JP2003186544A - 速度制御方法、及び速度制御装置 - Google Patents

速度制御方法、及び速度制御装置

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JP2003186544A
JP2003186544A JP2001387760A JP2001387760A JP2003186544A JP 2003186544 A JP2003186544 A JP 2003186544A JP 2001387760 A JP2001387760 A JP 2001387760A JP 2001387760 A JP2001387760 A JP 2001387760A JP 2003186544 A JP2003186544 A JP 2003186544A
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speed
target
speed control
moving body
carriage
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JP2001387760A
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English (en)
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Masatoshi Kokubo
雅俊 小久保
Shigeki Akiyama
茂樹 秋山
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバーシュート及び減衰振動の発生を抑制
して運動体の運動速度を目標速度に到達させることが可
能な速度制御方法、及び速度制御装置を提供する。 【解決手段】 キャリッジ制御装置1は、目標速度演算
部71が、目標値係数レジスタ53に設定された目標値
係数Gと、目標速度設定レジスタ54に設定されたキャ
リッジ31の最終目標速度値Vtgと、速度変換部64か
ら供給されるキャリッジ31の移動速度Viとに基づい
て、キャリッジ31が目標とすべき目標速度Vobjを算
出する。そして、目標速度Vobjを設定されたフィード
バック演算処理部72が、速度変換部64から供給され
るキャリッジ31の移動速度Viが目標速度Vobjに追従
するようにCRモータ35の回転速度をPID制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運動体の速度制御
を行う速度制御方法、及び速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えばインクジェットプリン
タのように、印字ヘッドが移動しながら印刷用紙へ印字
を行う形態のプリンタでは、正確な印字位置へ印字を行
うために印字ヘッドの搬送を行うキャリッジの移動速度
の制御が行われている。
【0003】一般的に、インジェクトプリンタでは、キ
ャリッジの駆動にDCモータ(以下、「CRモータ」と
いう。)が用いられている。そして、このCRモータの
回転速度をパルス幅変調(PWM)された電圧信号(以
下、「PWM信号」という。)にて制御することによ
り、キャリッジの移動速度を制御している。
【0004】そして、図9(a)に示すように、印字処
理が始まると、キャリッジは、現在停止している位置、
即ち、移動開始位置である原点から印字開始位置に到達
するまでに予め設定された目標速度に到達するように加
速されたのち、印字開始位置からは、目標速度を保持し
て移動するように速度制御されている。
【0005】ここで、原点から印字開始位置に至る加速
区間では、CRモータの回転速度はオープンループ制御
され、PWM信号のデューティ比(ON/OFF制御の
1周期中におけるON時間の割合)を次第に大きくして
いくことにより、CRモータの回転速度が次第に加速し
ていくようにされている。
【0006】そして、キャリッジが印字開始位置に到達
すると、CRモータの回転速度制御は、オープンループ
制御からフィードバック制御(PID制御等)に移行さ
れ、キャリッジの移動速度と目標速度との偏差を無くす
ようにCRモータの回転速度は調整される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
プリンタの小型化に伴い、キャリッジの加速区間が短縮
されてきている。しかし、短い加速区間にてキャリッジ
を目標速度に到達させるために、PWM信号のデューテ
ィ比を急激に大きくしてCRモータの回転速度をオープ
ンループ制御すると、キャリッジが印字開始位置に到達
するまでに、キャリッジの移動速度が目標速度を大きく
