JP2003193279A - アルカリ金属アルコラートを電気化学的に製造するための方法および電解セル - Google Patents

アルカリ金属アルコラートを電気化学的に製造するための方法および電解セル

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JP2003193279A JP2002316607A JP2002316607A JP2003193279A JP 2003193279 A JP2003193279 A JP 2003193279A JP 2002316607 A JP2002316607 A JP 2002316607A JP 2002316607 A JP2002316607 A JP 2002316607A JP 2003193279 A JP2003193279 A JP 2003193279A
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anolyte
cathode
anode
ion
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    • C25BELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 病原性物質の放出を回避しながら、コスト効
率のよい所望の生成物の生成を保証する、アルカリ金属
アルコラートの電気化学的な製造方法。 【解決手段】 塩含有アノード水溶液及び、カソードア
ルコール溶液を使用し、カソード隔室とアノード隔室と
がイオン伝導性のアノード液およびカソード液に安定
な、固体電解質のみによって分離されている。固体電解
質は、β−酸化アルミニウムを使用し、片面又は両面に
1つ又は複数の導電性層を被覆した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルカリ金属アル
コラートの電気化学的な製造方法および前記の目的のた
めに使用するべき電解セルに関する。殊に、本発明はア
ノード側で塩水溶液が使用され得るという製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】アルカリ金属アルコラート(Na/KO
Me/OEt等)は化学工業の標準的な製品類に含ま
れ、その際殊にアルコール成分が4個までの炭素原子を
含んでいるアルカリ金属アルコラートは、有機合成にお
いて有益な化学物質である。
【0003】アルカリ金属アルコラートの合成のために
は、複数の方法が公知である(F.A.Dickes,
Ber.Dtsch.Chem.Ges.1930,6
3,2753)。アルコラートの特別な製造方法の1つ
では、アルコールおよび相応する水酸化アルカリを等量
含有する溶液の脱水を実施する。その際、蒸留の方法に
よりまたは半透膜を利用しながら、所望の生成物になる
まで平衡移動を実施することが出来る(欧州特許第02
99577号明細書)。
【0004】アルカリ金属を相応するアルコール中に溶
解した場合には、直接にアルコラートが生じる。その
際、ナトリウムとカリウムはより少量のアルコールと急
激に反応するため、工業的規模での使用は危険が高すぎ
るであろう。それに対し、より高級なアルコールまたは
分枝鎖アルコールは時として反応が遅すぎる場合があ
る。例えばドイツ連邦共和国特許第19802013号
明細書では、前記の問題の1つの解決策が提案されてい
る。クロロアルカリ電気分解に由来するアマルガムは、
遷移金属窒化物および遷移金属炭化物の接触作用下でア
ルコールと反応される。前記の方法は、アルコールが多
少とも水銀で汚染されることによってのみ達成され得る
という欠点を有している。脱水銀のためには他の処理工
程が不可欠である(ドイツ連邦共和国特許第19704
889号明細書)。
【0005】さらに、ドイツ連邦共和国特許第3346
131号明細書には電気化学的方法が提案されており、
その際隔離板の材料としてカチオン交換膜を使用しなが
らアノード側のアルカリ金属イオンが塩のアルコール溶
液から生成され、その際アルカリ金属イオンは膜を介し
てカソード空間中へ移動する。カソード空間中ではアル
コールが水素発生下でアニオンに変化する。
【0006】米国特許第5425856号明細書には、
塩のアルコール溶液に由来するアルカリ金属アルコラー
トの連続的な電気化学的な製造方法が開示されている。
前記の方法は、アノード空間中で処理に伴い、時として
病原性の特性が十分に公知である塩化アルコール化合物
が副生成物として生成するという欠点を有している。
【0007】また、ドイツ連邦共和国特許第19603
181号明細書には、アルカリ金属アルコラートの電気
化学的な製造方法が提案されている。アノード溶液とカ
ソード溶液との不利な混合を阻止する目的で、ここでは
アノード空間およびカソード空間はイオン伝導性の固体
