JP2003175615A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2003175615A
JP2003175615A JP2001376750A JP2001376750A JP2003175615A JP 2003175615 A JP2003175615 A JP 2003175615A JP 2001376750 A JP2001376750 A JP 2001376750A JP 2001376750 A JP2001376750 A JP 2001376750A JP 2003175615 A JP2003175615 A JP 2003175615A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク吐出面に形成されたノズルからインク
を吸引して、インクの吐出状態を回復させるパージ処理
によって、インク吐出面に付着したインクを速やかに払
拭することができるインクジェット記録装置を提供する
こと。 【解決手段】 撓動性を有するゴムで構成されたワイパ
23をパージキャップ17の内部から、そのパージキャ
ップ17外へ突出して立設する。パージ処理実行中は、
このワイパ23は、撓んだ状態でインク吐出面4aに当
接して、パージキャップ17内に収納されている。そし
て、パージ処理が終了すると、パージキャップ17は、
インク吐出面4aから離隔する方向である反矢印Z方向
に移動する。パージキャップ17が移動すると同時に、
パージキャップ17内に収納されているワイパ23は、
復元しながらインク吐出面4aに付着したインクを払拭
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に関し、特に、インク吐出面に形成されたノズル
からインクを吸引して、インクの吐出状態を回復させる
パージ処理によって、インク吐出面に付着したインクを
速やかに払拭することができるインクジェット記録装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット記録装置とし
てのカラーインクジェットプリンタにおいては、インク
吐出面に形成されたノズルからインクを吸引して、イン
クの吐出状態を回復させるパージ処理が行われている。
また、そのパージ処理終了後には、パージ処理によって
インク吐出面に付着したインクを、ゴム等の撓動性材料
で構成されたワイパによって払拭するワイプ処理が行わ
れている。
【0003】ここで、従来におけるパージ処理とワイプ
処理とについて図9を参照して説明する。パージ処理に
おいては、ノズル50が形成されたインク吐出面51に
略箱状に形成されたパージキャップ52を当接させるべ
く、パージキャップ52を矢印Z方向に移動する。イン
ク吐出面51に当接したパージキャップ52は、インク
吐出面51と密閉空間を形成する。そして、その密閉空
間を吸引ポンプ53によって減圧して、ノズル50から
高粘度化したインクやエア等を吸引する。高粘度化され
たインク等はインクと共に、パージキャップ52の内部
に貯留され、パージキャップ52内に穿設された排出口
54から排出される。こうして、パージ処理が終了する
と、パージ処理によってインク吐出面51に付着したイ
ンクを払拭するためのワイプ処理を開始する。
【0004】このワイプ処理においては、インク吐出面
51に当接しているパージキャップ52をインク吐出面
51から離隔させるべく、パージキャップ52を反矢印
Z方向に移動する。パージキャップ52がインク吐出面
51から離隔すると、パージキャップ52に隣設した配
置されたワイパホルダ55から、ワイパホルダ55の内
部に収納されているワイパ56をワイパホルダ55外に
突出させる。そして、インク吐出面51を有するヘッド
ユニット57を矢印X方向に移動させて、インク吐出面
51のインクをワイパ56によって、払拭する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
カラーインクジェットプリンタでは、パージ処理が終了
すると、パージキャップ52をインク吐出面51から離
隔させたり、ワイパホルダ55からワイパ56を突出さ
せたり等、各種の段階を経た後にワイプ処理を開始す
る。即ち、パージキャップ52とワイパ56とを移動さ
せるための機構をそれぞれ必要として構造が複雑になる
だけでなく、パージ処理終了後からワイプ処理を開始す
るまでには多くの時間を必要とし、パージ処理によって
パージキャップ52内で泡立ったインクがインク吐出面
に付着し、インクカートリッジの背圧(負圧)によって
