JP2003194117A - スプリングアクチュエータ装置 - Google Patents

スプリングアクチュエータ装置

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JP2003194117A JP2001393632A JP2001393632A JP2003194117A JP 2003194117 A JP2003194117 A JP 2003194117A JP 2001393632 A JP2001393632 A JP 2001393632A JP 2001393632 A JP2001393632 A JP 2001393632A JP 2003194117 A JP2003194117 A JP 2003194117A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に、鉄道車両,産業機械,自動車に最適な
スプリングアクチュエータ装置の提供。 【解決手段】 スプリングアクチュエータ装置1は、ア
クチュエータボディ2とピストン3とプッシュロッド4
とエンドカバー5と付勢手段6とを備え、アクチュエー
タボディ2の端壁20の外側に同一円周上に複数個の流
体圧シリンダ7を配設する。流体圧シリンダ7へ送る流
体圧を解放すると、ピストン3が付勢手段6の付勢力に
よりアクチュエータボディ2の端壁20に向って前進す
る。プッシュロッド4がピストン3の前進に伴いながら
アクチュエータボディ2の外部に向って伸長する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、鉄道車両,
産業機械,自動車に使用するスプリングアクチュエータ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内孔を形成した本体と、内孔に移
動自在に挿入したピストンと、ピストンの一端側と本体
との間に比較的大きな圧縮負荷を与えて張設したばね
と、ピストンの他端側に設けられ、本体の他端を貫通し
て外部に突出する軸状部材とを備えたブレーキシリンダ
が実開昭58−108638号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実開昭58
−108638号公報に開示されたブレーキシリンダで
は、ブレーキシリンダを液圧で解除する場合に、本体の
軸状部材と同一軸線上に液圧シリンダの液圧室を設置し
ているので、液圧シリンダの液圧室が軸状部材の軸方向
に加算されてしまい、ブレーキシリンダの全長が長くな
り、ブレーキシリンダを鉄道車両等の限られた狭いスペ
ースに搭載しなければならないので、ブレーキシリンダ
の鉄道車両等への搭載性が悪化するものであった。
【0004】本発明の目的は、上述する問題点に対処し
て、流体圧シリンダへ送る流体圧を解放するのみで、ピ
ストンが付勢手段の付勢力によりアクチュエータボディ
の端壁に向って前進し、プッシュロッドがピストンの前
進に伴って伸長し、ピストンの付勢手段の付勢力による
前進を流体圧シリンダにより解除する場合に、複数個の
流体圧シリンダをプッシュロッドの中心軸線から外れた
アクチュエータボディの端壁の外側の同一円周上に配置
し、流体圧シリンダの液圧室がアクチュエータボディの
プッシュロッドと同一軸線上に加算されることがなく、
従来のものに比べてスプリングアクチュエータ装置の全
長が短く、スプリングアクチュエータ装置の鉄道車両等
への搭載性を向上させることが可能なスプリングアクチ
ュエータ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスプリングアク
チュエータ装置は、アクチュエータボディと、アクチュ
エータボディの内部に中心軸線方向へ移動自在に配設し
たピストンと、ピストンに中心軸線上に沿って固設した
アクチュエータボディの一端の端壁を貫通するプッシュ
ロッドと、アクチュエータボディの他端に配設したエン
ドカバーと、ピストンをアクチュエータボディの端壁に
向って常時付勢する、ピストンとエンドカバーとの間に
配設した付勢手段とを備え、アクチュエータボディの端
壁の外側にピストンを付勢手段の付勢力に抗して移動す
る複数個の流体圧シリンダを配設したことを特徴とする
構成を有するものである。
【0006】本発明のスプリングアクチュエータ装置
は、流体圧シリンダがシリンダボディと、シリンダボデ
ィの内部にプッシュロッドと平行な中心軸線方向に沿っ
て移動自在に配設した液圧ピストンと、液圧ピストンに
