JP2003187085A - 手形管理サービスシステム及び方法 - Google Patents

手形管理サービスシステム及び方法

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JP2003187085A
JP2003187085A JP2001379746A JP2001379746A JP2003187085A JP 2003187085 A JP2003187085 A JP 2003187085A JP 2001379746 A JP2001379746 A JP 2001379746A JP 2001379746 A JP2001379746 A JP 2001379746A JP 2003187085 A JP2003187085 A JP 2003187085A
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bill
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Application number
JP2001379746A
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English (en)
Inventor
Hajime Toki
肇 土岐
Yoshio Hattori
芳生 服部
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MUFG Bank Ltd
Original Assignee
UFJ Bank Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 個々の取立依頼人が従来行っている手形管理
業務を代行するための手形管理サービスシステムを提供
する。 【解決手段】 手形管理サービスシステムにおいて手形
センターサーバが、取立依頼人毎に割り当てた取立依頼
人番号とこれに対応する裏書押印データとを関連付けて
保管する裏書押印データテーブルと、取立依頼された手
形に係る取立依頼人番号を入力する手段と、入力された
取立依頼人番号に基づいて裏書押印データテーブルを参
照し、対応する裏書押印データを抽出する手段と、抽出
された裏書押印データを用いて手形に対して裏書押印の
印刷を実行する手段と、手形の券面イメージを読み取る
手段と、読み取られた券面イメージを用いて手形券面デ
ータを取り込む手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、約束手形すなわち
代金取立手形に関する管理業務の代行サービスを提供す
るシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の代金取立手形(以下、
「手形」と称する)に関する業務処理の流れを模式的に
示した構成図である。取立依頼人40は、例えば、企業
及びその支店や販売店等である。これらの取立依頼人4
0は、手形についての代金取立を銀行等の取立機関45
に依頼する。その際、取立依頼人40は、手形現物を取
立機関45に持ち込むにあたり、手形に対し裏書きを行
いかつ押印する(S200)。さらに、手形期日等必要
な要件が漏れている場合には、これを手形に記入する
(S201)。尚、支店や販売店が受け取った手形は、
一旦本社へ回収された上で裏書き、押印及び要件記入が
行われることが一般的である。さらに、取立依頼人40
は、手形に関する情報(振出人名、金額、手形期日、支
払銀行名、入金口座、最終裏書人名等)を管理するため
に、必要な情報のデジタルデータ化処理を行った後、適
宜の記憶装置を利用した手形データ保管部42に記録す
る(S202)。一方、取立機関45は、持ち込まれた
手形現物に対し、例えば期日毎に並べ替えるソート処理
を行った後、入庫し、取立を実行するまで保管する(S
203)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、取立依
頼人である企業等の受け取る手形は、毎月数百枚、数千
枚に及ぶこともあり、これらの全てに対し裏書き、押印
及び要件記入を行いかつデジタルデータ化処理を行うこ
とは、企業等にとって大きな業務負担であった。特に、
裏書き、押印及び要件記入は、専ら人手に頼る作業であ
り極めて煩雑な業務であった。一方、従来は、銀行等の
取立機関45は、手形を受取って取立てを行うのみであ
った。このように、手形管理業務は、手形という現物に
対する処理を必要とするので、単に個々の企業等におけ
るデータ処理能力の向上を図るのみでは業務負担を軽減
することが困難であった。斯かる現状に鑑み本発明は、
個々の取立依頼人40が従来行っている手形管理業務
を、取立機関45が一括して代行するための手形管理サ
ービスシステムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するべ
く、本発明による手形管理サービスシステムは、以下の
構成を提供する。
【0005】(1)本発明による手形管理サービスシス
テムは、取立依頼された手形現物に対し裏書押印を実行
しかつ該手形に関するデータを取り込む機能を少なくと
も具備し、これらの機能は、手形センターサーバにより
実現される。手形センターサーバは、次の構成要素を有
する。 (a)取立依頼人毎に割り当てた取立依頼人番号と該取立
依頼人番号に対応する裏書押印データとを関連付けて保
管する裏書押印データテーブル。 (b)前記手形に係る取立依頼人番号を入力する手段。 (c)前記入力された取立依頼人番号に基づいて前記裏書
押印データテーブルを参照し、対応する裏書押印データ
を抽出する手段。 (d)前記抽出された裏書押印データを用いて前記手形に
対して裏書押印の印刷を実行する手段。 (e)前記手形の券面イメージを読み取る手段。 (f)前記読み取られた券面イメージを用いて手形券面デ
ータを取り込む手段。
【0006】(2)上記(1)のシステムにおいて、好
適には、(g)個々の手形に対して取立番号を生成する手
段と、(h)少なくとも前記生成された取立番号及び手形
期日とを前記手形に印字する手段とをさらに有する。
【0007】(3)上記(1)又は(2)のシステムに
おいて、好適には、(i)前記手形に関する項目データを
入力する手段をさらに有する。
【0008】(4)上記(1)〜(3)のシステムにお
いて、好適には、(j)前記手形券面データ及び前記項目
データを少なくとも含む入力済手形データを作成する手
段をさらに有する。
【0009】(5)上記(4)のシステムにおいて、好
適には、(k)前記入力済手形データに基づいて前記取立
依頼人別に新規受託手形明細データを作成する手段と、
(l)前記作成された新規受託手形明細データを通信ネッ
トワークを介して送信する手段とをさらに有する。
【0010】(6)上記(4)のシステムにおいて、好
適には、(m)前記入力済手形データに基づいて前記取立
依頼人別に代手保管マスタを更新する手段と、(n)前記
代手保管マスタに保管されたデータに基づいて代手明細
通知データを作成する手段と、(o)前記代手明細通知デ
ータを通信ネットワークを介して送信する手段とをさら
に有する。
【0011】(7)本発明による手形管理サービス方法
は、取立依頼された手形に対し少なくとも裏書押印を実
行しかつ該手形に関するデータを取り込む方法であり、
次の各工程を順次実行する。 (a)取立依頼人毎に割り当てた取立依頼人番号と該取立
依頼人番号に対応する裏書押印データとを関連付けて保
管する工程。 (b)前記手形に係る取立依頼人番号を入力する工程。 (c)前記入力された取立依頼人番号に基づいて前記裏書
押印データテーブルを参照し、対応する裏書押印データ
を抽出する工程。 (d)前記抽出された裏書押印データを用いて前記手形に
対して裏書押印の印刷を実行する工程。 (e)前記手形の券面イメージを読み取る工程。 (f)前記読み取られた券面イメージを用いて手形券面デ
ータを取り込む工程。
【0012】(8)本発明による手形管理サービス方法
の別の形態は、取立依頼された手形に対し少なくとも裏
書押印を実行しかつ該手形に関するデータを取り込む方
法であり、次の各工程を順次実行する。 (a)取立依頼人毎に割り当てた取立依頼人番号と該取立
依頼人番号に対応する裏書押印データとを関連付けて保
管する工程。 (b)前記手形に係る取立依頼人番号を入力する工程。 (c)前記手形の券面イメージを読み取る工程。 (d)前記読み取られた券面イメージを用いて手形券面デ
ータを取り込む工程。 (e)前記入力された取立依頼人番号に基づいて前記裏書
押印データテーブルを参照し、対応する裏書押印データ
を抽出する工程。 (f)前記抽出された裏書押印データを用いて前記手形に
対して裏書押印の印刷を実行する工程。
【0013】(9)本発明による手形管理サービスプロ
グラムは、手形センターサーバに対し、次の各機能を実
現させる。 (a)取立依頼人毎に割り当てた取立依頼人番号と該取立
依頼人番号に対応する裏書押印データとを関連付けて保
管する機能。 (b)取立依頼された手形に係る取立依頼人番号を入力す
る機能。 (c)前記入力された取立依頼人番号に基づいて前記裏書
押印データテーブルを参照し、対応する裏書押印データ
を抽出する機能。 (d)前記抽出された裏書押印データを用いて前記手形に
対して裏書押印の印刷を実行する機能。 (e)前記手形の券面イメージを読み取る機能。 (f)前記読み取られた券面イメージを用いて手形券面デ
ータを取り込む機能。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。図1は、本発明による手形管理
サービスシステムにおける業務処理の流れを模式的に示
