JP2003190095A - 眼科撮影装置 - Google Patents

眼科撮影装置

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JP2003190095A
JP2003190095A JP2001399002A JP2001399002A JP2003190095A JP 2003190095 A JP2003190095 A JP 2003190095A JP 2001399002 A JP2001399002 A JP 2001399002A JP 2001399002 A JP2001399002 A JP 2001399002A JP 2003190095 A JP2003190095 A JP 2003190095A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 心電図信号のタイミングを用い眼底血管の撮
影タイミングを決定し、撮影した眼底画像データを心電
図信号と関連づけてファイリングできるようにする。 【解決手段】 心電図測定装置の心電図信号Hに心臓の
拍動と眼底血管の拍動のタイムラグに相当する遅延時間
を加え、シャッタタイミング信号STを生成する。眼底
画像データと、その撮影タイミングの決定に係わる心電
図信号波形データを関連づけてHDD41にファイリン
グ記録する。眼底画像データと、その撮影タイミングの
決定に係わる心電図信号波形データはモニタ40に同時
に関連づけて表示する。この時、心電図信号波形データ
とともに、撮影タイミングの決定に係わるタイミングを
同時に表示する。心電図信号波形データのファイリング
記録開始はシャッタ操作に基づき開始し、所定時間後あ
るいは数拍動分相当の時間の後終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は心電図測定装置から
入力される心電図信号のタイミングを用いて眼底血管の
撮影タイミングを決定するとともに、撮影した眼底画像
データをファイリングする眼科撮影装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】国際特許出願公開公報WO 01/30
235 A1には、眼底カメラで撮影した画像から眼底
血管のサイズを測定することにより、動脈硬化を測定す
る技術が開示されている。その測定原理は、図2に示す
ように眼底の動脈1と静脈2が交差している領域におい
て、動脈1の拍動にともなう静脈2の変形を評価しよう
とするものである。
【0003】具体的には、動脈の直径Aに基づき、動脈
1と静脈2の交差点より距離A*3だけ末梢側に離れた
位置の静脈2の直径V1と、交差点より距離A/10だ
け末梢側に離れた位置の静脈2の直径V2を測定し、V
2とV1の比から動脈硬化の状態を評価する。たとえ
ば、V2/V1の比が1に近ければ動脈硬化なし、V2
/V1の比が0に近ければより高度の動脈硬化、と判定
する。測定は、1測定点のみについて行なうのではな
く、眼底乳頭部より1乳頭以上離れた眼底の動脈と静脈
の複数の交差点について実施し、それぞれで得られたV
2/V1の比の平均などを算出することにより行なうの
が望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】国際特許出願公開公報
WO 01/30235 A1に記載された測定方式
は、眼底動脈に拍動が生じた状態で測定を行なうことを
前提としており、このために心電図信号を用いて眼底カ
メラによる目的の部位の撮影タイミングを生成する。心
電図信号の拍動タイミングを直接用いないのは、心臓の
拍動と、眼底のように末梢に近い部位の血流にはタイム
ラグがあり、完全に同期していないためである。
【0005】心電図信号を用いて眼底カメラの撮影タイ
ミングを生成するには、心電図信号の所定波形部位のタ
イミングに心臓の拍動と眼底血管の拍動のタイムラグに
相当する遅延時間を加えて撮影タイミングを得ることが
考えられる。
【0006】このように、動脈硬化の測定の目的で行な
う眼底撮影と心電図測定は密接に関係しているので、眼
底画像と、心電図信号の波形や眼底撮影タイミングとの
関係、遅延時間データなどを関連づけて記録できるよう
にすれば、眼底撮影時およびその後の評価の過程におい
て有用であると考えられる。
【0007】本発明の課題は、心電図測定装置から入力
される心電図信号のタイミングを用いて眼底血管の撮影
タイミングを決定するとともに、撮影した眼底画像デー
タを心電図信号と関連づけてファイリングすることがで
きる眼科撮影装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明によれば、心電図測定装置から入力される心
電図信号波形のタイミングを用いて撮影手段による眼底
画像の撮影タイミングを決定する眼科撮影装置におい
て、眼底画像データと、その眼底画像の撮影タイミング
