JP2003186534A - プラント運転状況監視装置 - Google Patents

プラント運転状況監視装置

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JP2003186534A
JP2003186534A JP2001383135A JP2001383135A JP2003186534A JP 2003186534 A JP2003186534 A JP 2003186534A JP 2001383135 A JP2001383135 A JP 2001383135A JP 2001383135 A JP2001383135 A JP 2001383135A JP 2003186534 A JP2003186534 A JP 2003186534A
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JP2001383135A
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Tsutomu Watabe
勉 渡部
Ryuichi Itoyama
竜一 糸山
Kenji Matsuda
賢治 松田
Haruo Takahashi
晴夫 高橋
Tsukasa Obara
司 小原
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、プラントの運転状況を監視する場合、プ
ラント情報入力手段によって得られるプラントの現在デ
ータに対し、これに対する履歴データ保存テーブルに保
存された任意の過去データを運転員が選択し、現在の状
況を過去のデータに照らし合わせて運転状況の判断を行
うようにしている。このため、データの監視精度が低
く、監視性が悪かった。 【解決手段】ある監視タイミングにおけるプロセスデー
タに対する過去データを検索し、検索した複数個の統計
データを基に基準値となる基準曲線データを算出し、算
出した基準値データテーブルの情報をグラフ表示し、現
在データと同時表示する。これにより現在のトレンド位
置がその基準値に対して正常な状態なのか異常な状態な
のかを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラント等の
運転状況を監視するプラント運転状況監視装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば発電プラントのような各種
プラントの運転状況監視においては、各種プラント情報
を表示装置に表示して監視を行うことが広く一般に行わ
れている。中でも、運転状況を把握するプロセス値トレ
ンド表示は、プラントの運転状態をリアルタイムで把握
できる特徴を持つ監視手段である。
【0003】図34に従来のプラント運転状況監視装置
を示す。図34において、従来のプラント運転状況監視
装置1は、プラント情報入力手段3と、過去データ保存
手段4と、履歴データ保存テーブル5と、現在データト
レンド表示手段6と、履歴データ表示手段7と、運転デ
ータテーブル9と、スケジュール計算手段10と、警報
出力手段13と、しきい値手入力手段14と、警報値デ
ータテーブル15と、表示装置8と、通報装置16とか
ら構成されている。
【0004】プラント情報入力手段3は、プラント2の
プラント情報を入力し、現在データトレンド表示手段6
はプラント情報入力手段3を介して入力した現在データ
を表示装置8に表示し、過去データ保存手段4は、プラ
ント情報入力手段3を介して入力した現在データを履歴
データ保存テーブル5に順次格納する。履歴データ表示
手段7は履歴データ保存テーブル5に格納された過去の
履歴データを取り出し、表示装置8に表示する。
【0005】スケジュール計算手段10はプラント情報
入力手段3から入力されたプラント情報と運転データテ
ーブル9に設定してある運転データからプラントの起動
/停止に関わる時刻を計算し、表示装置8に表示する。
【0006】警報出力手段13はプラント情報入力手段
3から入力されたプラント情報を警報値データテーブル
15に設定してある警報制限値と比較、判定し、プラン
ト状態の判定結果を表示装置8に表示するとともに、通
報装置16に警報判定結果を出力する。しきい値手入力
手段14は警報値データテーブル15にプラント情報の
警報制限値を設定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のプラ
ント運転状況監視装置であると、プラントの運転状況を
監視する場合、プラント情報入力手段3によって得られ
るプラントの現在データに対し、これに対する履歴デー
タ保存テーブル5に保存された任意の過去データを運転
員が選択し現在の状況を過去のデータに照らし合わせて
運転状況の判断を行うようにしている。このため、デー
タの比較操作が面倒であり、かつ、選択した過去データ
によっては比較判断の対象とならない場合もあり、監視
精度が低く、監視性が悪かった。
【0008】また、従来の運転状況監視装置では、プラ
ントイベントを考慮しないプラント情報表示のみの監視
であるため、プラントに何らかのイベントが発生した場
合には過去のデータから同一イベントのプラント情報を
運転員が探す必要があり、プラント情報が正常なのか異
常な状態なのかを容易に判断できず、監視性が悪かっ
た。
【0009】また、従来の運転状況監視装置では、現在
データに対する警報監視であるため、プラントがすでに
警報域になった状態で監視、判断を行わなくてはなら
ず、迅速かつ的確な警報判断が行えない。場合によって
は警報判断の遅れからプラントを停止させなければなら
