JP2003186756A - データ使用制限設定方法、データ使用制限設定装置、データ使用制限設定プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

データ使用制限設定方法、データ使用制限設定装置、データ使用制限設定プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2003186756A JP2001383650A JP2001383650A JP2003186756A JP 2003186756 A JP2003186756 A JP 2003186756A JP 2001383650 A JP2001383650 A JP 2001383650A JP 2001383650 A JP2001383650 A JP 2001383650A JP 2003186756 A JP2003186756 A JP 2003186756A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツデータの使用を制限するシステム
として、不正に解析され難く、信頼性の高いシステムを
広く提供できるようにする。 【解決手段】 ユーザ端末装置からコンテンツデータお
よびこのデータに対応したユーザ認証用データを受信す
るデータ受信ステップ(S21、S25)と、前記ユーザ
認証用データに基づいて認証の可否を判定する認証可否
判定ステップ(S22、S23)と、前記判定において認
証可と判定された場合に、前記コンテンツデータに対し
その使用について制限を加えるためのデータ使用制限を
設定するデータ使用制限設定ステップ(S26)とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが保有する
コンテンツデータにデータの使用制限を設定するデータ
使用制限設定方法、データ使用制限設定装置、データ使
用制限設定プログラムおよびデータ使用制限設定プログ
ラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データの著作権を保護する目的
で、コンテンツデータにその使用を制限する制限情報を
埋め込むという技術がある。この技術においては、デー
タを使用する際に、コンピュータがデータに埋め込まれ
た制限情報を読み取り、その制限情報に従ってコンピュ
ータがデータの使用を制限することにより、データの著
作権を保護するようにしている。
【0003】また、特開平11−86435号公報に記
載の発明では、データの複製を禁止するための禁止情報
や、複製回数を制限するための許可情報をデータに埋め
込むことにより、ユーザによるデータの複製を制限し、
データの著作権を保護するようにしている。
【0004】具体的には、ユーザによるデータ複製の際
に、ユーザのコンピュータにて禁止情報および許可情報
が読み取られ、それら情報に基づいてデータの複製が制
限される。また、許可情報に対してはデジタル署名が行
われており、許可情報を読み取る際に署名の認証を行
い、認証できない場合には複製を禁止することにより、
許可情報の不正な改ざんを阻止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
構成において、コンテンツデータ使用の制限は、制限情
報をコンテンツデータに埋め込んでおき、コンテンツデ
ータ使用の際に制限情報を読み取ることにより行われて
いる。また、制限情報を暗号化すること、あるいはデジ
タル署名することにより、不正に制限情報の設定もしく
は改ざんを行えないようにしている。
【0006】しかしながら、上記従来の構成では、コン
テンツデータへの制限情報の埋め込みは、暗号化の鍵を
保持する者、もしくはデジタル署名ができる者のみしか
行うことができない。逆に、制限情報の暗号化やデジタ
ル署名を行わず、コンテンツデータの一般利用者にも制
限情報の埋め込みが可能であるようにした場合、一般利
用者により、コンテンツデータの作成者が望まない制限
情報がコンテンツデータに埋め込まれ、あるいは制限情
報が書き換えられる虞がある。
【0007】このため、現状では、専用のツールやソフ
トウエアを用いてコンテンツデータに使用制限を設定し
ている。しかしながら、このような方法では、ツールや
ソフトウエアが解析されることにより使用制限を自由に
変更されてしまうという虞があり、使用制限そのものの
信頼性が低い。そこで、信頼性を高めるためには、不正
な解析が行われないように、一部の信頼できるユーザに
しか上記ツールやソフトウエアを配布できないといった
ことにもなっている。
【0008】このように、上記従来の技術では、コンテ
ンツデータの使用を制限するための信頼性の高いシステ
ムを広く提供できないという問題点を有している。
【0009】また、上記従来の技術では、コンテンツデ
ータの作成者のみが自由にコンテンツデータの使用を制
限できるシステムを提供できないという問題点を有して
いる。
【0010】したがって、本発明の目的は、コンテンツ
データの使用を制限するシステムとして、不正に解析さ
れ難く、信頼性の高いシステムを広く提供できるように
することにある。また、本発明の他の目的は、作成者の
みが自由にコンテンツデータの使用を制限することがで
きるシステムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のデータ使用制限設定方法は、ユーザ端末
装置から被制限設定データ、例えばコンテンツデータお
よびこのデータに対応したユーザ認証用データを受信す
るデータ受信ステップと、前記ユーザ認証用データに基
づいて認証の可否を判定する認証可否判定ステップと、
前記判定において認証可と判定された場合に、前記被制
限設定データに対しその使用について制限を加えるため
のデータ使用制限を設定するデータ使用制限設定ステッ
プとを備えていることを特徴としている。
【0012】上記の構成において、ユーザは、被制限設
定データにデータ使用制限を設定するために、例えば、
前もってユーザ登録を行っている。認証可否判定ステッ
プでは、データ受信ステップにおいて受信したユーザ認
証用データと前記ユーザ登録された情報とを照合して、
認証の可否、例えばユーザ認証用データを送信したユー
ザがユーザ登録されているか否かを判定する。
【0013】データ使用制限設定ステップでは、認証可
否判定ステップにおいて認証可と判定された場合、例え
ばユーザ認証用データを送信したユーザがユーザ登録さ
れていると判定された場合に、データ受信ステップにお
いて受信した被制限設定データ、例えばコンテンツデー
タに対してデータ使用制限の設定を行う。
【0014】ここで、被制限設定データ(コンテンツデ
ータ)は、任意のユーザまたは装置により作成されたデ
ータであり、例えば、動画データ、音楽データあるいは
文章データ等である。また、データ使用制限は、任意の
人または装置等による被制限設定データの使用に対する
制限であり、これには、例えば、被制限設定データの複
製、保存、印刷、転送、編集、再生端末装置あるいは利
用期間等の制限が含まれる。さらに、データ使用制限
は、例えば特定のサービスに対する使用の可否を設定す
るものであってもよい。
【0015】上記の構成では、認証可否判定ステップに
おいて認証可と判定された場合に、ユーザ端末装置から
送信された被制限設定データに対して、データ使用制限
設定ステップにおいてデータ使用制限が設定される。し
たがって、ユーザ端末装置側においては、上記データ使
用制限を設定するための装置を備える必要がない。
【0016】また、被制限設定データに対するデータ使
用制限は、各ユーザ端末装置ではなく、各ユーザ端末装
置と例えばインターネットを介して通信を行い、前記の
各ステップを実行する例えばデータ使用制限設定装置に
おいて行われる。したがって、データ使用制限を設定す
る手法が不正に解析され難く、信頼性の高いシステムを
広く提供することができる。
【0017】上記のデータ使用制限設定方法は、被制限
設定データが被制限設定データの作成者を特定するため
の作成者情報を含んでおり、被制限設定データから前記
作成者情報を取得する作成者情報取得ステップと、ユー
ザ認証用データと前記作成者情報との関連の有無を判定
する関連有無判定ステップとをさらに備え、被制限設定
データから取得した前記作成者情報と前記被制限設定デ
ータに対するデータ使用制限設定の依頼に伴って受信し
たユーザ認証用データとが、前記関連有無判定ステップ
において関連有りと判定されたときにのみ、前記データ
使用制限設定ステップを行う構成としてもよい。
【0018】上記の構成において、作成者情報とは、例
えば、被制限設定データ(コンテンツデータ)の作成ツ
ールのユーザごとに割り当てられたシリアルIDであ
る。ユーザ認証用データにはこの作成者情報そのものを
使ってもよい。また、例えばユーザ登録時に、ユーザ認
証用データとして使用するIDと作成者情報とを関連付
けておいてもよい。
【0019】上記の構成では、被制限設定データから取
得した作成者情報とその被制限設定データに対するデー
タ使用制限設定の依頼に伴って受信したユーザ認証用デ
ータとが、関連有無判定ステップにおいて関連有りと判
定されたときにのみ、データ使用制限設定ステップが行
われる。即ち、被制限設定データに対してデータ使用制
限が設定される。
【0020】したがって、ユーザ認証用データに基づく
認証の可否に加えて、被制限設定データへのデータ使用
制限の設定を依頼しているユーザが、その被制限設定デ
ータ(コンテンツデータ)の作成者であるか否かも判定さ
れる。これにより、ユーザ認証用データを不正に取得し
たユーザによる不正なデータ使用制限の設定の依頼、例
えば被制限設定データ(コンテンツデータ)の不正使用
を目的とした被制限設定データに対するデータ使用制限
