JP2003180615A - 内視鏡装置 - Google Patents
内視鏡装置Info
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Abstract
内視鏡装置を提供する。 【解決手段】 挿入部11における軟性部17内では、
硬度調整材38におけワイヤ39に密巻きコイル40の
みを設ける代わりに磁界発生コイル41を介挿して軟性
部17内の形状を検出可能とすると共に、湾曲部16内
にも磁界発生コイル34を設けた形状検出プローブ31
を内蔵した構造にして、硬度調整機能と挿入部形状の検
出機能を備えた内視鏡を挿入部11の外径を細く保って
実現した。
Description
用いて、内視鏡挿入部の形状を擬似的に表示する機能を
備えた内視鏡装置に関する。
野における体腔内やプラント内部などの検査に広く採用
されるようになった。
した体腔内に円滑に挿入できるように挿入部の形状を検
出して、その挿入部の形状を表示できるようにしたもの
がある。例えば、特開2000−342514号公報に
は挿入部形状を検出して表示する従来例が開示されてい
る。
は、挿入部の硬度を可変できる内視鏡が開示されてい
る。
や、硬度可変機能など、大腸への挿入を容易にする手段
をいろいろと盛り込むと、挿入部が大径化してしまうた
め、かえって挿入が困難になってしまうおそれがある。
てなされたもので、挿入部を細径化することができる内
視鏡及び内視鏡装置を提供することを目的とする。
配置された複数のコイル素子を有する第1のコイル手段
を内蔵し、前記第1のコイル手段及び外部の所定の位置
に配置される複数のコイル素子を有する第2のコイル手
段とにより磁界を利用して前記第1のコイル手段におけ
る複数のコイル素子それぞれの位置情報を算出すること
により前記挿入部の形状を検出可能とする内視鏡装置に
おいて、前記挿入部の内部に配設された内蔵物の一部を
磁性体で構成し、前記磁性体で構成された内蔵物に導線
を巻回して前記複数のコイル素子の少なくとも一部を構
成したことにより、挿入部形状を表示できる機能を備え
た内視鏡の挿入部を細径化できるようにしている。
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図6は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた内
視鏡装置の全体構成を示し、図2は挿入部の構成を示
し、図3は形状検出プローブの構成を示し、図4は硬度
調整材の構成を示し、図5は湾曲部を湾曲させた場合の
形状検出プローブの作用の説明図を示し、図6は図5の
場合の磁界発生コイルの移動範囲を示す。
態を備えた内視鏡装置1は、内視鏡検査を行う電子内視
鏡(以下では単に内視鏡と略記)2と、この内視鏡2が
着脱自在に接続され、照明光を供給する光源装置3と、
内視鏡2が着脱自在に接続され、内視鏡2に内蔵された
撮像手段に対する信号処理を行うビデオプロセッサ4
と、ビデオプロセッサ4に接続され、ビデオプロセッサ
4から出力される映像信号が入力されることにより撮像
手段で撮像した内視鏡画像を表示するモニタ5と、内視
鏡2と接続される接続ケーブル6が着脱自在に接続され
ることにより内視鏡2内部に形成した形状検出プローブ
に対する信号処理などを行う形状検出装置7と、内視鏡
2が挿入される患者の周囲に配置され、形状検出プロー
ブとで形状検出に用いられるアンテナ8と、形状検出装
置7に接続され、形状検出装置7から出力される映像信
号が入力されることにより、内視鏡2の挿入部形状を表
示する形状表示用モニタ9とを有する。
(軟性)を有する細長の挿入部11と、この挿入部11
の後端に設けられた操作部12と、この操作部12の側
部から延出されたユニバーサルコード13とを有し、こ
のユニバーサルコード13の端部に設けたコネクタ14
は光源装置3に着脱自在で装着される。そして、コネク
タ14から突出する図示しないライトガイド口金の先端
面には光源装置3から照明光が供給され、ユニバーサル
コード13や挿入部11内部に挿通されたライトガイド
21(図2参照)により、照明光は伝送され、挿入部1
1の先端部15の照明窓に固定されたライトガイド先端
面から出射され、患部等の被写体(図1では模式的に示
している)18を照明する。
先端部15と、この先端部15の後端に設けられ、湾曲
自在の湾曲部16と、この湾曲部17の後端から操作部
12の前端に至る長尺の軟性部(可撓部)17とからな
る。また、操作部12には湾曲操作ノブ19が設けてあ
り、この湾曲操作ノブ19を回動する操作を行うことに
より、例えば図1に示すように湾曲部16を所望とする
方向に湾曲することができる。
ノブ20が設けてあり、この硬度調整ノブ20を回動す
ることにより、挿入部11の軟性部17の硬度を調整で
きるようにしている。
に示すように、挿入部11内にはライトガイド21及び
信号ケーブル22が挿通されている。ライトガイド21
の先端は先端部15の照明窓に固定され、その先端面か
ら照明光を出射する。照明された被写体は照明窓に隣接
する観察窓に取り付けた対物レンズ23によりその焦点
面に結像される。この焦点面の位置には固体撮像素子2
4が配置されるようにして撮像ユニットが取り付けられ
ている。
続されている。この信号ケーブル22は図1のコネクタ
14からさらにビデオケーブル26を介してビデオプロ
セッサ4に接続される。そして、このビデオプロセッサ
