JP2003178520A - 情報記録方法及び装置、関数記録方法及び装置並びに情報再生方法及び装置 - Google Patents

情報記録方法及び装置、関数記録方法及び装置並びに情報再生方法及び装置

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JP2003178520A
JP2003178520A JP2002227537A JP2002227537A JP2003178520A JP 2003178520 A JP2003178520 A JP 2003178520A JP 2002227537 A JP2002227537 A JP 2002227537A JP 2002227537 A JP2002227537 A JP 2002227537A JP 2003178520 A JP2003178520 A JP 2003178520A
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Hitoshi Kanamaru
齊 金丸
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Pioneer Electronic Corp
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生装置の特定化を、従来のスクランブル方
式よりも効果的且つ完全に行い得る情報記録装置、関数
記録装置並びに情報再生装置を提供する。 【解決手段】 記録信号SRをディスク識別コード信号
Iに基づいて暗号化する工程と、この暗号化した暗号
化記録信号SRSを光ディスクDKに記録する工程と、デ
ィスク識別コードと再生装置特定コード信号STとに基
づく変形逆スクランブル関数SRFXを生成する工程と、
生成した変形逆スクランブル関数SRFXを光ディスクD
Kの磁気記録帯Tに記録する工程と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等に記
録された音楽等の記録情報を再生すべきプレーヤ等の再
生装置を他の再生装置と区別して特定化し、限定するた
めの情報記録方法及び装置、関数記録方法及び装置並び
に情報再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録情報を再生すべき再生装置を
特定化する方法として、スクランブル方式と呼ばれる方
法が一般的に知られている。このスクランブル方式は、
ディジタル化された記録信号を光ディスク等に記録する
際に、当該記録信号を構成するビット列の反転/非反転
をでたらめに行って(スクランブル化して)記録する方
式である。このとき、スクランブル化する際には一定の
でたらめの規則に沿ってスクランブル化される。
【0003】そして、スクランブル化された記録信号を
再生する際には、スクランブル解除回路を介して再生す
ることにより、記録信号のスクランブルが解除され記録
信号が正常に再生されるのである。この場合、スクラン
ブル解除回路を備えない再生装置でスクランブル化され
た記録信号を再生すると、記録信号が映像信号の場合に
は見るに堪えない映像となり、記録信号が音声信号の場
合には、雑音しか聞こえないこととなる。
【0004】上述のスクランブル方式によれば、スクラ
ンブル解除回路を有する再生装置によってのみ記録信号
の再生が可能となるので、記録信号を再生すべき再生装
置の特定化が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スクランブル方式によると、スクランブル解除回路さえ
あればどの再生装置でも正常な再生が可能となる。すな
わち、例えば、スクランブル解除回路を備えたスクラン
ブル解除装置を、通常の(スクランブル解除回路を有し
ない)再生装置に接続すれば、どの再生装置でも再生す
ることが可能となり、記録信号が再生されるべき再生装
置の特定化が効果的にできない場合があるという問題点
があった。
【0006】そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みて
成されたもので、その目的は、記録信号が再生されるべ
き再生装置の特定化を、従来のスクランブル方式よりも
より効果的且つ完全に行い得る情報記録方法及び装置、
関数記録方法及び装置並びに情報再生方法及び装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、請求項1に記載の発明は、記録信号を第1のコ
ードに基づいて暗号化する工程と、前記暗号化した暗号
化記録信号を記録媒体に記録する工程と、前記第1のコ
ードと、前記第1のコードとは異なる第2のコードと、
に基づく関数を生成する工程と、前記生成した関数を前
記記録媒体に記録する工程と、を備えて構成される。
【0008】請求項4に記載の発明は、記録媒体から、
第1のコードに基づいて暗号化された暗号化記録信号を
検出する工程と、前記記録媒体から、前記第1のコード
と、前記第1のコードとは異なる第2のコードと、に基
づいて生成された関数を読み出す工程と、前記読み出さ
れた関数と、前記第2のコードと、に基づき、前記検出
された暗号化記録信号を解読する工程と、を備えて構成
される。
【0009】請求項8に記載の発明は、記録信号を第1
のコードに基づいて暗号化する暗号化手段と、前記暗号
化した暗号化記録信号を記録媒体に記録する記録手段
と、前記第1のコードと、当該第1のコードとは異なる
第2のコードと、に基づく関数を生成する生成手段と、
前記生成した関数を前記記録媒体に記録する記録手段
と、を備えて構成される。
【0010】請求項11に記載の発明は、記録媒体か
ら、第1のコードに基づいて暗号化された暗号化記録信
号を検出する検出手段と、前記記録媒体から、前記第1
のコードと、当該第1のコードとは異なる第2のコード
と、に基づいて生成された関数を読み出す読取手段と、
前記読み出された関数と前記第2のコードとに基づき、
前記検出された暗号化記録信号を解読する解読手段と、
を備えて構成される。
【0011】請求項15に記載の発明は、第1のコード
