みゲージの検出値εBに基づいて、前記測
定対象物の曲げ歪みを求めるステップとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歪み計測方法、歪
み計測装置および歪み計測システムに関する。
【0002】
【従来の技術】歪みゲージは、板の表面に貼付されて、
その板の歪みを計測するために用いられる。通常一般の
歪みゲージは、その長さ方向に変化したときの歪みを計
測するためのものである。
【0003】板の引張り歪みεtおよび板の曲げ歪みε
bを計測するためには、板の表と裏の両面に、歪みゲー
ジを貼付する必要があった。
【0004】図6を参照して、上記のように、測定対象
の板30の表と裏の両面に歪みゲージを貼付して、板3
0の引張り歪みεtおよび曲げ歪みεbを計測する方法
について説明する。
【0005】上向きに凸となるように変形している板3
0の板厚tの板厚中心に、引張り歪みεtが生じている
場合、その板30の表面には、(εt+εb)の歪みが
生じており、その板30の裏面には、(εt−εb)の
歪みが生じている。
【0006】そこで、図7に示すように、板30の表面
に歪みゲージ41を設けておけば、その歪みゲージ41
の検出値(ε表)は、ε表=(εt+εb)である。同
様に、板30の裏面に歪みゲージ42を設けておけば、
その歪みゲージ42の検出値(ε裏)は、ε裏=(εt
−εb)である。
【0007】よって、板30の表面および裏面にそれぞ
れ歪みゲージ41、42を設けておけば、その板30の
引張り歪みεtと曲げ歪みεbを、次式から評価するこ
とができる。 εt=(ε表+ε裏)/2. εb=(ε表−ε裏)/2.
【0008】
【発明が解決しようとする課題】板状の試験供試体の標
定部の引張り歪みεtと板の曲げ歪みεbを計測する際
には、事前に、その板の表・裏の両面に歪みゲージを貼
付していれば問題は無い。しかしながら、試験の途中で
別の標定部を計測したい場合には、表側の面には、歪み
ゲージを追加的に貼付できたとしても、袋状になってい
る部位(例えば、航空機の翼)の裏側の面(例えば、燃
料タンクとなっている主翼の内部の面)には、歪みゲー
ジを貼付できないことがある。このような場合、その標
定部に引張り歪みεtと曲げ歪みεbが混在している薄
板では、正確なデータが取得できない。
【0009】本発明の目的は、表側のみにゲージを設け
るだけで、曲げ歪みεbを計測することのできる歪み計
測方法、歪み計測装置および歪み計測システムを提供す
ることである。本発明の他の目的は、表側のみにゲージ
を設けるだけで、引張り歪みεtと曲げ歪みεbを計測
することのできる歪み計測方法、歪み計測装置および歪
み計測システムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用する番号・符号を用いて、[課題を解決す
るための手段]を説明する。これらの番号・符号は、
[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記
載との対応関係を明らかにするために付加されたもので
あるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技
術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0011】本発明の歪み計測方法は、(a) 厚み
(H)を有するベース部(11)に設けられた第1の歪
みゲージ(12)と前記ベース部(11)の前記第1の
歪みゲージ(12)から前記厚み(H)方向に離間した
位置に設けられた第2の歪みゲージ(13)とを有する
歪み計測装置(10)を提供するステップと、(b)前
記歪み計測装置(10)が測定対象物(30)に接触す
るように前記歪み計測装置(10)を設置するステップ
と、(c) 前記第1の歪みゲージ(12)の検出値
(εA)と、前記第2の歪みゲージ(13)の検出値
(εB)に基づいて、前記測定対象物(30)の曲げ歪
み(εb)を求めるステップとを備えている。
【0012】本発明の歪み計測方法において、前記