の決定に係わる心電図信号波形データを関連づけてファ
イリング記録するファイリング手段を有する構成を採用
した。
【0009】あるいはさらに、前記眼底画像データと、
その眼底画像の撮影タイミングの決定に係わる前記心電
図信号波形データを同時に表示する表示手段を有する構
成を採用した。
【0010】あるいはさらに、前記心電図信号波形デー
タとともに、前記眼底画像の撮影タイミングの決定に係
わるタイミングデータを前記心電図信号波形データとと
もに数値表示する構成を採用した。
【0011】あるいはさらに、前記心電図信号波形デー
タとともに、前記眼底画像の撮影タイミングの決定に係
わるタイミングを前記心電図信号波形データのグラフィ
ック表示上に表示する構成を採用した。
【0012】あるいはさらに、前記心電図測定装置から
入力した心電図波形データのファイリング記録を開始す
るタイミングが前記撮影手段のシャッタ操作タイミング
に基づき決定される構成を採用した。
【0013】あるいはさらに、前記心電図測定装置から
入力した心電図波形データのファイリング記録開始後、
所定時間後に前記心電図波形データのファイリング記録
を終了する構成を採用した。
【0014】あるいはさらに、前記心電図測定装置から
入力した心電図波形データのファイリング記録開始後、
少なくとも前記眼底画像の撮影タイミングの決定に係わ
る心電図波形を含む1ないし数拍動ぶんの心電図波形を
ファイリング記録した後、ファイリング記録を終了する
構成を採用した。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。まず、図1〜図6を用いて動脈硬化
測定目的で眼底撮影を行なうための基本構成につき説明
する。
【0016】図1に本発明を採用した眼科撮影装置の構
成を示す。図1において符号10は眼底カメラで、眼底
カメラ光学系11を有する。図1においては、撮影系の
要部のみをブロックにより示しており、筐体や眼底カメ
ラ光学系11のアライメント機構などの図示は従来同様
であるものとして省略してある。
【0017】眼底カメラ光学系11による眼底画像はC
CD13により入力し、ファイリング装置30にファイ
ルすることができるようになっている。
【0018】眼底カメラ光学系11とCCD13の間に
はシャッタ12を示してあるが、このシャッタ12は必
ずしも機械式のものである必要はなく、純電子的に構成
されていてもよい。つまり、シャッタ12は、CCD1
3による画像取得タイミングを制御できるものであれば
よい。
【0019】ファイリング装置30は、PC(パーソナ
ルコンピュータ)ハードウェアを利用して構成され、不
図示のCPU、ROM、RAM、キーボード31、マウ
ス32、CRTディスプレイなどからなるモニタ40の
ようなユーザーインターフェース手段を含む。また、撮
影画像データや測定結果などのデータ、さらに後述の心
電図波形データ、および撮影画像データと心電図波形デ
ータを関連づけるタイミングデータなどを外部の装置と
交換するためのネットワークインターフェース33(あ
るいはモデムなどの通信手段でも可)を有する。
【0020】また、ファイリング装置30は、撮影画像
や測定結果などのデータをファイリングするための記憶
手段としてHDD(ハードディスクドライブ)41と、
撮影タイミングの制御や、後述の撮影タイミングと心電
図波形データの関連づけに用いるタイマ42を有する。
【0021】タイマ42は公知の時計ICなどから構成
され、絶対時刻データを出力することができるものとす
る。絶対時刻データは、ある種のOSで用いられている
ような基準日時からの経過秒数、のような形式で表現さ
れたものでよいが、タイマ42の出力する絶対時刻デー
タのフォーマットは任意である。
【0022】ファイリング装置30は、撮影画像や測定
結果などのデータをHDD41にファイリングするとと
もに、CCD13により撮影した眼底血管の画像に対す
る画像処理を行なう画像処理装置、およびその結果に基
づき動脈硬化を測定する動脈硬化測定装置(の主要部)
としても機能する。データファイリングおよび動脈硬化
測定のためのプログラムは、HDD41あるいは他の記
憶媒体に格納され、ファイリング装置30のOS(オペ
レーティングシステム)により実行される。これらのプ
ログラムは、あらかじめHDD41に格納した状態で出
荷するか、あるいは他の記憶媒体、たとえばフレキシブ
ルディスク、MO、CD−ROMなどの媒体により供給
したり、あるいはネットワークインターフェース33を
介してダウンロードすることができる。
【0023】本装置では、前述の国際特許出願公開公報
WO 01/30235 A1に記載された測定方式を
用い、CCD13により撮影した眼底血管の画像に対し
て画像処理を行ない、動脈硬化の状態を測定(評価)す
る。測定原理は図2により関連して説明した通りであ
る。
【0024】図2の測定方式によれば、動脈中に血流