に基づいて暗号化された暗号化記録情報を記録する領域
と、前記第1のコードと、当該第1のコードとは異なる
第2のコードと、に基づいて生成された関数を記録する
領域と、を備えて構成される。
【0012】請求項18に記載の発明は、記録媒体に記
録された暗号化記録信号を解読するための解読関数と、
当該記録媒体を再生する情報再生装置を特定するための
再生装置特定コードと、に基づいて、変形解読関数を生
成する工程と、前記変形解読関数を前記記録媒体に記録
する工程と、を備えて構成される。
【0013】請求項20に記載の発明は、記録媒体か
ら、当該記録媒体を識別するための識別コードに基づき
生成された暗号化関数によって暗号化された暗号化記録
信号を検出する工程と、前記記録媒体から、前記暗号化
記録信号を解読するための解読関数と、前記記録情報を
再生する情報再生装置を特定するための再生装置特定コ
ードと、に基づき生成された変形解読関数を読み出す工
程と、前記読み出された変形解読関数と、再生装置特定
コードメモリにメモリされた再生装置特定コードと、に
基づき、前記暗号化記録信号を解読するための前記解読
関数を生成する工程と、前記解読関数を用いて、前記検
出された暗号化記録信号を解読する工程と、を備えて構
成される。
【0014】請求項21に記載の発明は、記録媒体に記
録された暗号化記録信号を解読するための解読関数と、
当該記録媒体を再生する情報再生装置を特定するための
再生装置特定コードと、に基づいて、変形解読関数を生
成する関数発生手段と、前記変形解読関数を前記記録媒
体に記録する記録手段と、を備えて構成される。
【0015】請求項22に記載の発明は、記録媒体か
ら、当該記録媒体を識別するための識別コードに基づき
生成された暗号化関数によって暗号化された暗号化記録
信号を検出する検出手段と、前記記録媒体から、前記暗
号化記録信号を解読するための解読関数と、前記記録情
報を再生する情報再生装置を特定するための再生装置特
定コードと、に基づき生成された変形解読関数を読み出
す読取手段と、前記再生装置特定コードをメモリするメ
モリ手段と、前記読み出された変形解読関数と、前記メ
モリ手段にメモリされた再生装置特定コードと、に基づ
き、前記暗号化記録信号を解読するための前記解読関数
を生成する関数発生手段と、前記解読関数を用いて、前
記検出された暗号化記録信号を解読する解読手段と、を
備えて構成される。
【0016】請求項23に記載の発明は、記録媒体を識
別するための識別コードに基づいて暗号化された暗号化
記録情報を記録する領域と、前記暗号化記録信号を解読
するための解読関数と、前記記録情報を再生する再生装
置を特定するための再生装置特定コードと、に基づき生
成された変形解読関数を記録する領域と、を備えて構成
される。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施形態に
ついて、図面に基づいて説明する。
【0018】(I)第1実施形態 始めに、第1実施形態について、図1乃至図3を用いて
説明する。なお、第1実施形態は、映像情報を含む記録
情報が記録された光ディスクを需要者に貸し出す、いわ
ゆるレンタルビジネスにおいて、貸与された需要者にお
ける不法コピー等を防止するために貸し出した光ディス
クを再生される再生装置を特定化する場合について本発
明を適用したものである。
【0019】(A)第1実施形態における情報記録装置 先ず、情報記録装置の実施形態について図1を用いて説
明する。なお、本実施形態は、映像情報を含む記録情報
を光ディスクに記録する情報記録装置について本発明を
適用した場合について説明するものであり、当該情報記
録装置は、実際には、光ディスクの流通過程の内、記録
情報が記録された光ディスクを製造する製造部門に設置
されるものである。
【0020】図1に示すように、本実施形態の情報記録
装置S1は、記録情報として光ディスクDKに記録すべ
き映像信号及び音声信号により構成される記録信号SR
を出力する映像・音声信号源1と、記録信号SRが記録
されるべき光ディスクDKを他の光ディスクから識別す
るためのディスク識別コードを発生し、対応するディス
ク識別コード信号SIを出力するディスク識別コード発
生器2と、ディスク識別コード信号SIに対応するディ
スク識別コードに基づき、記録信号SRを暗号化(スク
ランブル化)するための暗号化関数としてのスクランブ
ル関数を生成し、対応するスクランブル関数信号SF
出力するスクランブル関数発生器3と、スクランブル関
数信号SFに対応するスクランブル関数を用いて記録信
号SRを暗号化し、暗号化記録信号SRSを出力するスク
ランブラ4と、暗号化記録信号SRSに対してディスク識
別コード信号SIを多重してコード多重暗号化記録信号
RSAを生成し、当該コード多重暗号化記録信号SRSA
対して光ディスクDKに記録するための所定のフォーマ
ット化を施すフォーマッタ5と、フォーマット化された
コード多重暗号化記録信号SRSAを光ディスクDKに記
録するための記録装置6と、スクランブル関数信号SF
に基づき、スクランブル関数により暗号化された暗号化
記録信号SRSを解読して元の記録信号SRに変換するた
めの解読関数としての逆スクランブル関数を生成し、対
応する逆スクランブル関数信号SRFを出力する逆スクラ
ンブル関数発生器7と、当該逆スクランブル関数信号S
RFにディスク識別コード信号SIを多重してコード多重
逆スクランブル関数信号SIFを生成し、当該コード多重
逆スクランブル関数信号SIFを電話回線等の通信回線を
介して後述のICカード発行機に伝送する送信装置8と
により構成されている。
【0021】次に情報記録装置S1の動作を説明する。
【0022】映像・音声信号源1から出力された記録信
号SRは、スクランブラ4に入力され、スクランブル関
数発生器3が出力するスクランブル関数信号SFに対応
するスクランブル関数に基づいて暗号化される。このと
き、当該スクランブル関数はディスク識別コードに基づ
いてディスク識別コード毎に異なって生成されるので、
記録信号SRは、ディスク識別コード毎に異なったスク
ランブル関数により暗号化されることとなる。そして、
