JP2003180486A - 移動可能な物品支持具を備えたベッド - Google Patents

移動可能な物品支持具を備えたベッド

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JP2003180486A
JP2003180486A JP2001383085A JP2001383085A JP2003180486A JP 2003180486 A JP2003180486 A JP 2003180486A JP 2001383085 A JP2001383085 A JP 2001383085A JP 2001383085 A JP2001383085 A JP 2001383085A JP 2003180486 A JP2003180486 A JP 2003180486A
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Nobutoshi Yamazaki
信寿 山崎
Yoshiya Sakakibara
義弥 榊原
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一ベッドサイド側に保護柵と物品収納ユニ
ットが設けられているベッドであっても、物品収納ユニ
ットが保護柵に邪魔されることなく、ベッド利用者が取
り出しやすい位置に自由に移動できるようにし、かつ、
診察時やベッドへの出入りのために退避させて、自由空
間を作ることも可能な移動可能な物品収納ユニットを備
えたベッドを提供すること。 【解決手段】 同一ベッドサイド側に保護柵2と、ベ
ッドサイドに沿って移動可能な物品収納ユニット3とを
備えたベッド1において、保護柵2はベッド本体側部に
着脱可能に設けると共にベッド1の頭足方向に延びるレ
ール部材6を設け、物品収納ユニット3はこのレール部
材6によりベッドサイドを走行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一ベッドサイド
側に、保護柵と、ベッドサイドに沿って移動可能な物品
支持具とを備えたベッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ベッド利用者に必要な、例えば生活小物
品等を収納した物品ボックス、ベッドの傾斜角を変える
リモコン、ベッドの出入りに必要な簡易手摺り(サイド
サポート)等の物品を支持する物品支持具として図8に
示すようなものが知られていた。
【0003】図8(a)はサイドに物品支持具を有する
ベッド基台の上に載置した起立型プレスボトムの組立分
解斜視図であり、図8(b)は物品収納具のスライド部
の組立分解斜視図であって、マットレスの下に敷かれる
起立型プレスボトム01は、背床部01aと、腰床部0
1bと、これら両床部を可撓的に連結する可撓床部01
cから成り、背床部01aの両側端エッジ部02にはレ
ール部04が形成されている。
【0004】このレール部04は支持具05をベッドサ
イドに沿って摺動可能に装架するもので、支持具05は
上下一対の断面鈎状突出片05a(図8b)でレール装
着部を構成し、それぞれの支持具05(3つ示されてい
る)の上部に形成した挿入口05bを介して物品収納具
06や手元スイッチ07、あるいはサイドサポート08
等の支柱06a,07a,08aを受け入れ、図8
(b)に示した固着具09により支柱06a〜08aを
支持具05に固定すると同時に、支持具05をレール部
04に固定する。そして背床部01aを起立した状態あ
るいは平らに寝かせた状態の何れにあっても、ベッド利
用者がベッドサイドに配設したこれら用具を使用し易い
位置で使用するためには、付添人あるいは看護婦等が固
着具09をゆるめて物品収納具06等をレール部04に
沿って使用し易い位置に移動し、固定するようになって
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の、例えば物品収納具06と支柱06aから成る物品支
持具を看護婦等に頼んで使用し易い位置に移動し、固定
してもらっても、物品収納具等が頭部側にあるため、仰
臥位姿勢のままだと物品を視認しにくく、物品をとる場
合は姿勢を変えて手を伸ばさなければならなかった。ま
た、ベッドサイドに保護柵が設けられている場合には、
その保護柵が障害となって、一層物品が取り難く物品収
納具等の取付移動も煩雑であった。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、同一ベッドサイド側に保護柵と
物品支持具が設けられているベッドであっても、物品支
持具が保護柵に邪魔されることなく、ベッド利用者が取
り出しやすい位置に自由に移動できるようにし、かつ、
診察時やベッドへの出入りのために退避させて、自由空
