JP2003179905A - 通信制御システム、通信制御装置および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

通信制御システム、通信制御装置および方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム

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JP2003179905A
JP2003179905A JP2001380079A JP2001380079A JP2003179905A JP 2003179905 A JP2003179905 A JP 2003179905A JP 2001380079 A JP2001380079 A JP 2001380079A JP 2001380079 A JP2001380079 A JP 2001380079A JP 2003179905 A JP2003179905 A JP 2003179905A
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communication
information processing
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communication control
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Akihiro Iori
明宏 庵
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Original Assignee
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲に存在する、相対的に性能が優れた機器
の機能を活用する。 【解決手段】 主機器51−1内のマスターオブジェク
ト62−1は、マスターオブジェクト62−2との間
に、制御用サブセッションを確立する。マスターオブジ
ェクト62−1は、スレーブオブジェクト61−1,6
1−2に、組み込み要求を送信する。各スレーブオブジ
ェクト61から、組み込み承認を受信すると、マスター
オブジェクト62−1とマスターオブジェクト62−2
は、通信に組み込むスレーブオブジェクト61に関する
情報を、互いに送信し合う。マスターオブジェクト62
−1からの指令により、スレーブオブジェクト61−1
は、スレーブオブジェクト61−3との間にサブセッシ
ョンを確立する。また、マスターオブジェクト62−1
からの指令により、スレーブオブジェクト61−2は、
スレーブオブジェクト61−4との間にサブセッション
を確立する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信制御システ
ム、通信制御装置および方法、情報処理装置および方
法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、より効
率的にデータを取得できるようにした通信制御システ
ム、通信制御装置および方法、情報処理装置および方
法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ネットワークの常時接続環境や情
報家電が普及しつつある。これにより、いつでもどこで
もネットワークに接続できる環境が整いつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モバイ
ル端末などはCPUの処理能力が低かったり、利用可能な
ネットワークの帯域幅が狭かったり、画面サイズが小さ
かったりするためネットワークから取得したデータを出
力するときに、「音質が悪い」「画像が粗い」「フレー
ムレートが小さい」「画面が小さくて見にくい」などの
問題が起こるという課題があった。
【0004】これらの問題は、モバイル機器のように性
能の劣る機器と、相対的に性能の優れた周囲の機器を組
み合わせ、連携させることで解決できる。図1は、たと
えば近くにあるテレビから、映像を出力することでユー
ザは大画面を楽しむことができるようになる。しかしな
がら従来は、このように複数の機器を連携させる仕組み
は存在しなかった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、ネットワーク対応機器同士を連携させるこ
とができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の通信制御システ
ムは、通信制御装置は、通信制御装置と情報処理装置の
中から、通信する情報の種類に対応する機能を有する装
置を指定する指定手段と、指定手段により情報処理装置
が指定された場合、指定された情報処理装置に、通信相
手の装置を通知する通知手段と、指定手段により、自ら
が指定された場合、通信相手の装置と通信する第1の通
信手段とを備え、情報処理装置は、通信制御装置より、
通信相手の装置の通知を受信する受信手段と、受信手段
により通知が受信された通信相手の装置との間で、所定
の情報を通信する第2の通信手段とを備えることを特徴
とする。
【0007】本発明の通信制御装置は、自分自身と情報
処理装置の中から、通信する情報の種類に対応する機能
を有する装置を指定する指定手段と、指定手段により情
報処理装置が指定された場合、指定された情報処理装置
に、通信相手の装置を通知する通知手段と、指定手段に
より、自らが指定された場合、通信相手の装置と通信す
る通信手段とを備えることを特徴とする。
【0008】前記通信制御装置の周辺に存在する前記情
報処理装置が通信する前記情報に対応する前記機能を有
している場合、前記情報処理装置に対して応答するよう
に要求する要求手段と、要求手段による要求に対する応
答を受信する受信手段とをさらに設けるようにし、前記
指定手段には、前記受信手段により受信された前記応答
に基づいて、通信する前記情報の種類に対応する前記機
能を有する前記装置を指定するようにさせることができ
る。
【0009】前記通信制御装置の周辺に存在する前記情
報処理装置を、前記情報処理装置が有する前記機能と対
応付けて管理している管理装置に対して、通信する前記
情報に対応する前記機能を有する前記情報処理装置を検
索するように要求する要求手段と、前記管理装置より、
通信する前記情報に対応する前記機能を有する前記情報
処理装置の検索結果を受信する受信手段とをさらに設け
るようにし、前記指定手段には、前記受信手段により受
信された前記検索結果に基づいて、通信する前記情報の
種類に対応する前記機能を有する前記装置を指定するよ
うにさせることができる。
【0010】前記情報処理装置が前記通信相手の装置と
通信している場合、前記情報処理装置と前記通信相手の
装置との間の前記通信を解除し、前記通信制御装置が前
記通信相手の装置と通信している場合、前記通信制御装
置と前記通信相手の装置との間の前記通信を解除する解
除手段をさらに設けるようにすることができる。
【0011】本発明の通信制御方法は、自分自身と情報
処理装置の中から、通信する情報の種類に対応する機能
を有する装置を指定する指定ステップと、指定ステップ
の処理により情報処理装置が指定された場合、指定され
た情報処理装置に、通信相手の装置を通知する通知ステ
ップと、指定ステップの処理により、自らが指定された
場合、通信相手の装置と通信する通信ステップとを含む
ことを特徴とする。
【0012】本発明の第1の記録媒体のプログラムは、
自分自身と情報処理装置の中から、通信する情報の種類
に対応する機能を有する装置を指定する指定ステップ
と、指定ステップの処理により情報処理装置が指定され
た場合、指定された情報処理装置に、通信相手の装置を
通知する通知ステップと、指定ステップの処理により、
自らが指定された場合、通信相手の装置と通信する通信
ステップとを含むことを特徴とする。
【0013】本発明の第1のプログラムは、自分自身と
情報処理装置の中から、通信する情報の種類に対応する
機能を有する装置を指定する指定ステップと、指定ステ
ップの処理により情報処理装置が指定された場合、指定
された情報処理装置に、通信相手の装置を通知する通知
ステップと、指定ステップの処理により、自らが指定さ
れた場合、通信相手の装置と通信する通信ステップとを
コンピュータに実行させる。
【0014】本発明の情報処理装置は、通信制御装置よ
り、通信相手の装置の通知を受信する第1の受信手段
と、第1の受信手段により通知が受信された通信相手の
装置との間で、所定の情報を通信する通信手段とを備え
ることを特徴とする。
【0015】前記通信制御装置より所定の機能を有する
前記情報処理装置の探索信号を受信する第2の受信手段
と、第2の受信手段により受信された前記探索信号に基
づいて、自らが前記所定の機能を有しているか否かを判
定する判定手段と、判定手段により、自らが前記所定の
機能を有していると判定した場合、前記通信制御装置に
対して応答する応答手段とをさらに設けるようにするこ
とができる。
【0016】前記情報処理装置を、前記情報処理装置が
有する前記機能と対応付けて管理している管理装置に対
して、前記情報処理装置自体が有している前記機能を登
録する登録手段をさらに設けるようにすることができ
る。
【0017】前記通信相手の装置との間で通信される前
記情報は、動画データであるようにすることができる。
【0018】本発明の情報処理方法は、通信制御装置よ
り、通信相手の装置の通知を受信する第1の受信ステッ
プと、第1の受信ステップの処理により通知が受信され
た通信相手の装置との間で、所定の情報を通信する通信
ステップとを含むことを特徴とする。
【0019】本発明の第2の記録媒体のプログラムは、
通信制御装置より、通信相手の装置の通知を受信する第
1の受信ステップと、第1の受信ステップの処理により
通知が受信された通信相手の装置との間で、所定の情報
を通信する通信ステップとを含むことを特徴とする。