した概略構成図である。本システムは、図6で示した取
立機関45により運営される手形センター10を主体と
して実施されることが一般的である。手形センター10
は、実質的には、本システムの各機能を実現するための
プログラムを搭載した適宜のサーバ(手形センターサー
バ)及び当該サーバにより制御される各種周辺装置及び
通信装置により構成される。
【0015】図1では、図6の従来例と同じ構成要素に
ついては同じ符号で示している。取立人40は、企業等
の本社であっても支店や販売店であっても直接、手形4
1を手形センターへ持ち込むことができる。手形センタ
ー10では、持ち込まれた手形現物に対して裏書押印処
理を実行し(S100)、また個々の手形情報のデジタ
ルデータ化処理を実行し(S110)、その後、手形現
物に対して要件印字処理を実行する(S120)。これ
らの処理を終えた手形現物は、従来通りソート処理され
て入庫される(S130)。一方、デジタルデータ化さ
れた手形情報については、データに基づいて所定形式の
明細が作成され、取立依頼人40に通知される(S14
0)。取立依頼人40は、通知された所定形式の手形明
細に関するデータを、適宜の記憶装置を利用した手形デ
ータ保管部42に記録する。
【0016】以上は本システムの概要であるが、次に本
システムの2つの実施形態を示すことにより本システム
を詳細に説明する。
【0017】(1)第1の実施形態 図2は、本システムの第1の実施形態の概略構成図であ
る。手形センター(手形センターサーバ)10の機能
を、手形現物に対する直接的な処理を実行する手形現物
処理部11と、手形に関するデータの処理を実行する手
形データ処理部21とを有する。手形現物処理部11及
び手形データ処理部21の各構成要素は、互いに連動し
て動作し、必ずしも明確に区別されない場合もある。ま
た、手形現物処理部11における処理については、人手
による作業が含まれる場合もあるが、全体としてサーバ
及びその周辺装置の機能を利用して実施される。
【0018】手形受領部12は、取立依頼人40から持
ち込まれた手形を受領する。手形の持ち込みの際には、
手形の現物(通常、複数枚)に対して所定の形式の取立
依頼票が添付される。取立依頼票には、取立依頼人名、
取立依頼人番号、手形枚数及び合計金額等が記入されて
いる。取立依頼人番号は、手形センターが予め取立依頼
人に対して割り当てた識別番号である。取立依頼人が、
本社ではなく支店や販売店であり、それらの支店や販売
店が本社を介さずに直接手形を手形センター10に持ち
込む場合には、各々に取立依頼人番号を割り当てること
もできる。手形受領部12では、取立依頼人名、取立依
頼人番号、枚数及び合計金額をチェックし、取立依頼票
に記載された枚数及び合計金額と複数枚の手形現物が対
応することを確認する。不備のない場合、手形データ処
理部21の授受表データ作成部22へ確認完了データが
渡される。不備のあるものについては、取立依頼人40
へ全ての手形を返却する。
【0019】授受表データ作成部22は、手形受領部1
2からの確認完了データを受け取ると、取立依頼人40
に対して手形を受領した旨を通知するための授受表デー
タを作成する。作成された授受表データにより授受表が
印字された後、取立依頼人40に対して送付される。
【0020】取立依頼票確認部13は、手形に添付され
た取立依頼票毎に手形現物の形式確認を行う。不備のな
い場合は、手形データ処理部21の取立依頼票データ入
力部23にへ確認完了データが渡される。不備のある場
合は、不備のある手形のみ取立依頼人40へ返却する。
【0021】取立依頼票データ入力部23は、取立依頼
人確認部13からの確認完了データを受け取ると、取立
依頼票に記載されたデータ(取立依頼人番号等)の入力
を実行し、これらのデータを取得する。
【0022】裏書押印データテーブル24は、予め作成
されたテーブルであり、取立依頼人番号と、それに対応
する裏書押印データとを関連付けて保管する。裏書押印
データは、手形現物に対して裏書き及び押印を印刷によ
り実行するためのデータであり、裏書人である社名等と
押印である社印等の印影を印刷するためのデータであ
る。取立依頼人が支店や販売店の場合は、通常それらの
本社の社名と社印により裏書押印されるので、支店や販
売店の取立依頼人番号については、それらの本社の裏書
押印データに関連付けられる。
【0023】裏書押印部14では、取立依頼人番号に基
づいて裏書押印データテーブル24から抽出された裏書
押印データを用いて、手形現物に対して裏書押印の印刷
処理を実行する。
【0024】イメージ取込部15では、手形現物の券面
イメージをイメージスキャナで読み取ることにより、手
形現物に記載された手形券面データをデジタルデータと
して取り込む。取り込まれた手形券面データは、項目入
力部25へ渡される。
【0025】項目入力部25では、イメージ取込部15
