JP2003185474A - 光学エンコーダ用の多重分解能フォトダイオード・センサアレイ - Google Patents

光学エンコーダ用の多重分解能フォトダイオード・センサアレイ

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JP2003185474A JP2002315285A JP2002315285A JP2003185474A JP 2003185474 A JP2003185474 A JP 2003185474A JP 2002315285 A JP2002315285 A JP 2002315285A JP 2002315285 A JP2002315285 A JP 2002315285A JP 2003185474 A JP2003185474 A JP 2003185474A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】特定の測定方向に沿って移動する物体の位置情
報を提供する光学エンコーダの分解能を制御する方法を
提供する。 【解決手段】この場合、この光学エンコーダは、光を放
出する光源とこの光源に対して運動するデータトラック
を有する。この方法は、このデータトラックからの光
を、第1の値の分解能を有する検出器システムの複数の
フォトダイオードに指向させること、及びこの第1の値
から第2の値に変更する間にこの検出器システムの複数
のフォトダイオードの配置を変更することなしに、この
検出システムの分解能を第2の値に変更することを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な光学的な分
解能に対して使用されるフォトダイオード・センサに関
する。特に、本発明は、様々な分解能に対して使用され
る光学エンコーダ用のフォトセンサアレイに関する。
【0002】
【従来の技術】2つの可動物体間の相対位置を測定する
光学エンコーダが周知である。回転運動方向に沿って相
対位置を測定することが可能であるのと同様に、直線運
動方向に沿って相対位置を測定することが可能である。
このシステムでは、一方の物体が多くの場合に走査目盛
に連結されている一方で、他方の物体は走査ユニットに
連結されている。リニアエンコーダの場合には直線目盛
付きのリニアスケールが使用される一方で、ロータリー
エンコーダの場合には円目盛付きのコードディスクが使
用される。直線運動又は回転運動に対して使用される走
査ユニットは、1つ以上の光源及び1つ以上の光電式検
出素子を有する。例えば、フォトダイオードが、検出素
子として多くの場合に使用される。
【0003】近年、検出素子としての多数のフォトダイ
オードを互いに組合わせたリニアエンコーダとロータリ
ーエンコーダが益々一般になってきている。このような
検出配置は、時には位相アレイ(phased array)とも呼ば
れる。このようなエンコーダと検出器は、米国特許発明
第6,175,109 号明細書中に記されている。この全体の内
容は、本明細書中では引用例によって記されている。
【0004】上述した検出器の配置の実施の形態では、
複数のフォトダイオードが半導体チップ上でアレイ状に
配置されている。これらのフォトダイオードの配置は、
固有の方法でエンコーダの構成ごとに注文/設計されな
ければならない。このことは、フォトダイオードの幅や
間隔のようなフォトダイオードに要求される幾何学的な
配置が、走査配置、特に走査される走査目盛の目盛周期
に依存することを意味する。或る特定の測定分解能に対
して、フォトダイオードの良好に規定された配置が存在
する。したがって、走査配置又はエンコーダの分解能を
変更する必要がある場合は、フォトダイオードの配置を
変更して、所望の走査配置又は分解能にする必要があ
る。この場合、多大な設計作業が、このフォトダイオー
ドアレイのレイアウトを変更するために必要である。
【0005】この問題を解決するため、ヨーロッパ特許
発明第0 710 819 号明細書は、異なる目盛周期を呈する
幾つかの異なる走査目盛用の複数のフォトダイオードを
有する単一のフォトダイオード・アセンブリーを使用す
ることを提唱する。この目的のために、入手可能なフォ
トダイオードのうちの或る特定の数のフォトダイオード
だけが、走査目盛に応じて起動されなければならない。
フォトダイオードのうちのどのフォトダイオードが、或
る特定の走査目盛に対して起動されなければならないの
かをその都度決定するために、適合処理が必要である。
複雑なASICをこの適合処理を制御するために要する
点が、このシステムの主要な欠点である。システムの起
動位相(adaptation phase)が特別なツーリング・ ディス
ク(tooling discs) を必要とする点がもう1つの欠点で
ある。さらに、大きなメモリ空間と関連する回路が、キ
ャリア基板上に必要である。このキャリア基板は、シス
テムの可能な小型化に反する。
【0006】ヨーロッパ特許発明第0 710 819 号明細書
中に記載のシステムのもう1つの欠点は、絶対位置を測
定するシステムのインデックス・ センサである。特に、
インデックス・ センサのパターンに一致する開口部のパ
ターンを有するディスクが、光をこれらのインデックス
・ センサに通過させることを可能にする。この光は、1
回転当り一点だけでインデックス・ センサを照射する。
インデックス・ センサの一部が照射されているときの信
号は、インデックス・ センサの全体が同時に照射されて
いるときよりも著しく小さい。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、検出
器アレイを所望の小型の大きさにすることが可能である
一方で、この検出器アレイの分解能を容易に変更するこ
とにある。
【0008】本発明のもう1つの課題は、適合位相を使
用することなしに検出器アレイの分解能を変更すること
にある。
【0009】本発明のもう1つの課題は、多重分解能に
おいて検出器アレイによって生成される絶対位置信号と
相対位置信号の強度を向上させることにある。
【0010】本発明の第1の側面は、或る特定の測定方
向に沿って移動する物体の位置情報を提供する光学エン
コーダに関する。このエンコーダは、光を放出する光
源、及びこの光源に対して相対運動する物体に付された
データトラックを有する。このデータトラックは、光を
受け、かつ特定の分解能の異なる光学特性を呈する複数
の可変領域を有する。検出システムが、データトラック
から変調された光を受けて、その受けた光から位置信号
を生成する。この検出システムは、データトラックから
変調された光を受けるフォトダイオードアレイ、及びこ
のフォトダイオードアレイに接続された分解能選択ユニ
ットを有する。この分解能選択ユニットは、フォトダイ
オードアレイの分解能を制御する。この場合、フォトダ
イオードアレイに関連する全てのフォトダイオードが、
分解能選択ユニットによって選択された分解能に関係な
く起動している。
【0011】本発明の第2の側面は、或る特定の測定方
向に沿って移動する物体の位置情報を提供する光学エン
コーダの分解能を制御する方法に関する。この場合、光
学エンコーダは、光を放射する光源、及びこの光源に対
して相対運動するデータトラックを有する。
【0012】本発明の第3の側面は、物体の位置情報を
提供する光学エンコーダに関する。この光学エンコーダ
は、光を放出する光源、及びこの光源に対して相対運動
する物体に装着されたデータトラックを有する。データ
トラックは、光を受信し、かつ特定の分解能の異なる光
学特性の交互になっている領域を有する。検出装置が、
データトラックから光を受信して、この受信した光から
