JP2003190692A - 浮力方式クラッチ洗濯機及びクラッチ制御方法 - Google Patents

浮力方式クラッチ洗濯機及びクラッチ制御方法

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JP2003190692A JP2002164367A JP2002164367A JP2003190692A JP 2003190692 A JP2003190692 A JP 2003190692A JP 2002164367 A JP2002164367 A JP 2002164367A JP 2002164367 A JP2002164367 A JP 2002164367A JP 2003190692 A JP2003190692 A JP 2003190692A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給排水される洗濯水によって浮力体が上昇下
降しながらモータ回転力を脱水軸に遮断または結合して
洗濯及び脱水を遂行させて、浮力クラッチギア部に洗濯
水流入が防止されるように空気層が形成される構造の浮
力クラッチが適用された浮力方式クラッチ洗濯機と、浮
力体ギア部が脱水軸ギア部から分離/結合されたのか判
別するクラッチ作動判別アルゴリズムを適用してクラッ
チの分離結合作動の信頼性が向上されるようにした浮力
クラッチ洗濯機のクラッチ制御方法を提供する。 【解決手段】 浮力部と、浮力体ギア部が形成された中
央部、浮力部と中央部を一体で連結する浮力体と、浮力
体の昇下降によって浮力体ギア部と対応して噛み合うこ
とができるようにする脱水軸ギア部が含まれる浮力クラ
ッチと、洗濯軸結合部材下端に一体で形成されて浮力体
の連結部に挿入されるバリヤ部とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は浮力方式クラッチが
適用された洗濯機及び前記浮力方式クラッチの制御方法
に係り、さらに詳細には給、排水される洗濯水によって
浮力体が上昇下降しながらモータ回転力を脱水軸に遮断
または結合して洗濯及び脱水を遂行させて、浮力クラッ
チギア部に洗濯水流入が防止されるように空気層が形成
される構造の浮力クラッチが適用された浮力方式クラッ
チ洗濯機と、前記浮力体が前記脱水軸に分離または結合
されたのかを確認してこれを分離または結合するように
するアルゴリズムと、前記アルゴリズムによって分離/
結合されたのか判別するアルゴリズムを適用して前記浮
力クラッチの分離結合作動の信頼性が向上されるように
した浮力クラッチ洗濯機のクラッチ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、浮力方式のクラッチ洗濯機
は、パルセータが連結された洗濯軸に沿って上下に移動
できるようにスプラインで連結された浮力体がパルセー
タ下部と洗濯槽間で給排水される洗濯水によって昇下降
することにより、動力を切換える方式の洗濯機である。
すなわち、洗濯及び濯ぎ時には給水される洗濯水によっ
て浮力体が上昇しながら脱水軸と分離されてモータの回
転力を洗濯軸にのみ伝達させてパルセータを正、逆回転
させながら洗濯及び濯ぎを遂行して、洗濯及び濯ぎ完了
後排水時には自重によって下降する浮力体が脱水軸と結
合されるようにすることによって、洗濯槽を一方向に高
速回転させながら脱水する方式である。
【0003】図12は従来の浮力クラッチ洗濯機の部分
を示す断面図である。図12を参照して従来の浮力クラ
ッチ洗濯機の構成を説明すると次の通りである。従来の
浮力クラッチ洗濯機は、貯水槽12と;前記貯水槽12
に回転自在に内蔵された洗濯槽14と;前記洗濯槽14
内に装着されて洗濯軸74に伝えられた駆動モータ22
の回転力を通して正、逆回転しながら洗濯物を洗濯する
パルセータ16と;前記洗濯槽14及びパルセータ16
の回転作動のための動力を提供する駆動モータ22と;
【0004】前記洗濯槽14と固定連結される中空脱水
軸72と、前記中空脱水軸72を貫通して装着され、上
端がパルセータ16と固定連結されて下端が駆動モータ
22と連結される洗濯軸74と、前記脱水軸72を支え
る多数個のベアリング76で構成されて駆動モータ22
の動力を洗濯槽14及びパルセータ16に伝達するトラ
ンスミッション70と;洗濯水の有無によって断続され
ながら前記洗濯槽14とパルセータ16を選択的に連動
させる浮力クラッチ60で構成されている。
【0005】また前記浮力クラッチ60は、洗濯軸74
に上下移動自在にセレーション結合され、洗濯水の給、
排水によって上昇または下降されるフロート62と、前
記脱水軸72上端に固定されて前記フロート62と分離
結合される固定部材63とで構成されている。前記フロ
ート62は、洗濯軸74とセレーション結合されるハブ
部621と、前記ハブ部621周辺に構成されたチュー
ブ部622とよりなり、ハブ部621は下面が凹凸状の
噛み合い構造となっており、チューブ部622は密閉さ
れた中空構造となっている。前記固定部材63は、フロ
ート62のハブ部621下面と噛み合うように上面が凹
凸状に形成されている。
【0006】図13及び図14は、従来の浮力クラッチ
が適用される洗濯機の作動過程を説明する図面である。
図13及び図14を参照して従来の浮力クラッチが適用
された洗濯機の作動過程を説明すると次の通りである。
まず、給水行程によって洗濯槽14内に洗濯水が供給さ
れると、図13に示したように、フロート62が上に浮
き上がり固定部材63と分離されて浮力クラッチ60が
いわゆる動力遮断状態になることによって駆動モータ2
2の動力が洗濯軸にのみ伝えられる。
【0007】したがって、洗濯行程が始まって駆動モー
タ22が回転作動すると洗濯軸74と連結されたパルセ
ータ16が回転され、前記駆動モータ22が間欠的に反
転される正、逆回転を繰り返すことによってパルセータ
16も同一な正、逆回転作動を行うようになる。そし
て、このようなパルセータ16の回転作動によると回転
水流が形成されるが、パルセータ16が一方向に一定時
間以上持続回転されると洗濯槽14も水流によってパル
セータ16と同一方向に回転することによって遠心力で
洗濯水が洗濯槽14のそとに排出されて、排出された洗
濯水が洗濯槽14と貯水槽12間の流路を経て洗濯槽1
4に再び流入される遠心洗濯(いわゆる滝水流洗濯)も
可能になる。
【0008】洗濯行程が終了されて、濯ぎ行程を経た後
には脱水行程が進められるが、この際脱水行程が始まる
前濯ぎに用いられた濯ぎ水が排水されるようになると、
図14に示したように、フロート62が自重によって下
降してきてフロート62と固定部材63が噛み合うこと
によって浮力クラッチ60が動力伝達状態に転換され