から受け取った手形券面データに加えて、各手形毎に必
要な項目データを入力する。入力には適宜の入力装置を
用い、入力後には、入力されたデータが適切か否かにつ
いて確認を行う。入力される項目データとしては、例え
ば、入金口座(店番、科目、口座番号)、振出人名、金
額、手形期日、支払銀行名、支払支店名、最終裏書人名
等である。さらに、取立番号生成部26により生成され
た取立番号も入力する。
【0026】取立番号生成部26は、各手形毎に取立番
号を生成し、上記の項目入力部25へ渡す。取立番号
は、個々の手形に対応する識別番号であり、情報管理を
容易にするために設けられる。
【0027】入力済手形データ作成部27では、上記の
項目入力部25において入力されたデータがまとめら
れ、さらに取立依頼票データ入力部において取得された
データも加えられて、各手形に関する全てのデータが収
集され、個々の手形毎に入力済手形データが作成され
る。
【0028】要件印字部16は、作成された入力済手形
データに基づいて、各手形に対して取立番号及び手形期
日を印刷する。
【0029】手形ソート部17は、入力済手形データに
含まれる手形期日データに基づいてソータを制御し、手
形期日毎に手形を並べ替える。並べ替えられた手形は、
入庫され保管される。
【0030】取立依頼人別受託手形明細データ作成部2
8は、入力済手形データに基づいて取立依頼票により委
任された手形についての新規受託手形明細データを作成
する。新規受託手形明細データは、取立依頼人40に通
知するために作成され、取立依頼人40がこの新規受託
手形明細データを自己の会計処理システムにそのまま適
用できるように、個々の取立依頼人40の所望するデー
タ形式で作成することが好適である。作成された新規受
託手形明細データは、例えば、インターネット等の適宜
の通信ネットワークを介しウェブサイト経由で取立依頼
人40へ送信される。
【0031】代手保管マスタ29は、代金取立手形に関
するマスタデータ保管部であり、転送された入力済手形
データを受取り、マスタデータを更新する。代手保管マ
スタ29は、取立依頼人から委託されて保管中の代金取
立手形に関する全データを一元管理する。
【0032】代手明細通知作成部30は、代手保管マス
タ29に保管された手形データに基づき、取立依頼人4
0へ送信するための代手明細通知データを作成する。一
元管理された手形データを用いかつ取立機関のホストと
連動することにより、例えば、本社である取立依頼人4
0のために、その支店や販売店等の関連会社から直接持
ち込まれた手形も含めて、取立状況や入金予定等のデー
タを作成することもできる。代手明細通知データは、適
宜の通信ネットワークを介し取立依頼人40へ送信され
る。
【0033】図3は、図2に示した第1の実施形態を用
いた手形管理サービスの流れの一例を示すフロー図であ
る。
【0034】ブロック51において、持ち込まれた手形
の枚数及び合計金額等のチェックを行う受領確認後、授
受表データを作成し、授受表データに基づいて授受表を
印刷する。授受表は、取立依頼人へ送付される。
【0035】ブロック52において、取立依頼票ごとに
手形現物の形式確認後、取立依頼票のデータを入力す
る。取立依頼票のデータには、取立依頼人番号が含まれ
る。
【0036】ブロック53において、入力された取立依
頼人番号を用いて裏書押印データテーブルを参照し、当
該取立依頼人番号に対応する裏書押印データを抽出す
る。
【0037】ブロック54において、抽出された裏書押
印データを用いて手形現物に裏書人及び押印を印刷する
ことにより、裏書押印を実行する。裏書押印は、通常、
取立依頼票に対応する1又は複数の手形を一単位として
処理する。
【0038】ブロック55において、手形現物の券面イ
メージをイメージスキャナで読み取り、手形に記載され
た手形券面データをデジタルデータとして取り込む。こ
れにより手形券面データがデジタルデータ化され、その
後のデータ処理に利用される。
【0039】ブロック56において、個々の手形につい
て必要な項目を入力する。例えば、入金口座(店番、科
目、口座番号)、振出人名、金額、手形期日、支払銀行
名、支払い支店名、最終裏書人名等である。さらに、各
手形毎に生成された取立番号も入力する。
【0040】ブロック57において、上記ブロック52
で取得した取立依頼票データ、上記ブロック54で取得
した手形券面データ、及びブロック55で取得した項目
データをとりまとめることにより、各手形毎の入力済手
形データを作成する。
【0041】ブロック58において、手形現物に対して
要件を印字する。主として、手形期日及び取立番号を印
字する。印字処理は、上記の入力済手形データを用いて
制御される。
【0042】ブロック59において、裏書押印され要件
印字された手形現物をソータを利用して手形期日毎に並
べ替える。その後、入庫し、手形期日まで(取立完了ま
で)保管する。
