JP7128506B2 - 圧力センサ - Google Patents

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特許法第30条第2項適用 1.発行日:平成29年12月11日 刊行物:国際学会Bio4Apps 2.発表日:平成29年12月11日(開催期間 平成29年12月11日~13日) 集会名:Bio4Apps 2017 3.発行日:平成29年10月24日 刊行物:平成29年電気学会センサ・マイクロマシン部門大会 第34回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム論文集 4.発表日:平成29年10月31日(開催期間 平成29年10月31日~11月02日) 集会名:第34回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム 5.公開日:平成29年11月18日 公開場所:学会事務局Shirley Galloway氏から発表者へ配信されたメール媒体 内容:国際学会MEMS2018のPreliminary Technical Programにおけるアブストラクト(発表者のチェック用) 6.ウェブサイトからダウンロードした日:平成29年11月29日 掲載アドレス:http://www.mems2018.org/program/MEMS2018_PreliminaryProgram.pdf 内容:国際学会MEMS2018のPreliminary Technical Programにおけるアブストラクト 7.ウェブ掲載日:平成30年1月11日 掲載アドレス:http://www.mems2018.org/program/MEMS2018_FinalProgram.pdf 内容:国際学会MEMS2018のFinal Technical Programにおけるアブストラクト 8.発表日:平成30年1月22日 集会名:国際学会MEMS2018における口頭発表
本発明は、圧力センサに関する。
近年、センサの活用シーンは飛躍的に広がり、平面のみならず様々な曲率の曲面にもセンサを固定する場面が増えている。このため、フレキシブルな配線やセンサ素子の研究が盛んに行われている(例えば、特許文献1、2、非特許文献1)。
特に、フレキシブルなセンサ素子に注目すると、CNTなどの材料を混ぜ込んだ導電性ポリマーのピエゾ抵抗効果を利用した圧力センサなどが研究開発されている(例えば、非特許文献2)。
特開2017-096863号公報 特開2017-050355号公報
J. van den Brand, M. de Kok, M. Koetse, M. Cauwe, R. Verplancke, F. Bossuyt, et al., "Flexible and stretchable electronics for wearable health devices," Solid-State Electronics, 2015, vol. 113, pp. 116-120 M. Kaltenbrunner, T. Sekitani, J. Reeder, T. Yokota, K. Kuribara, T. Tokuhara, et al., "An ultra-lightweight design for imperceptible plastic electronics" Nature, 2013, vol. 499, pp. 458-463
しかし、導電性ポリマーを用いた圧力センサは、シリコンをベースとした半導体センサよりも、センサの感度が劣るという問題があった。また、フレキシブルな圧力センサを、曲面上に固定すると、曲面に追従するために曲げが生じる。このようにして生じた曲げ由来の歪みは、圧力由来の歪みと合成されて検出される。このため、圧力センサの感度が悪化するおそれがあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものである。フレキシブルで感度が高い圧力センサの提供を課題とする。
すなわち、本発明は、上記課題を解決するため、以下の態様の圧力センサを提供する。
(1)本発明の一態様にかかる圧力センサは、フレキシブル基板と、上記フレキシブル基板上に形成された弾性層と、上記弾性層上に形成された第1歪検出膜とを備える。
(2)上記(1)の圧力センサにおいて、前記弾性層は、弾性材料からなる層または気体あるいは液体が封入された層でもよい。
(3)上記(1)または(2)の圧力センサは、上記フレキシブル基板上に、第2歪検出膜を有する歪みセンサをさらに備えてもよい。