(a)は、前記ベース部(11)の裏面(11a)に前
記第1の歪みゲージ(12)が設けられ前記ベース部
(11)の前記裏面(11a)から前記厚み方向に離間
した特定位置(11b)に前記第2の歪みゲージ(1
3)が設けられた前記歪み計測装置(10)を提供し、
前記(b)は、前記ベース部(11)の前記裏面(11
a)が前記測定対象物(30)に接触するように前記歪
み計測装置(10)を提供し、前記(c)は、下記式に
基づいて、前記測定対象物(30)の曲げ歪み(εb)
を求め、εb=(εB−εA)t/2H.ここで、前記
εbは前記測定対象物(30)の曲げ歪み(εb)であ
り、前記εBは前記第2の歪みゲージ(13)の検出値
であり、前記εAは前記第1の歪みゲージ(12)の検
出値であり、前記tは前記測定対象物(30)の厚み
(t)であり、前記Hは前記ベース部(11)の前記裏
面(11a)と前記特定位置(11b)との間の前記厚
み(H)である。
【0013】本発明の歪み計測方法において、前記ベー
ス部(11)は、前記測定対象物(30)の曲率に追従
して曲がる程度の可撓性を有し、または、前記測定対象
物(30)よりも小さな弾性係数を有している。
【0014】本発明の歪み計測方法において、更に、
(d) 前記第1の歪みゲージ(12)の検出値(ε
A)と、前記第2の歪みゲージ(13)の検出値(ε
B)に基づいて、前記測定対象物(30)の引張り歪み
(εt)を求めるステップとを備えている。
【0015】本発明の歪み計測方法において、前記
(a)は、前記ベース部(11)の裏面(11a)に前
記第1の歪みゲージ(12)が設けられ前記ベース部
(11)の前記裏面(11a)から前記厚み方向に離間
した特定位置(11b)に前記第2の歪みゲージ(1
3)が設けられた前記歪み計測装置(10)を提供し、
前記(b)は、前記ベース部(11)の前記裏面(11
a)が前記測定対象物(30)に接触するように前記歪
み計測装置(10)を設置し、前記(d)は、下記式に
基づいて、前記測定対象物(30)の引張り歪み(ε
t)を求め、 εt=(1+t/2H)εA−(t/2H)εB. ここで、前記εtは前記測定対象物(30)の引張り歪
み(εt)であり、前記εBは前記第2の歪みゲージ
(13)の検出値であり、前記εAは前記第1の歪みゲ
ージ(12)の検出値であり、前記tは前記測定対象物
(30)の厚み(t)であり、前記Hは前記ベース部
(11)の前記裏面(11a)と前記特定位置(11
b)との間の前記厚み(H)である。
【0016】本発明の歪み計測システムは、歪み計測装
置と、演算部とを備え、前記歪み計測装置は、厚み
(H)を有するベース部(11)と、前記ベース部(1
1)に設けられた第1の歪みゲージ(12)と、前記ベ
ース部(11)の前記第1の歪みゲージ(12)から前
記厚み方向に離間した位置に設けられた第2の歪みゲー
ジ(13)とを備え、前記演算部は、前記第1の歪みゲ
ージ(12)の検出値(εA)と、前記第2の歪みゲー
ジ(13)の検出値(εB)に基づいて、前記測定対象
物(30)の曲げ歪み(εb)を算出する。
【0017】本発明の歪み計測装置は、厚み(H)を有
するベース部(11)と、前記ベース部(11)に設け
られた第1の歪みゲージ(12)と、前記ベース部(1
1)の前記第1の歪みゲージ(12)から前記厚み方向
に離間した位置に設けられた第2の歪みゲージ(13)
とを備えている。
【0018】本発明の歪み計測方法は、(e) 超音波
反射法にて測定対象物(30)の厚み変化分(Δt)を
測定するステップと、(f) 前記測定対象物の表面に
設けられた歪みゲージ(15)の検出値(εxout)
を得るステップと、(g)前記測定対象物(30)の厚
み変化分(Δt)と、前記検出値(εxout)と、前
記測定対象物(30)の厚み(t)と、前記測定対象物
(30)のポアソン比(ν)に基づいて、前記測定対象
物(30)の曲げ歪み(εbx)を求めるステップとを
備えている。
【0019】本発明の歪み計測方法において、前記
(g)は、下記式に基づいて、前記測定対象物(30)
