JP2003181259A - 旋回式微細気泡発生方法及び旋回式微細気泡発生装置 - Google Patents

旋回式微細気泡発生方法及び旋回式微細気泡発生装置

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JP2003181259A
JP2003181259A JP2002263440A JP2002263440A JP2003181259A JP 2003181259 A JP2003181259 A JP 2003181259A JP 2002263440 A JP2002263440 A JP 2002263440A JP 2002263440 A JP2002263440 A JP 2002263440A JP 2003181259 A JP2003181259 A JP 2003181259A
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swirl
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細気泡を簡潔な構造で効率よく生成するこ
とができる微細気泡発生方法及び装置の提供。 【解決手段】円錐形のスペースを有する容器本体と、同
スペースの内壁円周面の一部にその接線方向に開設され
た加圧液体導入口と、前記円錐形のスペース底部に開設
された気体導入孔と、前記円錐形スペースの頂部に開設
された旋回気液導出口とから微細気泡発生装置を構成
し、前記円錐形スペース内で伸長、先細りさせながら旋
回導出する気体渦管の形成を第1過程とし、その気体渦
管の前後の間で旋回速度差を発生させ、強制的に気体渦
管を切断させることによる微細気泡の発生を第2過程と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気、酸素ガス等
の気体を水道水、河川水、その他液体等に効率的に溶解
して、例えば水質を浄化し、水環境を蘇生するための微
細気泡発生方法及び装置の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来のエアレーション、例えば水生生物
成育装置に設置された微細気泡発生装置によるエアレー
ションのほとんどは、成育槽内に設置された管状や板状
の微細気泡発生装置細孔から空気を成育用水中に加圧し
て噴き出すことによって気泡を細分化する方式である
か、又は回転羽根や気泡噴流などにより、せん断力が形
成された成育用水流内に空気を入れて、それを細分化す
るかあるいは加圧された水の急減圧によって水中に溶解
していた空気を気化させて気泡を発生させる方式であ
る。そして、それらの機能を有する微細気泡発生装置に
よるエアレーションでは、基本的には空気の送給量やそ
れぞれの微細気泡発生装置の設備個数等によって必要な
調節が行われているが、空気、炭酸ガス等の気体を水中
に高効率で溶解させ、さらには水の循環を促進する必要
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
微細気泡発生装置によるエアレーション方式は、例えば
噴き出しによる散気方式では、そこにいかに微細な細孔
を設けても、気泡が細孔から加圧状態で噴出されて体積
膨張し、またその際の気泡の表面張力によって、結果的
に数mm程度の径を有する大きな気泡が発生してしま
い、それよりも小さな気泡を発生させることが困難であ
り、そして、その長時間運転に伴って発生する目詰まり
と動力費の増大の問題が存在した。また、回転羽根や気
泡噴流などにより、せん断力が形成された水流内に、空
気を入れてそれを細分化する方式では、キャビテーショ
ンを発生させるのに高速の回転数が要求され、その動力
費の問題やキャビテーション発生に伴って急激に進行す
る羽根の腐食や振動問題があり、さらに、微細気泡の生
成率が少ないという問題もあった。そしてまた、その他
の回転羽根や突起に気液二相流が衝突する方式において
は、例えば湖沼、魚類水槽内等においては魚類や水生小
生物が破壊されてしまい、水生生物の成育に必要な環境
