JP2003186999A - 院外処方箋管理システム - Google Patents

院外処方箋管理システム

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JP2003186999A
JP2003186999A JP2001390040A JP2001390040A JP2003186999A JP 2003186999 A JP2003186999 A JP 2003186999A JP 2001390040 A JP2001390040 A JP 2001390040A JP 2001390040 A JP2001390040 A JP 2001390040A JP 2003186999 A JP2003186999 A JP 2003186999A
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prescription
hospital
bar code
management system
terminal
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Takashi Ogawara
孝 大河原
Akira Kobayashi
旭 小林
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Toshiba Engineering Corp
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Toshiba Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】院外薬局での処方箋の内容を再入力に要する手
間を省略できると共に、読み込みの際の入力ミスを起こ
りにくくすることにある。 【解決手段】患者識別情報及び治療や診断に関する各種
情報を取込んでこれらのデータを管理する中央コンピュ
ータ1より転送される患者識別情報及び薬剤処方データ
が入力される処方箋出力システム7を病院内に設け、こ
の処方箋出力システム7は、前記患者識別情報及び薬剤
処方データをバーコードに変換する変換機能を有し、こ
の変換機能によりバーコード情報を文字情報と共に出力
する端末5と、この端末5より出力されるバーコード情
報及び文字情報を同一処方箋用紙に印刷するプリンタ6
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バーコードによる
処方箋の管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に病院等の医療機関においては、外
来患者などの診察、治療を行っているが、国の医療分業
化の方針の元に、病院内での薬局業務は、縮小される傾
向にある。
【0003】このため、外来患者は、医者の診察、治療
が終了すると会計にて代金の支払いを行い、窓口にて院
外薬局用の処方箋を受け取り、病院の近隣にある院外薬
局に処方箋を手渡して薬を受け取る方法が通常である。
【0004】医療に関する法律では、プライバシーなど
の保護を目的として病院内の電子データは当該病院外の
持ち出しが禁止されており、LANなどのネットワーク
にて処方箋のデータを院外薬局に直接送信できないこと
になっている。このため、従来からの処方箋の用紙に処
方内容を記載し、外来患者が院外薬局に直接持参してい
るのが現状である。
【0005】また、院外薬局では、外来患者が持参した
処方箋用紙を医療事務を取り扱う人や薬剤師などがパソ
コンにキーボードで再び入力することになる。
【0006】一方、パソコンに入力された処方箋データ
は、薬剤名毎の効能や注意点を説明する薬剤説明用紙を
出力するために使用されたり、健康保険組合などへの保
険請求をするための社会保険事務所へ提出するレセプト
用紙を出力するために使用されたり、外来患者の薬歴デ
ータ管理に使用されたりする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した既存
の方法で薬局業務を行った場合、次のような問題点があ
る。
【0008】(1)院外薬局での処方箋再入力の時に
は、キー操作ミスにより薬剤名の入力間違いや投薬量の
単位の間違いなどが発生する危険性がある。
【0009】(2)院外薬局での処方箋再入力では、手
書き処方箋などに記載された文字の判読が難しい場合に
は、処方箋を書いた医師に直接電話などで確認を行うこ
とに多くの時間を費やすことになり、外来患者は処方箋
を受付に提出してから薬を受け取るまで長い時間待たな
ければならない。
【0010】本発明は上記のような事情に鑑みてなされ