中心軸線上に沿って設けたピストンロッドとを有し、ピ
ストンロッドがアクチュエータボディの端壁に設けた貫
通孔に挿通されている。
【0007】本発明のスプリングアクチュエータ装置
は、付勢手段が同一中心軸線上に配置したコイル平均径
の異なる2つの圧縮コイルスプリングである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態
におけるスプリングアクチュエータ装置を示す断面図、
図2は本発明の実施の形態におけるスプリングアクチュ
エータ装置の要部拡大断面図、図3は本発明の実施の形
態におけるスプリングアクチュエータ装置のキャリパブ
レーキ装置への取付け状態を示す要部切断正面図、図4
は本発明の実施の形態におけるスプリングアクチュエー
タ装置の作動状態を示す断面図である。本発明のスプリ
ングアクチュエータ装置1は、図1及び図2に示すよう
に、アクチュエータボディ2と、アクチュエータボディ
2の内部に中心軸線方向に沿って移動自在に配設したピ
ストン3と、ピストン3に中心軸線上に沿って固設した
アクチュエータボディ2の一端の端壁20を貫通するプ
ッシュロッド4と、アクチュエータボディ2の開口する
他端に配設したエンドカバー5と、ピストン3とエンド
カバー5との間に配設したピストン3をアクチュエータ
ボディ2の端壁20に向って常時付勢する付勢手段6と
を備え、アクチュエータボディ2の端壁20の外側に
は、図3に示すように、同一円周上にピストン3を付勢
手段6の付勢力に抗して移動する複数個である3個の流
体圧シリンダ7が配設されている。
【0009】本発明のスプリングアクチュエータ装置1
は、図1及び図2に示すように、流体圧シリンダ7がシ
リンダボディ70と、シリンダボディ70の内部にプッ
シュロッド4と平行な中心軸線方向に沿って移動自在に
配設した液圧ピストン71と、液圧ピストン71に中心
軸線上に沿って設けたピストンロッド72とを有し、ピ
ストンロッド72がアクチュエータボディ2の端壁20
に設けた貫通孔21に挿通されている。
【0010】本発明のスプリングアクチュエータ装置1
は、図1及び図2に示すように、付勢手段6が同一中心
軸線上に配置したコイル平均径の異なる2つの圧縮コイ
ルスプリング60,61である。
【0011】スプリングアクチュエータ装置1のアクチ
ュエータボディ2は、図1及び図2に示すように、円筒
形の周壁22を有し、アクチュエータボディ2の周壁2
2の一端には、図2に示すように、端壁20が形成さ
れ、アクチュエータボディ2の端壁20の中央にはプッ
シュロッド4を挿通するロッド挿通孔20aが設けら
れ、アクチュエータボディ2の端壁20の外周縁寄りに
は適宜な箇所に3つの貫通孔21が設けられ、アクチュ
エータボディ2の端壁20の内側面にはロッド挿通孔2
0aの周囲にエンドカバー5に向って突出した円筒状の
ボス23が一体に形成されている。
【0012】アクチュエータボディ2の端壁20の外側
面には、図2に示すように、ロッド挿通孔20aの周囲
にボス23と反対方向に向って突出したアクチュエータ
ヘッド24が形成され、アクチュエータボディ2のアク
チュエータヘッド24の先端部の外周面には環状溝24
aが形成されている。
【0013】アクチュエータボディ2のアクチュエータ
ヘッド24には、図1及び図2に示すように、プッシュ
ロッド4の移動量を一定に保つオートアジャスタ機構8
が装着されている。
【0014】アクチュエータボディ2のアクチュエータ
ヘッド24の片側には、図1及び図2に示すように、側
方に向って張出した取付アーム25が一体に形成され、
アクチュエータボディ2の取付アーム25の上縁部及び
下縁部には、図2に示すように、複数の貫通孔25a,
25aが設けられている。
【0015】アクチュエータボディ2の取付アーム25
の上縁部の中央及び下縁部の中央には、図1に示すよう
に、外方に向って突出した互いに平行な一対の支持突部
26,26が一体に形成され、アクチュエータボディ2
の取付アーム25の支持突部26,26には同一中心軸
線上にピボットピン27を支持するための支持孔26
a,26aが設けられている。
【0016】アクチュエータボディ2の周壁22の一部
には、図1及び図3に示すように、取付アーム25と同
方向の側方に向って膨出した鉄道車両の車輪120を制
動するフローティングタイプのキャリパブレーキ装置1
00のキャリパボディ101に対して取付けるためのマ
ウント部28が一体に形成され、アクチュエータボディ
2のマウント部28にはねじ穴28aが設けられてい
る。
