JP2003175616A - 液体吐出回復装置及び液体吐出記録装置 - Google Patents

液体吐出回復装置及び液体吐出記録装置

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JP2003175616A
JP2003175616A JP2001379109A JP2001379109A JP2003175616A JP 2003175616 A JP2003175616 A JP 2003175616A JP 2001379109 A JP2001379109 A JP 2001379109A JP 2001379109 A JP2001379109 A JP 2001379109A JP 2003175616 A JP2003175616 A JP 2003175616A
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suction
liquid ejection
recovery
ejection
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Tamon Itaya
多門 板屋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクタンク内の液体の損失量と廃液体量の
低減、小型化及び低価格化を達成することができる液体
吐出回復装置及び液体吐出記録装置を提供すること。 【構成】 液室から供給される液体を吐出するための複
数の液体吐出口と、その液体吐出口を覆うための吸引キ
ャップと、その吸引キャップが前記複数の液体吐出口を
覆っているときに前記複数の液体吐出口から吸引を行う
ための吸引ポンプと、を有し、前記吸引キャップに、各
液体吐出口での液体吸引量を均一にするための装置を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドの液体
吐出口における目詰まり、液体吐出不良等を防止、回復
するための吐出回復処理を行う液体吐出記録装置及びそ
のような液体吐出記録装置における吐出回復装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の液体吐出記録装置の模式
的平面図である。
【0003】液体吐出記録装置に用いられる液体吐出記
録ヘッドは、一般的に記録用液滴の液体吐出口と、該液
体吐出口に記録液を供給するためのノズル及びこのノズ
ルの一部に設けられているエネルギー作用部と、この作
用部にある記録液に作用させる液滴形成用のエネルギー
を発生させるためのエネルギー発生手段を備えている。
【0004】このエネルギー発生手段としては、ピエゾ
素子等の電気機械変換体を用いたもの、レーザ等の電磁
波を照射してその部分にある液体に吸収させて発熱さ
せ、この発熱による作用で液滴を吐出させるもの、或は
電気熱変換体等の発熱体等が知られている。
【0005】中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段
に使い、熱エネルギーにより液滴を液体吐出口より吐出
させる液体吐出記録ヘッドは以下のような利点を有す
る。
【0006】a)記録用の液滴を吐出して飛翔用液滴を
形成するための液体吐出口を高密度に配列し、高解像力
の記録を行うために好適な構成を容易に採ることができ
る。
【0007】b)構造上コンパクト化が容易である。
【0008】c)その作製に最近の半導体分野における
技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ
加工技術の長所を十二分に活用でき、これらの技術を利
用することによって長尺化及び面状化(2次元化)、液
体吐出口のマルチ化、高密度化が更に容易で、しかも、
大量に生産することができ、製造コストも安価である。
【0009】エネルギー発生手段に電気熱変換体を用
い、半導体製造プロセスを経て製造されたマルチ化され
た液体吐出口を有する液体吐出記録ヘッドとしては、各
液体吐出口に対応した液路が設けられ、この液路毎に電
気熱変換体が設けられ、 且つ、各液路に連通している共
通液室より記録液が供給される構造を有するものが知ら
れている。
【0010】このような液体吐出記録ヘッドの一構成の
斜視図を図7に示す。
【0011】この液体吐出記録ヘッドは、エッチング
法、蒸着法、スパッタリング法等の半導体製造プロセス
工程を経て基板2上に成膜された電気熱変換体3、電極
4、ノズル5、天板6から構成されている。