ないといった最悪のケースとなる場合も予想される。
【0010】更に、プラント運転を行う上でプロセスデ
ータのしきい値の判断は、過去のプラント運転データを
運転員が選択し、現在のプラント状態を過去のデータに
照らし合わせて判断を行っている。このため、運転員の
プラント運転経験に判断をゆだねる場合が殆どであり、
かつ選択する過去データはプラントの起動運転、通常運
転、停止運転等の各種運転モードによって異なるため、
選択する過去データを選出する手間が発生、または手入
力による設定ミスが発生する場合があり、監視精度が低
く、監視性が悪かった。
【0011】更にまた、プラントの起動、停止を行う際
に要求するスケジュール計算では、現在のプラント情報
と比較する対象として、過去の実績データを机上で算出
した運転データを用いている。
【0012】このため、実績データの算出から相当の期
間を経過したプラントにおいては、プラントの劣化、環
境温度の変化等により、算出した当時の実績データで
は、現在のプラントの起動、停止に関わる時刻の予想に
差異が生じる場合があった。また、実績データを修正す
る場合には、多大な過去データを再度机上で計算しなお
し、運転データテーブル9に再設定を行う必要があり、
スケジュール計算の精度が低く、監視性が悪かった。本
発明は以上の欠点を除去して、監視制度を向上させ、監
視性を向上させたプラント運転状況監視装置を得ること
を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ある
監視タイミングにおけるプロセスデータに対する過去デ
ータを検索し、検索した複数個の統計データを基に基準
値となる基準曲線データを保存する基準値データ算出手
段と、前記基準値データ算出手段から算出した基準値デ
ータテーブルの情報をグラフ表示するための算出結果表
示手段により基準データを同時表示する。これにより現
在のトレンド位置がその基準値に対して正常な状態なの
か異常な状態なのかを判断する。
【0014】請求項2の発明は、ある監視タイミングに
おけるプロセスデータに対する過去データを検索し、検
索した複数個の統計データを基にしきい値となるしきい
値曲線データを保存するしきい値データ算出手段と、前
記しきい値データ算出手段から算出したしきい値データ
テーブルの情報をグラフ表示するための算出結果表示手
段によりしきい値データを同時表示する。これにより現
在のトレンド位置がそのしきい値内であるか否かで、現
在のプラント状態を判断する。
【0015】請求項3の発明は、ある監視タイミングに
おけるプロセスデータに対する過去データを検索し、そ
の複数個の統計データを基に求められる基準値に対する
しきい値のプリアラーム出力手段によりガイダンスを表
示する。これにより現在のプロセスデータが基準値に対
して、悪化傾向にあることを検出し、通報する。
【0016】請求4の発明は、しきい値逸脱状態がn回
継続する場合のガイダンス表示手段によりガイダンスを
表示する。これによりプラントの悪化状態を良化する判
断を行う。
【0017】請求項5の発明は、履歴データテーブルか
らイベントの発生を判断するイベント判断手段とそのイ
ベント情報を保存するイベントデータテーブルと、その
イベント発生時のイベントデータを現在データと比較表
示するためのイベントデータ表示手段により過去のイベ
ント時データを同時表示する。これによりイベント毎に
プラントデータを比較しプラント運転状況の監視を行
う。
【0018】請求項6は、過去データ保存手段と前記手
段で保存された履歴保存データテーブルと、監視対象と
なるプロセスデータが記録されている監視項目テーブル
と、プラント運転状態(運転ステージ)を識別するプラ
ント状態管理テーブルから、プラント運転状態毎にプロ
セスデータのしきい値を算出するしきい値算出手段と、
前記手段で保存された算出結果情報テーブルと、現在の
プラント運転状態(タイミング)からプロセスデータの
適切なしきい値を検索するしきい値設定手段と、前記手
段で保存されたプラントデータチェックテーブルと、前
記テーブルとプロセスデータを比較判定するプラントデ
ータチェック判定手段と、プラントデータチェック状況
表示手段により最適な過去の運転データを自動抽出させ
て表示させる。これによりプラントを最適な状態で運転
することができる。
【0019】請求項7の発明は、プラントの起動/停止
時のスケジュール計算に関わるプラント情報(温度、圧
力等)を過去データから検索し、検索した複数個の統計
データを基に基準値となる運転データを保存する運転デ
ータ算出手段と、前記運転データ算出手段で算出した運
転データを保存する運転データテーブルにより蓄積され
た過去の運転データから基準運転データを自動算出す
る。これにより現状のプラントに合致したプラントの起
動/停止時のスケジュール計算結果が得られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。なお、従来の技術で説明した
構成と同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略
する。図1は本発明の第1の実施の形態によるプラント
運転状況監視装置の構成を示すブロック図である。図1
において、本発明の第1の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置1は、図34に示す従来の構成と同様に
プラント2に接続するプラント情報入力手段3と、過去
データ保存手段4と、履歴データ保存テーブル5と、現
在データトレンド表示手段6と、履歴データ表示手段7
と、表示装置8とを有する。更にそれらに加えて、基準
値データ算出手段101と、基準値データテーブル10