ノズル50から侵入し、そのインクと共に、ノズルから
入った気泡が吐出を不安定にさせるという問題点があっ
た。
【0006】また、1つのパージキャップを、異なる色
のインクを吐出するノズル50が隣接して形成されたイ
ンク吐出面51に当接して、パージ処理を実行した場合
には、パージ処理によってインク吐出面51に異なる色
のインクが付着する。かかる場合に、パージ処理終了後
からワイプ処理を開始するまでに、多くの時間を費やし
たのでは、インク吐出面51に付着した異なる色のイン
クは、インクカートリッジの背圧によってノズル50か
ら侵入して、インクの混色が発生する。そこで、実際に
印刷を実行する前には、ノズルから所定量のインクを吐
出して、侵入したインクを排出するフラッシング処理を
多数回実行する必要があり、無用なインクを多量に排出
しなければならないという問題点があった。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、インク吐出面に形成されたノズ
ルからインクを吸引して、インクの吐出状態を回復させ
るパージ処理によって、インク吐出面に付着したインク
を速やかに払拭することができるインクジェット記録装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に請求項1記載のインクジェット記録装置は、インク吐
出面に形成されたノズルからインクを吸引して、インク
の吐出状態を回復させるパージ処理を実行するために、
インク吐出面に当接して、そのインク吐出面と密閉空間
を形成するパージキャップと、そのパージキャップとイ
ンク吐出面とによって形成された密閉空間を減圧して、
インク吐出面に形成されたノズルからインクを吸引する
吸引ポンプと、前記パージキャップを前記インク吐出面
に対して当接離隔する方向に移動する移動手段とを備
え、前記パージ処理によってインク吐出面に付着したイ
ンクを払拭するために、前記パージキャップの内部か
ら、そのパージキャップ外へ突出して立設され、撓動性
を有する材料で構成された払拭部材を備え、前記パージ
キャップが前記インク吐出面に当接しているとき、前記
払拭部材は、撓んだ状態で前記インク吐出面に当接して
おり、前記パージキャップが前記インク吐出面から離れ
るとき、前記払拭部材は復元しながら前記インク吐出面
を払拭することを特徴とする。
【0009】この請求項1記載のインクジェット記録装
置によれば、インク吐出面に形成されたノズルからイン
クを吸引して、インクの吐出状態を回復させるためのパ
ージ処理を実行するために、パージキャップは、移動手
段によってインク吐出面に当接する方向に移動する。イ
ンク吐出面に当接したパージキャップは、インク吐出面
と密閉空間を形成する。吸引ポンプは、その密閉空間を
減圧してインク吐出面に形成されたノズルからインクを
吸引する。この間、撓動性を有する材料で構成れた払拭
部材は、撓んだ状態でインク吐出面に当接して、密閉空
間に収納されている。パージ処理が終了すると、パージ
キャップは、移動手段によってインク吐出面から離隔す
る方向に移動する。このとき、インク吐出面に当接し
て、密閉空間に収納されている払拭部材は、復元しなが
らインク吐出面に付着したインクを払拭する。
【0010】請求項2記載のインクジェット記録装置
は、請求項1に記載のインクジェット記録装置におい
て、前記パージキャップは、前記インク吐出面に当接す
るとき、そのインク吐出面に対して相対的に傾斜方向に
移動し、前記払拭部材を撓ませる。
【0011】請求項3記載のインクジェット記録装置
は、請求項2に記載のインクジェット記録装置におい
て、前記インク吐出面を有するインクジェットヘッドが
前記移動手段による前記パージキャップの移動方向と交
差する方向に移動可能である。
【0012】請求項4記載のインクジェット記録装置
は、請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット
記録装置において、前記パージキャップの内部には、前
記パージキャップの内部に立設された払拭部材によって
区分けされた両室を、互いに連通する連通部を備えてい
る。
【0013】この請求項4記載のインクジェット記録装
置によれば、請求項1から3のいずれかに記載のインク
ジェット記録装置と同様に作用する上、吸引ポンプによ
って吸引されるインクは、パージキャップの内部に立設
された払拭部材によって区分けされた両室に貯留され
る。この両室の1の室には、貯留したインクを排出する
ための排出口が備えられており、1の室に貯留されたイ
ンクは、その排出口から排出される。一方、他の室に貯