る。この状態で駆動モータ22によって洗濯軸74が回
転すると、洗濯軸74とセレーション結合されたフロー
ト62が回転するようになって、フロート62のハブ部
621と噛み合った固定部材63及び固定部材63と連
結された洗濯槽14も洗濯軸74と一緒に同じ方向に回
転するようになる。
【0009】したがって、洗濯槽14が一側方向に速く
回転して洗濯物が洗濯槽14内壁に密着された状態で遠
心力によって洗濯物の水気が前記洗濯槽の内壁にある多
数の脱水孔14aを通して抜け出して脱水作用が遂行さ
れ、前述したように洗濯槽14とパルセータ16が同時
に同じ方向に回転することによって洗濯物がパルセータ
16に引っ掛かって毀損されることが防止される。以上
で説明した浮力クラッチ洗濯機の場合、洗濯を完了して
脱水後、或いは長時間洗濯機を使用しない状態で洗濯遂
行時前記フロート62は給水される洗濯水によって上昇
しながら固定部材63から分離されて洗濯槽には動力を
伝えてはならない。
【0010】しかし、洗濯水水位上昇によるフロート6
2上昇時前記フロート62のハブ部621と固定部材6
3間に洗濯水が流入されることを防止する空気層が形成
されない構造になっており、排水時洗濯水と一緒に排出
された洗濯物の異物質などが前記フロート62のハブ部
621や固定部材63にたまる問題点がある。また、フ
ロート62のハブ部621及び固定部材63間に糸くず
等汚物がたまって固着化された場合、前記フロートハブ
部621と固定部材63との結合摩擦力が浮力より大き
く働いて前記給水される洗濯水によってよく分離されな
い状態で洗濯を進めるようになることによって前記フロ
ートハブ部621はもちろん固定部材63も摩耗されな
がら騷音を誘発させるようになるのみならず、洗濯槽全
体の回転により駆動モータ22に過負荷を惹起させると
いう問題がある。
【0011】さらに脱水時には、下降するフロートハブ
部621と固定部材63が正確な噛み合いがなされなく
なってこれによるギア間の滑りが発生されて、前記滑り
発生によって脱水回転時ギア間に摩耗のみならず、前記
ギア間の干渉が発生しながら前記干渉による騷音が大き
く発生され、ひいては正常的な脱水が進められない問題
点もある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を解決するために創出されたものであり、給排水
される洗濯水によって浮力体が上昇下降しながらモータ
回転力を脱水軸に遮断または結合して洗濯及び脱水を遂
行させて、浮力クラッチギア部に洗濯水流入が防止され
るように空気層が形成される構造の浮力クラッチが適用
された浮力方式クラッチ洗濯機である。
【0013】また、前記浮力クラッチの構成要素である
浮力体ギア部及び脱水軸ギア部中前記脱水軸ギア部から
前記浮力体ギア部が完全に分離または結合されたのかを
感知して、前記浮力体ギア部が前記脱水軸ギア部から分
離または結合されない場合、これを分離または結合され
るようにするクラッチ分離/結合アルゴリズムを適用し
て、前記アルゴリズムによって分離/結合されたのか判
別するクラッチ作動判別アルゴリズムを適用してクラッ
チの分離結合作動の信頼性が向上されるようにした浮力
クラッチ洗濯機のクラッチ制御方法に関する。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による浮力方式クラッチ洗濯機は、駆動モータ
と、洗濯時給水される洗濯水を貯蔵する貯水槽と;前記
貯水槽の内部に備わった洗濯槽と;前記洗濯槽内の下側
に形成されて回転されるパルセータと、前記洗濯槽と結
合されて脱水時に前記駆動モータの回転力によって前記
洗濯槽が回転されるようにするための脱水軸と、前記脱
水軸に内挿されて、上端がパルセータと固定される洗濯
軸結合部材に固定連結されて、下端が前記モータと結合
されて前記駆動モータの回転力によって前記パルセータ
が正/逆回転されるようにするための洗濯軸と、前記脱
水軸が支持される多数個のベアリングが含まれて前記駆
動モータの動力が円滑に前記洗濯槽及びパルセータに伝
えられるようにするトランスミッションと、洗濯水の有
無によって昇/下降されるための浮力部と、内周面上端
に浮力体ギア部が形成された中空円筒の中央部と、前記
浮力部と中央部を一体で連結する“U”字状の連結部で
形成された浮力体と、前記浮力体の昇下降によって前記
浮力体ギア部と対応して噛み合うことができるように前
記脱水軸上端に前記浮力体ギア部と同一な形状で形成さ
れた脱水軸ギア部が含まれる浮力クラッチと、前記洗濯
軸結合部材下端に一体で形成されて前記浮力体の連結部
に挿入されるバリヤ部が含まれることをその特徴とす
る。
【0015】また、前記目的を達成するために本発明に
よる浮力方式クラッチ洗濯機のクラッチ制御方法は、浮
力方式クラッチ洗濯機の洗濯行程時、設定水位1まで洗
濯水が給水されたのかを判断する1次設定水位判断段階
と;前記段階によって前記浮力クラッチの浮力体ギア部
が脱水軸ギア部から分離されるようにする浮力クラッチ
分離アルゴリズム遂行段階と;前記段階によって前記浮
力クラッチが分離されるようになると給水過程が始まっ
て、洗濯量によって設定された設定水位2まで洗濯水が
給水されたのかを判断する2次設定水位判断段階と;前
記段階によって洗濯水が2次設定水位まで給水されたの
か判断されると、洗濯機の洗濯及び濯ぎ行程によって洗
濯槽に入っている洗濯物を洗濯して濯ぎする洗濯及び濯
ぎ段階と;前記段階によって洗濯槽に入っている洗濯物
の洗濯及び濯ぎが完了されると排水する排水段階と;前
記段階によって排水が完了されると、自重によって下降
する前記浮力体ギア部がクラッチ結合アルゴリズムを通
して前記脱水軸ギア部に噛み合うようにする浮力クラッ
チ結合アルゴリズム遂行段階と;前記段階によって洗濯
機の脱水行程である洗濯槽を回転させて洗濯物を脱水す
る脱水段階が含まれることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、前記のような本発明による
浮力方式クラッチ洗濯機及びクラッチ制御方法を図面を
参考にして次のように詳細に説明する。本発明による浮
力方式クラッチ洗濯機の構成を説明すると次の通りであ
る。図1は、本発明による浮力方式クラッチ洗濯機の断
面図を示したものである。図1を参照して本発明による
浮力方式クラッチ洗濯機の構成を説明すると次の通りで
ある。
【0017】本発明による浮力方式クラッチ洗濯機は、
駆動モータ22と;洗濯時給水される洗濯水を貯蔵する
貯水槽12と;前記貯水槽12の内部に備わった洗濯槽
14と;前記洗濯槽14内の下側に形成されて回転され
るパルセータ16と;前記洗濯槽14と結合されて脱水
時に前記駆動モータ22の回転力によって前記洗濯槽1