の形成、維持に支障を来した。さらに、加圧方式では、
装置が大型でかつ高価、さらには運転費も多額を必要と
していた。そして、上記いずれの従来技術によっても、
例えば直径20μm以下といった微細気泡を工業規模で
発生させることは不可能であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は鋭意研究の結
果、下記構成の発明によって、直径20μm以下の微細
気泡を工業規模で発生させることを可能とした。本発明
の要点は、図6に本発明装置の原理説明図を示すごと
く、漸拡逆円錐体(円錐台)形状の有蓋円筒体4の内部
には、その周辺部分4aの旋回上昇水液流20と、その
内側の部分の旋回下降水液流22と、その中心部分の負
圧の旋回空洞部23、の三重の旋回流を形成し、その負
圧の旋回空洞部23には、自吸気体26と溶出気体成分
27を集積させて、伸長、先細りさせながら旋回下降す
る気体渦管24を形成し、下方の中央還流口6を介して
放出するとき、放出通路の抵抗を受け、旋回速度差を発
生して気体渦管自体が強制的に切断され、微細気泡を発
生する。
【0005】すなわち、本発明の構成は以下の通りであ
る。 (1)円錐形のスペースを有する容器本体と、同スペー
スの内壁円周面の一部にその接線方向に開設された加圧
液体導入口と、前記円錐形のスペース底部に開設された
気体導入孔と、前記円錐形スペースの頂部に開設された
旋回気液導出口とから微細気泡発生装置を構成し、前記
円錐形スペース内で伸長、先細りさせながら旋回導出す
る気体渦管の形成を第1過程とし、その気体渦管の前後
の間で旋回速度差を発生させ、強制的に気体渦管を切断
させることによる微細気泡の発生を第2過程とすること
を特徴とする旋回式微細気泡発生方法。 (2)下部の円形収容室の水液流旋回導入構造と、その
上部に被着した上方へ漸拡形状の有蓋円筒体の内部の周
辺部分に形成される旋回上昇水液流形成構造と、その周
辺部分より内側の部分に形成される旋回下降水液流形成
構造と、その旋回上昇水液流と旋回下降水液流の遠向心
分離作用により該有蓋円筒体の中心部分に形成される負
圧の旋回空洞部と、該負圧の旋回空洞部に、上蓋中心に
取付けられた気体自吸管から自吸された気体と旋回水流
中から溶出された気体部分が集積して、旋回下降する気
体渦管が形成され、かつその伸長と先細りが形成される
ごとくなる気体渦管形成構造と、その伸長、先細り化さ
れて下降する気体渦管が円形収容室の底部の中央還流口
に旋回突入するとき、放出通路の抵坑を受け、その旋回
速度を低下して、旋回速度差を発生し、同部の気体渦管
が強制的に切断されて微細気泡を発生する微細気泡発生
構造と、その発生した微細気泡を旋回下降水液流に含
め、旋回噴流として放出口から器外に放出させるごとく
した旋回噴流放出構造とから構成されてなることを特徴
とする旋回式微細気泡発生装置。 (3)下部の円形収容室には水液流導入口を、側方から
該内周面に対して接線方向に開口すると共に、その導入
管に水液流を付勢旋回導入させるごとくしてなる、円形
収容室の水液流旋回導入構造を備えてなることを特徴と
する前記(2)に記載の旋回式微細気泡発生装置。
【0006】(4)前記円形収容室の上部には、上方へ
漸拡形状の有蓋円筒体を直立に被着して、下部の円形収
容室の旋回導入流を送入させ、該有蓋円筒体内部の周辺
部分を旋回上昇させて旋回上昇水液流を形成させ、その
上限に到達した旋回上昇水液流をその周辺部分より内側
の部分に還流し、旋回下降させて、旋回下降水液流を形
成させるごとくしてなる、上方へ斬拡形状の有蓋円筒体
内部の旋回上昇水液流並びに旋回下降水液流の二重旋回
水液流形成構造を備えてなることを特徴とする前記
(2)又は(3)に記載の旋回式微細気泡発生装置。 (5)前記の漸拡形状の有蓋円筒体内部の旋回上昇水液
流及び旋回下降水液流の二重の旋回流の遠向心分離作用
により、その中心部分に負圧の旋回空洞部が形成され、
該負圧の旋回空洞部に自吸気体と該旋回流から溶出され
た気体成分が集積して、伸長、先細りさせながら旋回下
降する気体が形成されるごとくなる気体渦管形成構造を
備えてなることを特徴とする前記(4)に記載の旋回式