の改変等を防止することができる。また、被制限設定デ
ータの作成者の意図に反するデータ使用制限の設定を禁
止することができる。これにより、本発明の方法を実施
するシステムの信頼性をさらに高めることができる。
【0021】上記のデータ使用制限設定方法において、
データ使用制限設定ステップでは、ユーザにより所望の
使用制限が選択され、かつユーザ端末装置から受信した
使用制限設定データに基づき、被制限設定データに対し
て使用制限を設定する構成としてもよい。
【0022】上記の構成によれば、被制限設定データの
形態やユーザの種別等に応じて、ユーザが任意にデータ
使用制限を選択することができる。例えば、コンテンツ
データに既にデータ使用制限が設定されている場合に、
データ使用制限を再設定するこができないような設定が
可能である。他の例としては、コンテンツデータに既に
データ使用制限が設定されている場合に、制限を強める
再設定のみ許可する設定が可能である。さらに他の例と
しては、特定のユーザのみに対して特定のデータの使用
を制限するような設定が可能である。
【0023】上記のように、本発明の構成では、ユーザ
が所望のデータ使用制限を任意に選択することができる
ので、本発明の方法を実施するシステムの利便性を高め
ることができる。
【0024】上記のデータ使用制限設定方法は、データ
使用制限設定ステップによりデータ使用制限が設定され
た被制限設定データを、ユーザ端末装置からの要求に応
じて指定の端末装置に送信する制限設定済データ送信ス
テップをさらに備えている構成としてもよい。
【0025】上記の構成において、指定の端末装置と
は、例えば、被制限設定データ(コンテンツデータ)の
版権者の端末装置や特定の顧客の端末装置である。
【0026】上記の構成によれば、データ使用制限済の
被制限設定データを一旦ユーザ端末装置に送信すること
なく、ユーザが所望する端末装置に直接送信することが
できるので、本発明の方法を実施するシステムの利便性
を高めることができる。
【0027】上記のデータ使用制限設定方法は、データ
使用制限設定ステップによりデータ使用制限が設定され
た被制限設定データを、被制限設定データの提供を目的
とした装置に送信する制限設定済データ送信ステップを
さらに備えている構成としてもよい。
【0028】上記の構成において、被制限設定データの
提供を目的とした装置とは、例えば、被制限設定データ
(コンテンツデータ)のダウンロードサービスを行うサ
ーバやコンテンツデータの送信サービスを行うサーバで
ある。
【0029】上記の構成によれば、データ使用制限を設
定した被制限設定データを、一旦ユーザ端末装置に送信
することなく、被制限設定データの提供を目的とした所
定の装置に直接送信することができるので、本発明の方
法を実施するシステムの利便性を高めることができる。
【0030】上記のデータ使用制限設定方法は、被制限
設定データへのデータ使用制限設定の依頼元のユーザに
対して課金を行う課金ステップをさらに備えている構成
としてもよい。
【0031】上記の構成によれば、被制限設定データへ
のデータ使用制限設定の依頼元のユーザに対して課金を
行うことにより、被制限設定データへのデータ使用制限
設定のサービスにおいて、適切に利益を上げることがで
きる。
【0032】また、上記課金に際しては、ユーザに応じ
て課金する金額を選択するステップを備えていてもよ
い。ユーザに応じた課金する金額の選択は、例えば、ユ
ーザ種別、設定するデータ使用制限の種類、被制限設定
データの種類等に応じて行う。
【0033】一例として、被制限設定データ毎に従量課
金する場合に、一度に大量の被制限設定データに対して
データ使用制限の設定の依頼を受けた場合、単価を割り
引く。他の例として、データ使用制限が設定された被制
限設定データの使用目的が営利か非営利かに応じて課金
する金額を変える。さらに他の例として、ユーザが学生
であれば学割がきくようにする。さらに他の例として、
被制限設定データ内にデータ使用制限を設定する際の課
金額情報を埋め込み、その情報に基づき課金額を算出す
る。このような構成によれば、ユーザに対する多彩な課
金方法を提供することができる。
【0034】本発明のデータ使用制限設定装置は、ユー
ザ端末装置とデータの送受信を行う通信手段と、前記ユ
ーザ端末装置から受信したユーザ認証用データに基づい
て認証の可否を判定する認証可否判定手段と、前記認証
可否判定手段において認証可と判定された場合に、前記
ユーザ端末装置から受信した、前記ユーザ認証用データ
に対応した被制限設定データに対し、その使用について
制限を加えるためのデータ使用制限を設定するデータ使
用制限設定手段とを備えていることを特徴としている。
【0035】上記の構成において、ユーザは、被制限設
定データにデータ使用制限を設定するために、例えば、
前もってユーザ登録を行っている。認証可否判定手段
は、通信手段により受信されたユーザ認証用データと前
記ユーザ登録された情報とを照合して、認証の可否、例
えばユーザ認証用データを送信したユーザがユーザ登録
されているか否かを判定する。
【0036】また、データ使用制限設定手段は、認証可
否判定手段において認証可と判定された場合、例えばユ
ーザ認証用データを送信したユーザがユーザ登録されて
いると判定された場合に、データ受信ステップにおいて
受信した被制限設定データ、例えばコンテンツデータに
対してデータ使用制限の設定を行う。
【0037】データ使用制限設定装置では、上記のよう
に、認証可否判定手段において認証可と判定された場合
に、ユーザ端末装置から送信された被制限設定データに
対して、データ使用制限設定手段によりデータ使用制限
が設定される。したがって、ユーザ端末装置側において
は、上記データ使用制限を設定するための装置を備える
必要がない。
【0038】また、被制限設定データに対するデータ使
用制限は、各ユーザ端末装置ではなくデータ使用制限設
定装置において行うことができるので、データ使用制限
を設定する手法が不正に解析され難く、信頼性の高いシ
ステムを広く提供することができる。
【0039】上記のデータ使用制限設定装置は、被制限
設定データが、被制限設定データの作成者を特定するた
めの作成者情報を含んでおり、被制限設定データから前
記作成者情報を取得する作成者情報取得手段と、ユーザ
認証用データと前記作成者情報との関連の有無を判定す
る関連有無判定手段とをさらに備え、データ使用制限設
定手段は、被制限設定データから取得した前記作成者情
報と前記被制限設定データに対するデータ使用制限設定
の依頼に伴って受信したユーザ認証用データとが、前記
関連有無判定手段において関連有りと判定されたときに
のみ、前記データ使用制限の設定処理を行う構成として
もよい。
【0040】上記の構成によれば、被制限設定データか
ら取得した作成者情報とその被制限設定データに対する
データ使用制限設定の依頼に伴って受信したユーザ認証
用データとが、関連有無判定手段において関連有りと判
定されたときにのみ、データ使用制限設定手段におい
て、被制限設定データに対しデータ使用制限が設定され
る。
【0041】したがって、ユーザ認証用データに基づく
認証の可否に加えて、被制限設定データへのデータ使用
制限の設定を依頼しているユーザが、その被制限設定デ
ータ(コンテンツデータ)の作成者であるか否かも判定さ
れる。これにより、ユーザ認証用データを不正に取得し
たユーザによる不正なデータ使用制限の設定の依頼、例
えば被制限設定データ(コンテンツデータ)の不正使用
を目的とした被制限設定データに対するデータ使用制限
の改変等を防止することができる。また、被制限設定デ
ータの作成者の意図に反するデータ使用制限の設定を禁
止することができる。これにより、本発明のデータ使用
制限設定装置を備えたシステムの信頼性をさらに高める
ことができる。
【0042】発明のデータ使用制限設定プログラムは、
上記のデータ使用制限設定装置における各手段をコンピ
ュータで実現するものである。
【0043】また、本発明の記録媒体は、上記のデータ使
用制限設定プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能なものである。
【0044】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図22に基づいて以下に説明する。本実施の形態のデ
ータ使用制限設定システムは、図1に示すように、コン
ピュータからなるデータ使用制限設定サーバ(データ使
用制限設定装置)1を備えている。このデータ使用制限
設定サーバ1は、ユーザの依頼に基づき、ユーザが使用
する、例えばコンピュータからなるユーザ端末装置2か
ら送信されてきたコンテンツデータに対して、使用制限
の設定処理を行うものである。上記コンテンツデータ
は、例えば、アニメデータ、画像データ、音楽データあ
るいは文章データである。
【0045】データ使用制限設定サーバ1はコンテンツ
データにデータ使用制限を設定するシステムとして構成
され、例えば、通信制御部(通信手段)11、ユーザ認
証部(認証可否判定手段)12およびデータ使用制限設
定部(データ使用制限設定手段)13を備えている。
【0046】通信制御部11は、ユーザ端末装置2とデ
ータの送受信を行い、ユーザ端末装置2から送信された
データを受信する。このデータには、コンテンツデー
タ、ユーザ認証用データおよび使用制限設定データが含
まれる。これらコンテンツデータ、使用制限設定データ
およびユーザ認証用データの送信は、例えば、メール添
付、HTTPリクエスト等により行うことができる。使
用制限設定データは、コンテンツデータとは別に送信さ
れてもよい。あるいは、コンテンツデータに埋め込まれ
た状態で送信されてもよい。
【0047】上記ユーザ端末装置2は、例えば、PC
(パーソナルコンピュータ)、サーバ、携帯電話、PD
