JPH09171619A - 暗号化方法および装置並びに復号化方法および装置 - Google Patents

暗号化方法および装置並びに復号化方法および装置

Info

Publication number
JPH09171619A
JPH09171619A JP8095004A JP9500496A JPH09171619A JP H09171619 A JPH09171619 A JP H09171619A JP 8095004 A JP8095004 A JP 8095004A JP 9500496 A JP9500496 A JP 9500496A JP H09171619 A JPH09171619 A JP H09171619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
recording medium
information
encryption
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8095004A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3794439B2 (ja
Inventor
Ryuji Ishiguro
隆二 石黒
Masafumi Minami
雅文 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP09500496A priority Critical patent/JP3794439B2/ja
Publication of JPH09171619A publication Critical patent/JPH09171619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3794439B2 publication Critical patent/JP3794439B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 強力なコピープロテクトを掛けることができ
るようにする。 【解決手段】 固有情報発生部5より供給される記録媒
体に固有の情報に基づいて、暗号化鍵発生部4は暗号化
鍵を発生し、暗号化部3はその暗号化鍵によって記録媒
体に記録すべき情報を暗号化し、マスタディスク12が
作成され、最終的にディスク15が作成される。再生部
16によりディスク15が再生され、再生データから復
号化鍵作成部18により復号化鍵が作成され、復号化部
17によりその復号化鍵に基づいて再生部16によって
再生された、暗号化された再生データが復号化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暗号化方法および
装置並びに復号化方法および装置に関し、例えば、映像
信号、音声信号、データ信号等の情報を暗号化するとと
もに暗号化した情報を復号化する場合に用いて好適な暗
号化方法および装置並びに復号化方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の記録媒体に情報を暗号化し
て記録する場合、所定の暗号化キーを用いて情報を暗号
化し、暗号化された情報を復号化するための復号化キー
を用いて、暗号化された情報を復号化している。
【0003】また、「特公平2−60007」には、記
録媒体に記録すべきファイルを構成するデータに基づい
て暗号化キーを作成し、それを用いて暗号化した情報を
記録し、上記ファイルを再生し、そのファイルを構成す
るデータに基づいて復号化キーを作成し、暗号化された
情報を復号化するようにした暗号化方法が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
暗号化方法および復号化方法においては、暗号化キーを
作成するファイルが1箇所(連続領域)に記録されてい
るため、そのファイルが比較的容易にコピーされてしま
う可能性がある課題があった。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、記録媒体に記録された情報に強力なコピー
プロテクトを掛けることができるようにするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の暗号化
方法は、記録媒体に固有の固有情報は、記録媒体に形成
されるべきウォブリングされたプリグルーブまたはラン
ド部の所定の部分の周波数であることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の暗号化方法は、記録媒体
に固有の固有情報は、記録媒体に記録されるべき暗号化
された情報の所定の部分に挿入されるランダムデータで
ある。
【0008】請求項15に記載の暗号化方法は、記録媒
体の固有の情報から作成した第1の暗号化鍵と第1の暗
号化鍵とは独立の第2の暗号化鍵から第3の暗号化鍵を
作成し、第3の暗号化鍵によって、記録媒体に記録すべ
き情報を暗号化することを特徴とする。
【0009】請求項16に記載の復号化方法は、記録媒
体に記録されるべき暗号化された情報の所定の部分に挿
入されるべきランダムデータに基づいて作成された暗号
化鍵によって暗号化された情報が格納された第1のファ
イル、および暗号化された情報の所定の部分に挿入され
るランダムデータの所定の部分を示すデータが格納され
た第2のファイルが記録された記録媒体から、第1のフ
ァイル、および第2のファイルを再生し、再生された第
2のファイルに格納された、ランダムデータの所定の部
分を示すデータに基づいて、再生された第1のファイル
に格納された暗号化された情報から、ランダムデータを
検出し、検出されたランダムデータから復号化鍵を作成
し、復号化鍵によって、再生された第1のファイルの暗
号化された情報を復号化することを特徴とする。
【0010】請求項17に記載の復号化方法は、記録媒
体に記録されるべき情報の所定の部分のウォブリング周
波数に基づいて作成された暗号化鍵によって暗号化され
た情報が格納された第1のファイル、および記録媒体に
記録されるべき暗号化された情報の所定の部分を示すデ
ータが格納された第2のファイルが記録された記録媒体
から、第1のファイル、および第2のファイルを再生
し、再生された第2のファイルに格納された、暗号化さ
れた情報の所定の部分を示すデータに基づいて、再生さ
れた第1のファイルに格納された情報の所定の部分のウ
ォブリング周波数を検出し、検出されたウォブリング周
波数に基づいて、復号化鍵を作成し、復号化鍵によっ
て、再生された第1のファイルに格納された、暗号化さ
れた情報を復号化することを特徴とする。
【0011】請求項18に記載の復号化方法は、記録媒
体に形成されるべきウォブリングされたプリグルーブま
たはランド部の所定の部分の周波数に基づいて作成され
た暗号化鍵によって暗号化された情報が格納された第1
のファイルおよび記録媒体に形成されるべきウォブリン
グされたプリグルーブまたはランド部の所定の部分を示
すデータが格納された第2のファイルが記録された記録
媒体から、第1のファイルおよび第2のファイルを再生
し、再生された第2のファイルに格納されたウォブリン
グされたプリグルーブまたはランド部の所定の部分を示
すデータに基づいて、記録媒体に形成されたプリグルー
ブまたはランド部の所定の部分のウォブリング周波数を
検出し、検出されたウォブリング周波数に基づいて、復
号化鍵を作成し、復号化鍵によって、再生された第1の
ファイルに格納された暗号化された情報を復号化するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項19に記載の復号化方法は、所定の
記録媒体に記録された、所定の疑似ランダム発生器によ
って作成されたランダムデータからなるランダムファイ
ルの所定の部分から選択されたランダムデータに基づい
て作成された暗号化鍵によって暗号化された情報が格納
されたファイル、ランダムデータからなるランダムファ
イルの所定の部分を示すデータが格納されたファイル、
およびランダムファイルを再生し、再生されたランダム
ファイルの所定の部分を示すデータが格納されたファイ
ルに基づいて、ランダムファイルより得られた所定の部
分のランダムデータから復号化鍵を作成し、復号化鍵に
よって、再生された、暗号化された情報を復号化するこ
とを特徴とする。
【0013】請求項20に記載の復号化方法は、記録媒
体に固有の固有情報から作成した第1の暗号化鍵と第1
の暗号化鍵とは独立の第2の暗号化鍵に基づいて作成さ
れた第3の暗号化鍵によって暗号化された情報が記録さ
れた記録媒体の固有情報から、第1の復号化鍵を作成
し、所定の鍵媒体に記録された第2の暗号化鍵に対応す
る第2の復号化鍵と第1の復号化鍵に基づいて、第3の
復号化鍵を作成し、第3の復号化鍵によって、記録媒体
から再生された第3の暗号化鍵によって暗号化された情
報を復号化することを特徴とする。
【0014】請求項23に記載の暗号化装置は、記録媒
体に固有の固有情報として記録媒体に形成されたウォブ
リングされたプリグルーブまたはランド部の所定の部分
の周波数に基づいて、暗号化鍵を作成する暗号化鍵作成
手段と、暗号化鍵作成手段によって作成された暗号化鍵
に基づいて、記録媒体に記録すべき情報を暗号化する暗
号化手段とを備えることを特徴とする。
【0015】請求項24に記載の暗号化装置は、記録媒
