JP2003190162A - 超音波探触子用バッキング及びその製造方法 - Google Patents
超音波探触子用バッキング及びその製造方法Info
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Abstract
するに当たり、均一な音響的物性を得られるようにす
る。 【解決手段】 母材22に複合体24を添加する。複合
体24は、第1材料としての基材26の中に第2材料と
しての粒子28及び第3材料としての粒子30を添加し
たものである。第1材料は例えばシリコーンゴムであ
り、第2材料は例えばタングステンであり、第3材料は
例えばガラス製マイクロバルーンである。大きな密度の
粒子と小さな密度の粒子とを束ねて取り扱うことができ
るので、バッキング10内において複合体24を均一に
分散させることができる。
Description
キング及びその製造方法に関し、特にバッキングの音響
的特性を向上させるための技術に関する。
振動子、一次元アレイ振動子、二次元アレイ振動子など
の各種の超音波振動子が知られている。そのような超音
波振動子の背面側には超音波振動子から後方へ放射され
る不要な超音波を減衰、吸収するためのバッキング(背
面側負荷部材)が設けられる。バッキングが超音波振動
子の支持部材として用いられる場合もある。バッキング
の音響的特性(物性)が良好でない場合、そのバッキン
グにおいて十分に超音波の吸収を行えず、その結果、超
音波画像の画質の低下を招く。特に、バッキングにおけ
る音響インピーダンスが設計通りの値であり、しかもそ
れ全体として音響インピーダンスが均一であるのが望ま
しい。
ト粉末を混入したものが用いられている。しかし、その
ようなバッキングは超音波の減衰率を高くするのが困難
であるという問題がある。また、そのようなバッキング
は、素子カッティングなどの加工との関係において、十
分な剛性を発揮できず、このため、例えば、微細な多数
の振動素子からなるアレイ振動子に適用するのは困難で
あるという問題がある。
グステンなどの粉末(粒子)及びガラスマイクロバルー
ン(粒子)などを混入してなるバッキングも知られてい
る。このバッキングによれば、高い剛性と高い減衰特性
とを得ることができる。しかし、周知のように、タング
ステンなどの粒子は単位体積当たりの重量(密度)が極
めて大きいために、エポキシ樹脂などにそれを混入した
際に、その粒子が下部に沈降し、上下方向において(厚
み方向において)、単位体積当たりにおける粒子個数が
不均一となる。つまり、上下方向において、バッキング
の音響的物性(特に音響インピーダンス)を均一にでき
ないという問題がある。また、同様の理由から、設計ど
おりの音響的物性をもったバッキングを製造し難い(再
現性が確保できない)という問題がある。
を向上させることにある。
もったバッキング及びその製造方法を提供することにあ
る。
おける再現性を向上することにある。
るために、本発明は、超音波振動子の後方に設けられ、
超音波振動子から後方に放射された超音波を減衰する超
音波探触子用バッキングであって、母材と、前記母材中
に混入された複数の複合体と、を含み、前記各複合体
は、第1音響インピーダンスを有する基材としての第1
材料と、前記第1材料に入れられた材料であって、第2
音響インピーダンスを有する第2材料と、前記第1材料
に入れられた材料であって、第3音響インピーダンスを
有する第3材料と、を含むことを特徴とする。
が入れられ、その複合体は、基材(第1材料)に対して
第2材料及び第3材料を入れたものとして構成される。
よって、第2材料及び第3材料を常に一体的に取り扱う
ことができる。その結果、例えば、第2材料と第3材料
の単位体積当たりの重量が異なることなどに起因し、母
材中で第2材料と第3材料がそれぞれ偏在してしまうこ
とを防止して、製造の再現性を良好にできる。
及び前記第3音響インピーダンスはそれぞれ前記第1音
響インピーダンスと異なる。望ましくは、前記第2音響
インピーダンスは前記第1音響インピーダンスよりも高
く、前記第3音響インピーダンスは前記第1音響インピ
ーダンスよりも低い。
りの重量と前記第3材料の単位体積当たりの重量とが異
なる。望ましくは、前記第2材料の単位体積当たりの重
量は前記第3材料の単位体積当たりの重量よりも大き
い。この構成によれば、各材料の音響インピーダンスの
相違をもって効果的な超音波の散乱吸収作用を発揮させ
ることができる。
の重量が前記母材の単位体積当たりの重量に相当する。
この構成によれば、母材中に各複合体をより良好に均等
分散させることができる。
ン及びタンタルの少なくとも一方の成分をもって組成さ
れる。望ましくは、前記第3材料は、微少中空体構造を
有する。
料によって構成され、前記第1材料は絶縁性を有する材
料によって構成される。望ましくは、前記母材と前記第