4の内部の駆動信号発生回路からの駆動信号が固体撮像
素子24に印加されることにより、固体撮像素子24で
光電変換された信号が読み出され、ビデオプロセッサ4
の内部の映像信号生成回路により映像信号に変換され、
その映像信号はモニタ5に出力されてモニタ5の表示面
には固体撮像素子24で撮像された被写体像が表示さ
れ、モニタ5に表示される被写体像を観察して内視鏡検
査を行うようにしている。
リベット等により回動自在に連結され、この関節駒27
の後端には関節駒27がリベット等により回動自在に連
結されるという具合で多数の関節駒27が挿入部11の
長手方向に回動自在に連結されて湾曲部16が形成され
ている。最後端の関節駒27は接続管29により軟性部
17と連結されている。
ーブ31が内蔵されている。この形状検出プローブ31
は、図3に示すようにフェライトやパーマロイ等の磁性
体32に銅線33を巻回して形成した磁界発生コイル3
4が、ワイヤ35の長手方向に所定間隔で取り付けら
れ、先端部15から湾曲部16までの範囲に、所定の間
隔で内蔵されている。また、各磁界発生コイル34の両
端には信号線36が接続されているこの場合、例えば各
信号線36は異なる方向に延出され、隣接する磁界発生
コイル34等と接続された信号線36と重ならないよう
に延出されている。
ン系の熱収縮チューブによる外装チューブ37で覆われ
ており、磁界発生コイル33や信号線36などに密着し
た形状となるため、磁界発生コイル34のある部位の外
径に比べ、磁界発生コイル34のない部分での外形を細
くできる。
検出プローブ31は、磁界発生コイル34が先端部15
から湾曲部16の後端の接続管29部分までに設けてあ
るのみであり、軟性部17内ではワイヤ35、信号線3
6を外装チューブ37で覆った細くて可撓性を持つ細径
部31aが挿通されているのみである。このため、軟性
部17の外径を形状検出プローブ31を設けない場合と
殆ど同じように細くできるようにしている。
は、硬度調整材38が内蔵されている。本実施の形態に
おける硬度調整材38は、基本的には金属製のワイヤ3
9、金属製の密巻きコイル40及び磁界発生コイル41
とからなる。
と湾曲部16を接続する接続管29にろう付け等の取り
付け手段で固定されている。このワイヤ39の手元側の
端部は、操作部13の前端付近に設けた硬度調整ノブ2
0に接続され、硬度調整ノブ20を回すことでワイヤ3
9を牽引することができるようにしている。
は、密巻きコイル40と、磁性体42に銅線43を巻回
した磁界発生コイル41とが、磁界発生コイル41が所
定の間隔となるようにして接触するようにして交互に配
置されている。この場合、最先端の密巻きコイル40の
先端は、例えばろう44によりワイヤ39に固着されて
いる。最先端の密巻きコイル40を除いて他の密巻きコ
イル40及び磁性体42の中空部内にワイヤ39がスラ
イド自在で挿通されている。なお、密巻きコイル40と
磁界発生コイル41は略同径である。
ないコイルストッパが設けられ、最も手元側の密巻きコ
イル40が固定されている。そして、硬度調整ノブ20
をワイヤ39を牽引する方向に回動した場合には、密巻
きコイル40に圧縮力を印加して、硬度調整材38の硬
度を高くなるように調整でき、ワイヤ39を弛緩する方
向に回動した場合には密巻きコイル40に働く圧縮力を
緩和してその硬度を小さくなるように調整することがで
きるようにしている。
それぞれ接続されている。信号線45は、密巻きコイル
40、磁界発生コイル41の外側に沿うように手元側へ
延設されている。信号線45は、コネクタ14にまで延
出されて、このコネクタ14において形状検出プローブ
31の信号線36と共に、形状検出コネクタ46により
接続ケーブル6と接続される。
信号線45の外側は熱収縮チューブなどの外装チューブ
47で覆われ、密巻きコイル40、磁界発生コイル4
1、信号線45に密着するようにかぶせられている。
検出プローブ31の作用を示す図である。また、図6は
接続管29近傍の磁界発生コイル(34aで示す)の湾
曲動作による移動範囲を示す。湾曲動作を行うと、内蔵
物はその湾曲方向に応じて、先端側に移動する場合と、
手元側に移動する場合とがある。
に示すように接続管29の範囲内である。接続管29は
硬質部であるため、湾曲部16と軟性部17の接続管2
9近傍は、特に外力が加わったときなど曲がりやすい。
34は硬質部であるが、磁界発生コイル34以外の細径
部31aは軟質であるため、磁界発生コイル34と細径
部31aの境界には力が加わりやすい。そのため磁界発
生コイル34が曲がりやすい位置にあると、磁界発生コ
イル34と細径部31aの境界で断線がおきやすくなる
おそれがある。
囲は接続管29の範囲、つまり硬質部であるため、コイ
ル34aと細径部31aの境界には曲げの力がかかりに
くくなるため、断線を防ぎ耐久性を向上させることがで
きる。
調整ノブ20を回動してワイヤ39を牽引すると、密巻
きコイル40は手元側に移動しようとするが、その手元
側では図示しないコイルストッパにて固定されているた
め、密巻きコイル40と磁界発生コイル41とには圧着
する力が作用し、硬度調整材38全体が硬質化すること
で、挿入部11の硬度を大きくなるように調整すること
ができる。
界発生コイル34と磁界発生コイル41には形状検出装
置7から交流の信号が順次印加され、各磁界発生コイル
34、磁界発生コイル41の周囲に磁界を発生する。
