JP2003192221A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003192221A
JP2003192221A JP2001394624A JP2001394624A JP2003192221A JP 2003192221 A JP2003192221 A JP 2003192221A JP 2001394624 A JP2001394624 A JP 2001394624A JP 2001394624 A JP2001394624 A JP 2001394624A JP 2003192221 A JP2003192221 A JP 2003192221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
finishing
image forming
sheet
feeding
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001394624A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Yamamoto
悟 山本
Takashi Fujimori
貴司 藤森
Hidenori Sunada
秀則 砂田
Mitsuhiko Sato
光彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001394624A priority Critical patent/JP2003192221A/ja
Publication of JP2003192221A publication Critical patent/JP2003192221A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タブ紙への画像形成が可能で、かつ、タブ紙
が混在するフィニッシング処理でも確実にジョブの実行
が可能な画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 画像形成装置に、タブ紙の前記画像形成
手段への搬送方向を指示する搬送方向指示手段と、タブ
紙のタブ位置に出力する画像の形成を画像形成手段に指
示するタブ画像形成指示手段と、画像形成手段によって
画像形成された記録用紙へのステイプルやソート等のフ
ィニッシング処理を実行するフィニッシング手段と、画
像形成された記録用紙のフィニッシングをフィニッシン
グ手段に対して指示するフィニッシング指示手段と、タ
ブ画像形成指示手段によるタブ紙への画像形成が指示さ
れた場合に、搬送方向指示手段で指示された搬送方向に
対応して記録紙給送手段により給送されるタブ紙のタブ
部分の突出方向に応じてフィニッシング処理を制限する
フィニッシング制限手段とを備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、より詳細には、タブ紙への画像形成が可能で、か
つ、タブ紙が混在するフィニッシング処理でも確実にジ
ョブの実行が可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タブ付き用紙(以下「タブ紙」と
いう)のような非矩形紙への画像形成が可能な画像形成
装置が知られており、また、タブ紙のタブ位置に、例え
ば章番号のような数字や記号等を予め画像形成装置に与
えておき、タブ位置が順次ずれた複数枚のタブ紙束に対
して自動的にタブ部分へ先に指定した文字等をずらしな
がら画像形成を行うことが可能な画像形成装置も知られ
ている。更に、画像形成装置から排出された紙に対して
ステイプルやソーティング等のフィニッシング処理を実
行するフィニッシャ装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置やフィニッシング装置では、タ
ブ紙のタブ部分の搬送方向に対する突出の向きによって
は、タブ部分を有しない同サイズの紙と整合させて束ね
ることができず、正確なフィニッシング動作が困難であ
るという問題があった。
【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、タブ紙への
画像形成が可能で、かつ、タブ紙が混在するフィニッシ
ング処理でも確実にジョブの実行が可能な画像形成装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を実行するために、請求項1に記載の発明は、記録紙
に対するフィニッシング処理を実行するフィニッシング
装置が装着された画像形成装置であって、タブ紙を含む
記録用紙を収納可能な記録用紙収納手段と、前記記録用
紙に画像を形成するための画像形成手段と、前記記録用
紙収納手段から前記画像形成手段に前記記録用紙を給送
するための記録用紙給送手段と、前記記録用紙給送手段
によるタブ紙の給送を指示するタブ紙給送指示手段と、
前記画像形成手段により画像形成された記録用紙に対す
る前記フィニッシング装置によるフィニッシングを指示
するフィニッシング指示手段と、前記タブ紙給送指示手
段による前記タブ紙の給送が指示された場合に、該タブ
紙の状態に応じて前記フィニッシング指示手段によるフ
ィニッシング処理を制限するフィニッシング制限手段と