間を作れる移動可能な物品支持具を備えたベッドを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の移動可能な物品支持具を備えたベッドは、
同一ベッドサイド側に保護柵と、ベッドサイドに沿って
移動可能な物品支持具とを備えたベッドであって、前記
保護柵はベッド本体側部に着脱可能に設けると共に前記
ベッドの頭足方向に延びるレール部材を設け、前記物品
支持具は前記レール部材により走行することを特徴とし
ている。この特徴により、レール部材を設けた保護柵を
ベッド本体側部に取り付けるだけで、物品支持具を保護
柵に邪魔されることなくレール部材に沿ってベッド利用
者の使いやすい位置に走行させ、また、診察時やベッド
メーキングのために、頭部側に退避させることもでき
る。
【0008】本発明の移動可能な物品支持具を備えたベ
ッドは、前記ベッド本体側部に上下方向を向く取付孔を
複数設け、前記保護柵には該取付孔に嵌入脱可能な取付
軸が突設していることが好ましい。このようにすること
により、保護柵を持って取付軸を取付孔に装脱するだけ
で、容易にレール付きの保護柵の取付け、取り外しがで
きるばかりでなく、取り外し後に、既存の保護柵を取付
孔を介して容易に入れ替えできる。
【0009】本発明の移動可能な物品支持具を備えたベ
ッドは、保護柵と、ベッドサイドに沿って移動可能な物
品支持具とを備えたベッドであって、ベッド本体側部に
前記ベッドの頭足方向に延びる水平杆を設け、前記水平
杆の上側に前記保護柵を着脱可能に装着すると共に、前
記水平杆の外側にレール部材を設け、前記物品支持具は
前記レール部材により走行することを特徴としている。
この特徴により、レール部材を保護柵と別個独立して、
且つ保護柵に対して物品支持具が干渉しない外側位置で
余裕をもって走行できるように取り付けることができ
る。
【0010】本発明の移動可能な物品支持具を備えたベ
ッドは、物品を回動可能に支持することが好ましい。こ
のようにすることにより、物品を物品支持具に対して回
動することで、物品をベッド利用者の見やすくかつ取り
出しやすい方向に向けることができ、且つ退避時に保護
柵と干渉しない位置に回動を戻すことができる。
【0011】本発明の移動可能な物品支持具を備えたベ
ッドは、物品の取付位置が前記物品支持具に対し上下方
向に調整可能であることが好ましい。このようにするこ
とにより、ベッドマットレスの厚さやレール部の取付位
置あるいは保護柵の高さに合わせて物品の取付高さの初
期調整が可能である。
【0012】本発明の移動可能な物品支持具を備えたベ
ッドは、前記保護柵を頭部側のみに設けるようにするこ
とが好ましい。このようにすることにより、物品支持具
を頭部側に移動することで大きな自由空間を作ることが
できる。
【0013】本発明の移動可能な物品支持具を備えたベ
ッドは、前記保護柵が少なくとも頭部側からベッドの半
分以上の長さにわたって設けられ、頭部側近傍以外の保
護柵は丈を低くしてあることが好ましい。このようにす
ることにより、頭部側の保護柵は十分な高さが確保され
ているので、寝返り時などにおいて掴まりやすく、しか
も保護柵がベッド本体側部全体に設けられていても、頭
部側近傍以外の保護柵の丈が低くなっている分、通常
の、頭部側近傍以外での物品使用時において、保護柵と
の干渉が避けられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を挙げ図面に基
づいて本発明の移動可能な物品支持具を備えたベッドに
ついて説明する。
【0015】図1は本発明の第1の実施形態を示す移動
可能な物品支持具を備えたベッドの斜視図とその一部拡
大図であり、図2はベッドサイドに物品支持具が支持さ
れている状態を示す保護柵と物品支持具の側面図であ
り、図3はベッド側から見た物品支持具の斜視図であ
る。
【0016】図1において、ベッド本体1の同一ベッド
サイド側には保護柵2と物品支持具3が設けられてお
り、この物品支持具3は物品を支持するものであって、
本発明においては物品収納庫4を例に挙げて説明する
が、先にも述べたように物品としてはベッド利用者が使
用する、手元スイッチや、サイドサポート等が含まれ
る。そしてこの物品支持具3は、ベッド本体1のサイド
側に取り付けたレール部6に矢印X方向(頭足方向)に
移動できるように装架されている。
【0017】物品収納庫4は後でその構造については詳
記するが、上述の如く物品支持具3と共に矢印X方向に
移動できるし、矢印Y方向(上下方向)にも移動可能で
あり、かつ物品支持具3を中心としてZ方向に回動でき
るようになっている。そして、物品収納庫4は、図1で
は、ベッド利用者が仰臥位姿勢をとった場合に、右手で
物品を出し入れするような位置に配置されているが、左
手で出し入れできるように、反対のベッドサイドに保護