【0020】本発明の第2のプログラムは、通信制御装
置より、通信相手の装置の通知を受信する第1の受信ス
テップと、第1の受信ステップの処理により通知が受信
された通信相手の装置との間で、所定の情報を通信する
通信ステップとをコンピュータに実行させる。
【0021】本発明の通信制御システムにおいては、通
信制御装置では、通信制御装置と情報処理装置の中か
ら、通信する情報の種類に対応する機能を有する装置が
指定され、情報処理装置が指定された場合、指定された
情報処理装置に、通信相手の装置が通知され、通信制御
装置自身が指定された場合、通信相手の装置と通信さ
れ、情報処理装置では、通信制御装置より、通信相手の
装置の通知が受信され、通知が受信された通信相手の装
置との間で、所定の情報が通信される。
【0022】本発明の通信制御装置および方法、記録媒
体、並びにプログラムにおいては、自分自身と情報処理
装置の中から、通信する情報の種類に対応する機能を有
する装置が指定され、情報処理装置が指定された場合、
指定された情報処理装置に、通信相手の装置が通知さ
れ、通信制御装置自身が指定された場合、通信相手の装
置と通信される。
【0023】本発明の情報処理装置および方法、記録媒
体、並びにプログラムにおいては、通信制御装置より、
通信相手の装置の通知が受信され、通知が受信された通
信相手の装置との間で、所定の情報が通信される。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用した通信制
御システムの一実施の形態を説明する図である。図1に
おいて、汎用のパーソナルコンピュータ5は、ゲートウ
ェイ(GW)2−1を介して、インターネット1に接続され
ている。また、テレビジョン受像機6、および無線LAN
ベースステーション7は、ゲートウェイ2−3を介し
て、インターネット1に接続されている。無線LANベー
スステーション7は、無線LANにより携帯端末8と通信
を行う。
【0025】携帯端末8は、スケジュール管理機能、ワ
ードプロセッサ、計算機能のほか、携帯電話機9を介し
て、インターネット1に接続し、ホームページの閲覧な
どを行うことも可能な機器であり、ユーザにより携帯さ
れる。
【0026】また、インターネット1には、ゲートウェ
イ(GW)2−2を介して、携帯電話網3が接続され、基地
局4と、携帯電話機9の間で、通信が行われる。携帯電
話機9は、ケーブルにより携帯端末8と接続されてお
り、基地局4から受信した情報を、携帯電話機9に供給
し、また、携帯電話機9から供給された情報を基地局4
に送信する。
【0027】図1の右方に、丸く囲まれた側が、あるユ
ーザ(ユーザAとする)により使用される1グループの機
器類である。すなわち、このグループは、テレビジョン
受像機6、無線LANベースステーション7、携帯端末
8、および携帯電話機9により構成される。
【0028】図1において、ユーザAが上記した1グル
ープの機器類を利用して、パーソナルコンピュータ5よ
り、動画、および音声データの受信、およびストリーミ
ング再生をする場合、パーソナルコンピュータ5より送
信された動画および音声データは、ゲートウェイ2−
1、インターネット1、ゲートウェイ2−2、携帯電話
網3、および基地局4を介して、携帯電話機9に受信さ
れる。
【0029】携帯電話機9は、基地局4より受信した動
画および音声データを、ケーブルを介して携帯端末8に
供給する。携帯端末8は、携帯電話機9より供給された
動画および音声データを、無線で無線LANベースステー
ション7に送信し、無線LANベースステーション7は、
受信した動画および音声データを、テレビジョン受像機
6に送信する。テレビジョン受像機6は、動画および音
声データの供給を受け、動画はモニタに表示させ、音声
はスピーカから、それぞれ、出力する。
【0030】このようにして、携帯端末8とテレビジョ
ン受像機6を組み合わせ、連携させ、携帯電話機9を介
して携帯端末8が受信した動画および音声データを、テ
レビジョン受像機6から出力することで、ユーザは大画
面を楽しむことができるようになる。
【0031】しかし、この手法では大きな画面やスピー
カなどは活用できても、携帯端末8のCPUや携帯電話網
3から携帯電話機9までのネットワークの速度がボトル
ネックとなり、音質や画質を上げられないという問題が
ある。また、携帯電話網3を使用する携帯電話機9のネ
ットワーク接続は通信費が高いことが多いという問題も
ある。
【0032】そこで、次に、上記問題を解決した、本発
明を適用した通信制御システムの例について図2を参照
して説明する。
【0033】図2は、本発明を適用した通信制御システ
ムの概要を説明する図である。図2においても、図1と
同様、パーソナルコンピュータ5が、ゲートウェイ2−
1を介して、インターネット1に接続されている。ま
た、テレビジョン受像機6、および無線LANベースステ
ーション7は、ゲートウェイ2−3を介して、インター
ネット1に接続されている。無線LANベースステーショ
ン7は、無線LANにより携帯端末8と通信を行う。
【0034】また、図1と同様、インターネット1に
は、ゲートウェイ(GW)2−2を介して、携帯電話網3が
接続され、基地局4と、携帯電話機9の間で、通信が行
われる。携帯電話機9は、ケーブルにより携帯端末8と
接続されており、基地局4から受信した情報を、携帯電
話機9に供給し、また、携帯電話機9から供給された情
報を基地局4に送信する。
【0035】図2の右方に、丸く囲まれた側が、図1と
同様、あるユーザ(ユーザAとする)により使用される1
グループの機器類である。すなわち、このグループは、
テレビジョン受像機6、無線LANベースステーション
7、携帯端末8、および携帯電話機9により構成され
る。
【0036】図2において、ユーザAが上記した1グル
ープの機器類を利用して、パーソナルコンピュータ5よ
り、動画、および音声データの受信、およびストリーミ
ング再生をする場合、パーソナルコンピュータ5より送
信された音声データは、図1に示された経路と同様、ゲ
ートウェイ2−1、インターネット1、ゲートウェイ2
−2、携帯電話網3、および基地局4を介して、携帯電
話機9に受信される。
【0037】携帯電話機9は、基地局4より受信した音
声データを、ケーブルを介して携帯端末8に供給する。
携帯端末8は、携帯電話機9より供給された音声データ
を、無線で無線LANベースステーション7に送信し、無
線LANベースステーション7は、受信した音声データ
を、テレビジョン受像機6に送信する。
【0038】図2において、パーソナルコンピュータ5
より送信された動画データは、図1に示された動画デー
タの経路とは異なり、ゲートウェイ2−1、インターネ
ット1、およびゲートウェイ2−3を介して、テレビジ
ョン受像機6に受信される。
【0039】テレビジョン受像機6は、異なる2つの経
路より、動画および音声データ、それぞれの供給を受
け、動画はモニタに表示させ、音声はスピーカから出力
する。なお、携帯端末8が、これら2つの経路を介した
通信を制御している。
【0040】このように動画データの通信経路を、携帯
電話網3、基地局4、携帯電話機9、携帯端末8、およ
び無線LANベースステーション7を介さず、直接ゲート
ウェイ2-3を介するようにすることにより、通信費を
削減したり、画質などを向上させたりできるという利点
が生まれる。
【0041】以下の説明において、連携を制御する機器
(図2では携帯端末8)を主機器、主機器によって制御
される機器(図2ではテレビジョン受像機6)を従属機
器と称する。また、1台の主機器と0台以上の従属機器
から構成される機器群を「機器グループ」と称する。
【0042】また、主機器および従属機器のそれぞれが
有する機能を、オブジェクトと称する。すなわち、例え
ば、テレビジョン受像機6は、動画再生のオブジェクト
と、音声再生のオブジェクトを有している。
【0043】主機器や従属機器では、オブジェクトが動
作しており、全体で1つの分散アプリケーションを実現
する。たとえばビデオカメラで動画送信オブジェクト、
テレビで動画再生オブジェクト、ミニコンポで音声再生
オブジェクト、マイクで音声送信オブジェクトを実行す
ることにより、全体としてテレビ電話端末という分散ア
プリケーションが構成される。
【0044】本発明は、連携時のオブジェクト群−オブ
ジェクト群の通信を管理する。たとえば通信の最中に、
一部の通信を他の機器に切替えたり、通信の一部を削除
/追加したりすることも可能である。詳細な説明は後述
する。
【0045】オブジェクトは、全体の通信を管理する
「マスターオブジェクト」と、マスターオブジェクトの
管理下で個々のデータ通信を担当する「スレーブオブジ
ェクト」に分類される。マスターオブジェクトは常に主
機器で動作するのに対し、スレーブオブジェクトは主機
器と従属機器のどちらで動作しても良い。
【0046】図3は、本発明の通信制御システムの概念
を説明する図である。図3において、左方には、上か
ら、従属機器52−1、および主機器51−1が示され
ている。また、従属機器52−1は、スレーブオブジェ
クト61−1を有している。また、主機器51−1は、
マスターオブジェクト62−1、およびスレーブオブジ
ェクト61−2を有している。
【0047】図3において、右方には、上から従属機器
52−2、主機器51−2、および従属機器52−3が
示されている。また、従属機器52−2は、スレーブオ
ブジェクト61−3を有している。主機器52−2は、
マスターオブジェクト62−2を有している。さらに、
従属機器52−3は、スレーブオブジェクト61−4を
有している。
【0048】図3において、従属機器52−1および主
機器51−1を合わせて、連帯して動作する1つのグル
ープ(以下、機器グループと称する)が構成される。同様
に、従属機器52−2,52−3、および主機器51−
2を合わせて、連帯して動作する機器グループが構成さ
れる。機器グループとは、機器を1つの単位とした分類
である。
【0049】それに対して、オブジェクトを単位とした
グループ分けを分散アプリケーションと称する。例え