たもので、院外薬局での処方箋の内容を再入力に要する
手間を省略できると共に、読み込みの際の入力ミスの起
こりにくい院外処方箋管理システムを提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段により院外処方箋管理シス
テムを構成する。
【0012】請求項1に対応する発明は、患者識別情報
及び治療や診断に関する各種情報を取込んでこれらのデ
ータを管理するコンピュータより転送される患者識別情
報及び薬剤処方データが入力される処方箋出力システム
を病院内に設け、この処方箋出力システムは、前記患者
識別情報及び薬剤処方データをバーコードに変換する変
換機能を有し、この変換機能によりバーコード情報を文
字情報と共に出力する端末と、この端末より出力される
バーコード情報及び文字情報を同一処方箋用紙に印刷す
るプリンタとを備える。
【0013】請求項2に対応する発明は、請求項1に対
応する発明の院外処方箋管理システムにおいて、前記端
末のバーコード変換機能により変換されるバーコード
は、2次元バーコードである。
【0014】請求項3に対応する発明は、請求項1に対
応する発明の院外処方箋管理システムにおいて、前記端
末のバーコード変換機能は、前記患者識別情報と前記薬
剤処方データとを個別のバーコードに変換し、これらの
バーコードは前記プリンタにより同一処方箋用紙にそれ
ぞれ印刷される。
【0015】請求項4に対応する発明は、請求項3に対
応する発明の院外処方箋管理システムにおいて、前記端
末のバーコード変換機能により変換される個別のバーコ
ードは、読取り方向が360度可能なマトリックス型2
次元バーコードである。
【0016】請求項5に対応する発明は、請求項1に対
応する発明の院外処方箋管理システムにおいて、前記処
方箋出力システムより得られた処方箋用紙に印刷されて
いるバーコードを読取るバーコードリーダと、このバー
コードリーダにより読取られたバーコードを文字情報に
変換する変換機能を備えた端末を院外薬局に設け、この
端末の表示装置に前記変換機能により変換された前記患
者識別情報及び前記薬剤処方データの文字情報を画面表
示する。
【0017】請求項6に対応する発明は、請求項5に対
応する発明の院外処方箋管理システムにおいて、院外薬
局の端末は、文字情報で画面表示された前記患者識別情
報及び前記薬剤処方データが処方箋用紙に文字情報とし
て記載されている内容と一致しないとき、その誤り部分
の修正入力を可能にする。
【0018】請求項7に対応する発明は、請求項5に対
応する発明の院外処方箋管理システムにおいて、前記端
末に画面表示された患者識別情報及び前記薬剤処方デー
タを加工し、投薬する内容の薬剤名を入力してプリンタ
より所定の薬剤説明用紙に印字して出力させる処方箋説
明用紙出力システムを設ける。
【0019】請求項8に対応する発明は、請求項5に対
応する発明の院外処方箋管理システムにおいて、前記端
末に画面表示された患者識別情報及び前記薬剤処方デー
タを加工して記録用データベースに保存し、このデータ
ベースに保存された所定期間の患者識別データ及び処方
箋データを取込んでプリンタより所定のレセプト用紙に
印字して出力させるレセプト用紙発行システムを設け
る。
【0020】請求項9に対応する発明は、請求項5に対
応する発明の院外処方箋管理システムにおいて、端末の
表示画面に表示された患者識別情報及び前記薬剤処方デ
ータを前記病院の処方箋出力システムに送信し、院外薬
局処方箋記録用データベースに保存させる。
【0021】請求項10に対応する発明は、請求項5乃
至請求項9のいずれかに対応する発明の院外処方箋管理
システムにおいて、前記端末はバーコードを文字情報に
変換する変換ソフトを組込んだ携帯端末である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0023】図1は本発明による院外処方箋管理システ
ムの第1の実施の形態を示すものであり、(a)は病院
内のシステム構成図、(b)は院外薬局のシステム構成
図である。
【0024】図1(a)において、1は病院内の管理室
に設置された中央コンピュータで、この中央コンピュー
タ1には患者情報データベース2及び診療処方データベ
ース3が備えられ、診察室に設置されたパソコンなどの
端末4から中央コンピュータ1に通信回線を介して医師
の治療や診断に関する各種情報が患者識別情報と共に入
力されると、患者識別情報は患者情報データベース2に
保存され、治療や診断に関する情報は診療処方データベ
ース3に保存される。また、中央コンピュータ1は、こ
れらの情報のうち患者識別情報と薬剤処方データを各デ
ータベースから取込んで後述する処方箋出力システムに
通信回線を介して送信されるようになっている。