微細気泡発生装置。また、本発明の他の態様として、下
記の装置が挙げられる。 (6)前記円形収容室の底部中心に中央還流口を掘孔す
ると共に、該還流口から該流通台の側面放出口に向けて
放出通路を貫孔してなり、該有蓋円筒体内部の中心部分
を伸長、先細りさせながら旋回下降する気体渦管が、中
央還流口に突入及び流出するとき、放出通路の抵抗を受
け、その旋回速度を低下して、その渦管の上下の間で旋
回速度差を発生し、その速度差によって渦管が強制的に
切断され、微細気泡を発生するごとくなる微細気泡発生
構造を備えてなることを特徴とする前項(2)ないし
(5)のいずれか1項に記載の旋回式微細気泡発生装
置。
【0007】(7)前記の中央還流口に複数箇所の側面
放出口を放射状に貫孔し、前記の有蓋円筒体の中心部分
を旋回下降する気体渦管を、その旋回方向の順に、中央
還流口からその複数箇所の側面放出口に向けて送り込
み、その旋回の間に、側面放出口への送り込みによる通
路抵抗の発生と隣接する、還流口の側壁への衝突による
通路抵抗の発生とを、複数回交互に繰り返させ、その都
度、渦管の上下に旋回速度差を発生させて渦管を切断
し、微細気泡が発生されるごとくなる構造を備えてなる
ことを特徴とする前項(2)ないし(6)のいずれかの
項に記載の旋回式微細気泡発生装置。 (8)前記流通台の側面放出口に連接された放出用接続
管が前記有蓋円筒体内の旋回流形成方向に倣ってその放
出方向を曲折して突設させてなることを特徴とする前項
(6)又は(7)に記載の旋回式微細気泡発生装置。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、以下に図
面に基づいて説明する。本願発明の基本的構成は、図6
に示すごとく、漸拡逆円錐体(円錐台)形状の有蓋円筒
体4の内部に、その周辺部分4aの旋回上昇水液流20
と、その内側の部分の旋回下降水液流22と、その中心
部分の負圧の旋回空洞部23、の三重の旋回流を形成
し、その負圧の旋回空洞部23には、自吸気体26と溶
出気体成分27を集積させて、伸長、先細りさせながら
旋回下降する気体渦管24を形成し、下方の中央還流口
6を介して放出するとき、放出通路の抵抗を受け、旋回
速度差を発生して気体渦管自体が強制的に切断され、微
細気泡を発生するものである。
【0009】本発明の装置本体は、液体中に埋没して設
置される場合と、水槽に外接して設置される場合があ
る。本発明においては、通常、液体としては水が、気体
としては空気が採用されるが、液体としてはその他トル
エン,アセトン,アルコール等の溶剤、石油、ガソリン
等の燃料、食用油脂,バター、アイスクリーム、ビール
等の食品・飲料、ドリンク剤等の薬品、浴水等の健康用
品、湖沼水、浄化槽汚染水等の環境水等が採用でき、気
体としてはその他水素、アルゴン、ラドン等の不活性気
体、酸素、オゾン等の酸化剤、炭酸ガス、塩化水素、亜
硫酸ガス、酸化窒素、硫化水素ガス等の酸性ガス、アン
モニア等アルカリ性ガス等が採用できる。
【0010】次に本発明における微細気泡発生装置を説
明する。図1は本発明実施例の旋回式微細気泡の発生装
置の正面図、図2はその平面図、図3はその中央縦断面
図(図2のB〜B断面図)、図4はその下部流通台の横
断面図(図1のA〜A断面図)であり、図5は円筒体内
部のX−X断面における三重の旋回流の説明図、図6は
同じくY−Y断面における旋回昇降流と気体渦管の説明
図、図7は気体渦管における微細気泡発生の説明図、図
8は4箇所の側面放出口を有するときの微細気泡発生構
造の説明図、図9は図8の第1側面放出口における発生
構造の説明図、図10は図8の第1側面放出口に隣接す
る側壁における発生構造の説明図、図11は第2側面放
出口における発生構造の説明図であり、図12は本装置
の水槽内の設置状態説明図である。図中、1は旋回式微
細気泡発生装置、2は下部流通台、3は円形収容室、4
は有蓋円筒体、5は水液流導入口、6は中央還流口、7
は側面放出口、8は気体自吸管、20は旋回上昇水液
流、22は旋回下降水液流、23は負圧の旋回空洞部、
24は気体渦管、25は切断部である。
【0011】本発明の旋回式微細気泡発生装置1の構造
