JP2003183174A - 不眠症用組成物 - Google Patents
不眠症用組成物Info
- Publication number
- JP2003183174A JP2003183174A JP2001386767A JP2001386767A JP2003183174A JP 2003183174 A JP2003183174 A JP 2003183174A JP 2001386767 A JP2001386767 A JP 2001386767A JP 2001386767 A JP2001386767 A JP 2001386767A JP 2003183174 A JP2003183174 A JP 2003183174A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleep
- extract
- composition
- plant
- vitamin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 不眠症のような睡眠障害に有効な経口摂取
組成物を提供すること。 【解決手段】 バレリアーナ属植物又はその抽出物、
鎮静作用を有する植物又はその抽出物及びγ−アミノ酪
酸を含む、睡眠障害用組成物、鎮静作用を有する植物
が、ホップである、組成物、及び、さらに、ビタミンＢ
６、ビタミンＢ１２、ナイアシン、葉酸及びテアニンか
らなる群から選択される１種以上の成分を含む、組成物
であり、睡眠導入に有効な健康食品として使用すること
ができる。
組成物を提供すること。 【解決手段】 バレリアーナ属植物又はその抽出物、
鎮静作用を有する植物又はその抽出物及びγ−アミノ酪
酸を含む、睡眠障害用組成物、鎮静作用を有する植物
が、ホップである、組成物、及び、さらに、ビタミンＢ
６、ビタミンＢ１２、ナイアシン、葉酸及びテアニンか
らなる群から選択される１種以上の成分を含む、組成物
であり、睡眠導入に有効な健康食品として使用すること
ができる。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、不眠症のような睡
眠障害に有効な組成物に関し、より詳細には、バレリア
ーナ属植物又はその抽出物を含む、睡眠への導入に有効
な健康食品に関している。
眠障害に有効な組成物に関し、より詳細には、バレリア
ーナ属植物又はその抽出物を含む、睡眠への導入に有効
な健康食品に関している。
【０００２】
【従来の技術】２００１年４月に厚生労働省から発表さ
れた「平成１２年保険福祉動向調査」（２０００年６月
に厚生労働省が全国世帯を対象に行った健康意識、スト
レス、睡眠の状況等についての調査）によると、８割を
超える人が何らかのストレスを感じているという結果で
ある。そして、ストレスの程度と睡眠による休養充足度
別にみると、ストレスの程度が高くなる程、健康状態が
良い、睡眠に満足しているという人の割合が減少してい
る。睡眠に関しての問題調査でも、睡眠について問題と
感じることとして「朝起きても熟睡感がない」「なかな
か寝付けない」というものの割合が多い。このようにス
トレス社会であって、しかも多忙な生活を余儀なくされ
ている人が多い現代は、より快適な睡眠を得ることが求
められている。
れた「平成１２年保険福祉動向調査」（２０００年６月
に厚生労働省が全国世帯を対象に行った健康意識、スト
レス、睡眠の状況等についての調査）によると、８割を
超える人が何らかのストレスを感じているという結果で
ある。そして、ストレスの程度と睡眠による休養充足度
別にみると、ストレスの程度が高くなる程、健康状態が
良い、睡眠に満足しているという人の割合が減少してい
る。睡眠に関しての問題調査でも、睡眠について問題と
感じることとして「朝起きても熟睡感がない」「なかな
か寝付けない」というものの割合が多い。このようにス
トレス社会であって、しかも多忙な生活を余儀なくされ
ている人が多い現代は、より快適な睡眠を得ることが求
められている。
【０００３】このような状況を反映して、リラックス効
果を謳う健康食品は市場に多くでているが、さらに、睡
眠を改善し快適な睡眠を目的とする不眠症のような睡眠
障害に有効な食品は、その商品数が十分ではない。した
がって、ストレスによる不眠、神経性不眠のような睡眠
障害に有効で、熟睡感が得られる食品の提供が望まれて
いる。
果を謳う健康食品は市場に多くでているが、さらに、睡
眠を改善し快適な睡眠を目的とする不眠症のような睡眠
障害に有効な食品は、その商品数が十分ではない。した
がって、ストレスによる不眠、神経性不眠のような睡眠
障害に有効で、熟睡感が得られる食品の提供が望まれて
いる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、睡眠障害に
有効で、熟睡感が得られる組成物の提供をその課題とす
る。