A(パーソナルデジタルアシスタンツ)、あるいはその
他の通信機能を有する端末装置からなる。データ使用制
限設定サーバ1(通信制御部11)とユーザ端末装置2
との接続は、例えばインターネット3により行われる。
なお、インターネット3に代えて、電話回線やLANケ
ーブル等の有線、あるいは赤外線通信等の無線が使用さ
れていてもよい。
【0048】ユーザ認証部12は、ユーザ端末装置2か
ら受信したユーザ認証用データに基づいてユーザ認証処
理を行い、そのユーザがデータ使用制限設定サーバ1を
使用する権利を有するか否かを判断する。ユーザ認証用
データは、例えば、ユーザを特定するためのユーザID
(認証用ID)、およびユーザ本人であることを確認する
ためのパスワードを少なくとも含む構成とすることがで
きる。ユーザ認証用データにはこれら以外にユーザ端末
装置2を特定するためのデータ等が含まれていてもよ
い。
【0049】したがって、ユーザ認証処理は、例えば、
予めユーザIDおよびパスワードをデータベースに登録
しておき、ユーザ端末装置2からユーザ認証用データと
して受信したユーザIDおよびパスワードを、上記登録
済みのものと照合するといった処理となる。この処理を
行うために、ユーザ認証部12は、図4に示すように、
予めユーザIDおよびパスワードを登録しておく認証用
データベース21、および上記照合処理を行い、ユーザ
がデータ使用制限設定サーバ1を使用する権利を有する
か否かを判断する認証処理部22を備えている。
【0050】なお、ユーザ認証処理としては、上記のも
の以外に、例えば、ユーザ認証用データとしてユーザ端
末装置2からクレジットカード番号を送信し、ユーザ認
証用データ22においてクレジットカードが有効か否か
を判定し、その判定結果に基づいてデータ使用制限設定
サーバ1の使用の可否を判断するものであってもよい。
この場合には、上記クレジットカードに対してさらに課
金を行うものであってもよい。また、他の例として、ユ
ーザ端末装置2が固有のIDを有するものとし、このユ
ーザ端末装置IDをユーザ認証用データとして用いるも
のであってもよい。
【0051】データ使用制限設定部13は、ユーザ端末
装置2から受信したコンテンツデータに対し、ユーザ認
証部12がデータ使用制限設定サーバ1を使用可能と判
断している場合に、ユーザ端末装置2から受信した使用
制限設定データに従ってコンテンツデータにデータ使用
制限を設定する。データ使用制限設定部13にてデータ
使用制限が設定されたコンテンツデータは通信制御部1
1により例えばユーザ端末装置2に送信される。
【0052】上記のデータ使用制限には、コンテンツデ
ータの複製、転送、保存、ダウンロード、印刷および編
集の制限、特定のサービスへのコンテンツデータの使用
の制限、並びにコンテンツデータを使用可能な端末装置
の制限等が含まれる。コンテンツデータにデータ使用制
限が設定された場合、そのコンテンツデータについて
は、データ使用制限の設定内容に応じて、上記の各処理
等自体が禁止されるか、あるいは上記処理等が可能であ
るものの何らかの制限が加えられる。
【0053】データ使用制限の設定の目的は、例えば、
コンテンツデータの複製や転送等を禁止して、課金した
ユーザのみにコンテンツデータの使用を許可することで
ある。あるいは、コンテンツデータの編集を禁止して、
コンテンツデータがその作成者の意図に反して改変され
るのを防止することである。
【0054】なお、課金していないユーザへの宣伝にコ
ンテンツデータが使用される場合、この場合のコンテン
ツデータは宣伝用なので、それを自由に配布できるよう
に複製および転送は禁止しない構成としてもよい。一
方、この場合でもユーザ端末装置2へのコンテンツデー
タの保存は禁止してもよい。
【0055】これら以外にも、印刷の可否によってコン
テンツデータの値段を変えるというように使用制限を設
定することにより、著作権の保護だけでなく、多彩なサ
ービスの提供が可能になる。
【0056】また、処理依頼元のユーザに応じて、設定
可能なデータ使用制限を限定するようにしてもよい。例
えば、課金額が高いユーザほど設定可能なデータ使用制
限の種類を多くしてもよい。また、コンテンツデータの
種類およびそのデータ量等に応じて、設定可能なデータ
使用制限の種類を変更してもよい。
【0057】また、データ使用制限設定部13は、コン
テンツデータにデータ使用制限の設定を次の手順により
行うものであってもよい。まず、ユーザ端末装置2から
受信したコンテンツデータを解析して、そのコンテンツ
データに設定可能なデータ使用制限可能項目を作成す
る。次に、このデータ使用制限可能項目を通信制御部1
1を介してユーザ端末装置2に送信し、ユーザ端末装置
2においてデータ使用制限可能項目からユーザが希望す
るデータ使用制限を選択してもらう。その後、ユーザに
より選択されたデータ使用制限選択項目をユーザ端末装
置2から受信し、そのデータ使用制限選択項目に基づい
てデータ使用制限設定部13がコンテンツデータにデー
タ使用制限を設定する。この場合にはデータ使用制限選
択項目が使用制限設定データとなる。
【0058】また、データ使用制限設定部13は、コン
テンツデータのファイル拡張子等の情報からコンテンツ
データに設定すべきデータ使用制限項目を判断し、デー
タ使用制限を設定するようにしてもよい。この場合に
は、設定すべきデータ使用制限項目を判断する元となっ
たファイル拡張子等の情報が使用制限設定データとな
る。
【0059】なお、データ使用制限設定部13は不正に
解析されるとデータ使用制限の信頼性が損なわれること
になるため、強固なセキュリティに守られていることが
望ましい。
【0060】また、データ使用制限設定システムは、図
1に示したデータ使用制限設定サーバ1を備えた構成ば
かりでなく、図2に示したデータ使用制限設定サーバ3
1のように、さらに作成者情報取得部14を備えた構成
であってもよい。この作成者情報取得部14は、コンテ
ンツデータの作成者を特定するための作成者情報をコン
テンツデータから取得するものである。
【0061】上記作成者情報とは、例えば、コンテンツ
データの作成用ツール(作成用ソフトウエア)のユーザ
ごとに割り当てられたシリアルIDである。この作成者
情報は、ユーザがコンテンツデータを作成したときにコ
ンテンツデータに埋め込まれる。その埋め込み方法とし
ては、例えば、コンテンツデータのヘッダ情報として埋
め込むものが挙げられる。これ以外には、電子透かし技
術により埋め込む方法がある。この作成者情報は、不正
に改ざんあるいは解析されないように、暗号化されるこ
とが望ましい。
【0062】上記作成者情報は、そのものをユーザ認証
用データとして使用することも可能である。この場合、
ユーザ認証部12の認証処理部22では、ユーザ認証用
データとして認証用データベース21に予め格納されて
いる作成者情報と作成者情報取得部14が取得した作成
者情報との一致の有無を判断し、データ使用制限設定部
13では両者が一致したときのみコンテンツデータにデ
ータ使用制限を設定する。図2においては、作成者情報
取得部14が、取得した作成者情報をユーザ認証部12
に与える処理を点線にて示す。
【0063】なお、ユーザ認証用データとして作成者情
報を用いた場合にデータ使用制限設定サーバ31が不正
使用される虞がある場合には次のような構成としてもよ
い。即ち、ユーザ認証用データとして作成者情報を直接
用いずに、ユーザ認証用データと作成者情報との対応表
を例えばユーザ認証部12の認証用データベース21が
保有し、使用制限設定部13は、作成者情報取得部14
から得られた作成者情報とユーザ認証用データとの対応
が認証処理部22にて確認されたときに、コンテンツデ
ータに対してデータ使用制限を設定するようにしてもよ
い。
【0064】また、データ使用制限設定システムは、図
3に示したデータ使用制限設定サーバ41のように、課
金部15を備えた構成であってもよい。課金部15は、
コンテンツデータへのデータ使用制限の設定を依頼した
ユーザに対して課金する。
【0065】上記課金は、例えば、ユーザが事前に登録
したクレジットカード番号、銀行口座等に対して行われ
る。課金には適宜種々の形態を採用することができる。
例えば、課金する金額は、一律ではなく、コンテンツデ
ータに設定したデータ使用制限の数、種類によって異な
るようにしてもよい。あるいは、課金する金額を、ユー
ザにより、もしくは使用制限設定後のデータの利用目的
等により異なるようにしてもよい。
【0066】上記の構成において、図1に示したデータ
使用制限設定システムの動作を図5のフローチャートに
基づいて説明する。図5(a)はデータ使用制限設定サ
ーバ1に対してコンテンツデータへのデータ使用制限の
設定を依頼するユーザ端末装置2の動作を示し、図5
(b)はコンテンツデータにデータ使用制限を設定する
データ使用制限設定サーバ1の動作を示す。ここでは、
コンテンツデータの一例としてアニメデータを用いてお
り、その作成者は、アニメデータをサンプルデータとし
て作成者の顧客に配布する目的で作成している。そこ
で、作成者は、アニメデータを受け取った顧客がこれを
改変しないように、編集禁止とするデータ使用制限の設
定をデータ使用制限設定サーバ1に依頼している。
【0067】まず、ユーザ端末装置2は、データ使用制
限設定サーバ1を使用する権利の有無を確認するため、
ユーザ認証用データをデータ使用制限設定サーバ1に送
信する(S11)。なお、ユーザ認証用データとして
は、データ使用制限設定サーバ1に事前に登録されてい
る例えばユーザIDおよびパスワードが使用される。
【0068】データ使用制限設定サーバ1では、通信制
御部11がユーザ端末装置2からユーザ認証用データを
受信すると(S21)、ユーザ認証部12の認証処理部
22がユーザ認証用データ、即ちユーザIDおよびパス