は大別すると、図示のごとく、下部流通台2の円形収容
室3に水液流を付勢旋回導入させる水液流旋回導入構造
と、該円形収容室3の上部に被着した、上方へ漸拡形状
(逆円錐体形状)の有蓋円筒体4の内部の周辺部分4a
に形成される旋回上昇水液流形成構造と、該周辺部分4
aの内側の部分4bに形成される旋回下降水液流形成構
造と、その該旋回上昇水液流20及び旋回下降水液流2
2の二重の旋回流の遠向心分離作用により、その中心部
分4cに形成される負圧の旋回空洞部23と、該負圧の
旋回空洞部23に自吸気体26と溶出気体27を集積し
て形成され、伸長、先細りさせながら旋回下降する気体
渦管24の形成構造と、その気体渦管24が中央還流口
6に突入するとき抵抗を受け、その渦管の上下24a,
bの間で旋回速度差を発生し、その渦管24が強制的に
切断され、微細気泡を発生するごとくなる微細気泡発生
構造と、その発生した微細気泡を旋回下降水流に含め、
旋回噴流として側面放出口7から器外に放出させるごと
くした旋回噴流放出構造とから構成されている。
【0012】また立方体状の下部流通台2の上部中央に
は、円形収容室3が凹設され、該円形収容室3の内周面
3aには、側方から水液流導入口5が該内周面3aに対
して接線方向に開口されている。また該導入口5の外側
取入口に突設された導水管接続具5aには、水液供給用
のポンプ11(図12)及び流量調整弁12(水中でな
く器外に配置してもよい)を途中に取付けた導水管10
が接続され、該円形収容室3の内周面3aに反時計方向
の接線方向から水液流が付勢導入され、図示のD方向
(反時計方向)に旋回導入流を形成するごとくなってい
る。
【0013】また前記円形収容室3の解放された上方段
部には、その筒体下端部の直筒形状部分42を嵌挿し、
その筒体を上に向かって上方へ漸拡逆円錐体形状に形成
した有蓋円筒体4が直立して被着されている。41はそ
の平坦な上蓋であり、その上蓋41の中心軸(C〜C)
上には下方に向けて気体吸入管8が挿設され、後述する
中心部分4cに形成される負圧の旋回空洞部23に気体
を自吸させている。また上述のごとく、円形収容室3に
D矢示の方向に旋回導入された気液混合流は該有蓋円筒
体4の内部にその旋回付勢力を維持しながら送入され、
内部の周辺部分4bを旋回上昇し、旋回上昇水液流20
を形成する。また該旋回上昇水液流は漸拡形状の筒体の
内周面に沿って、次第に旋回速度を増大しながら円筒体
4の上限に到達し、その周辺部分4aより内側の部分4
bに還流21してから旋回下降を始め、旋回下降水液流
22を形成する。次にその旋回上昇水液流20及び旋回
下降水液流22の二重の旋回流の遠向心分離作用によ
り、円筒体4の中心部分4cに負圧の旋回空洞部23を
形成する。
【0014】この旋回下降する負圧の旋回空洞部23と
その周囲を旋回下降する旋回下降水液流22は、中心軸
(C〜C)上の旋回下降領域が円筒体4の逆円錐体形状
のため狭まることによって、それぞれの旋回速度を増速
すると共に、それぞれの内部圧力を逆に低下させるごと
くなる。従って、中心部分4cの旋回空洞部23の形状
は伸長され、先細り化されるが、その伸長と共に内部圧
力はますます低下し、周りを旋回する旋回下降水液流2
2から、その水流中に含有した空気が溶出されてくるよ
うになる。また一方、前記の旋回下降する負圧の旋回空
洞部23には、気体自吸管8を介して空気が自吸され
る。この自吸気体26と前記の旋回流からの溶出気体2
7が負圧の旋回空洞部23に集積して、伸長、先細りさ
せながら旋回下降する気体渦管24が形成される。
【0015】中心軸(C〜C)上を旋回下降する気体渦
管24の形成のみでは微細気泡は発生しない。本発明の
微細気泡発生装置1は、図7に示すごとく、その気体渦
管24に対して、中央還流口6を通り器外に放出される
過程で、その放出通路の抵抗を利用し、その気体渦管2
4の上下24a、24bの間で旋回速度差を発生させ、
その気体渦管24を強制的に捩り切断させ、微細気泡を
発生させるように構成している。また気体渦管24は、
その断面の直径が細いほど、微細気泡の形成にとって好
条件となり得る。またこの断面直径の制御は、気体自吸
