JP2003176699A - 湿潤接着性エポキシ樹脂を用いた防水膜成形止水工法 - Google Patents

湿潤接着性エポキシ樹脂を用いた防水膜成形止水工法

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JP2003176699A
JP2003176699A JP2001402470A JP2001402470A JP2003176699A JP 2003176699 A JP2003176699 A JP 2003176699A JP 2001402470 A JP2001402470 A JP 2001402470A JP 2001402470 A JP2001402470 A JP 2001402470A JP 2003176699 A JP2003176699 A JP 2003176699A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 岩盤やコンクリートの亀裂からの漏水防止
は水圧との戦いで従来から種々の工法が試されたが完全
なものは無い。道路トンネルで使用中のものは交通止め
をして工事をすることができない場合もあり、工法の開
発が望まれていた。 【解決手段】このたび水中で硬化し湿潤面でコンクリー
トの引張り応力を超える接着強度を短時間で得られるエ
ポキシ樹脂の開発により漏水をそのままとしておいて、
その上に完全な防水止水膜を完成し、漏水個所の亀裂と
一体化させて地山やコンクリートの亀裂を防水性とする
方法で、湿潤状態や水中での施工も可能な工法を開発し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はトンネル、水路、
地下構造物、建物等のひび割れ、及び岩盤などからの漏
水により湿潤している構造物や岩盤の表面に防水層を形
成して一体化させてなる防水及び止水方法にかかる。
【0002】
【従来の技術】コンクリートはセメントと砂及び砂利を
水と共に混合して出来る化学結合体であるが、施工のた
め流動性を得るためにセメントが化学反応して硬化する
為に必要とする以上に多量の水を加えて混合する。セメ
ントが化学反応に必要とする水はセメント重量の16%
程度あればよいとされ、残りの水分は余剰水として残留
し、時間の経過と共に蒸発してセメントの結合体から抜
けてゆき体積を減少させる。このことが亀裂の発生する
原因であり、避けることは出来ない。このためにコンク
リートはセメントの化学反応が終了に近ずく初期硬化の
開始と共に亀裂を発生する。また、セメントの硬化物で
ある構造体に外力が加わり、構造体の応力を超えた場合
にも亀裂は発生する。これらの亀裂はコンクリートが圧
縮力のみに対抗するように構造設計されているので実用
上は支障がないが、地中構造物であれば地下水がまた、
地上の建物であれば雨水が亀裂から浸入し鉄筋を錆びさ
せたり、内部を汚染したりして用途上の問題が発生す
る。これらの問題を解決するために各種の防水・止水工
法が考えられている。
【0003】従来の技術は亀裂の中へ有機・無機の材料
を充填し又は圧入して亀裂を充満して地下水や雨水の浸
入を防ぐものであった。その他には水と反応して硬化す
る物質を漏水面に塗布して反応させる塗膜防水法も考案
されて一部実施されているが完全ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来工法の欠点はほと
んどの工法が漏水に逆らって止水・防水をしようとする
ため漏水がその圧力を施工位置以外の弱いところを探し
て漏水を始めるため、それを追いかけて工事を次々と行
わなければならないことである。漏水の水圧に逆らって
止水したり防水するためには材料が瞬間的に接着硬化し
なければ不可能である。止水剤や防水剤を注入したり塗
布したとしても、これら材料が硬化接着するまでの間に
住入した材料と亀裂表面との間に漏水が浸入して水で界
面を作ってしまう。注入した止水剤は硬化しても亀裂表