の曲げ歪み(εbx)を求める εbx=εxout−Δt/(t×ν). ここで、前記εbxは前記測定対象物(30)の曲げ歪
み(εbx)であり、前記εxoutは前記検出値(ε
xout)であり、前記Δtは前記測定対象物(30)
の厚み変化分(Δt)であり、前記tは前記測定対象物
(30)の厚み(t)であり、前記νは前記測定対象物
(30)のポアソン比(ν)である。
【0020】本発明の歪み計測システムは、歪み計測装
置と、演算部とを備え、前記歪み計測装置は、測定対象
物(30)の厚み変化分(Δt)を計測する超音波厚み
計と、前記測定対象物(30)の表面の歪みを測定する
歪みゲージ(15)とを有し、前記演算部は、前記測定
対象物(30)の厚み変化分(Δt)と、前記歪みゲー
ジ(15)の測定値(εxout)と、前記測定対象物
(30)の厚み(t)と、前記測定対象物(30)のポ
アソン比(ν)に基づいて、前記測定対象物(30)の
曲げ歪み(εbx)を算出する。
【0021】本発明の歪み計測方法は、(h) 厚み
(H)を有するベース部に設けられた第1のロゼットゲ
ージと前記ベース部の前記第1のロゼットゲージから前
記厚み(H)方向に離間した位置に設けられた第2のロ
ゼットゲージとを有する歪み計測装置を提供するステッ
プと、(i) 前記歪み計測装置が測定対象物(30)
に接触するように前記歪み計測装置を設置するステップ
と、(j) 前記第1のロゼットゲージの検出値(εx
out、εyout、γxyout)と、前記第2のロ
ゼットゲージの検出値(εxH、εyH、γxyH)
と、前記ベース部の厚み(H)と、前記測定対象物(3
0)の厚み(t)に基づいて、前記測定対象物(30)
の曲げ歪み(εbx、εby)と捻じり歪み(γTx
y)を求めるステップとを備えている。
【0022】本発明の歪み計測方法において、前記
(h)は、前記ベース部の裏面に前記第1のロゼットゲ
ージが設けられ前記ベース部の前記裏面から前記厚み方
向に離間した特定位置に前記第2のロゼットゲージが設
けられた前記歪み計測装置を提供し、前記(i)は、前
記ベース部の前記裏面が前記測定対象物に接触するよう
に前記歪み計測装置を設置し、前記(j)は、下記式に
基づいて、前記測定対象物(30)の曲げ歪み(εb
x、εby)と捻じり歪み(γTxy)を求め、
【数5】 ここで、前記の
【数6】 は前記測定対象物(30)の曲げ歪み(εbx、εb
y)と捻じり歪み(γTxy)であり、前記の
【数7】 は前記第2のロゼットゲージの検出値(εxH、εy
H、γxyH)であり、前記の
【数8】 は前記第1のロゼットゲージの検出値(εxout、ε
yout、γxyout)であり、前記tは前記測定対
象物(30)の厚み(t)であり、前記Hは前記ベース
部の前記裏面と前記特定位置との間の前記厚み(H)で
ある。
【0023】本発明の歪み計測システムは、歪み計測装
置と、演算部とを備え、前記歪み計測装置は、厚み
(H)を有するベース部と、前記ベース部に設けられた
第1のロゼットゲージと、前記ベース部の前記第1のロ
ゼットゲージから前記厚み(H)方向に離間した位置に
設けられた第2のロゼットゲージとを備え、前記演算部
は、前記第1のロゼットゲージの検出値(εxout、
εyout、γxyout)と、前記第2のロゼットゲ
ージの検出値(εxH、εyH、γxyH)と、前記ベ
ース部の厚み(H)と、測定対象物(30)の厚み
(t)に基づいて、前記測定対象物(30)の曲げ歪み
(εbx、εby)と捻じり歪み(γTxy)を算出す
る。
【0024】本発明の歪み計測装置は、厚み(H)を有
するベース部と、前記ベース部に設けられた第1のロゼ
ットゲージと、前記ベース部の前記第1のロゼットゲー
ジから前記厚み(H)方向に離間した位置に設けられた
第2のロゼットゲージとを備えている。
【0025】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明の歪
み計測方法の一実施形態を説明する。
【0026】まず、図1および図2を参照して、第1実
施形態について説明する。
【0027】第1実施形態では、歪み計測装置として、
厚みを有する2重歪みゲージが使用される。図1は、本