1材料は同一材料で構成される。
本発明は、超音波振動子の後方に設けられ、超音波振動
子から後方に放射された超音波を減衰する超音波探触子
用バッキングにおいて、母材と、前記母材中に均一的に
分散混入された複数の複合体と、を含み、前記各複合体
が、基材と、音響インピーダンス及び単位体積当たりの
重量の両方が異なる複数種類の粒子と、を含むことを特
徴とする。
本発明は、超音波探触子用バッキングの製造方法におい
て、複数の複合体を製造する前工程と、母材に対して前
記複数の複合体を混入することにより前記バッキングを
製造する後工程と、を含み、前記前工程は、流動性ある
第1材料に対して第2材料及び第3材料を添加する添加
工程と、前記第2材料及び前記第3材料が添加された第
1材料を硬化させて原複合材料を生成する硬化工程と、
前記原複合材料を粉砕して前記複数の複合体を生成する
粉砕工程と、を含むことを特徴とする。
び第3材料を添加した後に、それを粉砕して、複数の複
合体(通常、粉体)を製造し、それを母材に混入してバ
ッキングが製造される。
の上層を除去する除去工程を含み、前記上層が除去され
た原複合材料が前記粉砕工程において粉砕される。
複数の複合体の内で所定範囲の大きさを有するものを選
別する選別工程を含み、前記後工程では、前記選別工程
で選別された複数の複合体が利用される。
りの重量よりも前記第2材料の単位体積当たりの重量の
方が大きく、前記第1材料の単位体積当たりの重量より
も前記第3材料の単位体積当たりの重量の方が小さい。
ダンスよりも前記第2材料の音響インピーダンスの方が
高く、前記第1材料の音響インピーダンスよりも前記第
3材料の音響インピーダンスの方が低い。
基づいて説明する。
適な実施形態が示されており、図1はその要部を示す説
明図である。図1(A)には、超音波探触子における要
部の断面図が示されており、図1(B)には、図1
(A)における符号100において示される部分の拡大
図が模式的に示されている。図1(A)において、アレ
イ振動子12は、一次元アレイ振動子あるいは二次元ア
レイ振動子などである。アレイ振動子12は、複数の振
動素子12Aによって構成される。アレイ振動子12の
上側には整合層18が形成されている。この整合層18
は、具体的には第1整合層14及び第2整合層16によ
って構成される。第1整合層14は複数の整合要素14
Aによって構成され、これと同様に、第2整合層16も
複数の整合要素16Aによって構成される。整合層18
の上側には必要に応じて音響レンズなどが配置される。
面側にはバッキング10が設けられる。このバッキング
10は、背面負荷材として機能し、アレイ振動子12か
ら後方に放射された不要な超音波を散乱・吸収するもの
である。図1(A)に示す構造自体は公知であるが、本
実施形態においては、バッキング10の組成が従来と異
なる。ちなみに、図1(A)において、振動素子12A
の上面及び下面に設けられるシグナル電極及びグランド
電極などについては図示省略されている。また、バッキ
ング10内に、各振動素子12Aごとにリード20を設
けるような場合にも本発明を適用できる。
100で示される領域の拡大図が示されている。この図
1(B)を用いてバッキング10の組成について説明す
る。
の複合体(粉体)24がほぼ均一に分散して添加されて
いる。複合体24は、第1材料として基材26と、その
基材26中に添加された第2材料としての粒子28及び
第3材料としての粒子30と、によって構成されてい
る。粒子28の音響インピーダンスは、基材26の音響
インピーダンスよりも大きく、また、粒子28の密度
(単位体積あたりの重量)は基材26の密度よりも大き
い。一方、粒子30の音響インピーダンスは基材26の
音響インピーダンスよりも小さく、また、粒子30の密
度は基材26の密度よりも小さい。すなわち、このよう
な3つの材料の音響インピーダンス関係により、超音波
が散乱されつつ吸収される。本実施形態においては、複
合体24内に密度の大きい粒子と密度の小さい粒子とを
複合的に添加したため、単に粒子28及び粒子30を母
材22中に添加する場合に比べて、分散均一性を向上す
ることができる。つまり、基材の密度に比し、密度の大
きい粒子と密度の小さい粒子とを組み合わせることによ
り、それら単体で存在する場合よりそれらの複合体とし
て存在する場合には、複合体の密度は、基材の密度に近
くなる。したがって、それらが単体で存在する場合にお
いて生ずる密度勾配といった問題を軽減することができ
る。望ましくは、複合体24の全体としての密度が母材
22の密度に相当するか近いのが望ましい。
1に示した母材22としては、例えばエポキシ樹脂など
の熱硬化性接着剤といったものを用いることができる。
図1に示した第1材料としては、例えばシリコーンゴ
ム、ウレタン樹脂などのゴム弾性をもつ接着剤やエポキ
シ樹脂などの熱硬化性接着剤を利用することができる。