(拍動)が存在する状態において眼底の目的の部位をC
CD13により撮影し、撮影した眼底血管の画像に対し
て画像処理を行ない、静脈2の直径V1およびV2を測
定しなければならない。
【0025】このために、心電図測定装置20から出力
される心電図信号Hと、検者が操作するシャッタボタン
14のシャッタ操作信号Sを入力し、シャッタ12の駆
動タイミングを決定するシャッタタイミング信号ST
(撮影タイミング信号)を生成するタイミング制御回路
15を設けてある。
【0026】シャッタボタン14は眼底カメラ10本来
のものを流用するのが望ましいが、装置の仕様などによ
っては、動脈硬化測定専用の外付けのスイッチ(ペダル
スイッチなどでも可)などから構成してもよい。眼底カ
メラでは、カメラと被検眼のアライメントを常時調整し
つつシャッタ操作を行なわなければならないので、シャ
ッタボタン14は本発明のような動脈硬化測定のための
撮影においても必須のものである。
【0027】心電図測定装置20から出力可能な心電図
信号Hには種々のタイプがあるが、動脈硬化測定に適し
た信号を用いる。国際特許出願公開公報WO 01/3
0235 A1において既に認識されているように、心
電図信号と、実際の眼底血管の拍動にはタイムラグがあ
るので、心電図信号Hのタイミングを直接用いてシャッ
タを切ることはできない。
【0028】そこで、本実施形態においては、心電図信
号Hのタイミングに、心電図信号と眼底血管の拍動のタ
イムラグに相当する遅延時間を加えることによりシャッ
タ12を駆動するシャッタタイミング信号STを生成す
る。本実施形態では、心電図信号Hに加える遅延時間
は、遅延時間設定部16により設定できるようにしてあ
る。遅延時間設定部16の構成および動作については後
述する。
【0029】また、上記のようにカメラと被検眼のアラ
イメントを常時調整しつつシャッタ操作を行なうため、
シャッタタイミング信号STの生成にシャッタボタン1
4の操作タイミングを用いれば、より正確な眼底範囲を
撮影することができる。
【0030】図3および図4に、心電図信号H、シャッ
タ操作信号Sからシャッタタイミング信号STを生成す
るためのタイミング制御回路15の構成例を示す。
【0031】図3および図4は、タイミング制御回路1
5の要部の異なる構成および動作を模式的に示したもの
である。図3および図4の下部はタイミング制御回路1
5の回路構成を、また上部は回路中の信号のタイミング
を示している。なお、図3、図4に示した構成はあくま
でも模式的なものであり、同様の機能をたとえばDSP
およびそのプログラムなどにより構成することができる
のはもちろんである。
【0032】まず、図4の構成から説明する。図4の構
成はごく単純な構成であり、その設計思想は心電図信号
H、シャッタ操作信号Sの論理積信号のエッジに遅延時
間を加えてシャッタタイミング信号STを生成するもの
である。
【0033】このため、図4の回路は心電図信号Hを入
力するゲート102、およびシャッタ操作信号Sを入力
するゲート101の出力をANDゲート103に入力
し、このANDゲート103の出力によりさらに心電図
信号と眼底血管の拍動のタイムラグに相当する遅延時間
を設定した遅延時間生成回路104を駆動し、遅延時間
生成回路104の出力のネガティブエッジをフリップフ
ロップなどから成る波形整形回路105により取り出
し、シャッタタイミング信号STとして出力する。
【0034】ゲート101、102はシュミットトリガ
などの回路から構成される。遅延時間生成回路104は
本実施形態ではモノマルチバイブレータとするが、カウ
ンタ、タイマ回路などから構成することもできる。
【0035】図4の構成では、検者のシャッタ操作によ
り生成されたシャッタ操作信号Sが入力されてから心電
図信号と眼底血管の拍動のタイムラグに相当する遅延時
間の加算がスタートする。このため、心電図信号Hとシ
ャッタ操作のタイミングのずれ方によっては検者が意図
したタイミングよりもかなり遅れてシャッタ12が駆動
されるおそれがある。
【0036】そこで、シャッタ操作信号Sが有効となっ
てから、最も速いタイミングで心電図信号タイミングに
眼底血管の拍動のタイムラグに相当する遅延時間を加え
たシャッタタイミング信号STを得られるようにしたの
が図3の構成である。
【0037】図3では、図4の遅延時間生成回路104
とフリップフロップなどから構成した波形整形回路10
5をゲート102とANDゲート103の間に設けてあ
る。また、波形整形回路105を構成するフリップフロ
ップのリセット端子Rはゲート101の出力信号(シャ
ッタ操作信号S)のローレベルによりリセットされるよ
うに配線してある。
【0038】すなわち、図3の構成では、波形整形回路
105が心電図信号タイミングに前記遅延時間を加えた
遅延タイミングを(シャッタ操作に関係なく)常時、生
成する信号処理手段として機能する。
【0039】したがって、図3の構成によれば、シャッ