電解質により完全に分離されている。
【0008】前記の電気化学的方法は、完全にアルコー
ル溶液中で実施するのが一般的である。そのような系の
伝導率は制限されるため、伝導率を通常レベルに変える
ためには、わずかな電極間距離または溶液への導電性塩
の添加が条件である。
【0009】PCT/EP00/08278には、アル
カリ金属の製造方法が教示されている。この場合には、
アノード空間中でアルカリ金属塩水溶液を使用し、この
隔室をヘリウム気密になるように、例えば鋼カソードを
有しているカソード隔室から分離する。カソード側の液
体電解質としては、融解塩が提案されている。前記の方
法の場合、アノード液とカソード液との混合はいかなる
場合にも回避されねばならないことは明らかである。従
って隔離板としては、当該カチオンを単独で伝導し、か
つ殊にカソード空間中での水の拡散を完全に阻止する固
体電解質が提案されている。水性系に対して安定な隔離
板としては、専ら被覆されたイオン伝導性の固体電解質
が提案されている。
【0010】
【特許文献1】欧州特許第0299577号明細書
【特許文献2】ドイツ連邦共和国特許第1980201
3号明細書
【特許文献3】ドイツ連邦共和国特許第1970488
9号明細書
【特許文献4】ドイツ連邦共和国特許第3346131
号明細書
【特許文献5】米国特許第5425856号明細書
【特許文献6】ドイツ連邦共和国特許第1960318
1号明細書
【特許文献7】PCT/EP00/08278
【非特許文献1】F.A.Dickes,Ber.Dt
sch.Chem.Ges.1930,63,2753
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、技術
水準上の欠点を克服して補助する、アルカリ金属アルコ
ラートの他の電気化学的な製造方法を示すことであっ
た。殊に前記の方法は、経済的な、例えば自然環境保護
の観点から工業規模で極めて十分に適用可能であるはず
であった。即ち、本発明による方法は病原性物質の放出
を回避しながら、コスト効率のよい所望の生成物の生成
を保証するはずであった。
【0012】
【課題を解決するための手段】しかしながら、上記のお
よび上記には記載されなかった、技術水準から自然に導
き出される他の課題は、請求項1の特徴を有する方法に
より解決される。請求項2から10までのいずれか1項
の記載は、本発明による方法の有利な態様の特許の保護
を請求している。請求項11から17までのいずれか1
項の記載は、本発明による電解セルに向けられている。
請求項18の記載は電解セルの有利な使用に向けられて
いる。
【0013】
【発明の実施の形態】塩含有アノード水溶液およびカソ
ードアルコール溶液に由来するアルカリ金属アルコラー
トの電気化学的な製造方法の場合、カソード隔室とアノ
ード隔室とはイオン伝導性のアノード液およびカソード
液に安定な固体電解質のみによって分離しているため、
極めて驚異的でしかも好ましい方法で、大工業的に使用
可能でコスト効率よく作業する製造方法を達成してい
る。本発明による方法を用いて、有利に適用可能な塩水
溶液および単純なアルコールから、電流を使用しながら
水に敏感なアルカリ金属アルコラートを製造することに
成功し、その際水銀による生成物の汚染の危険をまねく
ことはない。一方で、電流を良好に伝導するアノード水
溶液に基づき、使用された電圧は技術水準の方法と比較
して低く維持されることができ、このことはアルカリ金
属アルコラートの廉価な製造を可能にする。しかしまた
セルの伝導率のさらなる上昇のために、カソード液に導
電性塩、例えば製造されるべきアルカリ金属アルコラー
トが5質量%未満、有利に4質量%未満、さらに有利に
3質量%未満、かつ極めて殊に有利に2質量%未満の範
囲で添加されることができる。
【0014】当業者に上記の目的のために考慮されてい
る全てのイオン伝導性の固体電解質が上記記載の前提を
満たす限り、原理的に該固体電解質は使用されることが
できる。さらに、適当な固体電解質は、可能な限りわず
かな特殊な抵抗の場合、特殊なアルカリイオンのための
可能な限り選択的な伝導率を有するべきである。このよ
うな固体電解質は、英国特許第1155927号明細書
等で言及されており、その開示にはこれに関する内容が
含まれている。有利に、β−酸化アルミニウム型の固体
電解質が使用される。この場合、固体電解質はおおよそ
Alk11Alの組成を有しており、その
際、まさに如何なるアルカリ金属アルコラートが製造さ
れるべきかに応じてAlkは有利にナトリウム、カリウ
ムまたはリチウムを表す。固体電解質は場合によって
は、PCT/EP00/08278に記載されているイ
オン伝導性被膜が備えられていてもよい。PCT/EP
00/08278の開示はこれに関する内容を含んでい
ると見なされている。
【0015】固体電解質が片面または両面に1つまたは