管8からの空気の自吸量を流量調整弁12で操作するこ
とによって(図12)、簡単に制御できる。空気の自吸
量の多いほど、気体渦管の断面直径は大きくなり、自吸
量がゼロのときに最小となる。なお自吸気体ゼロのとき
は、気体渦管24は前記の旋回下降水液流22からの溶
出気体27だけで形成されるが、溶存酸素の少ない汚水
の水質浄化の場合は浄化能力についての注意が必要であ
る。以上により、本発明装置1における微細気泡の発生
構造は、有蓋円筒体4内で、旋回下降する気体渦管24
の形成をその第1過程とし、その伸長、先細りさせなが
ら旋回下降する気体渦管24を、その放出通路の抵抗に
より渦管の上下24a、24bの間で旋回速度差を発生
させ、強制的に捩り切断させることによる微細気泡の発
生をその第2過程として構成されることを特徴とするも
のである。
【0016】また本装置1では、円筒体4内を旋回下降
する旋回下降水液流22を器外に放出するための放出通
路として、下方の円形収容室3の底部3bの中心軸(c
−c)上に、中央還流口6が鉛直に掘孔され、さらに該
中央還流口6から下部流通台2の4側面に向けて、放射
状に4箇所の側面放出口7が貫孔されている。前記の旋
回下降する気体渦管24の切断により生成される微細気
泡は、旋回下降水液流22と共に中央還流口6から4箇
所の側面放出口7を介して、器外に放出されるようにな
っている。また、そのとき放出される水流は、旋回力を
付勢されたまま旋回する放出噴流28となって放出され
る。これら側面放出口7は、複数個でなく1個であって
も良く、また側面放出口7を設けずに、中央還流口6を
先細りにしてそこから真直下方へ、旋回下降する気体渦
管24の切断により生成される微細気泡と旋回下降水液
流22を放出する方式としても、微細気泡は生成され
る。
【0017】図8〜図11に示す説明図に基づき、中央
還流口6に4箇所の側面放出口71,72,73,74
を有するときの微細気泡の発生構造を以下に説明する。
前記の有蓋円筒体4の中心部分4cを旋回下降する気体
渦管24は、旋回下降水液流22と共に、その旋回方向
(D矢視)の順序で、中央還流口6から4箇所の側面放
出口71,72,73,74に向けて送り込まれる。図
9はその第1側面放出口71に放出されている状態を示
す。気体渦管の下部24bはその送り込みによる通路抵
抗を受けてその旋回速度を低下させ、気体渦管の上部2
4aとの間で旋回速度差を発生し、渦管は捩り切断さ
れ、微細気泡を発生する。25は切断部を示す。図10
は、気体渦管24が次の第2側面放出口72に向う途中
で、隣接する還流口側壁6aに衝突する通路抵抗を受け
た状態を示す。気体渦管の下部24bは側壁6aに衝突
することによって旋回速度を変化させ、切断部25にお
いて同様に微細気泡を発生させる。図11は、気体渦管
24が第2放出口72に放出されている状態を示し、図
10のときとは異なる旋回速度となり切断部25を発生
し、微細気泡を発生する。以上のごとく1旋回の間に4
箇所の側面放出口71,72,73,74への放出と、
それぞれの隣接する側壁6aへの衝突を4回交互に繰り
返し、その都度、渦管の上下24a、24bの間に旋回
速度差を発生し、渦管を切断して大量の微細気泡を発生
する。
【0018】また、側面放出口7の個数は、旋回流22
と気体渦管24の旋回数と切断部25の数に関係する。
高い旋回数を可能とするためには、高圧力のポンプで、
初期に水液を旋回導入させる必要がある。旋回数を増せ
ば増すほど、切断部(面)25は小さくなり、負圧によ
る気体の溶出が顕著となり、より小さくより大量の微細
気泡を発生させることが可能となる。また側面放出口7
の個数を増やすことによっても微細気泡の数は増加す
る。実験結果からは、一定の回転数のもとでは、最適な
放出口数が水液導入量とも関係していることが判った
が、40リットル/分、揚程15m程度では放出口数は
4個が最適である。
【0019】また前記下部流通台2の側面放出口7の出
口7aには、放出用接続管9が連接されているが、前記
有蓋円筒体4内の旋回流形成方形(D矢視方向)に倣っ
て、その放出方向をD矢示方向に45゜曲折して突設し
