JP2003180585A - ダストカップ及び電気掃除機 - Google Patents

ダストカップ及び電気掃除機

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JP2003180585A
JP2003180585A JP2001385376A JP2001385376A JP2003180585A JP 2003180585 A JP2003180585 A JP 2003180585A JP 2001385376 A JP2001385376 A JP 2001385376A JP 2001385376 A JP2001385376 A JP 2001385376A JP 2003180585 A JP2003180585 A JP 2003180585A
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Yoshiyuki Hirahara
嘉幸 平原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筒状フィルタの底部又は内部による渦流の減
速を防止して、吸込仕事率の向上や蓄塵能力の向上を図
ること。 【解決手段】 フィルタ体46の筒状フィルタ53は、
円環状取付部54から下方に延設され筒面状に配置され
た複数の柱状フレーム55と、各柱状フレーム55の下
端に取り付けられて筒状フィルタ53の底部をなす底板
56とを備え、底板56には直線状の放射状フレーム5
7により区画される開口58が形成されている。柱状フ
レーム55は、筒面の軸線方向O1に対して傾斜し、そ
の側面55a、55bは略平行であり、柱状フレーム5
5の断面は略平行四辺形状を呈する。また、開口58の
周面をなす放射状フレーム57の側面57a、57b
が、軸線方向O1に対して傾斜し、その側面57a、5
7bは略平行であり、放射状フレーム57の断面は略平
行四辺形状を呈する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダストカップ及び電
気掃除機に関し、より詳細には、導入した空気をダスト
カップ内で渦流とするサイクロン集塵方式を採用したダ
ストカップ及び電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、サイクロン集塵方式を採用し
た電気掃除機が知られている。この電気掃除機は、塵埃
等を含んだ空気を掃除機本体内に設置されたダストカッ
プ内に導き、ダストカップ内で渦流を発生させてダスト
カップの底部に塵埃等を蓄積させる。
【0003】図14は、そのサイクロン集塵方式を採用
した電気掃除機のダストカップを示した斜視図である。
ダストカップ1は、本体部2と、本体部2に対して着脱
自在に装着されて電気掃除機本体への細塵の進入を防止
するフィルタ体3とにより構成されている。
【0004】本体部2は、有底円筒状の容器4と、容器
4の内部に空気を導入するための空気導入用開口5と、
空気導入用開口5により導入された空気を螺旋状に案内
して渦流とする仕切板6と、渦流となった空気が容器4
の底部4aに達した後に通過する空気排出用開口7とを
備えている。
【0005】フィルタ体3は、空気排出用開口7に着脱
自在に取り付けられる面状の上部フィルタ8と、上部フ
ィルタ8に取り付けられる筒状フィルタ9とを有する。
筒状フィルタ9は、フィルタ面積を大きく確保するため
に筒状に形成されたものであって、図15に示すよう
に、上部フィルタ8の下面側に取り付けられる円環状取
付部10と、円環状取付部10から下方に延設された複
数の柱状フレーム11と、各柱状フレーム11の下端に
取り付けられて筒状フィルタ9の底部をなす底板12と
を備え、底板12には放射状フレーム13により区画さ
れる開口14が形成されている。また、柱状フレーム1
1にはネットフィルタ15が取り付けられるとともに、
開口14にはネットフィルタ16が取り付けられてい
る。このフィルタ体3の上部フィルタ8が本体部2の空
気排出用開口7に取り付けられると、柱状フレーム11
は容器4の軸線に対して略平行に延び、かつ、放射状フ
レーム13の側面13aもその軸線に対して略平行とな
るようになっている。