【0012】記録用液体12は、不図示のインクタンク
から液体供給パイプ20aを通して記録ヘッド1の共通
液室8内に供給される。共通液室8内に供給された液体
12は、毛細管現象により液路10内に供給され、液路
10先端の液体吐出口面11でメニスカスを形成するこ
とにより安定に保持される。
【0013】ここで、電気熱変換体3に通電することに
よって、電気熱変換体3上の記録液が加熱され、発泡現
象が発生し、その発泡のエネルギーにより液体吐出口面
11から液体液滴が吐出される。
【0014】そして、このような液体吐出記録装置には
記録ヘッドの液体吐出口の中に記録用液体の蒸発や温度
低下による液体増粘、記録ヘッドのノズル内への気泡の
混入、記録ヘッドの吐出面への異物付着等による目詰ま
り、液体吐出不良を防止・回復するための吐出回復手段
がこれまで実施されている。
【0015】図6及び図8は従来の液体吐出記録装置に
おける吐出回復手段の例を示したもので、特開昭61−
158467号公報や特開昭62−116152号公報
等に開示されている。
【0016】以下、図面を参照しながら説明する。
【0017】図6に示した吐出回復手段は液体循環式に
よるもので、インクが充填されたインクタンク19と記
録ヘッド1を、途中に液体圧送手段(インク加圧ポンプ
18)を有するインク供給パイプ20a,20bによっ
て連結している。
【0018】そして、記録ヘッド1の吐出回復処理時に
は、インク加圧ポンプ18を駆動してインク供給パイプ
20a内のインクを矢印A方向に圧送して記録ヘッド1
の共通液室内8に供給し、記録ヘッド1のノズルに圧力
を掛けることによって記録ヘッド1のノズルからインク
を加圧排出させるようにしてある。この加圧排出によっ
て前述した増粘液体、気泡、液体吐出口面に付着した異
物を取り払う。
【0019】そして、記録ヘッド1の共通液室8内に圧
送されたインクで、ノズルから排出されなかった残りの
液体は、インク供給パイプ20bを通って矢印B方向に
圧送されてインクタンク内に回収される。
【0020】このような液体循環方式の吐出回復手段
は、記録ヘッド1の目詰まり、液体吐出不良状態からの
吐出回復性能が高く、特に記録ヘッド1の共通液室8内
に侵入した気泡の除去性に優れていることから、記録ノ
ズル数が256ノズル以上の共通液室8の長さが長い記
録ヘッドを用いた高速記録用、大画面記録用の液体吐出
記録装置に採用されてきている。
【0021】図8に示した吐出回復手段は、吸引回復方
法によるもので、インク12を含んだインク吸収体34
を内填した液体カートリッジ33をコネクタ9を介して
接続した記録用ヘッドの例を示してある。
【0022】記録ヘッド1の記録動作時に各ノズル5か
ら吐出される記録用液体は、記録用動作により共通液室
8内のインクが消耗される度に、液体カートリッジ33
のインク吸収体34からインク供給路41とコネクタ9
を介して記録ヘッド1の共通液室8内へ供給されて記録
ヘッド1による記録動作が安定に持続することができ
る。
【0023】ところで、前述した通り、記録ヘッド1の
ノズル内のインクが蒸発や低温化により増粘してしまっ
たり、記録ヘッド1のノズル内や共通液室8内に気泡が
混入してしまったり、記録ヘッド1の液体吐出口面に異
物が付着してしまった場合には、記録ヘッド1による安
定した吐出ができなくなってしまう。
【0024】そこで、図8に示した吸引回復方法では、
インク吸収体103を有し、インク排出チューブ44を
介して吸引ポンプ37に連結された吸引キャップ42を
吸引キャップ用シールゴム43を介して記録ヘッド1の
インクの吐出口面11(図7参照)のノズルの外側領域
に当接密着させた後、吸引ポンプ37を駆動し、吸引キ
ャップ42と記録ヘッド1の吐出口面11の間の密閉空
間内の気圧Psを大気圧以下の負圧状態とし、記録ヘッ
ド1のノズル内からインクを吸引排出させ、廃インクタ
ンク35へ回収するという記録ヘッドの吐出回復処理を
行っている。
【0025】このような吸引回復方式の吐出回復手段
は、構成が簡単で低コスト化に有利なことから、これま
での小型の液体吐出記録プリンタ等に数多く使用されて
きた。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、液体
吐出プリンタの高速記録化、低価格化、小型化に対する
要求が高まってきており、記録ノズル数が数百ノズル以
上の記録ヘッドを採用した高速記録が可能で低価格、小
型の液体吐出記録プリンタの製品化が望まれてきてい
る。
【0027】しかしながら、前述のような液体循環方式
の吐出回復手段を採用すると、特にC,M,Y,Bkの