タ操作信号Sが有効となってから、最も速いタイミング
で遅延時間生成回路104の出力信号のネガティブエッ
ジに同期して心電図信号タイミングに眼底血管の拍動の
タイムラグに相当する遅延時間を加えたシャッタタイミ
ング信号STを出力でき、検者のシャッタ操作との時間
的なずれをより小さくすることができ、眼底カメラのア
ライメントの状態を大きく崩すことなく撮影および測定
を行なえる、という効果がある。
【0040】シャッタタイミング信号STに同期してC
CD13により取り込まれた画像はファイリング装置3
0に入力され、前述の測定方式により眼底の動脈と静脈
の複数の交差点において静脈の直径V2/V1の比が算
出され、その結果に基いて動脈硬化の状態が評価され
る。動脈硬化の状態の評価は、同一被検眼(あるいは被
検者)に対して、撮影、静脈直径比の算出は、前述のよ
うに複数個所において実行し、それぞれ得られた値の平
均などを算出することにより行なうのが望ましい。
【0041】なお、ファイリング装置30は画像中の測
定すべき眼底の静脈および動脈の特定、直径を測定すべ
き静脈の部位の検出、および実際の静脈直径の測定など
を画像データ認識に基づき可能な限り自動的に行なえる
のが望ましいが、場合によっては、これらの処理の一部
を手動で行なう(たとえばモニタ40に表示した眼底画
像中で直径を測定すべき静脈をマウス32を用いて指示
する、など)ようにしてもよい。
【0042】なお、撮影、測定、および評価を複数回行
なう場合、同一被検者について、心電図信号タイミング
に加えるべき眼底血管の拍動のタイムラグに相当する遅
延時間は撮影、測定、および評価を開始する前に1回だ
け設定するようにしてもよいし、状況(たとえば心電図
測定装置20でモニタされる被検者の脈拍など)などに
応じて上記のような手動設定、あるいは後述のような設
定手法を用いて繰り返し行なうこともでき、これにより
測定精度を高めることができる。
【0043】なお、タイミングスイッチ163や手動操
作により設定した遅延時間は、遅延時間メモリ152に
記憶され、次に更新されるまでそのまま記憶されるの
で、状況(被検者の脈拍など)に変化がなければ1回の
測定セッションの最初に遅延時間を設定するだけで撮
影、測定を繰り返すことができる。
【0044】さらに、本実施形態では、心電図信号タイ
ミングに加えるべき眼底血管の拍動のタイムラグに相当
する遅延時間は、遅延時間設定部16で設定できるよう
にしてある。図5にタイミング制御回路15および遅延
時間設定部16の構成例を示す。
【0045】図5(あるいはさらに後述の図6)は、上
記遅延時間を検者が手動で数値入力したり、アップ/ダ
ウン設定したり、あるいは眼底を観察しつつ眼底動脈の
拍動タイミングを手動入力して、その入力タイミングと
心電図信号から遅延時間を算出し、設定するための構成
を示している。
【0046】図5のタイミング制御回路15は、遅延時
間制御回路151、遅延時間メモリ152、および遅延
時間生成回路104から構成されている。
【0047】遅延時間制御回路151は、図3あるいは
図4に示した基本構成を含み、遅延時間生成回路104
は図3あるいは図4と同じものを特にブロックとして図
示したものである。
【0048】そして、遅延時間制御回路151は、右側
の遅延時間設定部16の各操作手段の操作に応じて遅延
時間メモリ152に遅延時間値を設定する。
【0049】遅延時間メモリ152の遅延時間値は遅延
時間生成回路104が生成すべきパルス長を決定する。
【0050】遅延時間設定部16は、図5に示した操作
手段163〜168と表示器169を有し、これら操作
手段163〜168により遅延時間メモリ152に設定
すべき遅延時間値を入力することができる。操作手段1
63〜168はその全てを設ける必要はなく、装置の仕
様などに応じて適当なものを眼底カメラ10の操作パネ
ル(あるいは、眼底カメラ10に外付けするユニットと
して構成された操作パネル)上に実装しておくことがで
きる。もちろん、遅延時間制御回路151は、操作手段
163〜168から操作情報を入力し、また、表示器1
69の表示を制御する回路を内蔵する。
【0051】以下各操作手段163〜168、および表
示器169につき説明する。
【0052】符号164は、遅延時間入力手段で、この
遅延時間入力手段164はたとえばロータリースイッチ
や、可変抵抗などから構成することができ、検者が1m
s〜1000ms程度(本装置で取り扱う遅延時間の単
位は、msに限定されるものでない)の範囲の遅延時間
値を入力できるものであればどのようなものでもよい。
あるいは遅延時間入力手段164はテンキーなどのキー
ボードから構成してもよい。
【0053】遅延時間入力手段164で設定した遅延時
間値の現在値は、LCDあるいはLEDパネルなどから
構成した表示器169で表示することができ、検者はこ
の表示により設定した遅延時間値の現在値を確認でき
