JP2003179663A - Av配信システム - Google Patents

Av配信システム

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JP2003179663A
JP2003179663A JP2001378616A JP2001378616A JP2003179663A JP 2003179663 A JP2003179663 A JP 2003179663A JP 2001378616 A JP2001378616 A JP 2001378616A JP 2001378616 A JP2001378616 A JP 2001378616A JP 2003179663 A JP2003179663 A JP 2003179663A
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Application number
JP2001378616A
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English (en)
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Kazuaki Takamune
和暁 高宗
Yoshitaka Ota
良隆 太田
Seiji Harada
政治 原田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Communication Control (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線の通信帯域を最大限に有効利用する
AV配信システムを提供する。 【解決手段】 通信帯域を共有する方式の通信回線を介
してAVデータを伝送するAV配信システムであって、
送信側の配信サーバは、符号化された動画および音声か
らなるAVデータを蓄積する蓄積部と、蓄積部から出力
されるAVデータの符号化レートを変換する符号化レー
ト変換部を備え、受信端末の受信状況によって、送信す
るAVデータの符号化レートを動的に変更する。こうす
れば端末の使用中にも、他の受信端末は配信サーバから
AVデータを受信できる。先に接続していた受信端末
も、画質は劣化するがAVデータの受信自体は継続でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IEEE802.
3で規定されるLAN(ローカルエリアネットワーク)
等の有線通信回線や、IEEE802.11に代表され
る無線通信回線を介して、動画や音声を含むAVデータ
の伝送を行うAV配信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル衛星放送の開始や、デジ
タルビデオカメラやデジタルビデオデッキなどのデジタ
ルAV機器の普及、あるいは有線ネットワークや無線ネ
ットワークの高速化に伴ない、デジタルAVデータを、
いわゆるホームサーバで蓄積し、端末にオンデマンドで
配信するAV配信システムの需要が拡大することが予測
される。
【0003】以下、従来のAV配信システムについて説
明する。図6は従来のAV配信システムの構成を示すブ
ロック図である。図6において、100はデジタル符号
化された動画および音声からなるAVデータを送信する
配信サーバ、200(200A、200B、200C、
……)はAVデータを受信する受信端末、300はIE
EE802.3有線LAN(Ethernet)や、I
EEE802.11aないしはIEEE802.11b
無線LAN等の、複数の端末で通信帯域を共有する方式
の通信回線である。
【0004】配信サーバ100は、配信サーバ100の
動作を管理する制御部101と、AVデータを蓄積する
蓄積部102と、通信回線300に接続され、AVデー
タを送信する通信部103から構成されている。
【0005】受信端末200は、受信端末200の動作
を管理する制御部201と、AVデータを復号化する再
生する再生部202と、通信回線300に接続され、配
信サーバ100から送信されたAVデータを受信する通
信部203と、ユーザが受信端末200の操作を行う操
作部204から構成されている。
【0006】以上のように構成された従来のAV配信シ
ステムの動作について説明する。配信サーバ100の蓄
積部102には、通信回線300で伝送可能なデータ量
(通信回線5の伝送レート)以下に符号化された形式の
AVデータが蓄積されている。前記AVデータは、例え
ば、デジタル放送から受信したMPEG−2データや、
デジタルビデオカメラで撮影・記録されたDVデータな
どである。
【0007】先ず、受信端末200のユーザによる操作
部204への操作を機に、AVデータの配信を要求する
AVデータ配信要求が、受信端末200の制御部201
から、通信回線300の上り回線(受信端末200から