ているから、本発明の旋回式微細気泡発生装置1を水槽
13内に設置した場合(図12)、放出用接続管9から
水槽13中に旋回噴流として放出される、該旋回式発生
装置1の周りにD矢示方向の循環流が生成されて、酸素
を含んだ微細気泡が水槽13内に均等に配分されるごと
くなる。上記本発明構成例装置1では、放出口から気泡
径10〜20μmが90%以上を占める微細気泡を含む
水流が放出された。なお、水槽13内に設置する場合、
下部流通台2は重量のある材料が望ましいが、プラスチ
ック製の場合には、さらにその底部に重量のあるステン
レス鋼板を張り付けてもよい。また有蓋円筒体4を透明
材料で構成すると、内部の旋回上昇水液流等の形成、及
びそれらの下降還流の形成が観察される利点を有する。
【0020】また本発明装置の構成材料は、プラスチッ
ク、金属、ガラス等であってよく、各構成部品を接着や
螺着等により一体化することが好ましい。本発明装置に
より発生される微細気泡の用途分野としては、以下のよ
うなものが挙げられる。 .ダム湖、湖沼、池、河川、海等の水域の水質浄化と
生息生物育成による自然環境浄化維持。 .ビオトープ等の人工自然水域における浄化と蛍や水
草等の生物育成。 .工業的用途:製鉄の製鋼における高温拡散化、ステ
ンレス板及びステンレス線の酸洗浄の促進超純水製造工
場における有機物除去、オゾンの微細気泡化による汚染
水中の有機物除去、溶存酸素量増加、殺菌,合成樹脂発
泡体、例えばウレタン発泡体製造、各種廃液処理、エチ
レンオキサイドによる殺菌・滅菌装置におけるエチレン
オキサイドの水への混合促進、消泡剤のエマルジョン
化、活性汚泥処理法における汚染水へのエアレーショ
ン。 .農業分野:水耕栽培に使用する酸素及び溶存酸素量
の向上・収穫率向上。 .漁業分野:鰻の養殖、イカ水槽生命維持、ブリの養
殖、藻場の人工生成、魚介類の育成、赤潮発生防止。 .医療分野:浴槽水に適用して微細泡風呂を構成、血
流促進、浴槽水の保温。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、微細気泡を工業規模で
容易に生成することができ、かつ装置も比較的小型で簡
単な構造のための製作が容易であり、池、湖沼、ダム、
河川等の水質浄化、微生物による汚水処理、魚類、水棲
動物等の養殖等に有効に貢献するところ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の旋回式微細気泡発生装置の正面
図である。
【図2】同じく、その平面図である。
【図3】その中央縦断面図(図2のB〜B断面図)であ
る。
【図4】その下部流通台の横断面図(図1のA〜A断面
図)である。
【図5】その有蓋円筒体内部のX〜X断面における三重
の旋回流の説明図である。
【図6】同じくY〜Y断面における旋回昇降流と気体渦
管の説明図である。
【図7】気体渦管における微細気泡発生の説明図であ
る。
【図8】中央還流口に4箇所の側面放出口を有するとき
の微細気泡発生構造の説明図である。
【図9】図8の第1側面放出口における発生構造の説明
図である。
【図10】図8の第1側面放出口に隣接する側壁におけ
る発生構造の説明図である。
【図11】図8の第2側面放出口における発生構造の説
明図である。
【図12】本発明実施例装置の水槽内の設置状態説明図
である。
【符号の説明】
1 旋回式微細気泡発生装置、 2 下部流通台、3 円形
収容室、 3a 内周面、3b 底部、 4 有蓋円筒体、
4a 周辺部分、 4b 周辺部分の内側の部分、4c 中
心部分、 5 水液流導入口、5a 導水管接続具、 6
中央還流口、6a 側壁、 7 側面放出口、7a 放出口
出口、 8 気体自吸管、9 放出用接続管、 10 導水
管、11 ポンプ、 12 流量調整弁、13 水槽、 1
4 ストレーナ、15 水液、 16 ブローワ、17 給
気管、 19 砂利、20 旋回上昇水液流、 21 内側
への還流、22 旋回下降水液流、 23 負圧の旋回空
洞部、24 気体渦管、 24a 気体渦管の上部、24
b 気体渦管の下部、 25 切断部、26 自吸気体、2
