JP2003183675A - エマルジョンの処理方法 - Google Patents

エマルジョンの処理方法

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JP2003183675A JP2001381944A JP2001381944A JP2003183675A JP 2003183675 A JP2003183675 A JP 2003183675A JP 2001381944 A JP2001381944 A JP 2001381944A JP 2001381944 A JP2001381944 A JP 2001381944A JP 2003183675 A JP2003183675 A JP 2003183675A
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  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で且つ簡単に水分と油分とを分離で
き、しかも、環境問題も発生しない技術を確立して達成
した実用性に秀れたエマルジョンの処理方法を提供する
こと。 【解決手段】 水分と油分とが混合したエマルジョン液
から水分と油分とを分離する方法であって、前記エマル
ジョン液と貝殻とを接触せしめるエマルジョンの処理方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エマルジョン液か
ら水分と油分とを分離する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】石油
(原油,コンデンセート)や天然ガス等を坑井から採取
する際、この石油や天然ガスに地層水やガス中に含まれ
る飽和水蒸気の凝集水が混合する。
【0003】従って、この混合物から、石油と天然ガス
と水分とを分離する作業が行われるが、この際、水分と
油分とが混合したエマルジョン液(乳濁液ともいう)が
生成されることが多い。
【0004】よって、このエマルジョン液から水分と油
分とを分離するべく、化学薬品の添加,加温,遠心分離
等の作業が行われているが、特にエマルジョン液のpH
が低い場合(酸性である場合)、水分と油分の結合力が
極めて強く、この分離作業は大変厄介であり、且つ、長
時間を必要とするものであった。
【0005】更に、化学薬品を使用した場合には、当然
ながら環境問題が発生し、その処理が厄介となる。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するもので、
鋭意研究した結果、短時間で且つ簡単に水分と油分とを
分離でき、しかも、環境問題も発生しない技術を確立し
て達成した実用性に秀れたエマルジョンの処理方法を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0008】水分と油分とが混合したエマルジョン液か
ら水分と油分とを分離する方法であって、前記エマルジ
ョン液と貝殻とを接触せしめることを特徴とするエマル
ジョンの処理方法に係るものである。
【0009】また、水分と油分とが混合したエマルジョ
ン液から水分と油分とを分離する方法であって、前記エ
マルジョン液とカキ殻とを接触せしめることを特徴とす
るエマルジョンの処理方法に係るものである。
【0010】また、前記エマルジョン液と前記カキ殻と
を接触せしめることでこのエマルジョン液のpHを上昇
せしめて水分と油分とを分離することを特徴とする請求
項2記載のエマルジョンの処理方法に係るものである。
【0011】また、前記エマルジョン液と前記カキ殻と
を接触せしめた後、このエマルジョン液を所定時間静置
して水分と油分とを自然分離することを特徴とする請求
項2,3のいずれか1項に記載のエマルジョンの処理方
法に係るものである。
【0012】また、前記カキ殻を充填槽1に充填し、こ
の充填槽1に前記エマルジョン液を通過せしめることで
前記エマルジョン液と前記カキ殻とを接触せしめること
を特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のエマ
ルジョンの処理方法に係るものである。
【0013】また、前記エマルジョン液が坑井から採取
されたものであることを特徴とする請求項2〜5のいず
れか1項に記載のエマルジョンの処理方法に係るもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して説明する。
【0015】水分と油分とが混合したエマルジョン液と
カキ殻等の貝殻とを接触せしめると、貝殻に含まれる炭
酸カルシウムにより、水分と油分の結合力に大きく影響
を及ぼすpHが上昇してこの結合力が低下し、よって、
水分と油分とを良好に分離せしめることができる。
【0016】特にエマルジョン液が酸性であると水分と
油分の結合力が大きいが、この場合には、エマルジョン
液が酸性であるから、貝殻に含まれる炭酸カルシウムの
溶出量が多くなり、よって、pHが大きく上昇し、結局
は水分と油分とを良好に分離せしめることができる。
【0017】また、自然界に生息する貝殻を使用した技
術である為、地球環境への影響はなく、廃棄処分等が容
易となる。
【0018】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0019】実験例1(比較例) 新潟県小千谷市片貝の石油採掘用の坑井から採取された
石油(コンデンセート油)から、通常の分離装置を用い
て水分を除去した。この除去した水分は、乳白色で、水
分と油分とがエマルジョンの状態で存在するエマルジョ
ン液となっている。