ワードを認証用データベース21に登録されているユー
ザIDおよびパスワードと照合する(S22)。これに
より、認証処理部22は、ユーザ端末装置2がデータ使
用制限設定サーバ1を使用する権利を有するか否かを判
断する(S23)。
【0069】認証処理部22での判断の結果、そのユー
ザ(コンテンツデータの作成者)にデータ使用制限設定
サーバ1を使用する権利があれば、通信制御部11は、
ユーザ端末装置2に対してコンテンツデータとしてのア
ニメデータおよび使用制限設定データの送信を要求する
(S24)。
【0070】この要求を受けると(S12)、ユーザ端
末装置2は、アニメデータおよび使用制限設定データを
データ使用制限設定サーバ1に対して送信する(S1
3)。このとき、アニメデータと使用制限設定データと
は一緒に送信しても、別々に送信してもよい。
【0071】ここでは、まずデータ使用制限設定サーバ
1がコンテンツデータを受信し、このコンテンツデータ
に基づき、データ使用制限設定部13がコンテンツデー
タに設定可能なデータ使用制限可能項目を作成し、これ
をユーザ端末装置2に送信して表示させるようにしてい
る。
【0072】図6は、データ使用制限設定サーバ1から
送信された上記データ使用制限可能項目に基づき、ユー
ザ端末装置2の表示部に表示されるデータ使用制限設定
画面の例である。このデータ使用制限設定画面上におい
て、ユーザにより何れかの使用制限設定項目、例えば同
図に示す複製禁止、転送禁止、印刷禁止もしくは編集禁
止のうちの何れか、またはこれらのうちの複数のもの、
さらには使用可能端末装置(使用不可端末装置)が選択
された後、送信ボタンが押されると、選択された内容が
使用制限設定データとしてユーザ端末装置2からデータ
使用制限設定サーバ1に送信される。なお、同図では編
集禁止が選択されている。図7には上記使用制限設定デ
ータの例を示す。
【0073】上記のようにデータ使用制限設定画面を使
用する構成以外の例としては、データ使用制限設定サー
バ1の例えば認証用データベース21にユーザ認証用デ
ータに対応した使用制限設定データが予め登録されてい
るものであってもよい。この場合には、ユーザ端末装置
2からデータ使用制限設定サーバ1へユーザ認証用デー
タおよびコンテンツデータを送信することのみにより、
データ使用制限設定サーバ1においてユーザ認証および
データ使用制限の設定が行われる。
【0074】ユーザ端末装置2からコンテンツデータお
よび使用制限設定データを受信すると(S25)、デー
タ使用制限設定サーバ1のデータ使用制限設定部13
は、使用制限設定データに従ってコンテンツデータが編
集禁止となるように、コンテンツデータを改変する。即
ち、編集禁止の使用制限を設定する(S26)。
【0075】その後、データ使用制限設定サーバ1の通
信制御部11は、使用制限を設定したコンテンツデータ
をユーザ端末装置2に送信し(S27)、ユーザ端末装
置2はそのコンテンツデータを受信する(S14)。
【0076】なお、データ使用制限設定サーバ1とユー
ザ端末装置2との間での上述した一連のデータ送受信
は、セキュリティのため全て暗号化されることが望まし
い。
【0077】次に、図2に示したデータ使用制限設定シ
ステムの動作を図8のフローチャートに基づいて説明す
る。図8(a)はデータ使用制限設定サーバ31に対し
てコンテンツデータへのデータ使用制限の設定を依頼す
るユーザ端末装置2の動作を示し、図8(b)はコンテ
ンツデータにデータ使用制限を設定するデータ使用制限
設定サーバ31の動作を示す。ここでは、作成者情報を
用いてコンテンツデータにデータ使用制限が設定され
る。上記作成者情報とは、例えば、コンテンツデータを
作成するツールのユーザごとに割り当てられたシリアル
IDである。
【0078】まず、ユーザ端末装置2は、データ使用制
限設定サーバ31を使用する権利の有無を確認するた
め、ユーザ認証用データをデータ使用制限設定サーバ3
1に送信する(S31)。ここでは、ユーザ認証用デー
タとして、データ使用制限設定サーバ31に事前に登録
されている、コンテンツデータの作成者のシリアルID
およびパスワードが使用される。シリアルIDはコンテ
ンツデータを作成するツールをユーザ(コンテンツデー
タの作成者)に配布するときに自動的に割り当てられ
る。
【0079】データ使用制限設定サーバ31では、通信
制御部11がユーザ端末装置2からユーザ認証用データ
(作成者情報)を受信すると(S41)、ユーザ認証部1
2の認証処理部22がユーザ認証用データ(作成者情
報)、即ちコンテンツデータの作成者のシリアルIDお
よびパスワードを認証用データベース21に登録されて
いるユーザ情報、即ちシリアルIDおよびパスワードと
照合する(S42)。これにより、認証処理部22は、
ユーザ端末装置2がデータ使用制限設定サーバ31を使
用する権利を有するか否かを判断する(S43)。
【0080】認証処理部22での判断の結果、そのユー
ザ(コンテンツデータの作成者)にデータ使用制限設定
サーバ31を使用する権利があれば、通信制御部11
は、ユーザ端末装置2に対してコンテンツデータおよび
使用制限設定データの送信を要求する(S44)。
【0081】この要求を受けると(S32)、ユーザ端
末装置2は、コンテンツデータおよび使用制限設定デー
タをデータ使用制限設定サーバ31に対して送信する
(S33)。このとき、コンテンツデータと使用制限設
定データとは一緒に送信しても、別々に送信してもよ
い。なお、両者を別々に送信する場合には、例えば、図
1に示した前述のデータ使用制限設定システムの場合と
同様にして使用制限設定データが作成される。図9には
ここでの使用制限設定データの一例を示す。この使用制
限設定データでは、コンテンツデータの複製、転送およ
び印刷が許可され、編集が禁止されている。また、使用
可能端末装置として携帯電話が指定されている。
【0082】ユーザ端末装置2からコンテンツデータお
よび使用制限設定データを受信すると(S45)、デー
タ使用制限設定サーバ31の作成者情報取得部14は、
コンテンツデータに埋め込まれている作成者情報、即ち
コンテンツデータの作成者のシリアルIDを取得し(S
46)、ユーザ認証部12に供給する。
【0083】ユーザ認証部12では、作成者情報取得部
14から供給されたシリアルIDとユーザ認証用データ
として使用されたシリアルIDとが一致するか否かを判
定する(S47)。この場合、ユーザ認証用データとし
て使用されたシリアルIDは、例えば認証用データベー
ス21に予め格納されている、前記S42での照合に使
用したシリアルID、あるいはS31においてユーザ端
末装置2から送信され、例えば認証用データベース21
に格納されていたものである。
【0084】ユーザ認証部12での上記判定の結果、両
シリアルIDが一致していなければ処理を終了する一
方、両シリアルIDが一致していれば、データ使用制限
設定部13は、使用制限設定データに従ってコンテンツ
データが編集禁止となるように、コンテンツデータを改
変する。即ち、編集禁止の使用制限を設定する(S4
8)。
【0085】その後、データ使用制限設定サーバ31の
通信制御部11は、使用制限を設定したコンテンツデー
タをユーザ端末装置2に送信し(S49)、ユーザ端末
装置2はそのコンテンツデータを受信する(S34)。
【0086】次に、コンテンツデータにデータ使用制限
として使用回数制限を設定する場合のデータ使用制限設
定システムの構成を図10に基づいて説明する。同図に
示すデータ使用制限設定システムは、データ使用制限設
定サーバ41、スタンプサービス装置51、ユーザ携帯
電話端末装置52を備えている。
【0087】このデータ使用制限設定システムにおい
て、データ使用制限設定サーバ41は一例であり、他の
データ使用制限設定サーバ1、31であってもよい。ス
タンプサービス装置51は、使用回数制限付きコンテン
ツデータをユーザに提供するものであり、それぞれ例え
ばコンピュータからなるスタンプサービス提供者端末装
置53およびスタンプサービス提供サーバ54を備えて
いる。スタンプサービス提供者端末装置53は、データ
使用制限設定サーバ41の通信制御部11およびスタン
プサービス提供サーバ54とのデータの送受信を行う。
スタンプサービス提供サーバ54は、スタンプサービス
として提供するためのコンテンツデータ、例えば、画
像、動画、アニメあるいは音楽データを保持している。
ユーザ携帯電話端末装置52は、前記ユーザ端末装置2
の一例であり、データ使用制限設定サーバ41およびス
タンプサービス装置51のサービスを利用する。
【0088】この例では、スタンプサービス装置51が
ユーザ携帯電話端末装置52に携帯電話専用のスタンプ
サービスを提供する。ここで、スタンプサービスとは、
コンテンツデータに対して貼付け用のコンテンツデータ
を提供するサービスである。このサービスは、直接的に
はスタンプサービス装置51のスタンプサービス提供サ
ーバ54が行う。貼付け用コンテンツデータを実際の切
手のように別のコンテンツデータに貼り付けることによ
り、オリジナルのコンテンツデータは消滅する。また、
一度貼り付けに使用された貼付け用コンテンツデータ
は、貼り付け対象となったコンテンツデータと分離して
再利用することができない。
【0089】また、貼付け用コンテンツデータの貼り付
け対象となる別のコンテンツデータとしては、例えば、
画像、動画、アニメあるいは音楽データを挙げることが
できる。また、スタンプサービス装置51が提供する貼
付け用コンテンツデータとしては、例えば、画像、動
画、アニメあるいは音楽データを挙げることができる。
即ち、このデータ使用制限設定システムでは、被貼付け
用のコンテンツデータとしての例えば画像データあるい
は動画データに対する、貼付け用のコンテンツデータと