2と、基準値データ表示手段103とを設け、基準値デ
ータを基準曲線データとして表示装置8に表示し、現在
データのトレンド値と基準値データとの比較が視覚的に
認識できるようにしている。
【0021】ここで、基準値データ算出手段101は、
図30に示すように、履歴データ保存テーブル5から監
視対象とする幾つかの過去のプロセス値(過去データ1
〜6)を取り出し、統計データを基に基準値データを算
出し表示用の基準値データとして基準値データテーブル
102に保存する。図2は、前記基準値データ算出手段
101で算出された情報(ポイントキー、X方向値(回
転数、MW、時間など)、Y方向値(振動値、圧力、温
度、流量、消費量など))及び描画情報(表示情報、グ
ラフ情報など)を保存した基準値データテーブル102
の構成を示す。基準値データ表示手段103は前記基準
値データテーブル102から描画情報を作成し、表示装
置8に対して曲線データを表示する。
【0022】次に、第1の実施の形態の作用を説明す
る。基準値データ算出手段101は、図3のフローチャ
ートに示す処理を行う。まず履歴データ保存テーブル5
より、過去の同一プラント条件時のXデータ(時間、負
荷帯、回転数など)に対するYデータ(プロセス値な
ど)を検索し入力する(S0)。
【0023】次にステップS0にて入力したデータから
同一条件下Xに対するYの平均値μを求める。(S
1)。Xに対するYの平均値μは下記の計算式にて計算
したものとする。
【0024】
【数1】
【0025】次にステップS1にて作成した基準値デー
タを基準値データテーブル102に書き込む(S2)。
その後次回の計算タイミングまで待ち状態とする(S
3)。基準値データ表示手段103は、図4のフローチ
ャートに示す処理を行う。まず基準値データテーブル1
02よりポイントキー、X方向データ(回転数、MW、
時間など)、Y方向データ(振動値、圧力、温度、流
量、消費量など)を入力する(S10)。
【0026】次にステップS10にて入力した、X方向
データ、Y方向データから、表示装置8上のプロット座
標を算出し表示データの作成を行う(S11)。次にス
テップS11にて作成した描画データを表示装置8に出
力する(S12)。その後次回の表示タイミングまで待
ち状態とする(S13)。
【0027】表示装置8には図5で示すような描画デー
タが表示され、監視するプラントの運転状況において基
準値カーブに対し現在値がどの状況にあるかを把握する
ことができる。
【0028】本発明の第1の実施の形態によれば、過去
データを基に現在監視中のポイント情報に対する基準値
を算出しその結果を実績値としてグラフ表示すること
で、現在のプロット位置がプラント運転状況として最適
な状態なのか異常な状態なのかを視覚的に判断でき、監
視精度が良くなり、監視性が向上する。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態について
図を参照して説明する。図6は本発明の第2の実施の形
態によるプラント運転状況監視装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0030】図6において、本発明の第2の実施の形態
によるプラント運転状況監視装置1は、図34に示す従
来の構成と同様にプラント2に接続するプラント情報入
力手段3と、過去データ保存手段4と、履歴データ保存
テーブル5と、現在データトレンド表示手段6と、履歴
データ表示手段7と、表示装置8とを有する。更にそれ
らに加えて、しきい値データ算出手段201と、しきい
値データテーブル202と、しきい値データ表示手段2
03とを設け、しきい値データをしきい値曲線データと
して表示装置8に表示し、現在データのトレンド値とし
きい値との比較が視覚的に認識できるようにしている。
【0031】ここで、しきい値データ算出手段201
は、第1の実施の形態と同じように履歴データ保存テー
ブル5から監視対象とする幾つかの過去のプロセス値を
取り出し、統計データを基にしきい値データを算出し表
示用の基準値データとしてしきい値データテーブル20
2に保存する。図7は、前記しきい値データ算出手段2
01で算出された情報(ポイントキー、上限用X方向し
きい値(回転数、MW、時間など)、上限用Y方向しき
い値(振動値、圧力、温度、流量、消費量など)、下限
用X方向しきい値、下限用Y方向しきい値)及び描画情
報(表示情報、グラフ情報など)を保存したしきい値デ
ータテーブル202の構成を示す。しきい値データ表示
手段203は前記しきい値データテーブル202から描
画情報を作成し、表示装置8に対して曲線データを表示
する。
【0032】次に、第2の実施の形態の作用を説明す
る。しきい値データ算出手段201は、図8のフローチ
ャートに示す処理を行う。まず履歴データ保存テーブル
5より、過去の同一プラント条件時のXデータ(時間、
負荷帯、回転数など)に対するYデータ(プロセス値な
ど)を検索し入力する(S20)。
【0033】次にステップS20にて入力したデータか
ら同一条件下Xに対するYの上限しきい値を求める。
(S21)。次にステップS20にて入力したデータか
ら同一条件下Xに対するYの下限しきい値を求める。
(S22)。Xに対するYのしきい値は図31に示す方
式にて計算する。
【0034】次にステップS21とステップS22にて
作成したしきい値データをしきい値データテーブル20
2に書き込む(S23)。その後次回の計算タイミング
まで待ち状態とする(S24)。
【0035】しきい値データ表示手段203は、図9の
フローチャートに示す処理を行う。まずしきい値データ
テーブル202より上限X方向値(回転数、MW、時間