暗号化された暗号化記録信号SRSが、暗号化の際のスク
ランブル関数に対応するディスク識別コードとともにフ
ォーマッタ5によりフォーマット化され、コード多重暗
号化記録信号SRSAとして記録装置6を介して光ディス
クDKに記録される。
【0023】一方、上記の動作と並行して、スクランブ
ル関数信号SFは、逆スクランブル関数発生器7に入力
され、記録信号SRの暗号化に用いられたスクランブル
関数に基づき、暗号化記録信号SRSを解読して元の記録
信号SRを得るための逆スクランブル関数が生成され、
対応する逆スクランブル関数信号SRFが出力される。そ
して、送信装置8において、当該逆スクランブル関数と
ディスク識別コードが多重され、コード多重逆スクラン
ブル関数信号SIFとして出力され、電話回線等の所定の
通信回線により次に説明するICカード発行機に送信さ
れる。
【0024】また、コード多重暗号化記録信号SRSA
記録された光ディスクDKは、図示しないレプリカ装置
により大量に複製され、次に説明するICカード発行機
が設置されたレンタル部門に搬送される。
【0025】なお、実際には、複数種類の記録情報に対
応した複数種類の光ディスクDKが製造されるともに、
当該複数種類の記録情報に対応した複数種類のコード多
重逆スクランブル関数信号SIFがICカード発行機に送
信される。
【0026】更に、上記の説明においては、暗号化関数
としてスクランブル関数を例示したが、この他に、スク
ランブル関数に対応する所定のプログラムにより記録信
号S Rを暗号化するようにすることもできる。
【0027】また、上記の情報記録装置S1において
は、ディスク識別コードに基づき、これを用いてスクラ
ンブル関数を生成する構成としたが、これに限らず、異
なる種類の記録信号SRが発生される度にスクランブル
関数発生器3において異なるスクランブル関数を発生さ
せるとともに、これと同じタイミングでディスク識別コ
ード発生器2において異なるディスク識別コードを発生
させるようにし、このスクランブル関数とディスク識別
コードを記録信号SRに対応するものとして後述のIC
カード発行機に送信するようにしてもよい。
【0028】更にまた、上述の情報記録装置S1におい
ては、ディスク識別コード発生器2を設けてディスク識
別コードを発生させ、これに基づいてスクランブル関数
及び逆スクランブル関数を生成するようにしたが、この
他に、記録信号SRに含まれている、記録信号SRの種類
毎に特有のTOC(Table Of Contents)データを当
該記録信号SRが記録されている光ディスクDKを特定
するディスク識別コードとして用い、このTOCデータ
に基づいてスクランブル関数及び逆スクランブル関数を
生成するとともに、記録装置6により生成したスクラン
ブル関数とTOCデータを光ディスクDKに記録し、更
に、当該TOCデータと逆スクランブル関数を送信装置
8によりICカード発行機に送信するようにすることも
できる。この場合には、ディスク識別コード発生器2が
不要であることはいうまでもない。
【0029】(B)第1実施形態における関数記録装置 次に、関数記録装置の実施形態としてのICカード発行
機について図2を用いて説明する。なお、本ICカード
発行機は、実際には、光ディスクの流通過程の内、光デ
ィスクを需要者に貸し出すレンタル部門(レンタル店)
に設置されるものである。
【0030】図2に示すように、本実施形態のICカー
ド発行機S2は、上述の情報記録装置S1によりコード多
重暗号化記録信号SRSAが記録された光ディスクDKか
ら当該コード多重暗号化記録信号SRSAを読み出し、そ
の中からディスク識別コードを抽出して対応するディス
ク識別コード信号SIを出力するディスク識別コード読
取り器10と、通信回線を介して上述の情報記録装置S
1から送信されたコード多重逆スクランブル関数信号S
IF(複数種類の記録情報に対応する複数種類のコード多
重逆スクランブル関数信号SIFが送信されている。)か
ら複数種類の逆スクランブル関数を抽出し、それぞれ対
応するディスク識別コードとともに一時的に記憶すると
ともに、ディスク識別コード読取り器10から入力され
たディスク識別コード信号SIに基づき、当該ディスク
識別コード信号に合致するディスク識別コードに対応す
る逆スクランブル関数を逆スクランブル関数信号SRF
して出力するメモリ装置11と、光ディスクDKを借り
る需要者が予め設定した再生装置特定コードを入力する
キーボード12と、入力された再生装置特定コードを複
数の再生装置特定コードを予め記録した再生装置特定コ
ードファイル13の記録内容と照合し、再生装置特定コ
ードファイル13に予め記録(登録)された再生装置特
定コードに対応する再生装置特定コード信号STが入力
された場合にのみ当該再生装置特定コード信号STを出
力する照合器14と、逆スクランブル関数信号SRF及び
再生装置特定コード信号STに基づき、当該逆スクラン
ブル関数を再生装置特定コードで変形した変形逆スクラ
ンブル関数を生成し、対応する変形逆スクランブル関数
信号SRFXを出力する変形逆スクランブル関数発生器1
5と、変形逆スクランブル関数信号SRFXをICカード
Cに記録する変形逆スクランブル関数記録器16と、に
より構成されている。
【0031】次にICカード発行機S2の動作を説明す
る。
【0032】情報記録装置S1から通信回線を介して伝
達された複数種類のコード多重逆スクランブル関数信号
IFは、メモリ装置11に記録され、それぞれの逆スク
ランブル関数が対応するディスク識別コードとともに保
存される。一方、コード多重暗号化記録信号SRSAが記
録され、製造部門より搬送された光ディスクDKかディ
スク識別コード読取り器10により読取られたディスク
識別コードは、メモリ装置11に入力され、そこに記憶
されているディスク識別コードと照合され、入力された
当該ディスク識別コードと同一のディスク識別コードが
記憶されていれば、そのディスク識別コードに対応する
逆スクランブル関数が逆スクランブル関数信号SRFとし
て変形逆スクランブル関数発生器15に出力される。
【0033】これと並行して、需要者が予め設定された
再生装置特定コードをキーボード12から入力すると、