フルカラー記録対応の場合には、液体圧送手段としての
液体加圧ポンプを4色持たなければならず、又、回復性
能を上げるために、圧送する液体の圧力を上げようとす
ると、大型の液体加圧ポンプを使用しなければならな
い。これにより装置構成が大きくなると同時に、コスト
的にも低価格化を実現するのが難しくなるという問題が
ある。
【0028】又、前述したような液体吸引方式の吐出回
復手段を採用すると、記録ノズル数が数百ノズル以上に
マルチノズル化すればする程、マルチノズル化した記録
ヘッドで吸引方式の吐出回復を行う際、ノズル位置によ
って引き出される液体量に差が出てしまい、吸引回復性
能の低下が発生し、共通液室8内に侵入した気泡の吸引
除去が困難になる。
【0029】例えば、図10のように吸引キャップの中
央から吸引、或は共通液室の中央部から供給を行った場
合、記録ヘッドの中央部Aに位置するノズル部がインク
供給体41からの距離が短いため、液体吸引が易く、液
体を液体吐出口から引き出し易い。
【0030】逆に、ノズルの両端部Bではインク供給口
41からの距離が長いため、液体吸引がしにくくなる。
又、ノズル内の液体が引き出しにくく、吸引回復性能が
低くなる。
【0031】よって、 両端のノズル部Bのノズルの吸引
回が可能な圧力値になるまで、吸引キャップ内の負圧を
高めようとすると、吸引開始から可成りの時間吸引し続
けなければならず、吸引開始から両端のノズルが吸引回
復可能な負圧を得るまでに、記録ヘッドの液体が引き出
し易いノズルから無駄な廃液体が出てしまい、液体の損
失量が多くなってしまう問題が発生する。
【0032】図9はこのときの吸引ポンプの動作時間t
と吸引キャップ内の圧力Pの関係を示すグラフであり、
図14は吸引ポンプの動作時間tと廃インク量l(エ
ル)の関係を示すグラフである。
【0033】図9のグラフで、長尺化した記録ヘッドの
ノズルの回復に必要な吸引キャップ内の吸引圧力値を−
Pnとし、圧力値−Pn以下の負圧領域を長尺ヘッド回
復可能圧力領域と設定する。
【0034】従来の吸引回復動作では、この長尺ヘッド
回復可能圧力領域の圧力値−Pnを得るためには、吸引
開始から時刻t1に達するまでの時間を必要とし、−P
nの圧力値を得た後は、時刻t1から圧力値−Pn以上
の圧力値でノズル回復に必要な時間だけ吸引を行った
後、即ち記録ヘッドの回復終了時刻のt2で負圧発生手
段の動作を終了する。
【0035】時刻t2で負圧発生手段の動作は終了する
が、吸引キャップ内或は廃液体排出チューブ内は負圧に
なっているため、時刻t2から時刻t3までの時間を掛
けて吸引キャップ内の圧力は大気圧に戻る。従って、時
刻t3までノズル部から液体を吸引し続ける。
【0036】この時間関係をそのまま図13に持ってい
くと、吸引開始から時刻t1までにノズルから排出され
る斜線部Cの廃液体量は、各ノズル部の吸引回復が可能
な圧力値−Pnで吸引回復を行う前に出る廃液体量のた
め、無駄な廃液体となる。
【0037】又、負圧発生手段の動作終了時刻t2から
吸引キャップ内の圧力が大気圧に戻るまでの時刻t3ま
でにノズルから排出される斜線部Dの廃液体量も、無駄
な廃液体となってしまう。特に、4インチ以上の長尺ヘ
ッドでは、必要とされる吸引圧力値の絶対値が大きいた
め、一層廃液体量が増大する。
【0038】このような吸引回復性能の低下と廃液体量
の増加を解消するために、特開平4−1055号公報、
特開平7−32601号公報に開示されるようにインク
供給路に開閉可能なゲートを設け、吸引動作時にゲート
を閉め、吸引キャップ内の負圧効果を高めてからゲート
を開けて吸引する方法がある。
【0039】ここで、従来の液体吐出記録装置を示した
模式的斜視図である図5を用いて説明する。 (1)ゲートを記録ヘッドの搬送装置(キャリッジ2
1)に設ける場合:カラープリンタのときには、C,
M,Y,Bkの4色分のゲートをインク供給路中に設置
しなければならず、キャリッジ21の装置構成の複雑化
と共に重量化、大型化にも繋がってしまう問題がある。 (2)ゲートを記録ヘッドの搬送装置(キャリッジ2
1)に設けない場合:図5に示すように、キャリッジ2
1上の記録ヘッドからインク供給パイプ20(チューブ
状)を引き回して本体側に設けてあるインクタンクと連
結させるチューブ引き回し系の供給系を持つ液体吐出記
録装置に関しては、引き回したインク供給パイプ20は
キャリッジ21に連動して動くためにゲートを設けるこ
とができず、記録ヘッドから最も離れたインクタンクの
近くの供給路にゲートを設けなければならない。この場
合、引き回したインク供給パイプ20が50cm、10
