JP2003187171A - カード停止管理システム - Google Patents

カード停止管理システム

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JP2003187171A
JP2003187171A JP2001383700A JP2001383700A JP2003187171A JP 2003187171 A JP2003187171 A JP 2003187171A JP 2001383700 A JP2001383700 A JP 2001383700A JP 2001383700 A JP2001383700 A JP 2001383700A JP 2003187171 A JP2003187171 A JP 2003187171A
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Koji Murakami
宏二 村上
Shigeyuki Higaki
慈幸 桧垣
Shinji Akino
信治 秋野
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Computer Engineering and Consulting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレジットカード等の使用停止における本人
確認の精度を向上させるとともに、複数のカードについ
て同時に停止手続が行えるようにする。 【解決手段】 各カード会社に接続しているセンタに予
め自己の通信端末固有のIDおよび所有するカード情報
を登録しておき、自己の通信端末からセンタにアクセス
するようにする。センタは端末IDを検出して本人確認
を行い、確認ができたら該当するカード会社に停止命令
を送信する。また、複数のカード情報を登録できるよう
にして、複数のカードについてそれぞれ同時に使用停止
命令を配信できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカード停止管理シス
テムに関し、特に、クレジットカード等の使用停止の際
に確実に本人確認を行い迅速かつ一元的にカードの使用
停止を管理するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、クレジットカード等を紛失したり
盗難に遭うと、カード名義人はカード発行会社の窓口へ
出向くか電話をかけて使用停止手続きを行っていた。こ
の場合、カードの名義人がカード会社の窓口で身分証を
提示して、あるいは電話口で氏名住所や生年月日を通知
すると、カード発行会社が入会時に登録してある個人情
報を参照し、確認がとれたらそのカードの使用停止手続
きが行われる。一般に、一旦使用停止処理がなされたク
レジットカードは、セキュリティ上の理由から、その後
にカードが発見されてもその停止を解除しないようにし
ている。従って、カードを紛失したと考えた名義人が使
用停止を申し込んだ場合、後にカードが無事に発見され
てもそのカードは使用できず、新たなカードを再発行す
る形式をとる。
【0003】一方、近年では一人で複数枚ものクレジッ
トカードを所持するようになっており、これらのクレジ
ットカードは通常1つの財布にまとめて携帯される。従
って、この財布ごと紛失又は盗難に遭ったりすると複数
のクレジットカードを一度に失うことになり、カードの
不正使用による被害が増大するようになった。この場合
の財布を失った本人は、カード会社ごとに電話をかける
かカード会社ごとに異なる窓口に出向いて使用停止の申
し込みをしなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カード発行会社に電話
をかけて使用停止の申し込みを行う場合、電話口の相手
がカード名義人その人であるとの確認が不十分となる問
題がある。すなわち、電話口で告げられた氏名住所や生
年月日がカード申し込みの際に登録された記録と一致す
ればカードの使用停止手続きが行われるため、仮にこれ
らの個人情報を知り得た他人が本人を困らせる目的でカ
ードを使用停止にしてしまうことが生じうる。この場合
カード所有者は以降にそのカードを使用できなくなり、
通常は使用停止の解除も行われないため、カードを使用
するには新たな入会手続きを行って新たなカードを発行
してもらう必要がある。これは、カード所有者に本来不
要な労力や不都合を強いることになる。
【0005】例えばパスポート等の写真付きの身分証明
書を窓口に持参して紛失/盗難届けを行うようにすれ