照合器14は入力された再生装置特定コードを予め複数
の再生装置特定コードが登録された再生装置特定コード
ファイル13と照合し、予め登録されている再生装置特
定コードが入力された場合にのみ、当該再生装置特定コ
ードを再生装置特定コード信号STとして変形逆スクラ
ンブル関数発生器15に出力する。そして、変形逆スク
ランブル関数発生器15は、逆スクランブル関数信号S
RF及び再生装置特定コード信号STに基づいて、変形逆
スクランブル関数を生成し、対応する変形逆スクランブ
ル関数信号SRFXを出力し、変形逆スクランブル関数記
録器16が変形逆スクランブル関数信号SRFXをICカ
ードCに記録する。このとき、変形逆スクランブル関数
信号SRFXをそのままICカードCに記録するようにし
てもよいが、乱数化又はコード化して記録するようにし
てもよい。
【0034】この後、需要者は、コード多重暗号化記録
信号SRSAが記録された光ディスクDKと変形逆スクラ
ンブル関数信号SRFXが記録されたICカードCを次に
述べる情報再生装置の設置場所に持ち帰ることとなる。
【0035】なお、情報記録装置S1の説明で述べたよ
うに、記録信号SRに対応するTOCデータをディスク
識別コードとして用いる場合には、メモリ装置11は、
逆スクランブル関数とともに送信されたTOCデータを
記憶し、更に、ディスク識別コード読取り器10は、光
ディスクDKからTOCデータを読み出し、メモリ装置
11は、読み出したTOCデータとメモリ装置11に記
憶されているTOCデータを照合して合致したTOCデ
ータに対応する逆スクランブル関数を出力することとな
る。
【0036】(C)第1実施形態における情報再生装置 次に、情報再生装置の実施形態としての再生機について
図3を用いて説明する。なお、本再生機は、実際には、
光ディスクの流通過程の内、需要者が所有するものであ
る。
【0037】図3に示すように、本実施形態の再生機S
3は、需要者により持ち帰られ、コード多重暗号化記録
信号SRSAが記録された光ディスクDKから当該コード
多重暗号化記録信号SRSAを検出するピックアップ20
と、検出されたコード多重暗号化記録信号SRSAを再生
するとともに、当該コード多重暗号化記録信号SRSA
ら暗号化記録信号SRSを抽出し出力する再生回路21
と、予め入力された再生装置特定コードを記憶する再生
装置特定コードメモリ22と、光ディスクDKとともに
持ち帰られたICカードCから変形逆スクランブル関数
信号SRFXを読み出すとともに、読み出した変形逆スク
ランブル関数信号SRFXに対応する変形逆スクランブル
関数及び記憶された再生装置特定コードに基づき、逆ス
クランブル関数を生成し、逆スクランブル関数信号SRF
を出力する逆スクランブル関数発生器23と、逆スクラ
ンブル関数信号SRFに基づき、入力された暗号化記録信
号SRSを解読して記録信号SRを出力する逆スクランブ
ル回路24と、により構成される。
【0038】次に、再生機S3の動作を説明する。
【0039】持ち帰られた光ディスクDKに記録された
コード多重暗号化記録信号SRSAはピックアップ20に
より検出され、その中から再生回路21により暗号化記
録信号SRSが抽出され、逆スクランブル回路24に入力
される。
【0040】これと並行して、再生装置特定コードメモ
リ22から予め記憶された再生装置特定コードが読み出
され、再生装置特定コード信号SIとして逆スクランブ
ル関数発生器23に入力される。ここで、再生装置特定
コードメモリ22に記憶されている再生装置特定コード
は、上述のICカード発行機S2において、光ディスク
DKの貸し出しの際にキーボード12から入力されたも
のと同様のコードである。更に、再生装置特定コードメ
モリ22は、需要者が再生機S3の購入の際に当該再生
装置に固有の再生装置特定コードを記憶させるものであ
り、一度再生装置特定コードを記憶するとその後の書き
換え(新しい再生装置特定コードの入力)はできないよ
うに、書き換え不能の不揮発性メモリにより構成されて
いる。
【0041】再生装置特定コード信号STが入力される
とともに、ICカードCから変形逆スクランブル関数信
号SRFXが入力されると、逆スクランブル関数発生器2
3は、暗号化記録信号SRSを解読するための逆スクラン
ブル関数を生成し、対応する逆スクランブル関数信号S
RFを逆スクランブル回路24に出力する。このとき、逆
スクランブル関数発生器23で生成される逆スクランブ
ル関数は、上述の情報記録装置S1における逆スクラン
ブル関数発生器7で生成されたものと同じものである。
【0042】その後、逆スクランブル回路24は、逆ス
クランブル関数信号SRFに対応する逆スクランブル関数
を用いて暗号化記録信号SRSを解読し、元の記録信号S
Rを出力する。そして、出力された記録信号SRに含まれ
る映像信号に対応する映像並びに記録信号SRに含まれ
る音声信号に対応する音声は、モニタ受像機25により
表示又は出力される。
【0043】以上の動作により、光ディスクDKに記録
された記録信号SRが正常に再生される。
【0044】以上説明したように、第1実施形態を構成
する情報記録装置S1、ICカード発行機S2及び再生機
3によれば、逆スクランブル関数と再生装置特定コー
ドに基づいて生成された変形逆スクランブル関数をIC
カードCに記録し、当該ICカードCをスクランブル化
された暗号化記録信号SRSが記録された光ディスクDK
とともに需要者に貸し出し、当該需要者が保有する上記
再生装置特定コードが記憶された再生機S3でのみIC
カードCから読み出された変形逆スクランブル関数から
逆スクランブル関数を生成できることとし、これにより
暗号化記録信号SRSを解読して記録信号SRを出力する
ように構成したので、再生装置特定コードを有する再生
機S3でのみ記録信号SRが再生できることとなり、再生
機の特定化をより効果的且つ完全に行える。
【0045】なお、上記の再生機S3の構成において
は、再生装置特定コードメモリ22を追記不可能な不揮
発性メモリにより構成し、再生装置特定コードの追加登
録ができないようにしたが、これ以外に、再生装置特定
コードメモリ22を追記可能な不揮発性メモリにより構