(4)上記(1)~(3)のいずれかの圧力センサにおいて、上記第2歪検出膜は、上記フレキシブル基板と上記弾性層との間に配置されてもよい。
(5)上記(1)~(4)のいずれかの圧力センサにおいて、上記第2歪検出膜は、上記弾性層および上記第1歪検出膜の積層体に隣接して配置されてもよい。
(6)上記(5)の圧力センサは、上記フレキシブル基板と上記第2歪検出膜との間に支持層をさらに備え、上記支持層が、その表面の一部に上記第2歪検出膜の下面の一部に接触する突起部を有し、その第2歪検出膜が上記圧力センサに印可されたせん断力を検出可能であってもよい。
(7)上記(3)~(6)のいずれかの圧力センサは、複数の上記歪みセンサからなる第1歪みセンサ群を備え、上記第1歪みセンサ群の上記複数の歪みセンサは、各々が有する歪み検出方位が、互いに直交するように配置されてもよい。
(8)上記(7)の圧力センサは、上記第1歪みセンサ群と、複数の前記歪みセンサからなる第2歪みセンサ群とを備え、上記第1歪みセンサ群の歪みセンサに、上記第2歪みセンサ群の歪みセンサが重なるようにして配置されてもよい。
(9)上記(8)の圧力センサにおいて、上記第1歪みセンサ群の歪みセンサが有する歪み検出方位と、上記第2歪みセンサ群の歪みセンサが有する歪み検出方位とが、互いに45°をなす方向に配置されてもよい。
(10)上記(1)~(9)のいずれかの圧力センサは、複数の上記第1歪検出膜を備え、上記第1歪検出膜が有する検出方位が互いに直交するように配置されてもよい。
(11)上記(1)~(10)のいずれかの圧力センサは、上記弾性層の一側に、上記弾性層とヤング率の異なる、上記第1歪検出膜を支持する他の支持層をさらに備え、その第1歪検出膜が片持ち梁構造を有してもよい。
本発明の圧力センサによれば、フレキシブルであるため、曲面上に固定することができ、さらに、高い感度で圧力を測定することができる。
第1実施形態の圧力センサを示した断面概略図である。(a)は、弾性層と離すようにして、第2歪検出膜を配置した場合、(b)は、フレキシブル基板と弾性層との間に、第2歪検出膜を配置した場合の圧力センサの断面概略図である。 本実施形態の圧力センサの断面概略図の要部を拡大した図である。(a)は圧力が印加されていない状態、(b)は圧力が印加された状態を示す。 圧力を検出することができる箇所について要部を示した、圧力センサの断面概略図である。(a)は保護層に圧力が加えられた場合を示す。(b)はフレキシブル基板に圧力が加えられた場合を示す。 圧力センサの中立軸が第1歪検出膜を通過するようにして、第1歪検出膜を配置した圧力センサの断面概略図である。 複数個の第1歪検出膜を備えた圧力センサの上面からの平面模式図である。 弾性層とは離すようにして、歪みセンサを配置した圧力センサが、曲面に固定された場合に、圧力に応答する模様を示した断面概略図である。 複数の歪みセンサが配置された圧力センサの上面からの平面模式図である。 (a)は第2実施形態の圧力センサについて示した断面概略図である。(b)はせん断力検出部の上面からの平面模式図である。 (a)は第2実施形態の圧力センサについて、圧力が加えられた際の変形について示した平面模式図である。(b)は第2実施形態の圧力センサについて、せん断力が加えられた際の変形について示した平面模式図である。 せん断力検出部が備える第2歪検出膜支持層61の様々な好適な例を示した断面概略図である。 実施例1の圧力センサを作製したフローを示す断面概略図である。 実施例1に用いた、ポリイミド板に銅電極が形成されたフレキシブル基板を撮影した写真である。 実施例1において、シリコーンゴムによる弾性層をフレキシブル基板上に作製した際の、作製中の圧力センサを撮影した写真である。 実施例1において、シリコンピエゾ抵抗素子を弾性層上に転写した際の、作製中の圧力センサを撮影した写真である。 実施例1において、シリコンピエゾ抵抗素子を、露出したフレキシブル基板に直接転写した際の、作製中の圧力センサを撮影した写真である。 実施例1において、導電性接着剤を用いてフレキシブル基板上の電極とシリコンピエゾ抵抗素子を結線した際の、作製中の圧力センサを撮影した写真である。 実施例1において作製した圧力センサを指で曲げた際の写真である。 実施例1で用いられた、シリコンピエゾ抵抗素子を撮影した写真である。 実施例1の圧力センサを平面及び曲面上に固定し、圧力負荷試験を行うことで、圧力に対する抵抗変化率を計測した結果を示すグラフである。 平面上に固定した場合の、圧力センサの表面を指で複数回押した際の圧力センサおよび歪みセンサの出力を示すグラフである。 曲面上に固定した場合の、圧力センサの表面を指で複数回押した際の圧力センサおよび歪みセンサの出力を示すグラフである。