配信サーバ100への方向)から通信部103を経由し
て、制御部101へ到達する。次に、制御部101は、
通信回線300の下り回線(配信サーバ100から受信
端末200への方向)を経由して、配信サーバ100の
通信部103と受信端末200の通信部203との接続
を確立する。
【0008】この後、蓄積部102に蓄積されたAVデ
ータが、通信部103、通信回線300、通信部203
を経由して受信端末200に伝送され、再生部202で
復号化して再生される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、AVデータの符号化レートは、蓄積部102
に蓄積される時点で一意に決定されてしまうため、複数
のユーザが受信端末200(200A、200B、20
0C、……)で、通信回線300を共用する通信環境で
は、特定のユーザが固定的に伝送帯域を確保してしまう
ことにより、他のユーザへのAVデータの配信が困難に
なる。
【0010】例えば、IEEE802.11a無線LA
Nの通信回線の場合、無線区間では24Mbps程度の
伝送レートを持つが、ユーザデータレベルの実効レート
は、デジタル放送で使用される18Mbps程度の高品
質AVデータは1ストリームしか伝送できない。このた
め、他の受信端末200では受信が不可能になる。
【0011】逆に、デジタル放送の標準品質のAVデー
タは6Mbps程度であるので、前記無線回線を用いれ
ば、3ないし4ストリームの配信が可能であるが、1ユ
ーザのみが使用する場合には、残りの帯域が無駄になっ
てしまい、品質の低い画像となってしまう。
【0012】本発明の目的は、通信回線300の通信帯
域を最大限有効に利用しつつ、他の受信端末200が既
に使用していても、別の受信端末200が配信サーバか
らAVデータを受信することが可能なAV配信システム
を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のAV配信システムは、 (1)送信側の配信サーバと受信側の受信端末とを有
し、通信帯域を共有する方式の通信回線を介してAVデ
ータを伝送するAV配信システムであって、送信側の配
信サーバは、符号化された動画および音声からなるAV
データを蓄積する蓄積部と、前記蓄積部から出力される
AVデータの符号化レートを変換する符号化レート変換
部と、前記通信回線に接続され、前記符号化レート変換
部が出力するAVデータを送信する通信部とを備え、受
信側の受信端末は、前記通信回線に接続され、前記配信
サーバから受信したAVデータを受信する通信部と、A
Vデータを復号化して再生する再生部とを備え、前記配
信サーバは、前記受信端末の受信状況によって、送信す
るAVデータの符号化レートを動的に変更するものであ
る。 (2)(1)に加えて、前記配信サーバは、受信端末の
優先度を登録しておく優先度記憶部を備え、事前に登録
した受信端末の優先度に応じて、送信するAVデータの
符号化レートを動的に変更するものである。 (3)(1)に加えて、前記配信サーバは、蓄積するA
Vデータの類型とそれに対応する優先度を記録しておく
属性記憶部を備え、送信するAVデータの類型とそれに
対応する優先度に応じて、送信するAVデータの符号化
レートを動的に変更するものである。 (4)(1)に加えて、前記配信サーバは、蓄積するA
Vデータの類型と内容及びそれらに対応する優先度を記
録しておく属性記憶部と、蓄積したAVデータの内容を
解析する内容解析部と、を備え、送信しているAVデー
タの類型及び内容とそれらに対応する優先度に応じて、
送信するAVデータの符号化レートを動的に変更するも
のである。 (5)(1)に加えて、前記受信端末は、通信部での伝
送誤りを訂正する誤り訂正部を備え、前記通信端末内の
通信部での伝送誤りを検出した場合には前記通信部を介
して、前記配信サーバへ誤り率を通知するものであり、
前記配信サーバは、AVデータに付与する誤り訂正符号
発生部を備え、前記受信端末から受信した誤り率に応じ
て、送信するAVデータの符号化レートおよびデータフ
ォーマットを動的に変更するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、AV配信システムの構成を示
す。図6と同一の機能をもつ構成要素については同一の
番号を記している。図1において、100はデジタル符
号化された動画および音声からなるAVデータを送信す
る配信サーバ、200(200A、200B、200
C、……)はAVデータを受信する受信端末、300は
複数の端末で通信帯域を共有する方式の通信回線であ
る。通信回線300は従来例と同じものである。
【0015】配信サーバ100は、配信サーバ100の
動作を管理する制御部101と、AVデータを蓄積する
蓄積部102と、通信回線300に接続され、AVデー
タを送信する通信部103と、蓄積部102から出力さ
れるAVデータの符号化レートを変換する符号化レート