など)、上限Y方向値(振動値、圧力、温度、流量、消
費量など)を入力する(S30)。
【0036】次にステップS30にて入力した、上限X
方向データ、上限Y方向データから、表示装置8上のプ
ロット座標を算出し表示データの作成を行う(S3
1)。次にしきい値データテーブル202より下限X方
向値(回転数、MW、時間など)、下限Y方向値(振動
値、圧力、温度、流量、消費量等)を入力する(S3
2)。
【0037】次にステップS31、ステップS32にて
入力した、下限X方向データ、下限Y方向データから、
表示装置8上のプロット座標を算出し表示データを作成
し、作成した表示データを表示装置8に出力する(S3
3)。その後、次回の表示タイミングまで待ち状態とす
る(S34)。
【0038】表示装置8には図10で示すような描画デ
ータが表示され、監視するプラントの運転状況において
しきい値カーブに対し現在値がどの状況にあるかを把握
することができる。
【0039】本発明の第2の実施の形態によれば、過去
データを基に現在監視中のポイント情報に対する上下限
のしきい値を算出しその結果を実績値としてグラフ表示
することで、現在のプロット位置がプラント運転状態と
して最適な状態なのか異常な状態なのかを視覚的に判断
でき、監視精度が良くなり、監視性が向上する。
【0040】次に、本発明の第3の実施の形態について
図を参照して説明する。図11は本発明の第3の実施の
形態によるプラント運転状況監視装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0041】図11において、本発明の第3の実施の形
態によるプラント運転状況監視装置1は、図34に示す
従来の構成と同様にプラント2に接続するプラント情報
入力手段3と、過去データ保存手段4と、履歴データ保
存テーブル5と、現在データトレンド表示手段6と、履
歴データ表示手段7とを有する。更にそれらに加えて、
イベント判断手段301と、イベントデータテーブル3
02と、イベントデータ表示手段303を設け、現在デ
ータと過去データを表示装置8に比較表示するようにし
ている。
【0042】ここでイベント判断手段301は、予め決
められたパターンに当てはまるプラント情報を履歴デー
タ保存テーブル5から取り出し、基準値、しきい値を求
め、イベントデータテーブル302に保存する。図12
は前記イベント判断手段301でイベントの判定を行う
ためのイベント判定条件、基準値、しきい値及び,その
算出に使用したプラントデータを保存したイベントデー
タテーブル302の構成を示す。イベント表示手段30
3はイベントデータテーブル302に保存されているイ
ベント時の基準値、しきい値を現在データと比較表示す
るためグラフ形式で表示装置8へ出力する 次に、第3の実施の形態の作用を説明する。イベント判
断手段301は、図13のフローチャートに示す処理を
行う。まず履歴データ保存テーブル5よりプラントデー
タを取り出す(S40)。次にイベントデータテーブル
302内のイベント判定条件に合致したプラント情報か
らイベント状況を判断する(S41)。
【0043】次にイベントデータテーブル302にプラ
ントデータを保存する(S42)。次にイベントデータ
テーブル302に保存したプラントデータより、そのイ
ベントに合った、基準値としきい値を求めて保存する
(S43)。
【0044】上記ステップS41からステップS43ま
での処理をイベントデータテーブル302内に設定して
あるイベント項目毎に行う。その後次回プラントデータ
収集タイミング迄待つ(S44)。
【0045】イベントデータ表示手段303はステップ
S43で保存した基準値、しきい値を表示装置8に表示
する。表示装置8には図14で示すような現在データ曲
線に合わせ基準値、しきい値を表示する。
【0046】本発明の第3の実施の形態によれば、プラ
ントデータをイベント状態に合わせ比較表示できると伴
に、プラントの運転状況監視が容易となり、監視精度が
良くなり、監視性が向上する。
【0047】次に本発明の第4の実施の形態について図
を参照して説明する。図15は本発明の第4の実施の形
態によるプラント運転状況監視装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0048】図15に示す本発明の第4の実施の形態に
よるプラントの運転状況監視装置1は、図34に示す従
来の構成と同様にプラント2に接続するプラント情報入
力手段3と、警報値データテーブル15と警報出力手段
13において、警報値データテーブル15と警報出力手
段13の代わりに、しきい値情報テーブル202と、プ
リアラーム出力手段401とを設け、過去データからの
しきい値による傾向監視をさせるようにしている。
【0049】ここで、プリアラーム出力手段401は、
プラント情報入力手段3で入力されたX方向値(回転
数、MW、時間など)とY方向値(振動値、圧力、温
度、流量、消費量など)とにより、予めしきい値データ
テーブル202で保存されたしきい値情報を入力する。
更に、X方向値に対する、しきい値上限値、下限値を求
め、Y方向値と比較し、しきい値逸脱のプリアラームを
通報及び表示する。
【0050】次に、第4の実施の形態の作用を説明す
る。プリアラーム出力手段401は、図16のフローチ
ャートに示す処理を行う。まずYデータ(プロセス値な
ど)をポイントキーとして、プラント情報入力されたX
0データ値(時間、負荷帯、回転数など)からしきい値
データテーブル202より、下記のしきい値情報を入力
する(S50)。
【0051】しきい値情報入力:(上限値データ
(X11、Y11、X12、Y12)、下限値データ(X21、Y