を備えることを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の画像形成装置において、前記フィニッシング制
限手段による制限が、フィニッシング処理の禁止である
ことを特徴とする。
【0007】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は2に記載の画像形成装置において、前記タブ紙の前
記画像形成手段への搬送方向を指示する搬送方向指示手
段を備え、前記フィニッシング制限手段は、前記搬送方
向指示手段で指示された搬送方向で前記記録紙給送手段
から給送される前記タブ紙のタブ部分の突出方向に応じ
てフィニッシング処理を制限することを特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載の画像形成装置において、前記タブ紙搬送方向指
示手段が、前記操作手段とネットワーク接続されたホス
トコンピュータであることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、記録紙に対する
フィニッシング処理を実行するフィニッシング装置が装
着された画像形成装置であって、非矩形紙を含む記録用
紙を収納可能な記録用紙収納手段と、前記記録用紙に画
像を形成するための画像形成手段と、前記記録用紙収納
手段から前記画像形成手段に前記記録用紙を給送するた
めの記録用紙給送手段と、前記記録用紙給送手段による
非矩形紙の給送を指示する非矩形紙給送指示手段と、前
記画像形成手段により前記画像形成された記録用紙に対
するフィニッシングを指示するフィニッシング指示手段
と、前記非矩形給送指示手段による前記非矩形紙の給送
が指示された場合に、該非矩形紙の状態に応じて前記フ
ィニッシング指示手段によるフィニッシング処理を制限
するフィニッシング制限手段とを備えることを特徴とす
る。
【0010】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の画像形成装置において、前記フィニッシング制
限手段による制限が、フィニッシング処理の禁止である
ことを特徴とする。
【0011】更に、請求項7に記載の発明は、請求項5
又は6に記載の画像形成装置において、前記記録用紙収
納手段は前記記録用紙のサイズを認識する記録用紙サイ
ズ検知手段を備え、前記フィニッシング制限手段は、前
記記録用紙サイズ検知手段により認識された記録用紙給
送手段による給送方向に対する前記非矩形紙の向きに応
じてフィニッシング処理を制限することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0013】図1は、本発明の画像形成装置の構成例を
説明するための図で、電子写真方式を採用した画像形成
装置の断面図である。画像形成装置1は、大別して、画
像形成部(4つのステーションa、b、c、dが並設さ
れており、その構成は同一である)、給紙部、中間転写
部、搬送部、定着ユニット、操作部、及び、図示しない
制御ユニットから構成される。
【0014】画像形成部は、像担持体としての感光ドラ
ム11a、11b、11c、11dがその中心で軸支さ
れ、矢印方向に不図示の駆動モータによって回転駆動さ
れる。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向してそ
の回転方向にローラ帯電器12a、12b、12c、1
2d、スキャナー13a、13b、13c、13d、現
像装置14a、14b、14c、14dが配置されてい
る。
【0015】ローラ帯電器12a〜12dは、感光ドラ
ム11a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与え
る。次いで、スキャナー13a〜13dにより、記録画
像信号に応じて変調した、例えばレーザービームなどの
光線を感光ドラム11a〜11d上に露光させることに
よって、露光位置に静電潜像を形成する。更に、イエロ
ー、シアン、マゼンタ、ブラックといった4色の現像剤
(トナー)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14d
によって上述の静電潜像を顕像化し、その可視画像を中
間転写ベルト30に転写する。以上に示したプロセスに
より、各トナーによる画像形成が順次行われる。
【0016】次に、給紙部は、記録材Pを収納する部分
と、記録材Pを搬送するためのローラと、記録材Pの通
過を検知するためのセンサと、記録材Pの有無を検知す
るためのセンサと、記録材Pを搬送路に沿って搬送させ
るための図示しないガイドとから構成される。21a、
21b、21c、21dはカセット、27は手差しトレ
イ、28はデッキであり、記録材Pを収納するためのも
のである。22a、22b、22c、22dはピックア
ップローラであり、カセット21a〜21dから記録材
Pを一枚ずつ送り出すためのものである。ピックアップ
ローラ22a〜22dからは、複数枚の記録材Pが送り
出されることがあるが、給紙ローラ23a、23b、2
3c、23dによって確実に一枚だけが分離される。
【0017】このようにして一枚だけ分離された記録材
Pは、更に、引き抜きローラ24a〜24d、レジ前ロ