ば、図3において、スレーブオブジェクト61−1,6
1−2、およびマスターオブジェクト62−1を合わせ
て、連帯して動作する1つのオブジェクトのグループが
構成され、このオブジェクトのクループのことを、分散
アプリケーションと称する。同様に、図3において、ス
レーブオブジェクト61−3,61−4、およびマスタ
ーオブジェクト62−2を合わせて、連帯して動作する
1つの分散アプリケーションが構成される。
【0050】なお、以下の説明において、マスターオブ
ジェクト62−1とマスターオブジェクト62−2のそ
れぞれを特に区別する必要がない場合、まとめてマスタ
ーオブジェクト62と、スレーブオブジェクト61−1
乃至61−4のそれぞれを特に区別する必要がない場
合、まとめてスレーブオブジェクト61と、それぞれ称
する。
【0051】また、以下の説明において、主機器51−
1と主機器51−2のそれぞれを特に区別する必要がな
い場合、まとめて主機器51と、従属機器52−1乃至
52−3のそれぞれを特に区別する必要がない場合、ま
とめて従属機器52と、それぞれ称する。
【0052】分散アプリケーション同士が通信する場
合、自分側のオブジェクト群と相手側のオブジェクト群
の間に、複数の通信路が設けられる。例えば、図3にお
いては、スレーブオブジェクト61−1とスレーブオブ
ジェクト61−3の間に1つの通信路が形成され、マス
ターオブジェクト62−1とマスターオブジェクト62
−2の間に、1つの通信路が形成され、さらに、スレー
ブオブジェクト61−2とスレーブオブジェクト61−
4の間に1つの通信路が形成されている。図3に図示し
ているように、このような複数の通信路を束ねたものを
「グループセッション」、グループセッションに含まれ
る個々の通信路を「サブセッション」と定義する。サブ
セッションのうち、マスターオブジェクト間でグループ
セッションの管理に用いられるものを、特に「制御用サ
ブセッション」と呼んで区別する。
【0053】図3に示されるように、主機器51−1上
でマスターオブジェクト62−1とスレーブオブジェク
ト61−2が同時に動くこともある。また、機器グルー
プは1つの主機器51だけから構成される場合もある。
この場合は、分散アプリケーションを構成する全てのマ
スターオブジェクト62とスレーブオブジェクト61が
同一の主機器51上で動作する。
【0054】グループセッションは、以下のように状態
が遷移する。すなわち、最初に、マスターオブジェクト
62が起動し、相手側のマスターオブジェクト62に接
続する。次に、分散アプリケーションの実行に必要なス
レーブオブジェクト61を発見し、組み込み要求を送信
する。組み込み要求を受信したスレーブオブジェクト6
1は、問題なければ確認応答をマスターオブジェクト6
2に返す。組み込み要求に対する確認応答が全て集まっ
たら、マスターオブジェクト62は、組み込んだスレー
ブオブジェクト61のリストを相手側マスターオブジェ
クト62と交換する。次に、マスターオブジェクト62
は、各スレーブオブジェクト61に、対向側のスレーブ
オブジェクト61の情報を通知する。各スレーブオブジ
ェクト61は対向側のスレーブオブジェクト61との間
に、サブセッションを確立する。各スレーブオブジェク
ト61は、アプリケーションを実行する。
【0055】以上のような状態の遷移により、各スレー
ブオブジェクト61は、対向側のスレーブオブジェクト
61と情報の送受信を実行する。
【0056】次に、グループセッションを終了する場
合、マスターオブジェクト62は、各スレーブオブジェ
クト61に取り外し要求を送る。各スレーブオブジェク
ト61は、サブセッションを切断し、取り外し要求の確
認応答をマスターオブジェクト62に返す。取り外し要
求に対する確認応答が全て集まったら、マスターオブジ
ェクト62は、制御用サブセッションを切断する。
【0057】本発明では分散アプリケーションの実行中
に、サブセッションを他のスレーブオブジェクト61に
切替えることができる。これによって、たとえば携帯端
末8で見ていた画像をテレビジョン受像機6に切替える
といった機能が実現できる。すなわち、初めは主機器5
1単体で分散アプリケーションを実行しているが、周囲
の機器で動作しているスレーブオブジェクト61にサブ
セッションを切替えてサービスの品質を高めたり通信費
を削減したりする、というのが本発明の典型的な使用例
である。
【0058】また、マスターオブジェクト62とスレー
ブオブジェクト61とは定期的にメッセージを交換して
同期を保つ。これにより、たとえばスレーブオブジェク
ト61が異常終了した場合に、スムーズに他のスレーブ
オブジェクト61へ切替えられるようになっている。
【0059】以下、本発明をさらに詳細に説明する。本
発明の概念図を図4に示す。図中の各オブジェクトは
(インターネットやイントラネット、LAN(Local Area N
etwork)などの)ネットワーク経由で互いに接続され、
通信可能な状態とする。
【0060】図4において、左方には、1つの分散アプ
リケーション(以下、分散アプリケーションAと称する)
にを構成するオブジェクト群70A、すなわち、スレー
ブオブジェクト61A、およびマスターオブジェクト6
2Aが示されている。また、図4の最左方には、周辺空
間に存在するスレーブオブジェクト61を管理するスレ
ーブオブジェクト検索サーバ71Aが示されている。
【0061】マスターオブジェクト62Aの内部は、グ
ループ内通信部83A、スレーブオブジェクト管理部8
2A、およびグループ間通信部81Aにより構成されて
いる。グループ内通信部83Aは、分散アプリケーショ
ンA内での、通信処理を実行する。スレーブオブジェク
ト管理部82Aは、分散アプリケーションA内に存在す
るスレーブオブジェクト61Aを管理している。グルー
プ間通信部81Aは、ほかの分散アプリケーション(図
4においては、分散アプリケーションB)に存在するマ
スターオブジェクト61との間の通信処理を実行する。
【0062】スレーブオブジェクト61Aの内部は、グ
ループ間通信部103A、制御部102A、およびグル
ープ内通信部101Aにより構成されている。グループ
間通信部103Aは、ほかの分散アプリケーション(図
4においては、分散アプリケーションB)に存在するス
レーブオブジェクト61との間の通信処理を実行する。
制御部102Aは、スレーブオブジェクト61A内の各
部を制御している。グループ内通信部101Aは、分散
アプリケーションA内での、通信処理を実行する。
【0063】図4において、右方には、1つの分散アプ
リケーション(以下、分散アプリケーションBと称する)
を構成するオブジェクト群70B、すなわち、スレーブ
オブジェクト61B、およびマスターオブジェクト62
Bが示されている。また、図4の最右方には、分散アプ
リケーションBを構成するオブジェクト群70Bにおい
てスレーブオブジェクト61を管理するスレーブオブジ
ェクト検索サーバ71Bが示されている。
【0064】マスターオブジェクト62Bの内部は、グ
ループ内通信部83B、スレーブオブジェクト管理部8
2B、およびグループ間通信部81Bにより構成されて
いる。グループ内通信部83Bは、分散アプリケーショ
ンB内での、通信処理を実行する。スレーブオブジェク
ト管理部82Bは、分散アプリケーションB内に存在す
るスレーブオブジェクト61Bを管理している。グルー
プ間通信部81Bは、ほかの分散アプリケーション(図
4においては、分散アプリケーションA) に存在するマ
スターオブジェクト61との間の通信処理を実行する。
【0065】スレーブオブジェクト61Bの内部は、グ
ループ間通信部103B、制御部102B、およびグル
ープ内通信部101Bにより構成されている。グループ
間通信部103Bは、ほかの分散アプリケーション(図
4においては、分散アプリケーションA)に存在するス
レーブオブジェクト61との間の通信処理を実行する。
制御部102Bは、スレーブオブジェクト61B内の各
部を制御している。グループ内通信部101Bは、分散
アプリケーションB内での、通信処理を実行する。
【0066】図4において、マスターオブジェクト62
Aを構成するグループ内通信部83A、スレーブオブジ
ェクト管理部82A、およびグループ間通信部81Aの
基本的な機能は、それぞれ、マスターオブジェクト62
Bを構成するグループ内通信部83B、スレーブオブジ
ェクト管理部82B、およびグループ間通信部81Bと
同様である。そこで、以下の説明において、グループ内
通信部83Aとグループ内通信部83Bのそれぞれを特
に区別する必要がない場合、まとめてグループ内通信部
83と、スレーブオブジェクト管理部82Aとスレーブ
オブジェクト管理部82Bのそれぞれを特に区別する必
要がない場合、まとめてスレーブオブジェクト管理部8
2と、グループ間通信部81Aとグループ間通信部81
Bのそれぞれを特に区別する必要がない場合、まとめて
グループ間通信部81と、それぞれ称する。
【0067】図4において、スレーブオブジェクト61
Aを構成するグループ間通信部103A、制御部102
A、およびグループ内通信部101Aの基本的な機能
は、それぞれ、スレーブオブジェクト61Bを構成する
グループ間通信部103B、制御部102B、およびグ
ループ内通信部101Bと同様である。そこで、以下の
説明において、グループ間通信部103Aとグループ間
通信部103Bのそれぞれを特に区別する必要がない場
合、まとめてグループ間通信部103と、制御部102
Aと制御部102Bのそれぞれを特に区別する必要がな
い場合、まとめて制御部102と、グループ内通信部1
01Aとグループ内通信部101Bのそれぞれを特に区
別する必要がない場合、まとめてグループ内通信部10
1と、それぞれ称する。
【0068】また、図4において、スレーブオブジェク
ト検索サーバ71A、およびスレーブオブジェクト検索
サーバ71Bの基本的な機能は同様である。そこで、以
下の説明において、スレーブオブジェクト検索サーバ7
1Aとスレーブオブジェクト検索サーバ71Bのそれぞ
れを特に区別する必要がない場合、まとめてスレーブオ