インデックス信号を生成する。検出システムは、データ
トラックから光を受信してインデックス信号を生成する
インデックス・フォトダイオードアレイ、及びこのイン
デックス・フォトダイオードアレイに接続された分解能
選択ユニットを有する。この分解能選択ユニットは、イ
ンデックス信号を制御する。
【0013】本発明の第4の側面は、所定の測定方向に
沿って運動する物体の位置情報を提供する光学エンコー
ダのインデックス信号を制御する方法に関する。この場
合、光学エンコーダは、光を放射する光源、及びこの光
源に対して相対運動しかつ与えられた分解能を呈するデ
ータトラックを有する。この方法は、インデックス・フ
ォトダイオードアレイのフォトダイオードの配置を変更
することなしに、データトラックからインデックス・フ
ォトダイオードアレイの複数のフォトダイオードへの光
を検出し、インデックス・フォトダイオードアレイの1
つ以上のフォトダイオードの活性状態を変えて、インデ
ックス信号を生成する。
【0014】本発明の各側面は、検出器アレイの分解能
を容易に変更する一方で、検出器アレイを適切に小型の
大きさにすることが可能である。
【0015】本発明の各側面は、特定の分解能に対する
アレイ内で活性化すべきフォトダイオードを決定するた
めの適合位相を要求しない利点を提供する。起動位相が
不要であることは、ヨーロッパ特許発明第0 710 819 号
明細書中に記されたシステムに対して必要であるような
特別なツーリング・ディスクが要求されないという利点
をさらに提供する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、これらの事項及び本発明
のその他の特徴と利点を図面に基づいて詳しく説明す
る。
【0017】図1は、本発明の好適な実施例の光学エン
コーダの断面を概略的に示す。特に、示された光学エン
コーダは、回転している2つの物体の運動に関する位置
情報を生成するロータリーエンコーダ100である。ロ
ータリーエンコーダ100は、例えばブラシレス・モー
タを伴う用途で使用され得る。
【0018】光学エンコーダ100は、図1−3,5,
6,8,9,11中に示されたようにシングルデータト
ラック104を有するコード歯車102を含む。このコ
ード歯車102は、軸線の周りで回転するシャフト(図
示せず)上に設置されていて、かつ測定方向に沿って運
動/回転する。回転シャフトは、ブラシレスDCモータ
の回転子でもよい。さらに、光学エンコーダ100は、
データトラック104を光電式に走査する走査ユニット
106を有する。図1中に示したように、走査ユニット
106は、光源110及びレンズ112、好ましくは集
光レンズ又は集束レンズを有する。機構的な構造の細部
は当業者にとって周知であるので、エンコーダ100の
構造は、概略的にしか示されていない。
【0019】図1,2中に示したように、光源110に
よって放出された光114は、集光レンズ112によっ
て平行にされ、光源110に対して回転するコード歯車
102のデータトラック104を通じて伝送される。回
転しているデータトラック104によって変調された光
116は、検出システム120の光検出器アレイ118
によって受信される。検出された信号が、図1,2中に
示されていない評価ユニット内で処理される。
【0020】図1−3,5,6,8,9,11中に示し
たように、データトラック104は、交互になっている
透明なバー122と不透明なバー124のような、異な
る光学特性の交互になっている領域の増分式のパターン
を有する。光学エンコーダ100が入射光データトラッ
クを使用するために構成されている場合には、このデー
タトラックを高反射度と低反射度が交互になっている領
域で構成することが可能である。さらに、光検出器アレ
イ118は、1つの増分式フォトダイオードアレイ12
6と2つのインデックス・フォトダイオードアレイ12
8,130から構成される。フォトダイオードアレイ1
26,128,130はそれぞれ、複数のフォトダイオ
ード132,134,136を有する。これらのフォト
ダイオード132,134,136は、オプト・ASI
C半導体チップ138上に分離したアレイで配置されて
いる。このオプト・ASIC半導体チップ138は、P
Cボード139上に搭載されている。
【0021】図3−11中に示したように、増分式フォ
トダイオードアレイ126は、96個のフォトダイオード
132を有する。この場合、隣合ったフォトダイオード
は、互いに等角に配置されている。そして、グループと
してのこれらのフォトダイオードが、約9.2 °の角度、
例えば9.22°の角度の範囲を定める。その結果、個々の
フォトダイオードは、1012のような所望の最大分解能に
相当するピッチを有する。隣合ったフォトダイオード1
32間の直線的な間隔は、一定である。隣合ったフォト
ダイオード132間の最小間隔は、フォトダイオードの
最大幅を制限する成形プロセス設計規則に起因して約5
μm である。4個のフォトダイオードのセット又はグル
ープの各々は、コードディスクパターンの1つの格子周
期内に配置されている。各セット内の隣合ったフォトダ
イオードは、相関的に配置されている。その結果、隣合
ったフォトダイオードの出力信号間に90°の位相遅れを
もたらす。したがって、4個の隣合ったフォトダイオー
ドは、0°,90°,180 °,270 °の相対位相を有す
る。これらの位相の異なる信号は、図3,5,6,8,
9,11中ではA!,B,A,B!と記されている。
【0022】増分式フォトダイオードアレイ126は、
16本の導線140を有する。これらの導線140は、
フォトダイオード132及び3つの増分式データ分解能
選択ユニット144,146,148から延びている導
線142に内部接続されている。図3,4,6,7,
9,10中に示したように、各増分式データ分解能選択
ユニット144,146,148は、16本の導線150
を有する。これらの導線150は、16本の導線140の
グループに接続され、かつ4本の出力信号線152に接
続されている。
【0023】各増分式データ分解能選択ユニット14
4,146,148はそれぞれ、スイッチング信号線1
54,156,158を有する。スイッチング信号線1
54,156,158は、16本の半導体スイッチ16
0を介してこれらのスイッチング信号線に対応する増分
式データ分解能選択ユニットに関連する導線150に選
択的に接続される。半導体スイッチ160の各々は、常
に導通状態か又は非導通状態である。半導体スイッチ1
60は、16本の導線140を4本の出力信号線152に
異なる組合わせで接続するために使用される。出力信号
線152の各々は、位相の異なる増分走査信号A,B,
A!,B!を出力する。これらの上述したスイッチが半
導体スイッチである一方で、メタルリンクを含むスイッ
チのようにその他のスイッチが可能である。
【0024】図3,5,6,8,9,11,12A中に
示したように、インデックス・フォトダイオードアレイ
128とこのインデックス・フォトダイオードアレイ1
28に関連したフォトダイオード134が、第1インデ
ックス信号Zを生成する。そして、インデックスフォト
ダイオードアレイ130とこのインデックスフォトダイ
オードアレイ130の14本のフォトダイオード136
が、第2インデックス信号Z!を生成する。インデック
ス・フォトダイオードアレイ128,130の個々のフ
ォトダイオードが、同一の信号によって許可される。こ
の同一の信号は、フォトダイオードアレイ126の個々
のフォトダイオード130を許可する。これらの個々の
フォトダイオード130が、起動して所望のエンコーダ
分解能を実現する。