成し、再生装置を特定するのに適切な回数の再生装置特
定コードの追記を可能にすることもできる。この場合に
は、過去に記憶された再生装置特定コードが保存される
ような構成とし、当該過去に記憶された再生装置特定コ
ードと同じコードは追記できないようにされる。これに
より、過去の再生装置特定コードで登録した光ディスク
DKは再生不能となり、需要者の被る不利益が大きいの
で、不法コピー防止効果が向上する。
【0046】また、ICカードCにタイマ機能を備えさ
せ、ICカード発行機S2における変形逆スクランブル
関数の記憶後所定時間経過した後は再生器S3において
変形逆スクランブル関数の読み出しを不可能とすること
もできる。この場合にも、返却期限を徒過した光ディス
クDKの再生が不能となるので、不法行為防止効果が増
大する。
【0047】更に、需要者による不法な改造等を防止す
るため、再生装置特定コードメモリ22と逆スクランブ
ル関数発生器23を一体不可分のLSI(Large Scale
Integration)回路により構成し、又は同様の目的の
ため、ICカードCに逆スクランブル関数発生器23を
内蔵するようにすることもできる。
【0048】(II)第2実施形態 次に、第2実施形態について、図4及び図5を用いて説
明する。なお、第2実施形態は、第1実施形態と同様
に、映像情報を含む記録情報が記録された光ディスクの
レンタルビジネスにおいて、貸し出した光ディスクを再
生される再生装置を特定化する場合について本発明を適
用したものである。第2実施形態においては、変形逆ス
クランブル関数がICカードCに記録されるのではな
く、光ディスクDKの磁気記録帯等の書き換え可能記録
部分に記録される。
【0049】また、以下の説明において、第1実施形態
と同様の部材には同様の部材番号を付し、構成及び動作
に関する細部の説明は省略する。
【0050】(A)第2実施形態における情報記録装置 第2実施形態を構成する情報記録装置の実施形態は、光
ディスクDK’がコード多重暗号化記録信号SRSAを記
録する記録領域以外の領域に当該記録領域と同心円状の
情報の書き換え可能な磁気記録帯を備えていること以
外、第1実施形態を構成する情報記録装置S1の構成と
同様であるので、説明は省略する。
【0051】(B)第2実施形態における関数記録装置 次に、関数記録装置の実施形態としてのディスク登録機
について図4を用いて説明する。なお、本ディスク登録
機は、実際には、光ディスクDK’(光ディスクDKに
比して、コード多重暗号化記録信号SRSAを記録する記
録領域以外の領域に当該記録領域と同心円状の情報の書
き換え可能な磁気記録帯Tを備えている)を貸し出すレ
ンタル部門(レンタル店)に設置されるものである。
【0052】図4に示すように、本実施形態のディスク
登録機S4は、第1実施形態のICカード発行機S2にお
ける変形逆スクランブル関数記録器16に代えて、変形
逆スクランブル関数発生器15で生成された変形逆スク
ランブル関数に対応する変形逆スクランブル関数信号S
RFXを光ディスクDK’の磁気記録帯Tに記録する磁気
ヘッド30を備えている。その他の構成は、第1実施形
態のICカード発行機S2と同様であるので細部の説明
は省略する。
【0053】次に、ディスク登録機S4の動作を説明す
る。
【0054】ディスク登録機S4においては、変形逆ス
クランブル関数発生器15で生成された変形逆スクラン
ブル関数に対応する変形逆スクランブル関数信号SRFX
は、磁気ヘッド30により、光ディスクDK’の磁気記
録帯Tに磁気記録される。その他の動作は第1実施形態
のICカード発行機S2と同様であるので細部の説明は
省略する。
【0055】需要者は、コード多重暗号化記録信号S
RSA及び変形逆スクランブル関数信号SRFXが記録された
光ディスクDK’を次に述べる情報再生装置の設置場所
に持ち帰ることとなる。
【0056】(C)第2実施形態における情報再生装置 次に、情報再生装置の実施形態としての再生機について
図5を用いて説明する。なお、本再生機は、第1実施形
態の再生機S3と同様に、需要者が所有するものであ
る。
【0057】図5に示すように、本実施形態の再生機S
5は、第1実施形態における再生機S3のICカードCに
代えて、需要者により持ち帰られた光ディスクDK’の
磁気記録帯Tに記録された変形逆スクランブル関数信号
RFXを読み出す読取りヘッド31を備えている。その
他の構成は、第1実施形態のICカード発行機S2と同
様であるので細部の説明は省略する。
【0058】次に、再生機S5の動作を説明する。
【0059】再生機S5においては、読取りヘッド31
が光ディスクDK’の磁気記録帯Tから変形逆スクラン
ブル関数信号SRFXを読み出し、逆スクランブル関数発
生器23は、読取りヘッド31により読み出された変形
逆スクランブル関数信号SRF X及び再生装置特定コード
メモリ22から出力された再生装置特定コード信号ST
に基づき、逆スクランブル関数を生成し、対応する逆ス
クランブル関数信号SRFを逆スクランブル回路24に出
力する。その他の動作は第1実施形態の再生機S 3と同
様であるので細部の説明は省略する。
【0060】以上説明したように、第2実施形態を構成
する情報記録装置S1、ディスク登録機S4及び再生機S
5によれば、変形逆スクランブル関数信号SRFXを光ディ
スクDK’の磁気記録帯Tに記録するようにしたので、
ICカードCを用いる必要がなく、第1実施形態と同様
の、再生装置特定コードを有する再生機S5でのみ記録
信号SRが再生できることとなり、再生機の特定化をよ
り効果的且つ完全に行えるという効果に加えて、より簡
便性に富むという効果を奏する。
【0061】また、第2実施形態の情報記録装置S1
ディスク登録機S4及び再生機S5においても、第1実施
形態の情報記録装置S1、ICカード発行機S2及び再生
機S 3の説明において示したような変形が可能である。
【0062】(III)第2実施形態の変形形態 次に、第2実施形態の変形形態について説明する。
【0063】第2実施形態の変形形態は、第2実施形態
を、レンタルビジネスではなく、通常の販売態様であ