しての画像データあるいは音楽データ等を、スタンプサ
ービス装置51がユーザ携帯電話端末装置52に対して
ダウンロード可能に提供する。
【0090】また、このデータ使用制限設定システムで
は、データ使用制限設定サーバ41のユーザはスタンプ
サービス装置51である。即ち、データ使用制限設定サ
ーバ41は、スタンプサービス装置51から依頼された
コンテンツデータに対してデータ使用制限を設定する。
【0091】また、このデータ使用制限設定システムで
は、スタンプサービス提供者端末装置53からデータ使
用制限設定サーバ41に送信するユーザ認証用データと
して例えばユーザIDを使用するもとする。これに応じ
て、ユーザ認証部12の認証用データベース21は、ユ
ーザ認証用データと作成者情報との対応表を保有し、認
証処理部22にてユーザ認証用データと作成者情報との
対応が確認されたときに、データ使用制限設定部13が
コンテンツデータに対してデータ使用制限を設定するよ
うにしている。
【0092】この場合のスタンプサービス装置51とデ
ータ使用制限設定サーバ41との動作を図11のフロー
チャートに基づいて説明する。図11(a)はデータ使
用制限設定サーバ41に対してコンテンツデータへのデ
ータ使用制限の設定を依頼するスタンプサービス提供者
端末装置53の動作を示し、図11(b)はコンテンツ
データにデータ使用制限を設定するデータ使用制限設定
サーバ41の動作を示す。ここでは、図8の動作の場合
と同様、作成者情報を用いてコンテンツデータにデータ
使用制限が設定される。
【0093】まず、スタンプサービス提供者端末装置5
3は、データ使用制限設定サーバ41を使用する権利の
有無を確認するため、ユーザ認証用データとしてのユー
ザIDをデータ使用制限設定サーバ41に送信する(S
61)。前記ユーザIDは、事前に、スタンプサービス
装置51に与えられ、かつデータ使用制限設定サーバ4
1に登録されているものである。
【0094】データ使用制限設定サーバ41では、通信
制御部11がスタンプサービス提供者端末装置53から
ユーザ認証用データ(ユーザID)を受信すると(S7
1)、ユーザ認証部12の認証処理部22が上記ユーザ
認証用データ(ユーザID)を認証用データベース21に
格納されているユーザIDと照合する(S72)。これ
により、認証処理部22は、スタンプサービス提供者端
末装置53がデータ使用制限設定サーバ41を使用する
権利を有するか否かを判断する(S73)。
【0095】認証処理部22での判断の結果、スタンプ
サービス提供者端末装置53にデータ使用制限設定サー
バ41を使用する権利があれば、通信制御部11は、ス
タンプサービス提供者端末装置53に対してコンテンツ
データおよび使用制限設定データの送信を要求する(S
74)。
【0096】この要求を受けると(S62)、スタンプ
サービス提供者端末装置53は、コンテンツデータおよ
び使用制限設定データをデータ使用制限設定サーバ41
に対して送信する(S63)。このとき、コンテンツデ
ータと使用制限設定データとは一緒に送信しても、別々
に送信してもよい。なお、両者を別々に送信する場合に
は、例えば、図1に示した前述のデータ使用制限設定シ
ステムの場合と同様にして使用制限設定データが作成さ
れる。図12にはここでの使用制限設定データの一例を
示す。この使用制限設定データでは、ユーザ携帯電話端
末装置52上でのコンテンツデータの複製および転送が
禁止され、印刷が許可されている。また、全端末装置上
での編集は禁止され、コンテンツデータを使用可能なサ
ービスはスタンプサービスのみ、スタンプ使用回数は1
回、スタンプサービス使用可能端末装置は携帯電話のみ
と指定されている。
【0097】スタンプサービス提供者端末装置53から
コンテンツデータおよび使用制限設定データを受信する
と(S75)、データ使用制限設定サーバ41の作成者
情報取得部14は、コンテンツデータに埋め込まれてい
る作成者情報、例えばスタンプサービス提供者端末装置
53に与えられたシリアルIDを取得し(S76)、ユ
ーザ認証部12に供給する。
【0098】ユーザ認証部12の認証処理部22では、
認証用データベース21に格納されているユーザ認証用
データと作成者情報との対応表に基づき、作成者情報取
得部14から供給された作成者情報が認証用データベー
ス21に登録済のユーザIDに対応する作成者情報と一
致するか否かを判定する(S77)。
【0099】ユーザ認証部12での上記判定の結果、両
作成者情報が一致していなければ処理を終了する一方、
両作成者情報が一致していれば、データ使用制限設定部
13は、使用制限設定データに従ってコンテンツデータ
にデータ使用制限を設定する(S78)。
【0100】ここで必要なら、スタンプサービス提供者
に対して課金部15が課金処理を行う。なお、この課金
処理は、コンテンツデータに対してデータ使用制限を設
定する何れの処理においても行うことが可能である。
【0101】次に、データ使用制限設定サーバ41の通
信制御部11は、使用制限を設定したコンテンツデータ
をスタンプサービス提供者端末装置53に送信し(S7
9)、スタンプサービス提供者端末装置53はそのコン
テンツデータを受信する(S64)。
【0102】その後、スタンプサービス提供者は、デー
タ使用制限設定済みのコンテンツデータをスタンプサー
ビス提供者端末装置53からスタンプサービス提供サー
バ54に送信して、ユーザに対してスタンプサービスを
提供する。
【0103】スタンプサービスを利用するユーザは、ユ
ーザ携帯電話端末装置52を使用してスタンプサービス
提供サーバ54からコンテンツデータをダウンロードす
る。ここで必要なら、スタンプサービス提供サーバ54
がユーザ携帯電話端末装置52に対してスタンプサービ
スを利用するための課金処理を行ってもよい。また、予
めユーザがスタンプサービス提供サーバ54に会員登録
をしておき、登録されたユーザは会費を支払うことによ
り自由にコンテンツデータをダウンロードできるように
してもよい。
【0104】スタンプサービス提供サーバ54からコン
テンツデータ(貼付け用コンテンツデータ)をダウンロ
ードしたユーザ携帯電話端末装置52は、コンテンツデ
ータのデータ使用制限に従い、ユーザにスタンプサービ
スの利用を1回に限り許可する。また、ユーザ携帯電話
端末装置52(携帯電話)上でのコンテンツデータの複
製、転送を禁止する。
【0105】また、ユーザが上記コンテンツデータをス
タンプとして別のコンテンツデータに貼り付けると、ユ
ーザ携帯電話端末装置52は、使用制限設定データに基
づきコンテンツデータに設定された使用条件(スタンプ
使用回数1回)に従い、貼付け用コンテンツデータを削
除する。なお、貼付け用コンテンツデータを削除せず、
データ使用制限を書き換えてスタンプ使用回数を1回減
じ、0回としてもよい。また、ユーザ携帯電話端末装置
52にデータ使用制限を書き換える機能を持たせる代わ
りに、貼付け用コンテンツデータとスタンプ使用回数と
を対応付けたデータを保持しておき、そのデータにより
スタンプ使用回数を管理してもよい。スタンプ使用回数
が0回となった貼付け用コンテンツデータはそれ以降利
用することができない。
【0106】次に、データ使用制限が設定されたコンテ
ンツデータに対しての不正使用を阻止するデータ使用制
限設定システムの動作を、図1の構成を例として、図1
3のフローチャートに基づいて説明する。図13(a)
はユーザ端末装置2の動作を示し、図13(b)はデー
タ使用制限設定サーバ1の動作を示す。
【0107】ここでは、図1に示すユーザ端末装置2を
コンテンツデータの不正使用者のものとする。不正使用
者は、データ使用制限の設定により、例えば図14に示
すように、使用可能な端末装置が携帯電話に指定され、
かつ編集が禁止されているコンテンツデータに対して、
PC(パーソナルコンピュータ)でも使用可能にし、か
つ編集を行えるようにするために、図15に示すデータ
使用制限を設定しようとする。また、データ使用制限設
定サーバ1を利用するためのユーザ認証用データを不正
に入手している。データ使用制限設定サーバ1は、既に
データ使用制限が設定されているコンテンツデータに対
しては、データ使用制限の追加のみしか許可せず、設定
済みのデータ使用制限を解除することはできない。
【0108】まず、ユーザ端末装置2は、データ使用制
限設定サーバ1に対してユーザ認証用データを送信する
(S91)。データ使用制限設定サーバ1では、通信制
御部11がユーザ端末装置2からユーザ認証用データを
受信すると(S101)、ユーザ認証部12の認証処理
部22が上記ユーザ認証用データを認証用データベース
21に登録されているユーザ認証用データと照合する
(S102)。この場合、認証処理部22は、ユーザ端
末装置2がデータ使用制限設定サーバ1を使用する権利
を有すると判定してしまう(S103)。したがって、
データ使用制限設定サーバ1の通信制御部11は、ユー
ザ端末装置2に対してコンテンツデータおよび使用制限
設定データの送信を要求する(S104)。
【0109】この要求を受けると(S92)、ユーザ端
末装置2は、不正にデータ使用制限を書き換えたいコン
テンツデータおよび図15に示す使用制限設定データを
データ使用制限設定サーバ1に対して送信する(S9
3)。
【0110】ユーザ端末装置2からコンテンツデータお
よび使用制限設定データを受信すると(S105)、デ
ータ使用制限設定サーバ1のデータ使用制限設定部13
は、受信した使用制限設定データと既にコンテンツデー
タに設定されているデータ使用制限とを比較する。これ
により、データ使用制限設定部13は、受信した使用制
限設定データが現在コンテンツデータに設定されている
使用制限を解除する、不正なものと判定し、処理を中断
する(S106)。
【0111】上記のような動作により、データ使用制限