体に固有の固有情報として、記録媒体に記録されるべき
暗号化された情報の所定の部分に挿入されるランダムデ
ータに基づいて、暗号化鍵を作成する暗号化鍵作成手段
と、暗号化鍵作成手段によって作成された暗号化鍵に基
づいて、記録媒体に記録すべき情報を暗号化する暗号化
手段とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項25に記載の復号化装置は、記録媒
体に記録されるべき暗号化された情報の所定の部分に挿
入されるべきランダムデータに基づいて作成された暗号
化鍵によって暗号化された情報が格納された第1のファ
イル、および暗号化された情報の所定の部分に挿入され
るランダムデータの所定の部分を示すデータが格納され
た第2のファイルが記録された記録媒体から、第1のフ
ァイル、および第2のファイルを再生する再生手段と、
再生手段により再生された第2のファイルに格納され
た、ランダムデータの所定の部分を示すデータに基づい
て、再生手段により再生された第1のファイルに格納さ
れた暗号化された情報から、ランダムデータを検出する
検出手段と、検出手段により検出されたランダムデータ
から復号化鍵を作成する復号化鍵作成手段と、復号化鍵
作成手段により作成された復号化鍵によって、再生手段
により再生された第1のファイルの暗号化された情報を
復号化する復号化手段とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項1に記載の暗号化方法においては、
記録媒体に固有の固有情報を、記録媒体に形成されるべ
きウォブリングされたプリグルーブまたはランド部の所
定の部分の周波数とする。
【0018】請求項3に記載の暗号化方法においては、
記録媒体に固有の固有情報を、記録媒体に記録されるべ
き暗号化された情報の所定の部分に挿入されるランダム
データとする。
【0019】請求項15に記載の暗号化方法において
は、記録媒体の固有の情報から作成した第1の暗号化鍵
と第1の暗号化鍵とは独立の第2の暗号化鍵から第3の
暗号化鍵を作成し、第3の暗号化鍵によって、記録媒体
に記録すべき情報を暗号化する。
【0020】請求項16に記載の復号化方法において
は、記録媒体に記録されるべき暗号化された情報の所定
の部分に挿入されるべきランダムデータに基づいて暗号
化鍵を作成し、暗号化鍵によって暗号化された情報が格
納された第1のファイル、および暗号化された情報の所
定の部分に挿入されるランダムデータの所定の部分を示
すデータが格納された第2のファイルが記録された記録
媒体から、第1のファイル、および第2のファイルを再
生し、再生された第2のファイルに格納された、ランダ
ムデータの所定の部分を示すデータに基づいて、再生さ
れた第1のファイルに格納された暗号化された情報か
ら、ランダムデータを検出し、検出されたランダムデー
タから復号化鍵を作成し、復号化鍵によって、再生され
た第1のファイルの暗号化された情報を復号化する。
【0021】請求項17に記載の復号化方法において
は、記録媒体に記録されるべき情報の所定の部分のウォ
ブリング周波数に基づいて暗号化鍵を作成し、暗号化鍵
によって暗号化された情報が格納された第1のファイ
ル、および記録媒体に記録されるべき暗号化された情報
の所定の部分を示すデータが格納された第2のファイル
が記録された記録媒体から、第1のファイル、および第
2のファイルを再生し、再生された第2のファイルに格
納された、暗号化された情報の所定の部分を示すデータ
に基づいて、再生された第1のファイルに格納された情
報の所定の部分のウォブリング周波数を検出し、検出さ
れたウォブリング周波数に基づいて、復号化鍵を作成
し、復号化鍵によって、再生された第1のファイルに格
納された、暗号化された情報を復号化する。
【0022】請求項18に記載の復号化方法において
は、記録媒体に形成されるべきウォブリングされたプリ
グルーブまたはランド部の所定の部分の周波数に基づい
て、暗号化鍵を作成し、暗号化鍵によって暗号化された
情報が格納された第1のファイルおよび記録媒体に形成
されるべきウォブリングされたプリグルーブまたはラン
ド部の所定の部分を示すデータが格納された第2のファ
イルが記録された記録媒体から、第1のファイルおよび
第2のファイルを再生し、再生された第2のファイルに
格納されたウォブリングされたプリグルーブまたはラン
ド部の所定の部分を示すデータに基づいて、記録媒体に
形成されたプリグルーブまたはランド部の所定の部分の
ウォブリング周波数を検出し、検出されたウォブリング
周波数に基づいて、復号化鍵を作成し、復号化鍵によっ
て、再生された第1のファイルに格納された暗号化され
た情報を復号化する。
【0023】請求項19に記載の復号化方法において
は、所定の疑似ランダム発生器によって作成されたラン
ダムデータからなるランダムファイルの所定の部分から
選択されたランダムデータに基づいて、暗号化鍵を作成
し、所定の記録媒体に記録された、暗号化鍵によって暗
号化された情報が格納されたファイル、ランダムデータ
からなるランダムファイルの所定の部分を示すデータが
格納されたファイル、およびランダムファイルを再生
し、再生されたランダムファイルの所定の部分を示すデ
ータが格納されたファイルに基づいて、ランダムファイ
ルより得られたその部分のランダムデータから復号化鍵
を作成し、復号化鍵によって、再生された、暗号化され
た情報を復号化する。
【0024】請求項20に記載の復号化方法において
は、記録媒体に固有の固有情報から作成した第1の暗号
化鍵と第1の暗号化鍵とは独立の第2の暗号化鍵に基づ
いて作成された第3の暗号化鍵によって暗号化された情
報が記録された記録媒体の固有情報から、第1の復号化
鍵を作成し、所定の鍵媒体に記録された第2の暗号化鍵
に対応する第2の復号化鍵と第1の復号化鍵に基づい
て、第3の復号化鍵を作成し、第3の復号化鍵によっ
て、記録媒体から再生された第3の暗号化鍵によって暗
号化された情報を復号化する。
【0025】請求項23に記載の暗号化装置において
は、暗号化鍵作成手段は、記録媒体に固有の固有情報と
して記録媒体に形成されたウォブリングされたプリグル
ーブまたはランド部の所定の部分の周波数に基づいて、
暗号化鍵を作成し、暗号化手段は、暗号化鍵作成手段に
よって作成された暗号化鍵に基づいて、記録媒体に記録
すべき情報を暗号化する。
【0026】請求項24に記載の暗号化装置において
は、暗号化鍵作成手段が、記録媒体に固有の固有情報と
して、記録媒体に記録されるべき暗号化された情報の所
定の部分に挿入されるランダムデータに基づいて、暗号
化鍵を作成し、暗号化手段が、暗号化鍵作成手段によっ
て作成された暗号化鍵に基づいて、記録媒体に記録すべ
き情報を暗号化する。
【0027】請求項25に記載の復号化装置において
は、再生手段が、記録媒体に記録されるべき暗号化され
た情報の所定の部分に挿入されるべきランダムデータに
基づいて作成された暗号化鍵によって暗号化された情報
が格納された第1のファイル、および暗号化された情報
の所定の部分に挿入されるランダムデータの所定の部分
を示すデータが格納された第2のファイルが記録された
記録媒体から、第1のファイル、および第2のファイル
を再生し、検出手段が、再生手段により再生された第2
のファイルに格納された、ランダムデータの所定の部分
を示すデータに基づいて、再生手段により再生された第
1のファイルに格納された暗号化された情報から、ラン
ダムデータを検出し、復号化鍵作成手段が、検出手段に
より検出されたランダムデータから復号化鍵を作成し、
復号化手段が、復号化鍵作成手段により作成された復号
化鍵によって、再生手段により再生された第1のファイ
ルの暗号化された情報を復号化する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を説明す
るが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段
と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各
手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を
付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようにな
る。
【0029】即ち、請求項23に記載の暗号化装置は、
記録媒体に固有の固有情報として記録媒体に形成された
ウォブリングされたプリグルーブまたはランド部の所定
の部分の周波数に基づいて、暗号化鍵を作成する暗号化
鍵作成手段(例えば、図1の暗号化鍵発生部4)と、暗
号化鍵作成手段によって作成された暗号化鍵に基づい
て、記録媒体に記録すべき情報を暗号化する暗号化手段
(例えば、図1の暗号化部3)とを備えることを特徴と
する。
【0030】請求項24に記載の暗号化装置は、記録媒
体に固有の固有情報として、記録媒体に記録されるべき
暗号化された情報の所定の部分に挿入されるランダムデ
ータに基づいて、暗号化鍵を作成する暗号化鍵作成手段
(例えば、図1の暗号化鍵発生部4)と、暗号化鍵作成
手段によって作成された暗号化鍵に基づいて、記録媒体
に記録すべき情報を暗号化する暗号化手段(例えば、図
1の暗号化部3)とを備えることを特徴とする。
【0031】請求項25に記載の復号化装置は、記録媒
体に記録されるべき暗号化された情報の所定の部分に挿
入されるべきランダムデータに基づいて作成された暗号