オーバーシュートしてしまう可能性がある。そして、図
9(b)に示すように、キャリッジの移動速度が目標速
度を大きくオーバーシュートした状態でCRモータの回
転速度がフィードバック制御されると、キャリッジの移
動速度に減衰振動が生じ、キャリッジの移動速度が目標
速度に収束するまで印字ヘッドが印字位置からずれた位
置へ印字を行ってしまう虞があった。
【0008】特に、印字ヘッド内のインク量が少なくな
り、印字ヘッドが軽くなっている場合には、インク量が
ある場合よりもオーバーシュートの度合いが大きくなる
と共に、キャリッジの移動速度が目標速度へ収束するの
に時間を要するため、インクジェットプリンタの印字性
能が大幅に低下する虞がある。
【0009】従って、本発明は、上記問題点を解決する
ために、オーバーシュート及び減衰振動の発生を抑制し
て運動体の運動速度を目標速度に到達させることが可能
な速度制御方法、及び速度制御装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされた請求項1記載の発明は、検出される運動速度
が、設定された目標運動速度と一致するように運動体の
運動速度を制御する速度制御方法において、少なくとも
前記運動体が起動してから該運動体の運動速度が最終目
標運動速度に到達するまでの加速区間では、検出される
運動速度と前記最終目標運動速度とに基づいて前記目標
運動速度の設定を変化させることを特徴とする。
【0011】この速度制御方法によれば、例えば、目標
運動速度が常に運動速度と最終目標運動速度との間に設
定されるようにすることにより、運動体の運動速度を起
動時から最終目標運動速度に追従させるように制御する
速度制御方法に比べ、運動体の運動速度を最終目標運動
速度へ向けて急激に加速させることを抑えることができ
る。
【0012】尚、上記のような速度制御方法において
は、請求項2記載のように、前記目標運動速度の設定を
所定のタイミングで繰り返し更新することが望ましい。
この場合、運動体の運動速度に応じた目標運動速度が常
に設定されるため、加速区間において、運動体の運動速
度が、最終目標運動速度以外の目標運動速度にて定速状
態に入り、その後、最終目標運動速度の設定に伴い、再
度、最終目標運動速度へ向けて運動速度を変化させると
いった断続的な運動速度の変化を防止できる。即ち、運
動体の運動速度を最終目標速度へ滑らかに変化させるこ
とができる。
【0013】尚、目標運動速度の更新を行う所定のタイ
ミングとしては、請求項3記載のように、予め設定され
た時間が経過した時点を所定のタイミングとしても良い
し、請求項4記載のように、予め設定された位置に前記
運動体が達した時点を所定のタイミングとしても良い。
又、請求項5記載のように、予め設定された距離を前記
運動体が移動した時点を所定のタイミングとしても良
い。
【0014】又、請求項6記載の発明は、運動体に動力
を与える動力生成手段と、前記運動体の運動速度を検出
する運動速度検出手段と、該運動速度検出手段が検出す
る前記運動体の運動速度が、目標運動速度と一致するよ
うに前記運動体の運動速度を制御する運動速度制御信号
を生成する信号生成手段と、該運動速度制御信号に基づ
いて、前記動力生成手段を制御する動力制御手段とを備
えた速度制御装置において、少なくとも前記運動体が起
動してから該運動体の運動速度が最終目標運動速度に到
達するまでの加速区間では、前記運動速度検出手段が検
出する前記運動体の運動速度と前記最終目標運動速度と
に基づいて前記目標運動速度の設定を変化させる可変設
定手段を備えていることを特徴とする。
【0015】このように構成された速度制御装置では、
動力生成手段が運動体に動力を与え、運動速度検出手段
が運動体の運動速度を検出する。そして、運動速度検出
手段が検出する運動体の運動速度が目標運動速度と一致
するように運動体の運動速度を制御する運動速度制御信
号を信号生成手段が生成し、動力制御手段が運動速度制
御信号に基づいて、動力生成手段を制御する。
【0016】但し、少なくとも運動体が起動してから運
動体の運動速度が最終目標運動速度に到達するまでの加
速区間では、可変設定手段が、運動速度検出手段が検出
する運動体の運動速度と最終目標運動速度とに基づいて
目標運動速度の設定を変化させる。
【0017】即ち、請求項6記載の発明は、請求項1記
載の発明を実現するための装置であり、請求項1記載の
発明と同様の効果を得ることができる。尚、このように
構成された速度制御装置では、請求項7記載の速度制御
装置のように、前記可変設定手段は、前記目標運動速度
の設定を所定のタイミングで繰り返し更新するように構
成されていることが望ましい。
【0018】即ち、請求項7記載の発明は、請求項2記
載の発明を実現するための装置であり、請求項2記載の