柵と共に物品支持具を取り付けて使用することもある。
【0018】保護柵2は柵部2aと柵支持体部2bから
成り、この柵支持体部2bには拡大図に示すようにレー
ル部材6が取り付けられ、且つベッド本体側部1aに形
成した取付孔7と、柵支持体部2bに設けた貫通孔(図
示せず)に嵌入脱可能なピン8を、上方から下方に向け
て差し込むようにしてある。ベッド本体側部1aに対す
る保護柵2の取付としては、手間取ることなく容易に取
付、取り外しできるように、柵支持体部2bの下部に取
付軸を一体に突設しておいて、取付孔7に差し込むよう
にしてもよい。したがって、レール部材6を備えた保護
柵2は取付孔7の選択により、ベッドサイドの任意の位
置に取り付けることができるが、一般的には保護柵2は
ヘッドボード1b側に寄せて使用する。また、レール付
きの保護柵を使用しない場合には、その取付孔7に通常
の保護柵等が嵌入できるようになっている。
【0019】図2に示すように、物品収納庫4のベッド
側前面部4aは、保護柵2の柵部2aと干渉しない位置
に支持されているので、X方向に走行させるだけで回動
させなければ、柵部2aと物品収納庫4とが当接するこ
とはない。
【0020】図3は、物品支持具3をベッド利用者であ
る患者が使いやすい位置までレール部材6に沿って移動
した状態を示しており、この位置では柵部2aの丈が低
く構成されているので、物品収納庫4をZ方向に回動さ
せてベッド利用者側に向けることができ、そして、Y方
向に移動してベッド利用者の体型に応じて高さ調整する
こともできる。
【0021】診察時、ベッドメーキング時あるいはベッ
ド利用者が出入りする際に邪魔となる場合には、レール
部材6に沿って、物品支持具3を頭部側に退避させるこ
とも可能である。
【0022】本第1の実施形態においては、柵支持体部
2bとレール部材6とが頭部側だけに設けてあるものを
示したが、レール部材6を更にベッド足部側に延長させ
て設けるようにしてもよい。図4は第1の実施形態の変
形例を示したもので、レール部材を足部側まで延長させ
た移動可能な物品支持具を備えたベッドの斜視図であ
る。
【0023】図4において、柵部2a’は頭部側だけに
あり、レール部材6’はベッドの頭足方向全長にわたっ
て設けられているために、物品支持具3’の走行範囲を
広げることもできる。このように走行範囲を広げること
により、例えば、サイドサポート(図示せず)を足部側
に引き出して、柵部2a’とサイドサポートに掴まりな
がら出入りすることもできるし、家族の人が物品支持具
3’を足部側の自由な位置まで引っぱり出して物品収納
庫4’の中身を整理することもできる。しかしながら、
物品支持具3’の走行範囲が広がると通常使用する最適
位置から勢い余って離れて足部側に走行してしまうこと
を避けるために、物品支持具3’の使用時における最適
位置あるいはその近傍で物品支持具の移動を固定できる
ように、ストッパー等を設けるようにしておくと良い。
【0024】また、物品収納庫4’の使用時に、柵部2
a’の丈が物品収納庫4’と干渉しない程度の低い丈で
あれば、柵部2a’は頭部側より丈を一段低くして足部
側まで延長したものも使用できる。このように足部側ま
で柵部を延長することにより布団の落下防止にも役立
つ。しかしながら頭部側の柵部の丈は、寝返り時などに
掴まりやすいようにある程度の高さを確保しておく必要
がある。
【0025】図5は本発明の第2の実施形態を示す移動
可能な物品支持具を備えたベッドの斜視図であり、保護
柵とレール部材が独立分離している点で第1の実施形態
のものとは異なっている。
【0026】図5において、ベッド本体10の側部にベ
ッドの頭足方向に延びる水平杆11がねじ部材12によ
り螺着され、この水平杆11の上面に形成した取付孔
(図示せず)に柵体13を挿入することで保護柵が着脱
自在に支持されている。レール部材14はねじにより水
平杆11の外側部に取り付けられ、物品収納庫15の物
品支持具16を走行自在に装架している。
【0027】このように、柵体13とレール部材14が
独立分離しているので、頭部側だけのものや、足部側ま
であるものなど種々のタイプの柵体を即座に交換でき
る。また、レール部材14は水平杆11の外側部側にあ
るから、物品収納庫15の前面側が柵体13と干渉しな
い外側位置で余裕をもって走行できるように取り付ける
ことができる。
【0028】次に、物品収納庫4を回動自在に支持した
物品支持具3の分解斜視図である図6と、その側面図で
ある図7に基づき移動可能な物品支持具3の構造につい
て説明すると、物品支持具3は物品収納庫4が回動でき
るように回転軸4bが収納庫の底面に設けられている。
回転軸4bは軸受けの機能を果たすパイプスペーサ4c
を介して物品支持具3の支柱部5に挿入されている。こ
のように回動が可能なことで、物品収納庫4の正面をベ
ッド利用者の見やすい視線方向で、かつ取り出しやすい
手の向きに合わせたり、逆に、ベッドの頭部側に物品支
持具3を退避させるときに保護柵2と平行となるように
物品収納庫4を初期位置に戻すこともできる。
【0029】物品収納庫4は本体が例えばアクリルの透
明板で形成され、収納物品が外部から見えるようになっ
ている。しかも物品を出し入れしやすいように、取り出
し側正面と上方が開放した箱状体で構成されている。こ
の収納庫4の中間部には両側面板4dに設けたレール4
d’に引出し4eが滑動自在に支持されている。そして
両側面板4dには物品収納庫4の移動を容易にするため
に大ハンドル4d−1、小ハンドル4d−2及びティシ
ュ受け4d−3が取り付けられている。
【0030】一方、回転軸4bは矩形の取付部4b’を
介して物品収納庫4の底板4fにネジ等で固着されてい
る。回転軸4bの取付位置は、図6に示すように、底板
4fの中央でベッド寄りにすれば、物品収納庫4が走行
時に保護柵2と当接しないように、支柱部5をベッド本
体側部から多くの距離離す必要がない。また、回転軸4
bの取付位置を頭部側の偏心した位置に寄せてもよい。
これにより、使用時に物品収納庫4を回動させると、ベ
ッド側に物品収納庫4の一部が大きく進入し、物品を取
り出しやすくすることもできる。
【0031】図6,7で示したレール部材6’は、第1
の実施形態で用いたレール部材6と構造において若干異
なるものが示されている。このレール部材6’はレール
体6’aとベッドサイド部に固定した水平杆11’から
成り、レール体6’aは水平杆11’にネジ止めされて
いる。支柱部5の先端部に形成した突出部5aがレール
体6’aの凹溝に摺動自在に嵌合しているため、ベッド
利用者自身が物品収納庫4をベッドサイドに沿って任意
の位置まで移動することができる。レール部材6’の長
さは、物品収納庫4がベッド中央位置より足側に寄った
位置からベッド頭部位置近傍まで移動可能なように設け
られている。
【0032】また、図示していないが、物品収納庫4は
支柱部5に対して高さ方向に調節自在に構成されてい
る。具体的には、支柱部5に挿入されているパイプスペ
ーサ4cの挿入長さを変えたり、支柱部5を伸縮自在の
パイプにしたりして物品収納庫4の高さ位置を変えるこ
とができる。このように構成することで、利用者の体格
に応じて調整できるばかりでなく、ベッドマットレスの
厚さやレール部の取付位置あるいは保護柵の高さに合わ
せて取付高さの初期調整が可能である。
【0033】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更
や追加があっても本発明に含まれる。例えば、物品支持
具がレール部材に対して移動自在に装架されたものを示
したが、更に、物品支持具の移動を停止するブレーキを
設けたり、あるいは物品支持具の移動を固定するための
ロック機構等を付加させたものも本発明に含まれる。ま
た、物品収納庫を物品支持具に対して回動可能に支持し
たものを示したが、更に加えて、物品支持具自体がレー
ル部材上を走行すると共に回動できるように構成するこ
とにより物品収納庫をベッド側により近づけたり離した
りすることも可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明は次の効果を奏する。
【0035】(a)請求項1の発明によれば、レール部
材を設けた保護柵をベッド本体側部に取り付けるだけ
で、物品支持具を保護柵に邪魔されることなくレール部
材に沿ってベッド利用者の使いやすい位置に走行させ、
また、診察時やベッドメーキングのために、頭部側に退
避させることもできる。
【0036】(b)請求項2の発明によれば、保護柵を
持って取付軸を取付孔に装脱するだけで、容易にレール
付きの保護柵の取付け、取り外しができるばかりでな
く、取り外し後に、既存の保護柵を取付孔を介して容易
に入れ替えできる。
【0037】(c)請求項3の発明によれば、レール部
材を保護柵と別個独立して、且つ保護柵に対して物品支
持具が干渉しない外側位置で余裕をもって走行できるよ
うに取り付けることができる。
【0038】(d)請求項4の発明によれば、物品を物
品支持具に対して回動することで、物品をベッド利用者
の見やすくかつ取り出しやすい方向に向けることがで
き、且つ退避時に保護柵と干渉しない位置に回動を戻す
ことができる。
【0039】(e)請求項5の発明によれば、ベッドマ
ットレスの厚さやレール部の取付位置あるいは保護柵の
高さに合わせて物品の取付高さの初期調整が可能であ
る。
【0040】(f)請求項6の発明によれば、物品支持
具を頭部側に移動することで大きな自由空間を作ること
ができる。
【0041】(g)請求項7の発明によれば、頭部側の
保護柵は十分な高さが確保されているので、寝返り時な
どにおいて掴まりやすく、しかも保護柵がベッド本体側
部全体に設けられていても、頭部側近傍以外の保護柵の
丈が低くなっている分、通常の、頭部側近傍以外での物
品使用時において、保護柵との干渉が避けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す移動可能な物品
支持具を備えたベッドの斜視図とその一部拡大図であ
る。
【図2】ベッドサイドに物品支持具が支持されている状
態を示す保護柵と物品支持具の側面図である。
【図3】ベッド側から見た物品支持具の斜視図である。
【図4】第1の実施形態の変形例を示したもので、レー
ル部材を足部側まで延長させた移動可能な物品支持具を
備えたベッドの斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示す移動可能な物品
支持具を備えたベッドの斜視図である。
【図6】回動自在な物品支持具の分解斜視図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】(a)はサイドに物品収納具を有するベッド基
台の上に載置した従来の起立型プレスボトムの組立分解
斜視図である。(b)は図(a)における従来の物品収
納具のスライド部の組立分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ベッド本体 1a ベッド本体側部 1b ヘッドボード 2 保護柵 2a,2a’ 柵部 3,3’ 物品支持具 4,4’ 物品収納庫 4a ベッド側前面部 4b 回転軸 4b’ 取付部 4c パイプスペーサ 4d 側面板 4d’ レール 4c−1 大ハンドル 4c−2 小ハンドル 4c−3 ティシュ受け 4e 引出し 4f 底板 5 支柱部 6,6’ レール部材 6’a レール体 7 取付孔 8 ピン 10 ベッド本体 11,11’ 水平杆 12 ねじ部材 13 柵体 14 レール部材 15 物品収納庫 16 物品支持具

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一ベッドサイド側に保護柵と、ベッド
    サイドに沿って移動可能な物品支持具とを備えたベッド
    であって、前記保護柵はベッド本体側部に着脱可能に設
    けると共に前記ベッドの頭足方向に延びるレール部材を
    設け、前記物品支持具は前記レール部材により走行する
    ことを特徴とする移動可能な物品支持具を備えたベッ
    ド。
  2. 【請求項2】 前記ベッド本体側部に上下方向を向く取
    付孔を複数設け、前記保護柵には該取付孔に嵌入脱可能
    な取付軸が突設している請求項1に記載の移動可能な物
    品支持具を備えたベッド。
  3. 【請求項3】 保護柵と、ベッドサイドに沿って移動可
    能な物品支持具とを備えたベッドであって、ベッド本体
    側部に前記ベッドの頭足方向に延びる水平杆を設け、前
    記水平杆の上側に前記保護柵を着脱可能に装着すると共
    に、前記水平杆の外側にレール部材を設け、前記物品支
    持具は前記レール部材により走行することを特徴とする
    移動可能な物品支持具を備えたベッド。
  4. 【請求項4】 前記物品支持具が、物品を回動可能に支
    持する請求項1ないし3の何れかに記載の移動可能な物
    品支持具を備えたベッド。
  5. 【請求項5】 物品の取付位置が前記物品支持具に対し
    上下方向に調整可能である請求項1ないし4の何れかに
    記載の移動可能な物品支持具を備えたベッド。
  6. 【請求項6】 前記保護柵を頭部側のみに設けた請求項
    1ないし5の何れかに記載の移動可能な物品支持具を備
    えたベッド。
  7. 【請求項7】 前記保護柵が少なくとも頭部側からベッ
    ドの半分以上の長さにわたって設けられ、頭部側近傍以
    外の保護柵は丈を低くしてある請求項1ないし5の何れ
    かに記載の移動可能な物品支持具を備えたベッド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100605750B1 (ko) * 2004-10-15 2006-08-01 한국과학기술원 압력센서 부착 매트리스와 지지형 로봇팔이 장착된 침대형지능 로봇

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100605750B1 (ko) * 2004-10-15 2006-08-01 한국과학기술원 압력센서 부착 매트리스와 지지형 로봇팔이 장착된 침대형지능 로봇

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