ーラ26によって搬送され、レジストローラ25まで搬
送される。また、手差しトレイ27に収納された記録材
Pは、給紙ローラ29によって一枚分離され、レジ前ロ
ーラ26によってレジストローラ25まで搬送される。
また、デッキ28に収納された記録材Pは、ピックアッ
プローラ60によって給紙ローラ61まで複数枚搬送さ
れ、給紙ローラ61によって一枚だけ確実に分離され、
引き抜きローラ62まで搬送される。さらに記録材Pは
レジ前ローラ26によってレジストローラ25まで搬送
される。
【0018】中間転写ユニットについて詳細に説明す
る。30は中間転写ベルトであり、その材料として例え
ば、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPVdF
(ポリフッ化ビニリデン)などが用いられる。32は中
間転写ベルト30に駆動を伝達するための駆動ローラで
あり、ばね(不図示)の付勢によって中間転写ベルト3
0に適度な張力を与えるテンションローラ33、中間転
写ベルト30を挟んで二次転写領域を形成する従動ロー
ラ34によって支持されている。駆動ローラ32は金属
ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタンまたはクロロ
プレン)をコーティングしてベルトとのスリップを防い
でいる。
【0019】駆動ローラ32はステッピングモータ(不
図示)によって回転駆動される。各感光ドラム11a〜
11dと中間転写ベルト30とが対向する位置の、中間
転写ベルト30の裏には、トナー像を中間転写ベルト3
0に転写するための高圧が印加されている一次転写ロー
ラ35a〜35dが配置されている。従動ローラ34に
対向して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベル
ト30とのニップによって二次転写領域を形成する。二
次転写ローラ36は中間転写体に対して適度な圧力で加
圧されている。また、中間転写ベルト30上、二次転写
領域の下流には中間転写ベルト30の画像形成面をクリ
ーニングするためのクリーニング装置50が配され、こ
のクリーニング装置50は、クリーナーブレード51
(材質としては、ポリウレタンゴムなどが用いられる)
及び廃トナーを収納する廃トナーボックス52から構成
されている。
【0020】定着ユニット40は、内部にハロゲンヒー
ターなどの熱源を備えた定着ローラ41aとそのローラ
に加圧される定着ローラ41b(このローラにも熱源を
備える場合もある)、及び、このローラ対から排出され
てきた記録材Pを搬送する内排紙ローラ44とから構成
されている。
【0021】レジストローラ25まで搬送された記録材
Pは、レジストローラ25よりも上流のローラの回転駆
動を止めて一旦停止させ、画像形成部の画像形成タイミ
ングに合わせてレジストローラ25を含む上流のローラ
の回転駆動が再開され、記録材Pは後述の二次転写領域
へと送り出される。二次転写領域において画像が転写さ
れ、定着ユニット40において画像が定着された記録材
Pは、内排紙ローラ44を通過した後、切り替えフラッ
パー73によって、搬送先が切り替えられる。切り替え
フラッパー73がフェイスアップ排紙側にある場合は、
記録材Pは外排紙ローラ45によってフェイスアップ排
紙トレイ2に排出される一方、切り替えフラッパー73
がフェイスダウン排紙側にある場合は、記録材Pは反転
ローラ72a、72b、72cの方向へ搬送され、フェ
イスダウン排紙トレイ3へ排出される。
【0022】なお、記録材Pの搬送路には、記録材Pの
通過を検知するために複数のセンサが配置されており、
給紙リトライセンサ64a、64b、64c、64d、
デッキ給紙センサ65、デッキ引き抜きセンサ66、レ
ジストセンサ67、内排紙センサ68、フェイスダウン
排紙センサ69、両面プレレジセンサ70、両面再給紙
センサ71等がある。また、記録材Pを収納するカセッ
ト21aから21dには、記録材Pの有無を検知するカ
セット紙有無センサ63a、63b、63c、63dが
配置され、手差しトレイ27には手差しトレイ27上の
記録材Pの有無を検知する手差しトレイ紙有無センサ7
4が配置され、デッキ28にはデッキ28内の記録材P
の有無を検知するデッキ紙有無センサ75が配置されて
いる。
【0023】制御ユニットは、既に説明した各ユニット
内の機構の動作を制御するための制御基板(不図示)
や、モータドライブ基板(不図示)などから構成され、
操作部4は、画像形成装置1の上面に配置されており、
記録材Pの収納された給紙部(カセット21a〜21
d、手差しトレイ27、デッキ28)の選択や、排紙ト
レイ(フェイスアップ排紙トレイ2、フェイスダウン排
紙トレイ3)の選択や、タブ紙束の指定等が可能であ
る。
【0024】次に、カセット21aから記録材Pを搬送
する場合を例に、装置の動作を説明する。画像形成動作
開始信号が発せられてから所定時間経過後、まずピック
アップローラ22aにより、カセット21aから転写材
Pが一枚ずつ送り出される。そして、給紙ローラ23に
よって転写材Pが引き抜きローラ24a、及び、レジ前
ローラ26を経由して、レジストローラ25まで搬送さ
れる。その時レジストローラ25は停止されており、紙