【0006】このダストカップ1が用いられた電気掃除
機では、図示を略す電動送風機が駆動されると、吸込口
側からの塵埃を含む空気が空気導入用開口5を通じて容
器4の内部に入り、仕切板6により渦流となって容器4
の内周壁4bを伝いながら底部4aに至り、渦流中の塵
埃はこの底部4aに蓄積される。底部4aに至った渦流
はさらに開口14および筒状フィルタ9の周面を通じて
筒状フィルタ9の内部に入り、上部フィルタ8及び空気
排出用開口7を経て上記電動送風機側に導かれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たダストカップ1においては、底部4aからの空気が開
口14を通過する際に、あるいは筒状フィルタ9の周面
から内部に導かれる際に、放射状フレーム13の側面1
3aや柱状フレーム11の側面に当たり、その空気の流
れが阻害されて渦流の速度が大幅に減少する。
【0008】このため、渦流の速度の減少に応じた分だ
け吸込風量の低減を来たし、吸込仕事率の低下を招いて
いたほか、渦流の速度が小さいので底部4aに溜まる塵
埃をさほど圧縮することができず、容器4にたくさんの
塵埃を溜めておくことができないという問題があった。
【0009】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、筒状フィルタの底部又は内部による渦流の減
速を防止することによって、吸込仕事率の向上や蓄塵能
力の向上を図ることのできるダストカップ及び電気掃除
機を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載のダストカップでは、円筒状の容
器を備える本体部と、該本体部に設けられた有底の筒状
フィルタとを備え、前記容器の上部には空気導入用開口
及び空気排出用開口が設けられ、前記空気導入用開口か
ら導入した塵埃を含む空気を前記容器の内側面に沿わせ
て渦流を生成し、該渦流をなす空気から塵埃を分離した
後に、該渦流をなす空気を前記筒状フィルタを介して排
出するサイクロン集塵方式のダストカップであって、前
記筒状フィルタはその周面に周面開口が形成され、該周
面開口の側面が該周面の軸線方向に対して前記渦流の流
れに沿うように傾斜していることを特徴とする。
【0011】また、請求項2に記載のダストカップは、
円筒状の容器を備える本体部と、該本体部に設けられた
有底の筒状フィルタとを備え、前記容器の上部には空気
導入用開口及び空気排出用開口が設けられ、前記空気導
入用開口から導入した塵埃を含む空気を前記容器の内側
面に沿わせて渦流を生成し、該渦流をなす空気から塵埃
を分離した後に、該渦流をなす空気を前記筒状フィルタ
を介して排出するサイクロン集塵方式のダストカップで
あって、前記筒状フィルタはその底面に底面開口が形成
され、該底面開口の側面が前記筒状フィルタの軸線方向
に対して前記渦流の流れに沿うように傾斜していること
を特徴とする。
【0012】請求項3に記載のダストカップは、円筒状
の容器を備える本体部と、該本体部に設けられて下方が
先細の円錐状フィルタとを備え、前記容器の上部には空
気導入用開口及び空気排出用開口が設けられ、前記空気
導入用開口から導入した塵埃を含む空気を前記容器の内
側面に沿わせて渦流を生成し、該渦流をなす空気から塵
埃を分離した後に、該渦流をなす空気を前記円錐状フィ
ルタを介して排出するサイクロン集塵方式のダストカッ
プであって、前記円錐状フィルタはその周面に周面開口
が形成され、該周面開口の側面が該周面の軸線方向に対
して前記渦流の流れに沿うように傾斜していることを特
徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0014】図1は、本発明に係るダストカップを備え
た電気掃除機を示す。この電気掃除機20は、掃除機本
体21と、可撓性ホース22と、手元操作管23と、延
長管24と、吸込口体25とを備える。
【0015】掃除機本体21は、図2及び図3に示すよ
うに、本体ケース26と、本体ケース26に着脱可能に
装着されて掃除機本体21への細塵の進入を防止するダ
ストカップ27と、ダストカップ27の上部を覆う蓋体
28とにより概略構成されている。本体ケース26は、
左右に一対の車輪29,29を備え電動送風機30が内