る、いわゆる売り切り光ディスクに適用した形態であ
る。
【0064】第2実施形態の変形形態においては、光デ
ィスクの一部に変形逆スクランブル関数信号SRFXを書
き換え不可能に記録する。例えば、第2実施形態のディ
スク登録機S4における磁気による記録ヘッド30に代
えて、印刷印字による印字ヘッドを用いて、変形逆スク
ランブル関数を光ディスクに印刷若しくは刻印する。そ
して、再生機においては、第2実施形態の再生機S5
おける磁気による読取りヘッド31に代えて光学式の読
取りヘッドにより印刷又は刻印された上記変形逆スクラ
ンブル関数を読取るように構成されている。
【0065】その他の構成及び動作については、第2実
施形態と同様であるので細部の説明は省略する。
【0066】以上のように構成することにより、上記の
売り切り光ディスクの場合でも第2実施形態の効果と同
様に、再生機の特定化をより効果的且つ完全に行うこと
ができる。
【0067】また、レンタル用光ディスクと売り切り光
ディスクの双方において、変形逆スクランブル関数の記
録フォーマット及び光ディスク上の記録位置を同一と
し、書き換え可能記録帯(図4又は図5符号T参照)と
書き換え不能記録帯とを同一読取りヘッドで変形逆スク
ランブル関数が読取れるような材料(例えば、相変化記
録材料)で構成することにより、同一の再生機で双方の
光ディスクを再生可能とすることもできる。
【0068】(IV)第3実施形態 次に、第1実施形態における光ディスクDKを、コンピ
ュータ用の記録媒体であるCD−ROM(Compact Dis
k-Read Only Memory)に応用した場合の第3実施形態
について図6を用いて説明する。
【0069】第3実施形態においては、情報記録装置及
びICカード発行機は第1実施形態と同様のものである
ので、細部の説明は省略する。但し、本実施形態におい
ては、記録信号SRとして、映像情報や音楽情報を含む
記録信号ではなく、コンピュータ用のディジタルデータ
が暗号化され記録されている。
【0070】次に、第3実施形態における再生機及びコ
ンピュータについて説明する。なお、以下の説明におい
て、第1実施形態と同様の部材については同様の部材番
号を付し、細部の説明は省略する。
【0071】図6に示すように、第3実施形態における
再生機S6は、ディジタルデータであるコード多重暗号
化記録信号SRSAが記録されている光ディスクDKから
当該コード多重暗号化記録信号SRSAを検出するピック
アップ20と、検出されたコード多重暗号化記録信号S
RSAから暗号化記録信号SRSを抽出する再生回路21の
みにより構成されている。そして、再生装置特定コード
メモリ22、逆スクランブル関数発生器23、逆スクラ
ンブル回路24は、コンピュータCO中の拡張スロット
に挿入される逆スクランブルボードB上に配置され、そ
こにICカードCからの変形逆スクランブル関数信号S
RFXを所定の方法で入力することにより暗号化記録信号
RSの解読・再生を行う。そして、再生された記録信号
RがCPU等を含むコンピュータ本体Mに出力され
る。逆スクランブルボードB上における各部材の動作は
第1実施形態と同様であるので、細部の説明は省略す
る。
【0072】第3実施形態においては、再生機S6から
出力されるのは、暗号化記録信号SRのみであるので、
不法にコピーされることはなく、更に、再生された記録
信号S Rは、コンピュータCOの内部でのみ授受される
ので、盗用することが非常に困難となる。
【0073】以上説明したように、第3実施形態によれ
ば、光ディスクDKを、コンピュータ用のCD−ROM
に適用した場合でも、第1実施形態と同様の効果を得る
ことができる。
【0074】なお、第3実施形態では、ICカードCの
代わりに、変形逆スクランブル関数信号SRFXを記録す
る記録媒体としてフレキシブルディスク(FD)を用い
ることも可能である。この場合には、コンピュータCO
のFDドライブ装置で変形逆スクランブル関数信号S
RFXを読取り、直接スクランブルボードB上の逆スクラ
ンブル関数発生器23に出力することとなる。
【0075】(V)第4実施形態 次に、第2実施形態における光ディスクDKを、CD−
ROMに応用した場合の第4実施形態について図7を用
いて説明する。
【0076】第4実施形態においては、情報記録装置及
びディスク登録機は第2実施形態と同様のものであるの
で、細部の説明は省略する。但し、本実施形態において
は、第3実施形態と同様に、記録信号SRとして、映像
情報や音楽情報を含む記録信号ではなく、コンピュータ
用のディジタルデータが暗号化され記録されている。
【0077】次に、第4実施形態における再生機及びコ
ンピュータについて説明する。なお、以下の説明におい
て、第2実施形態と同様の部材については同様の部材番
号を付し、細部の説明は省略する。
【0078】図7に示すように、第4実施形態における
再生機S7は、ディジタルデータであるコード多重暗号
化記録信号SRSAが記録されている光ディスクDK’か
ら当該コード多重暗号化記録信号SRSAを検出するピッ
クアップ20と、検出されたコード多重暗号化記録信号
RSAから暗号化記録信号SRSを抽出する再生回路21
と、光ディスクDK’の磁気記録帯Tに記録されている
変形逆スクランブル関数信号SRFXを読み取る記録ヘッ
ド31のみにより構成されている。そして、再生装置特
定コードメモリ22、逆スクランブル関数発生器23、
逆スクランブル回路24は、第3実施形態と同様に、コ
ンピュータCO中の拡張スロットに挿入される逆スクラ
ンブルボードB上に配置され、記録ヘッド31からの変
形逆スクランブル関数信号SRFXを入力することにより
暗号化記録信号SRSの解読・再生を行う。そして、再生
された記録信号SRがCPU等を含むコンピュータ本体
Mに出力される。逆スクランブルボードB上における各
部材の動作は第2実施形態と同様であるので、細部の説
明は省略する。
【0079】第4実施形態においては、再生機S6から
出力されるのは、暗号化記録信号SR及び変形逆スクラ
ンブル関数信号SRFXのみであるので、不法にコピーさ
れることはなく、更に、再生された記録信号SRは、コ