有効で、熟睡感が得られる組成物の提供をその課題とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明者は、バレリアー
ナ属植物又はその抽出物、鎮静作用を有する植物又はそ
の抽出物及びγ−アミノ酪酸を含むことにより、睡眠障
害に有効な組成物が得られることを見出した。
ナ属植物又はその抽出物、鎮静作用を有する植物又はそ
の抽出物及びγ−アミノ酪酸を含むことにより、睡眠障
害に有効な組成物が得られることを見出した。
【０００６】すなわち、本発明は、バレリアーナ属植物
又はその抽出物、鎮静作用を有する植物又はその抽出物
及びγ−アミノ酪酸を含む、睡眠障害用組成物、鎮静作
用を有する植物が、ホップである、睡眠障害用組成物、
さらに、ビタミンＢ６、ビタミンＢ１２、ナイアシン、
葉酸及びテアニンからなる群から選択される１種以上の
成分を含む、睡眠障害用組成物、に関する。
又はその抽出物、鎮静作用を有する植物又はその抽出物
及びγ−アミノ酪酸を含む、睡眠障害用組成物、鎮静作
用を有する植物が、ホップである、睡眠障害用組成物、
さらに、ビタミンＢ６、ビタミンＢ１２、ナイアシン、
葉酸及びテアニンからなる群から選択される１種以上の
成分を含む、睡眠障害用組成物、に関する。
【０００７】
【発明の実施の形態】バレリアーナ属植物（Valerianac
eae）としては、バレリアナ オフィシナリス（Valerian
a officinalis）（ヨウシュカノコソウ、セイヨウカノ
コソウ）、バレリアナ フォーリエイ ブリケット（Vale
riana fauriei Briquet）（カノコソウ）を挙げること
ができる。この植物の根及び根茎から水、エタノールに
より抽出した抽出物を使用することができる。バレリア
ンエキスとして、３０〜５００ｍｇ（乾燥重量）、好ま
しくは、２００〜４００ｍｇを組成物中に配合すること
ができる。
eae）としては、バレリアナ オフィシナリス（Valerian
a officinalis）（ヨウシュカノコソウ、セイヨウカノ
コソウ）、バレリアナ フォーリエイ ブリケット（Vale
riana fauriei Briquet）（カノコソウ）を挙げること
ができる。この植物の根及び根茎から水、エタノールに
より抽出した抽出物を使用することができる。バレリア
ンエキスとして、３０〜５００ｍｇ（乾燥重量）、好ま
しくは、２００〜４００ｍｇを組成物中に配合すること
ができる。
【０００８】鎮静作用を有する植物として、ホップ（Hu
mulus lupulus、セイヨウカラハナソウ）、パッション
フラワー（Passiflora incarnata、トケイソウ）、レモ
ンバーム（Melissa officinalis、セイヨウヤマハッ
カ、コウスイハッカ）、セイヨウサンザシ（Crataegus
oxyacantha）、カバ（Piper methysticum Forst.）、カ
モミール（Chamaemelum nobile、ローマカモミール及び
Chamomilla recutita、ドイツカモミール）を挙げるこ
とができる。
mulus lupulus、セイヨウカラハナソウ）、パッション
フラワー（Passiflora incarnata、トケイソウ）、レモ
ンバーム（Melissa officinalis、セイヨウヤマハッ
カ、コウスイハッカ）、セイヨウサンザシ（Crataegus
oxyacantha）、カバ（Piper methysticum Forst.）、カ
モミール（Chamaemelum nobile、ローマカモミール及び
Chamomilla recutita、ドイツカモミール）を挙げるこ
とができる。
【０００９】これらの植物の花、種子、果肉、根等を乾
燥し、粉砕して粉末として使用するか、乾燥、粉砕し、
水、エタノールなどで室温、加温、過熱下で抽出した抽
出液として、さらに、抽出液を濃縮して粉末にして使用
することができる。
燥し、粉砕して粉末として使用するか、乾燥、粉砕し、
水、エタノールなどで室温、加温、過熱下で抽出した抽
出液として、さらに、抽出液を濃縮して粉末にして使用
することができる。
【００１０】ホップの場合、生の球花、乾燥して間もな
い球花、凍結乾燥した球花を用いて、熱湯又はエタノー
ルで抽出した抽出物を使用できる。エタノール抽出物を
濃縮してそのまま使用することもでき、濃縮した抽出物
を乾燥して乾燥物を粉末として使用することもできる。
植物はエキスとして市販されているものを使用できる。
い球花、凍結乾燥した球花を用いて、熱湯又はエタノー
ルで抽出した抽出物を使用できる。エタノール抽出物を
濃縮してそのまま使用することもでき、濃縮した抽出物
を乾燥して乾燥物を粉末として使用することもできる。
植物はエキスとして市販されているものを使用できる。
【００１１】それぞれ、組成物中に、エキスとして、ホ
ップは、２０〜１００ｍｇ（乾燥重量）、パッションフ
ラワーは、２０〜１００ｍｇ（乾燥重量）、レモンバー