発明と同様の効果を得ることができる。又、目標運動速
度の更新を行う所定のタイミングとしては、請求項8記
載のように、予め設定された時間が経過した時点を前記
所定のタイミングとしても良いし、請求項9記載のよう
に、予め設定された位置に前記運動体が達した時点を前
記所定のタイミングとしても良い。又、請求項10記載
のように、予め設定された距離を前記運動体が移動した
時点を前記所定のタイミングとしても良い。
【0019】ここで、可変設定手段は、請求項11記載
のように、前記目標運動速度を前記最終目標運動速度よ
り低く設定するように構成されていることが望ましい。
この場合、運動体の運動速度を急激に加速させることが
ないため、安定した速度制御を行うことができる。
【0020】尚、目標運動速度は、例えば、請求項12
記載のように、前記目標運動速度をVobj、前記最終目
標運動速度をVtg、前記運動速度検出手段が検出する前
記運動体の運動速度をVi、任意の係数をGとして、前
記目標運動速度Vobjを次式 Vobj=(Vtg−Vi)×G+Vi を用いて求めても良い。
【0021】そして、この場合、請求項13記載のよう
に、前記係数Gは、0<G<1の範囲に設定されること
が望ましい。このように目標運動速度の算出を行えば、
運動体の起動時には、最終目標運動速度Vtgよりも低い
運動速度G×Vtgが目標運動速度Vobjに設定され、G
×Vtgに追従するように運動体が起動される。そして、
運動体の加速により、運動速度検出手段が検出する運動
体の運動速度Viが大きくなってくると、それに伴って
目標運動速度Vobjは高く設定されていき、次第に最終
目標運動速度Vtgへ収束していく。
【0022】即ち、起動時から運動体の運動速度を最終
目標運動速度へ追従させる場合に比べ、運動体の運動速
度を最終目標運動速度へ緩やかに導くことができるた
め、オーバーシュートを発生することなく運動体の運動
速度を目標速度へ到達させることができる。
【0023】尚、このように目標運動速度の算出を行う
速度制御装置は、請求項14記載のように、前記係数G
を格納すると共に、格納値を外部から書き換え可能なレ
ジスタを備え、前記可変設定手段は、前記レジスタに格
納された係数Gを用いて前記目標運動速度を求めるよう
に構成されていることが望ましい。
【0024】この場合、レジスタに格納された係数Gを
運動体の運動特性に合わせて変更することにより、運動
体の運動速度の変化の勾配を調整することができる。従
って、運動体の運動特性が変化しても、オーバーシュー
トを発生することなく運動体の運動速度を目標速度へ到
達させることができる。
【0025】尚、請求項10記載のように、前記運動速
度制御信号生成手段は、PID制御則を用いて前記運動
速度制御信号を生成することが望ましく、この場合、応
答性良く、更に残留偏差を残すことなく運動体の運動速
度を目標運動速度に追従させることができる。
【0026】又、動力生成手段は、例えば、請求項16
記載のように、電気エネルギーを動力に変換する変換装
置であっても良い。そして、この場合、請求項17記載
のように、モータを変換装置としても良い。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面と
共に説明する。まず、図1に、本発明が適用されたイン
クジェットプリンタ(以下単に「プリンタ」という)に
おけるキャリッジ駆動機構の構造図を示す。
【0028】図1に示すように、プリンタは、押さえロ
ーラ32等により搬送されてくる印刷用紙33の幅方向
に設置されたガイド軸34を備えており、このガイド軸
34には、ノズルから印刷用紙33に向けてインクを吐
出させて印字を行う印字ヘッド30を搭載したキャリッ
ジ31が挿通されている。キャリッジ31は、ガイド軸
34に沿って設けられた無端ベルト37に連結され、そ
の無端ベルト37は、ガイド軸34の一端に設置された
CRモータ35のプーリ36と、ガイド軸34の他端に
設置されたアイドルプーリ(図示せず)との間に掛け止
められている。
【0029】つまり、キャリッジ31は、無端ベルト3
7を介して伝達されるCRモータ35の駆動力により、
ガイド軸34に沿って印刷用紙33の幅方向に往復運動
するように構成されている。又、ガイド軸34の下方に
は、一定間隔(例えば、1/150inch=約0.1
7mm)ごとに一定幅のスリットを形成したタイミング
スリット38がガイド軸34に沿って設置されている。
又、キャリッジ31の下部には、タイミングスリット3
8を挟んで互いに対面する少なくとも1つの発光素子と
2つ以上の受光素子とを有するフォトインタラプタから
なる検出部を備えている。尚、このフォトインタラプタ
からなる検出部は、上述のタイミングスリット38と共