【0017】アクチュエータボディ2の周壁22の他端
には、図2に示すように、開口22aが形成され、アク
チュエータボディ2の周壁22の他端面には複数のねじ
穴29が設けられている。
【0018】アクチュエータボディ2の周壁22の内部
には、図2に示すように、ピストン3が中心軸線方向に
沿って移動自在に配設され、ピストン3は円筒状のピス
トン本体30を有し、ピストン3のピストン本体30の
一端には円周方向に向って張出したフランジ31が一体
に形成されている。
【0019】ピストン3のピストン本体30の他端に
は、図2に示すように、小径の筒状壁32が形成され、
ピストン3の筒状壁32の外周面にはおねじ部33が形
成され、ピストン3の筒状壁32の端部には端壁34が
形成され、ピストン3の端壁34の中央には嵌合孔35
が設けられている。
【0020】ピストン3には、図1及び図2に示すよう
に、中心軸線上にアクチュエータボディ2の端壁20に
向って突出したプッシュロッド4が固設され、プッシュ
ロッド4の一端と他端寄りとの間の内部には、図2に示
すように、中心軸線上に沿ってねじ穴40が設けられ、
プッシュロッド4の他端には小径部41が形成され、プ
ッシュロッド4の小径部41の内部には中心軸線上に沿
ってねじ穴42が設けられている。
【0021】ピストン3の端壁34の嵌合孔35には、
図2に示すように、プッシュロッド4の小径部41が嵌
入され、プッシュロッド4の小径部41のねじ穴42に
は止めねじ43が螺合され、プッシュロッド4はピスト
ン3の端壁34の嵌合孔35に対してワッシャ44を介
して止めねじ43により固定されている。
【0022】プッシュロッド4のねじ穴40には、図2
に示すように、ボルト45が螺合され、ボルト45の頭
部46の外周面には環状溝46aが形成されて、ボルト
45の頭部46の端面には溝47が形成されている。
【0023】ボルト45の頭部46には、図1に示すよ
うに、溝47が形成され、後述のレバー110の一端1
10aがボルト45の頭部46の溝47に係合され、ボ
ルト45はプッシュロッド4のねじ穴40に対して回転
自在に螺合されている。
【0024】アクチュエータボディ2の端壁20のロッ
ド挿通孔20aには、図1及び図2に示すように、プッ
シュロッド4が挿通され、プッシュロッド4はアクチュ
エータボディ2の端壁20のロッド挿通孔20aに対し
て、一定の移動量を超えて移動すると、オートアジャス
タ機構8によりプッシュロッド4は回転させられ、ボル
ト45がプッシュロッド4に対して伸長し、プッシュロ
ッド4の移動量は一定に保たれている。
【0025】アクチュエータボディ2のアクチュエータ
ヘッド24とボルト45の頭部46との間には、図2に
示すように、プッシュロッド4の一端部を覆う伸縮性を
有するベローズ形の合成ゴム製のブーツ48が装着さ
れ、アクチュエータボディ2のアクチュエータヘッド2
4の環状溝24aにはブーツ48の一端の係止リング4
9aが嵌入され、ボルト45の頭部46の環状溝46a
にはブーツ48の他端の係止リング49bが嵌入され、
プッシュロッド4のアクチュエータボディ2のロッド挿
通孔20aより突出した部分がブーツ48によりダスト
から保護されている。
【0026】アクチュエータボディ2の周壁22の他端
には、図1及び図2に示すように、開口22aを閉塞す
るエンドカバー5が配設され、エンドカバー5は円板状
のカバー本体50を有し、エンドカバー5のカバー本体
50の中央にはピストン3をアクチュエータボディ2の
端壁20に向って付勢する付勢手段6の付勢力を手動に
より解除するための手動解除用ボルト9を挿通するボル
ト挿通孔51が設けられている。
【0027】エンドカバー5のカバー本体50の外側面
には、図2に示すように、ボルト挿通孔51の周囲に外
方に向って突出した円筒状のボス52が形成され、エン
ドカバー5のボス52の先端部の外周面には環状溝53
が形成されている。
【0028】エンドカバー5のカバー本体50の外周面
には、図2に示すように、環状凹溝54が形成され、エ
ンドカバー5のカバー本体50の周囲には円周方向に張
出したフランジ55が一体に形成され、エンドカバー5
のフランジ55にはアクチュエータボディ2の周壁22
のねじ穴29と連通する複数の貫通孔56が設けられて
いる。
【0029】アクチュエータボディ2の周壁22の開口
22aには、図2に示すように、エンドカバー5のカバ
ー本体50が嵌合され、アクチュエータボディ2の周壁
22の他端面にはエンドカバー5のフランジ55が当接
され、エンドカバー5のフランジ55の貫通孔56には