ムは、２０〜１００ｍｇ（乾燥重量）、セイヨウサンザ
シは、２０〜１００ｍｇ（乾燥重量）、カバは、１０〜
１５０ｍｇ（乾燥重量）、カモミールは、１〜１００ｍ
ｇ（乾燥重量）配合することができる。これらの植物は
２種以上を組合わせて使用しても良い。
ップは、２０〜１００ｍｇ（乾燥重量）、パッションフ
ラワーは、２０〜１００ｍｇ（乾燥重量）、レモンバー
ムは、２０〜１００ｍｇ（乾燥重量）、セイヨウサンザ
シは、２０〜１００ｍｇ（乾燥重量）、カバは、１０〜
１５０ｍｇ（乾燥重量）、カモミールは、１〜１００ｍ
ｇ（乾燥重量）配合することができる。これらの植物は
２種以上を組合わせて使用しても良い。
【００１２】γ−アミノ酪酸は、動物や植物に広く分布
するアミノ酸の一つであり、米胚芽に含まれ、発芽させ
た玄米に多く含まれている。哺乳動物では、神経伝達物
質として脳や脊髄に存在しており、脳血流を改善し、脳
への酸素供給量を増大させ、血管を拡張し血圧を低下さ
せる作用を有している。これは、γ−アミノ酪酸を高度
に含有している米胚芽抽出物として配合することがで
き、γ−アミノ酪酸として、組成物中、１〜１００ｍｇ
配合することができる。
するアミノ酸の一つであり、米胚芽に含まれ、発芽させ
た玄米に多く含まれている。哺乳動物では、神経伝達物
質として脳や脊髄に存在しており、脳血流を改善し、脳
への酸素供給量を増大させ、血管を拡張し血圧を低下さ
せる作用を有している。これは、γ−アミノ酪酸を高度
に含有している米胚芽抽出物として配合することがで
き、γ−アミノ酪酸として、組成物中、１〜１００ｍｇ
配合することができる。
【００１３】ビタミンＢ６、ビタミンＢ１２、ナイアシ
ン、葉酸及びテアニンは、それぞれ、組成物中に０．０
１〜５０ｍｇ配合することができる。
ン、葉酸及びテアニンは、それぞれ、組成物中に０．０
１〜５０ｍｇ配合することができる。
【００１４】本発明の組成物は、睡眠を導入し、睡眠を
深めて、睡眠後の休息感、満足感を向上させるのに有用
である。毒性もなく、短い時間で効果を発揮し、翌朝に
眠気が残ったり、日常生活での集中力が欠如したりとい
うような問題は有していない。したがって、健康食品、
健康補助食品として、日常に安全に経口摂取することが
できる。
深めて、睡眠後の休息感、満足感を向上させるのに有用
である。毒性もなく、短い時間で効果を発揮し、翌朝に
眠気が残ったり、日常生活での集中力が欠如したりとい
うような問題は有していない。したがって、健康食品、
健康補助食品として、日常に安全に経口摂取することが
できる。
【００１５】本発明の組成物は、医薬や健康食品の分野
で通常採用されている製剤化方法、特に経口摂取に適し
た製剤化技術を使用して製剤化することができる。製剤
としては、錠剤、カプセル剤、顆粒剤等をあげることが
でき、製剤には、通常の添加成分である、賦形剤、滑沢
剤、安定剤、香味剤等を配合できる。これらの例は、で
んぷん、ステアリン酸、植物性油脂粉末、植物油、ミツ
ロウである。
で通常採用されている製剤化方法、特に経口摂取に適し
た製剤化技術を使用して製剤化することができる。製剤
としては、錠剤、カプセル剤、顆粒剤等をあげることが
でき、製剤には、通常の添加成分である、賦形剤、滑沢
剤、安定剤、香味剤等を配合できる。これらの例は、で
んぷん、ステアリン酸、植物性油脂粉末、植物油、ミツ
ロウである。
【００１６】例えば、ソフトカプセルの場合、バレリア
ンエキス末６０ｍｇ、レモンバームエキス末１０ｍｇ、
γ−アミノ酪酸含有米胚芽抽出物１０ｍｇ、ビタミンＢ
６０．５ｍｇ、及びサフラワー油、ミツロウ（全量２２
０ｍｇ）を混合し、ゼラチンカプセルに充填する。この
ようにして得られたカプセルは、通常１日３〜８個摂取
する。
ンエキス末６０ｍｇ、レモンバームエキス末１０ｍｇ、
γ−アミノ酪酸含有米胚芽抽出物１０ｍｇ、ビタミンＢ
６０．５ｍｇ、及びサフラワー油、ミツロウ（全量２２
０ｍｇ）を混合し、ゼラチンカプセルに充填する。この
ようにして得られたカプセルは、通常１日３〜８個摂取
する。
【００１７】
【実施例】［実施例１］ソフトカプセルの製造
表１に記載の処方で、ソフトカプセルを製造した。
【００１８】
【表１】
【００１９】［試験結果］
１．試験方法
睡眠障害のある成人男女４１名を対象に、実施例１のソ
フトカプセルを用い、プラセボを対照としたダブルブラ
インドクロスオーバー試験を実施した。被験者は寝付き
にくい、目覚め回数が多い、寝た感じがしないなど睡眠
感の悪い者であった。試験方法は次のとおりである。被
験者を無作為にＡ群とＢ群をわけ、Ａ群は連続３日間先
に実施例１のソフトカプセルを摂取させ、Ｂ群は同色同
形態のプラセボ（実施例１のソフトカプセル中の配合原
料として、バレリアナエキス、ホップエキス、米胚芽エ
キス及びビタミン類の代わりに植物油を用い調色したソ
フトカプセル）を摂取させた。４日間の間隔を置いてか
ら、Ａ群は連続３日間プラセボを摂取し、Ｂ群は実施例