21、X22、Y22)) 図32に示すように上記データは、X11≦X0<X12
21≦X0<X22の条件を満たす。
【0052】次に、ステップS50にて入力したデータ
を一次式の関数として、X0に対するしきい値上限値Y
と、しきい値下限値Yを求める(S51)。 しきい値上限値:Y=a・X0+b=(X0
11)・(Y11−Y12)/(X11−X12)+Y11 しきい値下限値:Y=a・X0+b=(X0
21)・(Y21−Y22)/(X21−X22)+Y21
【0053】次に、ステップS51で求めたしきい値上
限値、下限値とY0データ値(プロセス値)を比較し、
図33に示すように正常域からしきい値を逸脱したかど
うかの判定を行う(S52)。
【0054】次に、ステップS52の判定でしきい値を
逸脱していれば、通報装置16と表示装置8にしきい値
逸脱のアラーム出力を行う(S53)。その後次回の判
定タイミングまで待ち状態とする(S54)。
【0055】本発明の第4の実施の形態によれば、過去
データから求められる基準値に対するしきい値のプリア
ラーム出力を行うことにより、プラント状態の傾向を監
視することが可能となり、監視精度が良くなり、監視性
が向上する。
【0056】次に、本発明の第5の実施の形態について
図を参照して説明する。図17は本発明の第5の実施の
形態によるプラント運転状況監視装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0057】図17において、本発明の第5の実施の形
態によるプラント運転状況監視装置は、第4の実施の形
態に加え、ガイダンス情報テーブル11とガイダンス表
示手段12とを設けて、しきい値に対する上下限逸脱の
傾向を監視し、悪化傾向時にガイダンス表示を行うよう
にしている。
【0058】ここで、ガイダンス表示手段12は、プリ
アラーム出力手段401で出力されるしきい値逸脱情報
を基に、ガイダンス情報テーブル11の内容を表示装置
8に表示する。
【0059】次に、第5の実施の形態の作用を説明す
る。ガイダンス表示手段12は、図18のフローチャー
トに示す処理を行う。まずプリアラーム出力手段401
で逸脱した状態を監視し、逸脱状態が継続した場合に逸
脱カウンタを更新する(S61)。
【0060】次に、逸脱カウンタがn回以上となった場
合に、図19に示すガイダンス情報テーブル11から該
当のガイダンス情報を入力する(S62)。ガイダンス
情報テーブル11は監視項目をポイントキーとして並べ
られ、監視項目がしきい値をn回以上逸脱した場合の対
処方法が予め保存されている。次に、入力したガイダン
ス情報を表示装置8に表示する(S63)。その後次回
の監視タイミングまで待ち状態とする。(S64)本発
明の第5の実施の形態によれば、しきい値逸脱のガイダ
ンス表示により、プラントの悪化状態を良化する判断
を、容易に行うことが可能となり、監視精度が良くな
り、監視性が向上する。
【0061】次に、本発明の第6の実施の形態について
図を参照して説明する。図20は本発明の第6の実施の
形態によるプラント運転状況監視装置の構成を示すブロ
ック図である。
【0062】図20において、本発明の第6の実施の形
態によるプラントの運転状況監視装置1は、従来例であ
る図34に示すプラント2に接続するプラント情報入力
手段3と、表示装置8と、過去データ保存手段4と、履
歴保存データテーブル5とを有する。更にそれらにに加
え、監視項目テーブル603と、プラント状態管理テー
ブル604と、しきい値データ算出手段201と、算出
結果情報テーブル606と、しきい値自動設定手段60
5と、プラントデータチェックテーブル608と、プラ
ントデータチェック判定手段609と、プラントデータ
チェック状況表示手段610とを設け、プラント運転状
況(運転ステージ)に応じたプロセスデータに対するし
きい値を自動設定するようにしている。
【0063】ここで、過去データ保存手段4はプラント
情報入力手段3で入力されたプロセスデータを履歴保存
データテーブル5に格納する。しきい値データ算出手段
201は図21のフローチャートで示すように、図22
で示す構成の監視項目テーブル603から監視項目を取
り出し、履歴データ保存テーブル5に格納されているプ
ラントデータが警報監視対象であるかを確認し警報監視
対象であった場合に図23で示すプラント状態管理テー
ブル604から各運転ステージに分けたプロセスデータ
のしきい値を算出し、図24で示す算出結果情報テーブ
ル606に保存する。しきい値自動設定手段605は図
25のフローチャートで示すように前記算出結果情報テ
ーブル606のデータを基にプラント運転状態から過去
の運転状態と一致するプロセスデータのしきい値の検索
及び自動設定し(S80)、プラントデータチェックテ
ーブル608を更新する(S82)。プラントデータチ
ェック判定手段609はプロセス値としきい値を比較し
プラントデータチェック状況表示手段610にて、比較
判定結果を図26で示すような表示画面を表示装置8に
表示する。
【0064】次に第6の実施の形態の作用を説明する。
履歴データ保存テーブル5は、プラント情報入力手段3
と過去データ保存手段4から過去のプロセスデータの履
歴情報が保存されているテーブルである。プラント状態
管理情報テーブル604は、プラント状態がどの運転ス
テージにあるかを示す運転ステージが保存されているテ
ーブルである。監視項目テーブル603は、監視対象と
なるプロセスデータの監視項目が設定されているテーブ
ルである。
【0065】しきい値算出手段201は、履歴保存デー
タテーブル5と監視対象となる監視項目テーブル603
とプラント状態管理テーブル604から、プロセスデー