以下、本発明の圧力センサについて、図を適宜参照しながら詳細に説明する。
なお、以下の説明で用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などは実際とは異なっていることがある。また、以下の説明において例示される材質、寸法等は一例であって、本発明はそれらに限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲で適宜変更して実施することが可能である。さらに、本発明は、以下に示す実施形態のみに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1~6を参照して、第1実施形態の圧力センサについて説明する。
図1は、本実施形態の圧力センサについて断面概略図を示したものである。図1(a)は、弾性層20と離すようにして、第2歪検出膜40を配置した場合の圧力センサの断面概略図である。図1(b)は、フレキシブル基板10と弾性層20との間に、第2歪検出膜40を配置した場合の圧力センサの断面概略図である。
図2は、本実施形態の圧力センサの断面概略図の要部を拡大したものである。図2(a)は圧力が印加されていない状態、図2(b)は圧力が印加された状態を示す。
第1実施形態の圧力センサ100は、フレキシブル基板10と、弾性層20と、第1歪検出膜30と、第2歪検出膜40と、保護層50と、第1電極Ea1と、第2電極Eb1とを備える。フレキシブル基板10と第1歪検出膜30との間に弾性層20が設けられている。第1電極Ea1は第1歪検出膜30に、電気的に接続されている。また、第2電極Eb1は第2歪検出膜40に、電気的に接続されている。
センサ表面に圧力が印可された場合、弾性層20と保護層50とのヤング率の違いによって、これらの間に配置された第1歪検出膜30がフレキシブル基板10の方向へ、凸形状に変形する(図2(b))。これにより第1歪検出膜30に歪み(長さの変化)が生じる。後述するように、第1歪検出膜30は、内部に生じた歪みを、電気的な性質の変化として変換する。これらを計測(測定)することで、圧力センサ100の表面に加えられた圧力を検出(測定)することができる。
フレキシブル基板10は可撓性を有する基板である。例えば、プラスチック基板、紙、布、ガラス薄膜、シリコン薄膜などをその範疇に含む。フレキシブル基板10の材料には、プラスチックとして、例えば、極性基のついたポリノルボルネン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート(PC)、ナイロン、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリスルホン(PSF)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリアリレート(PAR)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリイミドなどを用いることができる。ガラス薄膜、またはシリコン薄膜の厚さは50μm以下であることが好ましい。フレキシブル基板として、実用上十分な可撓性を有することができる。
弾性層20は弾性を有する層である。弾性層20は、例えば弾性材料からなる層を用いることができる。弾性材料として、公知の材料を用いることができる。例えば、シリコーンゴム、弾性プラスチックなどが挙げられる。シリコーンゴムは二液混合式の材料で主剤と硬化剤の混合比でヤング率を調整可能なため、弾性層20の材料に好ましく用いることができる。
また、弾性層20に、気体あるいは液体が封入された層を用いることができる。気体として、例えば、空気、窒素、アルゴンを用いることができる。窒素およびアルゴンは材料の酸化を防ぐため、弾性層20に封入する材料として、好ましく用いることができる。また液体として、水、シリコンオイル、イオン液体などが挙げられる。シリコンオイルやイオン液体は蒸気圧が低く、真空中でも蒸発せずに液体として保持される。このため、真空雰囲気かで行われることが多い半導体プロセスと相性が良い。よって、弾性層20に封入する材料として、弾性層20に好ましく用いることができる。
弾性層20の層の厚さが、後述する第1歪検出膜30の長さの5%以上、20%以下であると好ましい。弾性層20の層の厚さが第1歪検出膜30の長さの5%以上であると、第1歪検出膜30に圧力がかかった際に、フレキシブル基板10の方向へ歪む範囲が大きくなる。よって、より良好な感度で圧力を検出することができる。また、弾性層20の層の厚さが第1歪検出膜30の長さの20%以下であると、フレキシブル基板の歪み量と第1歪検出膜30の歪みとが、実用上十分な程度に同等であるとみなすことができる。このため、歪み量の補正を精度よく行うことができる。よって、より良好な感度で圧力を検出することができる。