ボルト57が挿通され、アクチュエータボディ2の周壁
22のねじ穴29にはボルト57の先端寄りが螺合さ
れ、エンドカバー5のフランジ55はアクチュエータボ
ディ2の周壁22のねじ穴29に対してワッシャ58を
介してボルト57により固定されている。
【0030】エンドカバー5のカバー本体50の環状凹
溝54には、図2に示すように、Oリング59が嵌合さ
れ、アクチュエータボディ2の周壁22の内周面とエン
ドカバー5のカバー本体50の外周面との間がOリング
59により密封されている。
【0031】エンドカバー5の中央には、図2に示すよ
うに、プッシュロッド4と同一中心軸線上にピストン3
に向って突出した手動解除用ボルト9が設けられ、手動
解除用ボルト9の一端には断面非円形の頭部90が形成
されている。
【0032】エンドカバー5のカバー本体50のボルト
挿通孔51には、図2に示すように、手動解除用ボルト
9の他端寄りが挿通され、手動解除用ボルト9の他端部
にはナット92が螺合され、手動解除用ボルト9及びナ
ット92には割ピン93が挿通され、手動解除用ボルト
9はエンドカバー5のボルト挿通孔51に対してワッシ
ャ94を介してナット92により移動自在に支持されて
いる。
【0033】ピストン3の後部には、図1に示すよう
に、手動解除用ボルト9に係合するアジャスタナット1
0が配設され、図2に示すように、アジャスタナット1
0は円筒状のナット本体11を有し、アジャスタナット
10のナット本体11の一端には、円周方向に向って張
出した環状壁12が形成され、アジャスタナット10の
環状壁12の前面にはピストン3の筒状壁32の外側に
嵌合する円筒状の嵌合壁13が形成され、アジャスタナ
ット10の嵌合壁13の内周面にはピストン3の筒状壁
32のおねじ部33に螺合するめねじ部14が形成され
ている。
【0034】アジャスタナット10の環状壁12の中央
には、図2に示すように、ピストン3に向って前方に開
口する手動解除用ボルト9の頭部90を嵌合する嵌合凹
部15が形成され、アジャスタナット10のナット本体
11の他端部には端壁16が形成され、アジャスタナッ
ト10の端壁16には手動解除用ボルト9を挿通するボ
ルト挿通孔17が設けられている。
【0035】アジャスタナット10の端壁16のボルト
挿通孔17には、図2に示すように、手動解除用ボルト
9が挿通され、アジャスタナット10の環状壁12の嵌
合凹部15には、手動解除用ボルト9の頭部90が嵌入
され、ピストン3の筒状壁32のおねじ部33にはアジ
ャスタナット10の嵌合壁13のめねじ部14が螺合さ
れている。
【0036】アジャスタナット10のナット本体11の
内部には、図2に示すように、アジャスタナット10の
端壁16と手動解除用ボルト9の頭部90との間に手動
解除用ボルト9をピストン3に向って常時付勢する圧縮
コイルスプリング18が配設されている。
【0037】エンドカバー5のボス52の外側には、図
2に示すように、手動解除用ボルト9の先端部に螺合し
たナット92を覆うゴムカバー95が装着され、エンド
カバー5のボス52の環状溝53にはゴムカバー95の
係止リング96が嵌入され、手動解除用ボルト9のエン
ドカバー5のボルト挿通孔51より突出した先端部及び
ナット92がゴムカバー95によりダストから保護され
ている。
【0038】アクチュエータボディ2の周壁22の内部
には、図1及び図2に示すように、ピストン3のフラン
ジ31とエンドカバー5のカバー本体50との間に同一
中心軸線上に沿ってピストン3をアクチュエータボディ
2の端壁20に向って常時付勢するコイル平均径の異な
る圧縮コイルスプリング60及び圧縮コイルスプリング
61が配設され、圧縮コイルスプリング60のコイル平
均径は圧縮コイルスプリング61のコイル平均径よりも
大きく、圧縮コイルスプリング60の線径は圧縮コイル
スプリング61の線径よりも太くなっている。
【0039】アクチュエータボディ2の端壁20の外側
には、図1及び図3に示すように、3つの流体圧シリン
ダ7が配設され、流体圧シリンダ7の円筒形のシリンダ
ボディ70の内部には、図2に示すように、プッシュロ
ッド4と平行な中心軸線方向に沿って液圧ピストン71
が移動自在に設けられ、液圧ピストン71の中央には中
心軸線上に沿ってピストンロッド72が突設され、流体
圧シリンダ7のシリンダボディ70の端壁73と液圧ピ
ストン71との間には液圧室74が形成され、ピストン
ロッド72はアクチュエータボディ2の端壁20に設け
た貫通孔21に出没自在に挿通されている。