る。
【0054】さらにアップキー167およびダウンキー
168を設けておけば、これらのキー167、168の
1操作により適当な単位(1〜10ms程度)で現在の
遅延時間の値を上下に調節することができる。また、ク
リアキー166を設けておけば、一旦設定した遅延時間
値を無効な値にリセットすることもできる。
【0055】以上のようにして、遅延時間設定部16を
用いて、検者は、心電図信号タイミングに加えるべき眼
底血管の拍動のタイムラグに相当する所望の遅延時間を
設定することができる。
【0056】以上に示した遅延時間設定部16の操作手
段は、検者がマニュアル操作により心電図信号タイミン
グに加えるべき眼底血管の拍動のタイムラグに相当する
所望の遅延時間を直接入力(数値入力、アップ/ダウン
設定)するためのものである。
【0057】本実施形態では、さらに実際の眼底血管の
拍動タイミングを検者が操作入力し、この操作入力され
た拍動タイミングと心電図信号Hを用いて遅延時間を決
定できるようにしてある(遅延時間は直接入力せず、演
算により求められる)。このため、本実施形態では、タ
イミングスイッチ163、設定キー165を設けてい
る。
【0058】タイミングスイッチ163および設定キー
165は次のようにして用いる。
【0059】たとえば、検者は眼底カメラ光学系11に
含まれる接眼部(不図示)か、あるいはモニタ40上の
CCD13のリアルタイム撮影画像により眼底の乳頭部
など眼底血管の拍動を視認できる部位を観察しながら、
眼底血管の拍動を認めたタイミングでタイミングスイッ
チ163を操作する。
【0060】そして、タイミングスイッチ163の操作
タイミング直前の心電図信号Hの所定波形部位(波形ピ
ークなど、1波形を代表する部位であれば任意である)
からの時間値を遅延時間として入力する。
【0061】なお、タイミングスイッチ163の操作
は、眼底血管の拍動を視認してから操作するのではな
く、眼底血管の拍動のテンポを読みながら、検者が次の
拍動を予測して押下するようなものであっても実用上は
差しつかえないものと考えられ、むしろ、検者の反応時
間のバラツキなどを考えると取扱説明書などにおいては
上記のような予測的な操作を推奨した方が望ましいかも
しれない。
【0062】また、タイミングスイッチ163による眼
底血管の拍動タイミング入力を1回だけではなく、複数
回行なうことにしてもよく、その場合、設定キー165
は複数回(たとえば最新の10回など)行なったタイミ
ングスイッチ163の操作で演算された遅延時間に対し
て所定の演算(たとえば算術平均など)を行なうことに
より最終的な遅延時間を決定するために用いることがで
きる。このように、タイミングスイッチ163を操作し
て得たタイミングから遅延時間を決定することによっ
て、より正確に遅延時間を得ることができる。
【0063】さらに、タイミングスイッチ163および
設定キー165を用いた遅延時間設定はモニタ40で図
6に示すような表示を行なうことによって、より判りや
すいユーザーインターフェースとすることができる。
【0064】図6は、ファイリング装置30のモニタ4
0で遅延時間設定、あるいは動脈硬化測定時に行なうべ
き表示の例を示している。
【0065】図6において符号400はモニタ40の表
示画面で、表示画面400中には、眼底画像表示部40
1、書誌事項表示部402、および心電図波形表示部4
04を設けてある。
【0066】眼底画像表示部401には、CCD13の
撮影画像をリアルタイムで表示する。書誌事項表示部4
02には、測定データに付すID番号、日付、被検者の
年齢、性別、測定(撮影)方式、撮影時のフィルタの種
別などの書誌事項を表示するとともに、動脈硬化測定の
ための遅延時間値403(表示器169で表示する値と
同様に遅延時間メモリ152に設定された現在値)を表
示する。
【0067】心電図波形表示部404には、現在の心電
図信号Hの波形をオシロスコープと同様の表示様式で表
示し、タイミングスイッチ163で入力設定された遅延
時間幅Dを心電図信号Hの波形上にグラフィック表示す
る。このような表示によって、より視覚的に心電図信号
タイミングに加えるべき眼底血管の拍動のタイムラグに
相当する遅延時間を検者に認識させることができる。
【0068】また、心電図波形表示部404の波形上に
遅延時間を表示する方式は、上述のマニュアル設定によ
り設定された遅延時間の表示にも利用できる。
【0069】あるいはマウス32により適当な時間範
囲、たとえば、波形代表部位T0から、所望のタイミン
グT1までをドラッグすることにより遅延時間幅Dを直
感的かつ容易に入力することもできる。
【0070】なお、ファイリング装置30のモニタ40
で図6のようなユーザーインターフェースを実施するた
めには、当然ながらファイリング装置30とタイミング
制御回路15(あるいはさらに遅延時間設定部16)と
の間に必要な情報を入出力できる経路(図1の破線の経