１のソフトカプセルを摂取させた。摂取は就寝３０〜６
０分前に、１回５カプセルを水で経口摂取した。すなわ
ち、摂取のスケジュールは表２のとおりである。
フトカプセルを用い、プラセボを対照としたダブルブラ
インドクロスオーバー試験を実施した。被験者は寝付き
にくい、目覚め回数が多い、寝た感じがしないなど睡眠
感の悪い者であった。試験方法は次のとおりである。被
験者を無作為にＡ群とＢ群をわけ、Ａ群は連続３日間先
に実施例１のソフトカプセルを摂取させ、Ｂ群は同色同
形態のプラセボ（実施例１のソフトカプセル中の配合原
料として、バレリアナエキス、ホップエキス、米胚芽エ
キス及びビタミン類の代わりに植物油を用い調色したソ
フトカプセル）を摂取させた。４日間の間隔を置いてか
ら、Ａ群は連続３日間プラセボを摂取し、Ｂ群は実施例
１のソフトカプセルを摂取させた。摂取は就寝３０〜６
０分前に、１回５カプセルを水で経口摂取した。すなわ
ち、摂取のスケジュールは表２のとおりである。
【００２０】
【表２】
【００２１】被験者は、カプセルを摂取する日の生活状
況は就寝前に記録し、摂取する日の翌日の朝に、ＯＳＡ
睡眠調査票（睡眠感の尺度を測るためのアンケート。睡
眠感を構成するとみなされる５因子である、眠気の因
子、睡眠維持の因子、気がかりの因子、統合的睡眠の因
子、寝つきの因子に含まれる全３１項目について、被験
者が自身で評価する。その評価による得点をそれぞれの
因子に分けて集計する。これらの項目は重み付けがされ
ている。精神医学、２７巻、７号 １９８５年７月７９
１〜７９９ページ）を記録した。被験者４１名の中、風
邪のため３名、記入不全のため４名が脱落し、最終的に
３４名（中、男性８名、女性２６名、平均年齢２８．７
歳）のデータを集計した。
況は就寝前に記録し、摂取する日の翌日の朝に、ＯＳＡ
睡眠調査票（睡眠感の尺度を測るためのアンケート。睡
眠感を構成するとみなされる５因子である、眠気の因
子、睡眠維持の因子、気がかりの因子、統合的睡眠の因
子、寝つきの因子に含まれる全３１項目について、被験
者が自身で評価する。その評価による得点をそれぞれの
因子に分けて集計する。これらの項目は重み付けがされ
ている。精神医学、２７巻、７号 １９８５年７月７９
１〜７９９ページ）を記録した。被験者４１名の中、風
邪のため３名、記入不全のため４名が脱落し、最終的に
３４名（中、男性８名、女性２６名、平均年齢２８．７
歳）のデータを集計した。
【００２２】４日間の間隔を置いた後の連続３日間の２
日目と３日目の調査票を集計した。第１夜効果を除外す
るため集計から除外した。第２夜と第３夜の回答項目に
対して反応カテゴリーで点数化し、その平均値をそれぞ
れＡ群（プラセボ）及びＢ群（バレリアンエキス等含有
組成物）の得点とした。さらに、睡眠に影響を及ぼすと
みなされる寄与率の高い５因子について解析した。具体
的に、１．眠気の因子、２．睡眠維持の因子、３．気が
かりの因子、４．統合的睡眠の因子、５．寝つきの因
子、として起床時の「主観睡眠感」が示される。いずれ
も得点（平均値）の数値の低い方が、より睡眠感が得ら
れたと評価される。
日目と３日目の調査票を集計した。第１夜効果を除外す
るため集計から除外した。第２夜と第３夜の回答項目に
対して反応カテゴリーで点数化し、その平均値をそれぞ
れＡ群（プラセボ）及びＢ群（バレリアンエキス等含有
組成物）の得点とした。さらに、睡眠に影響を及ぼすと
みなされる寄与率の高い５因子について解析した。具体
的に、１．眠気の因子、２．睡眠維持の因子、３．気が
かりの因子、４．統合的睡眠の因子、５．寝つきの因
子、として起床時の「主観睡眠感」が示される。いずれ
も得点（平均値）の数値の低い方が、より睡眠感が得ら
れたと評価される。
【００２３】結果を図１に示す。被験者はいずれも特に
睡眠障害以外の他の症状や変化は生じなかった。図の結
果より、実施例１のソフトカプセルを摂取したＢ群で
は、より十分な睡眠感が得られたことがわかる。
睡眠障害以外の他の症状や変化は生じなかった。図の結
果より、実施例１のソフトカプセルを摂取したＢ群で
は、より十分な睡眠感が得られたことがわかる。
【００２４】
【発明の効果】本発明により、睡眠への導入が行え、よ
り十分な睡眠感が得られる副作用も少ない優れた睡眠障
害用組成物が提供される。
り十分な睡眠感が得られる副作用も少ない優れた睡眠障
害用組成物が提供される。
【図１】実施例１のソフトカプセルを用い、プラセボを
対照としたダブルブラインドクロスオーバー試験の結果
（ＯＳＡ睡眠調査票の得点による）
対照としたダブルブラインドクロスオーバー試験の結果
（ＯＳＡ睡眠調査票の得点による）
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ａ６１Ｋ 31/197 Ａ６１Ｋ 31/197
31/198 31/198
31/4415 31/4415
31/455 31/455