留されたインクは、1の室に連通する連通部を通過して
1の室の排出口から排出される。
【0014】請求項5記載のインクジェット記録装置
は、請求項1から4のいずれかに記載のインクジェット
記録装置において、前記払拭部材は、前記パージキャッ
プと一体に板状のゴムによって構成されている。
【0015】請求項6記載のインクジェット記録装置
は、請求項1から5のいずれかに記載のインクジェット
記録装置において、1つの前記パージキャップによって
当接されるインク吐出面には、それぞれ異なる色のイン
クを吐出するノズルが形成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施例に
ついて、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明
のインクジェット記録装置としてのカラーインクジェッ
トプリンタ1を示す斜視図である。図2はパージキャッ
プ17の拡大斜視図である。図1において、このカラー
インクジェットプリンタ1は、例えば、シアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの4色のカラーインクがそれぞ
れ充填されるインクカートリッジ2と、用紙3に印刷す
るためのインクジェットヘッド4を備えるヘッドユニッ
ト5と、インクカートリッジ2およびヘッドユニット5
が搭載されるキャリッジ7と、このキャリッジ7を直線
方向に往復移動させる駆動ユニット8と、キャリッジ7
の往復移動方向に延び、インクジェットヘッド5と対向
配設されるプラテンローラ9と、パージ装置10とを備
えている。
【0017】駆動ユニット8は、キャリッジ7の下端部
に配設されプラテンローラ9と平行に延びるキャリッジ
軸11と、キャリッジ7の上端部に配設されキャリッジ
軸11に平行に延びるガイド板12と、そのキャリッジ
軸11とガイド板12との間であって、キャリッジ軸1
1の両端部に配設される2つのプーリー13および14
と、これらのプーリー13および14の間に掛け渡され
るエンドレスベルト15とからなる。
【0018】そして、一方のプーリ13が、モータ16
の駆動により正逆回転されると、そのプーリ13の正逆
回転に伴って、エンドレスベルト15に接合されている
キャリッジ7が、キャリッジ軸11およびガイド板12
に沿って、直線方向に往復移動される。
【0019】インクジェットヘッド4は、図5に示すよ
うに、ヘッドユニット5の下方に、2つ配設されてお
り、略箱状に形成されている。インクジェットヘッド4
の底面には、インクを吐出する複数のノズル21が穿設
されたインク吐出面4a,4bが設けられている。イン
ク吐出面4aに設けられた複数のノズル21は、4色の
カラーインクに対応して4列に並列して穿設されてお
り、4列のノズル列は、2つのインク吐出面4a,4b
に対し、2列ずつ配置されている。そして、ノズル21
から吐出されるインクは、色毎に定められた1列のノズ
ル列から吐出される。インク吐出面4a,4bは、鉛直
下方のプラテンローラ9側へ向けて形成され、インクジ
ェットヘッド4を搭載して移動するキャリッジ7の移動
方向に略平行に形成されている。
【0020】用紙3は、LFモータ40(図3)の駆動
によりカラーインクジェットプリンタ1の側方に設けら
れた給紙カセット(図示せず)から給紙され、インクジ
ェットヘッド4のインク吐出面4a,4bと、プラテン
ローラ9との間に導入される。用紙3には、インク吐出
面4a,4bに設けられた複数のノズル21から吐出さ
れるインクにより印刷がなされ、その後、排紙される。
なお、図1においては、用紙3の給紙機構および排紙機
構の図示を省略している。
【0021】キャリッジ7の移動方向に沿ったプラテン
ローラ9の側方には、ノズル21を閉塞する高粘度化し
たインクやエア等を排出して、良好な吐出状態を回復さ
せるパージ処理を実行するパージ装置10が設けられて
いる。パージ装置10は、ヘッドユニット5がパージ位
置にある時に、インクジェットヘッド4に対向するよう
に配設されており、パージキャップ17と、吸引ポンプ
18およびカム19と、インク貯留部20とを備えてい
る。
【0022】パージキャップ17は、インクジェットヘ
ッド4のインク吐出面4a,4bに当接して、インク吐
出面4a,4bと密閉空間を形成すべく、インク吐出面
4a,4bに向け開口した略箱状に形成されている。図
2に示すように、パージキャップ17の底壁17aに
は、排出口22(図2参照)が穿設されており、この排
出口22と連通して、吸引ポンプ18が配設されてい
る。吸引ポンプ18は、カム19を回転させて、吸引ポ