【0025】エンコーダが完全に回転すると、インデッ
クス信号ZとZ!が特別なパターンを出力する。特に、
インデックス信号Z,Z!が、電気的に比較され処理さ
れて、エンコーダ100の1回転ごとに1つの出力パル
スを出力する。このエンコーダ100は、エンコーダの
その他の全ての信号の位置を絶対的に突き止める。
【0026】ので、インデックス信号Z,Z!は、完全
に差動である。Z!信号用のコードディスクパターン
は、どの部分も不透明な領域を有する。Z信号用のコー
ドディスクパターンは、反対に開口部を有する。このよ
うな差動特性は、コモンモードノイズを除去する。イン
デックス信号Z,Z!は、絶対情報を決定するために使
用される。この特有なパターンは、特別な光学パターン
によって生成される。単一光学サイクルと何時でも存在
する「バックグラウンド」信号との間に最大コントラス
トを有するパルスを実現するため、この特別な光学パタ
ーンは最適化される。この定義は、この光学サイクルに
依存する。本発明にしたがって検出すべき分解能の選択
に柔軟性をもたせるためには、選択する分解能に基づい
てインデックス信号を変更することが必要である。その
結果、いろいろに最適化されたパターンが、各分解能に
対して使用され得る。したがって、検出されるべき特有
のパターンが出力信号を要求するかどうかに応じて、ア
レイ128,136の検出器からの信号が、この出力信
号に送られる。
【0027】インデックス・フォトダイオードアレイ1
28の14本のフォトダイオード136が配置されてい
る。その結果、これらのフォトダイオード136が、デ
ータトラック104内の対応する開口部又はバー122
を通じて十分に照射されるときに、単一の大きなインデ
ックスパルスが生成されるか又は形成される。同様に、
インデックス・フォトダイオードアレイ130のフォト
ダイオード134が配置されている。その結果、これら
のフォトダイオード134が、データトラック104内
の対応する開口部又はバー122を通じて十分に照射さ
れるときに、単一の大きなインデックスパルスが生成さ
れるか又は形成される。インデックス・フォトダイオー
ドアレイ128,130によって受信された光は変調さ
れない。インデックス信号間の良好なコントラストが、
分解能の範囲に対して実現されるように、インデックス
・フォトダイオードアレイ128,130の角度幅が選
択されている。フォトダイオード134,136の各々
が、約 68 μm の幅を有する。非伝導性の材料が、隣接
するフォトダイオード134とフォトダイオード136
との間に存在する。その結果、これらの隣接するフォト
ダイオードは、約5.8μm の間隔である。インデックス
・フォトダイオードアレイ128,130の各々は、10
12のような希望する最高の分解能の1つのデータ領域
(360 °e )に一致するピッチで配置されている。フォ
トダイオード134,136は、フォトダイオード13
2のピッチの4倍に等しい放射状のピッチを有する。コ
ードディスク上でいろいろに走査される構造のために、
様々なインデックス信号波形Z,Z!が発生する。複数
の異なる分解能を有するコードディスクが使用可能であ
るために、14本のフォトダイオード134と14本のフォ
トダイオード136を選択的に作動させて、固有のコー
ドディスク102に対して最も鮮明なインデックスパル
スを実現する。しかしながら、これらの信号を発生させ
る一般的な原理は、両インデックス信号フォトダイオー
ドアレイ128,130に対して共通である。
【0028】図1−13A−B中に示したような角度光
学エンコーダでは、フォトダイオードアレイ126,1
28,130が共通の1本の軸を有する必要がある。こ
れらのフォトダイオードアレイ126,128,130
間の角度関係は、特別な値である必要はないが、一定で
既知の値でなければならない。
【0029】インデックス・フォトダイオードアレイ1
28,130と増分式フォトダイオードアレイとの間の
必然的な関係では、個々のインデックスアレイ素子13
4,136の半径方向のピッチが、増分式アレイ素子1
32のピッチの4倍であるか又は1データサイクルの幅
である。全ての可能なエンコーダの分解能に対するイン
デックスアレイのパターンは、インデックス検出素子1
34,136の同じアレイから作る必要があるので、各
分解能は、入手可能な検出素子から最大の単一信号を得
るために異なる組合わせを要求する。
【0030】図13A中に概略的に示したように、増分
式フォトダイオードアレイ126からの信号A,A!,
B,B!は、インピーダンス変換増幅器200によって
増幅される。そして、相補信号A,A!及びB,B!
が、比較器201を介して互いに比較される。同様に、
インデックス・フォトダイオードアレイ128,130
によって生成された信号Z,Z!が、インピーダンス変
換増幅器202によって増幅され比較器203によって
比較される。そして、比較器201,203からの信号
が、データ処理素子204に入力される。検出された周
波数1X,2X,4X,8Xに対して出力するため、こ
のデータ処理素子204は、位相同期された16個のアナ
ログ電圧信号から適切に位相同期された全ての16個の出
力信号206を出力する。出力信号206は、デジタル
論理部214に対して出力される。(選択された分解能
にかかわらず)互いに 90 °ずれた4つの基本信号を組
合わせることによって高周波信号を生成するため、この
デジタル論理部214は、これらの出力信号206と補
間部216からのプログラミングされた補間選択(inter
polation choices) とを結合する。図13A中に示した
ように、幾つかの出力信号が、チップ138から発生す
る。例えば、デジタル 50 %デューティサイクルの2つ
のデータパルス218,220が、90°ずれて出力され
る。さらに、信号AB又はA!B!で出力される単一の
デジタルインデックス・パルスが生成される。試験と評
価の目的のため、デジタル出力,アナログ試験モード1
及びアナログ試験モード2のような3つのプログラミン
グが、/によって分離された出力に関するラベルで示し
たように出力端子230,232,234で可能であ
る。
【0031】アレイ126,128,130の分解能の
選択は、電子光学におけるその他の多くの選択可能なオ
プションと同様にシリアル試験及びプログラミングイン
ターフェース212,138を通じて実行される。
【0032】図13B中に示した単一終端通信部224
は、全ての分解能に対して同じである。通信部224
は、位相が電気的にそれぞれ 120°ずれた3つの信号を
生成する。これらの3つの信号は、一般にインデックス
信号の立上がりエッジに対して参照され、エンコーダが
搭載されているモータ(のブラシの軸)を心合わせする
ために使用される。擬似コモンモード基準信号を3つの
単一終端通信信号間で得る方法は、米国特許発明第 5,9
36,236及び 6,175,109号明細書中に記されている。これ
らの全ての内容は、ここでは引用によって記されてい
る。コモンモード基準信号を生成する上述した方法は、
CMOS技術を使用して実施され得る。
【0033】フォトダイオードアレイ126,128,
130の上述した説明を踏まえて、以下に同一のフォト
ダイオードアレイ126,128,130を使用しなが
ら分解能を変更する能力を説明する。特に好ましくは、
インデックス・信号フォトダイオード134,136の
一定の数と配置が常に存在する。上述した説明と以下の
N個の手段の分解能では、走査されるデータトラック1
04の完全な円周が、全部でN本の交互する透明なバー
122と不透明なバー124とを有する。
【0034】データトラックが 1012 の分解能を有する