化鍵によって暗号化された情報が格納された第1のファ
イル、および暗号化された情報の所定の部分に挿入され
るランダムデータの所定の部分を示すデータが格納され
た第2のファイルが記録された記録媒体から、第1のフ
ァイル、および第2のファイルを再生する再生手段(例
えば、図1の再生部16)と、再生手段により再生され
た第2のファイルに格納された、ランダムデータの所定
の部分を示すデータに基づいて、再生手段により再生さ
れた第1のファイルに格納された暗号化された情報か
ら、ランダムデータを検出する検出手段(例えば、図1
の復号鍵作成部18)と、検出手段により検出されたラ
ンダムデータから復号化鍵を作成する復号化鍵作成手段
(例えば、図1の復号鍵作成部18)と、復号化鍵作成
手段により作成された復号化鍵によって、再生手段によ
り再生された第1のファイルの暗号化された情報を復号
化する復号化手段(例えば、図1の復号化部17)とを
備えることを特徴とする。
【0032】なお、勿論この記載は、各手段を上記した
ものに限定することを意味するものではない。
【0033】以下に、本発明の実施例について説明す
る。実施例で使用される情報は、映像情報、音声情報、
テキスト情報等である。また、復号化の対象となる暗号
化された情報が記録される記録媒体としては、例えば、
DVD(デジタル・バーサタイル・ディスク:Digital
Versatile Disc)、光ディスク、光磁気ディスク、およ
びフロッピディスクやハードディスク等の磁気ディスク
などのディスク状の記録媒体、あるいは磁気テープ等の
テープ状の記録媒体が可能である。
【0034】これらの記録媒体は、マスタディスクやマ
スタ磁気テープ等から多数複製されたスレーブ記録媒体
である。暗号化方法としては、符号化、スクランブル、
シャフリング、MPEG(Moving Picture Experts Gro
up)方式によるエンコード、JPEG(Joint Photogra
phic Experts Group)方式によるエンコード等が可能で
あり、それに対応して、復号化方法としては、デスクラ
ンブル、デシャフリング、MPEG方式によるデコー
ド、JPEG方式によるデコード等が可能となる。
【0035】図1は、本発明の暗号化装置および復号化
装置の構成例を示すブロック図である。
【0036】暗号化装置1において、情報データ発生部
2は、情報データ(例えば、デジタル映像情報、デジタ
ル音声情報等)が記録された磁気テープ等から、その情
報データを再生する再生装置等からなり、再生した情報
データ(平文)を出力するようになされている。暗号化
部3は、情報データ発生部2からの情報データを暗号化
し、暗号化された情報データ(暗号文)を出力するよう
になされている。
【0037】固有情報発生部5は、記録媒体固有の情報
を出力するようになされている。この記録媒体固有の情
報にはランダムデータ(乱数データ)等が用いられ、後
述する記録部7によって、ディスク等の記録媒体の所定
の領域に、例えば、図2に示したように、ISO966
0の通常のファイル(normal file)として記録される
ようになされている。通常のファイルなので、コピーす
ることは可能であるが、ハードディスク等の記録媒体に
コピーされた場合、ファイルの位置(アロケーション)
が変化するため、オリジナルディスクと同一の情報を得
ることはできない。
【0038】図2は、ISO9660のロジカルファイ
ルフォーマットを示しており、0セクタ(sec)乃至
149セクタは、プレギャップ(pre gap)とされ、デ
ータは入れても入れなくともよい。150セクタ乃至1
65セクタは、システムエリア(system area)とさ
れ、例えば、コピーライト情報が格納される。次の、1
66セクタ乃至n−1セクタ(ここで、nは可変であ
り、所定の整数値である)は、ボリュームデスクリプタ
(volume descriptors)とされ、マネージメント情報が
格納される。
【0039】ボリュームデスクリプタには、プライマリ
ボリュームデスクリプタ(primaryvolume descriptor)
が置かれ、ディレクトリの一覧(パステーブル)等が格
納される。nセクタより以降は、ユーザがアクセスでき
る領域であり、所定のファイルが格納される。各セクタ
の大きさは2キロバイトであり、その中の位置を示すた
めに、オフセットが用いられる。
【0040】また、例えば、図2に示したように、ラン
ダムデータを通常のファイルであるがインタリーブされ
たファイル(interleaved file)に記録するようにする
ことができる。あるいは、通常のファイルであるが、マ
ルチエクステントされたファイル(multi extent fil
e)に記録するようにすることができる。ここで、イン
タリーブされたファイルとは、図2に示したように、所
定の連続領域内において、不連続な複数の部分にランダ
ムデータを記録するようにしたファイルのことであり、
マルチエクステントファイルとは、複数の不連続な領域
にランダムデータを記録して1つのファイルを構成する
ようにしたファイルのことである。
【0041】ファイルをインタリーブあるいはマルチエ
クステントにすることにより、ランダムデータの位置を
分散させることができ、読み出し専用のディスク上に記
録されたランダムデータの位置と、そこに記録されたラ
ンダムデータをハードディスク上にコピーした場合にお
けるそのランダムデータのハードディスク上での位置と
を同一にすることがより困難となる。
【0042】また、ランダムデータをISO9660の
プリギャップエリア(pre gap)(00:00:00:
00乃至00:00:02:00)、あるいは、システ
ムエリア(sysytem area)(00:00:02:00乃
至00:00:02:16)に記録するようにすること
もできる。これらのエリアに記録することにより、通常
のファイルとしてアクセスすることができないため、コ
ピーすることが困難になる。
【0043】さらに、ランダムデータをISO9660
のボリュームディスクリプタ(volume descriptors)の
中の、プライマリボリュームデスクリプタ(primary vo
lumedescriptor)のオフセットが884バイト目から1
395バイト目までのアプリケーションエリア(applic
ation area)に記録するようにすることもできる。この
エリアは、ISO9660のファイルのヘッダ情報であ
るので、通常のファイルとしてはアクセスすることがで
きない。そのためコピーすることが困難になる。
【0044】そして、ランダムデータは最終的にはマス
タディスク12上に記録されるようになされている。
【0045】ファイル形成部6は、暗号化された情報デ
ータの所定部分を示すファイルを形成するようになされ
ている。即ち、上記暗号化された情報データに挿入され
てマスタディスク12に記録されるランダムデータの同
一セクタまたは異なるセクタ内のそれぞれ所定バイト目
から他の所定バイト目までのランダムデータを指定す
る、1組または複数組のセクタ番号およびオフセット
(セクタ内のバイト番号)からなるファイル(ダイジェ
ストメソッドファイル)を形成する。そして、この情報
データの所定部分を示すファイルも、暗号化された情報
データの中の予め決められたエリアに挿入して、最終的
には、マスタディスク12に記録されるようになされて
いる。
【0046】記録部7は、固有情報発生部5からのラン
ダムデータおよびファイル形成部6からのダイジェスト
メソッドファイル、および暗号化部3からの暗号化され
た情報データをハードディスク8に記録する。再生部9
は、磁気ヘッド、増幅器等で構成され、ハードディスク
8に記録されたダイジェストメソッドファイルに基づい
て、ランダムデータを読み出し、暗号化鍵発生部4に供
給するとともに、暗号化された情報データを読み出し、
フォーマット化部10に供給するようになされている。
【0047】フォーマット化部10は、再生部9からの
暗号化された情報データやダイジェストメソッドファイ
ルをフォーマット化し、プリマスタイメージを作成し、
記録部7に供給するようになされている。このとき、フ
ァイルのフォーマットを、例えば、上述したように、イ
ンタリーブあるいはマルチエクステントにすることがで
きる。記録部7は、プリマスタイメージをハードディス
ク8に記録するようになされている。記録部11は、光
学ヘッド、増幅器等からなり、再生部9によってハード
ディスク8より再生されたプリマスタイメージを、マス
タディスク12に記録するようになされている。ディス
ク再生装置13は、このマスタディスク12を原盤とし
て、多数のディスク15(スレーブディスク)を複製す
るようになされている。
【0048】復号化装置14において、再生部16は、
ディスク15を再生するようになされている。復号化鍵
作成部18は、再生部16からの再生信号に基づいて、
復号化鍵を作成し、出力するようになされている。復号
化部17は、復号化鍵作成部18より供給される復号化
鍵に基づいて、再生部16より供給される再生信号を復
号化するようになされている。
【0049】次に、図3のフローチャートを参照して、
暗号化装置1における暗号化の動作について説明する。
最初に、ステップS1において、ファイル形成部6は、
記録媒体の固有値(暗号化鍵)を得るための乱数データ
(ランダムデータ)を、マスタディスク12のどの領域
から抽出するかを決定し、決定した1つまたは複数の領