蔵された電動送風機収容部31と、電動送風機収容部3
1の前方に突出した皿状の載置部32とを備え、電動送
風機収容部31には吸気口33と排気口34とが設けら
れている。
【0016】載置部32の上面側には、ダストカップ2
7の下部外形状に対応した形状を有する凹部35が形成
されている。蓋体28は、その載置部32の上方に位置
してヒンジ機構により開閉し、ドーム状の天板36と、
この天板36の周囲に一体形成された周壁37とを備え
ている。蓋体28の前部には、可撓性ホース22が接続
される接続口38と、この接続口38に連通する連通口
39とが設けられている。蓋体28の下面側には、前部
開口40と後部開口41とが前後に並んで形成され、こ
の前部開口40と後部開口41とは風路42により連通
されている。また、蓋体28の下面で前部開口40の周
縁にはシール部材43が設けられ、後部開口41の周縁
にはシール部材44が設けられている。
【0017】ダストカップ27は、図4ないし図8に示
すように、本体部45と、本体部45に対して着脱自在
に装着されるフィルタ体46とにより構成されている。
【0018】本体部45は、有底円筒状を呈し、かつ、
把手部47が設けられた容器48と、容器48の上部に
嵌合された蓋部49とを備え、この蓋部49には、容器
48の内部に側方から空気を導入するための空気導入用
開口50と、空気導入用開口50により導入された空気
を螺旋状に案内して渦流とする仕切板50aと、蓋部4
9の略中央に設けられた空気排出用開口51とが設けら
れている。
【0019】フィルタ体46は、着脱自在に取り付けら
れる面状の上部フィルタ52と、上部フィルタ52に取
り付けられる筒状フィルタ53とを有する。筒状フィル
タ53は、図9及び図10に示すように、上部フィルタ
52の下面側に取り付けられる円環状取付部54と、円
環状取付部54から下方に延設され筒面状に配置された
複数の柱状フレーム55と、各柱状フレーム55の下端
に取り付けられて筒状フィルタ53の底部をなす底板5
6とを備え、底板56には直線状の放射状フレーム57
により区画される開口58が形成されている。また、柱
状フレーム55にはネットフィルタ59が取り付けられ
るとともに、放射状フレーム57にはネットフィルタ6
0が取り付けられている。
【0020】柱状フレーム55は、図10(a)に示す
ように上記筒面の軸線方向O1に対して傾斜し、その側
面55a、55bは同図に示すように略平行であり、柱
状フレーム55の断面は略平行四辺形状を呈する。
【0021】また、開口58の周面をなす放射状フレー
ム57の側面57a、57bが、図11に示すように上
記軸線方向O1に対して傾斜し、その側面57a、57
bは同図に示すように略平行であり、放射状フレーム5
7の断面は略平行四辺形状を呈する。
【0022】このフィルタ体46の上部フィルタ52が
本体部45の空気排出用開口51に取り付けられると、
柱状フレーム55は容器48の軸線O2に対して傾斜す
るように延び、かつ、放射状フレーム57の側面57
a、57bもその軸線O2に対して略平行となるように
なっている。
【0023】このダストカップ27は、蓋体28を開け
た状態で把手部47及び空気導入用開口50が前方を向
くように載置部32の凹部35に載置され、その後蓋体
28が閉じられることにより本体ケース26に装着され
る。このとき、空気導入用開口50は連通口39と連通
し、空気排出用開口51は前部開口40と連通し、シー
ル部材43は上部フィルタ52の外縁部52aに密着
し、シール部材44は吸気口33と密着する。そして、
電動送風機が駆動されると、吸込口体25からの塵埃を
含んだ空気が延長管24、手元操作管23、可撓性ホー
ス22、接続口38及び連通口39を介して空気導入用
開口50に入り、仕切板50aにより螺旋状に案内され
渦流となって容器48の内周壁48bを矢印A(図5な
いし図7参照)に示すように伝い容器48の底部48a
に至る。渦流中の塵埃はこの底部48aに蓄積され、そ
の塵埃が綿ゴミ等であれば順次流れてくる空気により圧
縮される。
【0024】底部48aにおいて塵埃と分離された空気
は、ネットフィルタ60が張られた開口58及び柱状フ
レーム55により形成された開口を通じて筒状フィルタ
53の内部に入り、上部フィルタ52及び空気排出用開