ときに 1012 の分解能を実現する場合は、増分式データ
分解能選択ユニット144が、ASIC半導体チップ1
38の分解能選択論理によって生成される起動信号を介
して起動され、スイッチング信号線154に沿って送信
する。起動信号を受取ると、増分式データ分解の選択ユ
ニット144が、個のユニット144の半導体スイッチ
160を開閉する。その結果、16本の導線140の特定
の組合わせが、4本の出力信号線152に接続される。
1012の分解能を実現する場合は、増分式データ分解能選
択ユニット144がフォトダイオード132をグループ
にする。その結果、連続して隣合ったフォトダイオード
が、4本ずつ1つのグループに形成される。図3,4中
に示したように、4個のフォトダイオードから成る各グ
ループが、出力信号線152に接続されている。その結
果、グループの最初のフォトダイオードからの信号は、
A!出力信号線152に送られ、このグループの2番目
のフォトダイオードからの信号は、B出力信号線152
に送られ、このグループの3番目のフォトダイオードか
らの信号は、An出力信号線152に送られ、このグル
ープの4番目のフォトダイオードからの信号は、B!出
力信号線152に送られる。図3,4中に示したよう
に、このような接続の結果、多数のフォトダイオード1
32が、1つのフォトダイオードのグループとして作用
する各々の4番目のフォトダイオード132とインター
デジタルされ、単一出力信号線152に接続される。
【0035】さらに、インデックス分解能選択ユニット
153が、インデックス・フォトダイオードアレイ12
8、130のフォトダイオードのうちの特定のフォトダ
イオードを特定の分解能に対して選択する。この場合、
全てのフォトダイオードが、選択時に起動している。こ
のような選択は、スイッチング信号線154とスイッチ
160′を介して実行される。起動しているフォトダイ
オード1,14,15は、全ての分解能に対してスイッ
チング信号線154,156,158に常に接続されて
いる。残りの起動しているフォトダイオードに関して
は、フォトダイオード2,12が、スイッチング信号線
156,158に接続された2本の分離した線とスイッ
チ160′を有する。フォトダイオード3,8,10
は、スイッチング信号線154,158に接続された分
離した線とスイッチ160′を有する。フォトダイオー
ド4は、スイッチ160を介してスイッチング信号線1
54に接続されている。フォトダイオード5,6,11
は、スイッチ160′を介してスイッチング信号線15
6に接続されている。そして、フォトダイオード9は、
スイッチ160′を介してスイッチング信号線158に
接続されている。分解能1012 が希望されると、インデ
ックス選択ユニット153が、スイッチング信号線15
4を介して特定のスイッチ160′を起動させる。その
結果、図3,5,12B中に示したように、インデック
ス・フォトダイオードアレイ128,130のフォトダ
イオードNo.1,3,4,9,10,13,14だけ
が選択される。スイッチング信号線154とスイッチ1
60′は、シリアルインターフェースを通じた外部的な
コード供給を介して、特定の分解能に対してプログラミ
ングされる。フォトダイオードアレイ128,130の
分解能は、増分式フォトダイオードアレイ126の分解
能を選択する同じコード化されたプログラミング信号に
よって同時に選択される。
【0036】特定の分解能に対するインデックス・フォ
トダイオードアレイ中の分解能選択ユニット153を介
して起動されるフォトダイオードは、特定の分解能に対
するインデックス信号を最適化するフォトダイオードの
組合わせを決定することによって決定される。換言する
と、フォトダイオードは、特定の分解能に対してすぐ隣
の最も小さい信号に対する大きな中心の信号の最も大き
な比を与えるために選択される。適合するディスクパタ
ーンがフォトダイオードの上を通過するときに、これら
のフォトダイオードの組合わせを比較し、最適な比の組
合わせを選択するように、コンピュータプログラムが準
備され得る。
【0037】分解能が 1012 の場合は、図5中に示した
ように、1012カウントディスクが 14 個のフォトダイオ
ードの上を通過する。できうる全ての組合わせを試験し
た後に、No.1,3,4,8,10,13,14の7
個のフォトダイオードが起動するときに、最適な比が決
定される。ディスクパターンとセンサーパターンとが重
畳するときに、この組合わせは、7つのフォトダイオー
ドからの中心信号になる。ディスクが中心位置に近づい
て離れると、2つのダイオードとディスクパターンの最
大が一致する。この結果は、信号対非信号の比7:2で
ある。この差は、7個のダイオードの強度ではなくて、
電子機器が単一データサイクルの所望の幅を有する中心
信号だけを処理することを可能にする。
【0038】506 の分解能の場合は、データサイクルが
1024の個別のフォトダイオードの幅の2倍である。この
データサイクルの長さを補償するため、14個の個別のフ
ォトダイオードの隣合ったフォトダイオードが対のグル
ープにされる。グループにしたフォトダイオードの各対
は、506 の分解能用の単一のフォトダイオードとして扱
われる。したがって、最適なインデックス信号が、この
ような対の/グループの7個のフォトダイオードに対し
て決定されなければならない。最適な信号対非信号の比
が、フォトダイオードの4つのグループ1&2,5&
6,11&12,13&14の 506分解能の構成の選択
になる。この結果は、信号対非信号の比4:1である。
【0039】253 の分解能の場合は、データサイクルが
1024 の個別のフォトダイオードの幅の4倍である。し
かしながら、14本の個別のフォトダイオードのアレイ
は、3.5 253 分解能サイクル幅だけである。互いに隣合
った検出器を3.5 にグループ化することは不可能である
ので、隣合った検出器をグループ化することによって妥
協している。その結果、253 分解能の検出器は、253 分
解能のピッチで離れている一方で、3つの 253分解能の
サイクル幅である。その結果、4個の仮想フォトダイオ
ードから成る4つのグループが形成される。この場合、
個々の仮想フォトダイオードの幅は、実際のフォトダイ
オードの幅の3/4 に等しい。4つのグループのうちの3
つが選択されるときに、最適なインデックス信号が、上
述した構成に基づいて見つけられる。これらの3つのグ
ループは、フォトダイオード1,2&3;8;9&1
0;12,13&14に一致する。結果は、信号対非信
号の比3:1である。
【0040】分解能は、分解能 1012,506,253 のうちの
任意の1つからその他の分解能のうちのどれにへも変更
できる。例えば、その他のコード歯車102が使用され
たり、又はコード歯車102に対してその他の分解能が
使用されるときに、その他の分解能が、増分式フォトダ
イオードアレイ126に対して可能である。このような
分解能は、対応する増分式データ分解能選択ユニットの
半導体スイッチ160を起動させ、これらのスイッチ全
てを通電状態にすることによって必要な分解能を選択す
るだけで実現される。したがって、分解能が、フォトダ
イオードアレイ126のフォトダイオードの配置を変更
することなしに変えられる。半導体スイッチ160は、
分解能選択論理によって起動される。この分解能選択論
理は、既に説明した同じオプト・ASIC半導体チップ
138中で実行される。
【0041】フォトダイオードアレイ126の分解能を
変更する例が、図6−8中に示されている。この例で
は、506 の分解能が、分解能スイッチング信号線156
に沿って起動信号を送ることによって起動される。この