1により発生された磁界はアンテナ8の内部の所定位置
にそれぞれ配置された複数の磁界検出コイル10(図2
2参照)により検出され、形状検出装置7に入力され、
内部の信号処理部により、その検出信号の振幅、位相量
により、複数の磁界検出コイルの位置を基準として、各
磁界発生コイル34、磁界発生コイル41の3次元位置
が算出される。
イル41の3次元位置からそれらを滑らかな曲線に結ぶ
ようにして、挿入部11の形状をモデル化した挿入部形
状の画像が生成され、その挿入部形状の画像が形状表示
モニタ9の表示面にに表示される。
6内では磁界発生コイル34があるため外径が大きくな
るが、軟性部17内では磁界発生コイル34がなくワイ
ヤ35,信号線36を覆う外装チューブ37のみの細径
部31aであるため、外径を小さくできる。
蔵した硬度調整材38側にその硬度調整材38の外径を
ほぼ決定する密巻きコイル40とほぼ同じ外径の磁界発
生コイル41を介挿させているので、従来例における硬
度調整材を設けた内視鏡の場合の軟性部の外径と同じ程
度の軟性部17の外径を維持して、それと同じような硬
度調整機能を備え、さらに挿入部形状を表示できる内視
鏡2を実現することができる。
る。湾曲部16内では、形状検出プローブ31の外径は
大きいが硬度調整材38は配置されていない。軟性部1
7内では、硬度調整材38が配置されるが形状検出プロ
ーブ31の外径を小さくできる。よって、硬度調整機
能、形状検出機能を備えたまま、挿入部11全体として
細径化が可能になる内視鏡2を実現できる。
た磁界発生コイル34に接続される信号線36は、軟性
部17内に配置される磁界発生コイル33に接続される
信号線45にくらべ、繰り返しの湾曲動作により断線が
起きる頻度が高いが、本実施の形態では、断線などが発
生した場合には形状検出プローブ31側のみを交換を行
うことにより、挿入部11全体の磁界発生コイルを交換
する必要がないため、修理コストを低くすることができ
る。
発生コイルを設け、挿入部外のアンテナで磁界を検出す
る構成としたが、挿入部内に磁界検出コイルを設け、挿
入部外より発生した磁界を検出する構成としても良い。
実施の形態を図7ないし図9を参照して説明する。図7
は本発明の第2の実施の形態の内視鏡における挿入部付
近の構成を示し、図8は関節駒に接続されたガイドリン
グを示し、図9はアングルワイヤガイドの断面図を示
す。
における湾曲部16は複数の環状の関節駒27により形
成されている。最先端の関節駒27は先端部15の後端
に接続されている。最後端の関節駒27は接続管29に
接続されている。最先端の関節駒27または先端部15
には、上下方向に湾曲操作を行う湾曲操作ワイヤ50の
先端が接続固定されている。
ら操作部13までのガイド部材としての、関節駒27に
形成したガイドリング51a、51と、軟性部17内に
配置されたアングルワイヤガイド52a、52を通し
て、操作部13内の湾曲操作機構を構成するドラム53
に巻装した牽引部材(図示せず)に接続されている。内
視鏡画像の上(UP)方向側に取り付けられたガイドリ
ング51aは図8に示すように磁性体32に銅線33を
巻回して形成した磁界発生コイル54にて構成されてい
る。
5に接続された信号線56と、磁界発生コイル54に接
続された信号線56は軟性部17内で束ねられている。
なお、内視鏡画像の下(DOWN)方向側に取り付けら
れたガイドリング51は公知の環状の金属部材で形成さ
れている。
ルワイヤガイド52aは、図9に示すように金属の密巻
きコイル57と磁性体42に銅線43を巻回して形成し
た磁界発生コイル58を、順次交互に配置している。
9は密巻コイル57と磁界発生コイル58の外側に沿っ
て延設され、その外側にシリコンチューブなどの外装チ
ューブ60がかぶせられている。信号線59は操作部1
3内で信号線56と束ねられ、図1に示す形状検出コネ
クタ46に接続される。
に挿通されたアングルワイヤガイド52は金属の密巻き
コイル57のみで形成されている。その他は第1の実施
の形態と同様の構成である。
部15に設けた最先端の磁界発生コイル55を除く他の
磁界発生コイル54、58を、ガイドリング51a、ア
ングルワイヤガイド52aに設けたので、挿入部11に
は形状検出プローブが不要で、信号線56、59のみを
挿通すれば良く、挿入部11の外径を細くできる。
部11内には形状検出プローブの代わりに細い信号線を
挿通することで挿入部形状を検出できる機能を持つ内視
鏡を実現できるため、挿入部全体を細くすることができ
る。
せ、複数の磁界発生コイルの位置を、湾曲部16と軟性
部17とで別々のユニットに配置して組み合わせても良
い。具体的には、ガイドリング51と硬度調整材38、
形状検出プローブ31とアングルワイヤガイド52、ガ
イドリング51と形状検出プローブ31などの組み合わ
せでもよい。
は、挿入部2の内蔵物、具体的には硬度調整材38、ガ
イドリング51、アングルワイヤガイド52に配置した
が、信号ケーブル22やライトガイドファイバ21、図
示しない鉗子チャンネル、送気送水管路など他のの内蔵
物に、磁界発生コイルを被せて固定して配置する構成で
も良い。
1を参照して本発明の第3の実施の形態を説明する。図
10は第3の実施の形態の内視鏡先端部の構成を示し、
図11は信号ケーブルの断面構造を示す。
5を構成する略円柱形状の先端部本体61の外周の前端
側には先端カバー62が取り付けられ、先端部本体61