31/525 31/525
31/714 31/714
Ａ６１Ｐ 25/20 Ａ６１Ｐ 25/20
Ｆターム(参考） 4B018 MD19 MD23 MD61 ME14 MF01
4C086 AA01 BC17 BC19 CB09 MA03
MA04 NA05 ZA05
4C088 AB12 AB34 AC03 AC04 AC11
AC13 CA03 MA02 MA03 MA07
NA14 ZA05 ZC75
4C206 AA01 AA02 FA45 GA18 GA22
KA04 MA03 MA04 MA17 MA24
NA05 ZA05 ZC75
Claims (3)
- 【請求項１】 バレリアーナ属植物又はその抽出物、鎮
静作用を有する植物又はその抽出物及びγ−アミノ酪酸
を含む、睡眠障害用組成物。 - 【請求項２】 鎮静作用を有する植物が、ホップであ
る、請求項１記載の組成物。 - 【請求項３】 さらに、ビタミンＢ６、ビタミン
Ｂ１２、ナイアシン、葉酸及びテアニンからなる群から
選択される１種以上の成分を含む、請求項１又は２に記
載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001386767A JP2003183174A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 不眠症用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001386767A JP2003183174A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 不眠症用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003183174A true JP2003183174A (ja) | 2003-07-03 |
Family
ID=27595825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001386767A Pending JP2003183174A (ja) | 2001-12-19 | 2001-12-19 | 不眠症用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003183174A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005032552A1 (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-14 | Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. | 催眠剤組成物 |
| JP2005232045A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 抗ストレス及びリラックス用組成物 |
| WO2005097101A1 (ja) * | 2004-04-06 | 2005-10-20 | Taiyokagaku Co., Ltd. | 睡眠改善用組成物 |
| WO2006041158A1 (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-20 | Daikin Industries, Ltd. | 雰囲気改変方法、並びに、それに用いられる噴霧剤及び噴霧装置 |
| JP2006137748A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-06-01 | Daikin Ind Ltd | 雰囲気改変方法、並びに、それに用いられる噴霧剤及び噴霧装置 |
| JP2007031309A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Tokiwa Yakuhin Kogyo Kk | 抗ストレス組成物 |
| JP2007056032A (ja) * | 2004-10-14 | 2007-03-08 | Daikin Ind Ltd | 噴霧装置 |
| WO2007119684A1 (ja) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Daikin Industries, Ltd. | 噴霧剤 |
| JP2008150352A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Mg Seiyaku Kk | 睡眠改善剤組成物 |
| JP2010150285A (ja) * | 2010-03-23 | 2010-07-08 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | 催眠剤組成物 |