スイッチング信号線156は、増分式データ分解能選択
ユニット146がこのユニット146の半導体スイッチ
160を開閉させることを引き起こす。その結果、16本
の導線140の特定の組合わせが、4本の出力信号線1
52に接続される。特に、増分式データ分解能選択ユニ
ット146が、フォトダイオードアレイ126内のフォ
トダイオード132のグループを規定する。その結果、
連続して隣合った8個のフォトダイオードの各々が1つ
のグループに形成される。したがって、8個のフォトダ
イオードから成る12のグループが形成される。図7中に
示したように、8個のフォトダイオードから成る各グル
ープが、出力信号線152に接続されている。その結
果、グループの最初の2つのフォトダイオードからの信
号は、A!出力信号線152に送られ、このグループの
2番目のフォトダイオード対からの信号は、B出力信号
線152に送られ、このグループの3番目のフォトダイ
オード対からの信号は、A出力信号線152に送られ、
そしてこのグループの4番目のフォトダイオード対から
の信号は、B!出力信号線152に送られる。本質的
に、フォトダイオードを対にすると、出力信号A!,
A,B!,Bを生成するフォトダイオードに対応する検
出領域の有効な大きさが、2倍増大する。したがって、
アレイの分解能が2倍増大する。さらに、図6,8,1
2C中に示したように、インデックス・アレイ128,
130のフォトダイオードNo.1,2,5,6,11
−14だけが、分解能スイッチング信号線156を介し
てインデックス分解能選択ユニットによって選択され
る。
【0042】もう1つの例では、253 の分解能が、分解
能スイッチング信号線158に沿って起動信号を送るこ
とによって起動される。このスイッチング信号線158
は、増分式データ分解能選択ユニット148がこのユニ
ット148の半導体スイッチ160を開閉させることを
引き起こす.その結果、16本の導線140の特定の組合
わせが、4本の出力信号線152に接続される。特に、
増分式データ分解能選択ユニット148が、フォトダイ
オードアレイ126内のフォトダイオード132のグル
ープを規定する。その結果、連続して隣合った 16 個の
フォトダイオードの各々が、1つのグループに形成され
る。したがって、16本のフォトダイオードから成る6つ
のグループが形成される。図9,10中に示したよう
に、16個のフォトダイオードから成る各グループは、出
力信号線152に接続されている。その結果、グループ
の最初の4つのフォトダイオードからの信号は、A!出
力信号線152に送られ、このグループの2番目の4つ
のフォトダイオードからの信号は、B出力信号線152
に送られ、このグループの3番目の4つのフォトダイオ
ードからの信号は、A出力信号線152に送られ、そし
てこのグループの4番目の4つのフォトダイオードから
の信号は、B!出力信号線152に送られる。さらに、
インデックス・フォトダイオードアレイ128,130
のフォトダイオードNo.1−3,8−10,12−1
4だけが、インデックス分解能選択ユニット153を介
してスイッチング信号線158とスイッチ160′を切
替えることによって選択される。
【0043】上述した例が増分式フォトダイオードアレ
イ126の分解能を変更することを実証する一方で、適
切な分解能を有するインデックス信号を生成する入手可
能なインデックス・フォトダイオード134,136の
適切な組合わせを選択することも可能である。
【0044】上述した例では、506, 253の低い分解能
が、フォトダイオード132を2倍にグループ化するこ
とによって発生する。当然に、フォトダイオード132
を整数Nでグループを形成することによって図1−13
A−Bの例に関して上述した同じ原理を使用すると、そ
の他の分解能が可能である。ここで、N=3,4,5,
…, 等である。
【0045】上述した例の利点は、4つの出力信号A,
A!, B, B!の各々に接続されたフォトダイオードの
総数が、光学エンコーダ100に対して選択された分解
能に関係なく一定である点である。さらに、全てのフォ
トダイオード132が、光学エンコーダ100によって
選択された各分解能に対して使用される。このことは、
ヨーロッパ特許発明第 0 710 819号明細書中に記された
アレイ素子が適合位相に基づいて起動されるシステムと
は対照的である。この適合位相では、フォトセルアセン
ブリーが走査され、フォトセルアセンブリーの出力が評
価される。既に説明した例では、全部で 96 個のフォト
ダイオード132が使用されるときに、4つの出力信号
の各々が、それに関連する24個のフォトダイオードを有
する。どんな分解能に対しても信号当たりのフォトダイ
オードの数を一定に維持すれば、信号の後の処理を改善
させる。
【0046】さらに上述した光学エンコーダ100で
は、分解能の切替が、制御機構を使用することによって
光学エンコーダ100の操作中に実施される。製造中の
いつでも1回の決定として分解能を切替えることも可能
である。切替モードに関係なく、本発明のこの例では、
スイッチを通過する信号は速く作動し、スイッチ操作の
速さは遅い。
【0047】説明した本発明の形態は、好適な実施の形
態であり、部品の形, 大きさ及び配置におけるいろいろ
な変更が、本発明の概念又は特許請求の範囲から離れる
ことなしに許される。例えば、本発明は、ロータリーエ
ンコーダに限定されない。直線状に配置されたデータト
ラックを有するリニアエンコーダに適用することも可能
である。4つよりも大きいグループのように隣合ったフ
ォトダイオードをいろいろにグループ化すれば、本発明
はその他の分解能に対して適用できる。さらに、センサ
アレイは、オプト・ASICチップから分離された半導
体チップの形態で実現してもよい。さらに、図1中に示
した放たれる光の配置や図18中に示した反射する光の
配置のように、いろいろな光学原理が、本発明に基づい
て実現され得る。
【0048】図14, 15中に概略的に示した別の例で
は、既に説明したエンコーダ100と同じ原理を有する
磁器エンコーダ300が設けられるように、図1−13
の光学エンコーダが変更されている。図14−17で
は、図1−13中に示したのと類似の素子に対しては類
似の番号を使用している。磁器エンコーダ300では、
光源が不要である。さらに、軸に設置されている回転可
能なコード歯車302のデータトラック304が、異な
る磁器特性を有する交互する領域を有する。検出器アレ
イ318, 増分式検出器アレイ326及びインデックス
・検出器アレイ328, 330はそれぞれ、検出器アレ
イ132,134,136に類似する。この場合、フォ
トダイオード132,134,136は、磁場検出器3
32,334,336に交換してある。検出器アレイ3
26によって生成される信号が処理され、磁器エンコー
ダ300の分解能が、半導体チップ338によって処理
されて制御される。そして、回路は、図13A−B中に
示した回路と類似している。
【0049】既に説明した反射する光の配置では、既に
説明したエンコーダ100と同じ原理を有する光学エン
コーダ400が設けられるように、図1−13の光学エ
ンコーダが変更されている。図18では、図1−13中
に示したのと類似の素子に対しては類似の番号を使用し
ている。光学エンコーダ400では、走査ユニット10
6′が検出器アレイ118を有するように、光源100
が半導体チップ138に対して設置されている。さら
に、コード歯車102が光源110と反射レンズ402
との間に位置決めされるように、反射レンズ402が設
置されている。したがって、光が検出器アレイ118,
増分式検出器アレイ126及びインデックス・検出器ア
レイ128,130に到達するように、回転可能なコー