ば、確実に本人であることが確認できるためこの問題は
回避されるが、通常カードの紛失/盗難にあったら一刻
も早く使用停止しないと不正使用による被害が拡大して
しまい、窓口での受付けを徹底することは現実的ではな
い。
【0006】また、複数のクレジットカードを同時に紛
失した場合、名義人はカード発行会社ごとに電話をかけ
るか窓口へ出向くかして全てのカードの使用停止手続き
を行う必要がある。例えば財布の盗難にあった場合はク
レジットカードが不正に使用される可能性が高いため一
刻も早く全てのカードを使用停止にする必要があるが、
カード発行会社ごとに個別に手続きを進めていたのでは
時間がかかりすぎてしまい、カードが不正使用される可
能性が増大してしまう。
【0007】本発明はこのような問題に鑑み、カード使
用停止の申し込みにおける本人確認の精度を向上させる
とともに、複数のカードについて一括して使用停止手続
きが行えるようにするシステムを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、カード名義人の通信端末および少なくと
も1以上のカード発行会社の端末とネットワークで接続
可能なカード停止管理システムにおいて、前記カード名
義人の通信端末固有のIDに関連づけて当該カード名義
人のカードの発行会社及びカード番号を含むカード情報
が登録された顧客情報記憶手段と、前記通信端末からの
接続を受け付けて当該端末固有のIDを検出する通信手
段と、前記カード名義人の本人確認を行う認証手段と、
当該認証手段により本人と確認できた場合に前記カード
名義人のカードの発行会社に当該カードの使用停止命令
を発行する停止命令発行手段とを備え、前記認証手段
は、前記通信手段により検出される接続相手の端末固有
のIDと、前記顧客情報記憶手段に登録されているカー
ド名義人の端末固有のIDとが一致した場合に本人であ
ると確認することを特徴とする。
【0009】このようにシステムを構成し、前記顧客情
報記憶手段に予めカード名義人の所有する通信端末固有
のIDと、所有するカードの発行会社およびカード番号
を登録しておく。以降にカード名義人がカードを紛失し
たり盗難に遭ったら、登録した通信端末からシステムに
接続するようにする。システム側の通信手段は接続して
いる通信端末のIDを検出し、このIDと顧客情報登録
手段に予め登録された端末IDと照合を行って本人から
のアクセスであるか否かを確認し、本人確認ができたら
登録されているカード会社に当該名義人のカードの使用
停止要求を発行する。カード発行会社はこの要求を受け
て当該名義人のカードの使用停止処理を行うようにす
る。カード名義人がシステムにアクセスする端末IDは
固有のものであり変更不可能であるため、これを本人確
認に利用することにより確実かつ迅速に本人確認を行う
ことができる。
【0010】このシステムにおいて、前記顧客情報記憶
手段は、1のカード名義人について複数のカード発行会
社が発行した複数のカードについてのカード情報を登録
しうるとともに、前記停止命令発行手段は、前記複数の
カードの発行会社にそれぞれが発行したカードの使用停
止命令を同時に発行しうるようにする。このようにシス
テムを構成すれば、例えばカード名義人が複数のカード
が入った財布を紛失又は盗難された場合に、登録してあ
るカードの全てについて一括して使用停止手続きを行う
ことができる。
【0011】また、前記通信手段が検出する通信端末固
有のIDは電話番号であることが望ましい。例えばカー
ド名義人の通信端末が携帯電話機又はPHS(Personal
Handyphone System)である場合にその電話番号は固有
のものとなり他人が自由に用いることができず、システ
ム側で公知の発信番号通知機能を用いてこの電話番号を
検出できるため、本人確認の手段として好適に用いるこ
とができる。
【0012】このカード停止管理システムにおいて、前
記顧客情報記憶手段に登録される情報は、前記カード名
義人の通信端末から提供されたものであってもよいし、
前記カード会社から提供されたものであってもよい。例
えばシステムにおいて予めカード情報の入力欄を設けた
HTML入力画面を用意しておき、カード名義人の携帯
電話機やPDA(Personal Data Assistant)に表示さ
せ、その画面への入力情報をカード情報として取得する
ようにすれば、カード名義人がカード情報の登録や変更
手続きを容易に行うことができる。あるいは、カード会
社から直接カード情報を取得するようにすれば、カード
名義人が通信端末にカード情報を入力する手間を省ける
とともに、カード番号の入力ミス等によるデータ不整合