| JP2010209022A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Sapporo Breweries Ltd | 心理状態改善剤 |
| JP5110314B2 (ja) * | 2006-04-28 | 2012-12-26 | ライオン株式会社 | 睡眠改善用組成物及び睡眠改善剤 |
| KR101296920B1 (ko) | 2013-01-21 | 2013-08-14 | 강영숙 | 숙면을 위한 마사지 오일 |
| CN103564429A (zh) * | 2012-08-10 | 2014-02-12 | 余尚学 | 一种新型的改善睡眠软胶囊油性液体辅料 |
| JP2018118928A (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | 株式会社ファンケル | テアニンの吸収性が改善された組成物 |
| CN113116988A (zh) * | 2020-01-15 | 2021-07-16 | 成都彤琦恩生物科技有限公司 | 抗猪应激性疾病的药物组合物 |
-
2001
- 2001-12-19 JP JP2001386767A patent/JP2003183174A/ja active Pending
Cited By (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4721631B2 (ja) * | 2003-09-30 | 2011-07-13 | 小林製薬株式会社 | 催眠剤組成物 |
| JP2005104926A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Kobayashi Pharmaceut Co Ltd | 催眠剤組成物 |
| WO2005032552A1 (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-14 | Kobayashi Pharmaceutical Co., Ltd. | 催眠剤組成物 |
| JP2005232045A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Taiyo Kagaku Co Ltd | 抗ストレス及びリラックス用組成物 |
| JPWO2005097101A1 (ja) * | 2004-04-06 | 2008-02-28 | 太陽化学株式会社 | 睡眠改善用組成物 |
| US8852656B2 (en) | 2004-04-06 | 2014-10-07 | Taiyokagaku Co., Ltd. | Sleep improvement composition |
| WO2005097101A1 (ja) * | 2004-04-06 | 2005-10-20 | Taiyokagaku Co., Ltd. | 睡眠改善用組成物 |
| JP2006137748A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-06-01 | Daikin Ind Ltd | 雰囲気改変方法、並びに、それに用いられる噴霧剤及び噴霧装置 |
| JP2007056032A (ja) * | 2004-10-14 | 2007-03-08 | Daikin Ind Ltd | 噴霧装置 |
| WO2006041158A1 (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-20 | Daikin Industries, Ltd. | 雰囲気改変方法、並びに、それに用いられる噴霧剤及び噴霧装置 |
| KR100870381B1 (ko) | 2004-10-14 | 2008-11-25 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 분위기개변방법, 그리고 이에 이용되는 분무제 및 분무장치 |
| JP2007031309A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Tokiwa Yakuhin Kogyo Kk | 抗ストレス組成物 |
| WO2007119684A1 (ja) * | 2006-04-13 | 2007-10-25 | Daikin Industries, Ltd. | 噴霧剤 |
| JP5110314B2 (ja) * | 2006-04-28 | 2012-12-26 | ライオン株式会社 | 睡眠改善用組成物及び睡眠改善剤 |
| JP2008150352A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Mg Seiyaku Kk | 睡眠改善剤組成物 |