先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成部が画
像の形成を開始するタイミングに合わせてレジストロー
ラ25は回転を始める。この回転時期は、転写材Pと画
像形成部より中間転写ベルト上に一次転写されたトナー
画像とが二次転写領域においてちょうど一致するように
そのタイミングが設定されている。
【0025】一方、画像形成部では、画像形成動作開始
信号が発せられると、上述したプロセスにより中間転写
ベルト30の回転方向において一番上流にある感光ドラ
ム11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加さ
れた一次転写ローラ35dによって一次転写領域におい
て中間転写ベルト30に一次転写される。一次転写され
たトナー像は次の一次転写領域まで搬送される。そこで
は各画像形成部間をトナー像が搬送される時間だけ遅延
して画像形成が行われており、前画像の上に画像先端を
合わせて次のトナー像が転写される事になる。以下も同
様の工程が繰り返され、結局4色のトナー像が中間転写
ベルト31上において一次転写される。
【0026】その後、記録材Pが二次転写領域に進入し
中間転写ベルト30に接触すると、記録材Pの通過タイ
ミングに合わせて二次転写ローラ36に高電圧が印加さ
れる。そして上述したプロセスにより中間転写ベルト3
1上に形成された4色のトナー画像が記録材Pの表面に
転写される。その後記録材Pは定着ローラニップ部まで
案内される。そして定着ローラ対(41a及び41b)
の熱及びニップの圧力によってトナー画像が紙表面に定
着される。その後、切り替えフラッパーの切り替え方向
に応じて、フェイスアップ排紙トレイ2またはフェイス
ダウン排紙トレイ3に排出される。このようにして排出
された紙は、本発明の画像形成装置1に装着されたフィ
ッシャ装置によってステイプルやソートといったフィニ
ッシング処理が施される。
【0027】図2は、フィニッシャ装置の構成を説明す
るための図で、画像形成装置1外に排出された記録材P
は、フィニッシャ装置8に備えるトレイ81に出力され
る。ローラ84は記録材Pの搬送方向とは反対に回転
し、突き当て85に記録材Pを押し当て、搬送方向に直
行する向きにおいて複数毎の記録材Pを揃える。更にア
ーム82a、82bによって記録材Pを挟むことで搬送
方向に対して記録材を揃える。オペレータの指示によっ
てステイプラ83によって記録材Pに対しステイプル処
理を施すこともできる。
【0028】図3は、本実施例における画像形成装置1
の制御を説明するためのブロック図である。CPU10
1は画像形成装置1の基本制御を行う。CPU101に
は制御プログラムが書き込まれたROM102及び処理
を行うためのワークRAM103が、アドレスバス又は
データバスを介して接続されている。画像形成部には画
像形成動作を行うための不図示のモータ、クラッチ、セ
ンサ等各負荷が接続されている。CPU101は制御プ
ログラムの内容に従って、画像形成動作を実行する。ま
た、CPU101には、操作部4と、原稿画像をデジタ
ルデータに変換するリーダー部104と、デジタルデー
タに対して画像処理を行う画像処理部105と、画像処
理部105で処理された画像データを蓄積するためのハ
ードディスクドライブ(以下、HDD)106とが接続
されている。
【0029】ネットワークI/F107は、ネットワー
クを介して接続された外部のクライアントPC108と
のデータ入出力を行うインターフェースで、例えば、ク
ライアントPC108からネットワークを介して送られ
たPDL情報をHDD106に蓄積し画像データとして
プリンタ部100に出力したり、リーダー部104で読
取られた画像データをHDD106に蓄積しネットワー
クを介してクライアントPC108に出力したりでき
る。更に、CPU101にはフィニッシャ制御部109
が接続されており、プリンタ部100から排出された記
録材Pのフィニッシングを指示する。
【0030】以下に、本発明の画像形成装置1の備える
タブ紙束コピーモードについて説明する。オペレータが
タブ紙への画像形成を行いたい場合、図4に示すよう
に、操作部4上でタブ紙束をセットしているトレイ40
0(図では手差しトレイ)、マテリアル選択ボタン410
(図ではタブ紙)を選択し、OKボタン430を押下す
る。この操作によって画像形成装置1はオペレータがタ
ブ紙コピーを所望していることを知り、図5に示す画面
を操作部4上に表示する。市販されているタブ紙は3,
5,7枚でタブ位置のずれたタブ紙束などがあり、ここ
では例として5タブ紙束440を選択した様子を示して
いる。
【0031】ここで、オペレータがOKボタン430を
押下することにより、画像形成装置1に5タブ紙束が選
択されたことが通知される。更に、図4において、ソー
トボタン430を押下することによって、図6示す画面
が操作部4に表示される。これは、タブ紙コピーモード
で且つフィニッシング処理がオペレータによって指示さ
れた場合にのみ表示される画面であり、オペレータはタ
ブ紙の搬送方向を指示するために該当する搬送方向のタ
ブ紙401〜403のいずれかに触れ、ここでは401
のように色が反転表示され選択されたことをオペレータ
に知らせる。そしてこの選択結果を受け、フィニッシン
