JP2003187723A - 真空表示素子 - Google Patents

真空表示素子

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JP2003187723A JP2001383224A JP2001383224A JP2003187723A JP 2003187723 A JP2003187723 A JP 2003187723A JP 2001383224 A JP2001383224 A JP 2001383224A JP 2001383224 A JP2001383224 A JP 2001383224A JP 2003187723 A JP2003187723 A JP 2003187723A
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武 利根川
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俊英 平山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】薄型軽量化で放電及びクロストークの問題がな
い真空表示装置を提供する。 【解決手段】真空表示素子1 は、アノード基板2 と制御
基板6 と背面基板3 と側面板4 等から構成される。アノ
ード基板2 には発光ドット7 がマトリクス状に配置さ
れ、制御基板6 にはこれに対応した貫通孔8 とストライ
プ状の制御電極9 が設けられアノード電極側の面には帯
電防止電極が設けられる。貫通孔8 には制御電極に導通
するメッシュグリッド16が設けられる。背面基板3 の内
面には制御電極9 と直交するストライプ状の背面電極10
が設けられ、背面基板3 側のフィラメント状陰極11は制
御電極に平行である。背面電極10を走査して制御電極9
に表示信号を与える。電子は、選択された貫通孔8 を通
過して真下の発光ドット7 に射突して発光させる。メッ
シュグリッド16によりアノード電位が制御電極9 の選択
性に悪影響を与えず、3枚の基板2,3,6 で簡素な構造を
実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光表示管、FE
D等の真空表示素子に係り、特に大画面のグラフィック
ディスプレイの一構成単位としても利用できる真空表示
素子に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭51−123058号公報には図
6に示す基本構造を備えた平面型表示素子が開示されて
いる。この表示素子は、ガラス板を略箱型に組み立てて
内部を高真空状態とした気密容器を本体とする。そし
て、当該気密容器の内面に形成された電子源から放出し
た電子を、他方の内面に形成した発光面に射突させて発
光させ、当該発光をガラス板を通して容器外から観察す
るものである。
【0003】具体的な構造としては、まず平板状ガラス
板 (背面基板100)の内面に導電性物質と熱電子放出
物質から構成される線状の熱電子放出体101が所定間
隔で形成されている。また、他方の透明ガラス板(アノ
ード基板102)の内面には、透明導電膜であるアノー
ド導体が形成され、その上に蛍光体層が形成されて平面
状の発光部103が構成されている。これら背面基板と
アノード基板の間には、絶縁性の2枚の基板 (制御基板
104及び隔壁板105)が間隔をおいて配置されてい
る。これらの基板104,105には、電子線によるク
ロストーク防止のため、熱電子放出体に対応した多数の
穴106がマトリクス状の配置で形成されている。ま
た、背面基板に近い一方の基板(制御基板104)に
は、背面基板100と反対側に画素選択用のストライプ
状の信号電極107が前記線状の熱電子放出体101と
交差する方向に沿って所定間隔で形成されている。これ
らの背面基板100、アノード基板102、制御基板1
04、隔壁板105は、各外周の間が気密に封着されて
箱型の真空容器を構成している。
【0004】上記の構成によれば、交差する熱電子放出
体101から放出された電子を信号電極107の駆動に
よって制御することができる。当該電子は制御基板10
4と隔壁板105の対応する穴106を通過して発光部
103の対応する位置に射突し、これをドット状に発光
させるので、本表示素子によれば発光部に所望の画像を