変換部104から構成されている。制御部101、蓄積
部102、通信部103は従来例と同じものである。
【0016】受信端末200は、受信端末200の動作
を管理する制御部201と、AVデータを復号化して再
生する再生部202と、通信回線300に接続され、配
信サーバ100から送信されたAVデータを受信する通
信部203と、ユーザが受信端末200の操作を行う操
作部204から構成されている。受信端末200は、従
来例と同じものである。
【0017】以上のように構成されたAV配信システム
の動作について、詳細に説明する。受信端末200Aか
らのAVデータ配信要求により、通信回線300の下り
回線を経由して、配信サーバ100の通信部103と受
信端末200Aの通信部203との接続が確立され、配
信サーバ100と受信端末200Aの間に、AVデータ
伝送を行うセッションが確立している状態を考える。こ
の場合、AVデータは蓄積部102から出力され、符号
化レート変換部104を経由して、通信部103から送
信されている。符号化レート変換部104では、受信端
末200Aへ送信するAVデータの符号化レートを変換
せずに出力されている。
【0018】例えば、受信端末200Aが受信している
AVデータの符号化レートが、18MbpsのAVデー
タであったとすると、通信回線300の下り回線の全帯
域(例えばIEEE802.11a無線LAN回線であ
れば、実効レート約18Mbps)を使用していること
になる。
【0019】ここで新たに、受信端末200Bのユーザ
が、例えば18Mbpsの符号化レートのAVデータの
配信を要求する操作を、操作部204へ行なうと、AV
データ配信要求が、受信端末200Bの制御部201か
ら、通信回線300の上り回線から通信部103を経由
して、配信サーバの制御部101へ到達する。
【0020】この時、配信サーバの制御部101は、受
信端末200Aとの通信に、全帯域の1/2(前記例で
は9Mbps)を用い、残り(前記例では9Mbps)
を受信端末200Bとの通信に当てるように配信サーバ
100の動作を切り替える。
【0021】すなわち、制御部101は、符号化レート
変換部104が、受信端末200A、および受信端末2
00Bへ送信するAVデータを変換するよう設定する
(前記例では、それぞれ18Mbpsを9Mbpsに変
換する)。
【0022】ここでさらに、受信端末200Cのユーザ
が18Mbpsの符号化レートのAVデータの配信を要
求すると、通信回線300の下り回線の帯域は、1/3
ずつに分割して使用され、符号化レート変換部104
で、18Mbpsをそれぞれ6Mbpsに変換するよう
配信サーバ100の動作が切替えられる。
【0023】以上のような第1の実施の形態によれば、
通信回線300の全帯域が、各受信端末200に均等に
割り当てられて、AVデータの配信が行なわれる。
【0024】(実施の形態2)次に本発明の第2の実施
の形態について図面を参照しながら説明する。図2は、
AV配信システムの構成を示す。図1、図6と同一の機
能をもつ構成要素については同一の番号を記している。
【0025】図2において、配信サーバ100は、配信
サーバ100の動作を管理する制御部101と、AVデ
ータを蓄積する蓄積部102と、通信回線300に接続
され、AVデータを送信する通信部103と、蓄積部1
02から出力されるAVデータの符号化レートを変換す
る符号化レート変換部104、管理者が配信サーバ10
0の操作を行う操作部105、受信端末200の優先度
を登録しておく優先度記憶部106から構成されてい
る。配信サーバ100の制御部101、蓄積部102、
通信部103、符号化レート変換部104、および、受
信端末200(200A、200B、200C、…
…)、通信回線300の構成は第1の実施の形態と同じ
ものである。
【0026】以上のように構成されたAV配信システム
の動作について、詳細に説明する。先ず、配信サーバ1
00の管理者による操作部105から、受信端末200
(200A、200B、200C、……)の優先度を設
定する入力を行うと、制御部101は、入力された優先
度を優先度記憶部106に記憶させる。
【0027】例えば、受信端末200Aの優先度を2、
受信端末200Bの優先度を1、受信端末200Cの優
先度を3と設定したとする。尚、数字が大きいほど優先
度が高いことを示している。
【0028】次に、第1の実施の形態での例と同様の手
順で、例えば、符号化レート18MbpsのAVデータ
を、受信端末200Aが受信している状態を考える。こ
の時点では、通信回線300の下り回線の全帯域(例え
ばIEEE802.11a無線LAN回線であれば、実
効レート約18Mbps)を使用していることになる。
【0029】ここで新たに、受信端末200Bのユーザ
が、例えば18Mbpsの符号化レートのAVデータの
配信を要求する操作を、操作部204へ行なうと、AV
データ配信要求が、受信端末200Bの制御部201か