ンプ18内のピストンを往復移動することにより作動す
るように構成されている。また、カム19をLFモータ
40(図3参照)により回転させることによって、パー
ジキャップ17は、インク吐出面4a,4bに対して当
接離隔する方向に移動可能に構成されている。
【0023】また、パージキャップ17の底壁17a内
面上には、そのパージキャップ17の上方の開口面から
外へ突出するワイパ23が立設されている。ワイパ23
は、パージ処理によって、インクが付着したインク吐出
面4a,4bを払拭するための部材であり、パージキャ
ップ17と一体にエチレンプロピレンゴム等の撓動性材
料で板状に形成されている。このワイパ23の幅W2
は、パージキャップ17の内側の幅W1より小さく構成
されている。
【0024】従って、パージキャップ17の側壁17b
とワイパ23との間には、間隙24を有している。この
間隙24によって、ワイパ23によって区分けされたパ
ージキャップ17の第1室17cと第2室17dとは、
互いに連通するように構成されている。なお、ワイパ2
3によって払拭されるインク吐出面4aは、インクの払
拭を容易にするように撥インク処理が施されている。
【0025】インク貯留部20は、パージキャップ17
に隣接して配置され、略箱状に形成されている。吸引ポ
ンプ18によって吸引されるインクは、パージキャップ
17の排出口22を通過してインク貯留部20に貯留さ
れる。インク貯留部20の上面には、キャップ25が配
設されている。キャップ25は、印刷が終了してリセッ
ト位置に戻されたインクジェットヘッド4のインク吐出
面4a,4bに当接して、そのインク吐出面4a,4b
を被覆して、インクの蒸発を防止する。
【0026】図3は、カラーインクジェットプリンタ1
の電気回路構成の概略を示すブロック図である。カラー
インクジェットプリンタ1を制御するための制御装置
は、本体側制御基板30と、キャリッジ基板31とを備
えており、本体側制御基板30には、1チップ構成のマ
イクロコンピュータ(CPU)32と、そのCPU32
により実行される各種の制御プログラムや固定値データ
を記憶したROM33と、各種のデータ等を一時的に記
憶するためのメモリであるRAM34と、イメージメモ
リ35、ゲートアレイ36等が搭載されている。
【0027】演算装置であるCPU32は、ROM33
に予め記憶された制御プログラム33aに従い、各種処
理を実行するものである。また、印字タイミング信号お
よびリセット信号を生成し、各信号を後述のゲートアレ
イ36へ転送する。このCPU32には、ユーザが印刷
の指示などを行うための操作パネル37、キャリッジ7
を動作させるキャリッジモータ(CRモータ)16を駆
動するためのCRモータ駆動回路39、用紙3を搬送す
る搬送モータ(LFモータ)40を動作させるためのL
Fモータ駆動回路41、用紙3の先端を検出するペーパ
センサ42、キャリッジ7の原点位置を検出する原点セ
ンサ43などが接続されている。接続される各デバイス
の動作はこのCPU32により制御される。
【0028】ROM33には、制御プログラム33aの
一部として、後述するパージ処理及びワイプ処理のプロ
グラムが記憶されている。RAM34は、書き換え可能
な揮発性のメモリである。ゲートアレイ36は、CPU
32から転送される印字タイミング信号と、イメージメ
モリ35に記憶されている画像データとに基づいて、そ
の画像データを記録媒体に印刷するための印刷データ
(駆動信号)と、その印刷データと同期する転送クロッ
クと、ラッチ信号と、基本印字波形信号を生成するため
のパラメータ信号と、一定周期で出力される噴射タイミ
ング信号とを出力し、それら各信号を、ヘッドドライバ
が実装されたキャリッジ基板31側へ転送する。
【0029】また、ゲートアレイ36は、コンピュータ
などの外部機器からセントロ・インターフェース44を
介して転送されてくる画像データを、イメージメモリ3
5に記憶させる。そして、ゲートアレイ36は、ホスト
コンピュータなどからセントロ・インターフェース44
を介して転送されてくるセントロ・データに基づいてセ
ントロ・データ受信割込信号を生成し、その信号をCP
U32へ転送する。なお、ゲートアレイ36とキャリッ
ジ基板31との間で通信される各信号は、両者を接続す
るハーネスケーブルを介して転送される。上記したCP
U32と、ROM33、RAM34及びゲートアレイ3
6とは、バスライン45を介して接続されている。
【0030】キャリッジ基板31は、実装されたヘッド
ドライバ(駆動回路)によってインクジェットヘッド4
を駆動するための基板である。インクジェットヘッド4
