JP2003184990A - 移動農機の伝動機構 - Google Patents

移動農機の伝動機構

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JP2003184990A
JP2003184990A JP2001385763A JP2001385763A JP2003184990A JP 2003184990 A JP2003184990 A JP 2003184990A JP 2001385763 A JP2001385763 A JP 2001385763A JP 2001385763 A JP2001385763 A JP 2001385763A JP 2003184990 A JP2003184990 A JP 2003184990A
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Junichi Oshita
淳一 大下
Tetsuji Murakami
徹司 村上
Junichi Fujiwara
潤一 藤原
Tetsuya Shiroshita
哲也 城下
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頻繁に正逆転を含めて速度変更を簡単・迅速
に行えるHMT式の変速装置を有する移動農機の伝動機
構を提供すること。 【解決手段】 エンジン6の駆動力をHST1に入力
し、該HST1の油圧ポンプ4の出力を遊星歯車機構2
に入力して回転軸25から出力し、HST油圧モータ5
の出力を回転軸17を経由して前記回転軸25からの出
力と合成して合成出力軸29に出力し、該合成出力軸2
9から正転用クラッチ31と逆転用クラッチ32(手動
の前後進レバーで操作)を有する正逆転歯車機構30に
入力させ、副変速装置40から車輪に伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧−機械式変速
装置(以下、HMTということがある)を備えた移動農
機の伝動機構に関するものであり、特にHMTの油圧制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からエンジン出力を静油圧式無断変
速装置(HST)に伝達し、また同時にエンジン出力を
HSTを介して遊星歯車機構に伝達し、遊星歯車機構の
出力とHSTの出力を合力して出力するHMT式のトラ
クタなどの移動農機の伝動機構が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、HMT式のトラ
クタの変速シフタ部は図9の平面図に示すような変速シ
フト装置が考えられるが、トラクタ等の作業車が前後進
をくり返す、水田の耕耘作業、圃場の四隅の仕上げ作
業、代掻きローター作業等の作業をする場合に、前後進
速度が合わないことが多かった。それは、図9に示す変
速シフト装置を用いて速度制御をする場合に、矢印で示
す方向にレバーを移動させた後のレバー位置で速度が決
まるため、微調整が難しいためである。また、図9に示
す変速シフト装置を用いて速度制御をする場合には頻繁
にレバー操作をしないと適切な速度が選択できないため
速度制御の結果で適切速度を選択するまでの時間が「遅
い」と感じるオペレターが多いことがあった。
【0004】そこで本発明の課題は頻繁に正逆転を含め
て速度変更を簡単・迅速に行えるHMT式の変速装置を
有する移動農機の伝動機構を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は次の発明によ
り解決される。請求項1記載の発明は、エンジン6の駆
動力が入力される油圧ポンプ4と油圧モータ5を有する
静油圧式無段変速装置1と、該静油圧式無段変速装置1
の油圧ポンプ4の出力が入力される遊星歯車機構2と、
静油圧式無段変速装置1の油圧モータ5からの出力と遊
星歯車機構2からの出力を合成した合成出力軸29と、
該合成出力軸29から入力される正転用クラッチ31と