域を示すファイル(ダイジェストメソッドファイル)を
作成する。
【0050】このダイジェストメソッドファイルは、例
えば、図4に示すように、セクタ番号1乃至セクタ番号
n(ここで、nは数十程度である)のn個のセクタの多
数のオフセット(オフセット番号)のテーブルからな
り、図5に示すように、そのうちの例えば、セクタ番号
1のセクタ内の所定のオフセットから他の所定のオフセ
ットまでと、セクタ番号2のセクタ内の所定のオフセッ
トから他の所定のオフセットまでが指定されたものであ
り、記録部7を介してハードディスク8に記録される。
【0051】次に、ステップS2に進み、再生部9は、
ステップS1において決定されたダイジェストメソッド
ファイルのセクタ番号1のセクタ内の所定のオフセット
から他の所定のオフセットまでと、セクタ番号2のセク
タ内の所定のオフセットから他の所定のオフセットまで
の、ハードディスク8に記録されているランダムデータ
(乱数データ)を再生し、それらを集める。集められた
これらのランダムデータは、暗号化鍵発生部4に供給さ
れる。
【0052】次に、ステップS3において、暗号化鍵発
生部4は、再生部9より供給されたランダムデータに対
して所定の演算を施し、図5に示したように、暗号化鍵
(固有値)(ディスクダイジェスト)を作成する。この
暗号化鍵は暗号化部3に供給され、暗号化部3におい
て、この暗号化鍵に基づいて、情報データ発生部2より
供給される情報データが暗号化される。暗号化された情
報データは、記録部7に供給され、記録部7によってハ
ードディスク8に記録される。
【0053】次に、ステップS4に進み、ハードディス
ク8に記録された暗号化された情報データ、記録媒体固
有の情報および暗号化された情報データの所定部分を示
すダイジェストメソッドファイルが、再生部9によって
再生され、フォーマット化部10に供給される。フォー
マット化部10は、再生部9より供給されたこれらの暗
号化された情報データ、記録媒体固有の情報および暗号
化された情報データの所定部分を示すダイジェストメソ
ッドファイルから、プリマスタイメージ(フォーマット
化信号)を作成する。このとき、上述したように、ファ
イルのフォーマットをインタリーブあるいはマルチエク
ステントにして分散させることが可能である。
【0054】作成したプリマスタイメージは、記録部7
に供給され、記録部7によって一旦ハードディスク8に
記録される。ハードディスク8に記録されたプリマスタ
イメージは、再生部9によって再生され、再生データが
記録部11に供給される。記録部11は、再生部9から
の再生データをマスタディスク12に記録する。あるい
は、フォーマット化部10からのプリマスタイメージ、
即ち、フォーマット化信号を直接、記録部11に供給
し、記録部11がそれをマスタディスク12に記録する
ようにすることも可能である。
【0055】このようにして作成されたマスタディスク
12を原盤として、ディスク作成装置13によって多数
のディスク(スレーブディスク)(DVD、光ディス
ク、光磁気ディスク等)15が複製される。なお、記録
媒体として磁気テープを用いる場合には、転写装置を用
いて、マスタ磁気テープに記録された記録信号を多数の
スレーブ磁気テープに転写するようにすればよい。
【0056】次に、図6に示したフローチャートを参照
して、復号化装置14における復号化の動作について説
明する。最初、ステップS11において、再生部16に
より、ディスク15の記録信号が再生される。この再生
信号は、復号化鍵作成部18からのゲート信号が再生部
16に供給されることにより、その再生信号のうちの暗
号化された情報データが復号化部17に供給され、再生
信号のうちのランダムデータのファイルおよびダイジェ
ストメソッドファイルが復号化鍵作成部18に供給され
る。
【0057】次に、ステップS12に進み、暗号化鍵作
成部18は、再生部16より供給されたランダムデータ
のうち、ダイジェストメソッドファイルによって指定さ
れた例えばセクタ番号1のセクタ内の所定のオフセット
から他の所定のオフセットまでと、セクタ番号2のセク
タ内の所定のオフセットから他の所定のオフセットまで
のランダムデータを抽出し、集める。
【0058】次に、ステップS13において、ステップ
S12において集められたランダムデータに対して所定
の演算(例えば、加算演算)を行ったもの、またはラン
ダムデータ自体から、元の暗号化鍵に対応する復号化鍵
を作成し、復号化部17に供給する。ステップS14に
おいては、復号化部17により、復号化鍵作成部18よ
り供給された復号化鍵に基づいて、再生部16より供給
された再生データ、即ち、暗号化された情報データ(暗
号文)が復号され、元の情報データ(平文)にされた
後、出力端子19より出力される。
【0059】上記暗号化装置1においては、マスタディ
スク12のトラックに、記録信号のピットの列をウォブ
リング状に記録する場合には、上記ランダムデータに代
えて、マスタディスク12に記録される記録信号のピッ
トの列のウォブリングを示すウォブリング信号を、ま
た、記録媒体としてのディスク15に固有の情報が、デ
ィスク15に形成されるべき物理的情報である場合にお
いて、マスタディスク12の記録信号が記録されるトラ
ックが、ウォブリングされたプリグルーブ若しくはウォ
ブリングされたランド部であるとき、そのプリグルーブ
またはランド部に対応するウォブリング信号を、記録媒
体に固有の情報信号として固有情報発生部5から発生さ
せるようにしてもよい。
【0060】そして、暗号化鍵発生部4は、このウォブ
リング信号に基づいて暗号化鍵を発生し、暗号化部3に
供給する。暗号化部3は、暗号化鍵発生部4より供給さ
れる暗号化鍵に基づいて、情報データ発生部2からの情
報データを暗号化する。
【0061】その場合には、復号化装置14において、
復号化鍵作成部18は、ディスク15の記録信号の所定
の部分のプリグルーブ、またはランド部のウォブリング
周波数を検出し、そのウォブリング周波数に対応するデ
ータに対して所定の演算を施したもの、またはウォブリ
ング周波数に対応するデータ自体に基づいて、元の暗号
化鍵に対応する復号化鍵を作成し、復号化部17に供給
する。そして、復号化部17は、復号化鍵作成部18よ
り供給された復号化鍵を用いて、再生部16より供給さ
れる暗号化された情報データ(暗号文)を元の情報デー
タ(平文)に復号する。
【0062】なお、上述したように、記録媒体に固有の
情報が、記録媒体に記録されるべき物理的情報、例え
ば、記録媒体のウォブリングされたプリグルーブまたは
ランド部である場合、記録媒体としては、ある程度の厚
みがあり、比較的固い基板を有するディスク、例えば、
DVD、光ディスク、光磁気ディスク、あるいはハード
ディスク等を用いることができる。
【0063】図7は、本発明の暗号化および復号化方法
を適用した暗号化装置および復号化装置の他の実施例の
構成を示すブロック図である。図7に示した暗号化装置
1においては、図1に示した暗号化装置において、固有
情報発生部5の代わりにランダムファイル形成部20が
設けられ、暗号化された情報の所定部分を示すファイル
形成部6の代わりにランダムファイルの所定部分を示す
ファイル形成部21が設けられている。その他の構成お
よび動作は、図1に示した暗号化装置および復号化装置
の場合と同様であるので、ここではその説明は省略す
る。
【0064】次に、図8のフローチャートを参照して、
その動作について説明する。暗号化装置1においては、
最初、ステップS21において、ランダムファイル形成
部20が、図示せぬ疑似ランダム発生器からランダムデ
ータを発生させ、例えば数キロバイト以上のランダムデ
ータを含むランダムファイルを作成する。作成したラン
ダムファイルは、記録部7に供給され、記録部7によっ
てハードディスク8に記録される。
【0065】次に、ステップS22に進み、固有値(暗
号鍵)を得るための乱数データ(ランダムデータ)をラ
ンダムファイルのどの部分から集めるかを決定する。即
ち、所定のオフセット番号から他のオフセット番号まで
の1つの所定部分のランダムデータ、または複数の所定
部分のランダムデータをランダムデータのどの部分から
集めるかを決定する。そして、ファイル形成部21は、
これらのランダムデータの所定部分を示すダイジェスト
メソッドファイルを形成する。このダイジェストメソッ
ドファイルは、記録部7に供給され、記録部7は、それ
を一旦ハードディスク8に記録し、最終的には、再生部
9によってそれが読み出され、記録部11により、マス
タディスク12に記録される。
【0066】次に、ステップS23において、ハードデ
ィスク8に記録されている所定のオフセット番地から他
の所定のオフセット番地までの1つの所定部分のランダ
ムデータ、または、複数の所定部分のランダムデータを
集め、そのランダムデータを再生部9によって再生し、
暗号化鍵発生部4に供給し、ランダムデータ自体、また
はそれらのランダムデータに所定の演算を施したものか
ら、暗号化鍵(固有値)(ディスクダイジェスト)を作
成する。
【0067】次に、ステップS24に進み、ランダムフ
ァイルがマスタディスク12のどこに配置されるか、即
ち、ハードディスク8に記録されている暗号化された情
報データにランダムファイルが挿入されてマスタディス
ク12に記録されたときの所定のセクタ番号のオフセッ
ト値(オフセット番号)を算出し、そのオフセット値を
ダイジェストメソッドファイルで指定されたオフセット
番号(オフセット値)に足し込む。このようにして、ダ