発光表示させることができる。
【0005】ここで、発光部103 (アノード)側に配
置された隔壁板105は、熱電子放出体側に配置された
制御基板104の信号電極107へアノード電位が影響
するのを防止し、また電子線を収束する作用を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術で
は、アノード基板102と背面基板100の間に制御基
板104、隔壁板105を有しており、4枚の基板から
構成されている。従って熱電子放出体から放出された電
子を発光部103の対応する位置に射突、発光させるに
は背面基板100、制御基板104、隔壁板105とア
ノード基板102を正確に位置合わせする必要があり、
非常に複雑な構造となっている。
【0007】しかし、前述した従来技術において、隔壁
板105を単純に無くすだけではアノード電位が信号電
極107の等電位面に影響を与え、電子軌道を曲げてし
まう。その結果、選択性の悪化、クロストーク等の問題
が生じる。
【0008】一方、大型グラフィック表示装置は、屋外
又は商店街の通路等の半屋外に設置されることが多く、
2000cd/m2 以上の高輝度を要求される。かかる
高輝度を実現するためにはアノード電圧を5〜10kV
程度の高電圧とすることが必要となる。このため前述し
た従来技術においてはアノード電極(発光部103)と
隔壁板105との間で放電が発生し易くなる。このよう
な放電を防止するためには、従来技術ではアノード電極
と隔壁板105の間隔を広げれば良い。また前記隔壁板
105を設けない場合には、制御基板104とアノード
基板102の間隔を広くすることになるが、かかる対策
には以下の問題点がある。
【0009】制御基板104とアノード基板102の間
隔を広くすると電子軌道が広がり、隣接ドット間のクロ
ストークが発生することになる。また制御基板104と
アノード基板102の間隔は表示装置の厚さに影響し、
薄型軽量化の市場要求があることからあまり広くするこ
とはできない。
【0010】しかし現状の設計寸法で単に前記隔壁板1
05を設けないだけでは放電が発生し表示素子が壊れて
しまう。
【0011】そこで本発明は、アノード基板と、隔壁板
の機能をもたせた制御基板と、背面基板の3枚の基板で
真空容器を構成し、アノードと制御基板間の放電を確実
に防止しながら、クロストークの問題も発生しない構造
上の特徴を備えた真空表示装置を提供することを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、従来の前記隔壁
板を設けることなく前述の目的を達成するには、制御基
板には例えば以下の機能が要求されるところとなる。即
ち、 (1)通過する電子ビームのサイズを規制すること。 (2)信号電極とアノード間の絶縁性を確保すること。 本発明の真空表示装置は、上記の機能を備えた1枚の制
御基板を備えており、次の構成を有する。
【0013】請求項1に記載された真空表示素子(1)
は、アノード電極及び該アノード電極に設けられた蛍光
体からなる発光部(発光ドット7)が設けられたアノー
ド基板(2)と、前記アノード基板と所定間隔をおいて
配置される背面基板(3)と、前記アノード基板と前記
背面基板の間において前記アノード基板と前記背面基板
から離れて配置され、前記発光部におけるドット状の発
光に対応する貫通孔(8)が形成され、且つアノード基
板側の面に帯電防止電極(15)を設けた一の制御基板
(6)と、前記背面基板と前記制御基板の間に配置され
た電子源 (フィラメント状陰極11)と、前記制御基板
の前記電子源側の面において前記貫通孔の近傍に形成さ
れ、前記電子源から放出された電子が前記貫通孔を通っ
て前記発光部に射突することにより前記発光部がドット
状に発光するように前記電子を制御する制御電極(9)
とを有し、前記アノード基板と前記背面基板と前記制御
基板の各外周の間が気密に封着されている。帯電防止電
極(15)とは、酸化ルテニウム、酸化アンチモン、I
TO、酸化スズ、黒鉛等の導電材を含むガラスであり、
ガラス材は酸化鉛及びチタン酸鉛を有するものである。
【0014】請求項2に記載された真空表示素子は、請
求項1記載の真空表示素子(1)において、前記制御基
板(6)の前記電子源 (フィラメント状陰極11)側の
面において前記貫通孔(8)を覆うメッシュグリッド
(16)を前記制御電極に導通して設けたことを特徴と