ブジェクト検索サーバ71と称する。また、データベー
ス管理部91Aとデータベース管理部91Bのそれぞれ
を特に区別する必要がない場合、まとめてデータベース
管理部91と、データベース92Aとデータベース92
Bのそれぞれを特に区別する必要がない場合、まとめて
データベース92と、それぞれ称する。
【0069】図5は、スレーブオブジェクト検索サーバ
71の内部の構成例を表わしたブロック図である。図5
において、CPU(Central Processing Unit)201
は、ROM(Read Only Memory)202に記憶されてい
るプログラム、またはRAM(Random Access Memory)
203にロードされたプログラムに従って各種の処理を
実行する。RAM203にはまた、CPU201が各種の処理
を実行する上において必要なデータなども適宜記憶され
る。
【0070】CPU201、ROM202、およびRAM203
は、バス204を介して相互に接続されている。このバ
ス204にはまた、入出力インターフェース205も接
続されている。
【0071】入出力インターフェース205には、デー
タベース92を管理しているデータベース管理部91、
キーボード、マウスなどよりなる入力部206、スピー
カなどよりなる音声出力部207、CRT(Cathode-Ray T
ube)、LCD(Liquid CrystalDisplay)などよりなるモ
ニタ208、ハードディスクなどより構成される記憶部
209、モデム、ターミナルアダプタなどより構成され
る通信部210が接続されている。通信部210は、ネ
ットワークを介しての通信処理を行う。データベース9
2は、例えば、ある建物内の部屋に存在しているスレー
ブオブジェクト61のリストを、各部屋ごとに分類して
記憶している。
【0072】入出力インターフェース205にはまた、
必要に応じてドライブ211が接続され、磁気ディスク
212、光ディスク213、光磁気ディスク214、或
いは半導体メモリ215などが適宜装着され、それらか
ら読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じ
て記憶部209にインストールされる。
【0073】図4に戻って、ユーザによって起動された
マスターオブジェクトAは、通信相手となるマスターオ
ブジェクトBに対して制御用サブセッションの確立を試
みる。制御用サブセッションは、双方のグループ間通信
部81の間に確立される。この接続には、たとえばTCP
(Transmission Control Protocol)やUDP(User datagram
protocol)などのプロトコルを用いることができる。接
続相手はユーザが指定する。たとえばTCPを使用する場
合には、相手のIP(Internet Protocol)アドレスとポー
ト番号によって相手側マスターオブジェクトBを特定で
きる。
【0074】この接続の前もしくは後に、双方のマスタ
ーオブジェクト62は必要なスレーブオブジェクト61
の検索と組み込みを実行する。検索には、直接検索とス
レーブオブジェクト検索サーバ71を用いる間接検索の
2つがあり、どちらを用いても良い。
【0075】直接検索では、まずスレーブオブジェクト
管理部82が、求めるスレーブオブジェクト61の仕様
を含む検索要求メッセージをブロードキャストする。検
索要求メッセージの例を図6に示す。ブロードキャスト
の代わりにマルチキャストを用いても良い。検索要求メ
ッセージを受信した各スレーブオブジェクトの制御部1
02は、検索要求メッセージに含まれる仕様をチェック
する。仕様をみたすことができるスレーブオブジェクト
は、検索応答メッセージを返す。検索応答メッセージの
例を図7に示す。
【0076】スレーブオブジェクト管理部82は、あら
かじめユーザや分散アプリケーションの製作者によって
定められた基準に基づいて、検索応答メッセージを返し
たスレーブオブジェクト61の中から1つを選択する。
【0077】間接検索を用いる場合は、前もって各スレ
ーブオブジェクト61の制御部102が、自分の提供す
る機能の仕様の入った登録要求メッセージを、スレーブ
オブジェクト検索サーバ71に対して送信する。この登
録要求メッセージを受信したスレーブオブジェクト検索
サーバ71のデータベース管理部91は、登録要求メッ
セージから取り出した仕様をデータベース92に登録
し、登録確認応答を返す。登録要求メッセージの例を図
8に示す。
【0078】登録要求メッセージを定期的に送信するこ
とによって、登録データの更新を実現しても良い。たと
えば一定期間更新がない場合、データベース管理部91
は、該当するスレーブオブジェクト61の登録をデータ
ベース92から削除する。これにより、データベース9
2に記録されているデータが古くならないように維持で
きる。
【0079】間接検索では、まずスレーブオブジェクト
管理部82が、求めるスレーブオブジェクト61の仕様
を含む検索要求メッセージをスレーブオブジェクト検索
サーバ71に送信する。この検索要求メッセージを受信
したスレーブオブジェクト検索サーバ71のデータベー
ス管理部91は、検索要求メッセージに含まれる仕様に
合致するスレーブオブジェクト61をデータベースから
探し出す。スレーブオブジェクト検索サーバ71は、デ
ータベース管理部91により探し出されたスレーブオブ
ジェクト61に関する情報を、検索応答メッセージとし
てマスターオブジェクト62に送り返す。
【0080】なお、ブロードキャストアドレスもしくは
既知のマルチキャストアドレスをメッセージの宛先に指
定することにより、マスターオブジェクト62は、スレ
ーブオブジェクト検索サーバ71と通信できるものとす
る。
【0081】スレーブオブジェクト管理部82は、あら
かじめユーザや分散アプリケーションの製作者によって
定められた基準に基づいて、検索応答メッセージに含ま
れるスレーブオブジェクト61の情報の中から1つを選
択する。
【0082】スレーブオブジェクト管理部82は、選択
したスレーブオブジェクト61に対して組み込み要求メ
ッセージを送信する。組み込み要求メッセージの例を図
9に示す。スレーブオブジェクト61のグループ内通信
部101のアドレスは、検索応答メッセージを通じて既
知である。この通信にはグループ内通信部101が用い
られる。スレーブオブジェクト61の制御部102は、
グループ内通信部101から受信した組み込み要求メッ
セージを受け取り、組み込み承認メッセージもしくは組
み込み拒否メッセージを返す。組み込み承認メッセージ
の例を図10に示す。直接検索を用いた場合や、間接検
索を用いた場合のスレーブオブジェクト組み込みの様子
を図11に示す。
【0083】図11に示されたタイミングチャートのス
テップS101において、スレーブオブジェクト61
は、スレーブオブジェクト検索サーバ71に対して、登
録要求メッセージを送信する。スレーブオブジェクト検
索サーバ71は、ステップS102において、受信した
登録要求メッセージに対する登録確認応答を、スレーブ
オブジェクト61に送信する。
【0084】ステップS103において、マスターオブ
ジェクト62は、スレーブオブジェクト検索サーバ71
に対して、間接検索の検索要求メッセージを送信する。
また、マスターオブジェクト62は、ステップS104
において、スレーブオブジェクト61に対して、直接検
索の検索要求メッセージを送信する。
【0085】マスターオブジェクト62からの、間接検
索の検索要求メッセージを受信したスレーブオブジェク
ト検索サーバ71は、ステップS105において、検索
結果の情報を含む検索応答メッセージを、マスターオブ
ジェクト62に送信する。また、マスターオブジェクト
62からの、直接検索の検索要求メッセージを受信した
スレーブオブジェクト61は、ステップS105におい
て、検索結果の情報を含む検索応答メッセージを、マス
ターオブジェクト62に送信する。
【0086】ステップS106において、マスターオブ
ジェクト62は、スレーブオブジェクト61に対して、
組み込み要求メッセージを送信する。マスターオブジェ
クト62より組み込み要求メッセージを受信したスレー
ブオブジェクト61は、ステップS107において、マ
スターオブジェクト62に対して、組み込み承認メッセ
ージを送信する。
【0087】以上のようにして、スレーブオブジェクト
61の分散アプリケーションへの組み込みが実行され
る。
【0088】マスターオブジェクト62は、スレーブオ
ブジェクト61より、組み込み要求拒否メッセージを受
信した場合には別のスレーブオブジェクト61を選択す
る。あるいは再度、スレーブオブジェクト61の検索処
理からやり直す。
【0089】スレーブオブジェクト61より、組み込み
承認メッセージを受信した場合、スレーブオブジェクト
管理部82は組み込み承認メッセージに含まれるスレー
ブオブジェクト61の情報をグループセッション管理テ
ーブルに記録する。図12は、グループセッション管理
テーブルの例である。図12に示されるように、グルー
プセッション管理テーブルには、サブセッション番号、
自分側スレーブオブジェクトのグループ内通信部用の情
報(例:IPアドレス、ポート番号)、自分側スレーブオ
ブジェクトのグループ間通信部の情報(例:IPアドレ
ス、ポート番号)、および、相手側スレーブオブジェク
トのグループ間通信部の情報(例:IPアドレス、ポート
番号)が含まれている。
【0090】サブセッション番号は、TCPやUDPにおける
ポート番号に相当するものである。その値は一意な正の
整数であれば良く、各アプリケーションが独自に決めら
れる。ただし、通信相手との間では整合性が取れていな
ければならない。また、サブセッション番号は、制御用
サブセッションのために予約されている。相手側スレー
ブオブジェクト61の部分は、初期状態では空欄とな
る。
【0091】グループセッションに必要なスレーブオブ
ジェクトからの組み込み承認メッセージを全て受信した
ら、マスターオブジェクト62は、相手側のマスターオ
ブジェクト62にグループセッション管理テーブルを送