設定サーバ1が不正に使用された場合であっても、コン
テンツデータの不正使用を防止することができる。
【0112】次に、データ使用制限を設定したコンテン
ツデータを指定された端末装置へ送信する場合のデータ
使用制限設定システムの構成、およびその動作を、それ
ぞれ図16のブロック図および図17のフローチャート
に基づいて説明する。なお、図17(a)はユーザ端末
装置2の動作を示し、図17(b)はデータ使用制限設
定サーバ1の動作を示す。
【0113】図16において、指定端末装置61は、コ
ンテンツデータ作成者が指定した、データ使用制限設定
後のコンテンツデータの送信先である。この送信先は、
コンテンツデータを実際にユーザに販売する会社や作品
(コンテンツデータ)の依頼主等である。コンテンツデ
ータの作成者は、例えば、自分が作成したコンテンツデ
ータを改変されること無く使用してもらうために編集禁
止のデータ使用制限を設定すること、およびデータ使用
制限設定済のコンテンツデータを指定端末装置61に送
信することをデータ使用制限設定サーバ1に依頼する。
【0114】まず、ユーザ端末装置2は、データ使用制
限設定サーバ1を使用する権利の有無を確認するため、
ユーザ認証用データをデータ使用制限設定サーバ1に送
信する(S121)。
【0115】データ使用制限設定サーバ1では、通信制
御部11がユーザ端末装置2からユーザ認証用データを
受信すると(S131)、ユーザ認証部12の認証処理
部22が上記ユーザ認証用データを認証用データベース
21に登録されているユーザ認証用データと照合する
(S132)。これにより、認証処理部22は、ユーザ
端末装置2がデータ使用制限設定サーバ1を使用する権
利を有するか否かを判断する(S133)。
【0116】認証処理部22での判断の結果、そのユー
ザ(コンテンツデータの作成者)にデータ使用制限設定
サーバ1を使用する権利があれば、通信制御部11は、
ユーザ端末装置2に対してコンテンツデータ、使用制限
設定データ、およびデータ使用制限設定済のコンテンツ
データの送信先を示す送信先データの送信を要求する
(S134)。
【0117】この要求を受けると(S122)、ユーザ
端末装置2は、コンテンツデータ、使用制限設定データ
および送信先データをデータ使用制限設定サーバ1に対
して送信する(S123)。
【0118】図18は上記使用制限設定データの例であ
る。同図ではコンテンツデータの編集禁止が指定されて
いる。また、図19は上記送信先データの例である。送
信方法としてはメール形式が指定され、さらに送信先ア
ドレス、送信元アドレス、件名、本文が設定されてい
る。なお、送信元アドレスは前もってユーザ登録してお
き、メール送信の際に自動的に指定されるようにしても
よい。また、送信方法はこの例に限らず、例えば、HT
TPリクエストとして送信するものであってよい。
【0119】ユーザ端末装置2からコンテンツデータ、
使用制限設定データおよび送信先データを受信すると
(S135)、データ使用制限設定サーバ1のデータ使
用制限設定部13は、使用制限設定データに従ってコン
テンツデータに編集禁止の使用制限を設定する(S13
6)。その後、通信制御部11は、データ使用制限設定
済のコンテンツデータを送信先データにより指定された
指定端末装置61へ送信する(S137)。
【0120】上記の動作により、データ使用制限設定済
のコンテンツデータは、処理依頼元のユーザ端末装置2
を経ることなく、データ使用制限設定サーバ1から直接
指定端末装置61に送信することができる。
【0121】次に、コンテンツ提供サーバにデータ使用
制限設定済のコンテンツデータを送信する場合のデータ
使用制限設定システムの構成を図20に示す。同図に示
すデータ使用制限設定システムは、データ使用制限設定
サーバ1、ユーザ端末装置2およびコンテンツ提供サー
バ62を備えている。
【0122】このデータ使用制限設定システムにおい
て、データ使用制限設定サーバ1は一例であり、他のデ
ータ使用制限設定サーバ31、41であってもよい。コ
ンテンツ提供サーバ62は、データ使用制限設定済のコ
ンテンツデータをコンテンツデータの使用者であるユー
ザに対して提供することを目的として保持する。即ち、
コンテンツ提供サーバ62は、コンテンツデータを販売
し、配布するサーバであり、例えばインターネット3を
介してデータ使用制限設定サーバ1と接続されたテレビ
局、ラジオ放送局あるいはコンテンツ販売会社等であ
る。
【0123】コンテンツデータはデータ使用制限が設定
された後、データ使用制限設定サーバ1からコンテンツ
提供サーバ62に送信され、このコンテンツ提供サーバ
62からコンテンツデータのユーザに提供される。ここ
でのコンテンツデータは、例えばサンプル用の動画デー
タであり、利用期間および再生時間が制限され、編集が
禁止される。また、ユーザ端末装置2から他のユーザ端
末装置2等への転送は禁止されず、ユーザ間で自由にや
りとりされるようにする。これにより宣伝効果を狙う。
【0124】この場合のユーザ端末装置2とデータ使用
制限設定サーバ1との動作を図21のフローチャートに
基づいて説明する。図21(a)はユーザ端末装置2の
動作を示し、図21(b)はデータ使用制限設定サーバ
1の動作を示す。
【0125】まず、ユーザ端末装置2は、データ使用制
限設定サーバ1を使用する権利の有無を確認するため、
ユーザ認証用データをデータ使用制限設定サーバ1に送
信する(S151)。
【0126】データ使用制限設定サーバ1では、通信制
御部11がユーザ端末装置2からユーザ認証用データを
受信すると(S161)、ユーザ認証部12の認証処理
部22が上記ユーザ認証用データを認証用データベース
21に登録されているユーザ認証用データと照合する
(S162)。これにより、認証処理部22は、ユーザ
端末装置2がデータ使用制限設定サーバ1を使用する権
利を有するか否かを判断する(S163)。
【0127】認証処理部22での判断の結果、そのユー
ザ(コンテンツデータの作成者)にデータ使用制限設定
サーバ1を使用する権利があれば、通信制御部11は、
ユーザ端末装置2に対してコンテンツデータおよび使用
制限設定データの送信を要求する(S164)。
【0128】この要求を受けると(S152)、ユーザ
端末装置2は、コンテンツデータおよび使用制限設定デ
ータをデータ使用制限設定サーバ1に対して送信する
(S153)。
【0129】図22は上記使用制限設定データの一例で
ある。同図ではコンテンツデータの複製禁止および編集
禁止が指定されるとともに、利用期間および再生時間が
指定されている。
【0130】ユーザ端末装置2からコンテンツデータお
よび使用制限設定データを受信すると(S165)、デ
ータ使用制限設定サーバ1のデータ使用制限設定部13
は、使用制限設定データに従ってコンテンツデータに複
製禁止および編集禁止の設定、並びに利用時間および再
生時間の制限の設定を行う(S166)。その後、通信
制御部11は、データ使用制限設定済のコンテンツデー
タをコンテンツ提供サーバ62へ送信する(S16
7)。
【0131】コンテンツ提供サーバ62により受信され
たコンテンツデータは、例えばインターネットを介し
て、コンテンツデータのユーザが端末装置からコンテン
ツ提供サーバ62にアクセスすることによりダウンロー
ド可能である。上記端末装置に取り込まれたコンテンツ
データは、例えばその端末装置上で使用可能(閲覧可
能)である。この場合、上記端末装置はコンテンツデー
タを使用(閲覧)するためのソフトウエア(コンピュー
タプログラム)を保持している。このソフトウエアは、
例えば、コンテンツ提供サーバ62からコンテンツデー
タと共にダウンロードされるもの、あるいはコンテンツ
提供サーバ62からユーザが任意にダウンロードできる
ものであってもよい。あるいは、例えばコンテンツデー
タの利用の会員登録をした場合等において、予めコンテ
ンツ提供サーバ62等からユーザの端末装置に配布され
るものであってもよい。
【0132】また、コンテンツ提供サーバ62からダウ
ンロードしたコンテンツデータをユーザが端末装置上に
おいて使用する場合には、上記ソフトウエアにより、設
定されているデータ使用制限に従って、コンテンツデー
タの使用制限が実行されるようにしてもよい。
【0133】また、本データ使用制限設定システムにお
いて、データ使用制限設定サーバ1、31、41でのコ
ンテンツデータへのデータ使用制限設定処理については
その処理の依頼元のユーザ端末装置2(コンテンツデー
タの作成者)対して、またコンテンツ提供サーバ62か
らコンテンツデータのダウンロードについてはダウンロ
ードを行ったユーザの端末装置(コンテンツデータのユ
ーザ)に対して、それぞれ所定の規約に応じて適宜課金
することができる。したがって、データ使用制限設定シ
ステムでは、これによって適切に利益をあげることがで
きる。
【0134】なお、例えば、コンテンツデータに使用回
数の制限が設定されていない場合には、コンテンツデー
タのユーザがコンテンツデータを使用した回数に応じて
課金されるようにしてもよい。
【0135】
【発明の効果】以上のように、本発明のデータ使用制限
設定方法は、ユーザ端末装置から被制限設定データ、例
えばコンテンツデータおよびこのデータに対応したユー
ザ認証用データを受信するデータ受信ステップと、前記
ユーザ認証用データに基づいて認証の可否を判定する認
証可否判定ステップと、前記判定において認証可と判定
された場合に、前記被制限設定データに対しその使用に
ついて制限を加えるためのデータ使用制限を設定するデ
ータ使用制限設定ステップとを備えている構成である。
【0136】上記の構成によれば、認証可否判定ステッ
プにおいて認証可と判定された場合に、ユーザ端末装置
から送信された被制限設定データに対して、データ使用
制限設定ステップにおいてデータ使用制限が設定され