0cmと長くなる程、供給内の負圧効果は薄れてしま
う。
【0040】このような負圧効果を高めてから回復を行
う回復方法を採用したとしても、記録ヘッド内の液体流
路中の内壁に付着した体積の小さい気泡の除去は困難
で、(1)1回の回復では液体流路中の内壁から取り除
くことができない、或は、(2)取り除くことができた
としても、気泡を記録ヘッドのノズル部から除去する過
程で、液体流路中の別の場所に再度付着してしまう等の
場合がある。
【0041】このような場合、記録ヘッドの回復後にも
気泡が記録ヘッド内に残ってしまう。そして、除去でき
なかった気泡が記録ヘッドの印字中の昇温によって膨張
して不吐を引き起こす、或は印字中のインク供給の抵抗
となって液体供給不足となる等の問題がある。
【0042】このような問題に対し、吸引回復時の負圧
を高く設定したり、記録ヘッドの吸引回復の回数を増や
すことは廃液体量の増大の原因となり、有効な解決手段
ではない。
【0043】又、別の問題として、上述したようなチュ
ーブ引き回し系の供給系を持つ液体吐出記録装置におい
ては、インクタンクと記録ヘッドを結ぶ引き回しインク
供給チューブ(インク供給パイプ)中に長期放置時にチ
ューブの壁を透過して気泡がインク供給チューブ中に混
入し、或は振動、衝撃によって気泡が液体供給チューブ
中に混入してしまう場合がある。
【0044】これらの気泡は、印字中の液体リフィルの
流れによって記録ヘッドに導かれて印字不良に繋がって
しまうため、回復による気泡除去を必要とする。
【0045】吸引方式の記録ヘッド回復でこの気泡を除
去しようとすると、引き回しチューブ中の液体を気泡と
共に全て吸引排出しなけらればならない。よって、1回
の記録ヘッドの回復に多量の廃液体を使わなければなら
ないという問題が発生する。
【0046】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、インクタンク内の液体の損失
量と廃液体量の低減、小型化及び低価格化を達成するこ
とができる液体吐出回復装置及び液体吐出記録装置を提
供することにある。
【0047】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る液体吐出回復装置は、液室から供給さ
れる液体を吐出するための複数の液体吐出口と、その液
体吐出口を覆うための吸引キャップと、その吸引キャッ
プが前記複数の液体吐出口を覆っているときに前記複数
の液体吐出口から吸引を行うための吸引ポンプと、を有
し、前記吸引キャップに、各液体吐出口での液体吸引量
を均一にするための装置を備えたことを特徴とする。
【0048】又、本発明に係る液体吐出回復装置は、液
室から供給される液体を吐出するための複数の液体吐出
口と、その液体吐出口を覆うための吸引キャップと、そ
の吸引キャップが前記複数の液体吐出口を覆っていると
きに前記複数の液体吐出口から吸引を行うための吸引ポ
ンプと、を有し、前記吸引キャップに、各液体吐出口で
の液体吸引流速を均一にするための装置を備えたことを
特徴とする。
【0049】更に、本発明に係る液体吐出記録装置は、
前記液体吐出回復装置を用いて液体の吐出を行うことを
特徴とする。
【0050】従って、本発明によれば、液体吸引による
吐出回復時に、吸引キャップに設けた液体吐出回復装置
によって、各液体吐出口において吸引される液体量又は
流速を均一にすることによって、液体吐出口の位置によ
って発生する吐出回復不充分な液体吐出口が無くなり、
無駄な排出によってインクタンク内の液体の損失量の低
減が可能となる。
【0051】又、吸引ポンプ実行時の負圧の絶対値を低
く抑えることが可能になるため、廃液体量の低減、液体
吐出記録置の小型化や低価格化を達成することが可能と
なる。
【0052】更に、記録ノズル数が数百ノズル以上とい
った長尺のマルチノズル記録ヘッドを用いても、液体吐
出記録ヘッドの回複性能の高い吸引回復を行うことが可
能となる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0054】図11は本発明の実施の形態1〜3に共通
な液体吐出記録装置の模式的斜視図、図12は本発明の
実施の形態1〜3に共通な液体吐出記録装置の模式的平
面図である。
【0055】図11において、記録ヘッド1と、紙等の
記録媒体(不図示)の記録面を形成・保持するためのプ
ラテンローラ23との間を、連続紙又はカット紙形態の
記録媒体がピンチローラ(不図示)によりプラテンロー
ラ23に押し当てられながら搬送される。