口51を経て前部開口40、風路42、後部開口41及
び吸気口33を通り電動送風機30に導かれ、排気口3
4により機外へ排出される。
【0025】この実施の形態に係るダストカップ27で
は、底部48aからの空気が開口58を通過する際に放
射状フレーム57の側面57a、57bに当たるが、こ
の側面57a、57bが矢印Bに示す渦流の流れに沿う
ように傾斜しているのでその流れを阻害せず、渦流の速
度の減少が抑制されている。
【0026】また、筒状フィルタ53の内部では、柱状
フレーム55が上記渦流の流れに合うように傾斜してい
るので、電動送風機30により生じるその筒状フィルタ
53の内部の気流は筒状フィルタ53に入ってくる渦流
の流れと滑らかに連続し、結果として渦流の速度の減少
がやはり抑制されている。
【0027】したがって、渦流の速度の減少による吸込
風量の低減が防止され、吸込仕事率が高まり吸込力を向
上させることができ、さらに、従来に比べて容器の底部
48a付近における渦流の速度が大きくなるので、底部
48aに溜まる塵埃が効果的に圧縮されて蓄塵能力(容
器に溜めておくことのできる塵埃の量)が向上し、ゴミ
捨て回数の低減等を図ることができる。
【0028】図12〜図14は、本発明に係るダストカ
ップの柱状フレーム及び開口の他の例を示す。
【0029】図12において、柱状フレーム61の側面
61a、61bは互いに平行ではなく、柱状フレーム6
1の断面は平行四辺形以外の台形状を呈する。この柱状
フレーム61では、渦流がより多く当たる側面61aの
方(渦流の前側(下側)に位置する方)が側面61bよ
りも水平面内においてなだらかに傾斜し、筒状フィルタ
53の半径方向となす角度θが大きくなっているので、
渦流の速度の減少を一層抑制することができる。
【0030】一方、図13において、開口62は長方形
状を呈し、開口62を区画する放射状フレーム63は扇
状を呈している。ここでは放射状フレーム63の側面6
3a、63bは平行をなすが、側面61a、61bの関
係のように側面63aの傾斜角度と側面63bの傾斜角
度とを異ならせてもよい。
【0031】また、図14に示したダストカップの柱状
フレームは、下方に向かって先細となった円錐形状の外
形を形成しており、この柱状フレーム64は軸線方向O
に対して傾斜している。柱状フレーム64の断面は略
平行四辺形状を呈しており、柱状フレーム64により形
成される開口の側面64a、64bは渦流の流れに沿う
ように傾斜している。
【0032】なお、本発明は上述した形態に限られるも
のではなく、例えば筒状フィルタの底部において放射状
フレームの外周部の位置と柱状フレームの下部の位置と
を揃え、開口からの渦流が柱状フレームに円滑に引き渡
され案内されるように構成してもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、筒状フィルタの底部又は内部による渦流の減速を
防止することによって、吸込仕事率の向上や蓄塵能力の
向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダストカップを備えた電気掃除機
を示した斜視図である。
【図2】本発明に係るダストカップを備えた掃除機本体
を示した斜視図である。
【図3】本発明に係るダストカップを備えた掃除機本体
を示した断面図である。
【図4】本発明に係るダストカップを示した斜視図であ
る。
【図5】本発明に係るダストカップを示した垂直断面図
である。
【図6】本発明に係るダストカップを示した図5とは異
なる垂直断面図である。
【図7】本発明に係るダストカップの仕切板を示した平
断面である。
【図8】本発明に係るダストカップの本体部とフィルタ
体とを示した斜視図である。
【図9】本発明に係るフィルタ体の筒状フィルタを示し
た斜視図である。
【図10】(a)は本発明に係る筒状フィルタの柱状フ
レームと底板とを示した斜視図であり、(b)は本発明
に係る筒状フィルタの柱状フレームと底板とを上方から
見た平面図である。
【図11】本発明に係る筒状フィルタの底板を示した斜
視図である。
【図12】本発明に係るフィルタ体の他の柱部フレーム
と底板とを示した図であり、(a)は柱状フレームと底
板とを示した斜視図であり、(b)は柱状フレームと底