している。
【0015】請求項3に記載された真空表示素子は、請
求項1記載の真空表示素子(1)において、前記制御電
極(6)の前記貫通孔(8)を、前記アノード基板
(2)に向けて拡径する形状としたことを特徴としてい
る。
【0016】請求項4に記載された真空表示素子は、請
求項1記載の真空表示素子(1)において、前記制御基
板(6)の前記アノード基板(2)側の面における前記
貫通孔(8)のエッジ部(12)に低軟化点ガラス (放
電防止膜13)を被着したことを特徴としている。
【0017】請求項5に記載された真空表示素子は、請
求項1記載の真空表示素子(1)において、前記制御基
板(6)の前記アノード基板(2)側の面における前記
貫通孔(8)のエッジ部(12)に導電性低軟化点ガラ
ス (放電防止膜14)を被着したことを特徴としてい
る。
【0018】請求項6に記載された真空表示素子は、請
求項1記載の真空表示素子(1)において、前記制御基
板(6)の前記貫通孔(8)がサンドブラスト法によっ
て形成されたものである。
【0019】請求項7に記載された真空表示素子は、請
求項1記載の真空表示素子(1)において、交差する二
つの方向について複数の前記貫通孔(8)がマトリクス
状に配列して形成されており、複数本の前記制御電極
(9)が前記貫通孔の配列の一の方向と平行に形成さ
れ、前記背面基板(3)の内面に前記貫通孔の配列の他
の方向と平行に複数本の背面電極(10)が形成され、
前記制御電極と前記背面電極のいずれか一方を順次走査
するとともに、他方に表示信号を与えることにより、前
記電子源 (フィラメント状陰極11)から放出される電
子が通過しうる前記貫通孔を選択して前記発光部 (発光
ドット7)を選択的にドット状に発光させることを特徴
としている。
【0020】請求項8に記載された真空表示素子は、請
求項1記載の真空表示素子(1)において、交差する二
つの方向について複数の前記貫通孔(8)がマトリクス
状に配列して形成されており、複数本の前記制御電極
(9)が前記貫通孔の配列の一の方向と平行に形成さ
れ、前記電子源が前記制御基板(6)と前記背面基板
(3)の間の空間に前記貫通孔の配列の他の方向と平行
に張設された複数本のフィラメント状電極 (フィラメン
ト状陰極11)であり、前記制御電極と前記フィラメン
ト状電極のいずれか一方を順次走査するとともに、他方
に表示信号を与えることにより、前記フィラメント状電
極から放出された電子が通過しうる前記貫通孔を選択し
て前記発光部 (発光ドット7)を選択的にドット状に発
光させることを特徴としている。
【0021】請求項9に記載された真空表示素子は、請
求項1記載の真空表示素子(1)において、交差する二
つの方向について複数の前記貫通孔(8)がマトリクス
状に配列して形成されており、前記背面基板(3)の内
面に前記貫通孔の配列の一の方向と平行に複数本の背面
電極(10)が形成され、前記電子源が前記制御基板
(6)と前記背面基板の間の空間に前記貫通孔の配列の
他の方向と平行に張設された複数本のフィラメント状電
極 (フィラメント状陰極11)であり、前記背面電極と
前記フィラメント状電極のいずれか一方を順次走査する
とともに、他方に表示信号を与えることにより、前記フ
ィラメント状電極から放出された電子が通過しうる前記
貫通孔を選択して前記発光部 (発光ドット7)を選択的
にドット状に発光させることを特徴としている。
【0022】請求項10に記載された真空表示素子は、
アノード電極及び該アノード電極に設けられた蛍光体か
らなる発光部(発光ドット7)が設けられたアノード基
板(2)と、前記アノード基板と所定間隔をおいて配置
される背面基板(3)と、前記アノード基板と前記背面
基板の間において前記アノード基板と前記背面基板から
離れて配置され、前記発光部におけるドット状の発光に
対応する貫通孔(8)が形成され、且つアノード基板側
の面に帯電防止電極を設けた一の制御基板(6)と、前
記背面基板の内面に形成された冷陰極である電子源と、
前記制御基板の前記電子源側の面において前記貫通孔の
近傍に形成され、前記電子源から放出された電子が前記
貫通孔を通って前記発光部に射突することにより前記発
光部がドット状に発光するように前記電子を制御する制
御電極(9)とを有し、前記アノード基板と前記背面基
板と前記制御基板の各外周の間が気密に封着されてい