【0056】記録ヘッド1は、キャリッジ21の上に搭
載されており、2本のガイドレール24a,24bに沿
って図中SA、SB方向にシリアルスキャン駆動され、
その過程で記録媒体に対する記録が行われる。このキャ
リッジ21は、プーリ28aと28bとの間に設けられ
たベルト29及びプーリ28aを介してモータ26の軸
27に接続され、モータ26の回転に応じてSA、SB
方向の駆動が行われる。
【0057】記録ヘッド1は、例えば、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック
(Bk)の4色に対応して4つの記録ユニットを有す
る。勿論、色数がこれに限定するものではない。
【0058】例えば、Y,M,C,Bkの記録を行う記
録ユニットには独立して液体供給経路が設けられ、各々
インクチューブ20Y,20M,20C,20Bkを介
してインクタンク19Y,19M,19C,19Bkか
らイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色インク
が供給される。
【0059】キャッピング手段22と吸引キャップ42
は、記録ヘッド1による記録画像領域外に設けられ、吸
引キャップ42による吐出回復手段は記録ヘッド1を搭
載したキャリッジ21がホームポジションHPの位置ま
で移動した後、吸引キャップ42が記録ヘッドと対向し
た状態で、吸引キャップ42が矢印f方向に移動して記
録ヘッド1の吐出面に当接した後行われる。
【0060】図12の模式的平面図に示したように、吸
引キャップ42には、廃インク流路となる廃インク排出
チューブ45が接続されており、開閉可能弁46、圧力
室47及び吸引ポンプ48を介して廃インクタンク35
に接続されている。
【0061】開閉可能弁46の動作のタイミングは、 吸
引キャップ42が記録ヘッド1の吐出面に当接した後に
開閉可能弁46を閉じ、廃インク流路45を遮断し、そ
の状態で吸引ポンプ48を動作させることによって、圧
力室47内の気圧Pを大気圧以下の負圧にし、圧力室4
7内の負圧効果が高まったところで弁46を開放し、記
録ヘッド1のノズル部5のインク、増粘液体、ゴミ等を
吸引排除する。
【0062】<実施の形態1>以下に本発明の実施の形
態1について説明する。
【0063】図1は本発明の実施の形態を説明する液体
吐出装置の部分断面図、図2は本発明の実施の形態1を
説明する一般的な液体吐出装置の部分断面図である。
【0064】ここで、ノズル部5の液体吐出口と、イン
ク排出口101の位置関係がインクの吸引特性に及ぼす
影響について説明する。
【0065】インク排出口101から距離の離れたノズ
ル部5の液体吐出口程、その液体吐出口での吸引パワー
を必要とするため、ノズル部5の各液体吐出口は、ノズ
ル部5での位置によって液体吸引量、液体吸引流速等が
均一ではなくなる。
【0066】しかし、ノズル部5の両端の液体吐出口、
又はその液体吐出口付近の液室内に付着している気泡や
塵等を排出するために、或る程度以上の流れを発生させ
る必要がある。つまり、図2に示すように、インク排出
口101が吸引キャップ42の中央にある場合、ノズル
部5の中央付近にある液体吐出口は、ノズル部5の両端
の液体吐出口より小さいパワーで同じ液体吸引量、液体
吸引流速等を達成してしまう。その結果、ノズル部5の
両端における気泡や塵を排出するのに必要な吸引パワー
を発生させた場合、ノズル部5の中央付近の液体吐出口
では、必要以上にインクを排出していることになり、不
必要な廃インクが増大してしまう。
【0067】そこで、図1を用いて本発明の実施の形態
1に係る液体吐出回復装置について説明する。
【0068】インク排出口101が廃インク流路45に
連通しており、吸引キャップ42内はインク吸収体10
3で満たされており、その中に吸引キャップ42の中央
付近に配置されているのが構造物100aである。ノズ
ル部5は、多数の液体吐出口から構成される。
【0069】構造物100aは、材質は特定のものであ
る必要はなく、任意に選択できる。構造物100aを吸
引キャップ42内に設置する方法は、接着、吸引キャッ
プ42との一体成形等、何れの手法によっても構わな
い。
【0070】図1に示すように、構造物100aがある
ことによって、ノズル部5の中央付近の液体吐出口から
吸引されたインクの流れが構造物100aによって遮ら
れ、構造物100aを迂回してインク排出口101に達
する。その際、構造物100aが存在することによっ
て、ノズル部5の両端からインク排出口101までの距
離は中央付近よりも短くなっている。