ンピュータCOの内部のみで授受されるので、盗用する
ことが非常に困難となる。
【0080】以上説明したように、第4実施形態によれ
ば、光ディスクDK’を、コンピュータ用のCD−RO
Mに適用した場合でも、第2実施形態と同様の効果を得
ることができる。
【0081】なお、上記の各実施形態において、一の需
要者が複数の再生機を所有する場合には、当該需要者が
所有する再生機の再生装置特定コードを全て同一に統一
しておけば、当該再生装置特定コードを需要者特定コー
ドとして活用することができる。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、再生装置の特定化を、
従来のスクランブル方式よりもより効果的且つ完全に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る情報記録装置の概要構成ブ
ロック図である。
【図2】第1実施形態に係るICカード発行機の概要構
成ブロック図である。
【図3】第1実施形態に係る再生機の概要構成ブロック
図である。
【図4】第2実施形態に係るディスク登録機の概要構成
ブロック図である。
【図5】第2実施形態に係る再生機の概要構成ブロック
図である。
【図6】第3実施形態に係る再生機及びコンピュータの
概要構成ブロック図である。
【図7】第4実施形態に係る再生機及びコンピュータの
概要構成ブロック図である。
【符号の説明】
1…映像・音声信号源 2…ディスク識別コード発生器 3…スクランブル関数発生器 4…スクランブラ 5…フォーマッタ 6…記録装置 7…逆スクランブル関数発生器 8…送信装置 10…ディスク識別コード読取り器 11…メモリ装置 12…キーボード 13…再生装置特定コードファイル 14…照合器 15…変形逆スクランブル関数発生器 16…変形逆スクランブル関数記録器 20…ピックアップ 21…再生回路 22…再生装置特定コードメモリ 23…逆スクランブル関数発生器 24…逆スクランブル回路 25…モニタ受像機 30…記録ヘッド 31…読取りヘッド B…逆スクランブルボード C…ICカード CO…コンピュータ DK、DK’…光ディスク S1…情報記録装置 S2…ICカード発行機 S3、S5、S6、S7…再生機 S4…ディスク登録機 SR…記録信号 SRS…暗号化記録信号 SRSA…コード多重暗号化記録信号 SI…ディスク識別コード信号 SF…スクランブル関数信号 SIF…コード多重逆スクランブル関数信号 SRF…逆スクランブル関数信号 ST…再生装置特定コード信号 SRFX…変形逆スクランブル関数信号 SRF…逆スクランブル関数信号 T…磁気記録帯 M…コンピュータ本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 7/007 G11B 7/24 571A 7/24 571 20/12 20/12 G10L 9/00 N H04L 9/10 H04L 9/00 621A Fターム(参考) 5D029 PA01 5D044 AB05 BC02 CC04 DE02 DE49 DE50 EF05 FG18 GK17 HL08 5D090 AA01 BB02 DD03 DD05 FF09 GG17 GG32 5J104 AA07 AA12 AA16 EA04 EA18 EA22 JA03 KA02 KA15 NA02 NA27 NA36 PA14

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録信号を第1のコードに基づいて暗号
    化する工程と、 前記暗号化した暗号化記録信号を記録媒体に記録する工
    程と、 前記第1のコードと、当該第1のコードとは異なる第2
    のコードと、に基づく関数を生成する工程と、 前記生成した関数を前記記録媒体に記録する工程と、 を備えたことを特徴とする情報記録方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のコードは、前記記録媒体を識
    別するための識別コードであることを特徴とする請求項
    1記載の情報記録方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のコードは、前記記録媒体を再
    生する情報再生装置を特定するための再生装置特定コー
    ドであることを特徴とする請求項1又は2記載の情報記
    録方法。
  4. 【請求項4】 記録媒体から、第1のコードに基づいて
    暗号化された暗号化記録信号を検出する工程と、 前記記録媒体から、前記第1のコードと、当該第1のコ
    ードとは異なる第2のコードと、に基づいて生成された
    関数を読み出す工程と、 前記読み出された関数と、前記第2のコードと、に基づ
    き、前記検出された暗号化記録信号を解読する工程と、 を備えたことを特徴とする情報再生方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のコードは、前記記録媒体を識
    別するための識別コードであることを特徴とする請求項
    4記載の情報再生方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のコードは、前記記録媒体を再
    生する情報再生装置を特定するための再生装置特定コー
    ドであることを特徴とする請求項4又は5記載の情報再
    生方法。
  7. 【請求項7】 前記第2のコードは、前記記録媒体を再
    生する情報再生装置内のメモリに記憶されていることを
    特徴とする請求項4乃至6の何れか一に記載の情報再生
    方法。
  8. 【請求項8】 記録信号を第1のコードに基づいて暗号
    化する暗号化手段と、 前記暗号化した暗号化記録信号を記録媒体に記録する記
    録手段と、 前記第1のコードと、当該第1のコードとは異なる第2
    のコードと、に基づく関数を生成する生成手段と、 前記生成した関数を前記記録媒体に記録する記録手段
    と、 を備えたことを特徴とする情報記録装置。
  9. 【請求項9】 前記第1のコードは、前記記録媒体を識