の外周の後端端側には最先端の関節駒63の前端側が固
着されている。この関節駒63の後端には次段の関節駒
63が回動自在に連結され、この回動自在の連結部分か
ら湾曲部16が形成される。
って覆われ、この外皮チューブ64の先端は先端部本体
61の外周面で糸縛りと接着剤により固着されている。
先端部本体61の軸方向に形成した撮像用孔部には対物
ユニット65が図示しないネジ等で取り付けられてい
る。
スペーサを用いて複数の対物レンズ67を組み込んだも
のであり、レンズ枠66は先端部本体61の撮像用孔部
に固定されている。この対物ユニット65の光軸上には
撮像ユニット68が連設して取り付けられている。
9を取り付けた素子取り付け枠70はレンズ枠66と嵌
合して光軸方向に移動自在であり、対物レンズ67の焦
点面の位置に固体撮像素子69の撮像面が位置するよう
にピント調整された状態でレンズ枠66に素子取り付け
枠70が固定され、この固体撮像素子69の背面側に電
装部品71aを実装した回路基板71を配置して固体撮
像素子69と接続されている。
ケーブル72の信号線73は、固体撮像ユニット70、
回路基板71に接続されている。固体撮像素子69の背
部から信号ケーブル72にかけての信号線73、回路基
板71、電装部品71aの周囲は充填剤74が充填ない
し塗布され、その周囲を熱収縮チューブ75で被覆し、
その後熱収縮チューブ75に熱をかけ径方向に収縮させ
て、さらにその後熱収縮チューブ75を硬化させてい
る。
られ、信号線73aが、熱収縮チューブ75の外側へ導
き出されている。図11の信号ケーブル72の断面図に
示すように、10本の信号線のうち2本が信号線73a
であり、残りは信号線73である。これらの信号線7
3、73aはその外周を覆う外皮76で保護されてい
る。
77が設けられている。この突起部77には、磁界発生
コイル78が嵌合した状態で接着剤等で固定されてい
る。この磁界発生コイル78は、磁性体79に銅線80
が巻回されて構成している。
と接続され、その接続部には絶縁性の接着剤81で補強
がされている。信号線73aは図示しない他のコイル素
子に接続される信号線より、太くすることでその強度を
向上させている。
端の磁界発生コイル78に接続された信号線73aは、
撮像ユニット68の信号線73と合わせた多芯ケーブル
であるので、全長に渡って効率よく整列して配列されて
いるため、スペースを効率よく使うことができ、その結
果細くできる。
る場合に比べ、挿入部を大径化せずに、最先端の磁界発
生コイル78に接続された信号線73aを太く強化する
ことにより、耐久性を向上することができる。
実施の形態を図12を参照して説明する。図12は第4
の実施の形態の内視鏡2Dの先端部15の断面構造を示
す。本実施の形態は図10の第3の実施の形態と類似し
た構造であるので、同じ部材には同じ符号を使い、異な
る点のみを説明する。
の外側に、この撮像ユニット68と隣接するように最先
端の磁界発生コイル78を配置したが、本実施の形態で
は撮像ユニット68の内部に最先端の磁界発生コイル7
8を収納するようにしたものである。
像素子69の後方側に延出され、この延出した部分に例
えば段差を形成してコイル取り付け部82を設け、磁界
発生コイル78を当接するようにして接着剤などで固定
している。
ケーブル72における8本の信号線73は、固体撮像素
子69、回路基板71に、2本の信号線73aは磁界発
生コイル78にそれぞれ接続されている。
72にかけての信号線73、信号線73a、回路基板7
1、電装部品71aの周囲は、充填剤74を充填ないし
塗布され、それらをシールド部材83で被覆し、その外
側に熱収縮チューブ75で被覆している。その後、熱収
縮チューブ75に熱をかけ径方向に収縮させて、さらに
その後熱収縮チューブ75を硬化させている。その他は
第3の実施の形態と同様の構成である。
施の形態では撮像ユニット68の状態で、最先端の磁界
発生コイル78が内蔵されており、第3の実施の形態と
同じ作用となる。従って、本実施の形態は以下の効果を
有する。
続される信号線73aは強化され、磁界発生コイル78
の故障は殆ど起きないため、修理の頻度が少なくなる。
一方、撮像ユニット68は、信号線73の断線以外にも
固体撮像素子69や、回路の故障などにより修理する頻
度は、最先端の磁界発生コイル78の修理頻度より多
い。
の修理のたびに、最先端の磁界発生コイル78と信号線
73aとの接続をしなおす作業が必要であったが、本実
施の形態ではそれが不要になるため、さらに修理の作業
性が向上する。
実施の形態を図13を参照して説明する。図13は第5
の実施の形態の内視鏡装置の全体構成を示し、図14は
スタイレットの全体図を示す。
形態を備えた内視鏡装置91は、内視鏡検査を行う電子
内視鏡(以下では単に内視鏡と略記)、92と、この内
視鏡92が着脱自在に接続され、照明光を供給する光源
装置93と、内視鏡92が着脱自在に接続され、内視鏡
92に内蔵された撮像手段に対する信号処理を行うビデ
オプロセッサ94と、ビデオプロセッサ94に接続さ
れ、ビデオプロセッサ94から出力される映像信号が入
力されることにより撮像手段で撮像した内視鏡画像を表
示するモニタ95と、内視鏡92内に着脱自在に挿通さ
れ、硬度を調整するスタイレット96と、このスタイレ
ット96に接続される接続ケーブル97が着脱自在に接
続されることにより挿入部形状を検出する信号処理を行