路)が必要である。このような経路は、ファイリング装
置30とタイミング制御回路15(あるいはさらに遅延
時間設定部16)との間に適当な入出力インターフェー
ス(パラレルポートやUSBなど任意の方式でよい)を
設けることにより構成できる。あるいは、タイミング制
御回路15(あるいはさらに遅延時間設定部16)の機
能を全てファイリング装置30を構成するPCのハード
ウェア(その一部あるいは全ては拡張カード上などに実
装されるものであってよい)およびソフトウェアにより
構成することもできる。
【0071】以上のようにして、動脈硬化測定のため、
心電図信号タイミングに加えるべき眼底血管の拍動のタ
イムラグに相当する遅延時間を設定することができる。
【0072】上記のうち、特に手動設定により遅延時間
を設定する構成では、任意の遅延時間値を設定すること
ができるため、たとえば検者の研究用途、あるいは診療
用途に適した任意の遅延時間値を設定できる。
【0073】また、眼底血管の拍動を観察しつつタイミ
ングスイッチ163を用いて遅延時間を設定する方式に
よれば、非常に容易な操作により直感的に遅延時間を設
定することができる。
【0074】また、シャッタ操作との関連においては、
図3に示したようにシャッタ操作信号Sが有効となって
から、最も速いタイミングで心電図信号タイミングに眼
底血管の拍動のタイムラグに相当する遅延時間を加えた
シャッタタイミング信号STを出力でき、検者のシャッ
タ操作との時間的なずれをより小さくすることができ、
眼底カメラのアライメントの状態を大きく崩すことなく
撮影および測定を行なえる、という効果がある。
【0075】なお、シャッタタイミング信号STは、眼
底カメラ10およびファイリング装置30で利用するだ
けではなく、他の外部装置で利用できるよう供給する手
段(外部端子など)を設けるようにしてもよい。
【0076】本実施形態では、さらに眼底画像データお
よび心電図信号を相互に関連づけてファイリングし、眼
底撮影時およびその後の評価に役立てることができるよ
うにする。
【0077】図7は眼底画像データおよび心電図信号の
ファイリング装置30のHDD41(あるいは他の記憶
媒体:MOやCD−Rなど媒体は任意である)上でのフ
ァイリング記録フォーマットを示している。図7のデー
タは、1撮影ごとに1組のデータテーブルとして生成さ
れ、HDD41などの記憶媒体に記憶する。
【0078】図7において符号71は、CCD13で撮
影した眼底画像データのポインタデータである。眼底画
像データが画像ファイル(JPEGやGIFなど)形式
で別途格納される場合にはそのファイル名などがこのポ
インタデータとして用いられる。
【0079】符号72は、当該撮影に関連した上述の書
誌事項、すなわちID番号、日付、被検者の年齢、性
別、測定(撮影)方式、撮影時のフィルタの種別などの
書誌事項データへのポインタである。これらのデータは
そのまま図7のデータテーブル中に格納してもよい。あ
るいは別ファイルとしてこれらのデータが格納される場
合にはそのファイル名などがこのポインタデータとして
用いられる。
【0080】符号73は心電図波形データポインタであ
る。心電図波形データは図1の経路14を経由して得た
心電図信号のデジタル化データであり、その記録フォー
マットは任意であるが、たとえば音声データのデジタル
記憶で用いられるようなPCM、ΔPCMなどの記録フ
ォーマットを用いることが考えられる。
【0081】この心電図波形データには後述の関連づけ
のため、少なくともサンプリング開始時刻(あるいは必
要であればそのサンプリングレートおよび量子化ビット
幅なども)を含めて記録するものとする。PCM、ΔP
CMなどの記録フォーマットでは、あらかじめ定めたサ
ンプリングレートおよび量子化ビット幅を用いるため、
後述のタイミングデータとの関連付け表示はサンプリン
グ開始時刻とサンプリングレートに基づき容易に行なう
ことができる。なお、心電図波形データのサンプリング
開始時刻はタイマ42の出力する絶対時刻データフォー
マットで記録する。
【0082】心電図波形データについても、このデータ
が別ファイルとして格納される場合にはそのファイル名
などがこのポインタデータとして用いられる。
【0083】符号74〜77…は、当該撮影に関連した
各種タイミングデータである。符号74は上記のように
して決定された遅延時間幅D、符号75のタイミングデ
ータT00は、シャッタボタン14の操作タイミング
(シャッタ操作信号Sのトリガエッジ)、タイミングデ
ータ76、77はそれぞれ上記のタイミングT0、T1
の時刻データである。符号78のタイミングT2の時刻
データは、心電図波形データの記録終了タイミングであ
る。
【0084】これら時間データのうち、遅延時間幅Dは
たとえばms単位あるいはμs単位で記録し、タイミン
グT0〜T2の時刻データは、タイミング制御回路15
中の信号タイミングに基き、タイマ42の計時する絶対