が生じるのを防止することができる。
【0013】さらに、前記顧客情報記憶手段に登録され
るカード情報が前記カード名義人の住所氏名およびパス
ワードを含む個人情報を含んでいるとともに、前記認証
手段が、前記通信端末から受信した個人情報が前記顧客
情報記憶手段に登録されている個人情報と一致しなけれ
ば本人であると確認しないように構成してもよい。上述
の通り通信端末固有のIDを用いて認証すれば本人確認
ができるが、さらにパスワード等の個人情報を用いて認
証するようにすれば、より確実に本人確認を行うことが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付の図
面を参照しながら以下に詳細に説明する。図1は、本発
明の実施形態を示す概略ブロック図である。図1を参照
すると、本発明に係るカード停止管理システムとしての
管理センタ1と、複数のカード会社11a〜11cと、
利用者端末12とが公衆電話回線網13を介して互いに
接続されている。利用者端末12は例えばデータ通信機
能付の携帯電話機やPHS、PDA等の携帯型情報通信
端末であり、表示画面12aおよび入力手段12bとを
備え、公衆電話回線網14を介して管理センタ1とデー
タの送受信を行うことができる。
【0015】図2は、管理センタ1の構成を示す概略ブ
ロック図である。図2に示すように、管理センタ1は、
利用者端末12の使用者であってクレジットカードの名
義人(以下、単に「利用者」と呼ぶ。)の個人情報やカ
ード情報を取得して顧客情報記憶手段6に登録する情報
登録手段2と、当該管理センタ1に接続してきた相手の
発信電話番号を検出する電話番号検出手段3と、検出し
た電話番号や個人情報を顧客情報登録手段6に登録され
ているデータと比較して本人確認を行う認証手段4と、
所定の場合に適宜のカード会社11a〜11cにカード
の利用停止命令を発行する停止命令発行手段5と、利用
者端末12の電話番号に関連づけて個人情報やカード情
報が登録される顧客情報記憶手段6とを備えている。
【0016】図3は、このシステムの運用における情報
登録工程を説明するためのフローチャートである。例え
ばカード会社11aが発行したクレジットカードを有す
る利用者が、通信端末12から管理センタ1にアクセス
すると、センタ1の情報登録手段2からメニュー画面を
定義する例えばHTML記述データが送出され、通信端
末12の表示画面12aにメニュー画面が表示される
(ステップS1)。図4にこのメニュー画面の一例を示
す。図4に示すように、メニュー画面では「登録」「更
新」「停止」のいずれかを選択できるようになってい
る。ここで利用者が通信端末12の入力手段12bを操
作して、「登録」の欄を選択するとその情報が管理セン
タ1へ送信される。
【0017】センタ1はこの情報を受信すると(ステッ
プS2)、選択情報が「更新」でなく「停止」でもない
場合に(ステップS3、S4)、新規の情報入力画面を
通信端末12に送出する(ステップS5)。図5に入力
画面の例を示す。図5に示すように、この画面には少な
くとも、カードの種類およびカード番号等のカード情報
を入力する欄と、利用者の氏名・住所・年齢及びパスワ
ード等の個人情報を入力する欄と、接続用電話番号を入
力する欄とが設けられている。ここで、カード情報を入
力する欄は複数のカードについて入力可能となってお
り、利用者は自己の所有する複数のクレジットカードに
ついての情報を入力することができる。利用者は入力手
段12bを操作してカード情報、個人情報を入力した
後、接続用電話番号の欄に自己の通信端末12の電話番
号を入力する。その後に登録ボタンを押下すると、これ
らの入力情報が管理センタ1へ送出される。センタ1の
情報登録手段2はこの情報を受信し(ステップS6)、
顧客情報記憶手段6に登録する(ステップS7)。この
ようにして顧客情報記憶手段6に、利用者端末12の電
話番号と、個人情報およびカード情報が登録される。な
お、管理センタ1は新規な登録を受け付けた場合に、登
録されたカード情報に係るカード会社と情報のやりとり
を行って、この利用者の個人情報およびカード情報に誤
りがないかチェックするようにしてもよい。
【0018】図6は、このシステムにおける情報更新工
程を説明するフローチャートである。利用者が転居して
住所が変わったり、新しいクレジットカードを取得した
場合は、当該利用者は通信端末12を用いて管理センタ
1にアクセスし、メニュー画面を表示する(図3ステッ
プS1〜S2、図4参照)。利用者がこのメニュー画面
で「更新」を選択すると(図3ステップS3:YE
S)、センタ1は電話番号検出手段3を用いて接続相手