ら、通信回線300の上り回線から通信部103を経由
して、配信サーバの制御部101へ到達する。
【0030】この時、配信サーバの制御部101は、優
先度記憶部106に記憶された、受信端末200Aの優
先度(前記例では2)と受信端末200Bの優先度(前
記例では1)を基準とした重み付けによって、通信回線
300の下り回線の全帯域を分割して使用するように配
信サーバ100の動作を切り替える。
【0031】この例では、受信端末200Aへ伝送する
AVデータは18×2/(2+1)=12Mbpsに、
受信端末200Bへ伝送するAVデータは、18×1/
(2+1)=6Mbpsとなるように、符号化レート変
換部104で変換される。
【0032】ここでさらに、受信端末200C(この例
では優先度3)のユーザが18Mbpsの符号化レート
のAVデータの配信を要求すると、受信端末200Aへ
伝送するAVデータは18×2/(2+1+3)=6M
bpsに、受信端末200Bへ伝送するAVデータは、
18×1/(2+1+3)=3Mbpsに、受信端末2
00Cへ伝送するAVデータは、18×3/(2+1+
3)=9Mbpsとなるように、符号化レート変換部1
04で変換される。
【0033】以上のような第2の実施の形態によれば、
通信回線300の全帯域が、各受信端末200の優先度
に基づいて割り当てられて、AVデータの配信が行なわ
れる。
【0034】(実施の形態3)次に本発明の第3の実施
の形態について図面を参照しながら説明する。図3は、
AV配信システムの構成を示す。図1、図2、図6と同
一の機能をもつ構成要素については同一の番号を記して
いる。
【0035】図3において、配信サーバ100は、配信
サーバ100の動作を管理する制御部101と、AVデ
ータを蓄積する蓄積部102と、通信回線300に接続
され、AVデータを送信する通信部103と、蓄積部1
02から出力されるAVデータの符号化レートを変換す
る符号化レート変換部104、蓄積するAVデータの類
型と優先度を記録しておく属性記憶部107から構成さ
れている。制御部101、蓄積部102、通信部10
3、符号化レート変換部104、および、受信端末20
0(200A、200B、200C、……)、通信回線
300の構成は第1の実施の形態と同じものである。
【0036】以上のように構成されたAV配信システム
の動作について、詳細に説明する。図3において、配信
サーバ100の属性記憶部107には、蓄積部102に
蓄積された個々のAVデータの類型情報(例えば、スポ
ーツ、ニュース、映画などの種類の区分)とそれに対応
する優先度が記憶される。類型ごとのAVデータの性質
(動画の変化の激しさや音声優先か否かなど)を考慮し
て、例えば、スポーツの優先度は2、ニュースの優先度
は1、映画の優先度は3のように設定される。
【0037】次に、第1の実施の形態での例と同様の手
順で、例えば、属性記憶部107に記憶されている類型
情報が「スポーツ」であり、符号化レート18Mbps
のAVデータを、受信端末200Aが受信している状態
を考える。この時点では、通信回線300の下り回線の
全帯域(例えばIEEE802.11a無線LAN回線
であれば、実効レート約18Mbps)を使用している
ことになる。
【0038】ここで新たに、受信端末200Bのユーザ
が、例えば、属性記憶部107に記憶されている類型情
報が「ニュース」であり、18Mbpsの符号化レート
のAVデータの配信を要求する操作を、操作部204へ
行なうと、AVデータ配信要求が、受信端末200Bの
制御部201から、通信回線300の上り回線から通信
部103を経由して、配信サーバの制御部101へ到達
する。
【0039】この時、配信サーバの制御部101は、属
性記憶部107に記憶された、受信端末200Aが受信
しているAVデータの優先度(前記例では2)と受信端
末200Bが受信しているAVデータの優先度(前記例
では1)を基準とした重み付けによって、通信回線30
0の下り回線の全帯域を分割して使用するように配信サ
ーバ100の動作を切り替える。
【0040】前記例では、受信端末200Aへ伝送する
類型情報が「スポーツ」であるAVデータは18×2/
(2+1)=12Mbpsに、受信端末200Bへ伝送
する類型情報が「ニュース」であるAVデータは、18
×1/(2+1)=6Mbpsとなるように、符号化レ
ート変換部104で変換される。
【0041】ここでさらに、受信端末200Cのユーザ
が、例えば、属性記憶部107に記憶されている類型情
報が「映画」(前記例では優先度3)であり、符号化レ
ート18MbpsのAVデータの配信を要求すると、受
信端末200Aへ伝送する類型情報が「スポーツ」であ
るAVデータは18×2/(2+1+3)=6Mbps
に、受信端末200Bへ伝送する類型情報が「ニュー
ス」であるAVデータは、18×1/(2+1+3)=
3Mbpsに、受信端末200Cへ伝送する類型情報が
