JP2003191987A - 広口容器 - Google Patents

広口容器

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JP2003191987A
JP2003191987A JP2001398617A JP2001398617A JP2003191987A JP 2003191987 A JP2003191987 A JP 2003191987A JP 2001398617 A JP2001398617 A JP 2001398617A JP 2001398617 A JP2001398617 A JP 2001398617A JP 2003191987 A JP2003191987 A JP 2003191987A
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JP
Japan
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lid
container
flange
fitting
wide
Prior art date
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Application number
JP2001398617A
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English (en)
Inventor
Hideyoshi Kawashima
英芳 川島
Shinji Shimada
伸治 嶋田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 片手で操作することによって容器本体の嵌合
口部と蓋体との間の嵌合を解き、蓋を容易に開くことが
できるようにした広口容器を提供すること。 【解決手段】 側周壁の上端を嵌合口部とした容器本体
と、嵌合口部に係合する側周壁を具えた蓋体とからなる
広口容器であって、容器本体の嵌合口部に突起部を突設
した突出フランジを設け、蓋体の側周壁下端に、前記突
起部が係合する嵌挿孔を穿設した突出フランジを設けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バター、マーガリ
ン、クリーム状チーズの食品、或いはウエットティッシ
ュ、洗剤等を入れる広口容器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】バター、マーガリン、
クリーム状チーズ、或いはウエットティッシュ、洗剤等
を収納する容器として、上端部を嵌合口部として膨出部
と外周を巡るフランジを設けた容器本体と、下端にフラ
ンジを設け、内周面に膨出部を設けた側周壁を具えた蓋
体とからなる広口容器は、従来より周知である。
【0003】従来の容器は、片手で容器本体を掴んで押
さえながら、もう片方の手で蓋体をもって持ち上げ、容
器口部と蓋体との間の嵌合を解き、蓋を開いていた。そ
のため、両手で開蓋操作をしなければならないという問
題があった。そして、中身が多く残っているときには、
容器本体を軽く押さえるだけで蓋を開くことができた
が、中身が少なくなってきたときには、容器本体が浮き
上がるので、強く押さえなければならず、簡単に開くこ
とができないという問題があった。
【0004】本発明は、上記の事情を考慮して、片手で
操作することによって容器本体の嵌合口部と蓋体との間
の嵌合を解き、蓋を容易に開くことができるようにした
広口容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、広口容器として、側周壁の上端を嵌合口
部とした容器本体と、嵌合口部に係合する側周壁を具え
た蓋体とからなる広口容器であって、容器本体の嵌合口
部に突起部を突設した突出フランジを設け、蓋体の側周
壁下端に、前記突起部が係合する嵌挿孔を穿設した突出
フランジを設けたことを特徴とする構成を採用する。
【0006】また、別実施形態として、突出フランジに
対向する側に、容器本体を蓋体と連結する蝶番を設けた
ことを特徴とする構成を採用し、突出フランジの実施例
として、嵌挿孔に変え、切欠部が形成されていることを
特徴とする構成を採用する。そしてまた、広口容器の肉
厚を薄肉とする。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明広口容器の実施形態
について、図面を参照して説明する。図1,2におい
て、Aは容器本体、Bは蓋体である。容器本体Aは、側
周壁1と底壁2とからなり、側周壁1は、その横断面は
角を円弧とした長方形となっており、その上端は拡径さ
れ、嵌合口部3が設けられている。
【0008】嵌合口部3は、上端縁4から所定の間隔を
おき、全周を巡って設けられたフランジ5を具えてお
り、フランジ5と上端縁4との中間部の各角部に位置し
て、横方向に伸びる膨出部6が設けられている。嵌合口
部3の一方の短辺側では、フランジ5の一部が外方に延
ばされ、突出フランジ7が形成されており、該突出フラ
ンジ7には、上方に膨出する突起部8が立設されてい
る。
【0009】突起部8の高さは、後述する蓋体Bの突出
フランジの表面より突出するようになっている。突出フ
ランジ7に対応する嵌合口部3の壁面3A には、切欠け
9が設けられ、切欠け9の両側の壁面には、縦リブ10
が突設されている。
【0010】蓋体Bは、頂壁11と、頂壁11の周縁に
沿って連設された細巾の突出縁12、および該突出縁1
2の周縁から垂設され、容器本体A嵌合口部3に嵌合さ
れる側周壁13とを具えている。
【0011】側周壁13の下端には、全周または部分的
にフランジ14が突設されており、容器本体Aの突出フ
ランジ7に対応する側の側周壁13A の下端のフランジ
は、突出フランジ7を覆うように外方に延ばされ、突出
フランジ15となっており、突起部8を嵌挿する嵌挿孔
16が穿孔されている。側周壁13の下端内周には、容
器本体Aの膨出部6に係合する膨出部17が設けられて
いる。
【0012】容器本体Aの側周壁1、底壁2、および蓋
体Bの頂壁11、側周壁13の各壁面およびフランジ
5、14の肉厚は、実施例では0.1〜0.5mmの薄肉