に、リニアエンコーダ39(図3参照)を構成してい
る。
【0030】尚、リニアエンコーダ39を構成する検出
部は、図2に示すように、互いに略1/4周期ずれた2
種類のエンコーダ信号ENC1,ENC2を出力する。
そして、キャリッジ31の移動方向がホームポジション
(図1の左端位置)からアイドルプーリ側に向かう順方
向である場合は、ENC1がENC2に対して位相が略
1/4周期進み、アイドルプーリ側からホームポジショ
ンに向かう逆方向である場合は、ENC1がENC2に
対して位相が略1/4周期遅れるようにされている。
【0031】ここで、図8は、キャリッジ31の概略動
作を表す説明図である。図示されているように、キャリ
ッジ31は、印字処理が行われていない時には、ガイド
軸34のプーリ35側端付近に設定されたホームポジシ
ョン、あるいは、前回の印字を停止した位置(キャリッ
ジ31の移動開始位置を示すものとして、以下、原点と
称する。)にて待機し、印字処理が開始されると、予め
設定された印字開始位置までの間に目標速度に達するよ
う加速され、その後、予め設定された印字終了位置まで
の間は一定の目標速度で移動し、印字終了位置を越える
と停止するまで減速される。以下、原点から印字開始位
置までを加速区間、印字開始位置から印字終了位置まで
を定速区間、印字終了位置から停止するまでを減速区間
という。
【0032】図3は、本発明に係る速度制御方法及び速
度制御装置を適用したキャリッジ制御装置の構成ブロッ
ク図である。図3に示すように、キャリッジ制御装置1
は、当該プリンタの制御を統括するCPU2と、CRモ
ータ35の回転速度や回転方向等を制御するPWM信号
を生成するASIC(Application Specific Integra
ted Circuit)3と、4基のFETにより構成されたH
ブリッジ回路を有し、このHブリッジ回路の各FETを
ASIC3にて生成されたPWM信号に基づいてON/
OFF制御することによりCRモータ35を駆動するモ
ータ駆動回路4と、上述のリニアエンコーダ39とから
構成されている。
【0033】又、ASIC3内部には、CRモータ35
の制御に用いる各種パラメータを格納するレジスタ群5
と、リニアエンコーダ39からエンコーダ信号ENC
1,ENC2を取り込み、キャリッジ31の位置や移動
速度を算出するキャリッジ測位部6と、キャリッジ測位
部6からのデータに基づいて、CRモータ35の回転速
度を制御するためのモータ制御信号を生成するモータ制
御部7と、モータ制御部7が生成するモータ制御信号に
応じたデューティ比のPWM信号を生成するPWM生成
部8と、エンコーダ信号ENC1,ENC2より十分に
周期が短いクロック信号を生成し、当該ASIC3内部
の各部に供給するクロック生成部9とを備えている。
【0034】ここで、レジスタ群5は、CRモータ35
を起動するための起動設定レジスタ51と、キャリッジ
31の減速を開始する減速開始位置(印字終了位置と同
じ)を設定するための減速開始位置レジスタ52と、キ
ャリッジ31の目標速度の算出に用いられる目標値係数
を設定するための目標値係数レジスタ53と、キャリッ
ジ31の最終目標速度を設定するための最終目標速度設
定レジスタ54と、CRモータ35の回転速度を制御す
る際のフィードバック演算に用いる微分ゲイン、積分ゲ
イン、比例ゲインを設定するためのゲインレジスタ55
とから構成されている。
【0035】次に、キャリッジ測位部6は、リニアエン
コーダ39からのエンコーダ信号ENC1,ENC2に
基づき、エンコーダ信号ENC1の各周期の開始/終了
を表すエッジ検出信号(ここではENC2がハイレベル
の時におけるENC1のエッジ)とCRモータ35の回
転方向(エッジ検出信号がENC1の立ち下がりエッジ
であれば順方向、立ち上がりエッジであれば逆方向)と
を検出するエッジ検出部60と、エッジ検出部60が検
出したCRモータ35の回転方向、ひいてはキャリッジ
31の移動方向が順方向の時にはエッジ検出信号に基づ
いてカウントアップし、逆方向の時にエッジ検出信号に
基づいてカウントダウンすることにより、キャリッジ3
1がホームポジションから何番目のスリットに位置して
いるのかを検出する位置カウンタ61とを備えている
(図2参照)。つまり、レジスタ群5に設定される減速
開始位置は、位置カウンタ61でのカウント値によって
表される。
【0036】又、キャリッジ測位部6は、位置カウンタ
61のカウント値nと減速開始位置レジスタ52の設定
値とを比較し、キャリッジ31が減速開始位置に達した
か否かを検出する比較処理部62と、エッジ検出部60
からのエッジ検出信号の発生間隔をクロック信号により
カウントする周期カウンタ63と、タイミングスリット
38のスリット間の距離(1/150inch)とエン