う形状検出装置98と、内視鏡92が挿入される患者の
周囲に配置され、形状検出に用いられるアンテナ99
と、形状検出装置98に着脱自在に接続され、形状検出
装置98から出力される映像信号が入力されることによ
り、内視鏡2の挿入部形状を表示する形状表示用モニタ
100とを有する。
(軟性)を有する細長の挿入部101と、この挿入部1
01の後端に設けられた操作部102と、この操作部1
02の側部から延出されたユニバーサルコード103と
を有し、このユニバーサルコード103の端部に設けた
コネクタ104は光源装置93に着脱自在で装着され
る。そして、コネクタ104から突出する図示しないラ
イトガイド口金の先端面には光源装置93から照明光が
供給され、ユニバーサルコード103や挿入部101内
部に挿通された図示しないライトガイドファイバによ
り、照明光は伝送され、挿入部101の先端部105の
照明窓に固定されたライトガイドファイバ先端面から出
射され、患部等の被写体(図13では模式的に示してい
る)108を照明する。
の先端部105と、この先端部105の後端に設けら
れ、湾曲自在の湾曲部106と、この湾曲部106の後
端から操作部102の前端に至る長尺の軟性部(可撓
部)107とからなる。また、操作部102には湾曲操
作ノブ109が設けてあり、この湾曲操作ノブ109を
回動する操作を行うことにより、例えば図13に示すよ
うに湾曲部106を所望とする方向に湾曲することがで
きる。
具挿入口110が設けてあり、この処置具挿入口110
から処置具等を挿入することにより、挿入部101内部
に形成されたチャンネル111内に処置具を挿通できる
ようにしている。図14に示すようにスタイレット96
には、その長手方向に磁界検出コイル112a、112
bが内蔵されている。
3、硬性を調整可能な硬性(調整)部114、グリップ
115、ハンドル116とから構成されている。
けられ、接続ケーブル97を介して形状検出装置98に
接続される。
置した磁界発生コイルにより磁界を発生し、その発生さ
れた磁界を、磁界検出コイル112a、112bで検出
し接続ケーブル97を介して形状検出装置98に入力
し、磁界検出コイル112a、112bの位置を検出す
ることにより、挿入部101の形状を推定する。
面構造を示す。スタイレット96の先端には、略半球形
状の先端部材118が設けられている。
ワイヤ119の先端が固定されており、このワイヤ11
9は軟性部113、硬性部114、グリップ115を通
して、その後端はハンドル116に接続されている。ま
た、グリップ115の内側にはカム溝129が設けら
れ、ハンドル116に設けたピン130が係入されてい
る。
イル112aが所定の間隔で固定され、ポリエチレン製
等、可撓性を有する部材の外皮チューブ120で覆われ
ている。
銅線122を巻回して構成されており、磁界検出コイル
112aには信号線123aが接続されている。2本の
信号線123aは軟性部113内ではワイヤ119に巻
き付けるようにして後方の硬質部114側に延出されて
いる。外皮チューブ120内部には、座屈などを防止
し、かつ柔軟なシリコンなどの充填剤124が充填され
ている。
の断面構造を示す。軟性部113と硬性部114との接
続部では、接続部材125がワイヤ119に固定されて
いる。
密巻きコイル126、磁界検出コイル112bが、交互
に配置されている。磁界検出コイル112bは磁性体1
27に銅線128を巻回して構成されており、磁界検出
コイル112bには信号線123bが接続されている。
ル112bはワイヤ116には固定されていない(環状
の磁性体127の中空部にワイヤ119がスライド自在
である)。最も手元側に設けられた密巻きコイル126
は、グリップ115において図示しないストッパにて固
定されている。
す操作を行い、ピン130をカム溝129に沿って後方
側に移動させた場合には、密巻きコイル126に圧縮力
が働き、その硬度を大きくでき、その結果硬性部114
の硬度を高くなるように設定できるようにしている。
線123a、磁界検出コイル112bに接続された信号
線123bは、密巻きコイル126の外側を沿うように
して手元側のグリップ115まで延接され、コネクタ1
17の接点部に接続されている。図16に示す硬性部1
14も外周部分は外皮チューブ120で覆われている。
ドル116を回すことで、ハンドル116に設けたピン
130がカム溝129に沿って移動するため、ハンドル
116はグリップ115に対して相対的に軸方向に移動
することで、ワイヤ119を牽引することができる。
126、磁界検出コイル112bが圧着し、硬性部11
4全体が硬質化し、このスタイレット96が(チャンネ
ル111内に)挿通された挿入部101の硬度を調整す
ることができる。
により発生した磁界を、磁界検出コイル112a、磁界
検出コイル112bで検出し、その検出信号に対して信
号処理を行うことにより、挿入部101の形状を算出
し、挿入部形状を形状表示用モニタ100に表示する。
調整機能、形状検出機能を備えていない内視鏡92の場
合、チャンネル111がひとつしかないと、従来ではス
タイレットで硬度調整をするときに、挿入部101の形
状を把握することは容易ではなかった。
み合わせることで、硬度調整と形状検出を同時に行える
ので、チャンネルを複数設けたり太径化しなくても、硬
度を調整したいときの挿入部形状を容易に把握すること
ができる。
実施の形態を図17及び図18を参照して説明する。本