の発信電話番号を検出する(ステップS11)。この番
号検出は公知の接続番号通知機能を用いて容易に達成可
能であるので、その詳細な動作の説明は本明細書では省
略する。次に、顧客情報記憶手段6を参照して、検出し
た電話番号が接続用電話番号として登録されているレコ
ードを検索し(ステップS12)、該当するレコードの
情報を図5で説明した入力画面に反映させて利用者端末
12に送信する(ステップS13)。利用者はこの画面
上で自己の個人情報および/又はカード情報を変更し、
変更情報を管理センタ1へ送出する。管理センタ1の情
報登録手段2はこの情報を受けると(ステップS1
4)、顧客情報登録手段6に既に登録してある当該利用
者のデータレコードを更新する(ステップS15)。こ
のようにして、一旦登録した個人情報やカード情報を以
降に変更することができる。なお、この場合も管理セン
タ1はカード会社と情報のやりとりを行って、住所変更
があった旨を通知したり変更情報の照合を行うようにし
てもよい。
【0019】図7は、本願発明に係るシステムにおける
カード使用停止工程を説明するフローチャートである。
例えば利用者がクレジットカードを紛失したり盗難に遭
った場合、通信端末12を用いてセンタ1にアクセス
し、メニュー画面にて「停止」を選択すると(図3ステ
ップS4:YES)、センタ1は電話番号検出手段3を
用いて接続相手の電話番号を検出する(ステップS3
1)。次に、顧客情報記憶手段6を参照して、検出した
電話番号が接続用電話番号として登録されているレコー
ドを検索し(ステップS32)、登録されているカード
情報を抽出して停止確認画面を作成して通信端末12に
送出する(ステップS33)。この停止確認画面の例を
図8に示す。図8に示すように、停止確認画面にはこの
利用者が予め登録してあるカードが列記され、使用停止
したいカードを選択できるようになっている。この選択
は複数選択可能であり、利用者は1のカードのみを停止
したり、全てのカードをまとめて使用停止とすることが
できる。
【0020】さらに、停止確認画面には本人確認のため
に個人情報を入力する欄が設けられている。図8の例で
は、図3に示す情報登録工程で予め登録しておいた氏名
とパスワードの入力欄が設けられているが、例えばこれ
に年齢や住所等の入力欄を設けるようにしてもよい。利
用者がこの画面上で必要な項目に入力して「停止」ボタ
ンを押下すると、これらの入力情報がセンタ1へ送信さ
れる。センタ1はこの情報を受信すると(ステップS3
4)、認証手段4を用いて顧客情報記憶手段6に予め登
録されている利用者の個人情報との照合を行い(ステッ
プS35)、個人情報が一致した場合に、画面上で選択
されたカードの発行会社11に利用停止命令を発行する
(ステップS36)。この利用停止命令には当該利用者
のカード番号の情報が含められ、カード会社11はこの
停止命令を受け取ったら該当するクレジットカードの使
用停止手続きを行うようにする。また、図8に示す停止
確認画面にて複数のカードが選択された場合は、停止命
令発行手段はそれぞれ該当するカード会社に使用停止命
令を発行するようにする。このようにして複数のカード
であっても一括して使用停止処理を行うことができる。
なお、ステップS35の照合にて個人情報が一致しない
場合は、通信端末12にデータが不一致である旨を通知
して(ステップS37)、処理を終了する。
【0021】図9は、本発明の実施形態において、図3
に示す情報入力工程の別の実施例を示すフローチャート
である。図9に示す実施例では、顧客情報記憶手段6に
格納されるデータを利用者端末12すなわち利用者から
ではなく、カード会社から得るようにしている。この実
施例において、利用者はクレジットカードの入会申し込
みを行う際に、自己の住所氏名など一般に必要な個人情
報の他に、自己が使用する利用者端末12の電話番号を
通知しておく。また、クレジットカードの入会申し込み
を受け付けたカード会社は、公衆電話回線網14を介し
て管理センタ1へアクセスし、当該利用者の個人情報
と、利用者端末12の電話番号と、カード種類および当
該利用者に付与したカード番号を含むカード情報を通知
する。
【0022】管理センタ1はこの通知を受けると(ステ
ップS41)、顧客情報記憶手段6を調査して、当該利
用者の個人情報および電話番号が一致するレコードがあ
るか否かを検索する(ステップS42)。ここでレコー
ドがなければ新規の利用者として受け取った情報を記録
する(ステップS43)。一方、この検索において個人
情報等が一致するレコードがある場合は、当該利用者は
以前より1以上のクレジットカードを有し既にレコード