    別するための識別コードであることを特徴とする請求項
    8記載の情報記録装置。
  10. 【請求項10】 前記第2のコードは、前記記録媒体を
    再生する情報再生装置を特定するための再生装置特定コ
    ードであることを特徴とする請求項8又は9記載の情報
    記録装置。
  11. 【請求項11】 記録媒体から、第1のコードに基づい
    て暗号化された暗号化記録信号を検出する検出手段と、 前記記録媒体から、前記第1のコードと、当該第1のコ
    ードとは異なる第2のコードと、に基づいて生成された
    関数を読み出す読取手段と、 前記読み出された関数と前記第2のコードとに基づき、
    前記検出された暗号化記録信号を解読する解読手段と、 を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のコードは、前記記録媒体を
    識別するための識別コードであることを特徴とする請求
    項11記載の情報再生装置。
  13. 【請求項13】 前記第2のコードは、前記記録媒体を
    再生する情報再生装置を特定するための再生装置特定コ
    ードであることを特徴とする請求項11又は12記載の
    情報再生装置。
  14. 【請求項14】 前記第2のコードをメモリするメモリ
    を備えることを特徴とする請求項11乃至13の何れか
    一に記載の情報再生装置。
  15. 【請求項15】 第1のコードに基づいて暗号化された
    暗号化記録情報を記録する領域と、 前記第1のコードと、当該第1のコードとは異なる第2
    のコードと、に基づいて生成された関数を記録する領域
    と、 を備えることを特徴とする記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記第1のコードは、前記記録媒体を
    識別するための識別コードであることを特徴とする請求
    項15記載の記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記第2のコードは、前記記録媒体を
    再生する情報再生装置を特定するための再生装置特定コ
    ードであることを特徴とする請求項15又は16記載の
    記録媒体。
  18. 【請求項18】 記録媒体に記録された暗号化記録信号
    を解読するための解読関数と、当該記録媒体を再生する
    情報再生装置を特定するための再生装置特定コードと、
    に基づいて、変形解読関数を生成する工程と、 前記変形解読関数を前記記録媒体に記録する工程と、 を備えたことを特徴とする関数記録方法。
  19. 【請求項19】 前記記録媒体から当該記録媒体を識別
    するための識別コードを読み取る工程と、 前記記録媒体に記録された暗号化記録信号を解読するた
    めの解読関数と、前記記録媒体を識別するための識別コ
    ードと、を含んで伝達された関数信号をメモリし、前記
    記録媒体から読み取られた前記識別コードに基づき前記
    解読関数を出力する工程と、 を更に備えたことを特徴とする請求項18記載の関数記
    録方法。
  20. 【請求項20】 記録媒体から、当該記録媒体を識別す
    るための識別コードに基づき生成された暗号化関数によ
    って暗号化された暗号化記録信号を検出する工程と、 前記記録媒体から、前記暗号化記録信号を解読するため
    の解読関数と、前記記録情報を再生する情報再生装置を
    特定するための再生装置特定コードと、に基づき生成さ
    れた変形解読関数を読み出す工程と、 前記読み出された変形解読関数と、再生装置特定コード
    メモリにメモリされた再生装置特定コードと、に基づ
    き、前記暗号化記録信号を解読するための前記解読関数
    を生成する工程と、 前記解読関数を用いて、前記検出された暗号化記録信号
    を解読する工程と、 を備えたことを特徴とする情報再生方法。
  21. 【請求項21】 記録媒体に記録された暗号化記録信号
    を解読するための解読関数と、当該記録媒体を再生する
    情報再生装置を特定するための再生装置特定コードと、
    に基づいて、変形解読関数を生成する関数発生手段と、 前記変形解読関数を前記記録媒体に記録する記録手段
    と、 を備えたことを特徴とする関数記録装置。
  22. 【請求項22】 記録媒体から、当該記録媒体を識別す
    るための識別コードに基づき生成された暗号化関数によ
    って暗号化された暗号化記録信号を検出する検出手段
    と、 前記記録媒体から、前記暗号化記録信号を解読するため
    の解読関数と、前記記録情報を再生する情報再生装置を
    特定するための再生装置特定コードと、に基づき生成さ
    れた変形解読関数を読み出す読取手段と、 前記再生装置特定コードをメモリするメモリ手段と、 前記読み出された変形解読関数と、前記メモリ手段にメ
    モリされた再生装置特定コードと、に基づき、前記暗号
    化記録信号を解読するための前記解読関数を生成する関
    数発生手段と、 前記解読関数を用いて、前記検出された暗号化記録信号
    を解読する解読手段と、 を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  23. 【請求項23】 記録媒体を識別するための識別コード
    に基づいて暗号化された暗号化記録情報を記録する領域
    と、 前記暗号化記録信号を解読するための解読関数と、前記
    記録情報を再生する再生装置を特定するための再生装置
    特定コードと、に基づき生成された変形解読関数を記録
    する領域と、 を備えることを特徴とする記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記変形解読関数を記録する領域が磁
    気記録帯であることを特徴とする請求項23に記載の記
    録媒体。
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