実施の形態の内視鏡装置は、例えば図13の内視鏡装置
91において、内視鏡92の挿入口110からスタイレ
ット96を挿入してそのチャンネル111内にスタイレ
ット96を挿通するのでなく、図17に示すような形状
検出プローブ131を挿通するようにしたものである。
のプローブ部132の内部には、その長手方向に複数の
磁界検出コイル112aが配置されている。その内部構
成は例えば図15の軟性部113と同様の構成であり、
各磁界検出コイル112aに接続された信号線123a
は形状検出プローブ131の後端のコネクタ133の図
示しない接点部に接続されている。このコネクタ133
は図13に示す接続ケーブル97を介して形状検出装置
98に接続される。そして、スタイレット96の場合と
同様に内視鏡92の挿入部形状を検出して、形状表示モ
ニタ100にその形状を表示することができるようにし
ている。
ー134を装着した状態で示す。形状検出プローブ13
1は、プローブ部132の後端に折れ止め135を介し
てコネクタ133を設けている。
チューブ状のカバー部材136とその手元側の後端に設
けた、ゴムなどの弾性のリング137とで構成される。
リング137の内径は折れ止め135の外径より小さ
く、リング137を折れ止め135に弾性変形させなが
ら、はめ込むことで容易に固定できる。カバー部材13
6の長さはプローブ部132より長く、カバー部材13
6の内径は、挿入口110の外径より大きく設定されて
いる。
検出プローブ131をチャンネルの挿入口110に挿入
するときは、図18のように、カバー部材が挿入口11
0の口元にかぶさり、矢印の方向に形状検出プローブ1
31は挿入されるが、カバー部材136は圧縮され、折
り畳まれる。
引き抜いたあとは、図17に示す状態になるよう、カバ
ー部材136を伸ばすことで、チャンネル内に挿入した
部分であるプローブ部132をカバー部材136で覆っ
ているため、プローブ部132が直接、周辺機器等に触
れないようにでき、プローブ部132による汚れを防
止)できる。
な形状検出プローブ131と清潔なカバー134を組み
合わせることで、チャンネル内に挿入されるプローブ部
132が汚れることを気にせずに、持ち運びや検査の準
備を行うことができる。
確認することがあり、形状検出プローブ131を何度も
チャンネルに挿脱する必要があるが、チャンネルから抜
いたときに体液に触れたプローブ部132が、周辺の装
置や術者、患者等に触れないように気を使う必要がな
く、内視鏡検査を容易に行うことができる。
の第6の実施の形態の変形例を図19ないし図21を参
照して説明する。図19は内視鏡用処置具にカバーを装
着した状態の説明図を示し、図20は装着部の断面図を
示し、図21は固定部を挿入口に装着して、内視鏡用処
置具を挿脱する様子を示す。この変形例は、第6の実施
の形態を備えた内視鏡装置において、形状検出プローブ
131の他の内視鏡処置具でも、同様に使用できるよう
にしたものである。
2の挿入口110には、カバー134を装着した形状検
出プローブ131での使用の他に、例えば図19に示す
ようにカバー141が装着された生検鉗子などの内視鏡
用処置具142を挿入して使用できるようにしている。
長のシース部143の先端に正検用カップ144等の先
端部が設けられ、シース部143の後端には術者が把持
して開閉操作などを行う操作部本体145が設けてあ
る。
バー141は、ポリエチレンなどのチューブ状のカバー
部材146と、このカバー部材146の手元側の端部に
設けられた、例えば合成樹脂製のC字型のクリップ14
7による装着部と、カバー部材146先端に設けられた
ゴムなどの弾性体で形成された固定部148とからな
る。
147は図20に示すようにC字形状であるので、断面
の外形が円形の操作部本体145を把持するようにして
このクリップ145にて、内視鏡用処置具142に着脱
自在に固定することができるようにしている。
148は、図21に示すように挿入口110を形成する
部材を覆うようにして挿入口110に着脱自在で固定部
148を固定することができるようにしている。
は第6の実施の形態とほぼ同じ作用を有する。具体的に
は、内視鏡用処置具142を挿入口110から挿入し、
内部のチャンネルに導入する場合には、図21に示すよ
うにカバー141の先端の固定部148を挿入口110
に取り付けて行うので、内視鏡用処置具142を挿入す
るに従い、カバー部材146は折り畳まれる。
を引き抜くと、固定部148が挿入口110に固定され
ているため、折りたたまれたカバー部材146は引き抜
き時に伸ばされ、チャンネル内に挿入したシース部14
3は常にカバー部材146で覆われている。よってシー
ス部141が周辺機器等に触れない。
る。チャンネルから内視鏡用処置具142を引き抜いた
ときに、体液に触れた部分が確実に覆われているため、
第6の実施の形態に比べて、さらに周辺機器等へシース
部143が触れることを気にせずに内視鏡検査をするこ
とができる。
実施の形態を図22及び図23を参照して説明する。図
22は第7の実施の形態を備えた内視鏡装置151の概
略の構成を示し、図23は内視鏡画像と挿入部形状の出
力画像を示す。
1の実施の形態の内視鏡装置1において、ビデオプロセ
ッサ4の出力信号と、形状検出装置7の出力信号とを合
成する画像合成装置152を通して共通のモニタ153
とプリンタ154とに出力するようにしている。
ル21等によりビデオプロセッサ4と接続される。ま