ド歯車102を通過する光源110からの光が、反射レ
ンズ402によって反射されてコード歯車102へ戻
る。検出器アレイ126によって生成される信号が処理
され、光学エンコーダ400の分解能が、半導体チップ
138によって処理されて制御される。そして、回路
は、図13A−B中に示した回路と類似している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフォトダイオードアレイを有するエン
コーダの実施例の概略的な側面図である。
【図2】図1のフォトダイオードアレイを有するエンコ
ーダの拡大図である。
【図3】1012の分解能と 1012 の分解能ディスク・パタ
ーンを提供するために構成されたときの図1のエンコー
ダ及びフォトダイオードアレイを概略的に示す。
【図4】図3のエンコーダ及びフォトダイオードアレイ
の伝送ゲートの概略的な拡大図である。
【図5】図3のエンコーダ及びフォトダイオードアレイ
のインデックス・フォトダイオード及び増分式フォトダ
イオードの概略的な拡大図である。
【図6】506 の分解能と506 の分解能ディスク・パター
ンを提供するために構成されたときの図1のエンコーダ
及びフォトダイオードアレイを概略的に示す。
【図7】図6のエンコーダ及びフォトダイオードアレイ
の伝送ゲートの概略的な拡大図である。
【図8】図6のエンコーダ及びフォトダイオードアレイ
のインデックス・フォトダイオード及び増分式フォトダ
イオードの概略的な拡大図である。
【図9】253 の分解能と253 の分解能ディスク・パター
ンを提供するために構成されたときの図1のエンコーダ
及びフォトダイオードアレイを概略的に示す。
【図10】図10のエンコーダ及びフォトダイオードア
レイの伝送ゲートの概略的な拡大図である。
【図11】図10のエンコーダ及びフォトダイオードの
インデックス・フォトダイオードの概略的な拡大図であ
る。
【図12】(A)図1−11のインデックスアレイの概
略的な上面図である。 (B)1012,506及び 253のそれぞれの分解能ディスクパ
ターンに対するインデックス信号を提供するために構成
されたときの図1−11のインデックスアレイの作動し
たフォトダイオードの概略的な上面図である。 (C)1012,506及び 253のそれぞれの分解能ディスクパ
ターンに対するインデックス信号を提供するために構成
されたときの図1−11のインデックスアレイの作動し
たフォトダイオードの概略的な上面図である。 (D)1012,506及び 253のそれぞれの分解能ディスクパ
ターンに対するインデックス信号を提供するために構成
されたときの図1−11のインデックスアレイの作動し
たフォトダイオードの概略的な上面図である。
【図13】(A)図1−12,14−17のエンコーダ
で使用される処理電子回路の実施例を概略的に示す。 (B)図1−12,14−17のエンコーダで使用され
る処理電子回路の実施例を概略的に示す。
【図14】本発明の磁気エンコーダ及び検出器アレイの
実施例の概略的な側面図である。
【図15】1012の分解能及び 1012 の分解能ディスクパ
ターンを提供するために構成されたときの図14の磁気
エンコーダ及び検出器アレイを概略的に示す。
【図16】506 の分解能及び 506の分解能ディスクパタ
ーンを提供するために構成されたときの図14の磁気エ
ンコーダ及び検出器アレイを概略的に示す。
【図17】253 の分解能及び 253の分解能ディスクパタ
ーンを提供するために構成されたときの図14の磁気エ
ンコーダ及び検出器アレイを概略的に示す。
【図18】本発明の光学エンコーダ及び検出アレイの第
2実施例の概略的な側面図である。
【符号の説明】
100 光学エンコーダ 102 コード歯車 104 データトラック 106 走査ユニット 110 光源 112 レンズ 114 光 116 変調された光 118 光検出器アレイ 120 検出システム 122 透明なバー 124 不透明なバー 126 増分式フォトダイオードアレイ 128 インデックス・ フォトダイオードアレイ 130 インデックス・ フォトダイオードアレイ 132 フォトダイオード 134 フォトダイオード 136 フォトダイオード 138 オプト・ ASIC半導体チップ 139 PCボード 140 導線 142 導線 144 増分式データ分解能選択ユニット 146 増分式データ分解能選択ユニット 148 増分式データ分解能選択ユニット 152 出力信号線 153 インデックス分解能選択ユニット 154 スイッチング信号線 156 スイッチング信号線 158 スイッチング信号線 160 半導体スイッチ 200 インピーダンス変換増幅器 201 比較器 202 インピーダンス変換増幅器 203 比較器 204 データ処理素子 206 出力信号 212 インターフェース 214 デジタル論理部 216 補間部 218 データパルス 220 データパルス 222 インデックス・ パルス 224 通信部 230 出力端子 232 出力端子 234 出力端子 300 磁気エンコーダ 302 コード歯車 304 データトラック 318 検出器アレイ 326 増分式検出器アレイ 328 インデックス・ 検出器アレイ 330 インデックス・ 検出器アレイ 332 磁場検出器 334 磁場検出器 336 磁場検出器 400 光学エンコーダ 402 反射レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 390014281 DR. JOHANNES HEIDEN HAIN GESELLSCHAFT M IT BESCHRANKTER HAF TUNG (72)発明者 ルース・イー・フランクリン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 93108、サンタ・バーバラ、コヨーテ・ロ ード、744 (72)発明者 リヒャルト・エム・フォルスィート オーストリア国、グラーツ、シュティーラ ーガッセ、39 Fターム(参考) 2F103 BA38 BA43 CA02 DA01 DA11 EB12 EB16 EB33

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 特定の測定方向に沿って移動する物体
    の位置情報を提供する光学エンコーダにおいて、この光
    学エンコーダは:光を放出する光源;この光源に対して
    相対運動する物体に装着されたデータトラック;このデ
    ータトラックから変調された光を受信して、この受信し
    た光から位置信号を生成する検出システムから構成さ
    れ、光を受信するこのデータトラックは、特定の分解能
    の異なる光学特性の交互する複数の領域から構成され、
    この検出システムは:このデータトラックからこの変調
    された光を受信するフォトダイオードアレイ;このフォ
    トダイオードアレイに接続された分解能選択ユニットか
    ら構成され、この分解能選択ユニットは、このフォトダ
    イオードアレイの分解能を制御して選択し、この場合、
    このフォトダイオードアレイに関連する全てのフォトダ
    イオードが、この分解能選択ユニットによって選択され
    る分解能に関係なく起動する。
  2. 【請求項02】 異なる光学特性の交互する複数の領域
    は、特定の分解能の交互する透明な領域と不透明な領域
    から構成されている請求項1に記載の光学エンコーダ。
  3. 【請求項03】 分解能選択ユニットは、出力信号を生
    成するフォトダイオードアレイのフォトダイオードに対
    応する検出領域の有効な大きさを制御することによって