逆転用クラッチ32を有する正逆転歯車機構30と、該
正逆転用クラッチ31、32の作動を行う手動の前後進
レバーとを備えた変速装置を有する移動農機の伝動機構
である。
【0006】請求項1記載の発明によれば、移動農機の
伝動機構における前後進をくり返す作業(水田の耕耘作
業、圃場の四隅仕上げ作業、代掻きローター作業等)に
おいて、リニアシフトレバー等を用いる前後進レバーで
前後進の設定が簡単にでき、操縦性が良い。
【0007】請求項2記載の発明は、エンジン6の駆動
力が直接入力される正転用クラッチ31と逆転用クラッ
チ32を有する正逆転歯車機構30と、該正逆転歯車機
構30からの出力が入力される油圧ポンプ4と油圧モー
タ5を有する静油圧式無段変速装置1と、該静油圧式無
段変速装置1の油圧ポンプ4の出力が入力される遊星歯
車機構2と、静油圧式無段変速装置1の油圧モータ5か
らの出力と遊星歯車機構2からの出力を合成した合成出
力軸29と、前記正逆転用クラッチ31、32の作動を
行う手動の前後進レバーとを備えた変速装置を有する移
動農機の伝動機構である。
【0008】請求項2記載の発明においても、移動農機
の伝動機構における前後進をくり返す作業において、リ
ニアシフトレバー等を用いる前後進レバーで前後進の設
定が簡単にできる。
【0009】請求項3記載の発明は、エンジン6の駆動
力が入力される油圧ポンプ4と油圧モータ5を有する静
油圧式無段変速装置1と、該静油圧式無段変速装置1の
油圧ポンプ4の出力が入力される遊星歯車機構2と、静
圧式無段変速装置1の油圧モータ5からの出力と遊星歯
車機構2からの出力を合成した合成出力軸29とを備え
た備えた変速装置を有する移動農機の伝動機構におい
て、前記静油圧式無段変速装置1の油圧ポンプ4と油圧
モータ5の間に設けた正逆転用油路切換弁51と、該正
逆転用油路切換弁51の作動を行う手動の前後進レバー
とを備えた変速装置を有する移動農機の伝動機構であ
る。
【0010】請求項3記載の発明によれば、正逆転歯車
機構30を用いることなく、請求項1記載の発明と同様
に、トラクタ等における前後進をくり返す作業におい
て、リニアシフトレバー等を用いる前後進レバーで前後
進の設定が簡単にできる。
【0011】請求項4記載の発明は、エンジン6の駆動
力が入力されるオイル吐出量を決める斜板11を持つ油
圧ポンプ4と油圧モータ5を有する静油圧式無段変速装
置1と、該静油圧式無段変速装置1の油圧ポンプ4の出
力が入力される遊星歯車機構2と、静油圧式無段変速装
置1の油圧モータ5からの出力と遊星歯車機構2からの
出力を合成した合成出力軸29と、該合成出力軸29か
ら入力される正転用クラッチ31と逆転用クラッチ32
を有する正逆転歯車機構30と、該正逆転用クラッチ3
1、32の作動を行う手動の前後進レバーと、走行速度
をその傾斜角度に応じて決める手動の速度レバー64
と、該速度レバー64の傾斜角度を検知するレバー基部
に設けた位置検知センサ65と、該位置検知センサ65
で検知した傾斜角度に応じて、静油圧式無段変速装置1
の油圧ポンプ4の斜板11の傾斜角度を設定する斜板操
作部63とを備えた変速装置を有する移動農機の伝動機
構である。
【0012】請求項4記載の発明によれば、手動の速度
レバー64とは別に斜板操作部63を設けたことによ
り、HSTポンプ4の斜板11を的確な位置へ動かすこ
とができ、オペレーターの希望する速度でトラクタを走
行させることができ、またスムーズな旋回が可能とな
る。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、移動農機
の伝動機構における前後進をくり返す作業において、リ
ニアシフトレバー等を用いる前後進レバーで前後進の設
定が簡単にでき、迅速に目的の前後進速度に達すること
ができる。
【0014】請求項2記載の発明においても、請求項1
と同様に前後進レバーで前後進の設定が簡単にでき、迅
速に目的の前後進速度に達する。
【0015】請求項3記載の発明によれば、高価な正逆
転歯車機構30を用いることなく、請求項1記載の発明