時刻データフォーマットで記録する。
【0085】心電図波形データの取り込みはシャッタ操
作タイミングT00から開始し、記録終了タイミングT
2において終了する。
【0086】記録終了タイミングT2は、たとえば、シ
ャッタ操作タイミングT00にあらかじめ定めた時間幅
を加えて求めることができる。この時間幅は、1〜数拍
動ぶんの波形が納まるたとえば1.5s〜10s程度の
所定時間とする。シャッタ操作タイミングT00〜タイ
ミングT2までの長さは、あらかじめ固定した時間幅で
あってもよいが、図5に示したものと同じあるいは同様
のユーザーインターフェースにより検者が所望の値を設
定できるようにしてもよい。
【0087】図8は眼底画像データおよび心電図信号の
表示例を示している。図8の表示は、シャッタ操作タイ
ミングT00の後、少なくとも上記の記録終了タイミン
グが経過すれば行なうことができる。
【0088】図8の上半部は図6と同様で、眼底画像表
示部401にはシャッタ操作により実際に取り込まれた
眼底画像データ(図7の画像データポインタにより示さ
れるもの)を表示する。書誌事項表示部402には、書
誌事項(図7の撮影データポインタにより示されるも
の)を表示する。
【0089】図8下半部の心電図波形表示部404は、
眼底画像表示部401の撮影時の心電図波形をグラフィ
ック表示する。もちろん、この波形は図7の心電図波形
データポインタにより示される、実際の撮影時の心電図
波形である。この波形のグラフィック表示上には、上記
のタイミングT00、T0〜T2を表わすシンボル(白
3角、黒3角、黒丸、2重3角など)で各タイミングを
表示する。
【0090】心電図波形表示部404の右側には、符号
405で示すようにテーブル形式で上記各シンボルの凡
例とともにタイミングT00、T0〜T2の値を数値表
示する。
【0091】以上のようにして、眼底画像データととも
に、心電図波形データおよび眼底撮影に関連するタイミ
ングデータをファイリングすることにより、眼底撮影時
およびその後の撮影条件や測定結果の評価を容易に行な
えるようになる。
【0092】特に、図8のように眼底画像データと、心
電図波形データおよび眼底撮影に関連するタイミングデ
ータを数値表示、あるいは心電図波形のグラフィック表
示上に関連付け表示することにより、検者は容易にこれ
ら表示されたデータの関連を定量的かつ定性的に容易に
把握することができ、手動で数値入力した、あるいはタ
イミングスイッチ163により設定した遅延時間幅Dが
適切かどうかなどを容易に評価することができる。
【0093】以上では、心電図波形取り込みの契機とな
るシャッタ操作タイミングT00〜心電図波形の記録終
了タイミングT2までの長さをあらかじめ定めた時間幅
としたが、シャッタ操作タイミングT00の後、心電図
信号の波形解析処理に基づき自動的に決定するようにし
てもよい。
【0094】たとえば、図8中に拡大して示したよう
に、心電図信号はP波、QRS波、T波などの波形を含
み、通常、T波が1拍動の最後の部分に現れる。したが
って、ファイリング装置に取り込んだ心電図信号の1〜
数拍動ぶんの心電図波形の終端、たとえばT波の終端の
タイミング波形解析処理により求め、そのタイミングを
記録終了タイミングT2として用いる。このような波形
解析処理はファイリング装置30のCPUのソフトウェ
アにより行なうことができる。
【0095】ファイリング記録すべき心電図波形データ
の長さ(ファイリング記録時間)は、眼底撮影タイミン
グ(T1)の決定に用いた波形を含む1〜ないし数拍動
ぶんであればよい。つまり、入力した心電図波形データ
のファイリング記録開始後、少なくとも前記眼底画像の
撮影タイミングの決定に係わる心電図波形を含む1ない
し数拍動ぶんの心電図波形をファイリング記録した後、
ファイリング記録を終了する。このように1ないし数拍
動ぶん程度の長さの心電図波形をファイリング記録し、
図8のように表示できれば、検者が検査結果や設定を確
認するのに有用であるものと考えられる。
【0096】また、以上では、心電図波形データの取り
込みはシャッタ操作タイミングT00から開始し、記録
終了タイミングT2において終了するものとしたが、心
電図波形データは、常時、1ないし数拍動ぶんの時間幅
に相当する500ms〜10s程度をバッファリングし
ておき、シャッタ操作タイミングT00の少し前(バッ
ファリング時間幅に相当)からファイリングするように
してもよい。これにより、図8の心電図波形表示がぎり
ぎりのタイミングから始まることがなくなり、見やすい
表示を行なえる。
【0097】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、心電図測定装置から入力される心電図信号波
形のタイミングを用いて撮影手段による眼底画像の撮影
タイミングを決定する眼科撮影装置において、眼底画像
データと、その眼底画像の撮影タイミングの決定に係わ