【0040】流体圧シリンダ7の液圧ピストン71の外
周面には、図2に示すように、環状凹溝75が形成さ
れ、液圧ピストン71の環状凹溝75にはリング状のピ
ストンシール76が嵌入され、シリンダボディ70の内
周面と液圧ピストン71の外周面との間がピストンシー
ル76により密封されている。
【0041】流体圧シリンダ7のシリンダボディ70の
一端には、図3に示すように、両側方に向って張出した
取付片77,77が形成され、流体圧シリンダ7のシリ
ンダボディ70の取付片77,77はアクチュエータボ
ディ2の端壁20に対してボルト78,78により固定
されている。
【0042】フローティングタイプのキャリパブレーキ
装置100のキャリパボディ101には、図1に示すよ
うに、スプリングアクチュエータ装置1のアクチュエー
タボディ2の取付アーム25の外側及びマウント部28
の外側に臨んでアクチュエータ取付部102及びアクチ
ュエータ取付部103が形成されている。
【0043】キャリパブレーキ装置100のキャリパボ
ディ101に形成された一方のアクチュエータ取付部1
02には、図1に示すように、スプリングアクチュエー
タ装置1のアクチュエータボディ2の取付アーム25の
貫通孔25a,25aに連通するねじ孔104及びねじ
穴105が設けられ、キャリパボディ101に形成され
た他方のアクチュエータ取付部103にはアクチュエー
タボディ2のマウント部28のねじ穴28aに連通する
貫通孔106が設けられている。
【0044】スプリングアクチュエータ装置1のアクチ
ュエータボディ2の取付アーム25の貫通孔25a,2
5aには、図1に示すように、ボルト107,107が
挿通され、キャリパブレーキ装置100のキャリパボデ
ィ101のアクチュエータ取付部102のねじ孔104
及びねじ穴105にはボルト107及びボルト107の
先端部が螺合され、図3に示すように、アクチュエータ
ボディ2の取付アーム25はキャリパボディ101のア
クチュエータ取付部102の内側に4本のボルト107
により固定されている。
【0045】キャリパブレーキ装置100のキャリパボ
ディ101のアクチュエータ取付部103の貫通孔10
6には、図1に示すように、ボルト108が挿通され、
スプリングアクチュエータ装置1のアクチュエータボデ
ィ2のマウント部28のねじ穴28aにはボルト108
の先端部が螺合され、アクチュエータボディ2のマウン
ト部28はキャリパボディ101のアクチュエータ取付
部103の内側にボルト108により固定されている。
【0046】ピボットピン27には、図1及び図3に示
すように、スプリングアクチュエータ装置1のアクチュ
エータボディ2の取付アーム25の支持突部26,26
の間にキャリパブレーキ装置100に組み込んだパーキ
ングブレーキを作動するためのレバー110が揺動自在
に設けられ、レバー110の一端110aがプッシュロ
ッド4に螺着したボルト45の頭部46の溝47に係合
され、レバー110の他端110bがキャリパブレーキ
装置100のキャリパボディ101のインナキャリパア
ーム111に移動自在に設けたパーキングブレーキ用の
ピストン112の外端に係合されている。
【0047】キャリパブレーキ装置100のキャリパボ
ディ101は、図3に示すように、マウンティングブラ
ケット113にスライドピン114,114を介して移
動自在に支持され、マウンティングブラケット113は
鉄道車両の台車フレーム115に対してボルト116と
ナット117により固定されている。
【0048】キャリパブレーキ装置100のキャリパボ
ディ101は鉄道車両の車輪120の内側及び外側に臨
んでインナキャリパアーム111及びアウタキャリパア
ーム(図示せず)を有し、キャリパボディ101のイン
ナキャリパアーム111の中央には、図3に示すよう
に、ピストン112が移動自在に設けられ、ピストン1
12の内端には制輪子であるインナブレーキライニング
(図示せず)が装着され、キャリパボディ101のアウ
タキャリパアームの内側には制輪子であるアウタブレー
キライニング(図示せず)が装着されている。
【0049】鉄道車両の車輪120の内側にはインナロ
ータ(図示せず)が取付けられ、鉄道車両の車輪120
の外側にはアウタロータ(図示せず)が取付けられてい
る。
【0050】次に、本発明の実施の形態におけるスプリ
ングアクチュエータ装置の作用について説明する。ま
ず、図1に示す通常のフローティングタイプのキャリパ
ブレーキ装置100に組み込んだパーキングブレーキに
よる鉄道車両の車輪120の制動を解除した状態におい