と同様に、迅速に目的の前後進速度に調整することがで
きる。
【0016】請求項4記載の発明によれば、オペレータ
ーの希望する速度でトラクタを走行させることができ、
またスムーズな旋回が可能となり、安全性が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面と共に
説明する。図1はHMT方式のトラクタの変速装置の構
成図である。図1に示すようにHMTはHST1と遊星
歯車機構2と正逆転歯車機構30と副変速装置40を備
えており、HST1は斜板付き油圧ポンプ4と油圧モー
タ5を備え、該HST1にはエンジン6からの出力が入
力軸8を経由して油圧ポンプ4に入り、油圧ポンプ4の
可動斜板11の傾斜角度を調整することで油圧ポンプ4
からの作動油の吐出量がコントロールされる。また、油
圧ポンプ4のポンプ回転軸12から遊星歯車機構2の第
一入力軸14に駆動力が入力される。
【0018】油圧ポンプ4の可動斜板11を回転させて
吐出された作動油は油圧モータ5に送油される。油圧モ
ータ5の出力軸15は遊星歯車機構2の第二入力軸17
へ伝えられる。ブースターポンプ9はエンジン6で駆動
(図示せず)されており、オイルタンク58から吸い込
んだ油をHST油圧閉回路3に補充して、常に効率よく
作動するように構成している。
【0019】第一入力軸14から遊星歯車機構2のサン
ギア18に伝達された回転力は、サンギア18からプラ
ネタリギア19を経由してキャリア20を駆動させる。
キャリア20の回転がプラネタリギア22、23を駆動
させ、プラネタリギア23に噛合した遊星歯車機構2の
出力軸25に伝達される。
【0020】また、油圧モータ5から出力軸15を経由
して遊星歯車機構2の第二入力軸17へ伝えられた動力
はギア24、26を介して遊星歯車機構2の出力軸25
に伝達され、該出力軸25のギア27に伝えられる。出
力軸25のギア27からキャリア20に動力伝達され、
この動力はHMT合成出力軸29に伝達されるが、HM
T合成出力軸29は正逆転歯車機構30の入力軸でもあ
る。
【0021】このように、HMT合成出力軸29に入力
されるのはHST油圧ポンプ4から第一入力軸14を経
由して遊星歯車機構2に入力された動力とHST油圧モ
ータ5から第二入力軸15を経由して遊星歯車機構2に
入力された動力との合力である。
【0022】正逆転歯車機構30には並列配置の油圧ク
ラッチ31、32が設けられ、図示しないリニアシフト
レバー等を用いる前後進レバーを用いて、いずれか一方
のクラッチ31又は32を作動させ、HMT合成出力軸
29から正逆転歯車機構30に入力された動力を正回転
又は逆回転させて出力軸34から出力される。正回転時
には油圧クラッチ31が作動し、HMT合成出力軸29
からの入力はギア36からギア37に入り、クラッチ3
1を経由して、出力軸34に伝達される。また逆回転時
には油圧クラッチ32が作動し、HMT合成出力軸29
からの入力はギア38に噛合するギア39を介し逆転し
てギア35に入り、クラッチ32を経由して、出力軸3
4に伝達される。
【0023】出力軸34には副変速装置40の2つのギ
ア41、42が固着されている。また副変速装置40に
は出力軸34と並列配置された副変速軸44があり、該
副変速軸44にはギア45、46が遊嵌されている。副
変速軸44にはクラッチ47が設けられており、このク
ラッチ47を操作することでギア45または46の何れ
かを作動させることができる。ギア41とギア45のギ
ア比とギア42とギア46のギア比により副変速軸44
の回転数が異なり、その回転数の違いがベベルギア49
を介して図示しない後輪のデフェレンシャルギア機構等
に動力伝達される。
【0024】また図2に示すようにエンジン6の出力軸
とHMT機のHST入力軸8との間に、前記正逆転歯車
機構(減速機)30を配置し、エンジン出力を前記正逆
転歯車機構30を経由してHST1及び遊星歯車機構2
に伝達する方式でも良い。
【0025】なお、前記正逆転歯車機構30の操作はリ