グ動作を選択できる図7の画面が操作部4上に表示され
る。
【0032】ここでは、フィニッシング処理として、ソ
ート445又はグループソート450を、オペレータは
画面上にタッチすることで選択でき、OKボタン430
を押下することで画像形成装置1にソート種別を通知で
きる。一方、キャンセルボタン470を押下することに
より、ソート種別の選択をエスケープし、図4の画面に
戻ることもできる。なお、図6において402の搬送方
向を選択した場合、ステイプル処理も可能なため、図8
の画面のようにフィニッシングの処理の選択肢としてス
テイプルソート460も選択できる。
【0033】画像形成装置1は、HDD106に記録さ
れている画像情報を用いて、タブ位置に出力する画像を
形成するが、ワークRAM102内にカウントを有して
おり、1枚のタブ紙の画像形成を行う毎にカウンタを1
アップする。そして、そのカウンタ情報に基づき、画像
処理部でHDD106内の画像情報をタブ順に応じてシ
フトさせ、タブ位置のずれた複数枚のタブ紙束に自動的
にタブ画像を形成する。
【0034】図9は、タブ紙の給紙を説明するための図
で、手差しトレイ27にタブ紙束Pがセットされ、最上
位のタブ紙Pがローラ200により給送される様子を示
したものである。タブ紙の有無は手差しトレイ紙有無セ
ンサ74により検知できる。
【0035】図6において400のタブ紙搬送方向を選
択した場合、フィニッシャ8には図10のようにタブ紙
Pが排出される。ここにおいて、タブ紙ではない矩形の
記録紙P´も排紙した場合には、図のように突き当て8
5に対してずれた状態で揃えられるため、ステイプル処
理は禁止される。また、図6において403の搬送方向
を選択した場合には、図11のようにアーム82a、8
2bに対して揃えられないため、ステイプル処理は禁止
される。更に、図6において402の搬送方向を選択し
た場合には、図12のように矩形の記録紙P´ともタブ
紙Pを揃えることができるため、ステイプルソート46
を許可する。
【0036】図13は、既に説明した本発明の画像形成
装置の制御を説明するためのフローチャートである。操
作部4上でソートボタン420が押下されると(S10
0)、マテリアル選択ボタン410によってタブ紙が選
択されたか否かを判断し(S101)、否であれば(S
101:No)通常のフィニッシング動作を許可する
(S103)。一方、タブ紙が選択されていた場合(S
101:Yes)、オペレータに搬送方向を指示させ
(S102)、搬送方向が図6における401または4
03であった場合(S104:Yes)、ステイプル処
理を不許可とする(S105)。一方、搬送方向が図6
における402であった場合(S104:No)、通常
のフィニッシング動作を許可する(S103)。これに
よってタブ紙コピーモードでは、フィニッシング動作に
不備を来たすフィニッシングモードの選択を禁止でき
る。
【0037】なお、本実施例では、図6によってタブ紙
搬送方向についてオペレータの指示を仰いだが、カセッ
ト21a〜21dに付随の記録紙サイズ検知センサ(不
図示)と組合わせて、自動的にフィニッシング処理の許
可、不許可を判断することとしてもよい。また、ネット
ワークI/F107を介して接続されたクライアントP
C108の指示によってタブ紙搬送方向を指示したり、
タブ紙へのジョブが指示された場合にフィニッシングを
不許可にしたりしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、オペレータはタブ紙混在のジョブにおい
てもフィニッシング処理を誤って行うことが回避され、
タブ紙への画像形成が可能で、かつ、タブ紙が混在する
フィニッシング処理でも確実にジョブの実行が可能な画
像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の構成を説明するための
図である。
【図2】本発明の画像形成装置に付随するフィニッシャ
装置の構成を説明するための図である。
【図3】本発明の画像形成装置の制御を説明するための
ブロック図である。
【図4】本発明の画像形成装置の操作部を説明するため
の第1の図である。
【図5】本発明の画像形成装置の操作部を説明するため
の第2の図である。
【図6】本発明の画像形成装置の操作部を説明するため
の第3の図である。
【図7】本発明の画像形成装置の操作部を説明するため
の第4の図である。
【図8】本発明の画像形成装置の操作部を説明するため
の第5の図である。
【図9】本発明の画像形成装置のタブ紙の給紙を説明す
るための図である。
【図10】本発明の画像形成装置に付随するフィニッシ
ャ装置の様子を説明するための第1の図である。
【図11】本発明の画像形成装置に付随するフィニッシ
ャ装置の様子を説明するための第2の図である。
【図12】本発明の画像形成装置に付随するフィニッシ
ャ装置の様子を説明するための第3の図である。
【図13】本発明の画像形成装置の制御を説明するため