面との間には水による界面が残り亀裂が完全に閉鎖され
ない。漏水の水道は残るから止水・防水工事をしても失
敗してしまう。これを解決するためには止水剤や防水剤
が漏水を遮断して瞬間的に湿潤面に接着しなければなら
ない。このようなことはほとんど不可能であり実用上も
施工時間がない。この発明は漏水に逆らうことなく完全
な防水面を作り、これを構造体や亀裂部分と一体化させ
て完全な不透水性構造体とすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の目的を達成す
るためには、水中で硬化し湿潤面に完全な接着をする材
料が必要である。これに対応する材料として特許第17
45310号による日本ケミカル建設株式会社が発売し
ている商品名エポニッケEP#910があり、同じく商
品名エポニッケER#880がある。因みにエポニッケ
EP#880の接着強度の公表数値は湿潤面で46kg
f/cmもあり、コンクリートの引っ張り強度に等し
いく、この発明の目的を達する材料として十分に利用で
きる。
【0006】水中で硬化し湿潤面で十分な接着を得られ
る材料が得られるので課題の解決は次のごとくして行
う。止水工事で失敗するのは漏水の水圧に逆らって施工
するためである。漏水個所に止水剤を注入して水圧に逆
らって圧力を加えて、その止水剤が硬化するまで圧力を
保持したとしても、漏水は他の弱い部分に向かい漏水を
始める。他にひび割れ亀裂がないときは構造体の弱い部
分に新しい亀裂を作って漏水を始め、次々ととどまるこ
とがない。このような事態を避けるためには、漏水の水
圧に逆らうことなく、漏水の圧力の逃げ道を作り、漏水
を自由に流下させながら別途に完全な遮水皮膜を作り、
これが完全に硬化して遮水膜としての機能を達せられる
ようになってから漏水の出口を塞ぎ、この漏水流路に水
中硬化性の止水剤を注入して充満させて遮水膜と漏水通
路及び構造体を一体化させて構造体を不透水性とするの
が良い。
【0007】
【発明の実施の形態】発明の工法を実施するには次のよ
うにして行う。先ず、漏水の浸入を妨げないように漏水
の通路を作る。漏水が岩盤やコンクリート面であれば漏
水個所の亀裂に沿ってU字型の溝を切り、漏水に圧力を
加えないようにして漏水を誘導して漏水が自由に流れ去
るようにする。次いで、漏水を遮断する不透水性皮膜を
造る。不透水性皮膜はどのようなものでも良いが湿潤面
に接着硬化するものが都合が良い。湿潤接着が可能なエ
ボニッケEP#880を利用して漏水面に沿って不透水
性のFRPを作り、不透水性皮膜として利用する場合に
は、止水を必要とする区域の漏水個所全面に漏水個所に
ある亀裂に沿って漏水を逃がす漏水通路として溝を造
る。次いで、全面にエポニッケEP#880を塗布し、
これをプライマーとして直ちにガラスマット又はガラス
クロスなどの樹脂が含浸硬化できる布を貼り付ける。強
度が必要な場合には炭素繊維でも良い。次いで、貼り付
けた布の上からエポニッケEP#880をローラー刷毛
などを用いて塗りつけ、染み込ませて含浸させる。エポ
ニッケEP#880は水中でも湿潤面へも接着硬化する
ので不透水性皮膜を形成する。この場合には漏水の逃げ
道として溝が設けてあるから未硬化のエポニッケEP#
880を塗っただけの布の中へは漏水が浸入してこな
い。何故ならば、圧力の少ない抵抗の無い方へ流れるか
らである。エポニッケEP#880の硬化時間が経過し
て布がFRPとして不透水性硬化物となれば、漏水の逃
げ道を閉塞して不透水性皮膜によって漏水を遮断する。
漏水の逃げ道を遮断すると漏水は亀裂の隙間や地山地盤
或いはコンクリート表面と成形した不透水性皮膜の間に
充満する。このままでは不透水性の皮膜が不安定である
から地山地盤やコンクリート構造体と一体化させなけれ
ばならない。水中で硬化したり水を取り込んで膨張硬化
するウレタン樹脂やエポキシ樹脂或いは発泡コンクリー
トなどを漏水の逃げ道を利用して漏水圧より高い圧力で