4が回転されるようにするための脱水軸72と;前記脱
水軸72に内挿されて上端がパルセータ16と固定され
る洗濯軸結合部材18に固定連結されて、下端が前記駆
動モータ22と結合されて前記駆動モータ22の回転力
によって前記パルセータ16が正/逆回転されるように
するための洗濯軸74と;前記脱水軸72が支持される
多数個のベアリング76が含まれて前記駆動モータ12
の動力が円滑に前記洗濯槽14及びパルセータ16に伝
えられるようにするトランスミッション70と;
【0018】洗濯水の有無によって昇下降されるために
浮力部82と、内周面上端に浮力体ギア部85が形成さ
れた中空円筒の中央部84と、前記浮力部82と中央部
84を一体で連結する“U”字状の連結部83で形成さ
れた浮力体81と、前記浮力体81の昇下降によって前
記浮力体ギア部85と対応して噛み合うことができるよ
うに前記脱水軸上端に前記浮力体ギア部85と同一な形
状で形成された脱水軸ギア部87が含まれる浮力クラッ
チ80aと、前記洗濯軸結合部材18下端に一体で形成
されて前記浮力体81の連結部83に挿入されるバリヤ
部20と、前記駆動モータ22下部に設けられて駆動モ
ータ22から発生される回転パルスを感知する回転感知
器24とで構成されている。
【0019】図2は、本発明に適用された浮力クラッチ
の斜視図である。図2を参照して本発明に適用された浮
力クラッチの構成を詳細に説明すると次の通りである。
前記浮力クラッチ80aは、洗濯水の給、排水によって
洗濯軸74から上昇または下降できるように下端には一
定空間状の浮力部82が形成されており、“U”字状の
連結部83を通して前記浮力部82と一体で形成された
中空円筒の中央部84の内周面上端には排水時下降して
脱水軸72上端に形成された脱水軸ギア部87と噛み合
うように浮力体ギア部85が形成されている。
【0020】また、前記浮力部82と中央部84を連結
している連結部83下端には、給水上昇した洗濯水によ
って前記連結部83に安着されるように前記洗濯軸結合
部材18下端に一体で形成されたバリヤ部20がある。
また、前記バリヤ部20の内側空気層88が前記バリヤ
部20外側に流動されることを防止するように一定直径
の貫通ホール86が形成された円錐状の浮力体81と;
排水時自重によって下降する前記浮力体81の中央部8
4上端に形成された浮力体ギア部85と対応して噛み合
って脱水軸72の回転によって洗濯槽14及びパルセー
タ16が同時に回転できるように前記脱水軸72上端に
前記浮力体ギア部85と同一な形状で形成された脱水軸
ギア部87で構成されている。
【0021】この際、前記浮力体81の形状を円錘形で
形成したことは、給水された洗濯水によって上昇する浮
力体81が前記パルセータ16に当らずに前記パルセー
タ16下端部に完全に上昇するようにすることによっ
て、洗濯機の構成要素である洗濯槽14とパルセータ1
6の軸方向空間を減らすことができるようにするためで
ある。以下、本発明の浮力方式クラッチ洗濯機の構成に
対してさらに詳細に説明する。
【0022】本発明の浮力方式クラッチ洗濯機は、従来
技術に詳述した洗濯機の構成に本発明に適用された浮力
クラッチ80aを結合させた構成である。本発明に適用
された浮力クラッチ80aは、図1及び図2に示したよ
うに、パルセータ16と洗濯槽14間に位置して洗濯水
の給、排水によって洗濯軸74に沿って上昇または下降
され、前記クラッチ80aのギア結合時脱水軸72を通
して洗濯槽14及びパルセータ16を同時に回転連動さ
れるようにする浮力体81と脱水軸ギア部87で構成さ
れている。
【0023】前記のような作用をする浮力クラッチ80
aの構成要素である浮力体81は、図2に示したよう
に、パルセータ16と洗濯槽14間に給水流入された洗
濯水が一定高さに満ちてきて前記洗濯水の浮力によって
上昇することができるように前記浮力体81下端に一定
空間状の浮力部82が形成されている。また、一定深さ
の“U”字状連結部83を通して前記浮力部82と一体
で形成された中央部84の内周面上端部には排水時前記
浮力体81が下降しながら脱水軸72上端に形成された
脱水軸ギア部87と噛み合うようにスプライン形態の浮
力体ギア部85が形成されている。
【0024】また、前記浮力部82と中央部84を連結
している連結部83下端には給水上昇した洗濯水によっ
て前記連結部83に安着された前記洗濯軸結合部材18
下端に一体で形成されるバリヤ部20の内側の空気層8
8が前記バリヤ部20外側に流動されることを防止する
ように一定直径の貫通ホール86が形成されている。こ
れは洗濯水が流入される場合、前記貫通ホールを通して
洗濯水が上昇するようになって、前記上昇した洗濯水が
前記中空円筒中央部84と相互平衡をなす前記洗濯軸結
合部材18下端に一体で形成されるバリヤ部20内側空
気層88が前記バリヤ部20外側に流動されることを防
止するためである。
【0025】したがって、給水されて上昇した洗濯水
は、前記中央部84及びバリヤ部20内側に存在する空
気層88の圧力によって前記中央部84に挿着された脱
水軸ギア部87まで流入上昇することが防止される。前
記脱水軸ギア部87は、図2に示したように、排水時自
重によって下降する前記浮力体81の中央部84上端に
形成された浮力体ギア部85と対応して噛み合うように
前記浮力体ギア部85と同一な形状のスプラインギア部
が脱水軸72上端に形成されたものである。結局、前記
浮力体ギア部が前記脱水軸ギア部と噛み合う場合には脱
水軸72の回転によって洗濯槽14及びパルセータ16
を同時に回転させることができるようになる。
【0026】図3は、本発明に適用された浮力クラッチ
の構成要素中浮力体のまた他の構成を示した実施形態図
である。図3を参照すると、洗濯水が浮力体81aの浮
力部82a外部を経て円筒の中央部84a外側に流入さ
れて前記流入された洗濯水によって前記洗濯軸結合部材
18下端に一体で形成されるバリヤ部20内側空気層8
8が前記バリヤ部20外側に流動されることを防止でき
るようにするために、前記浮力体81aの浮力部82a
外側円錐状部分には多数の洗濯水流入溝89が形成され
ており、前記浮力部82aに洗濯水が流入されることを
最少化するために前記浮力部82a下端には格子形態の
一定空間部90が多数形成された構成である。
【0027】前記のように構成された浮力体81aに洗
濯水が給水されるようになれば、前記浮力体81aの上
段に形成された空気層88すなわち、前記洗濯軸結合部
材18下端に一体で形成されるバリヤ部20内側と前記
浮力体81aの中空円筒中央部84a内側との相互平衡
をなした空気層88によって給水された洗濯水が前記中
央部84aに挿着された脱水軸ギア部87まで流入上昇
することが防止される。
【0028】そして、洗濯終了後排水される水と一緒に