タのプラント運転ステージ毎のしきい値を算出し、算出
結果情報テーブル606に結果を記録する。
【0066】しきい値自動設定手段605は、現在のプ
ラント運転ステージから、運転ステージキーを基に算出
結果情報テーブル606からしきい値を検索し、現在の
プロセスデータのしきい値をプラントデータチェックテ
ーブル608に保存する。
【0067】プラントデータチェック判定手段609
は、現在のプロセスデータとしきい値を比較判定する。
プラントデータチェック状況表示手段610は、前記手
段の比較判定結果を表示装置8に表示する。
【0068】本発明の第6の実施の形態によれば、プラ
ント運転過去データを基に現在監視しているポイント情
報に対する上下限のしきい値を算出し、その結果をしき
い値として自動設定でき、手入力による設定ミスを防ぐ
ことができ、また、プラント運転状況に応じたしきい値
による適切なプラント監視が可能となり、監視精度が良
くなり、監視性が向上する。
【0069】次に、本発明の第7の実施の形態について
図を参照して説明する。図27は本発明の第7の実施の
形態によるプラントの運転状況監視装置の構成を示すブ
ロック図である。
【0070】図27において、本発明の第7の実施の形
態による運転状況監視装置1は、従来例である図30に
示すプラント2に接続するプラント情報入力手段3と、
過去データ保存手段4と、履歴データ保存テーブル5
と、スケジュール計算に必要なプラントデータを保存し
ている運転データテーブル9と、スケジュール計算を行
うスケジュール計算手段10と、表示装置8とを有す
る。更にそれらにに加え、蓄積した履歴データからプラ
ントの起動、停止に関わる運転データを自動算出する運
転データ算出手段701を設け、現在のプラントに合致
したスケジュール計算結果を得られるようにしている。
【0071】ここで、運転データ算出手段701は、履
歴データテーブル5からスケジュール計算に必要なプラ
ント情報(温度、圧力など)の過去のプロセス値を取り
出し、統計データを基に基準となる運転データを算出し
運転データとして運転データテーブル9に保存する。図
28は、前記運転データ算出手段で保存された情報(ポ
イントキー、X方向値(回転数、MW、時間など))、
Y方向値(振動値、圧力、温度、流量、消費量など)の
結果を保存した運転データテーブル9の構成を示す。ス
ケジュール計算手段10は前記運転データテーブル9か
ら運転データを取り出し、現状のプラントに合致した運
転データとして計算に用いる。
【0072】次に、第7の実施の形態の作用を説明す
る。運転データ算出手段701は、図29のフローチャ
ートに示す処理を行う。まず履歴データテーブル5よ
り、過去の同一プラント条件時のXデータ(時間、負荷
帯、回転数など)に対するYデータ(プロセス値など)
を検索し入力する(S90)。次にステップS90にて
入力したデータから同一条件下のXに対するYの平均値
μを求める(S91)。
【0073】次にステップS91にて作成した運転デー
タを運転データテーブル9に書き込む(S92)。その
後次回の計算タイミングまで待ち状態とする(S9
3)。
【0074】本発明の第7の実施の形態によれば、履歴
データを基に自動算出したスケジュール計算に必要な運
転データを用いスケジュール計算を行うことにより、現
状のプラントに合致した運転データでの計算結果が得ら
れ、監視精度が良くなり、監視性が向上する。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ある監視
タイミングにおけるプロセスデータに対する過去データ
を検索し、検索した複数個の統計データを基に基準値と
なる基準曲線データを保存する基準値データ算出手段
と、前記基準値データ算出手段から算出した基準値デー
タテーブルの情報をグラフ表示するための算出結果表示
手段により基準データを同時表示し、これにより現在の
トレンド位置がその基準値に対して正常な状態なのか異
常な状態なのかを判断するようにしたので、監視精度を
向上させ、監視性を向上させたプラント運転状況監視装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるプラント運転
状況監視装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態によるプラント運転
状況監視装置の基準値データ保存テーブルの構成を示す
説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態によるプラント運転
状況監視装置の基準値データ算出手段の処理を示すフロ
ーチャート。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるプラント運転
状況監視装置の基準値データ表示手段の処理を示すフロ
ーチャート。
【図5】本発明の第1の実施の形態によるプラント運転
状況監視装置の表示装置に表示される表示画面例を示す
説明図。
【図6】本発明の第2の実施の形態によるプラント運転
状況監視装置の構成を示すブロック図。
【図7】本発明の第2の実施の形態によるプラント運転
状況監視装置のしきい値データテーブルの構成を示す説
明図。
【図8】本発明の第2の実施の形態によるプラント運転
状況監視装置のしきい値データ算出手段の処理を示すフ
ローチャート。
【図9】本発明の第2の実施の形態によるプラント運転
状況監視装置のしきい値データ表示手段の処理を示すフ
ローチャート。
【図10】本発明の第2の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置の表示装置に表示される表示画面例を示