る。したがって、ユーザ端末装置側においては、上記デ
ータ使用制限を設定するための装置を備える必要がな
い。
【0137】また、被制限設定データに対するデータ使
用制限は、各ユーザ端末装置ではなく、各ユーザ端末装
置と例えばインターネットを介して通信を行い、前記の
各ステップを実行する例えばデータ使用制限設定装置に
おいて行われる。したがって、データ使用制限を設定す
る手法が不正に解析され難く、信頼性の高いシステムを
広く提供することができる。
【0138】上記のデータ使用制限設定方法は、被制限
設定データが被制限設定データの作成者を特定するため
の作成者情報を含んでおり、被制限設定データから前記
作成者情報を取得する作成者情報取得ステップと、ユー
ザ認証用データと前記作成者情報との関連の有無を判定
する関連有無判定ステップとをさらに備え、被制限設定
データから取得した前記作成者情報と前記被制限設定デ
ータに対するデータ使用制限設定の依頼に伴って受信し
たユーザ認証用データとが、前記関連有無判定ステップ
において関連有りと判定されたときにのみ、前記データ
使用制限設定ステップを行う構成としてもよい。
【0139】上記の構成によれば、被制限設定データか
ら取得した作成者情報とその被制限設定データに対する
データ使用制限設定の依頼に伴って受信したユーザ認証
用データとが、関連有無判定ステップにおいて関連有り
と判定されたときにのみ、データ使用制限設定ステップ
が行われる。即ち、被制限設定データに対してデータ使
用制限が設定される。
【0140】したがって、ユーザ認証用データに基づく
認証の可否に加えて、被制限設定データへのデータ使用
制限の設定を依頼しているユーザが、その被制限設定デ
ータ(コンテンツデータ)の作成者であるか否かも判定さ
れる。これにより、ユーザ認証用データを不正に取得し
たユーザによる不正なデータ使用制限の設定の依頼、例
えば被制限設定データ(コンテンツデータ)の不正使用
を目的とした被制限設定データに対するデータ使用制限
の改変等を防止することができる。また、被制限設定デ
ータの作成者の意図に反するデータ使用制限の設定を禁
止することができる。これにより、本発明の方法を実施
するシステムの信頼性をさらに高めることができる。
【0141】上記のデータ使用制限設定方法において、
データ使用制限設定ステップでは、ユーザにより所望の
使用制限が選択され、かつユーザ端末装置から受信した
使用制限設定データに基づき、被制限設定データに対し
て使用制限を設定する構成としてもよい。
【0142】上記の構成によれば、被制限設定データの
形態やユーザの種別等に応じて、ユーザが任意にデータ
使用制限を選択することができる。したがって、本発明
の方法を実施するシステムの利便性を高めることができ
る。
【0143】上記のデータ使用制限設定方法は、データ
使用制限設定ステップによりデータ使用制限が設定され
た被制限設定データを、ユーザ端末装置からの要求に応
じて指定の端末装置に送信する制限設定済データ送信ス
テップをさらに備えている構成としてもよい。
【0144】上記の構成によれば、データ使用制限済の
被制限設定データを一旦ユーザ端末装置に送信すること
なく、ユーザが所望する端末装置に直接送信することが
できるので、本発明の方法を実施するシステムの利便性
を高めることができる。
【0145】上記のデータ使用制限設定方法は、データ
使用制限設定ステップによりデータ使用制限が設定され
た被制限設定データを、被制限設定データの提供を目的
とした装置に送信する制限設定済データ送信ステップを
さらに備えている構成としてもよい。
【0146】上記の構成によれば、データ使用制限を設
定した被制限設定データを、一旦ユーザ端末装置に送信
することなく、被制限設定データの提供を目的とした所
定の装置に直接送信することができるので、本発明の方
法を実施するシステムの利便性を高めることができる。
【0147】上記のデータ使用制限設定方法は、被制限
設定データへのデータ使用制限設定の依頼元のユーザに
対して課金を行う課金ステップをさらに備えている構成
としてもよい。
【0148】上記の構成によれば、被制限設定データへ
のデータ使用制限設定の依頼元のユーザに対して課金を
行うことにより、被制限設定データへのデータ使用制限
設定のサービスにおいて、適切に利益を上げることがで
きる。
【0149】本発明のデータ使用制限設定装置は、ユー
ザ端末装置とデータの送受信を行う通信手段と、前記ユ
ーザ端末装置から受信したユーザ認証用データに基づい
て認証の可否を判定する認証可否判定手段と、前記認証
可否判定手段において認証可と判定された場合に、前記
ユーザ端末装置から受信した、前記ユーザ認証用データ
に対応した被制限設定データに対し、その使用について
制限を加えるためのデータ使用制限を設定するデータ使
用制限設定手段とを備えている構成である。
【0150】上記の構成によれば、データ使用制限設定
装置は、認証可否判定手段において認証可と判定された
場合に、ユーザ端末装置から送信された被制限設定デー
タに対して、データ使用制限設定手段によりデータ使用
制限が設定される。したがって、ユーザ端末装置側にお
いては、上記データ使用制限を設定するための装置を備
える必要がない。
【0151】また、被制限設定データに対するデータ使
用制限は、各ユーザ端末装置ではなくデータ使用制限設
定装置において行うことができるので、データ使用制限
を設定する手法が不正に解析され難く、信頼性の高いシ
ステムを広く提供することができる。
【0152】上記のデータ使用制限設定装置は、被制限
設定データが、被制限設定データの作成者を特定するた
めの作成者情報を含んでおり、被制限設定データから前
記作成者情報を取得する作成者情報取得手段と、ユーザ
認証用データと前記作成者情報との関連の有無を判定す
る関連有無判定手段とをさらに備え、データ使用制限設
定手段は、被制限設定データから取得した前記作成者情
報と前記被制限設定データに対するデータ使用制限設定
の依頼に伴って受信したユーザ認証用データとが、前記
関連有無判定手段において関連有りと判定されたときに
のみ、前記データ使用制限の設定処理を行う構成として
もよい。
【0153】上記の構成によれば、被制限設定データか
ら取得した作成者情報とその被制限設定データに対する
データ使用制限設定の依頼に伴って受信したユーザ認証
用データとが、関連有無判定手段において関連有りと判
定されたときにのみ、データ使用制限設定手段におい
て、被制限設定データに対しデータ使用制限が設定され
る。
【0154】したがって、ユーザ認証用データに基づく
認証の可否に加えて、被制限設定データへのデータ使用
制限の設定を依頼しているユーザが、その被制限設定デ
ータ(コンテンツデータ)の作成者であるか否かも判定さ
れる。これにより、ユーザ認証用データを不正に取得し
たユーザによる不正なデータ使用制限の設定の依頼、例
えば被制限設定データ(コンテンツデータ)の不正使用
を目的とした被制限設定データに対するデータ使用制限
の改変等を防止することができる。また、被制限設定デ
ータの作成者の意図に反するデータ使用制限の設定を禁
止することができる。これにより、本発明のデータ使用
制限設定装置を備えたシステムの信頼性をさらに高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態におけるデータ使用制限
設定システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したデータ使用制限設定システムの他
の例を示すブロック図である。
【図3】図1に示したデータ使用制限設定システムのさ
らに他の例を示すブロック図である。
【図4】図3に示したデータ使用制限設定サーバの構成
をさらに具体的に示すブロック図である。
【図5】図5(a)は、図1に示したデータ使用制限設
定システムにおいて、コンテンツデータにデータ使用制
限を設定する際のユーザ端末装置の動作を示すフローチ
ャート、図5(b)は、同データ使用制限設定サーバの
動作を示すフローチャートである。
【図6】図1に示したユーザ端末装置の表示部に表示さ
れるデータ使用制限設定画面の一例を示す説明図であ
る。
【図7】図5(a)(b)に示した動作において、ユー
ザ端末装置からデータ使用制限設定サーバへ送信される
使用制限設定データの一例を示す説明図である。
【図8】図8(a)は、図2に示したデータ使用制限設
定システムにおいて、コンテンツデータにデータ使用制
限を設定する際のユーザ端末装置の動作を示すフローチ
ャート、図8(b)は、同データ使用制限設定サーバの
動作を示すフローチャートである。
【図9】図8(a)(b)に示した動作において、ユー
ザ端末装置からデータ使用制限設定サーバへ送信される
使用制限設定データの一例を示す説明図である。
【図10】図1に示したデータ使用制限設定システムの
さらに他の例を示すブロック図である。
【図11】図11(a)は、図10に示したデータ使用
制限設定システムにおいて、コンテンツデータにデータ
使用制限を設定する際のスタンプサービス提供者端末装
置の動作を示すフローチャート、図11(b)は、同デ
ータ使用制限設定サーバの動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】図11(a)(b)に示した動作において、
スタンプサービス提供者端末装置からデータ使用制限設
定サーバへ送信される使用制限設定データの一例を示す
説明図である。
【図13】図13(a)は、図1に示したデータ使用制
限設定システムにおいて、コンテンツデータの不正使用
を防止する場合のユーザ端末装置の動作を示すフローチ
ャート、図13(b)は、同データ使用制限設定サーバ
の動作を示すフローチャートである。
【図14】図13(a)(b)に示した動作に先立って