実施形態を説明するための正面図であり、図2は、同側
面図である。
【0028】これらの図において、符号10は、上記の
歪み計測装置を示している。歪み計測装置10は、測定
対象の板30の表面にのみ設けられ、その裏面には設け
られていない。
【0029】歪み計測装置10は、ベース板11と、第
1の歪みゲージ12と、第2の歪みゲージ13とを有し
ている。
【0030】厚みHを有するベース板11の下面11a
に第1の歪みゲージ12が固定的に設けられ、ベース板
11の上面11bに第2の歪みゲージ13が固定的に設
けられている。第1の歪みゲージ12は、ベース板11
の下面11aに埋設されており、第1の歪みゲージ12
と下面11aとは、概ね同一面内に設けられている。ベ
ース板11の厚みHは、歪み計測装置10が測定対象の
板30に設置された状態で、測定対象板30の板厚tと
同じ方向の厚みである。
【0031】本実施形態では、歪み計測装置10を用い
て、厚みH分だけ嵩上げした状態の歪み値を計測するこ
とで、板30の引張り歪みεtおよび曲げ歪みεbを計
測する。
【0032】ベース板11は、測定対象板30の曲率に
追従して曲がる程度の可撓性を有している。または、ベ
ース板11は、板30よりも小さな弾性係数(ヤング
率)を有している。ベース板11は、例えば、樹脂板で
あることができる。図2に示すように、測定対象板30
の曲率について曲がる板であれば、ベース板11として
は、樹脂板に代えて、他の材質の板を用いることができ
る。ベース板11の変化が測定対象板30の曲率に追従
しきれない範囲については、例えば、歪みゲージ12、
13の電気抵抗に補正係数をかけることで対応すること
ができる。
【0033】ベース板11は、測定対象板30に密着し
た状態で曲がるため、測定対象板30に曲げ歪みεbが
生じていれば、第1の歪みゲージ12と第2の歪みゲー
ジ13とで検出値に差が生じる。測定対象板30に引張
り歪みεtのみが生じており、曲げ歪みεbが生じてい
なければ、第1の歪みゲージ12と第2の歪みゲージ1
3の検出値には差が出ずに同じ変化量を示す。即ち、第
1の歪みゲージ12と第2の歪みゲージ13の検出値の
差分が測定対象板30の曲げ成分に相当する。
【0034】次に、図2を参照して、第1実施形態の計
測方法について説明する。ここでは、測定対象板30の
板厚tと、ベース板11の板厚Hは、既知であるとす
る。
【0035】ここで、各符号の意味は次の通りである。 θ:第1の歪みゲージ12および第2の歪みゲージ13
のそれぞれの幅 R:曲げ半径 εA:第1の歪みゲージ12で検出された歪みの値 εB:第2の歪みゲージ13で検出された歪みの値
【0036】図2と図6との対応関係は次の通りとな
る。図2に示すように、測定対象板30の表面の歪み
は、第1の歪みゲージ12で検出値εAとして検出さ
れ、そのεAは、図6に示すように、測定対象板30の
表面に表れる(引張り歪みεt+曲げ歪みεb)に対応
している。
【0037】図2に示すように、測定対象板30の板厚
中心での歪みはRθで表される。そのRθは、図6に示
すように、測定対象板30の板厚中心に表れる引張り歪
みεtに対応している。
【0038】図2に示すように、測定対象板30の板厚
中心よりもt/2だけ上方に位置する測定対象板30の
表面の歪みεAは、(t/2+R)θで表される。よっ
て、測定対象板30の板厚中心の上記歪みと表面の上記
歪みεAとから、測定対象板30の曲げ歪みεbは、次
式により求められる。 εb={(t/2+R)θ−Rθ}/Rθ=t/2R. R=t/2εb.
【0039】測定対象板30の表面よりもベース板11
の板厚Hだけ上方に位置する第2の歪みゲージ13で検
出される歪みεBは、(t/2+R+H)θで表され
る。よって、測定対象板30の表面の上記歪みεAと歪
み計測装置10の表面の上記歪みεBとから、ベース板
11の曲げ歪みεb’は、次式により求められる。 εb’={(t/2+R+H)θ−Rθ}/Rθ=t/2
R+H/R.
【0040】εA=εt+εb. εb’−εb=H/R. εB=εt+εb+H/R.