複数のイオン透過性の導電性層で被覆されている、本発
明による変法は好ましい。有利に、イオン透過性の導電
性層は固体電解質上で蒸着されているかまたは浸漬層と
して固体電解質の表面上に焼き付けられている。このよ
うな被覆された固体電解質のための製造方法は、原理的
に刊行物から確認されることができる(Edelmet
all−Taschenbuch,Hrsg.Degu
ssa Ag,2.Aufl.Huethig−Ver
lag Heidelberg;Thick film
technology:a user’s guid
e.London,Andy.Cermalloy D
iv.,Heraeus Inc.,West Con
shohocken,PA,USA.Editor
(s):Kordsmeier,N.H.,Jr.;H
arper,Charles A.;Lee,Stua
rtM.;Electron.Mater.Proce
sses,Int.SAMPE Electron.C
onf.,1st(1987),Materialss
cience of thick film tech
nology.;Vest,R.W.Purdue U
niv.,West Lafayette,IN,US
A.;Am.Ceram.Soc.Bull.(198
6),65(4),631−6.)。時には1200℃
を上回る温度でのプライマー層の焼き付けにより、固体
電解質のアノード溶液またはカソード溶液に対する安定
性をさらに高めることが可能である。その際また一方
で、カソード側およびアノード側の導電性多孔質層で被
覆された固体電解質の表面が電流導出装置または電流供
給装置と接触している実施態様は好ましい。上記の実施
態様は、第一のアノードと第一のカソードとの間には固
体電解質のみが存在し、それによりセルの電圧降下とし
て特徴付けられる通過抵抗が本質的に最少化できるとい
う利点を有する。
【0016】固体電解質は当業者に公知の全ての形状、
例えばスリーブ、円板または管であってよい。しかしな
がら有利には、自由に入手可能なアノードおよびカソー
ドの表面に基づき、平行平面のプレート、有利に円板の
形の固体電解質が使用される。
【0017】他の有利な使用可能な方法の実際の実施形
式では、カソード液およびアノード液中の電位分布を改
善する目的で、アノード隔室および/またはカソード隔
室が導電性粉末で満たされている。ここでは電気的特性
に加え、アルコラートイオンの形成に対する接触有効性
および酸化反応の改善も考慮されなければならない。上
記の方法では電極表面は拡大され、それにより過電圧現
象、殊に拡散問題が可能な限り軽減される。導電性粉末
としては有利に、一方でアルコール中でのアマルガム分
解(ドイツ連邦共和国特許第19802013号明細
書)のために使用され、他方で電気分解中のアノード被
覆(V.de Nora,J.−W.Kuehn vo
n Burgsdorff,Chem.Ing.Tec
h.47(1975)125−128,Electoc
hemical Engineering:Scien
ce and Technology in Chem
ical and Other Industrie
s;Wendt,H.;Kreysa,G.(199
9),277,pp.265ff;Electrode
materials for electrosynt
hesis.Couper,A.Mottram;Pl
etcher,Derek;Walsh,Frank
C.,Chem.Rev.(1990),90(5),
837−65)のために使用される全てのものがこれに
該当する。
【0018】上記の導電性粉末が場合により十分に安定
であり、かつ方法の実施の際にアルカリ金属アルコラー
トの不純物を生じることがない限り、殊に、カソード液
空間中の該粉末は全種類の金属粉末である。有利に使用
可能な粉末としては、ニッケル粉末、タングステン粉
末、チタン粉末、銅粉末または鋼粉末が挙げられる。ハ
ステロイ粉末の使用が殊に好ましい。もう1つの十分に
使用可能な粉末はグラファイトである。グラファイトは
単独でもしくは前記の金属粉末との組み合わせでもしく
はドイツ連邦共和国特許第19802013号明細書に
準拠して改質されて使用されることができる。
【0019】アノード液空間中では、グラファイト粉
末、チタンおよび寸法安定なアノードのために使用され
る材料が使用される(Ullmann’s Encyc
lopedia of Industrial Che
mistry,Vol.A6,450−454,VCH
Weinheim,1986,D.L.Caldwe
ll in Comprehensive Treat
ise of Electrochemistry V
ol2,Plenum 1981 ed.Bockri
s,J O’M,pp.122−126,およびCom
ninellis,C.;Vercesi,G.P.