ここで、母材と第1材料とを同じ材料で構成することも
可能である。
としては、例えばタングステン、タングステンカーバイ
ト、珪化タングステン、タンタルなどを用いることがで
きる。また、図1に示した粒子30を構成する第3材料
としては、ガラス製マイクロバルーン,樹脂製マイクロ
バルーンといった微小中空構造体を用いることができ
る。
ように粉砕処理によって製造され、その粒径は例えば5
0〜250μmであるのが望ましいが、もちろんそれ以
外の値に粒径を設定することもできる。上記の母材及び
第1材料は電気的な絶縁性をもった材料であり、バッキ
ング10内に複数のリードを挿入する場合においても各
リード間における電機的な絶縁性を確保することができ
る。
よび、第1材料に対する第2材料及び第3材料の添加量
については所望の量にすることができ、具体的には、バ
ッキングとして必要な音響的物性(音響インピーダン
ス、減衰係数)などが所望の値となるように各添加量を
定めればよい。また、上記のバッキング10は、従来例
で説明したようなフェライト粉末を利用していないため
に、高い剛性を確保することができる。よって、減衰特
性を高めつつも剛性を強化し、実用的価値の高いバッキ
ングを構成することができる。
に係るバッキングの製造方法の一例について説明する。
図3には、図1に示した複合体24の製造プロセスがフ
ローチャートとして示されており、図4には、母材に対
する複合体の添加によるバッキングの製造プロセスがフ
ローチャートとして示されている。なお、図3及び図4
に示す例においては、図1に示した母材22としてエポ
キシ樹脂が用いられ、基材26としてシリコーンゴムが
用いられ、第2材料としてタングステン粒子が用いら
れ、第3材料としてガラスマイクロバルーンが用いられ
ている。
てのシリコーンゴムを作成するため、あらかじめ主剤と
硬化剤とを混合し十分に攪拌しておく、この流動体とし
てのシリコーンゴムに対して、タングステン粒子を所定
量添加し、また、ガラスマイクロバルーンを所定量添加
する。そして、その添加後にシリコーンゴムに対して十
分な攪拌処理を行う。この場合においては、例えば攪拌
と共に超音波振動を印加するようにしてもよい。
101で作成された複合体材料の内部に取り込まれてい
る気泡を追い出す脱泡処理を行う。ちなみに、S101
の工程を真空中で実施する場合においては、このS10
2の工程を省略することも可能である。
常温常湿の条件下で薄い層として硬化させる。この場
合、その薄い層の厚みは例えば4mmである。
の後に、薄い層として固まった複合体材料における上澄
み層を例えばカッターなどを利用して除去する。これに
よって、複合体として利用し難い部分が取り除かれるこ
とになる。この場合の除去すべき上澄み層の厚さは例え
ば1mmである。なお、上記の硬化条件や上澄み層の除
去条件などについては複合体の組成あるいはそれに用い
られる材料に応じて適宜定めればよい。
た複合体材料が粉砕器にかけられ、粉砕処理が実行され
る。ここで、その粉砕により得られる粉体の粒径は例え
ば50〜250μmであるのが望ましい。また、より粒
径を揃えるために、S106において、ふるいなどを利
用して、ふるい分け処理を行うのが望ましい。以上の工
程により、図1に示した複合体24が粉体として製造さ
れることになる。
の主剤と硬化剤とをあらかじめ混合して十分に攪拌して
おく。そして、その流動体としてのエポキシ樹脂に対し
て図3に示した工程で製造された粉体を所定量添加し、
十分に攪拌を行う。ちなみに、バッキング内にリードア
レイを設ける場合には、S201の段階において同時に
リードアレイを埋設しておくことができる。
材料を真空中におき、上記同様に脱泡処理を行う。もち
ろん、S201の工程が真空中で行われる場合には、S
202の工程を省略することもできる。S203では、
脱泡処理後の材料を例えば80℃といった一定の高温下
で所定時間(例えば5時間)程度放置し、これによって
材料を硬化させる。そして、S204において、その硬
化した材料について外形加工を行い、所望の形状に仕上
げる。これによって図1に示したバッキング10が作成
される。
キング10内において音響インピーダンスや減衰特性と
いった音響的物性を均一にすることができ、しかも再現
性をもってバッキングを容易に作成できるという利点が
ある。また、バッキングの減衰係数をほぼ維持した上
で、必要とされる音響インピーダンスに幅広く対応でき
るように、容易に変更できるという利点がある。
バッキングの音響的物性を向上することができる。ま
た、均一な音響的物性をもったバッキングを製造できる
という利点がある。
である。
である。
ートである。
層、22 母材、24複合体、26 基材(第1材
料)、28 粒子(第2材料)、30 粒子(第3材
料)。
Claims (17)