信する。この時に用いるサブセッション追加要求メッセ
ージの例を図13に示す。マスターオブジェクト62
は、同様に相手側からもグループセッション管理テーブ
ルを受信する。この交換により、グループセッション管
理テーブルの空欄部分が埋まる。この時、交換にはグル
ープ間通信部81を用い、受信した側は確認応答を返
す。
【0092】次に双方のマスターオブジェクト62は、
グループ内通信部83を用いて各スレーブオブジェクト
61に、相手側のスレーブオブジェクト61へ接続する
ように指示する接続命令メッセージを送る。相手側スレ
ーブオブジェクト61の情報を含む接続命令メッセージ
が、グループ内通信部83から送り出される。接続命令
メッセージの例を図14に示す。
【0093】接続命令メッセージを受け取ったスレーブ
オブジェクト61は、相手側スレーブオブジェクト61
との間にTCPやUDPを用いてサブセッションを確立する。
サブセッションはグループ間通信部103の間に確立さ
れる。さらにスレーブオブジェクト61はグループ内通
信部101から、接続確認応答をマスターオブジェクト
62に送り返す。以上のようにしてグループセッション
が確立される。図15にグループセッション確立時のメ
ッセージ交換の様子を示す。
【0094】図15のステップS301において、マス
ターオブジェクトAおよびマスターオブジェクトBは、
制御用サブセッションを確立する。ステップS302に
おいて、マスターオブジェクトAは、スレーブオブジェ
クトAに対して、組み込み要求メッセージを送信する。
同様に、ステップS302において、マスターオブジェ
クトBは、スレーブオブジェクトBに対して、組み込み
要求メッセージを送信する。
【0095】マスターオブジェクトAから組み込み要求
メッセージを受信したスレーブオブジェクトAは、ステ
ップS303において、マスターオブジェクトAに対し
て、組み込み承認メッセージを送信する。同様に、マス
ターオブジェクトBから組み込み要求メッセージを受信
したスレーブオブジェクトBは、ステップS303にお
いて、マスターオブジェクトBに対して、組み込み承認
メッセージを送信する。
【0096】ステップS304において、マスターオブ
ジェクトAおよびマスターオブジェクトBは、お互い
に、サブセッション追加要求メッセージを送信する。ス
テップS305において、マスターオブジェクトAおよ
びマスターオブジェクトBは、お互いに、サブセッショ
ン追加承認応答を送信する。
【0097】ステップS306において、マスターオブ
ジェクトAは、スレーブオブジェクトAに対して、接続
命令メッセージを送信する。同様に、ステップS306
において、マスターオブジェクトBは、スレーブオブジ
ェクトBに対して、接続命令メッセージを送信する。
【0098】マスターオブジェクトAから接続命令メッ
セージを受信したスレーブオブジェクトAは、ステップ
S307において、マスターオブジェクトAに対して、
接続確認応答を送信する。同様に、マスターオブジェク
トBから接続命令を受信したスレーブオブジェクトB
は、ステップS307において、マスターオブジェクト
Bに対して、接続確認応答を送信する。
【0099】ステップS308において、スレーブオブ
ジェクトAとスレーブオブジェクトBは、サブセッショ
ンを確立する。
【0100】以上のようにして、グループセッションが
確立される。
【0101】グループセッションが確立した後でも、サ
ブセッションの追加を行なうことができる。必要なスレ
ーブオブジェクトを組み入れた後に、前述のサブセッシ
ョン追加要求メッセージを用いて同様の手続きで行な
う。
【0102】グループセッション確立後の任意の時点
で、マスターオブジェクト62はサブセッションを用い
た通信を開始するように各スレーブオブジェクト61に
指示できる。通信開始要求メッセージには、命令の対象
となるサブセッションの番号のリストが含まれる。通信
開始要求メッセージの例を図16に示す。通信開始要求
を受け取ったスレーブオブジェクト61は、該当するサ
ブセッション経由の通信を開始し、マスターオブジェク
ト62に通信開始確認応答を送り返す。
【0103】サブセッションが開始された時点で、各ス
レーブオブジェクト61は動作を開始する。スレーブオ
ブジェクト61の提供する機能はアプリケーションごと
に異なる。
【0104】マスターオブジェクト62は任意の時点
で、サブセッションを用いた通信を一時停止するように
指示できる。通信一時停止要求メッセージには、命令の
対象となるサブセッションの番号のリストが含まれる。
通信一時停止要求メッセージの例を図17に示す。通信
一時停止要求を受け取ったスレーブオブジェクト61
は、該当するサブセッション経由の通信を開始し、マス
ターオブジェクト62に通信一時停止確認応答を送り返
す。通信の再開は、前述の通信開始要求メッセージを送
付することで実現する。
【0105】各スレーブオブジェクト61はマスターオ
ブジェクト62に対し、グループ内通信部101を用い
て定期的に接続確認要求メッセージを送信する。接続確
認要求メッセージの例を図18に示す。接続確認要求メ
ッセージを受信したマスターオブジェクト62は、接続
確認応答を送り返す。
【0106】一定回数以上、接続確認要求メッセージに
対する応答がない場合、マスターオブジェクトへ62の
ネットワーク到達性が失われたか、あるいはマスターオ
ブジェクト62が異常終了したとみなす。さらにスレー
ブオブジェクト61はサブセッションを切断し、終了す
る。
【0107】逆にマスターオブジェクト62は、一定時
間以上スレーブオブジェクト61から接続確認要求メッ
セージが届かない場合は、スレーブオブジェクト61へ
のネットワーク到達性が失われたか、あるいはスレーブ
オブジェクト61が異常終了したとみなす。マスターオ
ブジェクト62は、代替となるスレーブオブジェクト6
1を検索し、組み込んでも良い。
【0108】通信の最中に、サブセッションを他のスレ
ーブオブジェクト61に切り替える場合、マスターオブ
ジェクト62は、初めに新しいスレーブオブジェクト6
1に対して組み込み要求メッセージを送信する。組み込
み承認メッセージが受信できたら、マスターオブジェク
ト62は、グループセッション管理テーブルを更新す
る。マスターオブジェクト62は、さらに新しいスレー
ブオブジェクト61に、相手側スレーブオブジェクトへ
接続するように接続命令メッセージを送信する。マスタ
ーオブジェクト62は、同時に相手側マスターオブジェ
クトにも新しいスレーブオブジェクトの情報を通知す
る。これにより相手側のマスターオブジェクト62のグ
ループセッション管理テーブルが更新される。相手側マ
スターオブジェクト62は、同様に、新しいスレーブオ
ブジェクト61へ接続するように接続命令メッセージを
送る。これらの様子を図19に示す。
【0109】図19のステップS401において、マス
ターオブジェクトAは、新しいスレーブオブジェクトA
に対して、組み込み要求メッセージを送信する。マスタ
ーオブジェクトAより組み込み要求メッセージを受信し
た新しいスレーブオブジェクトAは、ステップS402
において、マスターオブジェクトAに、組み込み承認メ
ッセージを送信する。
【0110】ステップS403において、マスターオブ
ジェクトAは、新しいスレーブオブジェクトA、および
スレーブオブジェクトBに対して、接続命令メッセージ
を送信する。なお、マスターオブジェクトAからスレー
ブオブジェクトBへの接続命令メッセージは、マスター
オブジェクトBを介して送信される。
【0111】ステップS404において、新しいスレー
ブオブジェクトAは、マスターオブジェクトAに対し
て、接続確認応答を送信する。また、ステップS404
において、スレーブオブジェクトBは、マスターオブジ
ェクトBに対して、接続確認応答を送信する。
【0112】ステップS405において、マスターオブ
ジェクトAは、マスターオブジェクトBに対して、サブ
セッション追加要求を送信する。マスターオブジェクト
Aよりサブセッション追加要求を受信したマスターオブ
ジェクトBは、ステップS406において、マスターオ
ブジェクトAに対して、サブセッション追加確認応答を
送信する。
【0113】ステップS407において、スレーブオブ
ジェクトAとスレーブオブジェクトBは、サブセッショ
ンを切断する。ステップS408において、新しいスレ
ーブオブジェクトAとスレーブオブジェクトBは、新た
なサブセッションを確立する。
【0114】以上のようにして、サブセッションが切替
えられる。
【0115】ところで、スレーブオブジェクトの切り替
えは、たとえばユーザが図20のような画面を操作する
ことで実行される。図20は、例えば、図2の携帯端末
8のモニタの表示例である。図20において、携帯端末
8のユーザから、所定の操作が入力されることにより、
携帯端末8は、図20の左方に示されている操作メニュ
ー231aを、モニタに表示させる。この表示状態で、
ユーザから、所定の操作が入力され、操作メニュー23
1aの中の「切り替え」が選択されると、携帯端末8
は、図20の中央に示されている表示231bを、モニ
タに表示させる。さらに、この表示状態で、ユーザか
ら、所定の操作が入力され、表示231bの中の「映像
出力」が選択されると、携帯端末8は、図20の右方に
示されている表示231cを、モニタに表示させる。さ
らに、ユーザから、所定の操作が入力され、表示231
cの中の「テレビ」が選択されると、携帯端末8内のマ
スターオブジェクト62は、それまで、携帯端末8のモ
ニタに表示させていた映像を、テレビジョン6に表示さ
せる処理を行う。
【0116】ところで、正常にグループセッションを終
了する場合は、始めにどちらかのマスターオブジェクト
62が相手側マスターオブジェクト62に終了要求メッ
セージを送信する。終了要求メッセージの例を図21に
示す。終了要求メッセージを受信したマスターオブジェ
クトは終了確認応答を返す。これらの送信はグループ間
通信部81が、制御用サブセッションを用いて行う。
【0117】さらに双方のマスターオブジェクトは、各