板とを上方から見た平面図である。
【図13】図12に示したフィルタ体の底板及び底面開
口部を示した斜視図である。
【図14】本発明に係るフィルタ体の他の柱状フレーム
を示した斜視図である。
【図15】従来のダストカップの本体部とフィルタ体と
を示した斜視図である。
【図16】(a)は、従来のダストカップに係るフィル
タ体の筒状フィルタを示した斜視図であり、(b)は、
従来のフィルタ体の柱状フレームと底板とを示した斜視
図であり、(c)は従来のフィルタ体の底板を上方から
見た平面図である。
【符号の説明】
1、27 ダストカップ 2、45 本体部 3、46 フィルタ体 5、50 空気導入用開口 6、50a 仕切板 7、51 空気排出用開口 8、52 上部フィルタ 9、53 筒状フィルタ 10、45 円環状取付部 11、55、64 柱状フレーム 12、57 放射状フレーム 20 電気掃除機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B04C 9/00 B04C 9/00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状の容器を備える本体部と、該本体
    部に設けられた有底の筒状フィルタとを備え、 前記容器の上部には空気導入用開口及び空気排出用開口
    が設けられ、 前記空気導入用開口から導入した塵埃を含む空気を前記
    容器の内側面に沿わせて渦流を生成し、該渦流をなす空
    気から塵埃を分離した後に、該渦流をなす空気を前記筒
    状フィルタを介して排出するサイクロン集塵方式のダス
    トカップであって、 前記筒状フィルタはその周面に周面開口が形成され、該
    周面開口の側面が該周面の軸線方向に対して前記渦流の
    流れに沿うように傾斜していることを特徴とするサイク
    ロン集塵方式のダストカップ。
  2. 【請求項2】 円筒状の容器を備える本体部と、該本体
    部に設けられた有底の筒状フィルタとを備え、 前記容器の上部には空気導入用開口及び空気排出用開口
    が設けられ、 前記空気導入用開口から導入した塵埃を含む空気を前記
    容器の内側面に沿わせて渦流を生成し、該渦流をなす空
    気から塵埃を分離した後に、該渦流をなす空気を前記筒
    状フィルタを介して排出するサイクロン集塵方式のダス
    トカップであって、 前記筒状フィルタはその底面に底面開口が形成され、該
    底面開口の側面が前記筒状フィルタの軸線方向に対して
    前記渦流の流れに沿うように傾斜していることを特徴と
    するサイクロン集塵方式のダストカップ。
  3. 【請求項3】 円筒状の容器を備える本体部と、該本体
    部に設けられて下方が先細の円錐状フィルタとを備え、 前記容器の上部には空気導入用開口及び空気排出用開口
    が設けられ、 前記空気導入用開口から導入した塵埃を含む空気を前記
    容器の内側面に沿わせて渦流を生成し、該渦流をなす空
    気から塵埃を分離した後に、該渦流をなす空気を前記円
    錐状フィルタを介して排出するサイクロン集塵方式のダ
    ストカップであって、 前記円錐状フィルタはその周面に周面開口が形成され、
    該周面開口の側面が該周面の軸線方向に対して前記渦流
    の流れに沿うように傾斜していることを特徴とするサイ
    クロン集塵方式のダストカップ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    に記載のダストカップを備えたことを特徴とするサイク
    ロン集塵方式の電気掃除機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9155436B2 (en) 2010-12-29 2015-10-13 Bissell Homecare, Inc. Vacuum cleaner with louvered exhaust grill
JP2016195795A (ja) * 2011-04-15 2016-11-24 ダイソン テクノロジー リミテッド サイクロン分離器及び真空掃除機

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