イジェストメソッドファイルを修正する。
【0068】ステップS25においては、暗号化鍵発生
部4において作成された暗号化鍵(固有値)(ディスク
ダイジェスト)が、暗号化部3に供給され、情報データ
発生部2からの情報データが暗号化される。暗号化され
た情報データは、記録部7に供給され、記録部7によっ
てハードディスク8に記録される。
【0069】次に、ステップS26に進み、ハードディ
スク8に記録されている暗号化された情報データ、記録
媒体固有の情報信号、および暗号化された所定部分を示
すダイジェストメソッドファイルが再生部9により再生
され、フォーマット化部10に供給され、そこでフォー
マット化された後、プリマスタイメージが作成される。
そのとき、上述したように、ランダムファイルをインタ
リーブ、あるいはマルチエクステントにすることによ
り、ランダムファイルを分散させることができる。
【0070】作成されたプリマスタイメージは、記録部
7により一旦ハードディスク8に記録される。ハードデ
ィスク8に記録されたプリマスタイメージは、再生部9
により再生され、再生部9から記録部11に供給された
プリイマスタメージ、またはフォーマット化部10から
直接、記録部11に供給されたプリマスタイメージは、
記録部9により、マスタディスク12に記録される。
【0071】そして、このマスタディスク12を原盤と
して、ディスク作成装置13により、多数のディスク
(スレーブディスク)15が複製される。
【0072】次に、図9に示したフローチャートを参照
して、復号化装置14における復号化の動作について説
明する。最初、ステップS31において、再生部16に
より、ディスク15が再生され、再生データが復号化鍵
作成部18に供給される。次に、ステップS32に進
み、復号化鍵作成部18により、再生された暗号化され
た情報データの中の、ダイジェストメソッドファイルに
よって指定された所定のセクタ番号のセクタの中の所定
のオフセットから他の所定のオフセットまでと、これと
は異なる所定のオフセットから他の所定のオフセットま
でのランダムデータが抽出され、集められる。
【0073】次に、ステップS33において、このラン
ダムデータに対して所定の演算を施したもの、またはこ
のランダムデータ自体に基づいて、元の暗号化鍵に対応
する復号化鍵が作成され、作成された復号化鍵が復号化
部17に供給される。ステップS34においては、復号
化部17により、復号化鍵作成部18より供給された復
号化鍵を用いて、再生部16より供給される暗号化され
た情報データ(暗号化文)が元の情報データ(平文)に
復号され、出力端子19より出力される。
【0074】図10は、本発明の暗号化装置および復号
化装置のさらに他の実施例の構成を示すブロック図であ
る。暗号化装置1の構成は、図1を参照して説明した場
合と基本的に同様であるので、ここではその説明は省略
する。
【0075】次に、図11のフローチャートを参照し
て、図10に示した暗号化装置1における暗号化方法に
ついて説明する。最初、ステップS41において、ユー
ザに対して配付する配付鍵(配付鍵データ)を適当に定
め、暗号化鍵発生部4内のメモリ(例えば、半導体メモ
リ)に登録する。なお、メモリの代わりにCPU(メモ
リを含む場合もある)に登録するようにしてもよい。
【0076】次に、ステップS42に進み、図3のフロ
ーチャートを参照して上述した場合と同様にして、ディ
スク15に固有の情報を集め、所定の演算を施すことに
より、ディスクダイジェスト(鍵)を作成する。次に、
ステップS43において、ステップS41において定め
られた配付鍵、およびステップS42において作成され
たディスクダイジェストに対して所定の演算、例えば排
他的論理和演算を施し、それによって得られた演算結果
をワーク鍵とする。
【0077】ステップS44においては、ステップS4
3において演算されたワーク鍵を暗号化鍵として暗号化
部3に供給する。暗号化部3は、この暗号化鍵に基づい
て、情報データを暗号化する。その後、暗号化部3によ
って暗号化された情報データは、記録部7に供給され、
記録部7によってハードディスク8に記録される。
【0078】図10に示した復号化装置14において
は、図1に示した復号化装置14において、鍵読取部2
2と鍵媒体23を新たに設けるようにしている。鍵媒体
23は、上記配付鍵を配付することができるようになさ
れており、例えば配付鍵がアラビア数字、アルファベッ
ト、記号、バーコード、あるいはバーコードに類するそ
の他のコード等で印刷されたものでよく、その鍵媒体2
3は、カードやディスク15自体とすることができる。
【0079】また、鍵媒体23は、配付鍵が記憶されて
いる半導体メモリ等のメモリ、またはメモリを含むCP
U等を備えているものでもよい。そして、このメモリま
たはCPUを備える鍵媒体23はカード(例えばICカ
ード)等とすることができる。また、鍵媒体23は、配
付鍵が磁気的または光学的に記録されたものであっても
よい。そして、このような鍵媒体23は、ディスク15
を再生する再生装置と一緒に、または単独で販売され
る。鍵読取部22は、鍵媒体23に印刷または記録され
た配付鍵を読み出すようになされている。
【0080】次に、図12を参照して、図10に示した
復号化装置14の動作について説明する。最初に、ステ
ップS51において、鍵読取部22は、鍵媒体23に印
刷または記録された配付鍵を読み出し、復号化鍵作成部
18に供給する。次に、ステップS52に進み、復号化
鍵作成部18は、図6のフローチャートを参照して上述
した場合と同様にして、ディスク15に固有の情報を集
めて、それらに対して所定の演算を施し、元のディスク
ダイジェスト(鍵)に対応するディスクダイジェスト
(鍵)を得る。
【0081】次に、ステップS53において、復号化鍵
作成部18は、ステップS51において得られた配付鍵
と、ステップS52において得られたディスクダイジェ
ストの間で所定の演算、例えば排他的論理和演算を施
し、ワーク鍵とする。ステップS54においては、ステ
ップS53において得られたワーク鍵を復号化鍵とし、
復号化部17に供給する。復号化部17は、復号化鍵作
成部18より供給された復号化鍵を用いて、再生部16
からの暗号化された情報データを復号化し、出力端子1
9より出力する。
【0082】図13は、図10に示した暗号化装置およ
び復号化装置における暗号化方法および復号化方法を表
した図である。即ち、平文は、配付鍵とディスクダイジ
ェストに基づいて暗号化され、暗号化された暗号文がデ
ィスクに記録される。一方、配付鍵は、ディスクとは別
の経路でユーザに供給される。ディスクから読み出され
た暗号文は、配付鍵とディスクの所定の1つまたは複数
の領域から読み出されたデータより演算されたディスク
ダイジェストに基づいて復号化され、復号化された平文
が出力される。
【0083】図14は、本発明の暗号化装置および復号
化装置のさらに他の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0084】図14に示した暗号化装置1は、図10に
示した暗号化装置1において、固有情報発生部5および
ファイル形成部6を、図7に示したランダムファイル形
成部20およびランダムファイルの所定部分を示すファ
イル形成部21にそれぞれ置き換えるようにしている。
ランダムファイル形成部20およびファイル形成部21
の動作は、図7を参照して上述した場合と基本的に同様
であり、その他の各部の動作も、図10を参照して上述
した場合と基本的に同様であるので、ここではその説明
は省略するが、このような構成の暗号化装置1および復
号化装置14によっても、図13に示したような方法
で、平文の暗号化、および平文が暗号化された暗号文の
復号化を行うことができる。
【0085】上記各実施例に示した暗号化装置を用い
て、所定の記録媒体(この場合、ディスク15)から情
報データ(ファイル)を読み出し、それを所定の記録媒
体にダビング(またはコピー)したとしても、ダビング
(コピー)先の他の記録媒体上での情報データの位置
(アロケーション)は、ダビング(コピー)元のオリジ
ナルの記録媒体上での情報データが記録されていた位置
とは通常の場合異なるので、オリジナルの記録媒体と同
一の情報を得ることができない。このため、暗号化され
た情報データを復号化することができないか、または、
復号化されて得られた情報データを、特にディジタル信
号の状態で出力端子より出力することができない。これ
により、コピーを困難にすることができる。
【0086】また、ランダムファイルをインタリーブ、
あるいはマルチエクステントにすることによって、記録
媒体に分散して記録することにより、上述したように、
読み出し専用のディスク上に記録されたランダムデータ
の位置と、そこに記録されたランダムデータをハードデ
ィスク上にコピーした場合におけるそのランダムデータ
のハードディスク上での位置とを同一にすることがより
困難となる。これにより、不正なダビング(コピー)を
抑制することができる。
【0087】また、上記各実施例において、図15に示
すように、ディスク15に固有の情報を、例えばUV
(紫外)レーザ等により、ディスク表面、即ち、ディス
ク基板33の表面に焼き付けるようにすることも可能で
ある。
【0088】このようにしてディスク基板33の表面に
焼き付けられたディスク固有の情報を読み出すために
は、図示せぬ光学ヘッドをディスク面に対して垂直な方