- 【請求項1】 超音波振動子の後方に設けられ、超音波
振動子から後方に放射された超音波を減衰する超音波探
触子用バッキングであって、 母材と、 前記母材中に混入された複数の複合体と、 を含み、 前記各複合体は、 第1音響インピーダンスを有する基材としての第1材料
と、 前記第1材料に入れられた材料であって、第2音響イン
ピーダンスを有する第2材料と、 前記第1材料に入れられた材料であって、第3音響イン
ピーダンスを有する第3材料と、 を含むことを特徴とする超音波探触子用バッキング。 - 【請求項2】 請求項1記載のバッキングにおいて、 前記第2音響インピーダンス及び前記第3音響インピー
ダンスはそれぞれ前記第1音響インピーダンスと異なる
ことを特徴とする超音波探触子用バッキング。 - 【請求項3】 請求項2記載のバッキングにおいて、 前記第2音響インピーダンスは前記第1音響インピーダ
ンスよりも高く、 前記第3音響インピーダンスは前記第1音響インピーダ
ンスよりも低いことを特徴とする超音波探触子用バッキ
ング。 - 【請求項4】 請求項1記載のバッキングにおいて、 前記第2材料の単位体積当たりの重量と前記第3材料の
単位体積当たりの重量とが異なることを特徴とする超音
波探触子用バッキング。 - 【請求項5】 請求項4記載のバッキングにおいて、 前記第2材料の単位体積当たりの重量は前記第3材料の
単位体積当たりの重量よりも大きいことを特徴とする超
音波探触子用バッキング。 - 【請求項6】 請求項1記載のバッキングにおいて、 前記複合体の単位体積当たりの重量が前記母材の単位体
積当たりの重量に相当することを特徴とする超音波探触
子用バッキング。 - 【請求項7】 請求項1記載のバッキングにおいて、 前記第2材料は、タングステン及びタンタルの少なくと
も一方の成分をもって組成されたことを特徴とする超音
波探触子用バッキング。 - 【請求項8】 請求項1記載のバッキングにおいて、 前記第3材料は、微小中空体構造を有することを特徴と
する超音波探触子用バッキング。 - 【請求項9】 請求項1記載のバッキングにおいて、 前記母材は絶縁性を有する材料によって構成されたこと
を特徴とする超音波探触子用バッキング。 - 【請求項10】 請求項1記載のバッキングにおいて、 前記第1材料は絶縁性を有する材料によって構成された
ことを特徴とする超音波探触子用バッキング。 - 【請求項11】 請求項1記載のバッキングにおいて、 前記母材と前記第1材料は同一材料で構成されたことを
特徴とする超音波探触子用バッキング。 - 【請求項12】 超音波振動子の後方に設けられ、超音
波振動子から後方に放射された超音波を減衰する超音波
探触子用バッキングにおいて、 母材と、 前記母材中に均一的に分散混入された複数の複合体と、 を含み、 前記各複合体が、基材と、音響インピーダンス及び単位
体積当たりの重量の両方が異なる複数種類の粒子と、を
含むことを特徴とする超音波探触子用バッキング。 - 【請求項13】 超音波探触子用バッキングの製造方法
において、 複数の複合体を製造する前工程と、 母材に対して前記複数の複合体を混入することにより前
記バッキングを製造する後工程と、 を含み、 前記前工程は、 流動性ある第1材料に対して第2材料及び第3材料を添
加する添加工程と、 前記第2材料及び前記第3材料が添加された第1材料を
硬化させて原複合材料を生成する硬化工程と、 前記原複合材料を粉砕して前記複数の複合体を生成する
粉砕工程と、 を含むことを特徴とする超音波探触子用バッキングの製
造方法。 - 【請求項14】 請求項13記載の方法において、 前記原複合材料の硬化後にその上層を除去する除去工程
を含み、 前記上層が除去された原複合材料が前記粉砕工程におい
て粉砕されることを特徴とする超音波探触子用バッキン
グの製造方法。 - 【請求項15】 請求項13記載の方法において、 前記粉砕によって生成された複数の複合体の内で所定範
囲の大きさを有するものを選別する選別工程を含み、 前記後工程では、前記選別工程で選別された複数の複合
体が利用されることを特徴とする超音波探触子用バッキ
ングの製造方法。 - 【請求項16】 請求項13記載の方法において、 前記第1材料の単位体積当たりの重量よりも前記第2材
料の単位体積当たりの重量の方が大きく、 前記第1材料の単位体積当たりの重量よりも前記第3材
料の単位体積当たりの重量の方が小さいことを特徴とす
る超音波探触子用バッキングの製造方法。 - 【請求項17】 請求項13記載の方法において、 前記第1材料の音響インピーダンスよりも前記第2材料
の音響インピーダンスの方が高く、 前記第1材料の音響インピーダンスよりも前記第3材料
の音響インピーダンスの方が低いことを特徴とする超音
波探触子用バッキングの製造方法。
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