る。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一例を図1
〜図5を参照して説明する。図1は本例の真空表示素子
1を示す斜視図であって、説明の便宜上その一部を切り
欠き、また一部の部材に隠れた部分をも透視して示した
図であり、図2は本例の真空表示素子1を示す断面図で
ある。まず図1及び図2を参照して本例の真空表示素子
1の概要を説明する。
【0024】この真空表示素子1は、ガラス板を薄い箱
型(パネル状)に組み立てて内部を高真空状態とした気
密容器を本体とする。気密容器は、アノード基板2と背
面基板3と側面板4(又は両基板間に設けられる支柱5
等のスペーサ部材)によってパネル状に構成され、気密
容器内においてアノード基板2と背面基板3の間に制御
基板6が設けられている。アノード基板2には正方形の
複数の発光ドット7(画素)がマトリクス状に配置され
ている。制御基板6には発光ドットに対応した貫通孔8
が形成され、貫通孔8を囲んでストライプ状の制御電極
9が設けられている。背面基板3の内面には制御電極9
と直交する向きでストライプ状の背面電極10が設けら
れている。当該気密容器内の背面基板3の側には電子源
としてのフィラメント状陰極11が設けられている。
【0025】フィラメント状陰極11から放出された電
子は、制御基板6の貫通孔8を通過して制御され、アノ
ード基板2の発光ドット7に射突してこれを発光させ
る。互いに直交する背面電極10と制御電極9の駆動走
査により所望の発光ドット7を発光させることができ
る。当該発光はアノード基板2を通して気密容器外から
観察する。このような真空表示装置をマトリクス状に多
数個並べれば、屋外等に設置して任意の画像表示を行な
うに適した大画面表示装置を構成することができる。
【0026】次に、図1〜図4を参照して本真空表示素
子1の構造について詳細に説明する。 気密容器の前面
側を構成するアノード基板2は、1.1mm厚のソーダ
ライムガラス基板を使用している。発光ドット7の画素
ピッチは2.5mm、画素サイズは1.5mm角程度の
正方形のパターンである。アノードには、用途に応じて
導電性ブラックマトリクス膜やアルミメタルバックを設
ける。また、大気圧に耐えるために、外径0.3〜0.
75mm程度の円柱形の支柱5(支持部材)を発光ドッ
ト7の間においてアノード基板2と制御基板6の間に設
ける。
【0027】図1及び図2に示すように、アノード基板
2と背面基板3の略中間位置には、制御基板6が前記両
基板2,3と平行に配設されている。この制御基板6は
表面が絶緑性であり、製造工程で500℃程度の高温に
晒されるため、気密容器を構成するその他の材料と等し
い熱膨張係数を有することが望ましく、本例では制御基
板6は0.7mm厚のソーダライムガラス基板を使用し
ている。そして制御基板6のアノード基板2に対面する
側にはガラス基板表面へのチャージアップによる放電を
防止するために導電性膜からなる帯電防止電極15を設
ける。
【0028】制御基板6には、複数の前記発光ドット7
に一対一で対応するように貫通孔8(背面電極10側で
直径1.5mm)が設けられている。孔明けの加工は一
画素に一孔が対応することから例えばビデオグラフィッ
クアレイ(VGA)相当の画素数でも640×480=
307200個程の多数の孔明けが必要となる。
【0029】かかる多数の孔明けを効率よくかつ位置精
度よく行なうため、本例ではサンドブラストを採用し
た。前記貫通孔8は制御基板6の片面側からサンドブラ
スト加工をすることで比較的容易にテーパー角が70度
程度のテーパー部が付いた断面を有する貫通孔8が得ら
れた。これにより貫通孔8の開口部のエッジ部12を鈍
角とし電界集中による放電の発生を緩和した。
【0030】但し、真空表示素子1の駆動条件によって
は、このエッジ部12を鈍角にするだけでは放電が引き
起こされる場合もある。この場合は、図3に示すように
貫通孔8のエッジ部12に低軟化点ガラスをコートして
放電防止膜13を形成し、表面をより平滑にして電界集
中を一層緩和することができる。低軟化点ガラスとは、
酸化鉛を主成分(50%以上含む)とするガラス、例え
ば株式会社日本電気ガラスのGA9、GA21等が相当
する。
【0031】更に絶縁材料が露出しているとその部分に
電荷がチャージし放電の原因となることがある。この場
合は、図4に示すように貫通孔8のエッジ部12と貫通