【0025】ここで、患者情報データベース2には、入
院患者や外来患者の整理番号、氏名、生年月日、年齢、
診療科目、医師名、病院名、保険の種別などの患者識別
情報が保存される。また、診療処方データベース3に
は、入院患者や外来患者の治療や診療に関する各種デー
タや投薬する薬剤名、1回当りの投薬量、1日に服用す
る投薬量、1日に服用する回数と服用時間及び投薬日数
などの投薬データが保存される。
【0026】また、病院内の患者待合室に隣接する事務
管理室には、パソコンなどの処方箋出力用端末5と処方
箋出力用プリンタ6を備えた処方箋出力システム7が設
けられ、この処方箋出力システム7はサブシステムとし
て中央コンピュータ1に通信回線を介して接続されてい
る。
【0027】上記処方箋出力用端末4は、中央コンピュ
ータ1から順次送信される患者情報及び処方箋データを
取込むと、これらの情報を処方箋用紙に印字可能なフォ
ーマットに変換してCRTに表示する機能と、このCR
Tに表示された情報が外来患者であることの確認信号を
入力すると処方箋に記載される患者識別データと投薬デ
ータを2次元バーコードに変換するバーコード変換機能
とを備えている。
【0028】また、処方箋出力用プリンタ6は、処方箋
出力用端末4から出力される文字情報による患者識別デ
ータ及び投薬データと2次元バーコードとを所定の処方
箋用紙8に印字するもので、この処方箋出力用プリンタ
6としては、2次元バーコードも印字するため、レーザ
プリンタなどの高精細形のプリンタが使用される。
【0029】一方、図1(b)において、9は院外薬局
に設置されたパソコンなどの院外薬局用端末で、この院
外薬局用端末9には、患者が院外薬局の受付に提出した
処方箋用紙8に印刷されている2次元バーコード8aを
読込むバーコードリーダ10がケーブル11を介して接
続されている。この院外薬局用端末9はバーコードリー
ダ10により読取った2次元バーコード8aを文字情報
に変換する変換機能を備え、この変換機能により変換さ
れた文字情報はCRT上に表示されるようになってい
る。
【0030】また、院外薬局用端末9は2次元バーコー
ド8aから文字情報に変換された患者識別データを元
に、社会保険事務所への提出に必要な処方箋データを抽
出して記録用データベース12に保存する機能も有して
いるさらに、13は端末9から出力される投薬データを
元に、投薬する内容の薬剤名を入力して院外薬局用プリ
ンタ14より所定の薬剤説明用紙に印字して出力させる
処方箋説明出力システムである。
【0031】また、15は記録用データベース12に保
存された所定期間の患者識別データ及び処方箋データを
取込んで院外薬局用プリンタ14より所定のレセプト用
紙に印字して出力させる社会保険事務所用レセプト出力
システムである。
【0032】次にこのように構成された院外処方箋管理
システムの作用を図2により説明する。
【0033】いま、院内の中央コンピュータ1から外来
患者の処方箋データが順次ダウンロードされて処方箋出
力システム7に転送される(ステップS1)。この場
合、中央コンピュータ1から処方箋出力システム7に転
送される処方箋データは、患者情報データベース2及び
診療処方データベース3から各々読込まれるデータ、ま
たは診察室の端末4から直接入力されるデータの何れで
あってもよい。
【0034】この処方箋出力システム7では、端末5の
CRTに外来患者別に処方箋内容を表示し(ステップS
2)、この端末5のCRTに表示された処方箋内容が外
来患者のものであることを確認する(ステップS3)。
【0035】次に外来患者のものであることに間違いな
ければ、処方箋に記載される患者識別データと投薬デー
タをバーコード変換機能により2次元バーコードに変換
し(ステップS4)、処方箋出力用プリンタ6により2
次元バーコードと処方内容を所定の処方箋用紙8に印字
出力する(ステップS5)。
【0036】図3は病院で作成された外来用の処方箋用
紙8に記載された文字情報と同一の外来患者データ及び
投薬内容データを2次元バーコードで印字した場合の一
例を示すものである。
【0037】図3において、外来患者データの2次元バ
ーコード8bには、病院名、患者の登録番号、氏名、生
年月日、年齢、診療科目、日付、保険の種別のデータが
記載され、処方内容データの2次元バーコード8cに
は、処方内容の薬剤名、1回当りの処方量、1日当りの
服用回数、服用時間、薬剤の単位と投薬日数などのデー
タが記載されている。
【0038】本例では、QRマトリックスコードにて変
換した場合のを2次元バーコードを示している。このQ
Rマトリックスコードは、表示の一部が欠損してもデー
タの復元機能がソフトに組み込まれており、また360