排出された異物質などがパルセータ16及び洗濯槽14
間にたまった状態で洗濯水を再給水しても前記脱水軸ギ
ア部87と前記浮力体ギア部85に洗濯水が流入されず
前記のように排出された異物質などが前記脱水軸ギア部
87及び浮力体ギア部85にたまらないで信頼性を確保
することができる。また、洗濯時前記浮力体81aが洗
濯軸74及びパルセータ16と一緒に回転しながら洗濯
水の甚だしい流動によって前記浮力部82a下部に洗濯
水が流入されても、前記空間部90中一部の空間にのみ
洗濯水が流入されることによって前記浮力部82aが完
全に浮力を失うことを防止できる。
【0029】図4及び図5は、本発明による浮力方式ク
ラッチ洗濯機の洗濯及び脱水作用による浮力クラッチの
作用状態図を各々示したものである。図4及び図5を参
照して本発明による浮力方式洗濯機の洗濯及び脱水作用
による浮力クラッチ作用状態を説明すると次の通りであ
る。本発明の浮力方式クラッチ洗濯機の洗濯行程によっ
て洗濯槽14内に洗濯水が給水されるようになれば、前
記洗濯槽14とパルセータ16間に位置している浮力ク
ラッチ80aの浮力体81が図4に示したように、前記
洗濯水の浮力作用によって脱水軸ギア部87から分離さ
れて前記パルセータ16底面まで上昇するようになる。
【0030】これによって、前記浮力クラッチ80aに
は動力が遮断された状態になって、駆動モータ22の回
転力が洗濯軸74にのみ伝えられて洗濯軸74、浮力体
81、パルセータ16が同時に正、逆回転しながら洗濯
を遂行するようになる。これをさらに付加的に説明する
と、前記のように洗濯槽14とパルセータ16間に位置
した浮力クラッチ80aに給水された洗濯水が流入され
る場合、洗濯水が浮力クラッチ80aの浮力体81下端
に漸次満ちてきながら前記浮力体81下端に形成された
一定空間状の浮力部82及び中空円筒の中央部84内に
流入されて、前記洗濯水の浮力作用によって前記浮力体
81が上昇するようになる。
【0031】この際前記浮力体81の上昇は、前記浮力
体81下端の浮力部82内に存在した空気が上昇する洗
濯水の圧力によって圧縮されると同時に、加圧された空
気層の圧力が前記浮力体81の自重より大きくて一定重
量を有している浮力体81が軽くなり上昇することであ
る。この際、前記浮力体は一定高さすなわち、パルセー
タ16底面まで上昇するようになり、前記浮力部82内
の空気層によって洗濯水がこれ以上流入されないと前記
浮力体は上昇しない。
【0032】また、前記浮力部82内に洗濯水が流入さ
れる時中空円筒状の中央部84及び前記中央部84と浮
力部82を連結している“U”字形連結部83にも洗濯
水が流入されるようになるが、この際“U”字形連結部
83の洗濯水流入は、前記連結部83下端に形成された
多数の貫通ホール86を通して連結部83上端一定高さ
すなわち、前記連結部83に安着されるように洗濯軸結
合部材18下端に一体で形成されたバリヤ部20の一定
高さまで流入されるようになる。前記のように流入され
た洗濯水によって前記洗濯軸結合部材18のバリヤ20
内側に形成された空気層88は、前記バリヤ部20端を
経てバリヤ部20外側に流動されて排出される流路が遮
断されるので、前記洗濯水が流入されて上昇するほど前
記空気層の圧力は上昇する。
【0033】また、前記中央部84内に流入された洗濯
水の場合にも、前記のように洗濯軸結合部材18のバリ
ヤ20内側に形成された空気層88の流路が遮断される
によって洗濯軸結合部材18下端に一体で形成されるバ
リヤ部20内側に存在する空気層88と前記浮力体81
の中央部84内側に存在する空気層が相互流動状態をな
している途中で前記空気層が相互平衡をなすようにな
り、これにより前記空気層の圧力は上昇するようにな
る。したがって、前記中央部84内の空気層の圧力によ
って洗濯水は一定高さすなわち、前記中央部84に挿着
された脱水軸ギア部87前までのみ流入上昇してこれ以
上流入されないようになる。すなわち、前記浮力体ギア
部85及び脱水軸ギア部87に洗濯水流入が防止される
ように空気層が形成されることである。
【0034】その次に、洗濯行程が終了された次に脱水
行程が始まりながら洗濯槽14内の洗濯水を排水するよ
うになれば、パルセータ16底面に上昇した浮力クラッ
チ80aの浮力体81が図5に示したように、自重によ
って下降しながら前記浮力体中央部84に挿着された脱
水軸ギア部87に前記浮力体中央部84内に形成された
浮力体ギア部85が相互噛み合いながら脱水軸72の回
転によって洗濯槽14及びパルセータ16が同時に一方
向に回転されながら前記洗濯槽14内の洗濯物の脱水が
なされるようになる。本発明による浮力方式クラッチ洗
濯機の浮力クラッチにおいて、浮力部は一定空間状で形
成されたものに限定されない。
【0035】次に本発明による浮力方式クラッチ洗濯機
のクラッチ制御方法を説明する。図6及び図7は、本発
明による浮力クラッチ作動に対する制御方法を示す順序
図である。図6及び図7を参照して本発明による浮力ク
ラッチ作動に対する制御方法を説明すると次の通りであ
る。本発明の浮力クラッチ洗濯機のクラッチ制御方法
は、浮力クラッチ洗濯機の洗濯行程時設定水位1まで洗
濯水が給水されたのかを判断する1次設定水位判断段階
(100)と;
【0036】前記段階によって洗濯水が1次設定水位ま
で給水されたのか判断されると、クラッチ作動判別アル
ゴリズムによって浮力クラッチ80aの分離すなわち、
浮力体ギア部85が脱水軸ギア部87から分離されたの
かを判別する1次浮力クラッチ作動判別アルゴリズム遂
行段階(110)と;前記段階によって前記浮力クラッ
チ80aが分離されない場合、クラッチ分離アルゴリズ
ムを通して前記浮力体ギア部85が前記脱水軸ギア部8
7から分離されるようにする浮力クラッチ分離アルゴリ
ズム遂行段階(120)と;
【0037】前記段階によって前記浮力クラッチ80が
分離されるようになれば給水過程が始まって、洗濯量に
よって設定された設定水位2まで洗濯水が給水されたの
かを判断する2次設定水位判断段階(130)と;前記
段階によって洗濯水が2次設定水位まで給水されたのか
判断されると、洗濯機の洗濯及び濯ぎ行程によって洗濯
槽14に入っている洗濯物を洗濯して濯ぎする洗濯及び
濯ぎ段階(140)と;前記段階によって洗濯槽14に
入っている洗濯物の洗濯及び濯ぎが完了されると排水す
る排水段階(150)と;
【0038】前記段階によって排水が完了されると、自
重によって下降する浮力体ギア部85がクラッチ結合ア
ルゴリズムによって脱水軸ギア部87に噛み合うように
する浮力クラッチ結合アルゴリズム遂行段階(160)
と;前記段階によって噛み合った浮力クラッチ80aを
前記クラッチ作動判別アルゴリズムによって前記浮力ク
ラッチ80aの結合可否を確認する2次浮力クラッチ作