向に移動させるなどして、ディスク基板33の表面に光
を集光させるようにする必要があり、特殊な読み出し装
置および読み出しコマンド(例えば、光学ヘッドをディ
スク面に対して垂直な方向に移動させるためのコマンド
など)を必要とする。そのため、この情報の読み出しは
困難となり、容易にコピーすることができなくなる。
【0089】また、この方法は、光学的コピーあるいは
いわゆる「はがしコピー」にも対応することができる。
ここで、「はがしコピー」とは、図15において、保護
膜31をディスク基板33からはがし、ディスク基板3
3に形成されたピット32を物理的にコピーすることで
ある。即ち、ディスクに固有の情報は、ディスク基板3
3の表面に焼き付けられているため、ディスク基板33
のピット32に光を照射し、その反射光または透過光に
基づいてピット32をコピーする光学的コピーや、上記
「はがしコピー」によって、ディスク固有の情報がコピ
ーされないようにすることができる。
【0090】なお、上記各実施例は、有線通信(例え
ば、電気ケーブル、光ファイバケーブル等による通
信)、無線通信(電波、光、音波等による通信)等の通
信に利用することができる。その場合には、暗号化装置
1において暗号化された暗号文は、有線通信、無線通信
を介して復号化装置14に供給される。
【0091】また、上記実施例においては、ファイルフ
ォーマットをISO−9660として説明したが、これ
に限定されるものではない。
【0092】
【発明の効果】請求項1に記載の暗号化方法、および請
求項23に記載の暗号化装置によれば、記録媒体に固有
の固有情報を、記録媒体に形成されるべきウォブリング
されたプリグルーブまたはランド部の所定の部分の周波
数とするようにしたので、情報に対して強力なコピープ
ロテクトを掛けることができる。
【0093】請求項3に記載の暗号化方法、および請求
項24に記載の暗号化装置によれば、記録媒体に固有の
固有情報を、記録媒体に記録されるべき暗号化された情
報の所定の部分に挿入されるランダムデータとするよう
にしたので、ランダムデータの挿入位置を分散させるな
どして、ランダムデータの読み出しを困難にすることが
でき、情報に対して強力なコピープロテクトを掛けるこ
とが可能となる。
【0094】請求項15に記載の暗号化方法によれば、
記録媒体の固有の情報から作成した第1の暗号化鍵と第
1の暗号化鍵とは独立の第2の暗号化鍵から第3の暗号
化鍵を作成し、第3の暗号化鍵によって、記録媒体に記
録すべき情報を暗号化するようにしたので、暗号化のた
めの装置の構成を簡単にすることができ、情報に対して
強力なコピープロテクトを掛けることができる。
【0095】請求項16に記載の復号化方法、および請
求項25に記載の復号化装置によれば、記録媒体に記録
されるべき暗号化された情報の所定の部分に挿入される
べきランダムデータに基づいて暗号化鍵を作成し、暗号
化鍵によって暗号化された情報が格納された第1のファ
イル、および暗号化された情報の所定の部分に挿入され
るランダムデータの所定の部分を示すデータが格納され
た第2のファイルが記録された記録媒体から、第1のフ
ァイル、および第2のファイルを再生し、再生された第
2のファイルに格納された、ランダムデータの所定の部
分を示すデータに基づいて、再生された第1のファイル
に格納された暗号化された情報から、ランダムデータを
検出し、検出されたランダムデータから復号化鍵を作成
し、復号化鍵によって、再生された第1のファイルの暗
号化された情報を復号化するようにしたので、強力なコ
ピープロテクトが掛けられた情報を復号化することがで
きる。
【0096】請求項17に記載の復号化方法によれば、
記録媒体に記録されるべき情報の所定の部分のウォブリ
ング周波数に基づいて暗号化鍵を作成し、暗号化鍵によ
って暗号化された情報が格納された第1のファイル、お
よび記録媒体に記録されるべき暗号化された情報の所定
の部分を示すデータが格納された第2のファイルが記録
された記録媒体から、第1のファイル、および第2のフ
ァイルを再生し、再生された第2のファイルに格納され
た、暗号化された情報の所定の部分を示すデータに基づ
いて、再生された第1のファイルに格納された情報の所
定の部分のウォブリング周波数を検出し、検出されたウ
ォブリング周波数に基づいて、復号化鍵を作成し、復号
化鍵によって、再生された第1のファイルに格納され
た、暗号化された情報を復号化するようにしたので、強
力なコピープロテクトが掛けられた情報を復号化するこ
とができる。
【0097】請求項18に記載の復号化方法によれば、
記録媒体に形成されるべきウォブリングされたプリグル
ーブまたはランド部の所定の部分の周波数に基づいて、
暗号化鍵を作成し、暗号化鍵によって暗号化された情報
が格納された第1のファイルおよび記録媒体に形成され
るべきウォブリングされたプリグルーブまたはランド部
の所定の部分を示すデータが格納された第2のファイル
が記録された記録媒体から、第1のファイルおよび第2
のファイルを再生し、再生された第2のファイルに格納
されたウォブリングされたプリグルーブまたはランド部
の所定の部分を示すデータに基づいて、記録媒体に形成
されたプリグルーブまたはランド部の所定の部分のウォ
ブリング周波数を検出し、検出されたウォブリング周波
数に基づいて、復号化鍵を作成し、復号化鍵によって、
再生された第1のファイルに格納された暗号化された情
報を復号化するようにしたので、強力なコピープロテク
トが掛けられた情報を復号化することができる。
【0098】請求項19に記載の復号化方法によれば、
所定の疑似ランダム発生器によって作成されたランダム
データからなるランダムファイルの所定の部分から選択
されたランダムデータに基づいて、暗号化鍵を作成し、
所定の記録媒体に記録された、暗号化鍵によって暗号化
された情報が格納されたファイル、ランダムデータから
なるランダムファイルの所定の部分を示すデータが格納
されたファイル、およびランダムファイルを再生し、再
生されたランダムファイルの所定の部分を示すデータが
格納されたファイルに基づいて、ランダムファイルより
得られたその部分のランダムデータから復号化鍵を作成
し、復号化鍵によって、再生された、暗号化された情報
を復号化するようにしたので、強力なコピープロテクト
が掛けられた情報を復号化することができる。
【0099】請求項20に記載の復号化方法によれば、
記録媒体に固有の固有情報から作成した第1の暗号化鍵
と第1の暗号化鍵とは独立の第2の暗号化鍵に基づいて
作成された第3の暗号化鍵によって暗号化された情報が
記録された記録媒体の固有情報から、第1の復号化鍵を
作成し、所定の鍵媒体に記録された第2の暗号化鍵に対
応する第2の復号化鍵と第1の復号化鍵に基づいて、第
3の復号化鍵を作成し、第3の復号化鍵によって、記録
媒体から再生された第3の暗号化鍵によって暗号化され
た情報を復号化するようにしたので、強力なコピープロ
テクトが掛けられた情報を復号化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の暗号化装置および復号化装置の実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】ISO9660のロジカルファイルフォーマッ
トを示す図である。
【図3】図1の暗号化装置1の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図4】ダイジェストメソッドファイルの構成例を示す
図である。
【図5】ディスクダイジェストの作成方法を説明するた
めの図である。
【図6】図1の復号化装置14の動作を説明するための
フローチャートである。
【図7】本発明の暗号化装置および復号化装置の他の実
施例の構成を示すブロック図である。
【図8】図7の暗号化装置1の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】図7の復号化装置14の動作を説明するための
フローチャートである。
【図10】本発明の暗号化装置および復号化装置のさら
に他の実施例の構成を示すブロック図である。
【図11】図10の暗号化装置1の動作を説明するため
のフローチャートである。
【図12】図10の復号化装置14の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図13】図10に示した暗号化装置1および復号化装
置14において行われる暗号化および復号化の方法を説
明するための図である。
【図14】本発明の暗号化装置および復号化装置のさら
に他の実施例の構成を示すブロック図である。
【図15】ディスク15の構造を示す図である。
【符号の説明】
1 暗号化装置,2 情報データ発生部,3 暗号化
部,4 暗号化鍵発生部,5 固有情報発生部,6 フ
ァイル形成部,7 記録部,8 ハードディスク,9
再生部,10 フォーマット化部,11 記録部,12
マスタディスク,13 ディスク作成装置,14 復
号化装置,15 ディスク,16 再生部,17 復号
化部,18 復号化鍵作成部,19 出力端子,20
ランダムファイル形成部,21 ファイル形成部,22
鍵読取部,23 鍵媒体,31保護膜,32 ピッ
ト,33 ディスク基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/10 7736−5D G11B 20/10 H // H04L 9/10 H04L 9/00 621Z