コンテンツデータに設定さているデータ使用制限データ
の一例を示す説明図である。
【図15】図13(a)(b)に示した動作において、
コンテンツデータに設定されようとする不正なデータ使
用制限データの一例を示す説明図である。
【図16】図1に示したデータ使用制限設定システムに
おいて、データ使用制限設定済のコンテンツデータを指
定端末装置へ送信する場合の構成を示すブロック図であ
る。
【図17】図17(a)は、図16に示したデータ使用
制限設定システムにおいて、データ使用制限設定済のコ
ンテンツデータを指定端末装置へ送信する場合のユーザ
端末装置の動作を示すフローチャート、図17(b)
は、同データ使用制限設定サーバの動作を示すフローチ
ャートである。
【図18】図17(a)(b)に示した動作において、
ユーザ端末装置からデータ使用制限設定サーバへ送信さ
れる使用制限設定データの一例を示す説明図である。
【図19】図17(a)(b)に示した動作において、
ユーザ端末装置からデータ使用制限設定サーバへ送信さ
れる送信先データの一例を示す説明図である。
【図20】図1に示したデータ使用制限設定システムに
おいて、データ使用制限設定済のコンテンツデータをコ
ンテンツ提供サーバへ送信する場合の構成を示すブロッ
ク図である。
【図21】図21(a)は、図20に示したデータ使用
制限設定システムにおいて、データ使用制限設定済のコ
ンテンツデータをコンテンツ提供サーバへ送信する場合
のユーザ端末装置の動作を示すフローチャート、図21
(b)は、同データ使用制限設定サーバの動作を示すフ
ローチャートである。
【図22】図21(a)(b)に示した動作において、
ユーザ端末装置からデータ使用制限設定サーバへ送信さ
れる使用制限設定データの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,31,41 データ使用制限設定サーバ(データ使用制限設
定装置) 2 ユーザ端末装置 3 インターネット 11 通信制御部(通信手段) 12 ユーザ認証部(認証可否判定手段) 13 データ使用制限設定部(データ使用制限設定手
段) 14 作成者情報取得部 15 課金部 21 認証用データベース 22 認証処理部 51 スタンプサービス装置 52 ユーザ携帯電話端末装置 53 スタンプサービス提供者端末装置 54 スタンプサービス提供サーバ 61 指定端末装置 62 コンテンツ提供サーバ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月15日(2002.11.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】また、本発明の記録媒体は、上記のデータ使
用制限設定プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能なものである。また、上記のデータ使用制限設定方
法において、前記データ使用制限設定ステップは、前記
判定において認証可と判定された場合に、設定可能な使
用制限項目をユーザ端末装置に対して提示するステップ
と、ユーザ端末装置において選択された使用制限項目に
基づき、前記被制限設定データに対してデータ使用制限
を設定するステップとを含んでいる構成としてもよい。
また、上記のデータ使用制限設定方法において、前記デ
ータ使用制限設定ステップでは、前記被制限設定データ
に既にデータ使用制限が設定されている場合に、データ
使用制限を再設定することができない構成としてもよ
い。また、上記のデータ使用制限設定装置において、前
記データ使用制限設定手段は、前記認証可否判定手段に
おいて認証可と判定された場合に、設定可能な使用制限
項目をユーザ端末装置に対して提示し、ユーザ端末装置
において選択された使用制限項目に基づき、前記被制限
設定データに対してデータ使用制限を設定する構成とし
てもよい。また、上記のデータ使用制限設定装置におい
て、前記データ使用制限設定手段は、前記被制限設定デ
ータに既にデータ使用制限が設定されている場合に、デ
ータ使用制限を再設定できない構成としてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09C 1/00 640 G09C 1/00 640E 660 660D G11B 20/10 G11B 20/10 D H H04L 9/32 H04L 9/00 673A (72)発明者 津森 靖 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 松山 哲也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B017 AA06 BA06 BB09 BB10 CA16 5B085 AA08 AE00 AE02 5D044 AB05 AB07 DE17 DE50 FG18 GK11 HL08 HL11 5J104 AA07 AA12 EA03 KA01 KA02 MA01 NA05 NA27 PA07 PA11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザ端末装置から被制限設定データおよ
    びこのデータに対応したユーザ認証用データを受信する
    データ受信ステップと、 前記ユーザ認証用データに基づいて認証の可否を判定す
    る認証可否判定ステップと、前記判定において認証可と
    判定された場合に、前記被制限設定データに対しその使
    用について制限を加えるためのデータ使用制限を設定す
    るデータ使用制限設定ステップとを備えていることを特
    徴とするデータ使用制限設定方法。
  2. 【請求項2】被制限設定データは、被制限設定データの
    作成者を特定するための作成者情報を含んでおり、 被制限設定データから前記作成者情報を取得する作成者
    情報取得ステップと、ユーザ認証用データと前記作成者
    情報との関連の有無を判定する関連有無判定ステップと
    をさらに備え、被制限設定データから取得した前記作成
    者情報と前記被制限設定データに対するデータ使用制限
    設定の依頼に伴って受信したユーザ認証用データとが、
    前記関連有無判定ステップにおいて関連有りと判定され
    たときにのみ、前記データ使用制限設定ステップを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ使用制限設定
    方法。
  3. 【請求項3】データ使用制限設定ステップでは、ユーザ
    により所望の使用制限が選択され、かつユーザ端末装置
    から受信した使用制限設定データに基づき、被制限設定
    データに対して使用制限を設定することを特徴とする請
    求項1または2に記載のデータ使用制限設定方法。
  4. 【請求項4】データ使用制限設定ステップによりデータ
    使用制限が設定された被制限設定データを、ユーザ端末
    装置からの要求に応じて指定の端末装置に送信する制限
    設定済データ送信ステップをさらに備えていることを特
    徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のデータ使
    用制限設定方法。
  5. 【請求項5】データ使用制限設定ステップによりデータ
    使用制限が設定された被制限設定データを、被制限設定
    データの提供を目的とした装置に送信する制限設定済デ
    ータ送信ステップをさらに備えていることを特徴とする
    請求項1から3の何れか1項に記載のデータ使用制限設
    定方法。
  6. 【請求項6】被制限設定データへのデータ使用制限設定
    の依頼元のユーザに対して課金を行う課金ステップをさ
    らに備えていることを特徴とする請求項1から5の何れ
    か1項に記載のデータ使用制限設定方法。
  7. 【請求項7】ユーザ端末装置とデータの送受信を行う通
    信手段と、 前記ユーザ端末装置から受信したユーザ認証用データに
    基づいて認証の可否を判定する認証可否判定手段と、前
    記認証可否判定手段において認証可と判定された場合
    に、前記ユーザ端末装置から受信した、前記ユーザ認証
    用データに対応した被制限設定データに対し、その使用
    について制限を加えるためのデータ使用制限を設定する
    データ使用制限設定手段とを備えていることを特徴とす
    るデータ使用制限設定装置。
  8. 【請求項8】被制限設定データは、被制限設定データの
    作成者を特定するための作成者情報を含んでおり、 被制限設定データから前記作成者情報を取得する作成者
    情報取得手段と、ユーザ認証用データと前記作成者情報
    との関連の有無を判定する関連有無判定手段とをさらに
    備え、 データ使用制限設定手段は、被制限設定データから取得
    した前記作成者情報と前記被制限設定データに対するデ
    ータ使用制限設定の依頼に伴って受信したユーザ認証用
    データとが、前記関連有無判定手段において関連有りと
    判定されたときにのみ、前記データ使用制限の設定処理
    を行うことを特徴とする請求項7に記載のデータ使用制
    限設定装置。
  9. 【請求項9】請求項7または8に記載のデータ使用制限
    設定装置における各手段をコンピュータで実現するため
    のデータ使用制限設定プログラム。
  10. 【請求項10】請求項9に記載のデータ使用制限設定プ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
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