動判別アルゴリズム遂行段階(170)と;前記段階に
よって浮力クラッチ80aの結合可否が確認されると、
洗濯機の脱水行程によって洗濯槽14を回転させて洗濯
物を脱水する脱水段階(180)とでなされる。
【0039】これをさらに詳細に説明すると次の通りで
ある。洗濯を遂行するための洗濯行程が始まれば、駆動
モータ22の回転力が洗濯軸74に伝えられてパルセー
タ16の正、逆回転によって洗濯がなされるように浮力
クラッチ80aを予め分離させる過程すなわち、脱水軸
ギア部87と相互噛み合った浮力体ギア部85の上昇に
よって前記浮力クラッチ80aが分離されるように洗濯
水が設定水位1まで給水されるようになる(100)。
前記のように給水される洗濯水の水位が設定された水位
1に到達するようになれば、相互噛み合っている浮力ク
ラッチ80aの構成要素である浮力体ギア部85及び脱
水軸ギア部87が洗濯水の浮力によって分離されたのか
を確認するためにクラッチ作動判別アルゴリズムが遂行
(110)される。
【0040】この際前記クラッチ作動判別アルゴリズム
によって浮力クラッチ80aが相互分離されたならば、
2次給水過程を通して洗濯水を設定水位2まで給水する
段階に進めるようになって、前記浮力クラッチ80aが
分離されない場合には前記浮力クラッチ80aを分離す
るためにモータを短く正、逆回転させることによる衝撃
によって浮力クラッチ80aのギア噛み合いが緩和され
るようにするクラッチ分離アルゴリズムが遂行(12
0)される。以後前記クラッチ分離アルゴリズムを通し
て浮力クラッチ80aすなわち、浮力体ギア部85と脱
水軸ギア部87が相互分離されたのかを前記クラッチ作
動判別アルゴリズムを通して判別するようになる。
【0041】この際前記クラッチ作動判別アルゴリズム
を通して浮力クラッチ80aが分離されたのかを判別す
るようになれば、前記のように2次給水過程を通して洗
濯水を設定水位2まで給水する過程に進めるようになっ
て、これと反対に浮力クラッチ80aが分離されない
と、前記クラッチ分離アルゴリズムを再実行(120)
した次に再びクラッチ作動判別アルゴリズムを通して前
記浮力クラッチ80aの分離状態を判断するようにな
る。前記のような過程を通して浮力クラッチ80aを構
成している浮力体ギア部85及び脱水軸ギア部87が分
離されるようになれば、洗濯量によって設定水位2まで
洗濯水が給水される。
【0042】前記水位に到達したと判断(130)され
ると、駆動モータ22の回転力を洗濯軸74が伝達を受
けて洗濯機のパルセータ16が正、逆回転しながら洗濯
及び濯ぎ過程(140)を遂行するようになるが、この
際前記のように洗濯水が設定水位2まで給水される時洗
濯水の水位上昇に合わせて浮力クラッチ80aの構成要
素である浮力体81が洗濯水の浮力によってパルセータ
16底面まで上昇するようになる。このように洗濯及び
濯ぎ過程(140)を通して洗濯物の洗濯及び濯ぎが終
了されるようになれば、前記洗濯槽14に入っている洗
濯水が洗濯機外部に排水されるようになるが、この際洗
濯水が浮力クラッチ80a部位中段すなわち、浮力体8
1下端まで排水されるようになれば洗濯水の浮力によっ
てパルセータ16底面まで上昇した浮力クラッチ80の
浮力体81が自重によって下降するようになる。
【0043】以後排水過程が終了(150)されると、
前記下降した浮力体81が脱水軸ギア部87と噛み合わ
ずに前記脱水軸ギア部87上端に止められている状態で
浮力体81下降過程が終了される場合が多いために、駆
動モータ22を短い時間のあいだ一方向回転を数回繰り
返した後、短い時間反対方向に回転を繰り返して浮力ク
ラッチ80aの結合が円滑なようにするクラッチ結合ア
ルゴリズムを遂行(160)することにより、前記浮力
体ギア部85と脱水軸ギア部87が相互噛み合うように
する。
【0044】以後、前記浮力クラッチ80aの結合すな
わち、浮力体ギア部85及び脱水軸ギア部87が相互噛
み合ったのかを前記クラッチ作動判別アルゴリズムを通
して判別(170)する。前記過程を通して浮力クラッ
チ80aが結合されたならば駆動モータ22の回転力の
伝達を受けて脱水軸72及び浮力クラッチ80a、洗濯
軸74が一方向に高速回転しながら脱水をする脱水過程
(180)に進められるようになり、これと反対に浮力
クラッチ80aが結合されない場合、前記クラッチ結合
アルゴリズムを再実行(160)した次に前記クラッチ
作動判別アルゴリズムを通して前記浮力クラッチの結合
状態を再判断(170)するようになる。
【0045】前記のような過程すなわち、クラッチ作動
判別アルゴリズムを通して浮力クラッチ80aを構成し
ている浮力体ギア部85及び脱水軸ギア部87が相互結
合されたと判断されると、次の過程である脱水過程(1
80)を遂行しながら洗濯槽14内の洗濯物の脱水がな
されるようになって、前記のような過程を通して一つの
洗濯及び濯ぎ、脱水過程の1サイクルが終了される。こ
の際、前記浮力クラッチ作動判別アルゴリズムは、図1
1に示したように、駆動モータ22を設定時間のあいだ
一方向に回転させることによって発生される駆動モータ
22の回転角加速度値から浮力クラッチ80aの作動可
否を判別することであり、これに対する詳細な説明は本
明細書後半部に詳述した。
【0046】図8は、本発明の浮力クラッチ制御方法中
クラッチ分離アルゴリズムの状態図である。図8を参照
して本発明の浮力クラッチ分離アルゴリズムを説明する
と次の通りである。前記浮力クラッチ分離アルゴリズム
は、駆動モータ22を短く正、逆回転させることによる
衝撃によって浮力クラッチ80aの構成要素である浮力
体ギア部85及び脱水軸ギア部87のギア噛み合いが緩
和されるようにすることができるが、駆動モータ22を
短い時間のあいだ一方向回転を数回反復させた後、短い
時間反対方向に回転を数回反復させて浮力クラッチ80
aのギア噛み合いが緩和されるようにする方法が短い時
間に効果的に浮力クラッチ80aの結合力を緩和させる
ことができる。
【0047】この際、前記のような浮力クラッチ分離ア
ルゴリズムを具現することにおいて、駆動モータ22を
1〜50ms程度オンさせて、0.1〜1秒程度オフさ
せる過程を一方向に対して2〜5回繰り返した後、反対
方向も同一な方式で2〜5回繰り返す行程を1回以上遂
行したり、または前記過程を一方向に対して2〜5回繰
り返して遂行するようにした。
【0048】図9は、本発明の浮力クラッチ制御方法中
クラッチ結合アルゴリズムの状態図である。図9を参照
して本発明の浮力クラッチ結合アルゴリズムを説明する
と次の通りである。前記浮力クラッチ結合アルゴリズム
は、駆動モータ22を短い時間のあいだ一方向回転を数
回反復させた後、短い時間反対方向に回転を数回反復さ