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に固有の固有情報に基づいて暗
    号化鍵を作成し、前記暗号化鍵に基づいて、前記記録媒
    体に記録すべき情報を暗号化する暗号化方法において、 前記記録媒体に固有の前記固有情報は、前記記録媒体に
    形成されるべきウォブリングされたプリグルーブまたは
    ランド部の所定の部分の周波数であることを特徴とする
    暗号化方法。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体に形成されるべきウォブリ
    ングされたプリグルーブまたはランド部の所定の部分を
    示すファイルは、暗号化された前記情報のファイルとと
    もに、前記記録媒体に記録されることを特徴とする請求
    項1に記載の暗号化方法。
  3. 【請求項3】 記録媒体に固有の固有情報に基づいて暗
    号化鍵を作成し、前記暗号化鍵に基づいて、前記記録媒
    体に記録すべき情報を暗号化する暗号化方法において、 前記記録媒体に固有の前記固有情報は、前記記録媒体に
    記録されるべき暗号化された前記情報の所定の部分に挿
    入されるランダムデータであることを特徴とする暗号化
    方法。
  4. 【請求項4】 前記ランダムデータは、ISO9660
    規格の通常のファイルとして前記記録媒体に記録される
    ことを特徴とする請求項3に記載の暗号化方法。
  5. 【請求項5】 前記ランダムデータは、インタリーブさ
    れたファイルとして前記記録媒体に記録されることを特
    徴とする請求項3に記載の暗号化方法。
  6. 【請求項6】 前記ランダムデータは、マルチエクステ
    ントされたファイルとして前記記録媒体に記録されるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の暗号化方法。
  7. 【請求項7】 前記ランダムデータは、ISO9660
    規格のファイルのプリギャップエリアに記録されること
    を特徴とする請求項3に記載の暗号化方法。
  8. 【請求項8】 前記ランダムデータは、ISO9660
    規格のファイルのシステムエリアに記録されることを特
    徴とする請求項3に記載の暗号化方法。
  9. 【請求項9】 前記ランダムデータは、ISO9660
    規格のファイルのプライマリボリュームディスクリプタ
    のアプリケーションエリアに記録されることを特徴とす
    る請求項3に記載の暗号化方法。
  10. 【請求項10】 前記ランダムデータは、前記記録媒体
    の表面に記録されることを特徴とする請求項3に記載の
    暗号化方法。
  11. 【請求項11】 前記ランダムデータは、所定の疑似ラ
    ンダム発生器によって作成されたランダムファイルの所
    定の部分から選択されたランダムデータであることを特
    徴とする請求項3に記載の暗号化方法。
  12. 【請求項12】 前記ランダムデータからなる前記ラン
    ダムファイルの前記所定の部分を示すファイル、および
    前記ランダムファイルは、暗号化された前記情報のファ
    イルとともに、前記記録媒体に記録されることを特徴と
    する請求項11に記載の暗号化方法。
  13. 【請求項13】 前記暗号化された前記情報のファイル
    および前記記録媒体に記録されるべき暗号化された前記
    情報の所定の部分に挿入されるランダムデータの中の所
    定の部分を示すファイルを前記記録媒体に記録すること
    を特徴とする請求項3に記載の暗号化方法。
  14. 【請求項14】 前記記録媒体に固有の前記固有情報
    は、前記記録媒体の表面に記録されることを特徴とする
    請求項3に記載の暗号化方法。
  15. 【請求項15】 記録媒体の固有の情報から作成した第
    1の暗号化鍵と前記第1の暗号化鍵とは独立の第2の暗
    号化鍵から第3の暗号化鍵を作成し、 前記第3の暗号化鍵によって、前記記録媒体に記録すべ
    き情報を暗号化することを特徴とする暗号化方法。
  16. 【請求項16】 記録媒体に記録されるべき暗号化され
    た情報の所定の部分に挿入されるべきランダムデータに
    基づいて作成された暗号化鍵によって暗号化された前記
    情報が格納された第1のファイル、および暗号化された
    前記情報の所定の部分に挿入される前記ランダムデータ
    の所定の部分を示すデータが格納された第2のファイル
    が記録された前記記録媒体から、前記第1のファイル、
    および前記第2のファイルを再生し、 再生された前記第2のファイルに格納された、前記ラン
    ダムデータの所定の部分を示すデータに基づいて、再生
    された前記第1のファイルに格納された暗号化された前
    記情報から、前記ランダムデータを検出し、 検出された前記ランダムデータから復号化鍵を作成し、 前記復号化鍵によって、再生された前記第1のファイル
    の暗号化された前記情報を復号化することを特徴とする
    復号化方法。
  17. 【請求項17】 記録媒体に記録されるべき情報の所定
    の部分のウォブリング周波数に基づいて作成された暗号
    化鍵によって暗号化された前記情報が格納された第1の
    ファイル、および前記記録媒体に記録されるべき暗号化
    された前記情報の所定の部分を示すデータが格納された
    第2のファイルが記録された前記記録媒体から、前記第
    1のファイル、および前記第2のファイルを再生し、 再生された前記第2のファイルに格納された、暗号化さ
    れた前記情報の所定の部分を示すデータに基づいて、再
    生された前記第1のファイルに格納された前記情報の所
    定の部分のウォブリング周波数を検出し、 検出された前記ウォブリング周波数に基づいて、復号化
    鍵を作成し、 前記復号化鍵によって、再生された前記第1のファイル
    に格納された、暗号化された前記情報を復号化すること
    を特徴とする復号化方法。
  18. 【請求項18】 記録媒体に形成されるべきウォブリン
    グされたプリグルーブまたはランド部の所定の部分の周
    波数に基づいて作成された暗号化鍵によって暗号化され
    た前記情報が格納された第1のファイル、および前記記
    録媒体に形成されるべきウォブリングされたプリグルー
    ブまたはランド部の所定の部分を示すデータが格納され
    た第2のファイルが記録された記録媒体から、前記第1
    のファイルおよび前記第2のファイルを再生し、 再生された前記第2のファイルに格納されたウォブリン
    グされたプリグルーブまたはランド部の所定の部分を示
    す前記データに基づいて、前記記録媒体に形成された前
    記プリグルーブまたはランド部の所定の部分のウォブリ
    ング周波数を検出し、 検出された前記ウォブリング周波数に基づいて、復号化
    鍵を作成し、 前記復号化鍵によって、再生された前記第1のファイル
    に格納された暗号化された前記情報を復号化することを
    特徴とする復号化方法。
  19. 【請求項19】 所定の記録媒体に記録された、所定の
    疑似ランダム発生器によって作成されたランダムデータ
    からなるランダムファイルの所定の部分から選択された
    前記ランダムデータに基づいて作成された暗号化鍵によ
    って暗号化された情報が格納されたファイル、前記ラン
    ダムデータからなる前記ランダムファイルの所定の部分
    を示すデータが格納されたファイル、および前記ランダ
    ムファイルを再生し、 再生された前記ランダムファイルの所定の部分を示すデ
    ータが格納された前記ファイルに基づいて、前記ランダ
    ムファイルより得られた前記所定の部分の前記ランダム
    データから復号化鍵を作成し、 前記復号化鍵によって、再生された、暗号化された前記
    情報を復号化することを特徴とする復号化方法。
  20. 【請求項20】 記録媒体に固有の固有情報から作成し
    た第1の暗号化鍵と前記第1の暗号化鍵とは独立の第2
    の暗号化鍵に基づいて作成された第3の暗号化鍵によっ
    て暗号化された情報が記録された前記記録媒体の前記固
    有情報から、第1の復号化鍵を作成し、 所定の鍵媒体に記録された前記第2の暗号化鍵に対応す
    る第2の復号化鍵と前記第1の復号化鍵に基づいて、第
    3の復号化鍵を作成し、 前記第3の復号化鍵によって、前記記録媒体から再生さ
    れた前記第3の暗号化鍵によって暗号化された前記情報
    を復号化することを特徴とする復号化方法。
  21. 【請求項21】 前記鍵媒体は、前記第2の復号化鍵が
    磁気的または光学的に記録されているカードであること
    を特徴とする請求項20に記載の復号化方法。
  22. 【請求項22】 前記鍵媒体は、前記第2の復号化鍵が
    記憶されているメモリを備えることを特徴とする請求項
    20に記載の復号化方法。
  23. 【請求項23】 記録媒体に固有の固有情報に基づいて
    暗号化鍵を作成し、前記暗号化鍵に基づいて、前記記録
    媒体に記録すべき情報を暗号化する暗号化装置におい
    て、 前記記録媒体に固有の前記固有情報として前記記録媒体
    に形成されたウォブリングされたプリグルーブまたはラ
    ンド部の所定の部分の周波数に基づいて、前記暗号化鍵
    を作成する暗号化鍵作成手段と、 前記暗号化鍵作成手段によって作成された前記暗号化鍵
    に基づいて、前記記録媒体に記録すべき前記情報を暗号
    化する暗号化手段とを備えることを特徴とする暗号化装
    置。
  24. 【請求項24】 記録媒体に固有の固有情報に基づいて
    暗号化鍵を作成し、前記暗号化鍵に基づいて、前記記録
    媒体に記録すべき情報を暗号化する暗号化装置におい
    て、 前記記録媒体に固有の前記固有情報として、前記記録媒
    体に記録されるべき暗号化された前記情報の所定の部分
    に挿入されるランダムデータに基づいて、前記暗号化鍵
    を作成する暗号化鍵作成手段と、 前記暗号化鍵作成手段によって作成された前記暗号化鍵
    に基づいて、前記記録媒体に記録すべき前記情報を暗号
    化する暗号化手段とを備えることを特徴とする暗号化装
    置。
  25. 【請求項25】 記録媒体に記録されるべき暗号化され
    た情報の所定の部分に挿入されるべきランダムデータに
    基づいて作成された暗号化鍵によって暗号化された前記
    情報が格納された第1のファイル、および暗号化された
    前記情報の所定の部分に挿入される前記ランダムデータ
    の所定の部分を示すデータが格納された第2のファイル
    が記録された前記記録媒体から、前記第1のファイル、
    および前記第2のファイルを再生する再生手段と、 前記再生手段により再生された前記第2のファイルに格
    納された、前記ランダムデータの所定の部分を示すデー
    タに基づいて、前記再生手段により再生された前記第1
    のファイルに格納された暗号化された前記情報から、前
    記ランダムデータを検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された前記ランダムデータから
    復号化鍵を作成する復号化鍵作成手段と、 前記復号化鍵作成手段により作成された前記復号化鍵に
    よって、前記再生手段により再生された前記第1のファ
    イルの暗号化された前記情報を復号化する復号化手段と
    を備えることを特徴とする復号化装置。
JP09500496A 1995-10-16 1996-04-17 暗号化方法および装置並びに復号化方法および装置 Expired - Fee Related JP3794439B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09500496A JP3794439B2 (ja) 1995-10-16 1996-04-17 暗号化方法および装置並びに復号化方法および装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-267252 1995-10-16
JP26725295 1995-10-16
JP09500496A JP3794439B2 (ja) 1995-10-16 1996-04-17 暗号化方法および装置並びに復号化方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09171619A true JPH09171619A (ja) 1997-06-30
JP3794439B2 JP3794439B2 (ja) 2006-07-05