す説明図。
【図11】本発明の第3の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置の構成を示すブロック図。
【図12】本発明の第3の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置のイベントデータテーブルの構成を示す
説明図。
【図13】本発明の第3の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置のイベント判断手段の処理を示すフロー
チャート。
【図14】本発明の第3の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置の表示装置に表示される表示画面例を示
す説明図。
【図15】本発明の第4の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置の構成を示すブロック図。
【図16】本発明の第4の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置のプリアラーム出力手段の処理を示すフ
ローチャート。
【図17】本発明の第5の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置の構成を示すブロック図。
【図18】本発明の第5の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置のガイダンス表示手段の処理を示すフロ
ーチャート。
【図19】本発明の第5の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置のガイダンス情報テーブルの構成を示す
説明図。
【図20】本発明の第6の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置の構成を示すブロック図。
【図21】本発明の第6の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置のしきい値算出手段のフローチャート。
【図22】本発明の第6の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置の監視項目テーブルの構成を示す説明
図。
【図23】本発明の第6の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置のプラント状態管理テーブルの構成を示
す説明図。
【図24】本発明の第6の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置の算出結果情報テーブルの構成を示す説
明図。
【図25】本発明の第6の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置のしきい値自動設定手段のフローチャー
ト。
【図26】本発明の第6の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置の表示装置の画面表示例を示す説明図。
【図27】本発明の第7の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置の構成を示すブロック図。
【図28】本発明の第7の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置の運転データテーブルの構成を示す説明
図。
【図29】本発明の第7の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置の運転データ算出手段の処理を示すフロ
ーチャート。
【図30】本発明の第1の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置における基準値データ算出の手段を説明
する説明図。
【図31】本発明の第2の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置におけるしきい値算出の手段を説明する
説明図。
【図32】本発明の第4の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置におけるプリアラーム出力手段を説明す
る説明図。
【図33】本発明の第4の実施の形態によるプラント運
転状況監視装置におけるプリアラーム出力手段を説明す
る説明図。
【図34】従来のプラント運転状況監視装置を示すブロ
ック図。
【符号の説明】
1…運転状況監視装置、2…プラント、3…プラント情
報入力手段、4…過去データ保存手段、5…履歴データ
保存テーブル、6…現在データトレンド表示手段、7…
履歴データ表示手段、8…表示装置、9…運転データフ
ァイル、10…スケジュール計算手段、11…ガイダン
ス情報テーブル、12…ガイダンス表示手段、101…
基準値データ算出手段、102…基準値データテーブ
ル、103…基準値データ表示手段、201…しきい値
データ算出手段、202…しきい値データテーブル、2
03…しきい値データ表示手段、301…イベント判断
手段、302…イベントデータテーブル、303…イベ
ントデータ表示手段、401…プリアラーム出力手段、
603…監視項目テーブル、604…プラント状態管理
テーブル、605…しきい値自動設定手段、606…算
出結果情報テーブル、608…プラントデータチェック
テーブル、609…プラントデータチェック判定手段、
610…プラントデータチェック状況表示手段、701