これらの隙間に注入すると漏水の充満しているこれらの
隙間は水中硬化する注入剤が充満して硬化するから不透
水性皮膜と地山地盤やコンクリート躯体とは一体化す
る。これにより漏水は一体化した不透水性皮膜により総
て無くなる。
【0008】
【実施例】この発明による工法は種々の利用が考えられ
るが、実際に用いられる代表的な工法として直貼り工法
・ラス張り工法・ラス張り支保工法の3種類を述べる。
【0009】直貼り工法(
【図1】の工法) 漏水が狭い範囲の場合には直接に漏水している部分に湿
潤接着させてFRPを作り、防水膜が完成した後に漏水
個所に止水剤を注入して止水する。工法の手順はつぎの
とおりである。
【0010】地山地盤漏水個所の漏水を下方の排水溝
に誘導する溝をダイヤモンドカッターでUカットする。 漏水誘導溝の最下端に最終工程で止水剤の注入用とし
て用いる中空パイプを取り付けて排水を流下させる排水
口として利用する。 地山表面の突起物及びコケや付着物を取り去り下地調
整をする。 湿潤接着性エポキシ樹脂「エポニッケEP#880」
を主剤100:硬化剤100の割合で混合し、mあた
り250g〜300gの割合でローラー刷毛で塗布す
る。 Eガラスマット(300〜340g/m)を直接地
山に貼り付けてコンクリート釘で仮止めする。 湿潤接着性エポキシ樹脂「エポニッケEP#880」
を主剤100:硬化剤100の割合で混合し、m当た
り300gの割合でローラー刷毛で塗布しガラスマット
に含浸させる。強度が必要な場合にはガラスクロスをマ
ットの上に重ねて2プライのFRPを作ると良い。 上記作業に引き続き、セメントペースト又はモルタル
をFRPの上にコテ塗りする。湿潤面接着の可能な材料
なので、FRPと一体化して硬化する。 安全のため強度が出るまで24時間以上養生を行う。 漏水誘導溝最下端の排水口として漏水を流下させてい
た中空パイプから水中硬化性の止水剤を注入し、入り口
を物理的に密閉する。
【0011】ラス張り工法(図2の工法) 中規模の漏水個所を止水して防水膜を造る場合に施工さ
れる工法である。その手順は。
【0012】地山表面の突起物及び苔や付着物を取り
去り下地の不陸調整を行う。 50〜60cm四方間隔でFRP定着用ロックボルト
を地山に打ち込む。 ロックボルトの頭5mm程度を残して金網ラスを張
る。 金網ラスにモルタルを10mm程度をコテ塗りする。 漏水の流下する空間(隙間)に突き出す形で止水剤の
注入管をm当たり一本取り付け固定する。止水膜FR
Pが硬化するまで漏水の排水口として利用する。 24時間以上養生す 金網ラスに塗りつけたモルタルの上に湿潤接着性エポ
キシ樹脂「エポニッケEP#880」を主剤100;硬
化剤100の割合で混合したものをm当たり300g
の割合でローラー刷毛で塗布する。 Eガラスマット(300〜340g/m)を直ちに
直接貼りつけ、直ちに「エポニッケEP#880」を主
剤100:硬化剤100の割合で混合したものをm
たり300gの割合でローラー刷毛で塗布してマットに
含浸させる。 直後引き続きモルタルをFRPの上にコテ塗りする。
時間を置いてからモルタルを塗る場合には「エポニッケ
ep#880」をもう一度塗布したあとで行う。 ▲10▼24時間養生する。 ▲11▼漏水の排出に利用していた止水剤の注入口から
水中硬化の止水剤を注入して漏水の流下していた空隙を
充満し一体化させる。注入は最下端の注入口から注入を
始め、直上部の注入口から止水剤が流出するのを確かめ
て隣接の上部の注入工から追加して止水剤を注入する。
【0013】ラス張り支保工法(図3の工法) 大面積の止水と防水工事は止水膜のみでは強度に問題が
発生して地山やコンクリート躯体と一体化させるまでに
損傷が発生して完全な施工とならないことがあるので鋼
材による支保工を設けて止水膜のみで独立させ、硬化後
に地山やコンクリート躯体と一体化させる。トンネルに
おける工法手順は次のとおりである。
【0014】トンネル全断面に適合した形状の鉄板
(B=10cm:t=5〜6mm)を100cm間隔に