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 フェイスアップ排紙トレイ 3 フェイスダウン排紙トレイ 4 操作部 8 フィニッシャ装置 11a、11b、11c、11d 感光ドラム 12a、12b、12c、12d ローラ帯電器 13a、13b、13c、13d スキャナー 14a、14b、14c、14d 現像装置 21a、21b、21c、21d カセット 22a、22b、22c、22d ピックアップローラ 23a、23b、23c、23d 給紙ローラ 24a、24b、24c、24d 引き抜きローラ 25 レジストローラ 26 レジ前ローラ 27 手差しトレイ 28 デッキ 29 給紙ローラ 30 中間転写ベルト 32 駆動ローラ 33 テンションローラ 34 従動ローラ 35a、35b、35c、35d 一次転写ローラ 36 二次転写ローラ 40 定着ユニット 41a、41b 定着ローラ 44 内排紙ローラ 45 外排紙ローラ 50 クリーニング装置 51 クリーナーブレード 52 廃トナーボックス 60 ピックアップローラ 61 給紙ローラ 62 引き抜きローラ 63a、63b、63c、63d カセット紙有無セン
サ 64a、64b、64c、64d 給紙リトライセンサ 65 デッキ給紙センサ 66 デッキ引き抜きセンサ 67 レジストセンサ 68 内排紙センサ 69 フェイスダウン排紙センサ 70 両面プレレジセンサ 71 両面再給紙センサ 72a、72b、72c 反転ローラ 73 切り替えフラッパー 74 手差しトレイ紙有無センサ 75 デッキ紙有無センサ 81 トレイ 82a、82b アーム 83 ステイプラ 84 ローラ 85 突き当て 100 プリンタ部 101 CPU 102 ROM 103 ワークRAM 104 リーダー部 105 画像処理部 106 HDD 107 ネットワークI/F 108 クライアントPC 109 フィニッシャ制御部 200 ローラ 400 トレイ 401、402、403 タブ紙 410 マテリアル 420 ソートボタン 430 OKボタン 440 5タブ紙束 445 ソート 450 グループ 460 ステイプルソート 470 キャンセルボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 砂田 秀則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 光彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA28 DC19 DC20 FA08 FA27 FB07 3F108 GA01 GB01 HA02 HA39 HA44 HA55 5C062 AA05 AA14 AB08 AB20 AB23 AB32 AB38 AC10 BA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に対するフィニッシング処理を実
    行するフィニッシング装置が装着された画像形成装置で
    あって、 タブ紙を含む記録用紙を収納可能な記録用紙収納手段
    と、前記記録用紙に画像を形成するための画像形成手段
    と、前記記録用紙収納手段から前記画像形成手段に前記
    記録用紙を給送するための記録用紙給送手段と、前記記
    録用紙給送手段によるタブ紙の給送を指示するタブ紙給
    送指示手段と、前記画像形成手段により画像形成された
    記録用紙に対する前記フィニッシング装置によるフィニ
    ッシングを指示するフィニッシング指示手段と、前記タ
    ブ紙給送指示手段による前記タブ紙の給送が指示された
    場合に、該タブ紙の状態に応じて前記フィニッシング指
    示手段によるフィニッシング処理を制限するフィニッシ
    ング制限手段とを備えることを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記フィニッシング制限手段による制限
    が、フィニッシング処理の禁止であることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記タブ紙の前記画像形成手段への搬送
    方向を指示する搬送方向指示手段を備え、 前記フィニッシング制限手段は、前記搬送方向指示手段
    で指示された搬送方向で前記記録紙給送手段から給送さ
    れる前記タブ紙のタブ部分の突出方向に応じてフィニッ
    シング処理を制限することを特徴とする請求項1又は2
    に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記タブ紙搬送方向指示手段が、前記操
    作手段とネットワーク接続されたホストコンピュータで
    あることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 記録紙に対するフィニッシング処理を実
    行するフィニッシング装置が装着された画像形成装置で
    あって、非矩形紙を含む記録用紙を収納可能な記録用紙
    収納手段と、前記記録用紙に画像を形成するための画像
    形成手段と、前記記録用紙収納手段から前記画像形成手
    段に前記記録用紙を給送するための記録用紙給送手段
    と、前記記録用紙給送手段による非矩形紙の給送を指示
    する非矩形紙給送指示手段と、前記画像形成手段により
    前記画像形成された記録用紙に対するフィニッシングを
    指示するフィニッシング指示手段と、前記非矩形給送指