「映画」であるAVデータは、18×3/(2+1+
3)=9Mbpsとなるように、符号化レート変換部1
04で変換される。
【0042】以上のような第3の実施の形態によれば、
通信回線300の全帯域が、各受信端末200へ伝送す
るAVデータ毎の類型情報に設定された優先度に基づい
て割り当てられて、AVデータの配信が行なわれる。
【0043】(実施の形態4)次に本発明の第4の実施
の形態について図面を参照しながら説明する。図4は、
AV配信システムの構成を示す。図3、図6と同一の機
能をもつ構成要素については同一の番号を記している。
【0044】図4において、配信サーバ100は、配信
サーバ100の動作を管理する制御部101と、AVデ
ータを蓄積する蓄積部102と、通信回線300に接続
され、AVデータを送信する通信部103と、蓄積部1
02から出力されるAVデータの符号化レートを変換す
る符号化レート変換部104、蓄積するAVデータの類
型、優先度を記録しておく属性記憶部107と、送信し
ているAVデータの内容を解析する内容解析部108か
ら構成されている。制御部101、蓄積部102、通信
部103、符号化レート変換部104、属性記憶部10
7、および、受信端末200(200A、200B、2
00C、……)、通信回線300の構成は第3の実施の
形態と同じものである。
【0045】以上のように構成されたAV配信システム
の動作について、詳細に説明する。図4において、配信
サーバ100の属性記憶部107には、第3の実施の形
態で示したAVデータの類型情報ごとの優先度に加え
て、AVデータの内容(例えば、CMなど)ごとの優先
度が記憶される。ここでは、例えば、CMの優先度は1
のように設定される。
【0046】また、各受信端末200へ送信するAVデ
ータは、蓄積部102から出力され、内容解析部10
8、符号化レート変換部104を経由して、通信部10
3から送信されており、内容解析部108では、送信す
るAVデータの内容を解析する。
【0047】まず、第3の実施の形態での例と同様の手
順で、例えば、類型情報が「スポーツ」であるAVデー
タを6Mbpsで受信端末200Aへ、類型情報が「ニ
ュース」であるAVデータを3Mbpsで受信端末20
0Bへ、類型情報が「映画」であるAVデータを9Mb
psで受信端末200Cへ伝送している状態を考える。
【0048】ここで例えば、受信端末200Aへ伝送し
ている類型情報が「スポーツ」であるAVデータの内容
が、「試合中継」から「CM」に切り替わったことを、
内容解析部108で検知すると、配信サーバの制御部1
01は、属性記憶部107に記憶された、受信端末20
0Aが受信しているAVデータの内容「CM」の優先度
(前記例では1)と、受信端末200Bが受信している
AVデータの類型「ニュース」の優先度(前記例では
1)と、受信端末200Cが受信しているAVデータの
類型「映画」の優先度(前記例では3)とを基準とした
重み付けによって、通信回線300の下り回線の全帯域
を分割して使用するように配信サーバ100の動作を切
り替える。
【0049】前記例では、受信端末200Aへ伝送する
AVデータは18×1/(1+1+3)=3.6Mbp
sに、受信端末200Bへ伝送するAVデータは、18
×1/(1+1+3)=3.6Mbpsに、受信端末2
00Cへ伝送するAVデータは、18×3/(1+1+
3)=10.8Mbpsとなるように、符号化レート変
換部104で変換される。
【0050】さらに、受信端末200Aへ伝送している
類型情報が「スポーツ」であるAVデータの内容が、
「CM」から「試合中継」に切り替わったことを、内容
解析部108で検知すると、各受信端末200へ伝送す
るAVデータは、もとの符号化レート6Mbps、3M
bps、9Mbpsへ変換するように戻される。
【0051】以上のような第4の実施の形態によれば、
通信回線300の全帯域が、各受信端末200へ伝送す
るAVデータ毎の類型情報および内容ごとに設定された
優先度に基づいて割り当てられて、AVデータの配信が
行なわれる。
【0052】(実施の形態5)次に本発明の第5の実施
の形態について図面を参照しながら説明する。図5は、
AV配信システムの構成を示す。図1、図2、図6と同
一の機能をもつ構成要素については同一の番号を記して
いる。
【0053】図5において、配信サーバ100は、配信
サーバ100の動作を管理する制御部101と、AVデ
ータを蓄積する蓄積部102と、通信回線300に接続
され、AVデータを送信する通信部103と、蓄積部1
02から出力されるAVデータの符号化レートを変換す
る符号化レート変換部104、AVデータに付与する誤
り訂正符号発生部109から構成されている。制御部1
01、蓄積部102、通信部103、符号化レート変換
部104は第1の実施の形態と同じものである。
【0054】受信端末200は、受信端末200の動作
を管理する制御部201と、AVデータを復号化して再