J.Appl.Electrochem.(199
1),21(4),335−45,Hinden,Je
an Marcel;Beer,Henri Bern
ard.Dimensionally stable
coated electrode for elec
trolytic process,comprisi
ng a protectiveoxide inte
rface on valve metal bas
e.Eur.Pat.Appl.(1982))。有利
にはグラファイトが使用される。
【0020】カソード液として、電気分解の際にはアル
カリ金属アルコラートを形成すべきそれぞれのアルコー
ルが使用される。アノード液として使用可能な塩溶液に
関しては、高い自由度が存在する。有利に、廉価に入手
可能な塩が電気分解のために採用される。塩溶液の濃度
は可能な限り高くなければならない。従って、有利に炭
酸塩、塩化物、硫酸塩、亜硫酸塩、水酸化物等の飽和溶
液が使用される。炭酸塩、硫酸塩、塩化物の使用が極め
て殊に好ましい。塩含有アノード溶液は、固体電解質の
使用に応じて、最も安定性の高いpH値を有するべきで
ある。固体電解質は有利に塩基性pH範囲内でより高い
化学的安定性を有する酸化アルミニウムであるため、ア
ノード液は極めて殊に有利にpH値>7、さらに有利に
pH値>8に調整されなければならない。
【0021】電流特性ひいては前記の方法により達成さ
れるべき変化は温度に極めて強く依存する。電気分解の
際の温度が高いほど、上記の電圧での電流も高くなる。
従って温度は効率に基づき可能な限り高く維持されるべ
きである。しかしながら、方法技術的な観点から、アノ
ード溶液またはカソード溶液の沸騰は回避されるべきで
ある。しかしながら、上記の溶液を圧力下におく限り
は、使用されたそれぞれの溶液の沸点を上回って処理す
ることが可能である。しかしながらこの際、使用された
それぞれの固体電解質の圧力安定性は、圧力の高さに自
明の制限を与える。有利に、電気分解の際のアノード液
の温度は該液の沸点から算出して>−10℃、有利に>
−5℃〜<+0℃、有利に<−1℃の区間内に調整され
る。同様に、電気分解、殊に連続的な供給の際のカソー
ド液の温度は、該液の沸点から算出して>−45℃、有
利に>−20℃〜<−5℃、有利に<−10℃の区間内
に調整される。バッチ法(アノード液およびカソード液
を循環利用しない)の場合、カソード液の温度はアノー
ド液よりも約1〜2℃高い。
【0022】殊に、一方では流入管および排出管を自由
に使用することができる2つの電解質空間を有する固体
電解質として円板を配置することにより、処理を連続的
に構成することが可能である。直径70mmの円板は、
2つの半シェル型の間で相応するパッキング系により固
定される。パッキング系は双方の空隙(アノード空間お
よびカソード空間)を気密に封鎖し、それにより電解質
溶液が互いに中へ移動するのを阻止する。電解質空間
(約25ml)にはホースポンプを介して一定に電解質
が貫流されることができる。体積流量は、アノード水溶
液ゾルのために有利に0.1 1/h〜10 1/h、
殊に1 1/h〜2 1/hの範囲内で選択される。所
望の温度調節を行うために、アノード液はサーモスタッ
トにより加熱されることができる。アノード液空間が粉
末で満たされている場合には、隔離板系(フィルター)
が出口管に前接続されるべきである。カソード溶液は上
記の方法の場合、同様にカソード液空間にポンプ輸送さ
れ、場合によっては該溶液はフィルターを使用して、カ
ソード液空間を離れる前に一緒に移動した粉末から分離
される。前記の配置により、アノード液を本質的にカソ
ード液のアルコール系の沸点を上回って加熱することが
可能である。アルコール系の沸騰を阻止するためには、
カソード液の連続的な加熱は断念されるべきであり、場
合により冷却部が設けられてもよい。迅速に所望の反応
速度を得るためには、カソード液は単に実験の初めに上
記の温度範囲内で使用されるだけでよい。さらにアルコ
ールの沸騰を阻止するために、有利にアルコールの貫流
速度が相応して高められることができる。その際、体積
流量は1〜10 1/h、有利に2〜5 1/hの範囲
内であり得る。
【0023】連続的な循環運転法は、相応するガス状の
生成物の電解質空間からの搬出を引き起こす。全装置内
での圧力形成を阻止する目的で、ポンプ受け器として温