スレーブオブジェクトに対し、取り外し要求メッセージ
を送信する。取り外し要求メッセージの例を図22に示
す。この取り外し要求メッセージの送信は、グループ内
通信部83により行われる。取り外し要求メッセージを
受信した各スレーブオブジェクト61は、グループ内通
信部101を用いて取り外し確認応答を返す。さらにサ
ブセッションを切断し、終了する。これらの様子を図2
3に示す。
【0118】図23のステップS501において、マス
ターオブジェクトAは、マスターオブジェクトBに対し
て、終了要求メッセージを送信する。マスターオブジェ
クトAより終了要求メッセージを受信したマスターオブ
ジェクトBは、ステップS502において、マスターオ
ブジェクトAに対して、終了確認応答を送信する。
【0119】ステップS503において、マスターオブ
ジェクトAは、スレーブオブジェクトAに対して、取り
外し要求メッセージを送信する。同様に、ステップS5
03において、マスターオブジェクトBは、スレーブオ
ブジェクトBに対して、取り外し要求メッセージを送信
する。
【0120】マスターオブジェクトAから取り外し要求
メッセージを受信したスレーブオブジェクトAは、ステ
ップS504において、マスターオブジェクトAに対し
て、取り外し確認応答を送信する。同様に、マスターオ
ブジェクトBから取り外し要求メッセージを受信したス
レーブオブジェクトBは、ステップS504において、
マスターオブジェクトBに対して、取り外し確認応答を
送信する。
【0121】ステップS505において、スレーブオブ
ジェクトAとスレーブオブジェクトBは、サブセッショ
ンを切断する。
【0122】以上のようにして、グループセッションが
終了する。
【0123】グループセッションの終了前でも、制御用
サブセッションを除く任意のサブセッションを削除でき
る。マスターオブジェクト62は、グループ間通信部8
1を用いてサブセッション削除要求を相手側マスターオ
ブジェクト62に送る。受け取った相手側マスターオブ
ジェクト62は、該当するサブセッションを使っている
スレーブオブジェクト61に対し、取り外し要求を送信
する。その後、図23を用いて説明した処理と同様の処
理が実行される。
【0124】上述したような通信制御システムの処理を
実現するために、マスターオブジェクト62、スレーブ
オブジェクト61、およびスレーブオブジェクト検索サ
ーバ71は、それぞれ以下のような機能を有している。
【0125】主機器で動作するマスターオブジェクト6
2は、スレーブオブジェクト61を発見するためのメッ
セージを送信する機能、およびスレーブオブジェクト6
1の検索メッセージをスレーブオブジェクト検索サーバ
71に送信する機能のうち、少なくともどちらか1つの
機能を有している。また、マスターオブジェクト62
は、スレーブオブジェクト61に対し、グループセッシ
ョンへの組み込み(attach)を要求する機能、およびスレ
ーブオブジェクト61に対し、グループセッションから
の取り外し(detach)を要求する機能を有している。ま
た、マスターオブジェクト62は、スレーブオブジェク
ト61に対し、対向スレーブオブジェクト61との直接
通信路を確立するように指示する機能、およびスレーブ
オブジェクト61に対し、対向スレーブオブジェクト6
1との直接通信路を切断するように指示する機能を有し
ている。また、マスターオブジェクト62は、スレーブ
オブジェクト61に対し、対向スレーブオブジェクト6
1とのデータ通信を開始/再開するように指示する機
能、およびスレーブオブジェクト61に対し、対向スレ
ーブオブジェクト61とのデータ通信を中断するように
指示する機能を有している。また、マスターオブジェク
ト62は、スレーブオブジェクト61からの接続状態確
認要求に応答する機能、およびスレーブオブジェクト6
1からの状態変化通知を処理する機能を有している。こ
のようにして、マスターオブジェクト62は、複数機器
の連携を実現する。
【0126】スレーブオブジェクト61は、マスターオ
ブジェクト62からのスレーブオブジェクト発見メッセ
ージに応答する機能、およびスレーブオブジェクト検索
サーバ71に自分自身を登録する機能のうち、少なくと
もどちらか1つの機能を有している。また、スレーブオ
ブジェクト61は、マスターオブジェクト62から送ら
れた、グループセッションへの組み込み(attach)要求を
処理する機能、およびマスターオブジェクト62から送
られた、グループセッションからの取り外し(detach)要
求を処理する機能を有している。また、スレーブオブジ
ェクト61は、マスターオブジェクト62からの指示に
従い、対向スレーブオブジェクト61との通信路を確立
する機能、およびマスターオブジェクト62からの指示
に従い、対向スレーブオブジェクト61との通信路を切
断する機能を有している。また、スレーブオブジェクト
61は、マスターオブジェクト62からの指示に従い、
対向スレーブオブジェクト61とのデータ通信を開始/
再開する機能、およびマスターオブジェクト62からの
指示に従い、対向スレーブオブジェクト61とのデータ
通信を中断する機能を有している。また、スレーブオブ
ジェクト61は、マスターオブジェクト62との接続状
態を確認する機能、および状態変化をマスターオブジェ
クト62に通知する機能を有している。
【0127】スレーブオブジェクト検索サーバ71は、
スレーブオブジェクト61からの登録メッセージを受信
し、データベース92に記録する機能、および、マスタ
ーオブジェクト62から送られたスレーブオブジェクト
検索メッセージに対し、該当するスレーブオブジェクト
61の情報を返答する機能を有している。
【0128】マスターオブジェクト62、スレーブオブ
ジェクト61、およびスレーブオブジェクト検索サーバ
71が、それぞれ上述したような機能を有することによ
り、ユーザは、主機器が単独で動作する場合よりも、高
画質(大画面、高解像度、高フレームレートなど)・高
音質(高級スピーカ、高ビットレートなど)の入出力を
利用することができる。
【0129】また、必要に応じて、映像ストリームや音
声ストリームなどを追加できる。これにより通信の自由
度が高まる。
【0130】さらに、従属機器のネットワーク接続を利
用することにより、主機器経由で全ての通信を行なう場
合よりも総帯域幅を広く確保できる。また、単価の安い
通信路を利用して通信コストを削減できる。
【0131】また、従属機器のCPUを有効活用できる。
また、主機器に全ての機能を搭載する必要がないため、
主機器の製造コストを低く抑えることができる。
【0132】さらに、複数の通信路を論理的に1つの通
信路として抽象化する機構を用意することで、分散アプ
リケーションの実装がしやすくなる。
【0133】次に、図24に、上述したような主機器と
しての機能を有する携帯端末8の内部の構成例を表わす
ブロック図を示す。
【0134】図24において、携帯端末8の本体301
には、カメラ部302が設置されており、ユーザは、カ
メラ部302のCCDカメラ303により、所望の撮像対
象を撮像し得るようになされている。
【0135】LCD304は、ユーザのスケジュール、イ
ンターネット1を介してWebサーバより提供されるホー
ムページなど、様々な情報を表示すると共に、カメラ部
302により撮影した画像を表示するようになされてい
る。
【0136】また、LCD304には、ユーザからの種々
の操作の入力を受け付ける透明なタッチパネル337
(図25)が積層されており、予め、タッチパネル33
7用に用意されたペンにより、ユーザは、様々な操作を
入力することができる。
【0137】また、携帯端末8の背面に、所定の窪みが
設けられ、ジョグダイヤル305が、備えられている。
ジョグダイヤル305は、左右に回転操作可能であり、
また、本体内部へと押圧操作することも可能である。
【0138】次に、図25は、図24の携帯端末8の内
部の構成のブロック図である。
【0139】図25において、CPU331は、ROM332
に記憶されているプログラム、または記憶部340から
RAM333にロードされたプログラムに従って各種の処
理を実行する。RAM333にはまた、CPU331が各種の
処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶
される。
【0140】CPU331、ROM332、およびRAM333
は、バス334を介して相互に接続されている。このバ
ス334にはまた、入出力インターフェース335も接
続されている。
【0141】入出力インターフェース335には、操作
入力制御部336、LCD304、音声出力部339、記
憶部340、通信部341、カメラ部302、および、
メモリスティックインターフェース342が、接続され
ている。操作入力制御部336は、タッチパネル33
7、ジョグダイヤル305、およびその他の操作キー3
38より入力された操作に対応して、携帯端末8の各部
に、入力された操作に対応する処理を実行させる。音声
出力部339は、供給された音声データに基づいて、音
声を出力する。
【0142】記憶部340は、携帯端末8が実行するプ
ログラム、および様々なデータを記憶する。通信部34
1は、携帯電話機9を介しての通信処理を行う。
【0143】メモリスティックインターフェース342
は、メモリスティックスロット343に差し込まれたメ
モリスティック344から、情報を読み出したり、メモ
リスティック344に、情報を供給、および記憶させた
りする。
【0144】ここで、メモリスティック344は、本願
出願人であるソニー株式会社によって開発されたフラッ
シュメモリカードの一種である。このメモリスティック
344は、縦21.5×横50×厚さ2.8[mm] の小型薄型形状
のプラスチックケース内に、電気的に書換えや消去が可
能な不揮発性メモリであるEEPROM(Electrically
Erasable and Programmable Read Only Memory )の一
種であるフラッシュメモリ素子を格納したものであり、