7 溶出気体、 28 放出噴流、41 上蓋、 42 直筒
形状部分、50,50’ 加圧液体導入管、 60 旋回
気体空洞部、71 第1側面放出口、 72 第2側面放
出口、73 第3側面放出口、 74 第4側面放出口、
C〜C 中心軸、 D 旋回流形成方向、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 3/20 C02F 3/20 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円錐形のスペースを有する容器本体と、同
    スペースの内壁円周面の一部にその接線方向に開設され
    た加圧液体導入口と、前記円錐形のスペース底部に開設
    された気体導入孔と、前記円錐形スペースの頂部に開設
    された旋回気液導出口とから微細気泡発生装置を構成
    し、前記円錐形スペース内で伸長、先細りさせながら旋
    回導出する気体渦管の形成を第1過程とし、その気体渦
    管の前後の間で旋回速度差を発生させ、強制的に気体渦
    管を切断させることによる微細気泡の発生を第2過程と
    することを特徴とする旋回式微細気泡発生方法。
  2. 【請求項2】下部の円形収容室の水液流旋回導入構造
    と、その上部に被着した上方へ漸拡形状の有蓋円筒体の
    内部の周辺部分に形成される旋回上昇水液流形成構造
    と、その周辺部分より内側の部分に形成される旋回下降
    水液流形成構造と、その旋回上昇水液流と旋回下降水液
    流の遠向心分離作用により該有蓋円筒体の中心部分に形
    成される負圧の旋回空洞部と、該負圧の旋回空洞部に、
    上蓋中心に取付けられた気体自吸管から自吸された気体
    と旋回水流中から溶出された気体部分が集積して、旋回
    下降する気体渦管が形成され、かつその伸長と先細りが
    形成されるごとくなる気体渦管形成構造と、その伸長、
    先細り化されて下降する気体渦管が円形収容室の底部の
    中央還流口に旋回突入するとき、放出通路の抵坑を受
    け、その旋回速度を低下して、旋回速度差を発生し、同
    部の気体渦管が強制的に切断されて微細気泡を発生する
    微細気泡発生構造と、その発生した微細気泡を旋回下降
    水液流に含め、旋回噴流として放出口から器外に放出さ
    せるごとくした旋回噴流放出構造とから構成されてなる
    ことを特徴とする旋回式微細気泡発生装置。
  3. 【請求項3】下部の円形収容室には水液流導入口を、側
    方から該内周面に対して接線方向に開口すると共に、そ
    の導入管に水液流を付勢旋回導入させるごとくしてな
    る、円形収容室の水液流旋回導入構造を備えてなること
    を特徴とする請求項2に記載の旋回式微細気泡発生装
    置。
  4. 【請求項4】前記円形収容室の上部には、上方へ漸拡形
    状の有蓋円筒体を直立に被着して、下部の円形収容室の
    旋回導入流を送入させ、該有蓋円筒体内部の周辺部分を
    旋回上昇させて旋回上昇水液流を形成させ、その上限に
    到達した旋回上昇水液流をその周辺部分より内側の部分
    に還流し、旋回下降させて、旋回下降水液流を形成させ
    るごとくしてなる、上方へ斬拡形状の有蓋円筒体内部の
    旋回上昇水液流並びに旋回下降水液流の二重旋回水液流
    形成構造を備えてなることを特徴とする請求項2又は3
    に記載の旋回式微細気泡発生装置。
  5. 【請求項5】前記の漸拡形状の有蓋円筒体内部の旋回上
    昇水液流及び旋回下降水液流の二重の旋回流の遠向心分
    離作用により、その中心部分に負圧の旋回空洞部が形成
    され、該負圧の旋回空洞部に自吸気体と該旋回流から溶
    出された気体成分が集積して、伸長、先細りさせながら
    旋回下降する気体が形成されるごとくなる気体渦管形成
    構造を備えてなることを特徴とする請求項4に記載の旋
    回式微細気泡発生装置。
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