    分解能を制御する請求項1に記載の光学エンコーダ。
  4. 【請求項04】 分解能選択ユニットは、フォトダイオ
    ードアレイ内のフォトダイオードの複数のグループを規
    定する請求項1に記載の光学エンコーダ。
  5. 【請求項05】 フォトダイオードのグループは、単一
    のフォトダイオードから構成される請求項4に記載の光
    学エンコーダ。
  6. 【請求項06】 フォトダイオードアレイの分解能は、
    1012である請求項5に記載の光学エンコーダ。
  7. 【請求項07】 フォトダイオードのグループは、少な
    くとも2つの隣合ったフォトダイオードから構成される
    請求項4に記載の光学エンコーダ。
  8. 【請求項08】 フォトダイオードアレイの分解能は、
    506 である請求項7に記載の光学エンコーダ。
  9. 【請求項09】 フォトダイオードのグループは、少な
    くとも4つの隣合ったフォトダイオードから構成される
    請求項4に記載の光学エンコーダ。
  10. 【請求項10】 フォトダイオードアレイの分解能は、
    253 である請求項9に記載の光学エンコーダ。
  11. 【請求項11】 フォトダイオードのグループのうちの
    1つのグループが、第1出力信号の第1位相に対応し、
    これらのグループのうちの第2グループが、第2出力信
    号の第2位相に対応する請求項4に記載の光学エンコー
    ダ。
  12. 【請求項12】 フォトダイオードのグループのうちの
    1つのグループは、第1出力信号の第1位相に対応し、
    これらのグループの第2グループは、第2出力信号の第
    2位相に対応し、これらのグループの第3グループは、
    第3出力信号の第3位相に対応し、これらのグループの
    第4グループは、第4出力信号の第4位相に対応する請
    求項4に記載の光学エンコーダ。
  13. 【請求項13】 第1位相は、0°であり、第2位相
    は、90°であり、第3位相は、180 °であり、第4位相
    は、270 °である請求項12に記載の光学エンコーダ。
  14. 【請求項14】 フォトダイオードのグループのうちの
    1つのグループは、第1出力信号の第1位相に対応し、
    これらのグループの第2グループは、第2出力信号の第
    2位相に対応し、これらのグループの第3グループは、
    第3出力信号の第3位相に対応し、これらのグループの
    第4グループは、第4出力信号の第4位相に対応する請
    求項5に記載の光学エンコーダ。
  15. 【請求項15】 第1位相は、0°であり、第2位相
    は、90°であり、第3位相は、180 °であり、第4位相
    は、270 °である請求項14に記載の光学エンコーダ。
  16. 【請求項16】 フォトダイオードのグループのうちの
    1つのグループは、第1出力信号の第1位相に対応し、
    これらのグループの第2グループは、第2出力信号の第
    2位相に対応し、これらのグループの第3グループは、
    第3出力信号の第3位相に対応し、これらのグループの
    第4グループは、第4出力信号の第4位相に対応する請
    求項7に記載の光学エンコーダ。
  17. 【請求項17】 第1位相は、0°であり、第2位相
    は、90°であり、第3位相は、180 °であり、第4位相
    は、270 °である請求項16に記載の光学エンコーダ。
  18. 【請求項18】 フォトダイオードのグループのうちの
    1つのグループは、第1出力信号の第1位相に対応し、
    これらのグループの第2グループは、第2出力信号の第
    2位相に対応し、これらのグループの第3グループは、
    第3出力信号の第3位相に対応し、これらのグループの
    第4グループは、第4出力信号の第4位相に対応する請
    求項9に記載の光学エンコーダ。
  19. 【請求項19】 第1位相は、0°であり、第2位相
    は、90°であり、第3位相は、180 °であり、第4位相
    は、270 °である請求項18に記載の光学エンコーダ。
  20. 【請求項20】 検出システムは、スイッチング信号線
    をさらに有し、このスイッチング信号線は、複数のスイ
    ッチを介して分解能選択ユニットに接続されていて、こ
    れらのスイッチは、フォトダイオードアレイからの出力
    を複数の出力線に接続し、この場合、各出力線は、それ
    に関連して特定の位相遅れを有する請求項1に記載の光
    学エンコーダ。
  21. 【請求項21】 分解能選択ユニットによって制御され
    るフォトダイオードの分解能は、データトラックの特定
    の分解能に対応する請求項1に記載の光学エンコーダ。
  22. 【請求項22】 データトラックは、光源に対して回転
    する請求項1に記載の光学エンコーダ。
  23. 【請求項23】 データトラックは、回転軸に装着され
    たコード歯車上に搭載されている請求項1に記載の光学
    エンコーダ。
  24. 【請求項24】 フォトダイオードアレイは、オプト・
    ASIC半導体チップ上に配置されている請求項1に記
    載の光学エンコーダ。
  25. 【請求項25】 特定の測定方向に沿って移動する物体
    の位置情報を提供する光学エンコーダの分解能を制御す
    る方法において、この光学エンコーダは、光を放出する
    光源,この光源に対して運動するデータトラックから構
    成され、この方法は:データトラックからの変調された
    光を、第1の値の分解能を有する検出システムの複数の
    フォトダイオードに指向させること;この第1の値から
    第2の値に変更する間にこの検出システムの複数のフォ
    トダイオードの配置を変更することなしに、この検出シ
    ステムの分解能を第2の値に変更すること;から成る。
  26. 【請求項26】 分解能を変更することは、出力信号を
    生成する複数のフォトダイオードの数に対応する検出領
    域の有効な大きさを変更することから成る請求項25に
    記載の方法。
  27. 【請求項27】 変更は、複数のフォトダイオードのグ
    ループを規定する請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 複数のフォトダイオードのグループ
    は、少なくとも2つの隣合ったフォトダイオードから構
    成されている請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 複数のフォトダイオードのグループ
    は、少なくとも4つの隣合ったフォトダイオードから構
    成されている請求項27に記載の方法。
  30. 【請求項30】 フォトダイオードの規定されたグルー
    プのうちの1つのグループから生成された信号から第1
    位相の第1出力信号を生成すること;フォトダイオード
    の規定されたグループのうちの第2の1つのグループか
    ら生成された信号から第2位相の第2出力信号を生成す
    ること;から成る請求項28に記載の方法。
  31. 【請求項31】 フォトダイオードの規定されたグルー
    プのうちの1つのグループから生成された信号から第1
    位相の第1出力信号を生成すること;フォトダイオード
    の規定されたグループのうちの第2の1つのグループか
    ら生成された信号から第2位相の第2出力信号を生成す
    ること;フォトダイオードの規定されたグループのうち
    の第3の1つのグループから生成された信号から第3位
    相の第3出力信号を生成すること;フォトダイオードの
    規定されたグループのうちの第4の1つのグループから
    生成された信号から第4位相の第4出力信号を生成する
    こと;から成る請求項28に記載の方法。
  32. 【請求項32】 第1位相は、0°であり、第2位相
    は、90°であり、第3位相は、180 °であり、第4位相
    は、270 °である請求項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 特定の測定方向に沿って移動する物体
    の位置情報を提供する光学エンコーダにおいて、この光
    学エンコーダは:光を放出する光源;この光源に対して
    相対運動する物体に装着されたデータトラック;このデ
    ータトラックから変調された光を受信して、この受信し
    た光からインデックス信号を生成する検出システムから
    構成され、光を受信するこのデータトラックは、特定の
    分解能の異なる光学特性の交互する複数の領域から構成
    され、この検出システムは:このデータトラックからこ
    の光を受信し、インデックス信号を生成するインデック
    ス・フォトダイオードアレイ;このフォトダイオードア
    レイに接続された分解能選択ユニットから構成され、こ
    の分解能選択ユニットは、このインデックス信号のコン
    トラストを制御し、この場合、このフォトダイオードア
    レイに関連する全てのフォトダイオードが、この分解能
    選択ユニットによって選択される分解能に関係なく起動
    する。
  34. 【請求項34】 異なる光学特性の交互する複数の領域
    は、特定の分解能の交互する透明な領域と不透明な領域
    から構成されている請求項33に記載の光学エンコー
    ダ。
  35. 【請求項35】 データトラックから光を受信して、第
    2インデックス信号を生成する第2フォトダイオードア
    レイをさらに有する請求項33に記載の光学エンコー
    ダ。
  36. 【請求項36】 分解能選択ユニットは、インデックス
    ・フォトダイオードアレイ内の複数のフォトダイオード
    を選択的に起動させて、インデックス信号を最適化させ
    る請求項33に記載の光学エンコーダ。
  37. 【請求項37】 コードトラックの特定の分解能は、10
    12である請求項36に記載の光学エンコーダ。
  38. 【請求項38】 コードトラックの特定の分解能は、50
    6 である請求項36に記載の光学エンコーダ。
  39. 【請求項39】 コードトラックの特定の分解能は、25
    3 である請求項36に記載の光学エンコーダ。
  40. 【請求項40】 データトラックは、光源に対して回転
    する請求項33に記載の光学エンコーダ。
  41. 【請求項41】 データトラックは、回転軸に装着され
    たコード歯車上に搭載されている請求項33に記載の光
    学エンコーダ。
  42. 【請求項42】 インデックス・フォトダイオードアレ
    イは、オプト・ASIC半導体チップ上に配置されてい
    る請求項33に記載の光学エンコーダ。
  43. 【請求項43】 特定の測定方向に沿って移動する物体
    の位置情報を提供する光学エンコーダのインデックス信
    号を制御する方法において、この光学エンコーダは、光
    を放出する光源,この光源に対して運動するデータトラ
    ックから構成され、そして与えられた分解能を有し、こ
    の方法は:このデータトラックからの光を、インデック
    ス・フォトダイオードアレイの複数のフォトダイオード
    に指向させること;このインデックス・フォトダイオー
    ドアレイのフォトダイオードの配置を変更することなし
    に、このインデックス・フォトダイオードアレイのフォ
    トダイオードのうちの1つ以上のフォトダイオードの起
    動状態を変更して、インデックス信号を形成する。
  44. 【請求項44】 変更は、データトラックの分解能に基
    づいてインデックス信号を最適化させる請求項43に記
    載の方法。
  45. 【請求項45】 特定の測定方向に沿って移動する物体
    の位置情報を提供する光学エンコーダにおいて、この光
    学エンコーダは:光を放出する光源;この光源に対して
    相対運動する物体に装着されたデータトラック;このデ
    ータトラックから変調された光を受信して、この受信し
    た光からインデックス信号を生成する検出システムから
    構成され、光を受信するこのデータトラックは、特定の
    分解能の異なる光学特性の交互する複数の領域から構成
    され、この検出システムは:このデータトラックからこ
    の変調された光を受信するフォトダイオードアレイ;こ
    のデータトラックから光を受信して、インデックス信号
    を生成するインデックス・フォトダイオードアレイ;こ
    のフォトダイオードアレイに接続された分解能選択ユニ
    ットから構成され、この分解能選択ユニットは、このフ
    ォトダイオードアレイの分解能を制御して、インデック
    ス信号のコントラストを制御する。
  46. 【請求項46】 特定の測定方向に沿って移動する物体
    の位置情報を提供する光学エンコーダの分解能を制御す
    る方法において、この光学エンコーダは、光を放出する
    光源,この光源に対して運動するデータトラックから構
    成され、この方法は:データトラックからの変調された
    光を、第1の値の分解能を有する検出システムの複数の
    フォトダイオードに指向させること;このデータトラッ
    クからの光を、インデックス・フォトダイオードアレイ
    の複数のフォトダイオードに指向させること;この第1
    の値から第2の値に変更する間にこの検出システムの複
    数のフォトダイオードの配置を変更することなしに、こ
    の検出システムの分解能を第2の値に変更すること;こ
    のインデックス・フォトダイオードアレイのフォトダイ
    オードの配置を変更することなしに、このインデックス
    ・フォトダイオードアレイのフォトダイオードのうちの
    1つ以上のフォトダイオードの起動状態を変更して、イ
    ンデックス信号を形成すること;から成る。
  47. 【請求項47】 特定の測定方向に沿って移動する物体
    の位置情報を提供する磁器エンコーダにおいて、この磁
    器エンコーダは:この検出器システムに対して相対運動
    する物体に装着されたデータトラック;このデータトラ
    ックから磁器エネルギーを受信して、この受信した磁器
    エネルギーから位置信号を生成する検出システムから構
    成され、このデータトラックは、特定の分解能の異なる
    磁器特性の交互する複数の領域から構成され、この検出
    システムは:このデータトラックからこの磁器エネルギ
    ーを受信する検出器アレイ;このフォトダイオードアレ
    イに接続された分解能選択ユニットから構成され、この
    分解能選択ユニットは、このフォトダイオードアレイの
    分解能を制御して選択し、この場合、この検出器アレイ
    に関連する全ての検出器が、この分解能選択ユニットに
    よって選択される分解能に関係なく起動する。
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