生する再生部202と、通信回線300に接続され、配
信サーバ100から送信されたAVデータを受信する通
信部203と、ユーザが受信端末200の操作を行う操
作部204と、通信部での伝送誤りを訂正する誤り訂正
部205から構成されている。制御部201、再生部2
02、通信部203、操作部204、通信回線300の
構成は第1の実施の形態と同じものである。
【0055】以上のように構成されたAV配信システム
の動作について、詳細に説明する。図5において、各受
信端末200へ送信するAVデータは、配信サーバ10
0の蓄積部102から出力され、符号化レート変換部1
04、誤り訂正符号発生部109を経由して、通信部1
03から送信され、通信回線300、通信部203を経
由して受信端末200に伝送され、誤り訂正部205を
経由して、再生部202で復号化して再生される。
【0056】受信端末200の通信部203では受信し
たAVデータに誤りがあったかどうかを検出している。
また、受信端末200の誤り訂正部205では、受信し
たAVデータに付与されている誤り訂正符号を用いて、
AVデータのデータ誤りを訂正する。ただし、初期状態
では、AVデータには誤り訂正符号は付与されていな
い。
【0057】まず、第1の実施の形態での例と同様の手
順で、例えば、受信端末200A、受信端末200B、
受信端末200Cそれぞれへ、全体の1/3ずつの帯域
を割り当てて6MbpsのAVデータに変換して配信し
ている状態を考える。
【0058】ここで、例えば、受信端末200Aで受信
したAVデータに伝送誤りが生じていることが通信部2
03で検出され、かつ直近の誤りの頻度が既定量を越え
ると、制御部201は、通信部203、通信回線300
を経由して、前記誤り率を配信サーバ100の制御部1
01へ通知する。
【0059】この時、配信サーバの制御部101は、通
知された受信端末200Aの誤り率に応じて、受信端末
200Aへ伝送するAVデータの誤り訂正符号領域を、
以下のいずれかの方式で拡大する。
【0060】(1)受信端末200Aへ伝送するAVデ
ータの符号化レートを、例えば、2Mbps落として4
Mbpsとなるように、符号化レート変換部104を設
定し、2Mbps相当の誤り訂正符号を付与するよう
に、誤り訂正符号発生部109を設定する。
【0061】例えば、リードソロモン方式の誤り訂正符
号を用いれば2Mbps相当の誤り訂正符号を付与する
ことによって、1Mbps相当分までの誤りを訂正する
ことが可能になるので、4Mbpsの符号化レートに対
して、25%までの誤りが許容できることになる。
【0062】この場合、受信端末200Aでの再生品質
は低下するが、受信端末200Aが使用する帯域は全体
の1/3のままであり、受信端末200B、受信端末2
00Cでの受信品質は変わらない。
【0063】(2)受信端末200Aへ伝送されるAV
データの符号化レートは6Mbpsのままとし、3Mb
ps相当の誤り訂正符号を付与するように、誤り訂正符
号発生部109を設定する。これにより、受信端末20
0Aでの伝送誤り1.5Mbps相当分まで訂正が可能
となり、25%までの誤りが許容できることになる。
【0064】この場合、受信端末200Aが使用する帯
域は合計で9Mbpsとなる。一方、受信端末200
B、受信端末200Cへ割り当てられる帯域は、4.5
Mbpsずつになるように、符号化レート変換部104
を設定する。この場合、受信端末200Aでの再生品質
は変化しないが、受信端末200B、受信端末200C
での受信品質は低下する。
【0065】なお、上記(1)、(2)の中間の方式を
採用して、すべての受信端末200が同等の品質で受信
するようにすることも可能である。
【0066】以上のような第5の実施の形態によれば、
受信端末200での受信誤り率に応じて、誤り訂正能力
を変更できるので、誤り率の高い無線通信環境下でも途
切れることなくAVデータの配信が行なわれる。
【0067】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、
(1)通信回線の帯域を最大限に有効しつつ、他の受信
端末が既に回線を使用中でも、別の受信端末が配信サー
バからAVデータを受信できる、(2)通信回線の帯域
を、予め設定した各受信端末の優先度に基づいて割り当
てることができる、(3)通信回線の帯域を、各受信端
末へ伝送するAVデータ毎の類型情報に設定された優先
度に基づいて割り当てることができる、(4)通信回線
の帯域を、各受信端末へ伝送するAVデータ毎の類型情
報および内容ごとに設定された優先度に基づいて割り当
てることができる、(5)誤り率の高い無線通信環境下