【0071】構造物100aのサイズや位置を調節する
ことによって、ノズル部5において、両端と中央付近の
液体吐出口からの液体吸引流量、液体吸引流速等を均一
化さすることが可能となり、余計なインクの損失を低減
することができる。
【0072】ここで、構造物100aの形状について説
明する。
【0073】実際の構造物100aの形状は、紙面に対
して垂直方向に関しても形状が変化する。図14にその
例を示す。
【0074】ノズル部5からインク排出口101へ向か
う方向をy方向とした際、構造物100aが図に示すよ
うにy方向に拡大していく形状も考えられる。
【0075】しかし、ここで重要なことは、ノズル部5
の各液体吐出口で液体吸引量、液体吸引速度等が均一に
なれば良いため、この条件を満たす限りは、構造物10
0aについての形状の限定を必要とするものではない。
【0076】以上のことから、本実施の形態に示した吸
引回復装置を用いることによって、比較的に単純な手段
によって、各液体吐出口からの液体流量、液体流速が均
一になり、結果的に無駄なインクの排出を低減すること
ができた。
【0077】本実施の形態に示したような直方体形状や
その他の円柱形状、台形柱形状、菱形柱形状等でも、上
記の条件を満たせば何れの形状であっても構わない。
【0078】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2について説明する。
【0079】ノズル部の液体吐出口は、全て同形状で構
成されてるとは限らない。吐出するインクの種類やイン
ク吐出量に変化を付けるため等の理由によって、吐出口
径、吐出口径形状等が異なった液体吐出口によって構成
させていることが少なくない。通常、このように吐出口
径の異なる液体吐出口が組み合わさった場合、単一のイ
ンク排出口を通じて各液体吐出口から均一にインクを吸
引するのは困難であり、必要以上に負圧の絶対値を上
げ、吸引パワーを増して吸引することによって、気泡や
塵を除去するしかなかった。
【0080】又、吐出口径の違う液体吐出口の列が吐出
口列全体の長さに占める割合に対応した有効な吸引キャ
ップ42の設計指針を得るのは困難であった。
【0081】このように、実施の形態1に示したような
単純な形状の構造物では対応できなくなる場合が多く発
生する可能性がある。
【0082】そこで、本実の形態では、複数の構造物を
組み合わせることによって、吐出口径等が異なる液体吐
出口で構成されたノズル部5に対応させるものである。
【0083】図3を用いて本実施の形態2に係る吸引キ
ャップの構成例について説明する。
【0084】本実施の形態では、ノズル部5の吐出口径
の小さい液体吐出口の列をノズル部5b、吐出口径の大
きい液体吐出口の列をノズル部5cとする。
【0085】本実施の形態に係る構造物は、構造物10
0b,100cの2種類の構造物を組み合わせたもので
構成されている。構造物100bは、ノズル部5bとイ
ンク排出口101の間に配置され、構造物100cは、
ノズル部5cとインク排出口101の間に配置されてい
る。
【0086】一般的には、吐出口径の大きい液体吐出口
を持つノズル部5cの方が液体吸引し易く、吐出口径の
小さい吐出口を持つノズル部5bは液体吸引しにくい。
又、ノズル部の全体の両端部でも液体吸引しにくい。更
に、ノズル部5bと5cではノズル列方向の長さが異な
っている。これらの条件を考慮して構造物の配置の最適
化を行うことが重要である。この配置の最適化の検討に
当たって、実際に試作してみるだけでなく、シミュレー
ションによる検討も有効であった。
【0087】本実施の形態での構造物の配置について説
明する。
【0088】図3に示すように、構造物100bは、ノ
ズル部5bとインク排出口101の間に配置され、構造
物100cは、ノズル部5cとインク排出口101の間
に配置されている。構造物100bと構造物100cの
間には構造物間隙間104を設けてあり、又、これはイ
ンク吐出口101の真正面より若干ノズル部5c側にず
らしてある。
【0089】実施の形態1で示したように、単純に1個
の構造物をノズル部5とインク排出口101の間に配置
した場合、ノズル部5bとノズル部5cでは、吐出口径
やノズル列長さが異なるため、実施の形態1のように均
一な液体吸引が行えないという問題が発生する。例え
ば、ノズル部5b,5cの接合部付近の流れは、吐出口
径の違う液体吐出口からの流れが混合し易いいため、一
般的に流れが不規則になり易く、その他の流れにも悪影
響を及ぼす。
【0090】本実施の形態で設けた構造物間隙間104
は、上記の問題を解決するものである。図示のように、