10ピン端子を介して画像や音声、音楽等の各種データ
の書き込み及び読み出しが可能となっている。
【0145】また、メモリスティック344は、大容量
化等による内蔵フラッシュメモリの仕様変更に対して
も、使用する機器で互換性を確保することができる独自
のシリアルプロトコルを採用し、最大書込速度1.5[MB/
S] 、最大読出速度2.45[MB/S]の高速性能を実現してい
ると共に、誤消去防止スイッチを設けて高い信頼性を確
保している。
【0146】この携帯端末8に、上述した発明の実施の
形態における主機器51としての処理を行わせるプログ
ラムは、例えば、記憶部340より、RAM333にロー
ドされて実行される。
【0147】なお、携帯端末8に、主機器51の一連の
処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソ
フトウェアを構成するプログラムを、予め、携帯端末8
のハードウェアに組み込んでおくか、または、ネットワ
ークや記録媒体からインストールすることで、各種の機
能を実行することが可能である。
【0148】次に、図26は、スレーブオブジェクトを
内蔵する機器の内部構成例を表わしたブロック図であ
る。
【0149】図26において、CPU401は、ROM402
に記憶されているプログラム、またはRAM403にロー
ドされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RA
M403にはまた、CPU401が各種の処理を実行する上
において必要なデータなども適宜記憶される。
【0150】CPU401、ROM402、およびRAM403
は、バス404を介して相互に接続されている。このバ
ス404にはまた、入出力インターフェース405も接
続されている。
【0151】入出力インターフェース405には、操作
用ボタンなどよりなる入力部406、スレーブオブジェ
クト61としての機能を有する機能部407、ハードデ
ィスクなどより構成される記憶部408、モデム、ター
ミナルアダプタなどより構成される通信部409が接続
されている。通信部409は、ネットワークを介しての
通信処理を行う。
【0152】例えば、スレーブオブジェクト61が、音
声再生オブジェクトである場合、機能部407は、音声
再生機能を有している。例えば、スレーブオブジェクト
61が、動画再生オブジェクトである場合、機能部40
7は、動画再生機能を有している。機能部407は、こ
のように、内蔵するスレーブオブジェクト61に対応す
る機能を有する。
【0153】入出力インターフェース405にはまた、
必要に応じてドライブ410が接続され、磁気ディスク
411、光ディスク412、光磁気ディスク413、或
いは半導体メモリ414などが適宜装着され、それらか
ら読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じ
て記憶部408にインストールされる。
【0154】上述した一連の処理は、ハードウェアによ
り実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより
実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや
記録媒体からインストールされる。
【0155】この記録媒体は、図5、および図26に示
されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラム
を提供するために配布される、プログラムが記録されて
いる磁気ディスク212(フレキシブルディスクを含
む),411、光ディスク213(CD-ROM(Compact Dis
k-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を
含む),412、光磁気ディスク214(MD(Mini-D
isk)を含む),413、もしくは半導体メモリ21
5,414などよりなるパッケージメディアにより構成
されるだけでなく、図5、図25、および図26に示さ
れるように、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザ
に提供される、プログラムが記録されているROM20
2,332,402や、記憶部209,340,408
に含まれるハードディスクなどで構成される。
【0156】なお、本明細書において、プログラムを記
述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に
行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理され
なくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含
むものである。
【0157】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0158】
【発明の効果】以上のように、本発明の通信制御システ
ムによれば、通信制御装置では、通信制御装置と情報処
理装置の中から、通信する情報の種類に対応する機能を
有する装置を指定し、情報処理装置が指定された場合、
指定された情報処理装置に、通信相手の装置を通知し、
通信制御装置自身が指定された場合、通信相手の装置と
通信し、情報処理装置では、通信制御装置より、通信相
手の装置の通知を受信し、通知が受信された通信相手の
装置との間で、所定の情報を通信するようにしたので、
ユーザは、周辺に設置されている、より高画質・高音質
の装置を利用することが可能となる。また、必要に応じ
て、映像ストリームや音声ストリームなどを追加できる
ため、通信の自由度が高まる。さらに、総帯域幅を広く
確保できると共に、単価の安い通信路を利用して通信コ
ストを削減できる。周辺に設置されている装置のCPUを
有効活用できる。
【0159】本発明の通信制御装置および方法、記録媒
体、並びにプログラムによれば、自分自身と情報処理装
置の中から、通信する情報の種類に対応する機能を有す
る装置を指定し、情報処理装置が指定された場合、指定
された情報処理装置に、通信相手の装置を通知し、通信
制御装置自身が指定された場合、通信相手の装置と通信
するようにしたので、ユーザは、周辺に設置されてい
る、より高画質・高音質の装置を利用することが可能と
なる。また、必要に応じて、映像ストリームや音声スト
リームなどを追加できるため、通信の自由度が高まる。
さらに、総帯域幅を広く確保できると共に、単価の安い
通信路を利用して通信コストを削減できる。周辺に設置
されている装置のCPUを有効活用できる。
【0160】さらに、本発明の情報処理装置および方
法、記録媒体、並びにプログラムによれば、通信制御装
置より、通信相手の装置の通知を受信し、通知が受信さ
れた通信相手の装置との間で、所定の情報を通信するよ
うにしたので、ユーザは、周辺に設置されている、より
高画質・高音質の装置を利用することが可能となる。ま
た、必要に応じて、映像ストリームや音声ストリームな
どを追加できるため、通信の自由度が高まる。さらに、
総帯域幅を広く確保できると共に、単価の安い通信路を
利用して通信コストを削減できる。周辺に設置されてい
る装置のCPUを有効活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した通信制御システムの第1の構
成例を説明する図である。
【図2】本発明を適用した通信制御システムの第2の構
成例を説明する図である。
【図3】本発明の通信制御システムの概念を説明する図
である。
【図4】本発明の通信制御システムの概念を説明する、
別の図である。
【図5】スレーブオブジェクト検索サーバの構成例を示
したブロック図である。
【図6】検索要求メッセージの例を示す図である。
【図7】検索応答メッセージの例示す図である。
【図8】登録要求メッセージの例を示す図である。
【図9】組み込み要求メッセージの例を示す図である。
【図10】組み込み承認メッセージの例を示す図であ
る。
【図11】スレーブオブジェクト組み込み処理を説明す
るタイミングチャートである。
【図12】グループセッション管理テーブルの例を示す
図である。
【図13】サブセッション追加要求メッセージの例を示
す図である。
【図14】接続命令メッセージの例を示す図である。
【図15】グループセッション確立処理を説明するタイ
ミングチャートである。
【図16】通信開始要求メッセージの例を示す図であ
る。
【図17】通信一時停止要求メッセージの例を示す図で
ある。
【図18】接続確認要求メッセージの例を示す図であ
る。
【図19】サブセッション切り替え処理を説明するタイ
ミングチャートである。
【図20】携帯端末のモニタ表示の例を示す図である。
【図21】終了要求メッセージの例を示す図である。
【図22】取り外し要求メッセージの例を示す図であ
る。
【図23】グループセッション終了処理を説明するタイ
ミングチャートである。
【図24】本発明を適用した携帯端末の外観の構成例を
示す図である。
【図25】図24の携帯端末の内部の構成例を示すブロ
ック図である。
【図26】本発明を適用したスレーブオブジェクトを有
する機器の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
51 主機器, 52 従属機器, 61 スレーブオ
ブジェクト, 62マスターオブジェクト, 81 グ
ループ間通信部, 82 スレーブオブジェクト管理
部, 83 グループ内通信部, 91 データベース
管理部, 92データベース, 101 グループ内通
信部, 102 制御部, 103グループ間通信部1
03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して、周辺に存在する
    情報処理装置の通信を制御する通信制御装置、および前
    記通信制御装置により通信相手として指定された装置
    と、所定の情報を通信する1以上の情報処理装置から構