でも途切れることなくAVデータの配信を行える、とい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるAV配信システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態2におけるAV配信システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態3におけるAV配信システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態4におけるAV配信システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態5におけるAV配信システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図6】従来のAV配信システムの構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
100 配信サーバ 101,201 制御部 102 蓄積部 103,203 通信部 104 符号化レート変換部 105,204 操作部 106 優先度記憶部 107 属性記憶部 108 内容解析部 109 誤り訂正符号発生部 200 受信端末 202 再生部 205 誤り訂正部 300 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 政治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C064 BA01 BB05 BC10 BD02 BD13 5K014 AA01 BA08 FA12 GA02 5K033 AA01 BA13 BA15 CB03 CB17 DB10 5K034 AA02 DD01 EE10 FF11 FF13 HH01 HH02 MM08 MM18 MM22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側の配信サーバと受信側の受信端末
    とを有し、通信帯域を共有する方式の通信回線を介して
    AVデータを伝送するAV配信システムであって、 送信側の配信サーバは、 符号化された動画および音声からなるAVデータを蓄積
    する蓄積部と、 前記蓄積部から出力されるAVデータの符号化レートを
    変換する符号化レート変換部と、 前記通信回線に接続され、前記符号化レート変換部が出
    力するAVデータを送信する通信部とを備え、 受信側の受信端末は、 前記通信回線に接続され、前記配信サーバから受信した
    AVデータを受信する通信部と、 AVデータを復号化して再生する再生部とを備え、 前記配信サーバは、前記受信端末の受信状況によって、
    送信するAVデータの符号化レートを動的に変更するこ
    とを特徴とするAV配信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のAV配信システムにおい
    て、 前記配信サーバは、受信端末の優先度を登録しておく優
    先度記憶部を備え、事前に登録した受信端末の優先度に
    応じて、送信するAVデータの符号化レートを動的に変
    更することを特徴とするAV配信システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のAV配信システムにおい
    て、 前記配信サーバは、蓄積するAVデータの類型とそれに
    対応する優先度を記録しておく属性記憶部を備え、送信
    するAVデータの類型とそれに対応する優先度に応じ
    て、送信するAVデータの符号化レートを動的に変更す
    ることを特徴とするAV配信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のAV配信システムにおい
    て、 前記配信サーバは、蓄積するAVデータの類型と内容及
    びそれらに対応する優先度を記録しておく属性記憶部
    と、蓄積したAVデータの内容を解析する内容解析部
    と、を備え、送信しているAVデータの類型及び内容と
    それらに対応する優先度に応じて、送信するAVデータ
    の符号化レートを動的に変更することを特徴とするAV
    配信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のAV配信システムにおい
    て、 前記受信端末は、通信部での伝送誤りを訂正する誤り訂
    正部を備え、前記通信端末内の通信部での伝送誤りを検
    出した場合には前記通信部を介して、前記配信サーバへ
    誤り率を通知するものであり、 前記配信サーバは、AVデータに付与する誤り訂正符号
    発生部を備え、前記受信端末から受信した誤り率に応じ
    て、送信するAVデータの符号化レートおよびデータフ
    ォーマットを動的に変更することを特徴とするAV配信
    システム。
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