構造間隙間104をインク吐出口101の真正面より若
干ノズル部5c側にずらすことによって、吐出口径の違
うノズル部5bと5cの接合位置での不規則な流れを解
消し、規則的な流れを導き易くなり、全体の流れに悪影
響を及ぼすのを防ぐことができる。
【0091】このように吐出口径やノズル列の長さの差
を補完し、均一な液体吸引を行うことが可能となった。
【0092】以上述べたように、異なる液体吐出口によ
って複雑に構成されたノズル部であっても、複数の構造
物の組み合わせで均一な液体吸引が可能となり、余分な
インク損失を抑えることが可能となった。
【0093】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3について説明する。
【0094】前記実施の形態では、具体的に構造物を配
置することによって吸引流れを均一にしてきた。しか
し、吸引キャップ42内に構造物を配置するのは、当然
加工工程を増加させることになる。
【0095】本実施の形態では、構造物を設けなくても
吸引流れの均一化を実現させる手段を示す。
【0096】図4を用いて本実施の形態に係る吸引キャ
ップの構成について説明する。
【0097】実施の形態1で述べたように、ノズル部5
の両端は、インク排出口101までの距離がノズル部5
の中央よりも長いために吸引パワーの損失が大きい。
【0098】そこで、インク吸収体を異なる物性値の組
み合わせで構成する。
【0099】図4に示すように、吸引キャップ42両端
部のインク吸収体103の物性値を吸引キャップ42の
中央部と異なるものを用い、中央部をインク吸収体10
3a、両端部をインク吸収体103bとする。具体的に
異なる物性値として、インク吸収体103bは、この内
部をインクが流れるときの抵抗値をインク吸収体103
aの抵抗値より大きいものとする。
【0100】以上述べたように、インク部5の両端部に
位置する液体吐出口から液体吸引がし易くなり、相対的
に中央部に位置する液体吐出口からの液体吸引が抑えら
れて均一な液体吸引が可能となり、余分なインク損失を
抑えることが可能となる。
【0101】勿論、 実施の形態2で示したような異なる
液体吐出口で構成されたノズル部の場合には、これに応
じて異なる物性値のインク吸収体を最適化配置すること
が可能である。
【0102】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、液体吸引回復時に、各液体吐出口から吸引され
る液体量又は吸引流速を、吸引キャップに設けた液体吐
出回復装置によって均一にすることによって、吸引回復
が相対的に不充分な液体吐出口がなくなり、余分な液体
排出処理によるインクタンク内の液体の損失量を低減す
ることが可能となる。
【0103】又、液体を吸引する吸引ポンプ実行時の最
大出力を抑えることが可能になるため、液体吐出記録装
置の小型化、低価格化を達成することが可能となる。
【0104】更に、記録ノズル数が数百ノズル以上とい
った長尺のマルチノズル記録ヘッドを用いても、液体吐
出記録ヘッドの回復性能の高い吸引回復を行うことが可
能である。
【0105】又、ノズル、共通液室の内壁に付着した小
気泡の除去性能、回復性能を上げることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る液体吐出回復装置
の構成を示す模式的平面図である。
【図2】従来の液体吐出回復装置を示す模式的平面図で
ある。
【図3】本発明の実施の形態2に係る液体吐出回復装置
の構成を示す模式的平面図である。
【図4】本発明の実施の形態3に係る液体吐出回復装置
の構成を示す模式的平面図である。
【図5】従来の液体吐出記録装置を示す複式的斜視図で
ある。
【図6】従来の液体吐出記録装置を示す模式的平面図で
ある。
【図7】従来の液体吐出記録ヘッドを示す模式的斜視図
である。
【図8】従来の液体吐出記録ヘッドの回復手段を説明す
るための模式的平面図である。
【図9】従来の液体吐出記録装置での圧力と回復時間の
関係を示す線図である。
【図10】従来の液体吐出記録ヘッドと吸引キャップの
構成を説明するための模式的平面図である。
【図11】本発明の実施の形態1〜3に共通な液体吐出
記録装置の模式的斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態1〜3に共通な液体吐出
記録装置の模式的平面図である。
【図13】従来の液体吐出記録装置での回復時間と廃液
体量との関係を示す線図である。