度調節のために使用される中間容器に、上向きに開い
た、窒素被覆された還流冷却器が備え付けられてもよ
い。
【0024】具体的な処理の際に使用可能なアノード材
料は当業者に公知である。原理的に、PCT/EP00
/08278では上記の目的のために記載された材料が
採用されている。有利に、他と同様の上記の材料は、ア
ノード空間の充填のためにアノード材料としても使用さ
れる。これに相応した材料がカソード材料のために記載
されている。
【0025】次の態様では、本発明はアノード液として
少なくとも1つのアルカリ金属塩水溶液を有するアノー
ド隔室とカソード隔室とこれら両隔室を互いに分離して
いる膜としての固体電解質とを有する電解セルを提供し
ており、この場合この固体電解質は他のイオン伝導性層
を有していない。工業規模で使用されることを可能にす
る目的で、PCT/EP00/08278とは対照的
に、驚異的にもイオン伝導性層で被覆されていない固体
電解質は、前記PCT/EP00/08278に記載さ
れた類のものと同様に、使用された溶液に対して十分な
安定性を有することが確認された。
【0026】固体電解質として原理的に上記の他の材料
が、上記と同様の実施形式で(イオン透過性の導電性
層、導電装置との接触、平行平面のプレート等)使用さ
れる。
【0027】その他、有利な電解セルは、方法のために
すでに上記された有利な実施態様により位置づけられ
る。
【0028】本発明のさらに次の態様は、アルカリ金属
アルコラートの製造のための本発明による電解セルの使
用に関連する。同様に、PCT/EP00/08278
に類似の使用が考えられ得る。
【0029】本発明の範囲内では、イオン透過性という
表現は以下のように解釈される。即ち、イオン透過性と
はイオンが(イオン伝導の場合のような)欠陥箇所には
基づかずに多孔性に基づき、材料中で前記材料を通じて
拡散することができることである。
【0030】
【実施例】例: 水安定度の測定 固体電解質の配置を、水溶液中でスリーブ(上向きに開
いた管)の取り外しが可能であるように構成させる。そ
れに加え、内部空間をパッキングおよびガラス取付部材
を用いて密に閉鎖させる。ガラス取付部材には圧力平衡
および試料採取のための排出バルブが備え付けられてい
る。スリーブを飽和ソーダ溶液が充填されている温度調
節可能な容器中に固定する。スリーブ自体を30%のナ
トリウムメチレート溶液で充填する。取り外し実験を6
0℃の温度で実施する。固体電解質の安定性を、アルコ
ラート溶液中の含水量を毎週測定することにより検査す
る。3箇月後に試験を終了させることができ、その際、
アルコラート溶液中には高められた含水量が検出される
ことはない。
【0031】第2の実験で、円板(D 70mm)を同
様に一方は飽和ソーダアルコラート溶液で、かつもう一
方は30%のアルコラート溶液で充填されている、2つ
の半シェル型の間に固定する。最後に、半シェル型を再
度密閉し、円板および周囲に対して密に取り付ける。こ
の構造体を水浴中で60℃に温度調節する。3箇月後、
アルコラート溶液中に水は確認されることができない。
【0032】予備試験: 部分1:Ionotec Ltd.社製の、寸法100
x30x1.3(hxDxd)の片側が開いたスリーブ
(チューブ)(B1−100−LNZ)を使用した。
【0033】予備試験では、使用した媒体に対する安定
性を試験した。そのため、チューブをメタノールで充填
し、かつ第2の試験では10%のナトリウムメチレート
溶液で充填し、密に閉鎖し、かつチューブをナトリウム
カーボネート溶液中に取り出した。系を50℃に温度調
節した。
【0034】4週間ごとにアルコール溶液中の含水量を
測定した。分析値は2%を下回っており、このことはN
a−Beta−A12O3膜の密度を推量させるもので
ある。
【0035】部分2:Ionotec Ltd.社製
の、寸法65x1(Dxd)の円板(D65−2−LN
Z)を使用した。
【0036】円板を2つの半シェル型の間に固定した。
この半シェル型を以下でアノード液空間またはカソード
液空間と表現する。アノード液空間を飽和ナトリウムカ
ーボネート溶液で、カソード液空間を10%のナトリウ
ムメチレート溶液で充填した。密に閉鎖した系を水浴中
で55℃に温度調節した。4週間後、全部で7個の試料
をカソード液空間から採取し、かつ含水量を分析した。