孔8の内周面を導電性低軟化点ガラス又は導電性薄膜で
覆うことにより放電防止膜14を形成し、表面をより平
滑にすると同時にチャージの蓄積を防止して放電防止効
果を得ることができる。導電性低軟化点ガラス材料は、
例えばITO、酸化スズ、酸化ルテニウム、酸化アンチ
モン、黒鉛等を含む前記低軟化点ガラスが使用できる。
導電性薄膜は、例えばα−Si、ITO、酸化スズ等が
使用できる。
【0032】放電防止膜13,14は、印刷・ロールブ
ラシによるコート・スプレーコート等で形成可能であ
る。また導電性薄膜の場合はスパッタ、CVD法等で形
成可能である。制御基板6のアノード基板2に対面する
側には全面に導電性膜からなる帯電防止電極15を設け
るが、前記放電防止膜13,14の材料は帯電防止電極
15と別材料でもよいし、同じでもよい。同じ材料とす
る場合には、制御基板6の表面に帯電防止電極15を形
成すると同時に貫通孔8のエッジ部12及び内面もコー
トし、1工程で済ませることも出来る。
【0033】図5に前記放電防止膜13,14の効果を
示す。この図は、制御基板6の貫通孔8のエッジ部12
に低軟化点ガラスをコートした場合(図2の場合)と、
導電性低軟化点ガラスをコートした場合(図3の場合)
と、コート無しの場合の各耐電圧測定結果を比較して示
したものである。コート無しの場合に比べ、低軟化点ガ
ラスをコートした場合は約3倍、導電性低軟化点ガラス
をコートした場合は約4倍の耐電圧がある。
【0034】図1及び図2に示すように、制御基板6の
背面電極10に対面する側には複数本の帯状の制御電極
9が各々1列の貫通孔8の周囲を囲む位置にストライプ
状に形成されている。制御電極9は蒸着、印刷等で形成
することが出来る。コスト面からは印刷で形成するのが
望ましい。
【0035】図1及び図2に示すように、制御基板6の
背面基板3側に対面する側の面において、前記貫通孔8
の開口部に金属製のメッシュグリッド16が設けられて
いる。このメッシュグリッド16によりアノード電位が
選択電極の等電位面に影響を与えることを防止できる。
【0036】本例のメッシュグリッド16は一辺0.2
mm、線幅0.05mmの6角形状メッシュで形成す
る。材料は426アロイ、YEF426等、ソーダライ
ムガラス基板と熱膨張係数が一致する材料を使用する。
制御基板6の貫通孔8に対応する部分のみメッシュを張
り、他はヌキとしてメッシュグリッド16に流れる無効
電流を低減してもよい。メッシュグリッド16は金属の
エッチング、金属の紗、貫通孔8の周縁へのワイヤーボ
ンディング等の方法で形成が可能である。
【0037】このメッシュグリッド16は貫通孔8に固
定されており、前記制御電極9と電気的に接続されてい
る。例えば、メッシュグリッド16はフリットガラスペ
ーストを印刷、焼成したガラスで固定することができ
る。そして電極とメッシュグリッド16の接続は導電性
ペーストで確保する。
【0038】本例の制御電極9は画素選択のため電気的
に独立したストライプ状としたが、後述する背面電極1
0とフィラメントによるマトリクス駆動の場合は全面を
電気的に1枚に接続したメッシュとしてもよい。
【0039】図1及び図2に示すように、気密容器の背
面側を構成する背面基板3は1.1mm厚のソーダライ
ムガラス基板からなる。背面基板3の内面には、制御基
板6上のストライプ状の制御電極9と直交する方向に複
数本の帯状の背面電極10がストライプ状に形成されて
いる。背面電極10はアルミニウム又はITOの薄膜を
フォトリソ工程により形成する。
【0040】背面基板3の所定の位置に排気用の排気孔
を設ける。また、大気圧に耐えるための外径0.3〜
0.75mm程度の支柱5をアノード基板2の支柱5位
置と対応する位置に設ける。
【0041】制御基板6と背面基板3の間の空間に設け
られたフィラメント状陰極11は、一般的な蛍光表示素
子と同様の構造・手順で張設する。即ち、フィラメント
を張設するための枠状部材であるリードフレームの両端
にフィラメントアンカーを溶接し、フィラメントに所定
の張力が作用するように、これらフィラメントアンカー
にフィラメントの両端を溶接固定する。リードフレーム
にはゲッターも溶接しておく。
【0042】アノード基板2と制御基板6の間にフリッ
トガラスを塗布・焼成したスペーサ部材としての図示し
ないガラス枠を設け、制御基板6と背面基板3の間にフ