歪検出膜とは、内部に発生した歪みにより、電気的な性質が変化する材料からなる膜を指す。これにより、圧力やせん断力などの外部から加えられた力を電気的な信号として検出することができる。
例えば、ピエゾ抵抗特性を有する材料を、ピエゾ抵抗膜として、第1歪検出膜30及び第2歪検出膜40に用いることができる。歪みにより変化した抵抗値を測定することにより、外部から加えられた力を検出することができる。ピエゾ抵抗特性を有する公知の材料を歪検出膜に用いることができる。シリコンからなるピエゾ抵抗膜は静的な歪みに対して感度が高いため、好ましく用いることができる。シリコンピエゾ抵抗素子としては、例えばp型シリコンにP(リン)またはAs(ヒ素)をイオン注入したものを好ましく用いることができる。銅やニッケル系合金などを用いた歪みゲージではゲージ率が2程度であるのに比べ、50~100程度の非常に高いゲージ率が得られるため好ましい。また例えば、圧電性を有する材料を、圧電膜として、第1歪検出膜30及び第2歪検出膜40に用いることができる。これにより動的な歪みを好適に測定することができる。また、歪みにより生じた起電力を測定することにより、外部から加えられた力を検出することができる。圧電性を有する公知の材料を歪検出膜に用いることができる。例えば、PZT(チタン酸ジルコン酸鉛)、AlN(窒化アルミニウム)を好適に用いることができる。
第1歪検出膜は、膜厚が50μm以下であると好ましい。膜厚が50μmより大きいと、歪み検出膜が曲げにより破断するおそれが生じる。
弾性層20の上に、第1歪検出膜30が配置されている。これにより、センサ表面に圧力が印可された場合、弾性層20と保護膜50とのヤング率の違いによって、これらの間に配置された第1歪検出膜30がフレキシブル基板10の方向へ、凸形状に変形する(図2(b))。これにより第1歪検出膜30に歪み(長さの変化)が生じる。第1歪検出膜30は、内部に生じた歪みを、電気的な性質の変化として変換する。例えば、第1歪検出膜30がピエゾ抵抗膜である場合は、歪みは抵抗変化に変換される。また例えば、第1歪検出膜30が圧電膜の場合は、歪みは起電力に変換される。これらを計測(測定)することで、圧力センサ100の表面に加えられた圧力を検出(測定)することができる。
第2歪検出膜40は、フレキシブル基板10上に配置される。これにより第2歪検出膜40(歪みセンサ)は、圧力センサ100に生じた曲げ由来の歪みを、圧力由来の歪みと峻別して、検出することができる。また、第2歪検出膜40(歪みセンサ)は、圧力センサ100に生じた曲げ由来の歪みを用いて、第1歪検出膜30が検出した圧力を補正することができる。これにより、圧力センサ100はより良い精度で圧力を検出することができる。
第2歪検出膜40(歪みセンサ)を、例えば、弾性層20と離すようにして配置することができる(図1(a))。これにより、フレキシブル基板10と第1歪検出膜30との間の距離を、フレキシブル基板10と弾性層20との間に第2歪検出膜40を配置する場合よりも、小さくすることができる。よって、フレキシブル基板10が曲げによって歪んだ際に生じる、第1歪検出膜30の歪み量とフレキシブル基板10の歪み量とがより近いものとなる。このため、圧力センサ100に生じた曲げ由来の歪みを、歪みセンサによって圧力由来の歪みから補正する場合において、圧力の検出精度の悪化を防ぐことができる。
また例えば、フレキシブル基板10と弾性層20との間に、第2歪検出膜40を配置することもできる(図1(b))。これにより、フレキシブル基板10上に、第1歪検出膜30と、第2歪検出膜40とを重ね合わすことができる。よって、単位面積当たりの第1歪検出膜30および第2歪検出膜40の数を大きくすることができる。従って、圧力を検出する範囲を細密化することができる。
図3に圧力を検出することができる箇所を示した、圧力センサ100の断面概略図を示す。なお図3は圧力センサ100の要部を示す。(a)は保護層50に圧力が加えられた場合を示す。(b)はフレキシブル基板10に圧力が加えられた場合を示す。例えば、外部から保護層50に加えられた圧力を好適に検出することができる(図3(a))。また例えば、外部からフレキシブル基板10に加えられた圧力も好適に検出することができる(図3(b))。