コーダ信号ENC1の前周期で周期カウンタ63がカウ
ント値した値の保持値Cn-1 とから特定される時間tn-
1 (=Cn-1 ×クロック周期)とに基づいて、キャリッ
ジ31の移動速度を算出する速度変換部64とを備えて
いる。
【0037】尚、比較処理部62は、キャリッジ31の
減速開始位置への到達を検出した時には制御切替信号を
出力すると共に、CPU2に対して停止割込み信号を出
力するように構成されている。次に、モータ制御部7
は、起動後、クロック信号を用いて時間をカウントし、
所定時間(例えば、50μs)が経過するごとに目標値
係数レジスタ53及び最終目標速度設定レジスタ54の
各格納値(目標値係数、最終目標速度)を用いて、キャ
リッジ31の目標速度を算出する目標速度演算部71
と、ゲインレジスタ57の格納値(微分ゲイン、積分ゲ
イン、比例ゲイン)を用いて、速度変換部64が算出し
たキャリッジ31の移動速度が、目標速度演算部71に
て算出された目標速度と一致するようにCRモータ35
の回転速度を制御する回転速度制御信号を生成するフィ
ードバック演算処理部72と、CRモータ35の回転速
度を減速させる減速制御信号を生成する減速制御部73
と、比較処理部62からの制御切替信号の入力があるま
ではフィードバック演算処理部72が生成する回転速度
制御信号を、制御切替信号の入力があった後は減速制御
部73が生成する減速制御信号を、PWM生成部8に供
給する制御信号セレクタ74とから構成されている。
【0038】尚、目標速度演算部71は、キャリッジ3
1の目標速度をVobj、目標値係数レジスタ53に設定
された目標値係数をG、最終目標速度設定レジスタ54
に設定されたキャリッジ31の最終目標速度をVtg、速
度変換部64から供給されるキャリッジ31の移動速度
をViとして、キャリッジ31の目標速度Vobjを次式
(1)を用いて算出するように設定されている。但し、
目標速度Vobjが必ず移動速度Viより高く、そして、最
終目標速度Vtgよりも低く設定されるように、目標値係
数Gは1未満の正数(0<G<1)に設定されている。
【0039】 Vobj=(Vtg−Vi)×G+Vi (1) そして、図4に示すように、フィードバック演算処理部
72は、目標速度演算部71により算出された目標速度
Vobjから、速度変換部64により算出されたキャリッ
ジ31の移動速度Viを減算し、速度偏差を算出する減
算器72aと、減算器72aにより算出された速度偏差
に、ゲインレジスタ57の格納値である比例ゲインGp
を積算する比例演算器72bと、速度偏差を積分し、そ
の積分値にゲインレジスタ57の格納値である積分ゲイ
ンGiを積算する積分演算器72cと、速度偏差を微分
し、その微分値にゲインレジスタ57の格納値である微
分ゲインGdを積算する微分演算器72dと、比例演算
器72aと微分演算器72bと積分演算器72cとによ
り算出された各算出値を全て加算し、その加算値を回転
速度制御信号として出力する加算器72eとからなり、
いわゆるPID制御を行うように構成されている。
【0040】以上のように構成されたキャリッジ制御装
置1では(図3参照)、キャリッジ31が減速開始位置
に到達するまでは、PWM生成部8へのモータ制御信号
として、フィードバック演算処理部72からの回転速度
制御信号が供給される。これにより、CRモータ35の
回転速度(トルク)は、キャリッジ31の移動速度Vi
が目標速度演算部71より供給される目標速度Vobjに
追従するように制御される。そして、キャリッジ31が
減速開始位置に到達すると、PWM生成部8へのモータ
制御信号として、回転速度制御信号の代わりに減速制御
部73からの減速制御信号が供給される。これにより、
CRモータ35の回転速度は、キャリッジ31の移動速
度が速やかに減速して停止に到るように制御される。
【0041】尚、キャリッジ31の走査(以下、「CR
走査」という。)は、キャリッジ制御装置1のCPU2
により起動される。このCPU2が実行するCR走査処
理の内容を、図5に示すフローチャートに沿って説明す
る。本処理が開始されると、図5に示すように、CPU
2は、まず、ASIC3のレジスタ群5を構成する各レ
ジスタに、減速制御開始位置、目標値係数G、最終目標
速度Vtg、微分ゲインGd、積分ゲインGi、比例ゲイン
Gpを設定したのち(S100)、起動設定レジスタ5
1への書込を行うことにより、ASIC3の各部を起動
する(S110)。そして、S100にて各レジスタに
設定された内容に従って駆動されたキャリッジ31が減
速制御開始位置に到達し、比較処理部62から停止割込
み信号の入力があると(Yes:S120)、CPU2
は本処理を終了する。
【0042】以上に詳述したキャリッジ制御装置1で