度のどの方向からでも読み取りが可能なため、読込時に
エラーになる確立が他の2次元コード方式に比較して優
れている。
【0039】なお、処方箋用紙8に大きなスペースがあ
る場合には、外来患者データと処方内容データを別個の
2次元バーコードとして印字せずに、一つの2次元バー
コードとして印字するようにしてもよい。
【0040】このように処方箋出力用プリンタ6により
印字出力された処方箋用紙8は、外来患者に病院の窓口
で手渡される(ステップS6)。
【0041】一方、外来患者は処方箋用紙8を病院の近
隣に存する院外薬局に持参して、窓口に提出する。院外
薬局では外来患者が持参した処方箋用紙8の所定の個所
に印刷されている2次元バーコード8aをバーコードリ
ーダ10により読み込み、そのデータは院外薬局用端末
9に取込まれる(ステップS7)。
【0042】この院外薬局用端末9では、2次元バーコ
ードのデータが変換機能により文字情報に変換されてC
RT上に表示され、処方箋用紙8に記載されている文字
情報と照合し、一致しているかどうかを確認する(ステ
ップS8)。
【0043】ここで、図4に照合確認を行う場合のCR
T画面の表示例を示す。
【0044】そして、処方箋用紙8に文字情報として記
載の外来患者データ及び処方内容データと図4のCRT
画面に表示された2次元バーコードによるそれぞれのデ
ータを照合し、一致していれば表示内容に従って薬剤を
調合する(ステップS9)。
【0045】また、一致していなければ、再度バーコー
ドスキャナ10により処方箋用紙8の2次元バーコード
を読込ませて院外薬局用端末9に入力し直す。
【0046】このようにデータの照合を行っているの
は、バーコードスキャナ10により処方箋用紙8の2次
元バーコードを読取ったデータと処方箋用紙8に記載の
文字情報とが不一致になるケースは殆どないが、バーコ
ードスキャナ10の読取り時にノイズが侵入したり、処
方箋用紙8に印字された2次元バーコードに汚れがある
と不一致になることがあるためである。
【0047】薬剤の調合が終わると、処方箋用紙8に記
載されている投薬データを元に、処方箋出力説明用紙出
力システム13に投薬する内容の薬剤名を入力し、院外
薬局用プリンタ14より所定の薬剤説明用紙を出力し、
薬剤と共に外来患者に手渡す(ステップS10)。
【0048】また、2次元バーコード8aから文字情報
に変換された患者識別データを元に、社会保険事務所へ
の提出に必要な処方箋データを抽出して記録用データベ
ース12に転送し(ステップS11)、所定期間毎に記
録用データベース12に保存された患者識別データ及び
処方箋データを社会保険事務所用レセプト出力システム
15に入力(ステップS12)して院外薬局用プリンタ
14により社会保険事務所提出用のレセプト用紙に印字
出力する。
【0049】このように本実施の形態では、院内の中央
コンピュータ1から外来患者の患者識別データ及び薬剤
の処方データが処方箋出力システム7に通信回線を介し
て転送されると、バーコード変換機能を備えたパソコン
などの端末5にてこれらのデータをバーコード変換機能
により2次元バーコードに変換し、この2次元バーコー
ドを文字情報と共に、院内用プリンタ6より処方箋用紙
8に印字出力するようにしたものである。
【0050】このような処方箋用紙を発行すれば、院外
薬局では2次元バードを文字情報に変換する機能を備え
た端末9とプリンタを備えておくだけで、外来患者が提
出した処方箋用紙に記載の2次元バーコードをバーコー
ドリーダ10により読取って端末9のCRT上に文字情
報として表示させるだけで処方箋の内容を確認すること
ができるので、院外薬局で改めて外来患者の患者識別デ
ータ及び薬剤の処方データをキーにて再入力する必要が
なくなる。
【0051】従って、院外薬局においては、処方箋デー
タを再入力する手間が省略できると共に、キー操作ミス
による薬剤名の入力ミスや投薬量の単位の間違いなどの
発生が皆無になり信頼性の向上を図ることができる。ま
た、外来患者にあっては、院外薬局に処方箋用紙を提出
してから薬剤を受取るまでの待ち時間を大幅に短縮でき
る。
【0052】また、院外薬局に端末9に処方箋説明用紙
出力システム13を接続し、端末9のCRTに表示され
た患者識別データと薬剤処方内容を加工することによ
り、所定の薬剤説明用紙に薬剤の効能や副作用などの説
明を記載するためのデータとして使用できる。
【0053】さらに、院外薬局に端末9に記録用データ
ベース12及び社会保険事務所用レセプト用紙出力シス
テム15を接続し、記録用データベース12に端末9の
CRTに表示された患者識別データと薬剤処方内容を加
工して保存しておけば、所定期間毎に社会保険事務所用
レセプト用紙出力システムに入力するデータとして使用