【0020】このエマルジョン液は、pH4.94であ
り、油分130ppmを含んでいた。このエマルジョン
液は、そのままでは油分が多くて廃棄することができな
い。
【0021】続いて、エマルジョン液のpHを上昇する
ことにより水分と油分との結合力を弱めて分離すべく、
エマルジョン液に20%(重量)水酸化ナトリウム水溶
液を撹拌しながら徐々に混合して中和した。この混合に
より、色相は乳白色から赤褐色に徐々に変化した。
【0022】この混合液は、静置10分により、上部の
赤褐色エマルジョン状物質の薄い層と、下部の微黄色半
透明の水層とに分離した。
【0023】この水層をグリコールフィルタを用いた濾
過により分離したところ、この水層は、pH7.11で
あり、含まれる油分は検出下限値以下(5ppm以下)
で、廃棄可能であった。
【0024】また、グリコールフィルタに付着したエマ
ルジョンは水酸化鉄であった。この水酸化鉄は、乾燥に
よって酸化鉄となり、グリコールフィルタを叩くだけで
簡単に分離,回収することができた。
【0025】以上の実験例1の結果により、エマルジョ
ン液のpHを上昇させることで水分と油分との分離を容
易且つ短時間に行えることが確認されたが、化学薬品で
ある水酸化ナトリウムの使用による環境問題や、エマル
ジョン液のpH度合いによる水酸化ナトリウムの使用量
の可変制御等が課題として残った。
【0026】尚、同エマルジョン液を、一般的なエマル
ジョンの処理方法、具体的には、エアレーション処理、
エマルジョンブレーカー処理、酸化剤(次亜塩素酸)添
加処理、凝集剤(硫酸アルミニウム)添加処理によって
水分と油分とに分離できるか、実験してみたが、いずれ
の方法も廃棄基準をクリアできないレベル(13ppm
以上)であり、効果不十分であった。また、これらの方
法では、ポンプ等の稼働設備が必要であるという問題点
や、化学薬品の使用による環境問題が課題であった。
【0027】実験例2(本実施例) エマルジョン液のpHを上昇させる為のものとして炭酸
カルシウム(CaCO 3)を多く含む貝殻、特に多量に
発生して廃棄されるカキ殻に着眼した。
【0028】容量約20リットルの充填槽1に粉砕した
カキ殻10キログラム(体積約17リットル)を充填
し、充填槽1の上部より連続的にエマルジョン液(実施
例1と同じもの)を流入し、充填槽1の下部より連続的
に処理液を抜き取る方法を採用した。
【0029】また、充填槽1は二槽し(図中、一槽目を
符号1a、二槽目を符号1bとした)、エマルジョン液
を二回カキ殻に接触する方法を採用した。
【0030】また、二槽目の充填槽1bを通過した処理
液は、フィルタ槽2を通過した後、分離槽3に溜められ
るようにし、この分離槽3の上部よりエマルジョン層を
分離し(これは実験例1での水酸化鉄エマルジョンの発
生の知見に基づいた。)、分離槽3の下部より水層を分
離する方法を採用した。
【0031】図中、符号4はエマルジョン液とカキ殻と
の接触による中和反応によって発生した炭酸ガスを抜く
為のドレインバルブである。
【0032】流量110リットル/時で実験したとこ
ろ、一槽目の充填槽1aを通過した処理液のpHは6.
78であった。また、二槽目の充填槽1bを通過した処
理液のpHは6.94であった。
【0033】また、分離槽3の下部より分離した水層
は、油分6.6ppmであった。即ち、廃棄基準を十分
クリアしていた。
【0034】同様に種々に流量を変えて実験したとこ
ろ、流量330リットル/時では油分7.5ppm、5
40リットル/時では油分15ppmであった。即ち、
上記条件であれば、流量330リットル/時以下なら廃
棄基準をクリアできることが確認された。
【0035】また、流量110リットル/時の二槽目の
充填槽1bを通過した処理液は、黄褐色半透明であり、
10数分の静置により、上部に薄い油膜が発生し、下部
には炭酸鉄とみられる沈殿物が発生した。
【0036】また、フィルタ槽2を通過した処理液も二
槽目の充填槽1bを通過した処理液と同様のものであっ
た。これはフィルタ槽2を通過するまでの時間に、実験
例1のような鉄分の沈殿が生成しなかった為と考えられ
る。テスト実験によれば、エマルジョン液とカキ殻との
接触から20分程経過すると炭酸鉄が発生する為、時間
さえ確保できれば、フィルタ槽2で沈殿物を除去できる
と考えられる。
【0037】流量110リットル/時でエマルジョン液
とカキ殻との接触時間を20分以上確保する為の充填槽
1の容量は、最低でも558リットル、実際に使用する
場合には2乃至5割程度の余裕をもった容量とすると良
いと思われる。
【0038】また、一槽目の充填槽1a及び二槽目の充
填槽1bのカキ殻の減量を調べたところ、1日43キロ
リットルのエマルジョン液を処理した場合に、その減量
は8.17キログラムであった。この知見から、558
リットルの充填槽1にカキ殻を充填した場合を考える
と、カキ殻が50%程度に減量するまでにカキ殻を補給
する場合、2乃至3週間に1度の補給頻度となる。尚、
補給だけではなく、時々は取り替え作業も必要と考えら
れた。
【0039】また、分離槽3の下部より分離した水層に
は、カキ殻から溶出したと見られるカルシウムイオンが
50ppmと多く含まれていたが(処理前の約40
倍)、排水処理装置等への影響は見られなかった。
【0040】また、pH度合いの異なる酸性のエマルジ
ョン液についても同様の実験を行ったところ、いずれの
場合にも一槽目の充填槽1aを通過した時点でpHが
6.6乃至6.9となり、非常に安定した処理液が得ら
れることが確認された。
【0041】本実施例は上述のようにするから、エマル
ジョン液をカキ殻と所定時間接触するだけで、エマルジ
ョン液のpHが上昇して水分と油分とを容易に分離でき