て、流体圧シリンダ7のシリンダボディ70の内部の液
圧室74へ送る流体圧を解放すると、スプリングアクチ
ュエータ装置1のピストン3が付勢手段6の圧縮コイル
スプリング60,61の付勢力によりアクチュエータボ
ディ2の端壁20に向って前進し、アジャスタナット1
0がピストン3の前進に伴って圧縮コイルスプリング1
8の付勢力に抗しながら手動解除用ボルト9の長手方向
に沿って従動し、プッシュロッド4がピストン3の前進
に伴いながらアクチュエータボディ2の外部に向って伸
長し、図4に示すように、プッシュロッド4の一端部が
アクチュエータボディ2の端壁20のロッド挿通孔20
aより前方に突出した状態となる。
【0051】プッシュロッド4のピストン3の前進に伴
うアクチュエータボディ2の外部への伸長により、ボル
ト45がプッシュロッド4の伸長に伴いながらアクチュ
エータボディ2のアクチュエータヘッド24の前方に向
って移動し、ボルト45の頭部46がレバー110の一
端110aを押出し、レバー110がボルト45の移動
に伴ってピボットピン27を支点として図1の反時計方
向に揺動し、レバー110の他端110bがキャリパブ
レーキ装置100に組み込んだパーキングブレーキ用の
ピストン112を鉄道車両の車輪120の内側に取付け
たインナロータに向って押込む。
【0052】レバー110のボルト45の移動に伴うピ
ボットピン27を支点とした揺動により、キャリパブレ
ーキ装置100のキャリパボディ101のインナキャリ
パアーム111に設けたパーキングブレーキ用のピスト
ン112がレバー110の揺動に伴いながら鉄道車両の
車輪120の内側に取付けたインナロータに近接する方
向に向って前進し、ピストン112の内端に装着したイ
ンナブレーキライニングが鉄道車両の車輪120の内側
に取付けたインナロータに押付けられる。
【0053】ピストン112の内端に装着したインナブ
レーキライニングを鉄道車両の車輪120の内側に取付
けたインナロータに押付けると、キャリパブレーキ装置
100のキャリパボディ101のアウタキャリパアーム
が反力を受け、キャリパブレーキ装置100のキャリパ
ボディ101が反力によりスライドピン114,114
と共にマウンティングブラケット113に対して移動
し、スプリングアクチュエータ装置1がキャリパブレー
キ装置100のキャリパボディ101と共に移動する。
【0054】キャリパブレーキ装置100のキャリパボ
ディ101のマウンティングブラケット113に対する
移動により、キャリパブレーキ装置100のキャリパボ
ディ101のアウタキャリパアームの内側に装着したア
ウタブレーキライニングが鉄道車両の車輪120の外側
に取付けたアウタロータに押付けられ、キャリパブレー
キ装置100に組み込んだパーキングブレーキがスプリ
ングアクチュエータ装置1により作動され、鉄道車両の
車輪120がキャリパブレーキ装置100に組み込んだ
パーキングブレーキにより制動される。
【0055】スプリングアクチュエータ装置1のピスト
ン3の付勢手段6の圧縮コイルスプリング60,61の
付勢力によるアクチュエータボディ2の端壁20に向う
前進により、流体圧シリンダ7のピストンロッド72が
ピストン3の前進に伴いながらシリンダボディ70の内
部に向って縮退し、流体圧シリンダ7の液圧ピストン7
1がピストンロッド72の縮退に伴って後退し、スプリ
ングアクチュエータ装置1のピストン3のフランジ31
の外側面が圧縮コイルスプリング60,61の付勢力に
より流体圧シリンダ7のピストンロッド72の先端に圧
接され、図4に示すように、スプリングアクチュエータ
装置1のピストン3の圧縮コイルスプリング60,61
の付勢力による前進が流体圧シリンダ7のピストンロッ
ド72により阻止される。
【0056】また、鉄道車両の車輪120のキャリパブ
レーキ装置100に組み込んだパーキングブレーキによ
る制動を解除する場合は、流体圧を図4に示す流体圧シ
リンダ7のシリンダボディ70の内部の液圧室74へ送
ると、流体圧シリンダ7の液圧ピストン71がシリンダ
ボディ70の内部を流体圧によりスプリングアクチュエ
ータ装置1のアクチュエータボディ2の端壁20に向っ
て前進し、流体圧シリンダ7のピストンロッド72が液
圧ピストン71の前進に伴ってスプリングアクチュエー
タ装置1のピストン3のフランジ31を押圧しながらア
クチュエータボディ2の内部へと伸長し、図1に示すよ
うに、流体圧シリンダ7のピストンロッド72の先端部
がアクチュエータボディ2の端壁20の貫通孔21より
スプリングアクチュエータ装置1のアクチュエータボデ