は、図6に示すように、キャリッジ31の起動時(Vi
=0)には、最終目標速度Vtgよりも低い速度G×Vtg
(0<G<1)が目標速度Vobjに設定され、G×Vtg
に追従するようにキャリッジ31が起動される。そし
て、キャリッジ31の移動速度Viが加速されていく
と、それに伴って目標速度Vobjは高く設定されてい
き、次第に最終目標速度Vtgへと収束していく。即ち、
キャリッジ31の移動速度Viも次第に最終目標速度Vt
gに追従するように制御される。
【0043】従って、本実施形態のキャリッジ制御装置
1によれば、キャリッジ31の移動速度Viをキャリッ
ジ31の起動時から最終目標速度Vtgに追従させる場合
に比べ、CRモータ35の回転速度を急激に加速させる
ことを抑えることができる。このため、目標値係数Gを
最適な大きさに設定すれば、オーバーシュートや減衰振
動を発生することなくキャリッジ31の移動速度Viを
最終目標速度Vtgに到達させることができる。
【0044】ここで、図7に本発明の発明者が行った実
験の結果を示す。図7に示すように、実験に用いたプリ
ンタ(加速区間の長さ:0.5inch=約12.7c
m)では、キャリッジの最終目標速度Vtgを30ips
(inch/秒)、つまり約76.2cm/秒に設定し
た場合、目標値係数Gを0.6に設定すれば、目標値係
数Gを0.4や0.8に設定した場合に比べ、オーバー
シュートや減衰振動を発生させることなく、キャリッジ
31の移動速度Viを素早く最終目標速度Vtgに到達さ
せることができた。この実験結果が示すように、キャリ
ッジの運動特性やPID制御に用いるゲイン(微分ゲイ
ンGd、積分ゲインGi、比例ゲインGp)の大きさ等に
応じて、最適な値を目標値係数Gに設定すれば減衰振動
を発生させることなくキャリッジの移動速度Viを最終
目標速度Vtgに到達させることができる。尚、ここでは
図示しないが、最終目標速度Vtgを15ips、つまり
約38.1cm/秒に設定した場合には、目標値係数G
の最適値は0.4であった。
【0045】このように、最終目標速度Vtgや、その他
の条件により目標値係数Gの最適値が異なるため、様々
な条件に応じた目標値係数Gの値を図示しないメモリ等
の記憶手段に記憶しておき、条件に合わせて適宜選択す
る。又、本実施形態のキャリッジ制御装置1によれば、
キャリッジ31が搬送する印字ヘッド30のインクが減
少したり、何らかの原因でガイド軸34とキャリッジ3
1との間の摩擦が変化する等して、CRモータ35の制
御量とキャリッジ31の移動速度Viとの関係が変化し
たとしても、目標値係数Gを選択することにより、印字
開始位置におけるキャリッジ31の移動速度Viを、オ
ーバーシュートさせることなく確実に最終目標速度Vtg
に到達させることができる。
【0046】従って、キャリッジ31の駆動に関する環
境の変化によらず、印字ヘッド30には常に正確な位置
への印字を行わせることができ、プリンタの印字性能を
大幅に向上させることができる。尚、本実施形態では、
CRモータ35が本発明の動力生成手段に相当し、リニ
アエンコーダ39、周期カウンタ63、速度変換部64
が本発明の運動速度検出手段に相当する。そして、フィ
ードバック演算処理部72が本発明の信号生成手段に相
当し、PWM生成部8及びモータ駆動回路4が本発明の
動力制御手段に相当する。
【0047】又、目標速度演算部71が本発明の可変設
定手段に相当し、目標値係数レジスタ53が本発明のレ
ジスタに相当する。以上、本発明の実施の形態について
説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定される
ことはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形
態をとり得ることはいうまでもない。
【0048】例えば、上記実施形態では、目標速度演算
部71は所定時間ごとにキャリッジ31の目標速度の算
出を行っていたが、キャリッジ31の起動後、キャリッ
ジ31がタイミングスリット38の所定位置に達するご
とに目標速度の算出を行うように目標速度演算部71を
構成しても良い。この場合、キャリッジ制御装置1のレ
ジスタ群5に目標速度の算出を行うスリットの番号を蓄
積した算出位置レジスタなるものを備え、比較処理部6
2によりキャリッジ31が目標速度の算出位置に達した
か否かを検出するように構成する。そして、キャリッジ
31が算出位置のスリットに達したことを比較処理部6
2が検出した際に、目標速度演算部71が目標速度の算
出を行うように構成すれば良い。
【0049】又、キャリッジ31が所定距離を移動する
ごとに目標速度の算出を行うように目標速度演算部71
を構成しても良い。この場合、クロック信号を用いて算
出した時間と、速度変換部64が算出するキャリッジ3