せることによって浮力クラッチ80aの結合が円滑に具
現される。
【0049】しかし前記のように浮力クラッチ80の構
成要素中脱水軸ギア部87がギアピッチ以上に回転する
場合、前記脱水軸ギア部87と噛み合う浮力体ギア部8
5の歯と歯間を外れて相互結合されないためにこれを防
止するために、1回駆動時間のあいだの駆動モータ22
回転角度を浮力体ギア部85のギアや脱水軸ギア部87
のギアのピッチより短く回転されるように設定して駆動
モータ22の1回駆動で前記脱水軸ギア部87のギア歯
が相互噛み合う前記浮力体ギア部85のギア歯を1個以
上行き過ぎないようにすることが望ましい。
【0050】この際前記のような浮力クラッチ結合アル
ゴリズムを具現することにおいて、駆動モータ22を1
〜50ms程度オンさせて、0.1〜1秒程度オフさせ
る過程を一方向に対して2〜5回繰り返した後、反対方
向も同一な方式で2〜5回繰り返す行程を1回以上遂行
したり、または前記過程を一方向に対して2〜5回繰り
返して遂行するようにした。
【0051】以下、浮力方式クラッチ洗濯機を利用して
洗濯、濯ぎ及び脱水時浮力クラッチの分離及び結合に対
する制御方法を詳細に説明すると次の通りである。本発
明の浮力クラッチ制御方法を円滑に遂行するために従来
技術に詳述した浮力クラッチ洗濯機の駆動モータ22下
端に前記駆動モータ22から発生される回転パルスを感
知する回転感知器24を適用しており、前記のように回
転感知器24が適用された浮力クラッチ洗濯機の構成は
図1に詳細に説明されている。図10は、図1に示した
浮力クラッチ洗濯機に適用された回転感知器の原理図で
ある。
【0052】図10を参照して浮力クラッチ洗濯機に適
用された回転感知器の原理を説明するとこれは磁石26
を回転軸中心に1個以上設置して、回転する磁石26の
磁力を感知することができる位置に磁力感知用センサ2
8を固定して磁石26が回転軸を中心に回転するあいだ
センサ28の磁力感知時間差から駆動モータ22の回転
速度を感知することである。また、図11はクラッチの
作動可否をモータが回転する角加速度から判別する方式
を示した状態図である。図11を参照してクラッチの作
動可否をモータが回転する角加速度から判別する方式を
説明すると次の通りである。
【0053】回転する磁石26間を感知するセンサ28
の感知時間から角加速度を判別することを式で示せば、 α(i)={4π・[T(i)−T(i+1)]}/{N・
T(i)・T(i+1)・[T(i)+T(i+1)]} α(i):i番目中間からi+1番目中間時間のあいだ
の平均回転角速度 T(i):磁石間回転するi番目時間 N:磁石数 クラッチ結合状態:α(i)<設定値1 クラッチ分離状態:α(i)>設定値2 設定値1<設定値2である。
【0054】前記した式によって浮力クラッチ80aが
相互分離された場合、駆動モータ22に掛かる負荷が小
さいために駆動モータ22軸の角加速度は設定値2より
大きくなって、これと反対に前記浮力クラッチ80aが
相互結合された場合、駆動モータ22に掛かる負荷が大
きいために駆動モータ22軸の角加速度は設定値1より
小さくなることを認識するクラッチ作動判別アルゴリズ
ムによって浮力クラッチ80aの結合及び分離を判別し
て洗濯機の誤作動を未然に防止できる。
【0055】もしも、駆動モータ22の回転角加速度が
設定値1よりは大きくて、設定値2よりは小さい場合す
なわち、設定値1<α(i)<設定値2になれば、前記
クラッチ作動判別アルゴリズムを再試図する。また、前
記式で提示された駆動モータ22の回転角加速度値は、
布地量感知及び脱水前アンバランスを感知するための値
としても利用でき、特に前記布地量感知の場合駆動モー
タ22の回転角加速度が小さいほど布地量が多いことを
示したものであって、前記脱水前アンバランスの場合時
間または回転速度によって駆動モータ22の角加速度が
大きな値で揺れることはアンバランス値が大きいと言え
る。
【0056】さらに、前記クラッチ作動判別アルゴリズ
ムの判別方法において、磁石26の回転間隔に対する時
間のみを一定期間に対して平均を求めた値を利用するこ
ともできるので、この場合平均時間が短ければ浮力クラ
ッチ80aが分離されて、平均時間が長くなると浮力ク
ラッチ80aが結合されたことに判定できるが、負荷条
件及びその他環境に敏感に作用できる。
【0057】
【発明の効果】本発明による浮力方式クラッチ洗濯機
は、排水際洗濯時洗濯物から発生された毛羽等異物質が
前記浮力クラッチのギア部にたまらないようにして次の
洗濯時前記浮力クラッチの噛み合い及び分離が円滑にな
されるように前記浮力クラッチの異物質遮断に対する信
頼性が大きく向上される卓越した効果があり、また本発
明による浮力クラッチ洗濯機のクラッチ制御方法は、ク
ラッチの分離結合作動の信頼性が大きく向上されるよう
にする卓越した効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による浮力方式クラッチ洗濯機の部分断
面図である。
【図2】本発明に適用された浮力クラッチの斜視図であ
る。
【図3】本発明に適用された浮力クラッチの構成要素中
浮力体のまた他の構成を示した実施例図で、(a)は上
面図、(b)は斜視図である。
【図4】本発明による浮力方式クラッチ洗濯機の洗濯作
用による浮力クラッチの作用状態図である。
【図5】本発明による浮力方式クラッチ洗濯機の脱水作
用による浮力クラッチの作用状態図である。
【図6】本発明による浮力方式クラッチ洗濯機のクラッ
チ作動に対する制御方法を示す順序図である。
【図7】本発明による浮力方式クラッチ洗濯機のクラッ
チ作動に対する制御方法を示す順序図である。
【図8】本発明の浮力クラッチ制御方法中クラッチ分離
アルゴリズムの状態図である。
【図9】本発明の浮力クラッチ制御方法中クラッチ結合
アルゴリズムの状態図である。
【図10】図4に示した浮力クラッチ洗濯機に適用され
た回転感知器の原理図である。
【図11】クラッチの作動可否をモータが回転する角加
速度から判別する方式を示した状態図である。
【図12】従来の浮力クラッチ洗濯機の部分断面図であ
る。
【図13】従来の浮力クラッチ洗濯機の洗濯作用時浮力
クラッチの作用状態図である。
【図14】従来の浮力クラッチ洗濯機の脱水作用時浮力
クラッチの作用状態図である。
【符号の説明】