リットガラスを塗布・焼成したガラス枠を設け、さらに
フィラメント状陰極11を張った前記リードフレームを
挟んで組合わせる。即ち、アンカー間に張設されたフィ
ラメントが気密容器内の所定位置に配置されるように、
前記リードフレームを背面基板3とガラス枠の間に挟み
こんで気密容器の組み立て、封着を行なう。また図1に
示すように、パネル状の本素子の二対の対向辺部の一方
においては、スペーサ部材としての前記ガラス枠を設け
ずに、側面板4をガラス封着材を介して各基板2,3,
6の端面に組み合わせている。そして、以上のように組
み合わせた各部材を仮固定し、一般の真空表示素子1と
同様に封着排気を行いパネルを完成させる。
【0043】本例では、アノード基板2と制御基板6の
間隔は3.5mm、制御基板6と背面基板3の間隔は
2.2mm程度である。また制御基板6とフィラメント
状陰極11の間隔は1.1mmとした。
【0044】本例の真空発光素子ではアノード電圧を5
kVとし、制御基板の帯電防止電極15には0〜100
0Vの間の所定の電圧を印加した。本例の真空発光素子
の駆動は、背面電極10と制御電極9で行なう。即ち、
フィラメント状陰極11には常時所定の電圧を印加して
電子放出可能な状態としておき、背面電極10及び制御
電極9の一方を走査するとともに、他方に所定のタイミ
ングで表示信号を与える。互いに交差する背面電極10
と制御電極9の交点が任意に選択され、フィラメント状
陰極11から放出された電子は当該交点に対応する貫通
孔8を通過してその真下の発光ドット7に射突してこれ
を発光させる。従って、走査信号に同期して与えられる
表示信号によって表示面に所望の画像が形成できるの
で、このような真空表示装置をマトリクス状に多数個並
べた大画面表示装置を同様に統括して駆動すれば大画面
に任意の画像を表示することができる。
【0045】以上説明した本例の真空表示素子1では、
画素の選択を背面電極10と制御電極9で行なったが、
一般に本発明の真空表示素子1によれば、本例の手法
(下記の1)を含めて画素選択は以下の3種の方法で行
うよう構成することが出来る。
【0046】1.制御基板6のストライプ状の制御電極9
とこれに直交する方向に形成されたストライプ状の背面
電極10で画素選択を行なう。
【0047】2.制御基板6のストライプ状の制御電極9
とこれに直交する方向に張設したフィラメント状陰極1
1で画素選択を行なう。なお、本例では制御電極9とフ
ィラメント状陰極11は互いに平行となっているので、
本手法を前記例で採用するには、制御電極9及びフィラ
メント状陰極11のいずれか一方の向きを他方に対して
直行する向きに変更する。この場合、フィラメントは発
光ドット7の1列に対し1本が対応する。
【0048】3.ストライプ状の背面電極10とこれに直
交する方向に形成されたフィラメントで画素選択を行な
う。この場合、フィラメントは発光ドット7の1列に対
し1本が対応する。なお、本例はこの手法に構造上対応
可能であるので、駆動部の構成を変更してかかる駆動を
行なえるようにすればよい。また、本手法の場合には、
制御電極9は分割してストライプ状にする必要はなく、
前述したように各貫通孔8を覆う一枚もののメッシュで
構成することもできる。
【0049】以上説明した本例の真空発光素子では、電
子源としてフィラメント状陰極11を用いたが、これの
代わりにCNT、DLC、スピント型等の冷陰極を使用
することも可能である。その場合には、冷陰極は背面電
極10の内面に形成することができ、上述した駆動手法
の選択において電子源 (陰極)側を分割する必要がある
場合は、冷陰極を背面電極10の内面にストライプ状に
形成して分割して駆動できるように構成すればよい。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、制御基板6に各発光ド
ット7に一対一で対応するよう貫通孔8を設け、制御基
板6の背面基板3側に対面する側で貫通孔8の位置にメ
ッシュグリッド16を設けたので、アノード電位が選択
電極(制御電極9又は陰極である電子源としてのフィラ
メント状陰極11)の選択性に悪影響を与えることな
く、背面基板3、制御基板6、アノード基板2の3枚の
基板という簡素な構造で大型のグラフィック表示素子を
形成できる。
【0051】また、制御基板6に各発光ドット7に一対
一で対応するよう貫通孔8を設け、制御基板6の背面基