た、内視鏡2の磁界発生コイル34及び41は形状検出
装置7と接続され、アンテナ8内部の磁界検出コイル1
0も形状検出装置7と接続されている。
には拡大指示スイッチや、レリーズスイッチなどが設け
てあり、拡大指示の指示信号はビデオプロセッサ4に入
力され、ビデオプロセッサ4の内部の拡大処理回路によ
り拡大処理して出力する。また、レリーズの指示信号は
ビデオプロセッサ4に入力されると共に、プリンタ15
4にも入力される。
れた場合、その出力画像として挿入部形状も同時に出力
するようにしている。
ッチ部155の例えばレリーズスイッチを操作すると、
その指示信号がビデオプロセッサ4とプリンタ154と
に入力され、ビデオプロセッサ4は動画の処理状態から
静止画の状態にし、画像合成装置152による合成で、
静止画像と挿入部形状の画像とがモニタ153とプリン
タ154に出力される状態になり、プリンタ154は静
止画に設定するのに要する時間の後、画像合成装置15
2による出力画像をプリントする動作を行う。
図23に示すように、内規鏡画像157と挿入部形状画
像158とが同時に伴ったものとして出力される。
どの部位の画像か、その画像からは判断しにくいが、本
実施の形態では挿入部形状画像158と一緒に内視鏡画
像157が記録されるため、検査後に内視鏡画像157
を見たときに、挿入部形状画像158から容易に体腔内
のどの部位か特定することができる。
4は本変形例の内視鏡装置161の概略の構成を示し、
図25は内視鏡画像、挿入部形状、超音波の出力画像を
示す。
鏡2の代わりに、超音波振動子162を備えた超音波内
視鏡163が採用され、この超音波内視鏡163はビデ
オプロセッサ4、形状検出装置7及び超音波観測装置1
64に接続されている。また、ビデオプロセッサ4、形
状検出装置7及び超音波観測装置164の各出力信号は
ファイリング装置165に入力され、各出力信号をファ
イリングできるようにしている。
た信号の記録の他に、加工したり、合成したりする機能
を有する。また、このファイリング装置165にはモニ
タ、プリンタなどの出力装置166と接続されている。
チ部167の例えばレリーズスイッチを操作することに
より、ビデオプロセッサ4、形状検出装置7及び超音波
観測装置164の各出力信号をファイリング装置165
に記録できるようにしている。
イリング装置165には、挿入部形状のデータが直接保
存されているので、図25に示す出力画像のように、異
なる方向から見た挿入部形状画像168、169などの
ように、任意にデータを加工して、内視鏡画像170と
超音波画像171とをひとつの出力画像として出力でき
る。
波画像171は体腔内のどの部位の画像か、その画像か
らは判断しにくいが、挿入部形状画像168、169の
形状データと一緒に記録されるため、検査後に超音波画
像171が体腔内のどの部位か、形状画像を3次元的に
表示することで、容易に特定することができる。なお、
上述した各実施の形態等を部分的に等で組み合わせて構
成される実施の形態等も本発明に属する。
子を有する第1のコイル手段と、予め決められた所定の
位置に配置された複数のコイル素子を有する第2のコイ
ル手段と、前記第1のコイル手段及び第2のコイル手段
との一方で発生した磁界を他方のコイル手段で検出する
ことにより、前記第1のコイル手段における複数のコイ
ル素子それぞれの位置情報を演算する演算手段と、前記
演算手段の演算結果に基づき、前記内視鏡挿入部の形状
を表示手段に擬似的に表示する表示制御手段と、を有す
る内視鏡装置において、前記挿入部の内部に配設された
内蔵物の一部を磁性体で構成し、前記磁性体で構成され
た内蔵物に導線を巻回して前記複数のコイル素子の少な
くとも一部を構成したことを特徴とする内視鏡装置。
ルに対して挿脱自在に配置できる。 3.付記1,2において、前記内蔵物が、挿入部の硬度
調整部材である。 4.付記3において、硬度調整部材は、密巻きコイルと
コイル素子を交互に配置し、先端を牽引する手段を備え
ている。
ある範囲では、形状検出プローブにコイル素子が不要
で、形状検出プローブの外径を細くできる。 (付記2,3,4の作用)複数チャンネルを設けたりチ
ャンネル径を大きくしなくても、チャンネル内に内蔵す
る内視鏡検査補助具の機能と形状検出機能の両方を同時
に機能させる。
ワイヤのガイド部材である。 (付記5の作用)形状検出プローブを内蔵せず、コイル
素子の信号線のみ内蔵すればよく形状検出プローブより
細くなる。
子が湾曲管内と蛇管内で別のユニットで構成されてい
る。 (付記6の作用)湾曲管内のコイル素子と蛇管内のコイ
ル素子を別々にして変換できる。
出される信号線と、撮像部から延出される信号線とを合
わせ、多芯ケーブルとした。
コイル素子を撮像ユニットに内蔵した。
000−342514がある。 (従来例の問題点)挿入部に配置されるコイルに接続さ
れた信号線は、湾曲節で繰り返し曲げられることによ
り、断線してしまうおそれがある。先端部に設けられた
コイルの信号線は、湾曲部全体にわたって信号線を挿通
しているため、他のコイルにくらべ、断線が起きる頻度
が高い。信号線を太くすることで強化すると、従来のプ
ローブでは、コイル素子の外側に信号線を沿わせるた
め、プローブ自体が太径化してしまうおそれがあった。
された信号線の耐久性向上を目的とする。 (付記7,8の作用)最先端のコイル素子に接続する信
号線と撮像ユニットの信号線とを合わせて、多芯のケー