12…貯水槽 14…洗濯槽 16…パルセータ 18…洗濯軸結合部材 20…バリヤ部 22…駆動モータ 24…回転感知器 26…磁石 28…センサ 70…トランスミッション 72…脱水軸 74…洗濯軸 76…ベアリング 80a…浮力クラッチ 81…浮力体 82…浮力部 83…連結部 84…中央部 85…浮力体ギア部 86…貫通ホール 87…脱水軸ギア部 88…空気層 89…洗濯水流入溝 90…空間部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 キム ジン ウーン 大韓民国,ギュンギ−ド,グァンミュン− シ,ハーン 3−ドン,ハーン ジュゴン 8 ダンジ アパートメント 803−204 (72)発明者 ジョン シ ムーン 大韓民国,ソウル,ソチョー−グ,バンベ 2−ドン 963−16,シング ドリーム ハウス 901 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA06 BB19 CA06 CA16 CB06 CB33 CB65 DC23 EA01 HB19 KA31 KA33 KB11 LA04 LA11 LB22 LC03 MA02 MA06 MA07

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動モータと、 洗濯時給水される洗濯水を貯蔵する貯水槽と;前記貯水
    槽の内部に備わった洗濯槽と;前記洗濯槽内の下側に形
    成されて回転されるパルセータと、 前記洗濯槽と結合されて脱水時に前記駆動モータの回転
    力によって前記洗濯槽が回転されるようにするための脱
    水軸と、 前記脱水軸に内挿されて、上端がパルセータと固定され
    る洗濯軸結合部材に固定連結されて、下端が前記モータ
    と結合されて前記駆動モータの回転力によって前記パル
    セータが正/逆回転されるようにするための洗濯軸と、 前記脱水軸が支持される多数個のベアリングが含まれて
    前記駆動モータの動力が円滑に前記洗濯槽及びパルセー
    タに伝えられるようにするトランスミッションと、 洗濯水の有無によって昇/下降されるための浮力部と、
    内周面上端に浮力体ギア部が形成された中空円筒の中央
    部と、前記浮力部と中央部を一体で連結する“U”字状
    の連結部で形成された浮力体と、前記浮力体の昇下降に
    よって前記浮力体ギア部と対応して噛み合うことができ
    るように前記脱水軸上端に前記浮力体ギア部と同一な形
    状で形成された脱水軸ギア部が含まれる浮力クラッチ
    と、 前記洗濯軸結合部材下端に一体で形成されて前記浮力体
    の連結部に挿入されるバリヤ部が含まれることを特徴と
    する浮力方式クラッチ洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記連結部の下端には洗濯水が流入され
    ることができるように垂直方向に貫通された少なくとも
    一個以上の貫通ホールが形成されたことを特徴とする請
    求項1に記載の浮力方式クラッチ洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記浮力部の外周面から前記中央部の外
    側まで洗濯水が流入されることができるように連結する
    少なくとも一個以上の流入溝が形成されたことを特徴と
    する請求項1に記載の浮力方式クラッチ洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記浮力部の下端には格子形態の一定空
    間部が多数形成されたことを特徴とする請求項1に記載
    の浮力方式クラッチ洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記浮力部は、上部へ行くほど直径が小
    さくなる円錘形で形成されたことを特徴とする請求項1
    に記載の浮力方式クラッチ洗濯機。
  6. 【請求項6】 駆動モータと、 洗濯時給水される洗濯水を貯蔵する貯水槽と;前記貯水
    槽の内部に備わった洗濯槽と;前記洗濯槽内の下側に形
    成されて回転されるパルセータと、 前記洗濯槽と結合されて脱水時に前記駆動モータの回転
    力によって前記洗濯槽が回転されるようにするための脱
    水軸と、 前記脱水軸に内挿されて上端がパルセータと固定される
    洗濯軸結合部材に固定連結されて、下端が前記モータと
    結合されて前記駆動モータの回転力によって前記パルセ
    ータが正/逆回転されるようにするための洗濯軸と、 前記脱水軸が支持される多数個のベアリングが含まれて
    前記駆動モータの動力が円滑に前記洗濯槽及びパルセー
    タに伝えられるようにするトランスミッションと、 洗濯水の有無によって昇下降されて前記脱水軸と連結さ
    れたり離れる浮力クラッチと、 前記洗濯軸結合部材下端に一体で形成されて前記浮力体
    の連結部に挿入されるバリヤ部と、 前記駆動モータの下部に設けられて駆動モータから発生
    される回転パルスを感知する回転感知器が含まれること
    を特徴とする浮力方式クラッチ洗濯機。
  7. 【請求項7】 浮力方式クラッチ洗濯機の洗濯行程時、 設定水位1まで洗濯水が給水されたのかを判断する1次
    設定水位判断段階と;前記段階によって前記浮力クラッ
    チの浮力体ギア部が脱水軸ギア部から分離されるように
    する浮力クラッチ分離アルゴリズム遂行段階と;前記段
    階によって前記浮力クラッチが分離されるようになれば
    給水過程が始まって、洗濯量によって設定された設定水
    位2まで洗濯水が給水されたのかを判断する2次設定水
    位判断段階と;前記段階によって洗濯水が2次設定水位
    まで給水されたのか判断されると、洗濯機の洗濯及び濯
    ぎ行程によって洗濯槽に入っている洗濯物を洗濯して濯
    ぎする洗濯及び濯ぎ段階と;前記段階によって洗濯槽に
    入っている洗濯物の洗濯及び濯ぎが完了されると排水す
    る排水段階と;前記段階によって排水が完了されると、
    自重によって下降する前記浮力体ギア部がクラッチ結合
    アルゴリズムを通して前記脱水軸ギア部に噛み合うよう
    にする浮力クラッチ結合アルゴリズム遂行段階と;前記
    段階によって洗濯機の脱水行程である洗濯槽を回転させ
    て洗濯物を脱水する脱水段階が含まれることを特徴とす
    る浮力方式クラッチ洗濯機のクラッチ制御方法。
  8. 【請求項8】 前記浮力クラッチ分離アルゴリズムは、
    駆動モータを短い時間のあいだ一方向回転を数回反復
    後、短い時間反対方向に回転を数回繰り返して前記浮力
    クラッチのギア噛み合いが緩和されるようにしたことを
    特徴とする請求項7に記載の浮力クラッチ方式洗濯機の
    クラッチ制御方法。
  9. 【請求項9】 前記浮力クラッチ結合アルゴリズムは、
    駆動モータを短い時間のあいだ一方向回転を数回反復
    後、短い時間反対方向に回転を数回繰り返して前記浮力