1の移動速度とに基づいてキャリッジ31の移動距離を
算出する移動距離算出部なるものをキャリッジ制御装置
1に備え、移動距離算出部からの算出値が所定距離に達
するごとに目標速度演算部71が目標速度の算出を行う
ように構成すれば良い。
【0050】又、上記実施形態では、目標速度演算部7
1は、キャリッジ31の加速区間及び定速区間において
目標速度の算出を行っている。しかし、例えば、加速区
間においてのみ目標速度Vobjの算出を行うように目標
速度演算部71を構成しても良い。この場合、レジスタ
群5に印字開始位置を設定する印字開始位置レジスタな
るものを具備し、比較処理部62が位置カウンタ61の
カウント値nと印字開始位置レジスタの設定値とを比較
し、キャリッジ31が印字開始位置に到達したか否かを
検出できるように構成する。そして、比較処理部62に
よりキャリッジ71の印字開始位置到達が検出された時
点で、目標速度Vobjを最終目標速度Vtgに設定するよ
うに目標速度演算部71を構成すれば良い。
【0051】又、上記実施形態では、キャリッジ31の
駆動にDCモータを用いていたが、ステッピングモータ
を用いてキャリッジ31を駆動するようにしても良い。
この場合、PWM生成部8、モータ駆動回路4に代わ
り、フィードバック演算処理部72が生成する回転速度
制御信号に対応した数のパルス信号をステッピングモー
タへ出力するパルス発生回路をASICに備えれば良
い。
【0052】又、上記実施形態では、キャリッジ31の
移動速度や位置の算出、モータの回転速度を制御するP
WM信号の生成等にASICを用いたが、CPLD(Co
mplex Programmable Logic Device)やFPGA(Fi
eld Programmable Gate Array)等のプログラマブル
・ロジック・デバイスを用いても良い。
【0053】又、上記実施形態では、フィードバック制
御としてPID制御を用いたが、キャリッジの運動特性
等に合わせ、微分先行PID制御や、比例微分先行PI
D制御等を用いても良い。又、上記実施形態では、目標
値係数Gを1未満の正数としたが、場合によっては1以
上の値を設定しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る速度制御方法、及び速度制御装置
を適用したインクジェットプリンタにおけるキャリッジ
駆動機構の構造図である。
【図2】キャリッジ31に具備されたリニアエンコーダ
39のエンコーダ信号及びエンコーダ信号に基づいて生
成される各種信号の概要図である。
【図3】実施形態におけるキャリッジ制御装置1の構成
ブロック図である。
【図4】ASIC3におけるフィードバック演算処理部
72の構成ブロック図である。
【図5】実施形態におけるキャリッジ制御装置1のCP
U2が行うCR走査処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図6】キャリッジ制御装置1によるキャリッジ31の
速度制御の概要を示す説明図である。
【図7】本発明の発明者が行った実験における結果の一
例である。
【図8】キャリッジ31の概略動作を表す説明図であ
る。
【図9】従来技術におけるキャリッジの速度制御の概要
を示す説明図である。
【符号の説明】
1…キャリッジ制御装置、 2…CPU、 3…ASI
C、 4…モータ駆動回路、 5…レジスタ群、 6…
キャリッジ測位部、 7…モータ制御部、 8…PWM
生成部、 9…クロック生成部、 30…印字ヘッド、
31…キャリッジ、 32…押さえローラ、 33…
印刷用紙、 34…ガイド軸、 35…CRモータ、
36…プーリ、 37…無端ベルト、 38…タイミン
グスリット、 39…リニアエンコーダ、 51…起動
設定レジスタ、 52…減速開始位置レジスタ、 53
…目標値係数レジスタ、 54…目標速度設定レジス
タ、55…ゲインレジスタ、 60…エッジ検出部、
61…位置カウンタ、 62…比較処理部、 63…周
期カウンタ、 64…速度変換部、 71…目標速度演
算部、 72…フィードバック演算処理部、 72a…
減算器、 72b…比例演算器、 72c…積分演算
器、 72d…微分演算器、 72e…加算器、 73
…減速制御部、 74…制御信号セレクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C480 CA11 CB02 CB35 DA01 DB02 EA01 EA07 EA10 EA23 5H303 AA28 CC02 CC05 DD01 DD28 EE03 EE07 FF10 GG06 GG11 KK02 KK03 KK04 KK22 KK36