【0043】ブロック60において、入力済手形データ
を用いて代手保管マスタのデータを更新する。
【0044】ブロック61において、代手保管マスタの
データに基づいて代手明細通知データを作成し、取立依
頼人に対して送信する。
【0045】ブロック62において、入力済手形データ
を用いて取立依頼人別の新規受託手形明細データを作成
し、当該取立依頼人に対して送信する。
【0046】(2)第2の実施形態 図4は、本システムの第2の実施形態の概略構成図であ
る。各構成要素は、図2に示した第1の実施形態のそれ
と同じであり、同じ符号で示している。よって各構成要
素についての説明は、第1の実施形態における上記説明
を援用することとし、省略する。
【0047】第1の実施形態と異なる点は、手形現物処
理部11におけるイメージ取込部15と裏書押印部14
の処理の手順が入れ替わっている点である。すなわち、
イメージ読み取りにより手形券面データを取り込んだ後
に、手形に対して裏書押印を実行する。これら2つの処
理は、いずれの順で行っても支障はない。イメージ取込
部15と裏書押印部14の処理手順が入れ替わっても、
手形データ処理部21の処理については、第1の実施形
態と同様に進行することができる。
【0048】図5は、図4に示した第2の実施形態を用
いた手形管理サービスの流れの一例を示すフロー図であ
る。第1の実施形態について図3で示したフロー図と異
なる点は、ブロック73における手形イメージデータ取
込処理(図3のフローのブロック55に対応)と、ブロ
ック74の裏書押印処理(図3のフローのブロック53
に対応)が入れ替わっている点である。図5の各ブロッ
クにおける処理内容は、図3の各ブロックにおける処理
内容と同じであるので、図3についての上記説明を援用
することとし、省略する。
【0049】
【発明の効果】本発明による手形管理サービスシステム
によれば、従来、取立依頼人である企業等が人手により
行っていた膨大な数の代金取立手形の裏書押印を、取立
機関側に設けられる手形センターが代行することによ
り、取立依頼人の業務負担を格段に軽減することが可能
となる。
【0050】手形センターでは、手形券面のイメージ読
取り等を用いた手形データのデジタルデータ化、及び取
立依頼人と裏書押印データの対応付けを用いた裏書押印
処理の自動化により、迅速な手形データの作成及び裏書
押印の実行を実現する。これにより、人手による裏書押
印作業を排除すると共に、膨大な数の手形データの一元
管理が可能となる。
【0051】本発明のシステムによりデジタルデータ化
された手形データは、銀行等の取立機関のホストシステ
ムと連動して処理されることにより、取立状況や入金予
定等の有用なデータを付加して取立依頼人に還元するこ
ともできる。また、個々の取立依頼人毎に利用しやすい
データ形式に加工することも容易である。さらにまた、
取立依頼人が本社や本店である場合に、関連する支店や
販売店から持ち込まれた手形についての受託手形明細デ
ータや代手明細通知データを含めて統括した形態で手形
に関するデータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による手形管理サービスシステムにおけ
る業務処理の流れを模式的に示した概略構成図である。
【図2】本システムの第1の実施形態の概略構成図であ
る。
【図3】図2に示した第1の実施形態を用いた手形管理
サービスの流れの一例を示すフロー図である。
【図4】本システムの第2の実施形態の概略構成図であ
る。
【図5】図4に示した第2の実施形態を用いた手形管理
サービスの流れの一例を示すフロー図である。
【図6】従来の代金取立手形に関する業務処理の流れを
模式的に示した構成図である。
【符号の説明】
10 手形センター 11 手形現物処理部 12 手形受理部 13 取立依頼票確認部 14 裏書押印部 15 イメージ取込部 16 要件印字部 17 手形ソート部 21 手形データ処理部 22 授受表データ作成部 23 取立依頼表データ入力部 24 裏書押印データテーブル 25 項目入力部 26 取立番号生成部 27 入力済手形データ作成部 28 受託手形明細データ生成部 29 代手保管マスタ 30 代手明細通知データ作成部 40 取立依頼人 41 手形 42 手形データ保管部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取立依頼された手形に対し裏書押印を実
    行しかつ該手形に関するデータを取り込む機能を具備す
    る手形センターサーバを有する手形管理サービスシステ
    ムにおいて、前記手形センターサーバが、 取立依頼人毎に割り当てた取立依頼人番号と該取立依頼
    人番号に対応する裏書押印データとを関連付けて保管す
    る裏書押印データテーブルと、 前記手形に係る取立依頼人番号を入力する手段と、 前記入力された取立依頼人番号に基づいて前記裏書押印