とヘッドドライバとは、厚さ50〜150μmのポリイ
ミドフィルムに銅箔配線パターンを形成したフレキシブ
ル配線板により接続されている。このヘッドドライバ
は、本体側制御基板30に実装されたゲートアレイ36
を介して制御され、記録モードに合った波形の駆動パル
スを各駆動素子に印加するものである。これにより、イ
ンクが所定量吐出される。
【0031】次に、上述のように構成されたカラーイン
クジェットプリンタ1で実行されるパージ処理及びワイ
プ処理について、図4に示すフローチャートと、図5か
ら図8に示すパージキャップ17とインクジェットヘッ
ド4との動作を示した模式図を参照して説明する。
【0032】操作パネル37から使用者が指示し又は所
定周期で自動的に特定のノズル21に対してパージ処理
が指示されると、図5に示すように、そのノズル21が
含まれるインク吐出面4aがパージキャップ17に対向
する位置Aにキャリッジ7を移動すると共に、パージキ
ャップ17をインク吐出面4aから離隔した位置から当
接置Bに移動する(S1)。即ち、インクジェットヘッ
ド4が、矢印X方向に移動すると同時に、パージキャッ
プ17が、矢印Z方向に移動するので、パージキャップ
17は、インク吐出面4aに対して相対的に傾斜方向に
移動する。
【0033】インクジェットヘッド4とパージキャップ
17とが移動を開始すると、まず、図6に示すように、
パージキャップ17の開口面から、突出しているワイパ
23の端部が、インク吐出面4aに当接する。このイン
ク吐出面4aに当接したワイパ23は、インク吐出面4
aとの摩擦力によって、インクジェットヘッド4の移動
方向である矢印X方向に屈曲する。即ち、パージキャッ
プ17をインク吐出面4aに対して相対的に傾斜方向に
移動させることによって、ワイパ23をパージキャップ
17に穿設されている排出口22とは反対側に屈曲させ
ることができる。
【0034】インクジェットヘッド4とパージキャップ
17とがパージ実行位置A、Bに到達すると、図7に示
すように、インクジェットヘッド4とパージキャップ1
7とは移動を停止する。パージ実行位置A,Bにおいて
は、パージキャップ17は、インク吐出面4aに当接し
ており、インク吐出面4aと密閉空間26を形成する。
このとき、ワイパ23は、その先端を密閉空間26のイ
ンク吐出面4aに当接して、ノズル21に向けて凸をな
して、撓んだ状態で収納されている。また、この状態
で、ワイパ23の先端と、パージキャップ17内の底壁
17aに接続した固定端との距離Lの範囲に2列のノズ
ル21が塞がれることなく対向している。
【0035】パージキャップ17がインク吐出面4aに
当接して、密閉空間26を形成すると、吸引ポンプ18
を作動する(S2)。吸引ポンプを作動すると、密閉空
間26は減圧され、インク吐出面4aに形成されたノズ
ル21から、高粘度化されたインクやエアがインクと共
にパージキャップ17内に排出される。パージキャップ
17内に排出されたインク等は、パージキャップ17の
底壁17aに穿設された排出口22から排出される。
【0036】この場合、密閉空間26のインク吐出面4
aに当接して、撓んだ状態で収納されているワイパ23
は、排出口22の反対側に収納されているため、ワイパ
23によって排出口22が閉塞されることはない。ま
た、ワイパ23によって区分けされているパージキャッ
プ17の第1室17cと第2室17dとは、隙間24に
よって互いに連通されているので、パージキャップ17
内に貯留されるすべてのインクを排出口22から排出す
ることができる。
【0037】次に、上述した吸引ポンプ18を作動し
て、パージキャップ17内に貯留されているインク等が
排出口22から排出されるまでの所定時間が経過したか
否かを判断する(S3)。所定時間経過した場合には
(S3:Yse)、図8に示すように、パージキャップ
17を反矢印Z方向に移動する(S4)。すると、密閉
空間26のインク吐出面4aに当接して、撓んだ状態で
収納されていたワイパ23は、自身の弾性により直線状
に復元する。
【0038】このとき、ワイパ23の先端が、2列のノ
ズル21の一方に外側に位置し、固定端が他方の外側に
位置しているから、ワイパ23の先端は2列のノズル2
1の開口端を横切ってインク吐出面4aを払拭する。こ
うして、パージ処理によりインク吐出面4aに付着した
インクは、パージキャップ17を反矢印Z方向に移動す
ると同時に、ワイパ23によって払拭される。尚、パー
ジキャップ17がインク吐出面4aから離れるとき、キ
ャリッジ7を矢印X方向に移動させることで、ワイパ2
3が払拭する範囲を広くすることができる。