が存在する場合であるから、当該利用者のカード情報に
新たなクレジットカードに関するカード情報を追加する
(ステップS44)。その後、新たなカード情報の登録
が済んだ旨および管理センタ1へのアクセス番号を当該
利用者に通知する(ステップS45)。このようにして
カード会社から必要な情報を得るようにすれば、利用者
が自ら利用者端末12を操作して個人情報やカード情報
を入力する手間を省くことができるとともに、入力ミス
等によるデータの不整合を有効に回避することができ
る。なお、この場合において以降の登録情報の更新処理
やカードの使用停止処理は、それぞれ図6、図7に記載
の実施例と同様に行うものとする。
【0023】以上、本発明の実施形態の構成及びその動
作例について詳細に説明したが、本発明は上記の例に限
られるものではなく、他の様々な実施例として実現する
ことができる。例えば、図7に示すカード使用停止工程
では、電話番号を検出してカード情報を抽出した後に利
用者端末12に停止確認画面を送出して個人情報の認証
を行うようにしているが(ステップS33〜S35)、
電話番号を検出しレコードを調べた時点(ステップS3
2)で当該センタへのアクセスは本人からのアクセスで
あるということが分かるため、ステップS33〜S35
の認証工程を省略してステップS36へと進み、直ぐさ
まカードの使用停止命令を発行するようにしてもよい。
このようにすれば、個人情報を用いて認証する手間が省
略されるため、利用者からのアクセスからカードの使用
停止命令が発行されるまでの時間を短縮することがで
き、一刻も早くカードを停止する必要がある場合に便利
である。
【0024】さらに、上述した実施形態ではセンタ1に
アクセスした利用者に、まず図4に示すメニュー画面に
て希望の処理を選択させるようにしているが(図3ステ
ップS1〜S4)、カードの使用停止を可能な限り早期
に行うという目的のためにこの工程を省略することもで
きる。すなわち、管理センタ1においてカードの登録・
更新用の電話番号とは別に、カードの使用停止処理につ
いての専用ダイヤルを設定しておき、利用者は通信端末
12からこの専用の電話番号にかけるようにする。この
場合、管理センタ1は利用者にメニュー選択させること
なく接続相手の電話番号を検出して顧客情報記憶手段6
を検索し、すぐに登録してあるカードの使用停止命令を
発行するようにする。このようにすれば、上述した実施
形態で行っているメニュー選択や個人情報の認証が不要
となり、より早期にカード停止命令が発行されることと
なる。
【0025】さらに、上記実施形態ではセンタ1への接
続相手が本人か否かを確認するのに端末固有のIDとし
て電話番号を用いているが、これは端末に固有のもので
あって容易に改変できない識別子であれば電話番号以外
であってもよく、例えば送信情報に必ず含まれるCPU
のシリアルナンバー等であってもよい。また、上記実施
形態ではクレジットカードの紛失/盗難を対象として説
明しているが、本発明はこれ以外にも例えば銀行のキャ
ッシュカード等、個人の使用を目的とするあらゆるカー
ドの使用停止処理に適用することができる。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明で
はカードの使用停止に際してカード所有者が有する通信
端末に固有のIDを用いて本人確認を行うようにしてい
るため、電話口で住所氏名等を告げて照合する場合より
も確実に本人確認を行うことができる。また、通信端末
から管理センタに接続して処理を行うことができるた
め、本人がサービス窓口へ出向いて処理を進めるよりも
早期にカードの使用停止手続きを行うことができる。
【0027】さらに、管理センタ1はカード会社宛の使
用停止命令を電子的に発行するため、複数のカードにつ
いてほぼ同時に複数の使用停止命令を配信することがで
き、例えば財布ごと紛失した場合にも同時に複数のカー
ドの使用停止処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカード停止管理システムの実施環境
を示す概略ブロック図である。
【図2】 本発明のカード停止管理システムの内部構成
を示す概略ブロック図である。
【図3】 本発明の実施形態における情報登録工程を説
明するフローチャートである。
【図4】 通信端末12に表示されるメニュー画面の一
例を示す図である。
【図5】 通信端末12に表示される情報入力画面の一
例を示す図である。
【図6】 本発明の実施形態における情報更新工程を説
明するフローチャートである。
【図7】 本発明の実施形態におけるカード使用停止工