| JP2010209022A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-09-24 | Sapporo Breweries Ltd | 心理状態改善剤 |
| JP2010150285A (ja) * | 2010-03-23 | 2010-07-08 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | 催眠剤組成物 |
| CN103564429A (zh) * | 2012-08-10 | 2014-02-12 | 余尚学 | 一种新型的改善睡眠软胶囊油性液体辅料 |
| KR101296920B1 (ko) | 2013-01-21 | 2013-08-14 | 강영숙 | 숙면을 위한 마사지 오일 |
| JP2018118928A (ja) * | 2017-01-26 | 2018-08-02 | 株式会社ファンケル | テアニンの吸収性が改善された組成物 |
| CN113116988A (zh) * | 2020-01-15 | 2021-07-16 | 成都彤琦恩生物科技有限公司 | 抗猪应激性疾病的药物组合物 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4951162B2 (ja) | 睡眠改善用組成物 | |
| JP2003183174A (ja) | 不眠症用組成物 | |
| Hadley et al. | Valerian | |
| US10561629B2 (en) | Food containing glycine and use thereof | |
| US6080410A (en) | Method for reducing daily stress and anxiety in adults | |
| JP6100692B2 (ja) | 睡眠の質改善剤 | |
| Henshaw et al. | Oral health and nutrition in the elderly | |
| CN102150832B (zh) | 一种具有改善睡眠功效的保健品 | |
| JP2006028051A (ja) | 起床時疲労感改善剤、起床時疲労感改善用組成物、及びこれらを含む起床時疲労感改善用飲食物 | |
| JP3240345B2 (ja) | 経口催眠剤、催眠性飲食物及び催眠性餌料 | |
| JPH1025246A (ja) | 催眠剤、催眠性飲食物及び催眠性餌料 | |
| JP2005289948A (ja) | 睡眠改善用組成物 | |
| JP5282202B2 (ja) | 抗ストレス剤または睡眠改善剤 | |
| JP6864964B2 (ja) | 経口睡眠改善剤 | |
| Khater | Herbal and Horticultural Remedies:: Gardening for the Elderly and Physically and Mentally Disabled | |
| JP2020516643A (ja) | 局所使用のための精油を含む組成物 | |
| WO2023074708A1 (ja) | 入眠改善用食品 | |
| RU2757952C1 (ru) | Фитокомплекс для профилактики развития игровой зависимости (варианты) | |
| JP2022060281A (ja) | カボス精油からなる睡眠改善剤 | |
| KR101735275B1 (ko) | 베타-라파촌을 포함하는 수면 장애 예방 또는 치료용 조성물 | |
| Sharma | Food for Good Health | |
| JP2022107111A (ja) | 気分障害の予防又は治療剤 | |
| Wolfe | The Complete Idiot's Guide to Herbal Remedies | |
| JPH09208481A (ja) | 向精神組成物 | |
| JP2024526109A (ja) | 安眠を促進するための組成物ならびにその製造方法および使用方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041122 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080729 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080925 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081028 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090310 |