【0041】
【0042】
【0043】上記のことから、測定対象板30の表面の
みに設けた歪み計測装置10により、測定対象板30の
引張り歪みεtと曲げ歪みεbのそれぞれを次式から評
価することができる。 εb=(εB−εA)・(t/2H). εt=(1+t/2H)εA−(t/2H)εB.
【0044】本実施形態によれば、測定対象板30の表
(表層)のみに、厚みを持った2重のゲージ12、13
(歪み計測装置10)を貼付することで、測定対象物3
0の引張り歪みεtと曲げ歪みεbを計測することがで
きる。測定対象物30が袋状になっており、裏にゲージ
を貼付できない部位に役立つ。
【0045】なお、ある一方向の引張り歪みεtおよび
曲げ歪みεbのみならず、その方向から90°ずれた方
向(交差する方向)の引張り歪みεtおよび曲げ歪みε
bをも測定する必要があるため、各測定部位において
は、2つの歪み計測装置10が互いに90°ずれた状態
で配置される。
【0046】次に、第2実施形態について説明する。
【0047】図3に示す方法により、測定対象の板30
の板厚の変化を超音波反射法で計測し、その板30のポ
アソン比νによる縮みと照合することにより、その板3
0の引張り成分(引張り歪みεt)を求めることができ
る。
【0048】板30の表層に設けられた歪みゲージ15
の検出値と、超音波反射法で計測した板厚の変化分との
組合せにより、その板30の引張り歪みεtと曲げ歪み
εbを求める。その板30が曲げられているだけであ
り、引張られていないのであれば、その板厚に変化はな
い。板30が引張られていた場合には、必ず板厚の変化
が伴うので、板30の板厚に変化が無い場合には、歪み
ゲージ15の検出値があたかも板30が引張られたよう
な値を示していても、その板30に引張り歪みεtは生
じていないことが分かる。
【0049】次に、図4を参照して、第2実施形態につ
いて詳細に説明する。ここでは、板厚変化より、板厚中
心の歪みεx0(引張り歪みεt)を求め、曲げ歪みε
bxを算出する方法について説明する。
【0050】図4(b)に示すように、板30の上面に
貼付した歪みゲージ15が、荷重負荷後、歪み値εxo
utを示したとする。
【数9】 ここで、εx0は板厚中心の歪みであり、kxは曲率で
ある。
【0051】また、板厚の変化により、
【数10】 ここで、t:荷重負荷前の板厚 Δt:荷重負荷後の板厚減少分(超音波探傷の反射法に
て板厚を測定する)
【0052】式(1)と式(2)より、
【数11】
【0053】
【数12】
【0054】以上より、次のステップを行うことができ
る。 ・超音波探傷の反射法にて板厚変化Δtを測定する。 ・板厚変化Δtより、式(2)から、板厚中心での歪み
値εx0が求まる。 ・歪みゲージ15から、εxoutを測定する。 ・式(4)から、板の曲げ歪みεbxが求まる。
【0055】次に、図5を参照して、第3実施形態につ
いて説明する。
【0056】第3実施形態では、板30に貼付したロゼ
ットゲージから、板厚中心の歪みと曲げ、捻じり歪みを
算出する方法について説明する。図5に示すように、本
実施形態では、45°間隔で3方向に配置した直角形の
多軸ゲージが用いられる。
【0057】以下では、まず、(1)として、ゲージを
板の表と裏に貼る通常の使用方法について説明する。次
いで、(2)として、上記第1実施形態の歪み計測装置
10と同様の歪み計測装置(図示せず:歪みゲージに代
えて、ロゼットゲージが用いられる)を板の表のみに貼
ったケースについて説明する。
【0058】(1)通常のロゼットゲージ使用の場合
(板30の表と裏にロゼットゲージ貼付)
【0059】ロゼットゲージ(−1)、(−2)、(−
3)の歪み出力をa、b、cとする。表のロゼットゲー
ジの歪み値より、
【数13】
【0060】裏のロゼットゲージの歪み値より、
【数14】
【0061】一般に
【数15】 ここで、Zは板厚中心からの距離であり、
【数16】 は曲率である。
【0062】表の歪みは、
【数17】
【0063】裏の歪みは、
【数18】
【0064】(式(14)+式(15))/2より、
【数19】
【0065】(式(14)−式(15))/2より、
【数20】
【0066】曲げ歪み εbx=kx×t/2、εby
=ky×t/2 捻じり歪み γTxy=kxy×t/2
より、式(17)から、
【数21】
【0067】通常のゲージを板の表と裏に貼付した場合