ブルとしたので、全長にわたって信号線を整列して配置
されるので、スペースを効率よく使い細くなる。
に内蔵できる内視鏡検査補助具の手元側に固定する固定
手段を備え、補助具のチャンネル内に挿入する部分を被
覆するカバー部材。
圧縮可能である。
鉗子口に着脱自在である。
て特開平11−290341がある。 (従来例の問題点)内視鏡のチャンネル内に挿通する内
視鏡検査補助具である形状検出プローブ、スタイレッ
ト、内視鏡用処置具などは、清潔に保持しておかなけれ
ばならない。特開平11−290341のような、内視
鏡用処置具を保持する保持装置があるが、形状検出プロ
ーブなど、一度の検査で何度もチャンネルに挿脱する場
合、一度チャンネルに挿入したあとは、プローブがチャ
ンネル内の体液に触れるため、保持装置にかけるまでに
周辺の装置や術者、患者等に触れないように気を使わな
ければならなかった。
上することを目的とする。 (付記9,10,11の作用)カバー部材があるため、
内視鏡検査補助具のチャンネル内挿入部が、チャンネル
に挿入していないときに周辺に触れないようにできる。
部の軸方向に沿って配置された複数のコイル素子を有す
る第1のコイル手段を内蔵し、前記第1のコイル手段及
び外部の所定の位置に配置される複数のコイル素子を有
する第2のコイル手段とにより磁界を利用して前記第1
のコイル手段における複数のコイル素子それぞれの位置
情報を算出することにより前記挿入部の形状を検出可能
とする内視鏡において、前記挿入部の内部に配設された
内蔵物の一部を磁性体で構成し、前記磁性体で構成され
た内蔵物に導線を巻回して前記複数のコイル素子の少な
くとも一部を構成したことを特徴とする内視鏡。
記内蔵物は、チャンネルに対して挿脱自在に配置できる
ことを特徴とする付記13記載の内視鏡。 14.前記内蔵物が、挿入部の硬度を調整可能とする硬
度調整部材であることを特徴とする付記13又は14記
載の内視鏡。
入部の軸方向に沿って配置された複数のコイル素子を有
する第1のコイル手段を内蔵し、前記第1のコイル手段
及び外部の所定の位置に配置される複数のコイル素子を
有する第2のコイル手段とにより磁界を利用して前記第
1のコイル手段における複数のコイル素子それぞれの位
置情報を算出することにより前記挿入部の形状を検出可
能とする内視鏡装置において、前記挿入部の内部に配設
された内蔵物の一部を磁性体で構成し、前記磁性体で構
成された内蔵物に導線を巻回して前記複数のコイル素子
の少なくとも一部を構成しているので、挿入部形状を表
示できる機能を備えた内視鏡の挿入部の細径化ができ
る。
の全体構成図。
作用の説明図。
図。
入部付近の構成を示す図。
図。
構成を示す縦断面図。
構成を示す縦断面図。
置の全体構成図。
図。
図。
ローブを一部を切り欠いて示す図。
示す図。
置具をカバーと共に示す図。
挿脱する様子を示す図。
置の主要部の構成図。
要部の構成図。
Claims (3)
- 【請求項1】 挿入部の軸方向に沿って配置された複数
のコイル素子を有する第1のコイル手段を内蔵し、 前記第1のコイル手段及び外部の所定の位置に配置され
る複数のコイル素子を有する第2のコイル手段とにより
磁界を利用して前記第1のコイル手段における複数のコ
イル素子それぞれの位置情報を算出することにより前記
挿入部の形状を検出可能とする内視鏡装置において、 前記挿入部の内部に配設された内蔵物の一部を磁性体で
構成し、前記磁性体で構成された内蔵物に導線を巻回し
て前記複数のコイル素子の少なくとも一部を構成したこ
とを特徴とする内視鏡装置。 - 【請求項2】 前記内視鏡装置はチャンネルを有し、前
記内蔵物は、チャンネルに対して挿脱自在に配置できる
ことを特徴とする請求項1記載の内視鏡装置。 - 【請求項3】 前記内蔵物が、挿入部の硬度を調整可能
とする硬度調整部材であることを特徴とする請求項1又
は2記載の内視鏡装置。
Priority Applications (1)
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006198323A (ja) * | 2005-01-24 | 2006-08-03 | Pentax Corp | 電子内視鏡システム |
JP2010162132A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-07-29 | Toshiba Corp | 経食道超音波プローブおよび経食道超音波プローブを備えた超音波診断装置 |
WO2016121166A1 (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | オリンパス株式会社 | 磁気センサーユニット及びこの磁気センサーユニットを備えた内視鏡 |
-
2001
- 2001-12-18 JP JP2001384935A patent/JP4406181B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2016121166A1 (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | オリンパス株式会社 | 磁気センサーユニット及びこの磁気センサーユニットを備えた内視鏡 |
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