ィ2の内部に突出した状態となる。
【0057】流体圧シリンダ7のピストンロッド72の
液圧ピストン71の前進に伴うアクチュエータ装置1の
アクチュエータボディ2の内部への伸長により、スプリ
ングアクチュエータ装置1のピストン3が流体圧シリン
ダ7のピストンロッド72の伸長に伴って付勢手段6の
圧縮コイルスプリング60,61の付勢力に抗しながら
にエンドカバー5に向って後退し、アジャスタナット1
0がピストン3の後退に伴いながら手動解除用ボルト9
の長手方向に沿って従動し、プッシュロッド4がピスト
ン3の後退に伴いながらアクチュエータボディ2の内部
に向って縮退する。
【0058】プッシュロッド4のピストン3の後退に伴
うアクチュエータボディ2の内部への縮退により、ボル
ト45がプッシュロッド4の縮退に伴いながらアクチュ
エータボディ2のアクチュエータヘッド24に向って移
動し、レバー110がボルト45の移動に伴いながらピ
ボットピン27を支点として図4の時計方向に揺動し、
レバー110の他端110bがキャリパブレーキ装置1
00に組み込んだパーキングブレーキ用のピストン11
2を鉄道車両の車輪120の内側に取付けたインナロー
タから離脱する方向に向って後退する。
【0059】レバー110のボルト45の移動に伴うピ
ボットピン27を支点とした揺動により、キャリパブレ
ーキ装置100のキャリパボディ101のインナキャリ
パアーム111に設けたパーキングブレーキ用のピスト
ン112がレバー110の揺動に伴いながら鉄道車両の
車輪120の内側に取付けたインナロータから離脱する
方向に向って後退し、ピストン112の内端に装着した
インナブレーキライニングが鉄道車両の車輪120の内
側に取付けたインナロータから離間する。
【0060】ピストン112の内端に装着したインナブ
レーキライニングの鉄道車両の車輪120の内側に取付
けたインナロータからの離間により、キャリパブレーキ
装置100のキャリパボディ101がスライドピン11
4,114と共にマウンティングブラケット113に対
して移動し、スプリングアクチュエータ装置1がキャリ
パブレーキ装置100のキャリパボディ101と共に移
動し、キャリパブレーキ装置100のキャリパボディ1
01のアウタキャリパアームの内側に装着したアウタブ
レーキライニングが鉄道車両の車輪120の外側に取付
けたアウタロータから離間できる状態になっている。
【0061】その後、鉄道車両の走行による車輪120
の移動や振動等により、キャリパブレーキ装置100の
キャリパボディ101がスライドピン114,114と
共にマウンティングブラケット113に対して移動し、
スプリングアクチュエータ装置1がキャリパブレーキ装
置100のキャリパボディ101と共に移動し、鉄道車
両の車輪120のインナロータとインナブレーキライニ
ングとの間の隙間及びアウタロータとアウタブレーキラ
イニングとの間の隙間が元の初期状態に戻され、キャリ
パブレーキ装置100に組み込んだパーキングブレーキ
がスプリングアクチュエータ装置1により非作動状態と
なり、鉄道車両の車輪120のキャリパブレーキ装置1
00に組み込んだパーキングブレーキによる制動を解除
する。
【0062】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のスプリン
グアクチュエータ装置によれば、流体圧シリンダへ送る
流体圧を解放するのみで、ピストンが付勢手段の付勢力
によりアクチュエータボディの端壁に向って前進するの
で、プッシュロッドをピストンの前進に伴って伸長させ
ることができ、ピストンの付勢手段の付勢力による前進
を流体圧シリンダにより解除する場合に、複数個の流体
圧シリンダをプッシュロッドの中心軸線から外れたアク
チュエータボディの端壁の外側の同一円周上に配置した
ので、流体圧シリンダの液圧室がアクチュエータボディ
のプッシュロッドと同一軸線上に加算されることがな
く、従来のものに比べてスプリングアクチュエータ装置
の全長が短くなるので、スプリングアクチュエータ装置
の鉄道車両等への搭載性を向上させることができる。
【0063】本発明のスプリングアクチュエータ装置に
よれば、流体圧シリンダのシリンダボディの内部の液圧
室に流体圧を送るのみで、液圧ピストンが流体圧により
アクチュエータボディの端壁に向って前進するので、ピ
ストンロッドを液圧ピストンの前進に伴って伸長させる
ことができ、ピストンロッドがアクチュエータボディの
端壁に設けた貫通孔に挿通されているので、アクチュエ
ータボディの内部のピストンをピストンロッドの伸長に