板3に対面する側で貫通孔8の位置にメッシュグリッド
16を固定し、さらに制御基板6の発光ドット7に対面
する側に全面に帯電防止電極15を設けたので、アノー
ド電位が選択電極(制御電極9又は陰極である電子源と
してのフィラメント状陰極11)の選択性に悪影響を与
えることなく、さらに耐電圧を向上させながら、背面基
板3、制御基板6、アノード基板2の3枚の基板という
簡素な構造で大型のグラフィック表示素子を形成でき
る。
【0052】制御基板6の貫通孔8をアノード基板2に
対面する側に開いた形状にすれば、制御基板6のアノー
ド側の表面と孔の内周面のなす角度を鈍角とし、エッジ
部12の電界集中を緩和することで放電に対する耐電圧
を向上させることが出来る。
【0053】制御基板6の貫通孔8をアノード基板2に
対面する側に開いた形状にして、貫通孔8のエッジ部1
2から貫通孔8の内周面に低軟化点ガラスをコートして
放電防止膜13を形成し、電界集中を緩和することで放
電に対する耐電圧を更に向上させることが出来る。
【0054】制御基板6の貫通孔8をアノード基板2に
対面する側に開いた形状にして、貫通孔8のエッジから
貫通孔8の内周面に導電性低軟化点ガラスをコートして
放電防止膜14を形成し、電界集中の緩和とチャージ防
止をすることで放電に対する耐電圧をより一層向上させ
ることが出来る。
【0055】制御基板6の孔明けをサンドブラスト法に
より行うことで貫通孔8に70度程度のテーパーを設け
ることが出来るので、制御基板6の表面と貫通孔8の内
周面のなす角度を鈍角とし、エッジ部12の電界集中を
緩和できる。また、サンドブラスト法によりガラス基板
からなる制御基板6に多数の貫通孔8を位置精度よく効
率的に孔あけ加工することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である真空表示素子1の
一部を切り欠き、一部の部材を透視して示した斜視図で
ある。
【図2】本発明の実施の一形態である真空表示素子1の
部分断面図である。
【図3】本発明の実施の一形態である真空表示素子1の
制御基板6の貫通孔8近傍の部分断面図である。
【図4】本発明の実施の一形態である真空表示素子1の
制御基板6の貫通孔8近傍の部分断面図である。
【図5】本発明の実施の一形態である真空表示素子1に
おいて、制御基板6の貫通孔8のエッジに低軟化点ガラ
スをコートした場合と、導電性低軟化点ガラスをコート
した場合と、コート無しの場合の各耐電圧測定結果を比
較して示した図である。
【図6】特開昭51−123058号公報で開示された
平面型表示素子の基本構造を示す図である。
【符号の説明】
1…真空表示素子 2…アノード基板 3…背面基板 6…制御基板 7…発光部としての発光ドット 8…貫通孔 9…制御電極 10…背面電極 11…電子源としてのフィラメント状陰極 12…エッジ部 13…低軟化点ガラスからなる放電防止膜 14…導電性低軟化点ガラスからなる放電防止膜 15…帯電防止電極 16…メッシュグリッド
フロントページの続き (72)発明者 平山 俊英 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内 (72)発明者 市江 誠 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内 Fターム(参考) 5C036 EE09 EG17 EG20 EG22 EH05 EH08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アノード電極及び該アノード電極に設け
    られた蛍光体からなる発光部が設けられたアノード基板
    と、 前記アノード基板と所定間隔をおいて配置される背面基
    板と、 前記アノード基板と前記背面基板の間において前記アノ
    ード基板と前記背面基板から離れて配置され、前記発光
    部におけるドット状の発光に対応する貫通孔が形成さ
    れ、且つアノード基板側の面に帯電防止電極を設けた一
    の制御基板と、 前記背面基板と前記制御基板の間に配置された電子源
    と、 前記制御基板の前記電子源側の面において前記貫通孔の
    近傍に形成され、前記電子源から放出された電子が前記
    貫通孔を通って前記発光部に射突することにより前記発
    光部がドット状に発光するように前記電子を制御する制