の歪み値算出手順を以下に示す。 ・式(11)より、表の歪み値(εx、εy、γxy)
outを算出 ・式(12)より、裏の歪み値(εx、εy、γxy)
inを算出 ・式(16)より、板厚中心での歪み値(εx、εy、
γxy)0を算出 ・式(17)より、板の曲率(kx、ky、kxy)を
算出 ・式(18)より、板の曲げ歪み値(εbx、εby)
と捻じり歪み値γTxyを算出
【0068】(2)本実施形態のゲージ使用の場合(表
にゲージ貼付:表とH離れている歪み値も計測できる)
【0069】式(11)より、表の歪み値(εx、ε
y、γxy)outを算出する。表より外方向にHだけ
離れたゲージ出力より、
【数22】
【0070】表の歪み値は、式(14)で表現できる。
表より外方向にHだけ離れた歪み値は、
【数23】
【0071】式(14)×(t/2+H)−式(20)
×t/2より、
【数24】
【0072】ゆえに
【数25】
【0073】また、式(20)−式(14)より、
【数26】
【0074】ゆえに
【数27】
【0075】また、曲げ歪み εbx=kx×t/2、
εby=ky×t/2 捻じり歪み γTxy=kxy×t/2 より、
式(24)から、
【数28】
【0076】提案のゲージを貼付した場合の歪み値算出
手順を以下に示す。 ・式(11)より、表の歪み値(εx、εy、γxy)
outを算出 ・式(19)より、表より外方向にHだけ離れた歪み値
(εx、εy、γxy)Hを算出 ・式(22)より、板厚中心での歪み値(εx、εy、
γxy)0を算出 ・式(24)より、板の曲率(kx、ky、kxy)を
算出 ・式(25)より、板の曲げ歪み値(εbx、εby)
と捻じり歪み値γTxyを算出
【0077】なお、上記の第1および第3の実施形態に
おいて、歪み計測装置10における第1の歪みゲージ1
2および第2の歪みゲージ13の取付位置は、それぞれ
ベース板11の裏面11a、表面11bに限定されな
い。第1実施形態の図2の例で説明すれば、第1の歪み
ゲージ12の取付位置は、板30の板厚中心からの距離
(t/2+α)が分かる位置であれば裏面11a以外で
あってもよい。第2の歪みゲージ13の取付位置は、そ
の第1の歪みゲージ12の取付位置からの距離が分かる
位置であれば表面11b以外であってもよい。第1の歪
みゲージ12と板30の板厚中心との間の距離d1が既
知であれば、板30の表面の歪みεAは、(d1+R)
θで表され、および第1の歪みゲージ12と第2の歪み
ゲージ13との間の距離d2が既知であれば、第2の歪
みゲージ13で検出される歪みεBは、(d1+R+d
2)θで表される。このような、ベース板における取付
位置の関係は、第3実施形態のロゼットゲージについて
も同様にあてはまる。
【0078】
【発明の効果】本発明の歪み計測方法によれば、表側の
みにゲージを設けるだけで、曲げ歪みεbを計測するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の歪み計測方法の第1実施形態
の構成を示す正面図である。
【図2】図2は、本発明の歪み計測方法の第1実施形態
の構成を示す側面図である。
【図3】図3は、本発明の歪み計測方法の第2実施形態
の構成を示す正面図である。
【図4】図4(a)は、本発明の歪み計測方法の第2実
施形態の動作を説明するための荷重作用前の状態を示す
正面図であり、図4(b)は、本発明の歪み計測方法の
第2実施形態の動作を説明するための荷重作用後の状態
を示す正面図である。
【図5】図5は、本発明の歪み計測方法の第3実施形態
の構成を示す図である。
【図6】図6は、従来の歪み計測方法を説明するための
図である。
【図7】図7は、従来の歪み計測方法を説明するための
他の図である。
【符号の説明】
10 歪み計測装置 11 ベース板 11a 下面 11b 上面 12 第1の歪みゲージ 13 第2の歪みゲージ 15 歪みゲージ 30 板 41 歪みゲージ 42 歪みゲージ H 厚み t 板厚 εt 引張り歪み εb 曲げ歪み

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a) 厚みを有するベース部に設けられ
    た第1の歪みゲージと前記ベース部の前記第1の歪みゲ
    ージから前記厚み方向に離間した位置に設けられた第2
    の歪みゲージとを有する歪み計測装置を提供するステッ