る心電図信号波形データを関連づけてファイリング記録
するファイリング手段を有する構成を採用しているの
で、眼底撮影時およびその後の撮影条件や測定結果の評
価を容易に行なえ、動脈硬化測定などの目的に沿った適
切な撮影条件の設定に基づき、心電図信号に同期して眼
底画像を正確に撮影できる、という優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用した眼科測定装置の構成を示した
ブロック図である。
【図2】本発明を採用した眼科測定装置の動脈硬化測定
の原理を示した説明図である。
【図3】図1のタイミング制御回路の構成の一例を示し
た説明図である。
【図4】図1のタイミング制御回路の構成の異なる一例
を示した説明図である。
【図5】図1のタイミング制御回路および遅延時間設定
部の構成例を示したブロック図である。
【図6】図1のモニタを用いたユーザーインターフェー
ス例を示した説明図である。
【図7】眼底画像データおよび心電図信号のファイリン
グ記録フォーマットを示した説明図である。
【図8】眼底画像データおよび心電図信号の表示例を示
した説明図である。
【符号の説明】
1 動脈 2 静脈 10 眼底カメラ 11 眼底カメラ光学系 12 シャッタ 13 CCD 14 シャッタボタン 15 タイミング制御回路 16 遅延時間設定部 20 心電図測定装置 30 ファイリング装置 31 キーボード 32 マウス 33 ネットワークインターフェース 40 モニタ 41 HDD 42 タイマ 101 ゲート 102 ゲート 103 ANDゲート 104 遅延時間生成回路 105 波形整形回路 151 遅延時間制御回路 152 遅延時間メモリ 163 タイミングスイッチ 164 遅延時間入力手段 165 設定キー 166 クリアキー 167 アップキー 168 ダウンキー 169 表示器 400 表示画面 401 眼底画像表示部 402 書誌事項表示部 403 遅延時間値 404 心電図波形表示部 D 遅延時間幅 H 心電図信号 S シャッタ操作信号 ST シャッタタイミング信号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心電図測定装置から入力される心電図信
    号波形のタイミングを用いて撮影手段による眼底画像の
    撮影タイミングを決定する眼科撮影装置において、 眼底画像データと、その眼底画像の撮影タイミングの決
    定に係わる心電図信号波形データを関連づけてファイリ
    ング記録するファイリング手段を有することを特徴とす
    る眼科撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記眼底画像データと、その眼底画像の
    撮影タイミングの決定に係わる前記心電図信号波形デー
    タを同時に表示する表示手段を有することを特徴とする
    請求項1に記載の眼科撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記心電図信号波形データとともに、前
    記眼底画像の撮影タイミングの決定に係わるタイミング
    データを前記心電図信号波形データとともに数値表示す
    ることを特徴とする請求項2に記載の眼科撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記心電図信号波形データとともに、前
    記眼底画像の撮影タイミングの決定に係わるタイミング
    を前記心電図信号波形データのグラフィック表示上に表
    示することを特徴とする請求項2に記載の眼科撮影装
    置。
  5. 【請求項5】 前記心電図測定装置から入力した心電図
    波形データのファイリング記録を開始するタイミングが
    前記撮影手段のシャッタ操作タイミングに基づき決定さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記心電図測定装置から入力した心電図
    波形データのファイリング記録開始後、所定時間後に前
    記心電図波形データのファイリング記録を終了すること
    を特徴とする請求項1に記載の眼科撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記心電図測定装置から入力した心電図
    波形データのファイリング記録開始後、少なくとも前記
    眼底画像の撮影タイミングの決定に係わる心電図波形を
    含む1ないし数拍動ぶんの心電図波形をファイリング記
    録した後、ファイリング記録を終了することを特徴とす
    る請求項1に記載の眼科撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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