フレキシブルな部材を曲げるように力を加えた場合、圧縮応力が生じる箇所と、引張応力が生じる箇所と、および圧縮応力と引張応力が釣り合うことで歪みが生じない箇所(中立軸)とが存在する。圧力センサ100の中立軸が、圧力センサ100が備える素子や配線を通過するように配置することが好ましい。例えば、圧力センサ100の中立軸が第1歪検出膜30を通過するようにして、第1歪検出膜30を配置することができる。これにより、第1歪検出膜30に発生する応力を減少することができる(図4)。よって、第1歪検出膜30に破断やクラックが生じることを抑制することができる。ここでは、第1歪検出膜30を例として挙げたが、その他の素子、電極、配線等を、圧力センサ100の中立軸に配置することもできる。
圧力センサ100に、複数個の第1歪検出膜30を好ましく備えることができる。圧力センサに第1歪検出膜30が配置される範囲を拡大することができ、圧力を検出する範囲を広げることが出来る。また、配置される第1歪検出膜30の数を、圧力センサの単位面積に対して大きくすることにより、圧力を検出する範囲を細密化することができる。
また、第1歪検出膜30の方位を様々にとって配置することができる。例えば、図5に示すように、長方形を有する第1歪検出膜30について、その長辺方向を垂直に交差するように、複数個配置してもよい。
図6(a)~(c)は、弾性層20とは離すようにして、歪みセンサを配置した圧力センサ100が、曲面に固定された場合に、圧力に応答する模様を示した断面概略図である。第1歪検出膜30から得られた歪みに対して、第2歪検出膜40から得られた曲げ由来の歪みを補償することにより、圧力センサ100に加えられた圧力の検出精度を上げることができる。
第2歪検出膜40の膜厚は50μm以下であると、好ましい。膜厚が50μmより大きいと、歪み検出膜が曲げにより破断するおそれが生じる。
保護層50には、フレキシブル性(可撓性)を有する材料を好ましく用いることができる。例えば、プラスチック基板、紙、布などをその範疇に含む。フレキシブル基板10の材料には、プラスチックとして、例えば、極性基のついたポリノルボルネン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリカーボネート(PC)、ナイロン、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリスルホン(PSF)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリアリレート(PAR)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリイミドなどを用いることができる。保護層50には、公知のフレキシブル性(可撓性)を有する材料を用いることができる。
保護層50の材料のヤング率が、弾性層20の材料よりも高いことが好ましい。また、保護層50と弾性層20との間の硬軟(ヤング率)の差が大きいほど、第1歪み検出膜の圧力に対する歪み量が大きくなるため、圧力センサの感度が高くすることができる。
保護層50の厚さは、第1歪検出膜30の長さの10倍以下であると好ましい。厚さが第1歪検出膜30の膜厚の10倍以下であると、圧力センサ100に印加された圧力の分散を抑制し、第1歪検出膜30に圧力を十分に伝えることができる。このため、歪の検出精度が向上できる。
保護層50をフレキシブル基板の片側の面に設けることができる(図1)。また、フレキシブル基板の両面に設けることもできる。
複数個の第1電極Ea1が、1個の第1歪検出膜30に電気的に接続するように形成されている。これにより、第1歪検出膜30を回路に組み込むことができる。また、複数個の第1電極Ea1の各々を、外部の信号処理装置に電気的に接続することができる。これにより、外部の信号処理装置にて、第1歪検出膜30から発生した信号を処理することができる。
第1電極Ea1は導電性を有する材料からなるものであればよい。公知の導電性を有する材料を用いることができる。また、第1電極Ea1を作製する方法も公知の方法を用いることができる。例えばストレッチャブル導電性接着剤を塗布することで作製することができる。また、銀ペーストをスクリーン印刷する方法を用いて作製することもできる。
複数個の第2電極Eb1が、1個の第2歪検出膜40に電気的に接続するように形成されている。これにより、第2歪検出膜40を回路に組み込むことが出来る。また、複数個の第2電極Eb1の各々を、外部の信号処理装置に電気的に接続することができる。これにより、外部の信号処理装置にて、第2歪検出膜40から発生した信号を処理することができる。