【図14】構造物の形状を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 記録ヘッド 2 基板 3 電気熱変換体 4 電極 5 ノズル部 6 天板 8 共通液室 10 液路 11 液体吐出口面 12 インク 18 液体圧送手段(ポンプ) 19 インクタンク 21 キャリッジ 22 キャッピング手段 33 インクカートリッジ 100a 構造物

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を吐出するための複数の液体吐出口
    を用いて記録媒体に液体を吐出することによって記録を
    行う液体吐出記録ヘッドに対して前記液体吐出口を覆う
    ための吸引キャップと、該吸引キャップが前記液体吐出
    口を覆っている際に前記液体吐出口から吐出回復のため
    の液体吸引を行うための吸引キャップに連結している吸
    引ポンプと、を有し、これらを用いて吐出回復を行う液
    体吐出回復装置において、 前記各液体吐出口から吸引した液体によって発生する吸
    引キャップ内での液体の流れを制御する装置を前記吸引
    キャップに設けたことを特徴とする液体吐出回復装置。
  2. 【請求項2】 前記吸引キャップ内部に前記液体回復装
    置を配したことを特徴とする請求項1記載の液体吐出回
    復装置。
  3. 【請求項3】 前記吸引キヤツプ外部に前記液体回復装
    置を配したことを特徴とする請求項1記載の液体吐出回
    復装置。
  4. 【請求項4】 前記液体吐出回復装置は、前記各液体吐
    出口内における液体吸引量を制御する装置であることを
    特徴とする請求項1,2又は3記載の液体吐出回復装
    置。
  5. 【請求項5】 前記液体吐出回復装置は、前記液体吐出
    口内における液体吸引流量を制御する装置であることを
    特徴とする請求項1,2又は3記載の液体吐出回復装
    置。
  6. 【請求項6】 前記液体吐出回復装置は、前記液体吐出
    口内における液体吸引流速を制御する装置であることを
    特徴とする請求項1,2又は3記載の液体吐出回復装
    置。
  7. 【請求項7】 前記液体吐出口からの液体吸引量が各液
    体吐出口において均一になるように制御する装置を配し
    たことを特徴とする請求項4記載の液体吐出回復装置。
  8. 【請求項8】 前記各液体吐出口からの液体吸引流量が
    各液体吐出口において均一になるように制御する装置を
    配したことを特徴とする請求項5記載の液体吐出回復装
    置。
  9. 【請求項9】 前記各液体吐出口からの液体吸引流速が
    各液体吐出口において均一になるように制御する装置を
    配したことを特徴とする請求項6記載の液体吐出回復装
    置。
  10. 【請求項10】 前記液体吐出回復装置が構造物である
    ことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の液体吐
    出回復装置。
  11. 【請求項11】 液体吐出回復装置である構造物を前記
    吸引キャップ内の液体の流れを制御するように配置した
    ことを特徴とする請求項10記載の液体吐出回復装置。
  12. 【請求項12】 液体吐出回復装置である構造物を前記
    吸引キャップ内の液体の流路抵抗を制御するように配し
    たことを特徴とする請求項11記載の液体吐出回復装
    置。
  13. 【請求項13】 前記吸引キャップ内の液体の流路抵抗
    を制御することにより前記各液体吐出口からの液体吸引
    量を均一にすることを特徴とする請求項12記載の液体
    吐出回復装置。
  14. 【請求項14】 前記吸引キャップ内の液体の流路抵抗
    を制御することにより前記各液体吐出口からの液体吸引
    流量を均一にすることを特徴とする請求項12記載の液
    体吐出回復装置。
  15. 【請求項15】 前記吸引キャップ内の液体の流路抵抗
    を制御することにより前記各液体吐出口からの液体吸引
    流速を均一にすることを特徴とする請求項12記載の液
    体吐出回復装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15の何れかに記載の液体
    吐出回復装置を用いて吸引回復を行うことを特徴とする
    液体吐出記録装置。
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