【0039】以上、上記実施例において説明したよう
に、本発明のカラーインクジェットプリンタ1によれ
ば、パージ処理によりインク吐出面4aに付着したイン
クは、パージキャップ17がを反矢印Z方向に移動する
と同時に、ワイパ23によって払拭されるので、パージ
処理によって泡立ったインクが吐出面に付着しても、イ
ンクカートリッジ2の背圧によってインクと共にノズル
21から入る気泡の量を少なくすることができ、気泡の
侵入による不安定吐出を減らすことができる。
【0040】また、本実施例のように、異なる色のイン
クを吐出する2列のノズル50が形成されたインク吐出
面4aに、1つのパージキャップを当接して、パージ処
理を実行した場合には、そのパージ処理によってインク
吐出面4aに異なる色のインクが付着する。しかし、そ
のインク吐出面4aに付着した異なる色のインクは、パ
ージキャップ17を反矢印Z方向に移動すると同時に、
ワイパ23によって払拭される。よって、インク吐出面
4aに付着した異なる色のインクが、インクカートリッ
ジ2の背圧によってノズル21から侵入するのを抑制す
ることができ、実際に印刷を実行する前に、ノズル21
から所定量のインクを吐出して、侵入したインクを排出
するフラッシング処理の実行回数が削減され、無用なイ
ンクを排出するのを防止することができる。
【0041】また、ワイパ23をパージキャップ17内
に配設することにより、ワイパ23で払拭したインクを
パージキャップ17で受け止めることができ、従来のよ
うにワイパとパージキャップとを別機構としたときに必
要となるワイパ23で払拭したインクの吸収部材あるい
は排出手段が必要でなくなるという効果がある。
【0042】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0043】本実施例においては、1つのパージキャッ
プ17を2列のノズル21が形成されたインク吐出面4
aに当接して、パージ処理を実行する場合について説明
した。しかしながらこれに限定されるのものではなく、
1列のノズル21に対して、1つのパージキャップ17
を当接して、パージ処理を実行しても良く、1つのパー
ジキャップを当接させるノズル列の数は、限定されるも
のではない。
【0044】
【発明の効果】請求項1に記載のインクジェット記録装
置によれば、パージ処理が終了して、移動手段によって
パージキャップがインク吐出面から離間する方向に移動
ときに、インク吐出面に当接して密閉空間に収納されて
いる払拭部材は、復元しながらパージ処理によってイン
ク吐出面に付着したインクを払拭する。よって、パージ
キャップがインク吐出面から離隔すると同時に、パージ
処理によってインク吐出面に付着したインクを払拭する
ことができるという効果がある。従って、パージキャッ
プ及び払拭部材の移動手段を簡単な構成にすることがで
き、また、パージ処理によってインク吐出面に付着した
泡立ったインクが、ノズルから侵入するのを少なくし、
気泡の侵入による不安定吐出を減らすことができる。
【0045】請求項2に記載のインクジェット記録装置
によれば、請求項1に記載のインクジェット記録装置の
奏する効果に加え、パージキャップは、インク吐出面に
当接するとき、そのインク吐出面に対して相対的に傾斜
方向に移動し、払拭部材を撓ませる。よって、払拭部材
を所定方向に撓ませることができるという効果がある。
【0046】請求項3に記載のインクジェット記録装置
によれば、請求項2に記載のインクジェット記録装置の
奏する効果に加え、インク吐出面を有するインクジェッ
トヘッドが移動手段によるパージキャップの移動方向と
交差する方向に移動可能である。よって、パージキャッ
プをインク吐出面に当接させるとき、インク吐出面に対
してパージキャップを、容易に相対的に傾斜方向に移動
させることができるという効果がある。
【0047】請求項4に記載のインクジェット記録装置
によれば、請求項3に記載のインクジェット記録装置の
奏する効果に加え、払拭部材に区分けされたパージキャ
ップの両室のうち、他の室に貯留されるインクは、1の
室に連通する連通部を通過して、1の室に穿設された排
出口から排出される。
【0048】請求項5に記載のインクジェット記録装置
によれば、請求項1から4のいずれかに記載のインクジ
ェット記録装置の奏する効果に加え、払拭部材は、パー
ジキャップと一体的に板状のゴムによって構成されてい
る。よって、部品点数を削減できると共に、製造コスト
を低減することができるという効果がある。
【0049】請求項6に記載のインクジェット記録装置
によれば、請求項4又は5に記載のインクジェット記録