ニアシフトレバーとすることができる。
【0026】図1、図2に示すHMT式変速装置を用い
てトラクタ等における前後進をくり返す作業(水田の耕
耘作業、圃場の四隅仕上げ作業、代掻きローターを用い
る水田代掻き作業等)において、リニアシフトレバー等
を用いる前後進レバーで前後進の設定が簡単にでき、前
後進速度が迅速に目的の速度に達する。
【0027】図3には図1、図2に示すHMT式変速装
置における前記正逆転歯車機構30の油圧クラッチ3
1、32の作動を徐々に昇圧させる機構を追加して設け
た構成の昇圧機構50等の構成部分を示す。
【0028】前記正逆転歯車機構30の油圧クラッチ3
1又は32の作動を徐々に昇圧させる機構は正逆転用の
油圧クラッチ31、32が正逆切換弁51により作動さ
れるとき、油路52の背圧が徐々に上がり、昇圧用切換
弁53の油路が53aから53bに切り換えられ、リリ
ーフバルブ55に対する背圧がかかり、スプリング56
の付勢力に抗してリリーフバルブ55がオイルタンク5
8側と連通される。
【0029】このとき油圧クラッチ31または32の内
圧が急激に低下するが、背圧である油路52も同時に降
圧するため昇圧用切換弁53の油路53bは油路53a
に戻る。そのため再びスプリング56の付勢力によりリ
リーフバルブ55が閉じて、油圧クラッチ31又は32
が次第に昇圧される。この作動を繰り返しながら、最終
的には絞り57を経て遅れて作用する油圧力により、リ
リーフバルブ55は閉鎖され、クラッチは強い荷重で押
圧維持される。
【0030】このように油圧クラッチ31、32の昇圧
機構50に油圧制御用のバルブ53を設け、徐々に昇圧
させることで、図1に示す構成のみの場合より、よりス
ムースな前後進走行が可能となる。
【0031】図4には、図1の正逆転歯車機構30に代
えてHST1のポンプ4とモータ5の間に正逆転の切換
弁51を設けた構成を示す。従って、この場合にはHS
Tポンプ4からの出力によるHSTモータ5の正転、逆
転の方向は図1に示す場合と逆になる。
【0032】図4に示すHMT式変速装置は、複雑で高
価な正逆転歯車機構30を用いることなく、図1に示す
変速装置と同様に、トラクタ等における前後進をくり返
す作業(水田の耕耘作業、圃場の四隅仕上げ作業、代掻
きローターを用いる水田代掻き作業等)において、リニ
アシフトレバー等を用いる前後進レバーで前後進の設定
が簡単にでき、前後進速度が迅速に目的の速度に達す
る。
【0033】図5、図6に示すHMT式変速装置を備え
たトラクタの例では、HSTポンプ4の斜板11を操作
する斜板操作部63を手動の速度レバー64とは独立し
た構成にする。また手動の速度レバー64の傾斜位置を
検出するポテンショメータ65などのセンサ及びその他
の各種センサーのデータを処理するCPU67も合わせ
て設ける。
【0034】例えば、斜板操作部63は速度レバー64
の基部に設けたポテンショメータ65で該速度レバー6
4の傾斜角度に応じてトラクタの走行速度を決めること
ができるが、ポテンショメータ65の検出値はCPU6
7に入力された後、トラクタのその他の検知装置、通信
装置からの入力信号、例えば図示しない前後進レバーの
信号、車速センサの入力値、左右方向の操舵を検知する
ハンドル切換センサ、リフトアームセンサ等の入力値と
共にCPU67内で演算されて旋回時の作業機昇降に伴
う走行車速の自動変更を、HSTポンプ4の斜板11の
傾斜角度が最適になるように斜板操作部63のアクチュ
エータ69に演算値を出力する。以後の操作は図1で説
明した場合と同様である。
【0035】なお、前記前後進レバーの信号は、手動の
前後進レバーの操作で行われる図1の正逆転歯車機構3
0の油圧クラッチ31、32の作動制御信号である。
【0036】こうして手動の速度レバー64と別に斜板
操作部63を設けたことにより、HSTポンプ4の斜板
11を的確な傾斜角度位置へ動かすことができ、オペレ
ーターの希望する速度でトラクタを走行させることがで
きる。たとえば、オペレーターの希望する走行速度での