    御電極とを有し、 前記アノード基板と前記背面基板と前記制御基板の各外
    周の間が気密に封着された真空表示素子。
  2. 【請求項2】 前記制御基板の前記電子源側の面におい
    て前記貫通孔を覆うメッシュグリッドを前記制御電極に
    導通して設けた請求項1記載の真空表示素子。
  3. 【請求項3】 前記制御電極の前記貫通孔を、前記アノ
    ード基板に向けて拡径する形状とした請求項1記載の真
    空表示素子。
  4. 【請求項4】 前記制御基板の前記アノード基板側の面
    における前記貫通孔の縁部に低軟化点ガラスを被着した
    請求項1記載の真空表示素子。
  5. 【請求項5】 前記制御基板の前記アノード基板側の面
    における前記貫通孔の縁部に導電性低軟化点ガラスを被
    着した請求項1記載の真空表示素子。
  6. 【請求項6】 前記制御基板の前記貫通孔がサンドブラ
    スト法によって形成された請求項1記載の真空表示素
    子。
  7. 【請求項7】 交差する二つの方向について複数の前記
    貫通孔がマトリクス状に配列して形成されており、 複数本の前記制御電極が前記貫通孔の配列の一の方向と
    平行に形成され、 前記背面基板の内面に前記貫通孔の配列の他の方向と平
    行に複数本の背面電極が形成され、 前記制御電極と前記背面電極のいずれか一方を順次走査
    するとともに、他方に表示信号を与えることにより、前
    記電子源から放出される電子が通過しうる前記貫通孔を
    選択して前記発光部を選択的にドット状に発光させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の真空表示素子。
  8. 【請求項8】 交差する二つの方向について複数の前記
    貫通孔がマトリクス状に配列して形成されており、 複数本の前記制御電極が前記貫通孔の配列の一の方向と
    平行に形成され、 前記電子源が前記制御基板と前記背面基板の間の空間に
    前記貫通孔の配列の他の方向と平行に張設された複数本
    のフィラメント状電極であり、 前記制御電極と前記フィラメント状電極のいずれか一方
    を順次走査するとともに、他方に表示信号を与えること
    により、前記フィラメント状電極から放出された電子が
    通過しうる前記貫通孔を選択して前記発光部を選択的に
    ドット状に発光させることを特徴とする請求項1記載の
    真空表示素子。
  9. 【請求項9】 交差する二つの方向について複数の前記
    貫通孔がマトリクス状に配列して形成されており、 前記背面基板の内面に前記貫通孔の配列の一の方向と平
    行に複数本の背面電極が形成され、 前記電子源が前記制御基板と前記背面基板の間の空間に
    前記貫通孔の配列の他の方向と平行に張設された複数本
    のフィラメント状電極であり、 前記背面電極と前記フィラメント状電極のいずれか一方
    を順次走査するとともに、他方に表示信号を与えること
    により、前記フィラメント状電極から放出された電子が
    通過しうる前記貫通孔を選択して前記発光部を選択的に
    ドット状に発光させることを特徴とする請求項1記載の
    真空表示素子。
  10. 【請求項10】 アノード電極及び該アノード電極に設
    けられた蛍光体からなる発光部が設けられたアノード基
    板と、 前記アノード基板と所定間隔をおいて配置される背面基
    板と、 前記アノード基板と前記背面基板の間において前記アノ
    ード基板と前記背面基板から離れて配置され、前記発光
    部におけるドット状の発光に対応する貫通孔が形成さ
    れ、且つアノード基板側の面に帯電防止電極を設けた一
    の制御基板と、 前記背面基板の内面に形成された冷陰極である電子源
    と、 前記制御基板の前記電子源側の面において前記貫通孔の
    近傍に形成され、前記電子源から放出された電子が前記
    貫通孔を通って前記発光部に射突することにより前記発
    光部がドット状に発光するように前記電子を制御する制
    御電極とを有し、 前記アノード基板と前記背面基板と前記制御基板の各外
    周の間が気密に封着された真空表示素子。
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