装置の奏する効果に加え、1つの前記パージキャップに
よって当接されるインク吐出面には、それぞれ異なる色
のインクを吐出するノズルが形成されている。よって、
パージ処理を実行して、インク吐出面に異なる色のイン
クが付着する場合であっても、前述のようにパージキャ
ップがインク吐出面から離隔すると同時に、インク吐出
面のインクを払拭するので、インクカートリッジの背圧
によってノズルから侵入するのを抑制することができる
という効果がある。従って、ノズルから所定量のインク
を噴射して、侵入したインクを排出するフラッシング処
理の実行回数を削減でき、無用なインクの排出を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるカラーインクジェット
プリンタを示す斜視図である。
【図2】パージキャップを示す拡大斜視図である。
【図3】カラーインクジェットプリンタの電気的構成の
概略を示すブロック図である。
【図4】パージ処理及びワイプ処理のフローチャートで
ある。
【図5】パージ処理及びワイプ処理の動作を示す模式図
である。
【図6】パージ処理及びワイプ処理の動作を示す模式図
である。
【図7】パージ処理及びワイプ処理の動作を示す模式図
である。
【図8】パージ処理及びワイプ処理の動作を示す模式図
である。
【図9】従来のパージ処理及びワイプ処理を示す模式図
である。
【符号の説明】
1 カラーインクジェットプリンタ(インク
ジェット記録装置) 2 インクカートリッジ 4 インクジェットヘッド 4a,4b インク吐出面 17 パージキャップ 18 吸引ポンプ 21 ノズル 22 排出口 24 間隙(連通部) 26 密閉空間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インク吐出面に形成されたノズルからイ
    ンクを吸引して、インクの吐出状態を回復させるパージ
    処理を実行するために、インク吐出面に当接して、その
    インク吐出面と密閉空間を形成するパージキャップと、
    そのパージキャップとインク吐出面とによって形成され
    た密閉空間を減圧して、インク吐出面に形成されたノズ
    ルからインクを吸引する吸引ポンプと、前記パージキャ
    ップを前記インク吐出面に対して当接離隔する方向に移
    動する移動手段とを備えたインクジェット記録装置にお
    いて、 前記パージ処理によってインク吐出面に付着したインク
    を払拭するために、前記パージキャップの内部から、そ
    のパージキャップ外へ突出して立設され、撓動性を有す
    る材料で構成された払拭部材を備え、前記パージキャッ
    プが前記インク吐出面に当接しているとき、前記払拭部
    材は撓んだ状態で前記インク吐出面に当接しており、前
    記パージキャップが前記インク吐出面から離れるとき、
    前記払拭部材は復元しながら前記インク吐出面を払拭す
    ることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 前記パージキャップは、前記インク吐出
    面に当接するとき、そのインク吐出面に対して相対的に
    傾斜方向に移動し、前記払拭部材を撓ませることを特徴
    とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インク吐出面を有するインクジェッ
    トヘッドが前記移動手段による前記パージキャップの移
    動方向と交差する方向に移動可能であることを特徴とす
    る請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 前記パージキャップの内部には、前記パ
    ージキャップの内部に立設された払拭部材によって区分
    けされた両室を、互いに連通する連通部を備えているこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 前記払拭部材は、前記パージキャップと
    一体に板状のゴムによって構成されていることを特徴と
    する請求項1から4のいずれかに記載のインクジェット
    記録装置。
  6. 【請求項6】 1つの前記パージキャップによって当接
    されるインク吐出面には、それぞれ異なる色のインクを
    吐出するノズルが形成されていることを特徴とする請求
    項1から5のいずれかに記載のインクジェット記録装
    置。
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