る実用性に秀れたエマルジョンの処理方法となる。
【0042】また、エマルジョン液のpHの上昇によ
り、廃液設備等の酸化腐食が防止されることになり、こ
の点においても実用性に秀れる。
【0043】また、エマルジョン液から油分を分離した
後の廃液には、油分、特に安全性に問題があると言われ
るノルマルヘキサンが少なくなる為、自然放流も可能と
なる。
【0044】また、使用するカキ殻は大量に発生し、廃
棄処分に困っていたものであり、このカキ殻の有効利用
が達成され、この点においても実用性に秀れる。
【0045】また、水分と油分との分離能力を維持する
為の作業は充填槽1にカキ殻を補充したりするだけで行
え、よって、運転管理,メンテナンス等も容易なエマル
ジョンの処理方法となる。
【0046】尚、アサリ貝やサザエ貝等でも同様に実験
を行ったところ、実験例2と同様、エマルジョン液の水
分と油分とを分離して水分だけを廃棄できることが確認
された。
【0047】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、水
分と油分とが混合したエマルジョン液とカキ殻等の貝殻
とを接触せしめることで、貝殻に含まれる炭酸カルシウ
ムにより水分と油分の結合力に大きく影響を及ぼすpH
が上昇してこの結合力を低下せしめるだけで水分と油分
とを良好に分離できる実用性に秀れたエマルジョンの処
理方法となる。
【0048】また、エマルジョン液の酸性度合いによっ
て貝殻から溶出する炭酸カルシウムの量が増減するか
ら、エマルジョン液がアルカリ側へ大きく傾倒すること
もなく、よって、この点においても水分と油分との分離
を良好に行える実用性に秀れたエマルジョンの処理方法
となる。
【0049】また、自然界に生息する貝殻を使用した技
術である為、地球環境への影響はなく、廃棄処分等が容
易な実用性,環境性に秀れたエマルジョンの処理方法と
なる。
【0050】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明の効果に加え、大量に発生して廃棄処分
に困っているカキ殻を使用してエマルジョン液から水分
と油分とを分離するから、この分離の為の材料は簡単に
入手することができ、しかも、カキ殻の有効利用が達成
されて極めて実用性,容易性,リサイクル性に秀れたエ
マルジョンの処理方法となる。
【0051】また、請求項4記載の発明によれば、エマ
ルジョン液とカキ殻とを接触せしめた後、所定時間静置
して水分と油分とを自然分離するだけの方法である為、
請求項2記載の発明をより一層良好に実現できる実用性
に秀れたエマルジョンの処理方法となる。
【0052】また、請求項5記載の発明によれば、カキ
殻を充填槽に充填することで、エマルジョン液とカキ殻
との接触時間を確保できると共に、反応によって消費さ
れるカキ殻の補充も良好に行えることになり、この点に
おいてより一層実用性に秀れたエマルジョンの処理方法
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の実験装置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 充填槽
フロントページの続き (72)発明者 神田 英一 新潟県新潟市網川原2丁目33番26号 東洋 瓦斯機工株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水分と油分とが混合したエマルジョン液
    から水分と油分とを分離する方法であって、前記エマル
    ジョン液と貝殻とを接触せしめることを特徴とするエマ
    ルジョンの処理方法。
  2. 【請求項2】 水分と油分とが混合したエマルジョン液
    から水分と油分とを分離する方法であって、前記エマル
    ジョン液とカキ殻とを接触せしめることを特徴とするエ
    マルジョンの処理方法。
  3. 【請求項3】 前記エマルジョン液と前記カキ殻とを接
    触せしめることでこのエマルジョン液のpHを上昇せし
    めて水分と油分とを分離することを特徴とする請求項2
    記載のエマルジョンの処理方法。
  4. 【請求項4】 前記エマルジョン液と前記カキ殻とを接
    触せしめた後、このエマルジョン液を所定時間静置して
    水分と油分とを自然分離することを特徴とする請求項
    2,3のいずれか1項に記載のエマルジョンの処理方
    法。
  5. 【請求項5】 前記カキ殻を充填槽に充填し、この充填
    槽に前記エマルジョン液を通過せしめることで前記エマ
    ルジョン液と前記カキ殻とを接触せしめることを特徴と
    する請求項2〜4のいずれか1項に記載のエマルジョン
    の処理方法。
  6. 【請求項6】 前記エマルジョン液が坑井から採取され
    たものであることを特徴とする請求項2〜5のいずれか
    1項に記載のエマルジョンの処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006281123A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Heishin Kikai Kogyo Kk 油水分離装置
JP2017508826A (ja) * 2013-12-30 2017-03-30 サウジ アラビアン オイル カンパニーSaudi Arabian Oil Company アスファルテンの沈殿を伴わない二酸化炭素及び樹脂補助剤を使用した乳化石油の解乳化

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