    示手段による前記非矩形紙の給送が指示された場合に、
    該非矩形紙の状態に応じて前記フィニッシング指示手段
    によるフィニッシング処理を制限するフィニッシング制
    限手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記フィニッシング制限手段による制限
    が、フィニッシング処理の禁止であることを特徴とする
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記記録用紙収納手段は前記記録用紙の
    サイズを認識する記録用紙サイズ検知手段を備え、 前記フィニッシング制限手段は、前記記録用紙サイズ検
    知手段により認識された記録用紙給送手段による給送方
    向に対する前記非矩形紙の向きに応じてフィニッシング
    処理を制限することを特徴とする請求項5又は6に記載
    の画像形成装置。
JP2001394624A 2001-12-26 2001-12-26 画像形成装置 Pending JP2003192221A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001394624A JP2003192221A (ja) 2001-12-26 2001-12-26 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001394624A JP2003192221A (ja) 2001-12-26 2001-12-26 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003192221A true JP2003192221A (ja) 2003-07-09

Family

ID=27601313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001394624A Pending JP2003192221A (ja) 2001-12-26 2001-12-26 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003192221A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7890004B2 (en) Image forming apparatus, post-processing apparatus, and image forming control method and program for implementing the method
JP6397164B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
US10582074B2 (en) Printing apparatus, control method for printing apparatus, and storage medium
JP6938287B2 (ja) 画像形成装置
JP5208283B2 (ja) 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2010159130A (ja) 画像形成装置
JP5594995B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP5020733B2 (ja) 画像形成装置
JP4402508B2 (ja) 画像形成装置
US7536149B2 (en) Image forming apparatus
US20090232522A1 (en) Printing system, control method therefor, and storage medium storing control program therefor
US7063317B2 (en) Image forming apparatus capable of feeding tab sheets of tab sheet bundle
US6937829B2 (en) Image forming apparatus capable of delivering tab sheets
JP2009031652A (ja) 画像形成装置
JP2005014354A (ja) 画像形成装置および画像形成装置管理システム
JP7490837B2 (ja) 画像形成システム
JP6164960B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP4042486B2 (ja) 画像形成装置
JP2003192221A (ja) 画像形成装置
JP5058482B2 (ja) シート処理システム及びその制御方法
JP2003237188A (ja) 画像形成装置、および、画像形成方法
JP2008276015A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP5029655B2 (ja) 画像形成装置
JP7224891B2 (ja) 記録材処理装置
JP5332154B2 (ja) 画像形成装置