    プと、(b) 前記歪み計測装置が測定対象物に接触す
    るように前記歪み計測装置を設置するステップと、
    (c) 前記第1の歪みゲージの検出値と、前記第2の
    歪みゲージの検出値に基づいて、前記測定対象物の曲げ
    歪みを求めるステップとを備えた歪み計測方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の歪み計測方法において、 前記(a)は、前記ベース部の裏面に前記第1の歪みゲ
    ージが設けられ前記ベース部の前記裏面から前記厚み方
    向に離間した特定位置に前記第2の歪みゲージが設けら
    れた前記歪み計測装置を提供し、 前記(b)は、前記ベース部の前記裏面が前記測定対象
    物に接触するように前記歪み計測装置を設置し、 前記(c)は、下記式に基づいて、前記測定対象物の曲
    げ歪みを求め、 εb=(εB−εA)t/2H. ここで、前記εbは前記測定対象物の曲げ歪みであり、
    前記εBは前記第2の歪みゲージの検出値であり、前記
    εAは前記第1の歪みゲージの検出値であり、前記tは
    前記測定対象物の厚みであり、前記Hは前記ベース部の
    前記裏面と前記特定位置との間の前記厚みである歪み計
    測方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の歪み計測方法
    において、 前記ベース部は、前記測定対象物の曲率に追従して曲が
    る程度の可撓性を有し、または、前記測定対象物よりも
    小さな弾性係数を有している歪み計測方法。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    歪み計測方法において、 更に、(d) 前記第1の歪みゲージの検出値と、前記
    第2の歪みゲージの検出値に基づいて、前記測定対象物
    の引張り歪みを求めるステップとを備えた歪み計測方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の歪み計測方法において、 前記(a)は、前記ベース部の裏面に前記第1の歪みゲ
    ージが設けられ前記ベース部の前記裏面から前記厚み方
    向に離間した特定位置に前記第2の歪みゲージが設けら
    れた前記歪み計測装置を提供し、 前記(b)は、前記ベース部の前記裏面が前記測定対象
    物に接触するように前記歪み計測装置を設置し、 前記(d)は、下記式に基づいて、前記測定対象物の引
    張り歪みを求め、 εt=(1+t/2H)εA−(t/2H)εB. ここで、前記εtは前記測定対象物の引張り歪みであ
    り、前記εBは前記第2の歪みゲージの検出値であり、
    前記εAは前記第1の歪みゲージの検出値であり、前記
    tは前記測定対象物の厚みであり、前記Hは前記ベース
    部の前記裏面と前記特定位置との間の前記厚みである歪
    み計測方法。
  6. 【請求項6】 歪み計測装置と、 演算部とを備え、 前記歪み計測装置は、 厚みを有するベース部と、 前記ベース部に設けられた第1の歪みゲージと、 前記ベース部の前記第1の歪みゲージから前記厚み方向
    に離間した位置に設けられた第2の歪みゲージとを備
    え、 前記演算部は、前記第1の歪みゲージの検出値と、前記
    第2の歪みゲージの検出値に基づいて、前記測定対象物
    の曲げ歪みを算出する歪み計測システム。
  7. 【請求項7】 厚みを有するベース部と、 前記ベース部に設けられた第1の歪みゲージと、 前記ベース部の前記第1の歪みゲージから前記厚み方向
    に離間した位置に設けられた第2の歪みゲージとを備え
    た歪み計測装置。
  8. 【請求項8】(e) 超音波反射法にて測定対象物の厚
    み変化分を測定するステップと、(f) 前記測定対象
    物の表面に設けられた歪みゲージの検出値を得るステッ
    プと、(g) 前記測定対象物の厚み変化分と、前記検
    出値と、前記測定対象物の厚みと、前記測定対象物のポ
    アソン比に基づいて、前記測定対象物の曲げ歪みを求め
    るステップとを備えた歪み計測方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の歪み計測方法において、 前記(g)は、下記式に基づいて、前記測定対象物の曲
    げ歪みを求める εbx=εxout−Δt/(t×ν). ここで、前記εbxは前記測定対象物の曲げ歪みであ
    り、前記εxoutは前記検出値であり、前記Δtは前
    記測定対象物の厚み変化分であり、前記tは前記測定対
    象物の厚みであり、前記νは前記測定対象物のポアソン
    比である歪み計測方法。
  10. 【請求項10】 歪み計測装置と、 演算部とを備え、 前記歪み計測装置は、 測定対象物の厚み変化分を計測する超音波厚み計と、 前記測定対象物の表面の歪みを測定する歪みゲージとを
    有し、 前記演算部は、前記測定対象物の厚み変化分と、前記歪
    みゲージの測定値と、前記測定対象物の厚みと、前記測
    定対象物のポアソン比に基づいて、前記測定対象物の曲
    げ歪みを算出する歪み計測システム。
  11. 【請求項11】(h) 厚みを有するベース部に設けら
    れた第1のロゼットゲージと前記ベース部の前記第1の
    ロゼットゲージから前記厚み方向に離間した位置に設け
    られた第2のロゼットゲージとを有する歪み計測装置を
    提供するステップと、(i) 前記歪み計測装置が測定
    対象物に接触するように前記歪み計測装置を設置するス
    テップと、(j) 前記第1のロゼットゲージの検出値
    と、前記第2のロゼットゲージの検出値と、前記ベース
    部の厚みと、前記測定対象物の厚みに基づいて、前記測
    定対象物の曲げ歪みと捻じり歪みを求めるステップとを
    備えた歪み計測方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の歪み計測方法におい
    て、 前記(h)は、前記ベース部の裏面に前記第1のロゼッ
    トゲージが設けられ前記ベース部の前記裏面から前記厚
    み方向に離間した特定位置に前記第2のロゼットゲージ
    が設けられた前記歪み計測装置を提供し、 前記(i)は、前記ベース部の前記裏面が前記測定対象
    物に接触するように前記歪み計測装置を設置し、 前記(j)は、下記式に基づいて、前記測定対象物の曲
    げ歪みと捻じり歪みを求め、 【数1】 ここで、前記の 【数2】 は前記測定対象物の曲げ歪みと捻じり歪みであり、前記
    の 【数3】 は前記第2のロゼットゲージの検出値であり、前記の 【数4】 は前記第1のロゼットゲージの検出値であり、前記tは
    前記測定対象物の厚みであり、前記Hは前記ベース部の
    前記裏面と前記特定位置との間の前記厚みである歪み計
    測方法。
  13. 【請求項13】 歪み計測装置と、 演算部とを備え、 前記歪み計測装置は、 厚みを有するベース部と、 前記ベース部に設けられた第1のロゼットゲージと、 前記ベース部の前記第1のロゼットゲージから前記厚み
    方向に離間した位置に設けられた第2のロゼットゲージ
    とを備え、 前記演算部は、前記第1のロゼットゲージの検出値と、
    前記第2のロゼットゲージの検出値と、前記ベース部の
    厚みと、測定対象物の厚みに基づいて、前記測定対象物
    の曲げ歪みと捻じり歪みを算出する歪み計測システム。
  14. 【請求項14】 厚みを有するベース部と、 前記ベース部に設けられた第1のロゼットゲージと、 前記ベース部の前記第1のロゼットゲージから前記厚み
    方向に離間した位置に設けられた第2のロゼットゲージ
    とを備えた歪み計測装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013213678A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Tokai Rubber Ind Ltd 形状計測システム
WO2014167823A1 (ja) * 2013-04-10 2014-10-16 株式会社デンソー トルクセンサ
CN106643449A (zh) * 2017-02-21 2017-05-10 湖南大学 一种弯曲式应变放大机构及其使用方法
CN109163651A (zh) * 2017-08-10 2019-01-08 中南大学 一种基于应变的悬臂构件扰度测量装置及方法

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