作業中に(例えば高速耕耘中に)、旋回でハンドルが切
れるとCPU67からの指令が走行速度を数段階落とす
ように指示する信号が斜板操作部63に入る。こうして
トラクタのオートクルーズが可能となる。また、トラク
タにロータリー耕耘機を取り付けて耕耘作業を行う時に
はエンジン回転数を検出し、斜板操作部63によりHS
Tポンプ斜板軸が吐出油量の増加方向又は減少方向に回
動制御が自動的に行われる。このようにHST1による
無段変速制御により、必要最小限の変速が可能となり、
作業効率の低下を防止することができる。また、上記構
成により、スムーズな旋回が可能となり、安全性が向上
する。
【0037】また、図7に示す例は、例えば図1に示す
HMT式トラクタの変速装置のHST部に、トラクタ本
機の油圧回路構成のパワステアリング制御回路60部分
からの戻り油を補給するルート61を回路として設ける
構成であり、ブースターポンプ9の代わりをパワーステ
アリング用の戻り圧油で行う。
【0038】こうして、前記戻り油ルート61を設置す
ると、HST1に掛かる負荷等によるHST1の閉回路
内のリークによりHST1内の油圧閉回路3のオイルが
減っても圧油を供給でき、HST1の作動効率が悪くな
ることを防止する。
【0039】またHST1に掛かる負荷等によりHST
1の油圧閉回路内のリークが増えることを防止するため
に、図8に示すように、HST1の内部にブースター用
のチャージポンプ62を設ける構成を採用しても良い。
この場合は図7のようなパワステアリングからの戻り油
ルート61等の補給油圧回路用の複雑な配管等をなくす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のHMT方式トラクタの
変速装置の構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態のHMT方式トラクタの
変速装置の構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態のHMT方式トラクタの
変速装置の正逆転クラッチの昇圧機構等の構成図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態のHMT方式トラクタの
変速装置の構成図である。
【図5】 本発明の実施の形態のHMT方式トラクタの
変速装置の構成図である。
【図6】 図5の変速装置の斜板操作部の作動機構図で
ある。
【図7】 本発明の実施の形態のHMT方式トラクタの
変速装置の構成図である。
【図8】 本発明の実施の形態のHMT方式トラクタの
変速装置の構成図である。
【図9】 従来技術のHMT方式トラクタの変速シフト
装置の平面図である。
【符号の説明】
1 HST 2 遊星歯車機構 3 油圧閉回路 4 HST油圧ポ
ンプ 5 HST油圧モータ 6 エンジン 8 HST入力軸 9 ブースターポ
ンプ 11 斜板 12 油圧ポンプ
回転軸 14 遊星歯車機構の第一入力軸 15 油圧モータ
の出力軸 17 遊星歯車機構の第二入力軸 18 サンギア 19 プラネタリギア 20 キャリア 22、23 プラネタリギア 24、26、27
ギア 25 遊星歯車機構の出力軸 29 HMT合成
出力軸 30 正逆転歯車機構 31、32 油圧
クラッチ 34 出力軸 35、36、37、38、39 ギア 40 副変速装置 41、42 ギア 44 副変速軸 45、46 ギア 47 クラッチ 49 ベベルギア 50 昇圧機構 51 正逆転用油
路切換弁 52 油路 53 昇圧用切換
弁 55 リリーフバルブ 56 スプリング 57 絞り 58 オイルタン
ク 60 制御回路 61 戻り油ルー
ト 62 チャージポンプ 63 斜板操作部 64 速度レバー 65 位置検知センサ(ポテンショメータ) 67 CPU 69 アクチュエ
ータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 45/00 F16H 45/00 A 61/40 61/40 Q (72)発明者 藤原 潤一 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 城下 哲也 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 3D039 AA03 AA04 AB11 AC21 AC32 AC40 AC45 AC54 AC70 AC77 AC85 AD23 AD43 AD44 AD53 3D042 AA01 AA03 AA05 AA10 AB11 BA02 BA07 BA08 BA12 BA13 BA19 BA20 BC03 BC07 BC08 BC09 BC10 BD02 BD04 BD08 BD09 3J053 AA02 AB02 AB32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン6の駆動力が入力される油圧ポ
    ンプ4と油圧モータ5を有する静油圧式無段変速装置1
    と、 該静油圧式無段変速装置1の油圧ポンプ4の出力が入力
    される遊星歯車機構2と、 静油圧式無段変速装置1の油圧モータ5からの出力と遊
    星歯車機構2からの出力を合成した合成出力軸29と、 該合成出力軸29から入力される正転用クラッチ31と
    逆転用クラッチ32を有する正逆転歯車機構30と、 該正逆転用クラッチ31、32の作動を行う手動の前後
    進レバーとを備えた変速装置を有する移動農機の伝動機
    構。
  2. 【請求項2】 エンジン6の駆動力が直接入力される正
    転用クラッチ31と逆転用クラッチ32を有する正逆転
    歯車機構30と、 該正逆転歯車機構30からの出力が入力される油圧ポン
    プ4と油圧モータ5を有する静油圧式無段変速装置1
    と、 該静油圧式無段変速装置1の油圧ポンプ4の出力が入力
    される遊星歯車機構2と、 静油圧式無段変速装置1の油圧モータ5からの出力と遊
    星歯車機構2からの出力を合成した合成出力軸29と、 前記正逆転用クラッチ31、32の作動を行う手動の前
    後進レバーとを備えた変速装置を有する移動農機の伝動
    機構。
  3. 【請求項3】 エンジン6の駆動力が入力される油圧ポ
    ンプ4と油圧モータ5を有する静油圧式無段変速装置1
    と、該静油圧式無段変速装置1の油圧ポンプ4の出力が
    入力される遊星歯車機構2と、静圧式無段変速装置1の
    油圧モータ5からの出力と遊星歯車機構2からの出力を
    合成した合成出力軸29とを備えた備えた変速装置を有
    する移動農機の伝動機構において、 前記静油圧式無段変速装置1の油圧ポンプ4と油圧モー
    タ5の間に設けた正逆転用油路切換弁51と、 該正逆転用油路切換弁51の作動を行う手動の前後進レ
    バーとを備えた変速装置を有する移動農機の伝動機構。
  4. 【請求項4】 エンジン6の駆動力が入力されるオイル
    吐出量を決める斜板11を持つ油圧ポンプ4と油圧モー
    タ5を有する静油圧式無段変速装置1と、 該静油圧式無段変速装置1の油圧ポンプ4の出力が入力
    される遊星歯車機構2と、 静油圧式無段変速装置1の油圧モータ5からの出力と遊
    星歯車機構2からの出力を合成した合成出力軸29と、 該合成出力軸29から入力される正転用クラッチ31と
    逆転用クラッチ32を有する正逆転歯車機構30と、 該正逆転用クラッチ31、32の作動を行う手動の前後
    進レバーと、 走行速度をその傾斜角度に応じて決める手動の速度レバ
    ー64と、 該速度レバー64の傾斜角度を検知するレバー基部に設
    けた位置検知センサ65と、 該位置検知センサ65で検知した傾斜角度に応じて、静
    油圧式無段変速装置1の油圧ポンプ4の斜板11の傾斜
    角度を設定する斜板操作部63とを備えた変速装置を有
    する移動農機の伝動機構。
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