    成される通信制御システムにおいて、 前記通信制御装置は、 前記通信制御装置と前記情報処理装置の中から、通信す
    る前記情報の種類に対応する機能を有する装置を指定す
    る指定手段と、 前記指定手段により前記情報処理装置が指定された場
    合、指定された前記情報処理装置に、通信相手の前記装
    置を通知する通知手段と、 前記指定手段により、自らが指定された場合、前記通信
    相手の前記装置と通信する第1の通信手段とを備え、 前記情報処理装置は、 前記通信制御装置より、前記通信相手の前記装置の通知
    を受信する受信手段と、 前記受信手段により前記通知が受信された前記通信相手
    の装置との間で、所定の前記情報を通信する第2の通信
    手段とを備えることを特徴とする通信制御システム。
  2. 【請求項2】 ネットワークを介して、所定の情報を通
    信する1以上の情報処理装置の通信相手の装置を指定し
    て、前記情報処理装置の通信を制御する通信制御装置に
    おいて、 自分自身と前記情報処理装置の中から、通信する情報の
    種類に対応する機能を有する装置を指定する指定手段
    と、 前記指定手段により前記情報処理装置が指定された場
    合、指定された前記情報処理装置に、通信相手の前記装
    置を通知する通知手段と、 前記指定手段により、自らが指定された場合、前記通信
    相手の前記装置と通信する通信手段とを備えることを特
    徴とする通信制御装置。
  3. 【請求項3】 前記通信制御装置の周辺に存在する前記
    情報処理装置が通信する前記情報に対応する前記機能を
    有している場合、前記情報処理装置に対して応答するよ
    うに要求する要求手段と、 前記要求手段による要求に対する前記応答を受信する受
    信手段とをさらに備え、 前記指定手段は、前記受信手段により受信された前記応
    答に基づいて、通信する前記情報の種類に対応する前記
    機能を有する前記装置を指定することを特徴とする請求
    項2に記載の通信制御装置。
  4. 【請求項4】 前記通信制御装置の周辺に存在する前記
    情報処理装置を、前記情報処理装置が有する前記機能と
    対応付けて管理している管理装置に対して、通信する前
    記情報に対応する前記機能を有する前記情報処理装置を
    検索するように要求する要求手段と、 前記管理装置より、通信する前記情報に対応する前記機
    能を有する前記情報処理装置の検索結果を受信する受信
    手段とをさらに備え、 前記指定手段は、前記受信手段により受信された前記検
    索結果に基づいて、通信する前記情報の種類に対応する
    前記機能を有する前記装置を指定することを特徴とする
    請求項2に記載の通信制御装置。
  5. 【請求項5】 前記情報処理装置が前記通信相手の装置
    と通信している場合、前記情報処理装置と前記通信相手
    の装置との間の前記通信を解除し、前記通信制御装置が
    前記通信相手の装置と通信している場合、前記通信制御
    装置と前記通信相手の装置との間の前記通信を解除する
    解除手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記
    載の通信制御装置。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して、所定の情報を通
    信する1以上の情報処理装置の、通信相手の装置を指定
    して、前記情報処理装置の通信を制御する通信制御装置
    の通信制御方法において、 自分自身と前記情報処理装置の中から、通信する情報の
    種類に対応する機能を有する装置を指定する指定ステッ
    プと、 前記指定ステップの処理により前記情報処理装置が指定
    された場合、指定された前記情報処理装置に、通信相手
    の前記装置を通知する通知ステップと、 前記指定ステップの処理により、自らが指定された場
    合、前記通信相手の前記装置と通信する通信ステップと
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して、所定の情報を通
    信する1以上の情報処理装置の、通信相手の装置を指定
    して、前記情報処理装置の通信を制御する通信制御装置
    用のプログラムであって、 自分自身と前記情報処理装置の中から、通信する情報の
    種類に対応する機能を有する装置を指定する指定ステッ
    プと、 前記指定ステップの処理により前記情報処理装置が指定
    された場合、指定された前記情報処理装置に、通信相手
    の前記装置を通知する通知ステップと、 前記指定ステップの処理により、自らが指定された場
    合、前記通信相手の前記装置と通信する通信ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な
    プログラムが記録されている記録媒体。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して、所定の情報を通
    信する1以上の情報処理装置の、通信相手の装置を指定
    して、前記情報処理装置の通信を制御する通信制御装置
    を制御するコンピュータに、 自分自身と前記情報処理装置の中から、通信する情報の
    種類に対応する機能を有する装置を指定する指定ステッ
    プと、 前記指定ステップの処理により前記情報処理装置が指定
    された場合、指定された前記情報処理装置に、通信相手
    の前記装置を通知する通知ステップと、 前記指定ステップの処理により、自らが指定された場
    合、前記通信相手の前記装置と通信する通信ステップと
    を実行させるプログラム。
  9. 【請求項9】 通信制御装置により通信相手として指定
    された装置と、ネットワークを介して情報を通信する情
    報処理装置において、 前記通信制御装置より、前記通信相手の装置の通知を受
    信する第1の受信手段と、 前記第1の受信手段により前記通知が受信された前記通
    信相手の装置との間で、所定の前記情報を通信する通信
    手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記通信制御装置より所定の機能を有
    する前記情報処理装置の探索信号を受信する第2の受信
    手段と、 前記第2の受信手段により受信された前記探索信号に基
    づいて、自らが前記所定の機能を有しているか否かを判
    定する判定手段と、 前記判定手段により、自らが前記所定の機能を有してい
    ると判定した場合、前記通信制御装置に対して応答する
    応答手段とをさらに備えることを特徴とする請求項9に
    記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記情報処理装置を、前記情報処理装
    置が有する前記機能と対応付けて管理している管理装置
    に対して、前記情報処理装置自体が有している前記機能
    を登録する登録手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項9に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記通信相手の装置との間で通信され
    る前記情報は、動画データであることを特徴とする請求
    項9に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 通信制御装置により通信相手として指
    定された装置と、ネットワークを介して情報を通信する
    情報処理装置の情報処理方法において、 前記通信制御装置より、前記通信相手の装置の通知を受
    信する第1の受信ステップと、 前記第1の受信ステップの処理により前記通知が受信さ
    れた前記通信相手の装置との間で、所定の前記情報を通
    信する通信ステップとを含むことを特徴とする情報処理
    方法。
  14. 【請求項14】 通信制御装置により通信相手として指
    定された装置と、ネットワークを介して情報を通信する
    情報処理装置用のプログラムであって、 前記通信制御装置より、前記通信相手の装置の通知を受
    信する第1の受信ステップと、 前記第1の受信ステップの処理により前記通知が受信さ
    れた前記通信相手の装置との間で、所定の前記情報を通
    信する通信ステップとを含むことを特徴とするコンピュ
    ータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録
    媒体。
  15. 【請求項15】 通信制御装置により通信相手として指
    定された装置と、ネットワークを介して情報を通信する
    情報処理装置を制御するコンピュータに、 前記通信制御装置より、前記通信相手の装置の通知を受
    信する第1の受信ステップと、 前記第1の受信ステップの処理により前記通知が受信さ
    れた前記通信相手の装置との間で、所定の前記情報を通
    信する通信ステップとを実行させるプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005099250A1 (ja) * 2004-04-06 2005-10-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. プログラム実行装置
JP2010268469A (ja) * 2010-06-02 2010-11-25 Sharp Corp 通信制御装置及び方法
JP2017130223A (ja) * 2014-09-15 2017-07-27 インテル・コーポレーション マルチスレッドアプリケーションのためのセッションをリマッピングするための技術

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