伴って付勢手段の付勢力に抗しながら後退させることが
できる。
【0064】本発明のスプリングアクチュエータ装置に
よれば、付勢手段が同一中心軸線上に配置したコイル平
均径の異なる2つの圧縮コイルスプリングであるので、
ピストンを2つの圧縮コイルスプリングの付勢力により
安定した状態で迅速に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるスプリングアクチ
ュエータ装置を示す断面図。
【図2】本発明の実施の形態におけるスプリングアクチ
ュエータ装置の要部拡大断面図。
【図3】本発明の実施の形態におけるスプリングアクチ
ュエータ装置のキャリパブレーキ装置への取付け状態を
示す要部切断正面図。
【図4】本発明の実施の形態におけるスプリングアクチ
ュエータ装置の作動状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 スプリングアクチュエータ装置 2 アクチュエータボディ 3 ピストン 4 プッシュロッド 5 エンドカバー 6 付勢手段 7 流体圧シリンダ 8 オートアジャスタ機構 9 手動解除用ボルト 10 アジャスタナット 11 ナット本体 12 環状壁 13 嵌合壁 14 めねじ部 15 嵌合凹部 16 端壁 17 ボルト挿通孔 18 圧縮コイルスプリング 20 端壁 20a ロッド挿通孔 21 貫通孔 22 周壁 22a 開口 23 ボス 24 アクチュエータヘッド 24a 環状溝 25 取付アーム 25a 貫通孔 26 支持突部 26a 支持孔 27 ピボットピン 28 マウント部 28a ねじ穴 29 ねじ穴 30 ピストン本体 31 フランジ 32 筒状壁 33 おねじ部 34 端壁 35 嵌合孔 40 ねじ穴 41 小径部 42 ねじ穴 43 止めねじ 44 ワッシャ 45 ボルト 46 頭部 46a 環状溝 47 溝 48 ブーツ 49a 係止リング 49b 係止リング 50 カバー本体 51 ボルト挿通孔 52 ボス 53 環状溝 54 環状凹溝 55 フランジ 56 貫通孔 57 ボルト 58 ワッシャ 59 Oリング 60 圧縮コイルスプリング 61 圧縮コイルスプリング 70 シリンダボディ 71 液圧ピストン 72 ピストンロッド 73 端壁 74 液圧室 75 環状凹溝 76 ピストンシール 77 取付片 78 ボルト 90 頭部 92 ナット 93 割ピン 94 ワッシャ 95 ゴムカバー 96 係止リング 100 キャリパブレーキ装置 101 キャリパボディ 102 アクチュエータ取付部 103 アクチュエータ取付部 104 ねじ孔 105 ねじ穴 106 貫通孔 107 ボルト 108 ボルト 110 レバー 110a 一端 110b 他端 111 インナキャリパアーム 112 ピストン 113 マウンティングブラケット 114 スライドピン 115 台車フレーム 116 ボルト 117 ナット 120 車輪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクチュエータボディと、アクチュエー
    タボディの内部に中心軸線方向へ移動自在に配設したピ
    ストンと、ピストンに中心軸線上に沿って固設したアク
    チュエータボディの一端の端壁を貫通するプッシュロッ
    ドと、アクチュエータボディの他端に配設したエンドカ
    バーと、ピストンをアクチュエータボディの端壁に向っ
    て常時付勢する、ピストンとエンドカバーとの間に配設
    した付勢手段とを備え、アクチュエータボディの端壁の
    外側にピストンを付勢手段の付勢力に抗して移動する複
    数個の流体圧シリンダを配設したことを特徴とするスプ
    リングアクチュエータ装置。
  2. 【請求項2】 流体圧シリンダはシリンダボディと、シ
    リンダボディの内部にプッシュロッドと平行な中心軸線
    方向に沿って移動自在に配設した液圧ピストンと、液圧
    ピストンに中心軸線上に沿って設けたピストンロッドと
    を有し、ピストンロッドがアクチュエータボディの端壁
    に設けた貫通孔に挿通されている請求項1に記載のスプ
    リングアクチュエータ装置。
  3. 【請求項3】 付勢手段は同一中心軸線上に配置したコ
    イル平均径の異なる2つの圧縮コイルスプリングである
    請求項1に記載のスプリングアクチュエータ装置。
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