できる。
【0054】上記実施の形態では言及しなかったが、院
外薬局の端末9に外来患者の薬剤履歴システムを接続
し、CRTに表示された患者識別データと薬剤処方内容
を加工して、投薬する薬剤に対するアレルギーの有無な
どのデータとして保存しておくことができる。そして、
端末9のCRTに患者識別データと薬剤処方内容に加え
て薬歴データを表示させることにより、投薬する薬剤に
対するアレルギーの有無などを確認することができる。
【0055】図5は本発明による院外処方箋管理システ
ムの第2の実施の形態を示すシステム構成図であり、図
1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略し、
ここでは異なる点について述べる。
【0056】第2の実施の形態では、図5に示すように
院外薬局の端末9から投薬結果のデータを通信ケーブル
17を介して送信し、この端末5により受けた投薬結果
のデータを院外薬局処方箋記録用データベース16に保
存するようにしたものである。
【0057】この場合、院外薬局の投薬データを病院に
送信する際には、外来患者に了解を得た上で実施する。
【0058】このような構成の院外処方箋管理システム
とすれば、第1の実施の形態と同様の作用効果が得られ
ることに加えて、病院で外来患者に対して処方箋用紙を
発行する際、院外薬局処方箋記録用データベース16か
ら取込んだ過去の投薬結果のデータを参考に種々のアド
バイスを行うことができる。
【0059】なお、上記各実施の形態では、院外薬局に
2次元バーコードを文字情報に変換するソフトを組込ん
だパソコンなどの端末9を設置し、処方箋用紙8に印字
された2次元バーコード8aをバーコードリーダ10に
より読込んで文字情報に変換された患者識別情報及び処
方箋内容をCRTに表示するようにしたが、これを文字
情報変換ソフトを組込んだ携帯端末を使用してその表示
画面に患者識別情報及び処方箋内容を表示させるように
してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、院外
薬局での処方箋の内容を再入力に要する手間を省略でき
ると共に、読み込みの際の入力ミスの起こりにくい院外
処方箋管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による院外処方箋管理システムの第1の
実施の形態を示すもので、(a)は病院のシステム構成
図、(b)は院外薬局のシステム構成図。
【図2】同実施の形態の作用を説明するためのフローチ
ャートを示す図。
【図3】同実施の形態において、病院の処方箋出力シス
テムから発行された処方箋用紙の一例を示す図。
【図4】同実施の形態において、院外薬局の端末のCR
Tに表示された患者識別情報及び薬剤処方データの一例
を示す図。
【図5】本発明による院外処方箋管理システムの第1の
実施の形態を示すシステム構成図。
【符号の説明】
1…院内の中央コンピュータ 2…患者情報データベース 3…診療処方データベース 4…診察室用端末 5…処方箋出力用端末 6…処方箋出力用プリンタ 7…処方箋出力システム 8…処方箋用紙 8a…2次元バーコード 8b…外来患者データの2次元バーコード 8c…処方内容データの2次元バーコード 9…院外薬局用端末 10…バーコードリーダ 11…ケーブル 12…記録用データベース 13…処方箋説明用紙出力システム 14…院外薬局用プリンタ 15…社会保険事務所用レセプト用紙出力システム 16…院外薬局処方箋記録用データベース 17…ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 7/00 B41J 3/534 Fターム(参考) 2C055 JJ00 JJ07 JJ12 2C187 AC06 AE07 BG36 CD15 HA14 5B072 BB00 CC24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者識別情報及び治療や診断に関する各
    種情報を取込んでこれらのデータを管理するコンピュー
    タより転送される患者識別情報及び薬剤処方データが入
    力される処方箋出力システムを病院内に設け、 この処方箋出力システムは、前記患者識別情報及び薬剤
    処方データをバーコードに変換する変換機能を有し、こ
    の変換機能によりバーコード情報を文字情報と共に出力
    する端末と、この端末より出力されるバーコード情報及
    び文字情報を同一処方箋用紙に印刷するプリンタとを備
    えたことを特徴とする院外処方箋管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の院外処方箋管理システム