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出される運動速度が、設定された目標
    運動速度と一致するように運動体の運動速度を制御する
    速度制御方法において、 少なくとも前記運動体が起動してから該運動体の運動速
    度が最終目標運動速度に到達するまでの加速区間では、
    検出される運動速度と前記最終目標運動速度とに基づい
    て前記目標運動速度の設定を変化させることを特徴とす
    る速度制御方法。
  2. 【請求項2】 前記目標運動速度の設定を所定のタイミ
    ングで繰り返し更新することを特徴とする請求項1記載
    の速度制御方法。
  3. 【請求項3】 予め設定された時間が経過した時点を前
    記所定のタイミングとすることを特徴とする請求項2記
    載の速度制御方法。
  4. 【請求項4】 予め設定された位置に前記運動体が達し
    た時点を前記所定のタイミングとすることを特徴とする
    請求項2記載の速度制御方法。
  5. 【請求項5】 予め設定された距離を前記運動体が移動
    した時点を前記所定のタイミングとすることを特徴とす
    る請求項2記載の速度制御方法。
  6. 【請求項6】 運動体に動力を与える動力生成手段と、 前記運動体の運動速度を検出する運動速度検出手段と、 該運動速度検出手段が検出する前記運動体の運動速度
    が、目標運動速度と一致するように前記運動体の運動速
    度を制御する運動速度制御信号を生成する信号生成手段
    と、 該運動速度制御信号に基づいて、前記動力生成手段を制
    御する動力制御手段と、 を備えた速度制御装置において、 少なくとも前記運動体が起動してから該運動体の運動速
    度が最終目標運動速度に到達するまでの加速区間では、
    前記運動速度検出手段が検出する前記運動体の運動速度
    と前記最終目標運動速度とに基づいて前記目標運動速度
    の設定を変化させる可変設定手段を備えていることを特
    徴とする速度制御装置。
  7. 【請求項7】 前記可変設定手段は、前記目標運動速度
    の設定を所定のタイミングで繰り返し更新することを特
    徴とする請求項6記載の速度制御装置。
  8. 【請求項8】 予め設定された時間が経過した時点を前
    記所定のタイミングとすることを特徴とする請求項7記
    載の速度制御装置。
  9. 【請求項9】 予め設定された位置に前記運動体が達し
    た時点を前記所定のタイミングとすることを特徴とする
    請求項7記載の速度制御装置。
  10. 【請求項10】 予め設定された距離を前記運動体が移
    動した時点を前記所定のタイミングとすることを特徴と
    する請求項7記載の速度制御装置。
  11. 【請求項11】 前記可変設定手段は、前記目標運動速
    度を前記最終目標運動速度より低く設定することを特徴
    とする請求項6乃至請求項10いずれか記載の速度制御
    装置。
  12. 【請求項12】 前記可変設定手段は、前記目標運動速
    度をVobj、前記最終目標運動速度をVtg、前記運動速
    度検出手段が検出する前記運動体の運動速度をVi、任
    意の係数をGとして、前記目標運動速度Vobjを次式 Vobj=(Vtg−Vi)×G+Vi を用いて求めることを特徴とする請求項6乃至請求項1
    1いずれか記載の速度制御装置。
  13. 【請求項13】 前記係数Gは、0<G<1の範囲に設
    定されることを特徴とする請求項12記載の速度制御装
    置。
  14. 【請求項14】 前記係数Gを格納すると共に、格納値
    を外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記可変設
    定手段は、前記レジスタに格納された係数Gを用いて前
    記目標運動速度を求めることを特徴とする請求項12又
    は請求項13記載の速度制御装置。
  15. 【請求項15】 前記信号生成手段は、PID制御則を
    用いて前記運動速度制御信号を生成することを特徴とす
    る請求項6乃至請求項14いずれか記載の速度制御装
    置。
  16. 【請求項16】 前記動力生成手段は、電気エネルギー
    を動力に変換する変換装置であることを特徴とする請求
    項6乃至請求項15いずれか記載の速度制御装置。
  17. 【請求項17】 前記変換装置は、モータであることを
    特徴とする請求項16記載の速度制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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