    データテーブルを参照し、対応する裏書押印データを抽
    出する手段と、 前記抽出された裏書押印データを用いて前記手形に対し
    て裏書押印の印刷を実行する手段と、 前記手形の券面イメージを読み取る手段と、 前記読み取られた券面イメージを用いて手形券面データ
    を取り込む手段とを有することを特徴とする手形管理サ
    ービスシステム。
  2. 【請求項2】 個々の手形に対して取立番号を生成する
    手段と、 少なくとも前記生成された取立番号及び手形期日とを前
    記手形に印字する手段とをさらに有することを特徴とす
    る請求項1に記載の手形管理サービスシステム。
  3. 【請求項3】 前記手形に関する項目データを入力する
    手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の手形管理サービスシステム。
  4. 【請求項4】 前記手形券面データ及び前記項目データ
    を少なくとも含む入力済手形データを作成する手段をさ
    らに有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載の手形管理サービスシステム。
  5. 【請求項5】 前記入力済手形データに基づいて前記取
    立依頼人別に新規受託手形明細データを作成する手段
    と、 前記作成された新規受託手形明細データを通信ネットワ
    ークを介して送信する手段とをさらに有することを特徴
    とする請求項4に記載の手形管理サービスシステム。
  6. 【請求項6】 前記入力済手形データに基づいて前記取
    立依頼人別に代手保管マスタを更新する手段と、 前記代手保管マスタに保管されたデータに基づいて代手
    明細通知データを作成する手段と、 前記代手明細通知データを通信ネットワークを介して送
    信する手段とをさらに有することを特徴とする請求項4
    に記載の手形管理サービスシステム。
  7. 【請求項7】 取立依頼された手形に対し裏書押印を実
    行しかつ該手形に関するデータを取り込む手形管理サー
    ビス方法において、 取立依頼人毎に割り当てた取立依頼人番号と該取立依頼
    人番号に対応する裏書押印データとを関連付けて保管
    し、 前記手形に係る取立依頼人番号を入力し、 前記入力された取立依頼人番号に基づいて前記裏書押印
    データテーブルを参照し、対応する裏書押印データを抽
    出し、 前記抽出された裏書押印データを用いて前記手形に対し
    て裏書押印の印刷を実行し、 前記手形の券面イメージを読み取り、 前記読み取られた券面イメージを用いて手形券面データ
    を取り込むことを特徴とする手形管理サービス方法。
  8. 【請求項8】 取立依頼された手形に対し裏書押印を実
    行しかつ該手形に関するデータを取り込む手形管理サー
    ビス方法において、 取立依頼人毎に割り当てた取立依頼人番号と該取立依頼
    人番号に対応する裏書押印データとを関連付けて保管
    し、 前記手形に係る取立依頼人番号を入力し、 前記手形の券面イメージを読み取り、 前記読み取られた券面イメージを用いて手形券面データ
    を取り込み、 前記入力された取立依頼人番号に基づいて前記裏書押印
    データテーブルを参照し、対応する裏書押印データを抽
    出し、 前記抽出された裏書押印データを用いて前記手形に対し
    て裏書押印の印刷を実行することを特徴とする手形管理
    サービス方法。
  9. 【請求項9】 取立依頼された手形に対し裏書押印を実
    行しかつ該手形に関するデータを取り込む機能を具備す
    る手形センターサーバに対し、 取立依頼人毎に割り当てた取立依頼人番号と該取立依頼
    人番号に対応する裏書押印データとを関連付けて保管す
    る機能と、 前記手形に係る取立依頼人番号を入力する機能と、 前記入力された取立依頼人番号に基づいて前記裏書押印
    データテーブルを参照し、対応する裏書押印データを抽
    出する機能と、 前記抽出された裏書押印データを用いて前記手形に対し
    て裏書押印の印刷を実行する機能と、 前記手形の券面イメージを読み取る機能と、 前記読み取られた券面イメージを用いて手形券面データ
    を取り込む機能とを実現させることを特徴とする手形管
    理サービスプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006195825A (ja) * 2005-01-14 2006-07-27 Sumitomo Mitsui Banking Corp 債権データ管理方法及び管理システム

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