トンネル断面に沿って縦横方向に碁盤目に建て込む。 鉄板にラスを溶着する。ラスと地山の間に5mm程度
の隙間が出来て漏水が自由に流下できるようにする。こ
の部分は最終工程で止水剤を注入して一体化させる。 金網ラスにモルタルをコテ塗りする。吹き付けてモル
タルを付けた場合には直後に表面をコテ均しして平滑に
仕上げなければならない。 引き続き湿潤接着性エポキシ樹脂「エポニッケEP#
880」を主100:100の割合で混合し、m当た
り250g〜300gの割合でローラー刷毛で塗布す
る。 Eガラスマット(300〜340g/m)を直接貼
り付けて直ちに「エポニッケEP#880」を主10
0:100の割合で混合し、m当たり300gの割合
でローラー刷毛で塗布してマットに含浸させる。 引き続きガラスクロス(450g/m)をマットの
上に貼り付け「エポニッケEP#880」を主剤10
0:硬化剤100の割合で混合し、m当たり300g
の割合でローラー刷毛で塗布してガラスクロスに含浸さ
せる。 3時間以上養生した後、「エポニッケEP#880」
を主剤100:硬化剤100の割合で混合し、m当た
り300gの割合でローラー刷毛で塗布し、直ちにモル
タルをコテ塗り又は吹き付ける。 最下端の止水剤の注入口から順次に水中硬化する止水
剤を注入して隣接の注入口から止水剤が溢れ出るのを確
かめて隣接の注入口から追加して止水剤を注入する。ク
ラウン孔(天井中央部)から止水剤が溢れ出すのを確か
めてこの部分を密栓して終了する。
【0015】
【発明の効果】従来は既設トンネルにおける漏水の止水
工法について適正なものが無く、漏水部分への止水剤注
入が主として行われていた。しかし、他の新たな漏水個
所が発生したり、注入剤が水中硬化して亀裂を完全に接
着することは出来なかったので効果が期待できなかっ
た。トンネル表面に新しく防水層を構築する方法も検討
されたが、トンネル断面を狭めたり、大型の施工機械化
の持込が必要であったりして、使用中のトンネルの補修
を施工することが困難であった。この工法によれば短時
間で施工できる上に、道路トンネルの場合には片側通行
で完全な止水防水層を作り、トンネル断面も5cm狭め
るのみで実用上支障がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 直貼り工法の断面図
【図2】 ラス張り工法の断面図
【図3】 ラス張り支保工法の断面図
【符号の説明】
1:漏水誘導溝 2:弾性防水FRP層 3:保護モルタル層 4:定着用ロックボルト 5:漏水流下用空間(止水剤注入) 6:注入工パイプ 7:金網ラス 8:支保工 9:最終チェックホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D055 KB11 KB13 LA02 2E001 DA01 FA24 FA29 FA30 GA06 GA26 GA29 HA31 HD01 HD12 MA01 MA02 MA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 湿潤接着性エポキシ樹脂を用いて湿潤面
    にFRP防水膜を成形する方法
  2. 【請求項2】 請求項1により成形した防水膜を発泡性
    ウレタン樹脂成いはエポキシ樹脂を漏水している地山地
    盤或いはコンクリート面と成形したFRP防水膜との間
    の隙間に注入して漏水している地山地盤或いはコンクリ
    ート面と一体化させて止水する防水膜成形止水工法
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100948348B1 (ko) 2009-09-29 2010-03-22 배성우 급결형 무기질 조성물 및 아크릴레이트계 차수재를 이용한 콘크리트 구조물의 차수 및 보수보강 공법
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