1個の第2歪検出膜40当たり、第2電極Eb1が2個接触している場合、歪みセンサ40は、各々の第2電極Eb1を結ぶ方向(歪み検出方位)に発生した、曲げ由来の歪みを検出する。このため、歪みセンサ40は、圧力センサ内の様々な方位に、複数の歪みセンサ40が配置されることが好ましい。図7は、複数の歪みセンサ40が配置された圧力センサ100の一例を示す図である。例えば、図7(a)に示すように、歪み検出方位が互いに直交するように、複数の歪みセンサ40(歪みセンサ群)を配置することができる。この場合、図7(a)の上下方向および左右方向に発生した歪みを検出することができる。また、例えば、複数の歪みセンサ群を、各々が備える歪みセンサが上下に重なるようにして配置することができる。図7(b)に、第1歪センサ群の上に第2歪センサ群を、各々が備える歪みセンサの歪み検出方位を一致させて、重ね合わせた場合の模式図を示した。複数の歪みセンサ群の各々が備える、歪み検出方位を、例えば、直交、平行、45°方向とすることが出来る。また必要に応じて、任意に歪み検出方位を調整することができる。さらに、例えば、図7(a)に示した歪みセンサ群と、図7(b)に示した複数重ね合わせた歪みセンサ群を組み合わせることができる(図7(c))。図7(c)に示した歪みセンサ群は、図7(a)に示した複数の歪みセンサと、歪みセンサ40が有する歪み検出方向が互い直交し、かつ上下に重なるように配置した歪みセンサ群とを、互いの歪み検出方向(図7(a)の上下方向および左右方向)が45度回転方向に位置するように、重ね合わせたものである。このような歪センサ群は、曲げ方向に加えて、ねじり方向の歪みを測定することができる。加えて、例えば、図7(c)に示した歪みセンサ群と、第1歪検出膜30を組み合わせることもできる(図7(d))。これにより、圧力センサ100は、曲げ方向及びねじれ方向の歪みを補償することができ、より精度よく圧力を検出することができる。図7(d)には、複数の第1歪検出膜30の方位が互いに直交した場合を示したが、必要に応じて任意に方位を調整することができる。例えば、互いに直交、平行および45°に回転した方向とすることができる。
(第2実施形態)
図8~10を参照して、第2実施形態の圧力センサについて説明する。図8(a)は、本実施形態の圧力センサについて断面概略図を示したものである。図8(b)は本実施形態の圧力センサが備えるせん断力検出部について、上面からの平面模式図を示したものである。
第2実施形態の圧力センサ101は、フレキシブル基板11と、弾性層21と、第1歪検出膜31と、第2歪検出膜41と、保護層51と、第2歪検出膜支持層61と、第1電極Ea2と、第2電極Eb2とを備える。
フレキシブル基板11と第1歪検出膜31との間に、弾性層21が設けられている。また、弾性層21、第1歪検出膜31、およびフレキシブル基板11により形成される空隙を、保護層51が充填するようにして、第1歪検出膜31の一方の側を支持する第1歪検出膜支持層51aが設けられている。
フレキシブル基板11と第2歪検出膜41との間に、第2歪検出膜支持層61が設けられている。
第1電極Ea2は第1歪検出膜31に、電気的に接続されている。また、第2電極Eb2は第2歪検出膜41に、電気的に接続されている。
フレキシブル基板11と第1歪検出膜31との間に、弾性層21および第1歪検出膜支持層51aの双方を設けることができる。この構成により、第1歪検出膜31が弾性層21および第1歪検出膜支持層51aに支持されることができる。弾性層21と第1歪検出膜支持層51aとの間に硬軟(ヤング率)の差を設けることにより、第1歪検出膜31を好適に片持ち梁として用いることができる。この構造を有することにより、第1歪検出膜31は、圧力センサ101に印加された圧力を検出することができる。
第1歪検出膜31は、硬軟(ヤング率)が異なる弾性層21と第1歪検出膜支持層51aとによって支持されている。このため、圧力によって、軟らかい層によって支持された第1歪検出膜31の部位が、フレキシブル基板11の方向へ近づくようにして、第1歪検出膜31はたわむ。図9(a)は、弾性層21が第1歪検出膜支持層51aよりも軟らかい(ヤング率が低い)例として示している。このようにして、第1歪検出膜31は片持ち梁として機能し、片持ち梁の根元に相当する部位に歪みが生じる。この歪みを電気的な信号として検出することにより、圧力に由来した歪みを検出することができる。第1歪検出膜31の内部に生じた歪みを、電気的な性質の変化として計測(測定)することで、圧力センサ101の表面に加えられた圧力を検出(測定)することができる。
第2歪検出膜支持層61はその表面の一部に突起部61aを有しており、突起部61aが第2歪検出膜41の下面に接触している。第2歪検出膜41の端部41Aは、突起部61aを支点として起き上がった片持ち梁構造を有している。また、複数の第2電極Eb2は互いの間に、第2歪検出膜の端部41Aが組み込まれた回路を構成する様に設けられている。例えば、複数の第2電極Eb2の間に絶縁層を設けることにより、このような回路を構成できる(図8(b))。これにより、第2歪検出膜41は圧力センサ101に印可されたせん断力を検出することができる。以上の構成を有することによって、第2歪検出膜41および突起部61aは、圧力センサ101のせん断力検出部として機能する。
図9(a)に示すように、圧力センサ101に紙面上から下方に圧力が印可されると弾性層21が圧縮されて変形する。上述したように、第1歪検出膜31は、片持ち梁として機能し、その先端が下方に曲がりその根元に歪みが生じる。この歪みを電気的な信号として検出することにより、圧力に由来した歪みを検出することができる。また、第1歪検出膜31が発した電気的な信号を、例えば信号処理装置にて処理することにより、圧力を検出することができる。一方、第2歪検出膜41の全体が下方に移動するので、その内部に歪みが発生するのが抑えられる。このため、第2歪検出膜41は、圧力センサ101に圧力が印加された場合には、実用上十分な程度に応答しない。
図9(b)に示すように、圧力センサ101に紙面左方向から右方向にせん断力が印可された場合、第1歪検出膜31は、全体が水平方向に移動するので、その内部に局所的な歪みが発生するのが抑えられる。このため、第1歪検出膜31は、圧力センサ101にせん断力が印加された場合には、実用上十分な程度に応答しない。
一方、第2歪検出膜41は、印可されたせん断力によって、その起き上がった先端部が紙面右方向に移動するように変形し、先端部に近づくほど、水平方向の移動量が大きい。このため、第2歪検出膜41は、先端部に作用した力が突起部61aを支点を介して根元付近の部位に作用し歪みが生じる。この歪みを電気的な信号として検出することにより、外部から加えられたせん断力に由来した歪みを検出することができる。また、第2歪検出膜41が発した電気的な信号を、例えば信号処理装置にて処理することにより、せん断力を検出することができる。
第2歪検出膜支持層61には、フレキシブル性(可撓性)を有する公知の材料を好ましく用いることができる。例えば、弾性層21と同じ材料を好適に用いることができる(図10(a))。また例えば、保護層51と同じ材料を好適に用いることができる(図10(b))。さらに例えば、突起部11aを設けたフレキシブル基板11を、突起部61aを有する第2歪検出膜支持層61として用いることもできる(図10(c))。
(実施例1)
図11に示すフローによりフレキシブル圧力センサを作製した。作製中、及び作製したフレキシブル圧力センサを撮影した写真を図12~17に示す。図11(a)に示したポリイミド板に銅電極(図11中、Ec)が形成されたフレキシブル基板の上(図11)に、図11(b)に示すように厚さ0.3mmのシリコーンゴムによる弾性層を作製した(図13)。次いで、図11(c)に示すように弾性層をメスで切り出し、銅電極を露出させた。次いで、図11(d)に示すように弾性層の上に、シリコンピエゾ抵抗素子を転写した(図14)。なお、シリコンピエゾ抵抗素子には、幅が1mm、奥行きが5mm、厚さ5μmの極薄シリコンピエゾ抵抗素子(図18)を用いた。次いで、弾性層の一部をメスで切り落とし、フレキシブル基板の一部を露出させた。次いで、歪み補償のための歪みセンサとして、極薄シリコンピエゾ抵抗素子を、露出したフレキシブル基板に直接転写した(図15)。次いで、図11(e)に示すように、導電性接着剤(セメダイン株式会社製、低温硬化型フレキシブル導電性接着剤[SX―ECA48]120%)を用いてフレキシブル基板上の電極とシリコンピエゾ抵抗素子を結線した。次いで、図11(f)に示すように、フレキシブル基板の面上に、0.3mmのシリコーンゴムによる保護層を形成した(図16)。以上のフローにより、柔軟な素材のみで構成されたシリコンの高感度を持つ圧力センサを作製した。作製した圧力センサは、厚さが0.7mm程度と非常に薄いものであった。さらに、フレキシブルな材料のみで構成されているため、図17に示すように、指で曲げても配線やセンサ素子は破断・断線等が起こらなかった。
作製した圧力センサを平面及び曲面上に固定し、圧力負荷試験を行うことで、圧力に対する抵抗変化率を計測した。なお、曲面として、直径5.5cmのアクリルパイプの周壁を用いた。図19に抵抗変化率を平面及び曲面上の各々で計測した、圧力に対する抵抗変化率を示した。平面上に固定した場合(図19中、「平面上固定時」)、及び曲面に固定した場合(図19中、「曲面上固定時」)の双方で、印可した圧力に対して線形に、抵抗変化率は応答を示した。さらに、平面でも曲面でも、圧力に対して同じ感度を示していることが計測により確認された。また、曲面に固定した圧力センサは、平面に固定したセンサに比べて、センサが歪曲して生じた歪みの分だけ抵抗変化率が大きくなっていることが分かった。これにより、圧力センサに近接する位置に製作した歪みセンサの応答を用いて、歪み補償を行うことで、曲面上に固定した場合においても、センサにかかる圧力を正しく計測することができることを確認した。
また、平面上に固定した圧力センサを用いて、センサを指で押した際の圧力センサおよび歪みセンサの応答を計測した。また、直径5.5cmのアクリルパイプの周壁(曲面)上に固定した圧力センサを用いて、センサを指で押した際の圧力センサおよび歪みセンサの応答を計測した。センサ表面を指で複数回押した際の圧力センサおよび歪みセンサの出力を、平面上に固定した場合を図20に、曲面上に固定した場合を図21に示す。どちらの場合も、圧力センサは指の接触に応じた出力を示した。また、曲面上に固定した場合、歪みセンサは定常的に出力した。これは、曲面に追従する様に曲げられることによって生じた歪みによるものである。これにより、平面上に固定した場合、および曲面上に固定した場合の双方に共通して、歪みセンサが圧力に対して不感であることが確認された。以上から、作製した圧力センサは、平面上に固定した場合、および曲面上に固定した場合のどちらでも加えられた圧力を確実に検出できることを確認した。
本発明の圧力センサは、フレキシブルであるため、曲面上に固定することができ、さらに、高い感度で圧力を測定することができる。
100、101、100A:圧力センサ
10、11、10A:フレキシブル基板
11a:突起部
20、21、20A:弾性層
30、31、30A:第1歪検出膜
40、41、40A:第2歪検出膜
50、51、50A:保護層
51a:第1歪検出膜支持層
61a:第2歪検出膜支持層
Ea1、Ea2、EaA:第1電極
Eb1、Eb2、EbA:第2電極
Ec:銅電極

Claims (8)

  1. フレキシブル基板と、
    前記フレキシブル基板上に形成された弾性層と、
    前記弾性層上に形成された第1歪検出膜と、を備え、
    前記フレキシブル基板上に、第2歪検出膜を有する歪みセンサをさらに備え
    前記第2歪検出膜は、前記フレキシブル基板と前記弾性層との間に配置される、圧力センサ。
  2. フレキシブル基板と、
    前記フレキシブル基板上に形成された弾性層と、
    前記弾性層上に形成された第1歪検出膜と、を備え、
    前記フレキシブル基板上に、第2歪検出膜を有する歪みセンサをさらに備え、
    前記第2歪検出膜は、前記弾性層および前記第1歪検出膜の積層体に隣接して配置され、
    前記フレキシブル基板と前記第2歪検出膜との間に支持層をさらに備え、
    前記支持層が、その表面の一部に前記第2歪検出膜の下面の一部に接触する突起部を有し、該第2歪検出膜が当該圧力センサに印可されたせん断力を検出可能である、圧力センサ。
  3. 前記弾性層は、弾性材料からなる層または気体あるいは液体が封入された層である、請求項1又は2のいずれかに記載の圧力センサ。
  4. 複数の前記歪みセンサからなる第1歪みセンサ群を備え、
    前記第1歪みセンサ群の前記複数の歪みセンサは、各々が有する歪み検出方位が、互いに直交するように配置される、請求項1~3のいずれか一項に記載の圧力センサ。
  5. 前記第1歪みセンサ群と、複数の前記歪みセンサからなる第2歪みセンサ群とを備え、
    前記第1歪みセンサ群の歪みセンサに、前記第2歪みセンサ群の歪みセンサが重なるようにして配置される、請求項4記載の圧力センサ。
  6. 前記第1歪みセンサ群の歪みセンサが有する歪み検出方位と、前記第2歪みセンサ群の歪みセンサが有する歪み検出方位とが、互いに45°をなす方向に配置される、請求項5に記載の圧力センサ。
  7. 複数の前記第1歪検出膜を備え、
    前記第1歪検出膜が有する検出方位が互いに直交するように配置される、請求項1~6のいずれか一項に記載の圧力センサ。
  8. 前記弾性層の一側に、前記弾性層とヤング率の異なる、前記第1歪検出膜を支持する他の支持層をさらに備え、該第1歪検出膜が片持ち梁構造を有する、請求項1~7のいずれか一項に記載の圧力センサ。
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