…運転データ算出手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 糸山 竜一 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 (72)発明者 松田 賢治 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 (72)発明者 高橋 晴夫 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 (72)発明者 小原 司 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 5H223 AA02 BB10 DD03 EE30

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラント情報を取り込むプラント情報入
    力手段と、プラント情報入力手段から取り込んだプロセ
    ス値を保存する過去データ保存手段と、過去データ保存
    手段により過去データを保存する履歴データ保存テーブ
    ルと、履歴データ保存テーブルからのデータにより基準
    値を算出する基準値データ算出手段と、基準値データ算
    出手段で算出された基準値を保存する基準値データテー
    ブルと、基準値データテーブルに保存された情報をグラ
    フ表示するための基準値データ表示手段と、基準値に対
    する現在データのトレンド表示を行う現在データトレン
    ド表示手段とを備えることを特徴とするプラント運転状
    況監視装置。
  2. 【請求項2】 プラント情報を取り込むプラント情報入
    力手段と、プラント情報入力手段から取り込んだプロセ
    ス値を保存する過去データ保存手段と、過去データ保存
    手段により過去データを保存する履歴データ保存テーブ
    ルと、履歴データ保存テーブルからのデータによりしき
    い値を算出するしきい値データ算出手段と、しきい値デ
    ータ算出手段で算出されたしきい値データを保存するし
    きい値データテーブルと、しきい値データテーブルに保
    存された情報をグラフ表示するためのしきい値データ表
    示手段と、しきい値に対する現在データのトレンド表示
    を行う現在データトレンド表示手段とを備えることを特
    徴とするプラント運転状況監視装置。
  3. 【請求項3】 プラント情報入力手段から取り込んだプ
    ロセス値としきい値情報テーブルから取り込んだしきい
    値とを比較し、プロセス値がしきい値を逸脱した時にプ
    りアラームを通報、表示するプリアラーム出力手段とを
    備えることを特徴とする請求項2記載のプラント運転状
    況監視装置。
  4. 【請求項4】 しきい値逸状態が継続した場合にガイダ
    ンス情報を表示するガイダンス表示手段を備えることを
    特徴とする請求項3記載のプラント運転状況監視装置。
  5. 【請求項5】 プラント情報を取り込むプラント情報入
    力手段と、プラント情報入力手段から取り込んだプロセ
    ス値を保存する過去データ保存手段と、過去データ保存
    手段により過去データを保存する履歴データ保存テーブ
    ルと、履歴データ保存テーブルからのデータによりプラ
    ントのイベントを捕らえるイベント判断手段と、そのイ
    ベント情報を保存するイベントデータテーブルと、その
    イベント情報を表示するイベント表示手段と、現在デー
    タのトレンド表示を行う現在データトレンド表示手段と
    を備えることを特徴とするプラント運転状況監視装置。
  6. 【請求項6】 プラント情報を取り込むプラント情報入
    力手段と、プラント情報入力手段から取り込んだプロセ
    ス値を保存する過去データ保存手段と、前記過去データ
    保存手段により過去データを保存する履歴データ保存テ
    ーブルと、監視対象のプロセス項目が記録されている監
    視項目テーブルと、プラントの運転状況を識別するプラ
    ント状態管理テーブルと、プラント状態管理テーブルか
    らしきい値を算出するしきい値データ算出手段と、前記
    しきい値データ算出手段で算出されたしきい値データを
    保存する算出結果情報テーブルと、算出結果情報テーブ
    ルから現在のプラント運転状況と一致する過去の運転時
    のしきい値を検索ししきい値を設定するしきい値設定手
    段と、前記手段で設定されたプラントデータチェックテ
    ーブルと、プラントデータチェックテーブルからしきい
    値と現在のプロセス値を比較判断するプラントデータチ
    ェック判定手段と、比較判断結果を表示するプラントデ
    ータチェック状況表示手段とを備えることを特徴とする
    プラント運転状況監視装置。
  7. 【請求項7】 プラント情報を取り込むプラント情報入
    力手段と、プラント情報入力手段から取り込んだプロセ
    ス値を保存する過去データ保存手段と、過去データ保存
    手段により過去データを保存する履歴データ保存テーブ
    ルと、履歴データ保存テーブルのデータにより過去デー
    タを算出する運転データ算出手段と、運転データ算出手
    段で算出された運転データを保存する運転データテーブ
    ルと、運転データテーブルの運転データを用い次回のプ
    ラントの起動、停止時のスケジュール計算を行うスケジ
    ュール計算手段とを備えることを特徴とするプラント運
    転状況監視装置。
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