    クラッチの結合が円滑なようにしたことを特徴とする請
    求項7に記載の浮力方式クラッチ洗濯機のクラッチ制御
    方法。
  10. 【請求項10】 前記浮力クラッチ分離アルゴリズムを
    具現することにおいて、駆動モータを1〜50ms程度
    オンさせて、0.1〜1秒程度オフさせる過程を一方向
    に対して2〜5回繰り返した後、反対方向も同一な方式
    で2〜5回繰り返す行程を1回以上遂行することを特徴
    とする請求項8に記載の浮力方式クラッチ洗濯機のクラ
    ッチ制御方法。
  11. 【請求項11】 前記浮力クラッチ結合アルゴリズムを
    具現することにおいて、駆動モータを1〜50ms程度
    オンさせて、0.1〜1秒程度オフさせる過程を一方向
    に対して2〜5回繰り返した後、反対方向も同一な方式
    で2〜5回繰り返す行程を1回以上遂行することを特徴
    とする請求項9に記載の浮力方式クラッチ洗濯機のクラ
    ッチ制御方法。
  12. 【請求項12】 前記浮力クラッチ結合アルゴリズムを
    具現することにおいて、1回駆動時間のあいだの駆動モ
    ータ回転角度が浮力体ギア及び脱水軸ギアのピッチより
    短く回転されるように設定されたことを特徴とする請求
    項9に記載の浮力方式クラッチ洗濯機のクラッチ制御方
    法。
  13. 【請求項13】 前記浮力クラッチ分離アルゴリズム
    は、駆動モータを短い時間のあいだ一方向に対して2〜
    5回反復遂行して前記浮力クラッチのギア噛み合いが緩
    和されるようにしたことを特徴とする請求項7に記載の
    浮力方式クラッチ洗濯機のクラッチ制御方法。
  14. 【請求項14】 前記浮力クラッチ結合アルゴリズム
    は、駆動モータを短い時間のあいだ一方向に対して2〜
    5回反復遂行して前記浮力クラッチの結合が円滑になる
    ようにしたことを特徴とする請求項7に記載の浮力方式
    クラッチ洗濯機のクラッチ制御方法。
  15. 【請求項15】 前記浮力クラッチ結合アルゴリズムを
    具現することにおいて、1回駆動時間のあいだの駆動モ
    ータ回転角度が浮力体ギア及び脱水軸ギアのピッチより
    短く回転されるように設定されたことを特徴とする請求
    項14に記載の浮力方式クラッチ洗濯機のクラッチ制御
    方法。
  16. 【請求項16】 浮力方式クラッチ洗濯機の洗濯行程
    時、設定水位1まで洗濯水が給水されたのかを判断する
    1次設定水位判断段階と;前記段階によって洗濯水が1
    次設定水位まで給水されたのか判断されると、クラッチ
    作動判別アルゴリズムによって浮力体ギア部が脱水軸ギ
    ア部から分離されたのかを判別する1次浮力クラッチ作
    動判別アルゴリズム遂行段階と;前記段階によって前記
    浮力体ギア部が脱水軸ギア部から分離されない場合、ク
    ラッチ分離アルゴリズムを通して前記浮力体ギア部が脱
    水軸ギア部から分離されるようにする浮力クラッチ分離
    アルゴリズム遂行段階と;前記段階によって前記浮力体
    クラッチが脱水軸ギア部から分離されるようになれば給
    水過程が始まって、洗濯量によって設定された設定水位
    2まで洗濯水が給水されたのかを判断する2次設定水位
    判断段階と;前記段階によって洗濯水が2次設定水位ま
    で給水されたのか判断されると、洗濯機の洗濯及び濯ぎ
    行程によって洗濯槽に入っている洗濯物を洗濯して濯ぎ
    する洗濯及び濯ぎ段階と;前記段階によって洗濯槽に入
    っている洗濯物の洗濯及び濯ぎが完了されると排水する
    排水段階と;前記段階によって排水が完了されると、自
    重によって下降する前記浮力体ギア部がクラッチ結合ア
    ルゴリズムを通して前記脱水軸ギア部に噛み合うように
    する浮力クラッチ結合アルゴリズム遂行段階と;前記段
    階によって噛み合った前記浮力体ギア部と脱水軸ギア部
    を前記クラッチ作動判別アルゴリズムによって前記浮力
    クラッチの結合可否を確認する2次浮力クラッチ作動判
    別アルゴリズム遂行段階と;前記段階によって浮力クラ
    ッチの結合可否が確認されると、洗濯機の脱水行程によ
    って洗濯槽を回転させて洗濯物を脱水する脱水段階でな
    されたことを特徴とする浮力クラッチ洗濯機のクラッチ
    制御方法。
  17. 【請求項17】 前記浮力クラッチ作動判別アルゴリズ
    ムは、駆動モータを設定時間のあいだ一方向に回転させ
    ることによって発生される駆動モータの回転角加速度値
    から浮力クラッチの作動可否を判別することを特徴とす
    る請求項16に記載の浮力クラッチ洗濯機のクラッチ制
    御方法。
  18. 【請求項18】 前記浮力クラッチ作動判別アルゴリズ
    ムの具現は、前記浮力クラッチの作動可否を駆動モータ
    の回転角加速度で判別し、駆動モータ軸の角加速度が設
    定値1より小さい場合には浮力クラッチが結合されてお
    り、駆動モータ軸の角加速度が設定値2より大きい場合
    には浮力クラッチが分離されたことに判断することを特
    徴とする請求項17に記載の浮力方式洗濯機の浮力クラ
    ッチ制御方法。
  19. 【請求項19】 前記駆動モータ軸の回転角加速度の場
    合、回転する磁石間を感知するセンサの感知時間から瞬
    間の回転角加速度を判別することを特徴とする請求項1
    7に記載の浮力方式洗濯機の浮力クラッチ制御方法。
  20. 【請求項20】 前記駆動モータ軸の回転角加速度の場
    合α(i)={4π・[T(i)−T(i+1)]}/{N
    ・T(i)・T(i+1)・[T(i)+T(i+
    1)]}式で前記駆動モータの回転角加速度が判別される
    ことを特徴とする請求項17に記載の浮力方式洗濯機の
    浮力クラッチ制御方法。但し、 α(i):i番目中間からi+1番目中間時間のあいだ
    の平均回転角速度 T(i):磁石間回転するi番目時間 N:磁石数
  21. 【請求項21】 前記駆動モータの回転角加速度値を布
    地量感知及び脱水前アンバランスを感知するための値を
    利用して駆動モータの回転角加速度が小さいほど布地量
    が多いことに判断して、時間または回転速度によって駆
    動モータの角加速度が大きな値で揺れる場合アンバラン
    ス値が大きいものに判断することを特徴とする請求項1
    7に記載の浮力方式洗濯機の浮力クラッチ制御方法。
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