    において、前記端末のバーコード変換機能により変換さ
    れるバーコードは、2次元バーコードであることを特徴
    とする院外処方箋管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の院外処方箋管理システム
    において、前記端末のバーコード変換機能は、前記患者
    識別情報と前記薬剤処方データとを個別のバーコードに
    変換し、これらのバーコードは前記プリンタにより同一
    処方箋用紙にそれぞれ印刷されることを特徴とする院外
    処方箋管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の院外処方箋管理システム
    において、前記端末のバーコード変換機能により変換さ
    れる個別のバーコードは、読取り方向が360度可能な
    マトリックス型2次元バーコードであることを特徴とす
    る院外処方箋管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の院外処方箋管理システム
    において、前記処方箋出力システムより得られた処方箋
    用紙に印刷されているバーコードを読取るバーコードリ
    ーダと、このバーコードリーダにより読取られたバーコ
    ードを文字情報に変換する変換機能を備えた端末を院外
    薬局に設け、この端末の表示装置に前記変換機能により
    変換された前記患者識別情報及び前記薬剤処方データの
    文字情報を画面表示することを特徴とする院外処方箋管
    理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の院外処方箋管理システム
    において、院外薬局の端末は、文字情報で画面表示され
    た前記患者識別情報及び前記薬剤処方データが処方箋用
    紙に文字情報として記載されている内容と一致しないと
    き、その誤り部分の修正入力を可能にしたことを特徴と
    する院外処方箋管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の院外処方箋管理システム
    において、前記端末に画面表示された患者識別情報及び
    前記薬剤処方データを加工し、投薬する内容の薬剤名を
    入力してプリンタより所定の薬剤説明用紙に印字して出
    力させる処方箋説明用紙出力システムを設けたことを特
    徴とする院外処方箋管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の院外処方箋管理システム
    において、前記端末に画面表示された患者識別情報及び
    前記薬剤処方データを加工して記録用データベースに保
    存し、このデータベースに保存された所定期間の患者識
    別データ及び処方箋データを取込んでプリンタより所定
    のレセプト用紙に印字して出力させるレセプト用紙発行
    システムを設けたことを特徴とする院外処方箋管理シス
    テム。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の院外処方箋管理システム
    において、端末の表示画面に表示された患者識別情報及
    び前記薬剤処方データを前記病院の処方箋出力システム
    に送信し、院外薬局処方箋記録用データベースに保存さ
    せることを特徴とする院外処方箋管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項5乃至請求項9のいずれかに記
    載の院外処方箋管理システムにおいて、前記端末はバー
    コードを文字情報に変換する変換ソフトを組込んだ携帯
    端末であることを特徴とする院外処方箋管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006243880A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Takazono Sangyo Co Ltd 薬情作成システムおよび薬情

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006243880A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Takazono Sangyo Co Ltd 薬情作成システムおよび薬情

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