程を説明するフローチャートである。
【図8】 通信端末12に表示される停止確認画面の一
例を示す図である。
【図9】 図3に示す情報登録工程の別の実施例を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
1 管理センタ 2 情報登録手段 3 電話番号検出手段 4 認証手段 5 停止命令発行手段 6 顧客情報記憶手段 11 カード会社 12 利用者端末 14 公衆電話回線網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋野 信治 神奈川県座間市東原5丁目1番地11号 株 式会社シーイーシー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード名義人の所有する通信端末および
    少なくとも1以上のカード発行会社の端末とネットワー
    クで接続可能なカード停止管理システムにおいて、 前記カード名義人の通信端末固有のIDに関連づけて当
    該カード名義人のカードの発行会社及びカード番号を含
    むカード情報を登録した顧客情報記憶手段と、前記通信
    端末からの接続を受け付けて当該端末固有のIDを検出
    する通信手段と、前記カード名義人の本人確認を行う認
    証手段と、当該認証手段により本人と確認できた場合に
    前記カード名義人のカードの発行会社に当該カードの使
    用停止命令を発行する停止命令発行手段とを具え、 前記認証手段は、前記通信手段により検出される接続相
    手の端末固有のIDと、前記顧客情報記憶手段に登録さ
    れているカード名義人の端末固有のIDとが一致した場
    合に本人であると確認することを特徴とするカード停止
    管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカード停止管理システ
    ムにおいて、前記顧客情報記憶手段は、1のカード名義
    人について複数のカード発行会社が発行した複数のカー
    ドについてのカード情報を登録しうるとともに、前記停
    止命令発行手段は、前記複数のカードの発行会社にそれ
    ぞれが発行したカードの使用停止命令を同時に発行しう
    ることを特徴とするカード停止管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のカード停止管理
    システムにおいて、前記通信手段が検出する通信端末固
    有のIDは電話番号であることを特徴とするカード停止
    管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載のカード停止管理
    システムにおいて、前記顧客情報記憶手段に登録される
    情報は、前記カード名義人の通信端末から提供されたも
    のであることを特徴とするカード停止管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3に記載のカード停止管理
    システムにおいて、前記顧客情報記憶手段に登録される
    情報は、前記カード会社から提供されたものであること
    を特徴とするカード停止管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5に記載のカード停止管理
    システムにおいて、前記顧客情報記憶手段に登録される
    カード情報がさらに前記カード名義人の住所氏名および
    パスワードを含む個人情報を含んでいるとともに、前記
    認証手段がさらに、前記通信端末から受信した個人情報
    が、前記顧客情報記憶手段に登録されている個人情報と
    一致しなければ本人であると確認しないことを特徴とす
    るカード停止管理システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017138731A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 株式会社日本総合研究所 番号対応付けサーバ及びその方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017138731A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 株式会社日本総合研究所 番号対応付けサーバ及びその方法

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