取り出した量のアルコラート溶液をそれぞれ後充填し
た。分析では、全試験期間に亘りカソード液中での含水
量の上昇は生じなかった。
【0037】例1:予備試験の部分1で取り出したチュ
ーブを、電気化学的な合成のために引き続き使用した。
グラファイトフェルトを接触のために外側の表面上に設
置し、かつ白金電線を介して整流器のアノード出口と接
続した。内部空間を粒径<50μmのグラファイト粉末
で縁から20mm低い位置まで充填し、かつ同様に白金
電線を介して整流器と接触させた。内部空間を40ml
の純メタノールで充填し、かつ熱電対で59℃に調節し
た。チューブの出口に水冷却器を備え付けた。アノード
液を65℃に温度調節した。
【0038】平衡の電流−電圧曲線を記録した(0.5
V/5分)。データを第1表に記載した。
【0039】例2:例1で使用したチューブを洗浄し、
かつハステロイ粉末(Praxair,NI−544)
で充填した;試験を例1と同様に実施した。
【0040】例3:予備試験の部分2で取り外した円板
を、電気化学的な合成のために引き続き使用した。円板
を2つのシェル型の間にはめ込み、その際、アノード液
空間を温度調節が可能であるように構成した。アノード
液空間およびカソード液空間をハステロイ粉末(NI−
544)で充填し、かつ白金電線を介して接触させた。
セルのハステロイ粉末の充填度は両空間とも98%に相
当し、かつ該充填度は半シェル型の幾何学に基づいて自
由に使用できる2083mmの面積をもたらす。例1
の記載と同様に電流−電圧曲線を記録した。その際、ア
ノード液空間を飽和ナトリウムカーボネート溶液で充填
し、かつ100℃に加熱し、カソード液空間(3.5%
のナトリウムメチレート溶液)中の温度を55℃に調整
した。
【0041】例4:未処理の円板の代わりに、両側にN
i被覆された円板を使用した。
【0042】円板の被覆を、パルス化された噴霧処理
(エアブラシ)を用いて、1.3%のニッケル含量を有
するNi−レジネート−トルエン溶液を使用しながら温
度100℃で、かつ300℃で30分間の乾燥段階で実
施した。
【0043】試験を例3と同様に実施した。例3とは異
なり、自由に使用可能な隔離板の表面積は100%であ
った。それというのも、ニッケル化された面が全表面を
覆っているからである。
【0044】例5:Ni被覆された円板の代わりに、P
t被覆された円板を使用した。
【0045】被覆を例4の記載と同様に実施した。出口
溶液として、1.5%の白金含分を有するPt−レジネ
ート−トルエン溶液を使用した。
【0046】試験を例4と同様に実施し、かつ分析し
た。
【0047】
【表1】
【0048】例6a:試験の例3からの装置を使用し
た。例3とは異なり、直ちに電圧差を6Vに調整し、か
つ4時間に亘ってこの電圧差を変化させなかった。
【0049】電流密度は40.8A/m(t=0h)
から7.5A/m(t=4h)に低下した。
【0050】アノード液中のアルコラート含有量の測定
では、アノード液20.8g中で1.2%の上昇が生じ
た。
【0051】溶液の含水量(<0.2%)は一定であっ
た。
【0052】例6b:試験の例4からの装置を使用し
た。直ちに電圧差を6Vに調整し、かつ4時間に亘って
この電圧差を変化させなかった。
【0053】電流密度は61.2A/m(t=0h)
から8.6A/m(t=4h)に低下した。
【0054】アノード液中のアルコラート含有量の測定
では、アノード液20.1g中で2.3%の上昇が生じ
た。
【0055】溶液の含水量(<0.2%)は一定であっ
た。
【0056】例6c:試験の例4からの装置を使用し
た。直ちに電圧差を6Vに調整し、かつ4時間に亘って
この電圧差を変化させなかった。
【0057】電流密度は61.8A/m(t=0h)
から12.5A/m(t=4h)に低下した。
【0058】アノード液中のアルコラート含有量の測定
では、アノード液20.5g中で2.5%の上昇が生じ
た。
【0059】溶液の含水量(<0.2%)は一定であっ
た。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩含有アノード水溶液およびカソードア
    ルコール溶液に由来するアルカリ金属アルコラートを電
    気化学的に製造する方法において、カソード隔室とアノ
    ード隔室とがイオン伝導性のアノード液およびカソード