Family

ID=26436249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09500496A Expired - Fee Related JP3794439B2 (ja) 1995-10-16 1996-04-17 暗号化方法および装置並びに復号化方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3794439B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0997899A2 (en) * 1998-09-22 2000-05-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk, method for recording and reproducing additional information to and from optical disk, reproducing apparatus for optical disk, and recording and reproducing apparatus for optical disk
WO2000067257A2 (en) * 1999-04-28 2000-11-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk, optical disk recording and reproducing apparatus, method for recording, reproducing and deleting data on optical disk, and information processing system
EP1093121A1 (en) * 1999-10-13 2001-04-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording medium, and method and apparatus for recording and reproducing information using the same
US6636689B1 (en) 1998-05-20 2003-10-21 Recording Industry Association Of America Data disc modulation for minimizing pirating and/or unauthorized copying and/or unauthorized access of/to data on/from data media including compact discs and digital versatile discs
US6992959B1 (en) 1998-11-02 2006-01-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk, method of reproducing and copying optical disk, and method of preventing illegal use of optical disk
US7325247B2 (en) 1998-09-18 2008-01-29 Fujitsu Limited Information management method using a recording medium with a secure area and a user-use area
US7389272B2 (en) 1999-03-05 2008-06-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Information recording device and information reproducing device
JP2008192291A (ja) * 2008-02-20 2008-08-21 Hitachi Ltd ディジタル信号記録装置、再生装置、および記録媒体
JP2009104767A (ja) * 2008-12-05 2009-05-14 Hitachi Ltd ディジタル放送信号受信装置、ディジタル放送信号受信方法、およびディジタル放送信号送受信方法
US7698733B2 (en) 2001-01-31 2010-04-13 Sony Computer Entertainment Inc. Computer system and usage method thereof
JP2011233227A (ja) * 2011-06-06 2011-11-17 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd ディジタル放送信号記録再生装置、ディジタル放送信号記録再生方法、ディジタル放送信号記録装置、ディジタル放送信号記録方法、ディジタル情報記録再生装置、ディジタル情報記録再生方法、ディジタル情報記録装置、および、ディジタル情報記録方法

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6636689B1 (en) 1998-05-20 2003-10-21 Recording Industry Association Of America Data disc modulation for minimizing pirating and/or unauthorized copying and/or unauthorized access of/to data on/from data media including compact discs and digital versatile discs
US7325247B2 (en) 1998-09-18 2008-01-29 Fujitsu Limited Information management method using a recording medium with a secure area and a user-use area
EP1536422A2 (en) * 1998-09-22 2005-06-01 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc and method for recording additional information to an optical disc
EP1536422A3 (en) * 1998-09-22 2009-08-12 Panasonic Corporation Optical disc and method for recording additional information to an optical disc
EP0997899A3 (en) * 1998-09-22 2001-05-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk, method for recording and reproducing additional information to and from optical disk, reproducing apparatus for optical disk, and recording and reproducing apparatus for optical disk
US6973015B1 (en) 1998-09-22 2005-12-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk, method for recording and reproducing additional information to and from optical disk, reproducing apparatus for optical disk, and recording and reproducing apparatus for optical disk
EP0997899A2 (en) * 1998-09-22 2000-05-03 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk, method for recording and reproducing additional information to and from optical disk, reproducing apparatus for optical disk, and recording and reproducing apparatus for optical disk
US6992959B1 (en) 1998-11-02 2006-01-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk, method of reproducing and copying optical disk, and method of preventing illegal use of optical disk
US7389272B2 (en) 1999-03-05 2008-06-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Information recording device and information reproducing device
US6938162B1 (en) 1999-04-28 2005-08-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk, optical disk recording and reproducing apparatus, method for recording, reproducing and deleting data on optical disk, and information processing system
EP1058254A3 (en) * 1999-04-28 2001-11-21 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk, optical disk recording and reproducing apparatus, method for recording, reproducing and deleting data on optical disk, and information processing system
WO2000067257A3 (en) * 1999-04-28 2001-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Optical disk, optical disk recording and reproducing apparatus, method for recording, reproducing and deleting data on optical disk, and information processing system
EP1058254A2 (en) * 1999-04-28 2000-12-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk, optical disk recording and reproducing apparatus, method for recording, reproducing and deleting data on optical disk, and information processing system
WO2000067257A2 (en) * 1999-04-28 2000-11-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disk, optical disk recording and reproducing apparatus, method for recording, reproducing and deleting data on optical disk, and information processing system
US6526010B1 (en) 1999-10-13 2003-02-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Recording medium, method and apparatus for recording/reproducing information which has been scrambled using a medium identifier and a sector number
EP1093121A1 (en) * 1999-10-13 2001-04-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording medium, and method and apparatus for recording and reproducing information using the same
US7698733B2 (en) 2001-01-31 2010-04-13 Sony Computer Entertainment Inc. Computer system and usage method thereof
JP2008192291A (ja) * 2008-02-20 2008-08-21 Hitachi Ltd ディジタル信号記録装置、再生装置、および記録媒体
JP2009104767A (ja) * 2008-12-05 2009-05-14 Hitachi Ltd ディジタル放送信号受信装置、ディジタル放送信号受信方法、およびディジタル放送信号送受信方法
JP2011233227A (ja) * 2011-06-06 2011-11-17 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd ディジタル放送信号記録再生装置、ディジタル放送信号記録再生方法、ディジタル放送信号記録装置、ディジタル放送信号記録方法、ディジタル情報記録再生装置、ディジタル情報記録再生方法、ディジタル情報記録装置、および、ディジタル情報記録方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3794439B2 (ja) 2006-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5917910A (en) Encrypting method and apparatus, recording method, decrypting method and apparatus, and recording medium
JP3780320B2 (ja) ビデオ識別特徴を用いた種々の記録媒体用コピープロテクト方法及び装置
JP3728621B2 (ja) デジタルデータのコピー制御方法及び再生装置
JP3878542B2 (ja) 記録装置
JP4023818B2 (ja) 種々の記録媒体用のコピー防止の方法及び装置
JP3779580B2 (ja) 信号処理方法及び装置、信号再生方法及び装置、記録媒体
JP4710211B2 (ja) 情報記録装置、情報再生装置、情報記録再生装置、情報記録方法、情報再生方法、情報記録再生方法並びに記録媒体
US20030002665A1 (en) Encrypting apparatus, encrypting method, decrypting apparatus, decrypting method, and storage medium
JP3794439B2 (ja) 暗号化方法および装置並びに復号化方法および装置
JP4482970B2 (ja) Dvdレコーダ、dvdレコーダの記録再生方法、およびプログラム記録媒体
EP2270786B1 (en) Information recording processing apparatus, information reproduction processing apparatus, information recording processing method, and information reproduction processing method
JP2006108754A (ja) コンテンツ管理方法及び記録再生装置及び記録媒体
JPH103746A (ja) 著作権保護システム
JP3735591B2 (ja) 信号処理装置、信号処理方法、及び記憶媒体
JP2000030367A (ja) 情報信号再生システム、情報信号読み出し装置、情報信号処理装置、情報信号再生方法、情報信号読み出し方法、および、情報信号処理方法
JP3668176B2 (ja) 秘匿情報を伴う情報記録方法及び装置及び再生方法及び装置及び記録媒体
JP4592398B2 (ja) 情報記録再生方法及び装置、情報記録媒体
JP3689624B2 (ja) 情報記録媒体、情報記録方法及び情報再生方法
JP2006011682A (ja) 情報記録媒体検証装置、および情報記録媒体検証方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2000100068A (ja) 情報記録方法、その装置、情報再生装置、情報保護方法及び情報記録媒体
EP0940810A1 (en) Recording medium with copyright protection features
KR100690596B1 (ko) 컨텐트 기록 장치 및 방법
JP2004342246A (ja) 情報処理装置、情報記録媒体、コンテンツ管理システム、および方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP3329333B2 (ja) 映像信号再生方法及び装置
JP2001016542A (ja) 信号再生方法及び装置、信号伝送方法及び装置、映像信号再生装置及び方法、組み合わせ装置、並びに映像信号再生記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060323

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090421

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100421

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100421

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110421

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110421

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120421

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120421

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130421

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130421

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140421

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees