JP2003180220A - 光誘引粘着捕虫器 - Google Patents

光誘引粘着捕虫器

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JP2003180220A JP2001384057A JP2001384057A JP2003180220A JP 2003180220 A JP2003180220 A JP 2003180220A JP 2001384057 A JP2001384057 A JP 2001384057A JP 2001384057 A JP2001384057 A JP 2001384057A JP 2003180220 A JP2003180220 A JP 2003180220A
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Genichiro Watanabe
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Takeo Miyata
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WATANABE SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光誘引粘着捕虫器の虫捕獲の性能を高める。 【解決する手段】 導光板11の端面に対向して紫外線ラ
ンプ12が配置され該導光板11から紫外線を面発光する紫
外線面発光装置1と、該紫外線面発光装置1の発光面の
前側に交換可能に配備され粘着剤層81有する透光性捕虫
シート8とからなり、紫外線誘引した虫を、粘着剤層81
に付着させて捕獲する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、紫外線を面発光させて
虫を誘引し、発光面上の粘着捕虫シートに虫を付着させ
る捕虫器に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、紫外線で虫を誘引し、紫外線の前方に配備した金網
に電流を流して、金網に接した虫を感電死させる電撃捕
虫器が実用されている。上記電撃捕虫器は、電流が通じ
ている金網が露出しているため、危険であった。本発明
は、上記問題を解決できる捕虫器を明らかにするもので
ある。
【0003】
【課題を解決する手段】本発明は紫外線で虫を誘引し、
粘着剤層を有するシートで虫を捕獲する光誘引粘着捕虫
器であって、紫外線を面発光する紫外線面発光装置(1)
と、該紫外線面発光装置(1)の発光面の前側に交換可能
に配備され粘着剤層(81)有する紫外線透過性捕虫シート
(8)とからなる。
【0004】紫外線捕虫器(1)の前方に、捕虫シート
(8)との間隔を存して該捕虫シート(8)を隠す様に装飾
板(4)を配備しても可い。
【0005】導光板(11)を矩形枠状とし、導光板(11)の
両側に該導光板(11)の端面に対向して紫外線ランプ(12)
(12)を配置して紫外線面発光装置(1)を構成し、該該紫
外線面発光装置(1)の導光板(11)の開口(10)内に、装飾
板(4)を配備しても可い。
【0006】面発光装置(2)と、該面発光装置(2)の発
光面に配備され図柄、文字等の意匠を施した透光性装飾
シート(9)とによって装飾板(4)を構成することができ
る。
【0007】
【作用及び効果】紫外線が虫を誘引する効果があること
は周知であり、紫外線透過性捕虫シート(8)を通じて紫
外線が面発光することにより、虫が捕虫シート(8)の近
傍に集まり、捕虫シート(8)の粘着剤層(81)に付着す
る。粘着剤層(81)に多量に虫が付着すれば、新規の捕虫
シート(8)と交換する。紫外線ランプの回りに、該ラン
プから離して粘着捕虫シートを配備した場合の誘引粘着
捕虫器と本発明の捕虫器と比較したところ、本発明の捕
虫器の方が捕虫率が高いことが判った。この理由は、
前者の誘引粘着捕虫器では、虫がランプに接しても粘着
捕獲されることはないのに対し、本発明の捕虫器は、捕
虫シート(8)を通じて紫外線が面発光するから、即ち、
誘引される虫にとっては捕虫シート(8)上の粘着剤層(8
1)そのものから紫外線が面発光しているのと同じであ
り、発光面が広く、発光面そのものが粘着剤層(81)であ
るから、紫外線に誘引されて粘着剤層(81)に接近した虫
は、身体の一部でも粘着層に接すると捕獲されることに
なるからである。
【0008】
【発明の実施の形態】第1実施例(図1乃至図3) 紫外線面発光装置(1)の前方(図1、図2では上方)に、
紫外線面発光装置(1)と間隔を存して装飾板(4)を配備
している。紫外線面発光装置(1)は、前面開口(31)の浅
底の縦長矩形のケース(3)に収容されている。
【0009】紫外線面発光装置(1)は、アクリル樹脂等
の透明度の高い合成樹脂製の導光板(11)と、該導光板(1
1)の長手方向に沿う両端面の内、一方の端面に対向し且
つ該端面に近接して配備された細棒状の冷陰極紫外線ラ
ンプ(12)とによって構成される。紫外線ランプ(12)は
「すう光性」(虫が光に集まってくる性質)の良い近紫外線
(300〜400nm、実施例では、特に「すう光性」が良
いとされている370〜380nm)を発する。紫外線ラ
ンプ(12)には紫外線を導光板(11)の端面へ案内するリフ
レクター(13)が装着されている。導光板(11)の背面に
は、レーザ加工等により紫外線ランプ(12)と平行にV溝
列(図示せず)が形成されている。該V溝列は、導光板(1
1)の紫外線ランプ(12)から遠い側の端部にも光が十分に
届いて導光板(11)の前面から斑なく面発光させる役割を
成すもので、紫外線ランプ(12)から遠ざかる程、隣り合
う溝の間隔は狭まっている。導光板(11)の紫外線入射端
面を除く3方の端面及び背面に反射シート(14)(14)が被
さっている。
【0010】ケース(3)の開口(31)に透明カバー板(15)
が被せられる。ケース(3)は開口縁に外向きフランジ(3
2)を有し、フランジ(32)上に、上辺を除く3辺にU字状
に連続する枠板(33)を取り付けている。枠板(33)の内縁
側は、フランジ(32)側が凹んだ凹み段部(34)が形成され
ている。ケース(3)の上端に壁掛け用のフック(38)(38)
が突設されている。
【0011】上記ケース(3)の枠板(33)の凹み段部(34)
に捕虫シート(8)の3辺を嵌めて透明カバー板(15)上に
紫外線透過性捕虫シート(8)が交換可能に配備される。
図3に示す如く、捕虫シート(8)は、ポリエチレンテレ
フタレート等の透明樹脂シートの片面に粘着剤層(81)を
形成したものである。但し、捕虫シート(8)の枠板(33)
に嵌まる3縁には粘着剤層は形成されていない。粘着剤
層(81)は透明でなくても紫外線を通すことができるも
の、或いは紫外線を通す厚みであれば、従前の斯種捕虫
器に使用される粘着剤で形成することができる。実施例
では、捕虫シート(8)を外した場合と、捕虫シート(8)
を枠板(33)にセットした状態での面発光の紫外線の波
長、照度、輝度に大きな変化がないことを確認した。粘
着剤層(81)には、剥離紙(図示せず)が被さっており、剥
離紙を剥がして使用する。
【0012】昼光色、白光色等の普通光を面発光させる
面発光装置(2)は、前面開口(51)の浅底の縦長矩形のケ
ース(5)に収容されている。面発光装置(2)は、アクリ
ル樹脂等の透明度の高い合成樹脂製の導光板(21)と、該
導光板(21)の長手方向に沿う両端面の内、一方の端面に
対向し且つ該端面に近接して配備された細棒状の冷陰極
ランプ(22)とによって構成される。該ランプ(22)は、昼
光色、白光色等の普通光を発する導光板(21)の背面に
は、前記紫外線面発光装置(1)の導光板(11)と同様にし
てV溝列(図示せず)が施され、反射シート(24)が貼り付
けられる。導光板(21)の光入射側端面を除く3つの端面
にも反射シート(24)が貼り付けられる。ランプ(22)には
光を導光板(21)の端面へ案内するリフレクター(23)が装
着されている。
【0013】ケース(5)の開口(51)に透明カバー板(25)
が被せられる。ケース(5)は開口縁に外向きフランジ(5
2)を有し、フランジ(52)上に、上辺を除く3辺にU字状
に連続する枠板(53)を取り付けている。枠板(53)の上か
らケース全体に被さる表板(16)を被せる。表板(16)と透
明カバー板(25)との間に装飾シート(9)を挿入するシー
ト挿入空間(17)が形成される。表板(16)は、シート挿入
空間(17)の輪郭より少し小さい矩形部分が透明で、外周
部は着色等より不透明となっている。
【0014】装飾シート(9)は、透明シートに文字、図
柄等の意匠を施したもので、背面からのランプ(22)の光
を通すことができる。
【0015】紫外線面発光装置(1)のケース(3)と面発
光装置(2)とケース(5)との間に遮蔽板(6)を介在さ
せ、ケース(3)(4)と遮蔽板(6)の四隅をステー(72)(7
3)を介してボルト(7)とナット(71)で固定する。遮蔽板
(6)は、紫外線面発光装置(1)からの紫外線が、面発光
装置(2)のケース(5)を照射して劣化することを防止す
るもので、実施例ではアルミニューム板である。遮蔽板
(6)は面発光装置(2)のケース(5)に接近しており、紫
外線面発光装置(1)のケース(3)と遮蔽板(6)との間
は、虫が飛来するのに十分に余裕がある。
【0016】然して、紫外線面発光装置(1)のケース
(3)上のフック(38)(38)で、捕虫器を壁に掛け、紫外線
ランプ(12)及びランプ(22)に通電する。装飾シート(9)
は面発光装置(2)による面発光をバックライトしてその
意匠を美しく引き立てる。紫外線面発光装置(1)からの
紫外線の面発光は、捕虫器の正面からは見えず、人体に
悪影響を与えることはない。
【0017】面発光装置(2)からの光及び、紫外線面発
光装置(1)と普通光面発光装置(2)との間から側部へ洩
れる紫外線によって虫が誘引され、捕虫器の近傍に虫が
集まる。昼光色や白色光等の普通光より紫外線が虫を誘
引する効果があることは周知であり、捕虫器近傍に集ま
った虫は、紫外線を面発光させている捕虫シート(8)側
に誘引され、捕虫シート(8)の粘着剤層(81)に触れて捕
獲される。虫が紫外線発光面側に誘引されることによ
り、捕虫器の前面である普通光面発光装置(2)の発光面
に虫が静止して、糞等で発光面を汚すことはなく、装飾
シート(9)の装飾性が損なわれることを防止できる。
【0018】図4は、本発明の捕虫器Aと、比較例B、
Cの捕虫器の捕虫効果を比較する実験装置を示してい
る。 捕虫器A:上記説明内、装飾板(4)と遮蔽板(6)を省略
している。 消費電力9W。 捕虫シート(8)の粘着剤層(81)の面積は275mm×290mm。 捕虫器B:捕虫器A側が開口して上下端が閉塞した縦長
不透明ケースに、ブラックライトFL15BL1本を、縦向き
に収容し、ケースの内面に上記と同程度の面積の粘着剤
層を有する捕虫シートを貼り付けた。ケースの開口面に
虫が自由に通過可能な網を被せている。 捕虫器C:捕虫器Bのブラックライトを昼光色蛍光灯FL
15EXに替えた。 供試虫 :キイロショウジョウバエ成虫
【0019】試験方法:供試虫が逃げださない様に作ら
れた試験箱(幅1800mm×高さ600mm×奥行き600mm)の底面
に捕虫器を対向させて設置した。供試虫の光源間距離は
1500mmとした。光源間の中心に供試虫容器を置いた。供
試虫容器はガラス製90mm径シャーレで、無作為に選ん
だ供試虫100固体がはいっている。光源を点灯させ、
10分経過後に供試虫容器の蓋を開けた。供試虫容器の
蓋を開けてから30分経過後に試験を終了して、夫々の
粘着面の固体数を計数した。捕虫固体数の比較は、以下
の組合せで3回づつ行った。 試験イ…捕虫器Aと捕虫器C 試験ロ…捕虫器Bと捕虫器C
【0020】結果 :下記の表の通りである。
【表1】
【表2】 ※試験イ、ロにおいて、静止固体数とは捕虫器B、Cの
網の近傍で羽ばたいて静止(空中静止)している固体数を
目視によって計数したものである。
【0021】試験イにおいて 供試虫投入30分後、捕虫器A(本発明)の捕獲平均個体
数は39.7、捕虫器Cの捕獲固体数は0で、捕虫器A
は比較品Cより圧倒的に捕獲個体数が多かった。捕虫器
Cでの静止個体数を捕虫器Cにおける誘引固体数とすれ
ば、全体の2割である20固体が昼光色蛍光灯に誘引さ
れたことになる。捕虫器Aでの平均捕獲数を誘引固体数
とし、捕虫器Cでの誘引個体数(静止個体数)と比較すれ
ば、39.7:20となり、誘引個体数でも捕虫器Aは
捕虫器Bの約2倍である。 試験ロにおいて 捕虫器Bは、平均1.7固体の捕獲数であり、捕虫器C
は0であった。供試虫は捕虫器Cの光源側にも飛来した
が、粘着剤層に付着するまで接近する固体は認められな
かった。同様に補虫器Bにも供試虫はよく飛来していた
が、粘着剤層に付着するまで接近する固体は少なかっ
た。誘引固体数(静止固体数)は、捕虫器Bと捕虫器Cを
合わせても、投入数の1割強であったが、捕虫器Bにや
や多かった。
【0022】所見 :捕虫器Aと捕虫器Cとでは、捕虫
器Aの方が捕虫器Cの2倍程度の誘引固体数があった
が、捕虫器Cにも全体の2割の誘引固体数が認められ
た。しかし、捕虫器Cの昼光色蛍光灯から10cm以内に
は、逆にあまり供試虫が接近しなくなることが認めら
れ、蛍光灯の付近に配置された粘着シートには供試虫が
付着しない結果となった。捕虫器Aの方は、光源の表面
にまで接近して粘着シートに付着する固体が多かった。
これは、捕虫器Aは、捕虫シート(8)を通じて紫外線が
面発光するから、即ち、誘引される虫にとっては捕虫シ
ート(8)上の粘着剤層(81)から紫外線が面発光している
と同じであるため、発光面が広く、発光面そのものが粘
着剤層(81)であるから、紫外線に誘引されて粘着剤層(8
1)に接近した虫は、身体の一部でも粘着層に接すると捕
獲されるからと考えられる。又、捕虫器Aの紫外線ラン
プ(12)からは、学術文献等で、誘虫効果が高いとされる
370〜380nmの波長が強く出ていること。面発光の
照度、輝度が誘虫効果を高めていること、特に、導光板
(11)の背面がレーザによってV溝加工されており、これ
が特有の高い輝度の紫外線を発して誘虫効果を高めると
考えられる。
【0023】実施例2(図5乃至図8) 紫外線面発光装置(1)と、装飾板(4)を構成する普通光
面発光装置(2)を同一平面に配置している。図6に示す
如く、紫外線面発光装置(1)の導光板(11)は、中央部に
面発光装置(2)を嵌める矩形の開口(10)を有し、矩形枠
状に形成されている。導光板(11)を挟んで、導光板(11)
の長手方向に沿う両側に紫外線ランプ(12)(12)を対向配
備し、該紫外線ランプ(12)にリフレクター(13)(13)を被
せてケース(3)に収容する。導光板(11)の背面には、前
記同様のV溝列(図示せず)が開設され、該背面、内周面
及び、外周端面の紫外線入射端面を除く3つの端面に反
射シート(14)が貼り付けられる。導光板(11)のV溝列の
間隔は、導光板(11)の幅中心に近づくほど、隣合う溝の
間隔は狭まっている。
【0024】普通光面発光装置(2)は、前記実施例1と
同様であって、図7に示す如く、導光板(21)、普通光ラ
ンプ(22)、リフレクター(23)等が上記紫外線面発光装置
(1)の導光板(11)の矩形の開口(10)に収容され、該導光
板(11)の表面と普通光面発光装置(2)の導光板(21)の表
面が同一平面にある。
【0025】ケース(3)に透明カバー板(15)が被せら
れ、該透明カバー板(15)の上辺を除く3辺にU字状に連
続して枠板(43)が取り付けられる。又、透明カバー板(1
5)には、面発光装置(2)の輪郭を隠す様に、上記U字状
枠板(43)と向きと厚みが同じのU字状の枠板(44)が取り
付けられる。両U字状枠板(43)(44)の上から、表板(35)
を被せ、枠板(44)内に装飾シート収容空間(17)を形成す
る。表板(35)は透明体であるが、枠板(43)に対応する部
分は、枠板(43)が見えない様に矩形枠状に着色等によっ
て不透明(図5斜線で示した部分)に形成されている。表
板(35)の上端部分も不透明に形成されている。
【0026】表板(35)には、前記枠板(43)に対応してU
字状に枠板(33)設けられ、該枠板(33)は、内周縁は、表
板(35)から凹んだ凹み段部(34)が形成されている。凹み
段部(34)に3辺を嵌め込んで装飾シート(9)が取り付け
られる。図9に示す如く、装飾シート(9)には粘着剤層
(81)が形成されているが、凹み段部(34)に嵌まる3辺及
び前記表板(35)の矩形枠状不透明部(36)の内側透明部分
との対応部分には、接着剤層(81)は省略されている。ケ
ース(3)には、壁掛け用の吊り紐(39)が取り付けられて
いる。
【0027】上記第2実施例の場合、表板の中央部分
は、面発光装置(2)の面発光をバックライトとして、装
飾シート(9)が美しく光り。その意匠を際だたせる。装
飾シート(9)の外側では紫外線面発光装置(1)の紫外線
が捕虫シート(8)の粘着剤層(81)を通して面発光して虫
を誘引し、粘着剤層(81)によって虫を捕獲する。
【0028】第3実施例(図10) 第3実施例は、紫外線面発光装置(1)の前方にバックラ
イト無しの装飾板(4)を配備している。紫外線面発光装
置(1)、該紫外線面発光装置(1)を収容するケース
(3)、捕虫シート(8)のセット方法は、前記図1の場合
と同じであるので説明は省略する。装飾板(4)は、装飾
シート(9)を交換可能に収容したもので、前記同様のU
字状の枠板(40)(41)を2枚の板(40)(41)で挟んで形成さ
れている。紫外線面発光装置(1)側の板(40)は、紫外線
を遮蔽するアルミニューム板である。装飾板(4)の四隅
と、紫外線面発光装置(1)のケース(3)の四隅が、ステ
ー(72)を介してボルト(7)にて固定される。紫外線面発
光装置(1)上の捕虫シート(8)と装飾板(4)との間に
は、虫が飛来するのに十分な空間が存する。
【0029】上記第3実施例の場合、装飾シート(9)に
対するバックライトは存在しないが、室内光で装飾シー
ト(9)を見ることが出来、装飾板(4)によって紫外線を
遮断して、人体に悪影響を及ぼすことを防止できる。
【0030】上記実施例の様に、導光板(11)(21)の端面
にランプを配備する面発光装置で本発明を実施すれば、
面発光装置の厚みを薄くできる利点があるが、浅底の箱
に紫外線ランプを収容し、該箱の開口を乳白色、半透明
等の紫外線透過性板で覆い、該板の前面に前記捕虫シー
ト(8)をセットして本発明を実施することができる。
【0031】上記実施例の説明は本発明を説明するため
のものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或いは該範囲を減縮する様に解すべきではない。本
発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範
囲に記載の技術的範囲内で、種々の変形が可能であるこ
とは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の斜面図である。
【図2】図1A−A線に沿う断面図である。
【図3】捕虫シートの斜面図である。
【図4】実験A、Bの説明図である。
【図5】第2実施例の分解斜面図である。
【図6】第2実施例の紫外線面発光装置と面発光装置の
分解斜面図である。
【図7】第2実施例の断面図である。
【図8】第2実施例で使用する捕虫シートの斜面図であ
る。
【図9】第3実施例の斜面図である。
【符号の説明】
(1) 紫外線面発光装置 (11) 導光板 (12) 紫外線ランプ (13) リフレクター (2) 面発光装置 (21) 導光板 (22) ランプ (23) リフレクター (3) ケース (4) 装飾板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷畑 光造 大阪府大阪市城東区深江南2−1−21 朝 日テクノ株式会社内 (72)発明者 渡辺 源一郎 京都府京都市中京区聚楽廻南町一番地 渡 辺商事株式会社内 (72)発明者 宮田 丈夫 岡山県倉敷市玉島長尾344番地の1 株式 会社ミスモ加工内 Fターム(参考) 2B121 AA12 BA03 BA08 BA09 BA53 DA34 DA37 DA38 FA10 FA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線を面発光する紫外線面発光装置
    (1)と、該紫外線面発光装置(1)の発光面の前側に交換
    可能に配備され粘着剤層(81)有する紫外線透過性捕虫シ
    ート(8)とからなる光誘引粘着捕虫器。
  2. 【請求項2】 請求項1の紫外線捕虫器(1)の前方に、
    捕虫シート(8)との間隔を存して該捕虫シート(8)を隠
    す様に装飾板(4)が配備されている光誘引粘着捕虫器。
  3. 【請求項3】 矩形枠状の導光板(11)の両側に該導光板
    (11)の端面に対向して紫外線ランプ(12)(12)が配置され
    た紫外線面発光装置(1)と、該紫外線面発光装置(1)の
    導光板(11)の開口(10)内に配備された装飾板(4)とによ
    って構成された光誘引粘着捕虫器。
  4. 【請求項4】 装飾板(4)は、導光板(21)の端面に対向
    してランプ(22)が配置され該導光板(21)の面から光を発
    する面発光装置(2)と、該面発光装置(2)の発光面の前
    側に図柄、文字等の意匠を施した透光性装飾シート(9)
    を配備して構成されている請求項2又は3に記載の光誘
    引粘着捕虫器。
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