    液に安定な固体電解質のみによって分離されることを特
    徴とする、アルカリ金属アルコラートを電気化学的に製
    造する方法。
  2. 【請求項2】 固体電解質としてβ−酸化アルミニウム
    が使用される、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 固体電解質が片面または両面に1つまた
    は複数のイオン透過性の導電性層で被覆される、請求項
    1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 イオン透過性の導電性層が固体電解質上
    で蒸着されるかまたは浸漬層として固体電解質の表面上
    に焼き付けられる、請求項1から3までのいずれか1項
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 カソード側およびアノード側の、導電性
    多孔質層で被覆された固体電解質の表面が電流導出装置
    または電流供給装置と接触する、請求項1から4までの
    いずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 平行平面のプレートの形の固体電解質が
    使用される、請求項1から5までのいずれか1項記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 アノード空間および/またはカソード空
    間が導電性粉末で充填される、請求項1から6までのい
    ずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 アノード液またはカソード液の沸点から
    それぞれ算出して、電気分解の際のアノード液の温度が
    >−10℃から<+0℃の区間に調整され、かつ電気分
    解の際のカソード液の温度が>−45℃から<−5℃の
    区間に調整される、請求項1から7までのいずれか1項
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 処理が連続的に実施される、請求項1か
    ら8までのいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 アノード液が>7のpH値を有する、
    請求項1から9までのいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 アノード液として少なくとも1つのア
    ルカリ金属塩水溶液を有するアノード隔室、カソード隔
    室およびアノード隔室とカソード隔室とを互いに分割し
    ている膜としての固体電解質を有している電解セルにお
    いて、固体電解質が他のイオン伝導性層を有していない
    ことを特徴とする電解セル。
  12. 【請求項12】 固体電解質としてβ−酸化アルミニウ
    ムが使用されている、請求項11記載の電解セル。
  13. 【請求項13】 固体電解質が片面または両面に1つま
    たは複数のイオン透過性の導電性層で被覆されている、
    請求項11または12記載の電解セル。
  14. 【請求項14】 イオン透過性の導電性層が固体電解質
    上で蒸着しているかまたは浸漬層として固体電解質の表
    面上に焼き付けられている、請求項11から13までの
    いずれか1項記載の電解セル。
  15. 【請求項15】 カソード側および/またはアノード側
    の導電性多孔質層で被覆された固体電解質の表面が電流
    導出装置または電流供給装置と接触している、請求項1
    1から14までのいずれか1項記載の電解セル。
  16. 【請求項16】 平行平面のプレートの形の固体電解質
    が使用されている、請求項11から15までのいずれか
    1項記載の電解セル。
  17. 【請求項17】 アノード液が>7のpH値を有してい
    る、請求項11から16までのいずれか1項記載の電解
    セル。
  18. 【請求項18】 アルカリ金属アルコラートの製造のた
    めの、請求項11記載の電解セルの使用。
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