としているが、0.2mm前後の薄肉が好ましい。
【0013】次に本発明広口容器の使用態様と作用効果
について説明する。容器本体Aには、バター、マーガリ
ン、クリーム状チーズ等の食品、或いはウエットティッ
シュ、洗剤等を入れることができ、図3に示すように、
蓋体Bを被蓋すると、蓋体Bのフランジ14は容器本体
Aのフランジ5上に接合され、側周壁13は容器本体A
の嵌合口部3に嵌合される。そして、容器本体Aの突起
部8が、蓋体Bの突出フランジ15より突出するよう嵌
挿孔16に嵌挿され、膨出部6が膨出部17に係合し
て、容器本体Aと蓋体Bは、強く嵌合され結合される。
【0014】開蓋にあたっては、図4に示すように、親
指で容器本体Aの突起部8上面を押さえ、人差し指で蓋
体Bの突出フランジ15を持ち上げると、蓋体Bの側周
壁13A の側の膨出部17は、容器本体Aの膨出部6か
ら外され、嵌合口部3と蓋体Bの側周壁13との間の嵌
合がゆるめられる。次いで、親指と人差し指との間で突
出フランジ15を摘んで蓋体Bを持ち上げると、同じ片
手だけで容易に開蓋することができる。
【0015】次に、第2実施形態について説明する。本
実施形態は、容器本体と蓋体を蝶番によって連結したも
ので、同一の構成について符号に添字aを付けて図示
し、以下、相違点を中心に説明する。図5において、A
aは容器本体、Baは蓋体である。
【0016】前記実施形態と同様に、容器本体Aaの嵌
合口部3a所定位置にはフランジ5aが突設され、蓋体
Baの側周壁13aの下端にはフランジ14aが突設さ
れている。各フランジ5a、14aの容器後側の部分2
0、21は、中心から一定範囲にわたって接続連結され
蝶番22となっている。
【0017】本実施形態は、容器本体Aaと蓋体Baが
蝶番22によって連結されているので、蓋体Baの開閉
を一層容易にすることができる。
【0018】次に、各実施形態に共通する容器前側の突
出フランジの変形実施例について、説明する。前記実施
形態では、蓋体Bの突出フランジ15に、容器本体Aの
突出フランジ7に立設した突起部8が嵌挿される嵌挿孔
16を穿孔したが、図6に示すように、嵌挿孔16に変
え、コ字状の切欠部25を設けてもよい。この場合に
は、図に示すように突起部の前端を突出フランジ7の前
端部まで延長して突起部26としてもよく、また、突起
部26を設けないで突出フランジ7だけであってもよ
い。
【0019】開蓋にあたって、親指で突起部26或いは
突出フランジ7を押さえたままで、人差し指で蓋体Bの
突出フランジ15を持ち上げると、嵌合口部3と側周壁
13との嵌合が外れて、蓋体Bを容易に開くことができ
る。
【0020】前記各実施形態では、突出フランジを容器
前側に設けたが、容器側方の長辺側に設けてもよく、蝶
番を用いた別実施形態にあっては、突出フランジの反対
側に蝶番を設ける。また、容器本体の突出フランジに嵌
挿孔を穿孔し、蓋体の突出フランジに突起部を垂設する
ようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。容器本体の嵌合口部に突起部
を突設したフランジを設け、蓋体に嵌挿孔を穿設したフ
ランジを設けているので、開蓋に際して、突起部を押さ
え、蓋体のフランジを持ち上げることによって嵌合口部
と蓋体の側周壁との間の嵌合をゆるめることができる。
次いで、蓋体のフランジを摘んで持ち上げることによっ
て、蓋体を片手だけの開蓋操作で容易に開くことができ
るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明広口容器の容器本体と蓋体との分解斜視
図である。
【図2】広口容器の断面側面図である。
【図3】閉蓋時の斜視図である。
【図4】開蓋操作を説明する斜視図である。
【図5】第2実施形態広口容器の一部断面側面図であ
る。
【図6】突出フランジの実施例を説明する斜視図であ
る。
【符号の説明】
A、Aa 容器本体 B、Ba 蓋体 1 側周壁 2 底壁 3、3a 嵌合口部 3 A 壁面 5、5a フランジ 6 膨出部 7、15 突出フランジ 8、26 突起部 10 縦リブ 11 頂壁 13、13a 側周壁 14、14a フランジ 16 嵌挿孔 17 膨出部 20,21 部分 22 蝶番 25 切欠部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA09 BA13 DA08 DD01 FA02 GA03 3E084 AA05 AA14 AA24 AB06 BA01 CA03 CC03 DA03 DB13 DC03 FA03 FC04 GA06 GB06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側周壁の上端を嵌合口部とした容器本体
    と、嵌合口部に係合する側周壁を具えた蓋体とからなる
    広口容器であって、 容器本体の嵌合口部に突起部を突設した突出フランジを
    設け、 蓋体の側周壁下端に、前記突起部が係合する嵌挿孔を穿
    設した突出フランジを設けたことを特徴とする広口容
    器。
  2. 【請求項2】 突出フランジに対向する側に、容器本体
    を蓋体と連結する蝶番を設けたことを特徴とする請求項
    1記載の広口容器。
  3. 【請求項3】 嵌挿孔に変え、切欠部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜2記載の広口容器。
  4. 【請求項4】 容器本体と蓋体の壁面、フランジが薄肉
    となっていることを特徴とする請求項1〜3記載の広口
    容器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2415186A (en) * 2004-06-14 2005-12-21 Huhtamaki Uk Ltd Container and lid with tamper evident label
JP2016204003A (ja) * 2015-04-18 2016-12-08 東洋科学株式会社 食品容器

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